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TikTokの乗っ取りの対処|確認方法と取り戻す手順、通報 2026

@SOHO編集部
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TikTokの乗っ取りの対処|確認方法と取り戻す手順、通報 2026

この記事のポイント

  • ✓TikTokの乗っ取りは
  • ✓覚えのない投稿やメッセージで気づけます
  • ✓まだログインできるときのパスワード変更と「デバイスの管理」

TikTokのアカウントが乗っ取られたかもしれないときは、まだログインできるうちに、パスワードを変えて、「設定とプライバシー」の「セキュリティとアクセス許可」にある「デバイスの管理」から知らない端末を削除します。 TikTokの公式ヘルプによると、パスワードを変えると他のすべての端末からログアウトされるので、相手を締め出すことができます。 すでにログインできないときは、アプリの「ヘルプ」から「アカウントを復元」を選び、パスワードの再設定か、友達による認証でアカウントを取り戻します。

この記事では、2026年11月1日時点のTikTokの公式ヘルプで画面の名前と手順を確かめて、次のことを順番に説明します。

  1. 乗っ取りかどうかを見分ける兆候
  2. まだログインできるときにすること
  3. ログインできないときの取り戻し方
  4. なりすましのアカウントや詐欺のメッセージの通報
  5. 二度と入られないための設定

TikTokが公式に挙げている乗っ取りの兆候

TikTokのヘルプ「アカウントが乗っ取られた」には、次のような疑わしい動作が見られる場合、アカウントがハッキングされている可能性があると書かれています。

  • アカウントのパスワードまたは電話番号が変更されている
  • アカウントのユーザー名または名前が変更されている
  • 投稿が自分の許可なく削除されている、または投稿されている
  • 自分が書いていないメッセージが自分のアカウントから送信された

もう1つ、気づくきっかけになるのが「急にログアウトされた」という状態です。 TikTokのヘルプ「自動的にログアウトされる」によると、本人以外の人がアプリの設定からアクティブなデバイスを削除しようとすると、TikTokで本人がログアウトされることがあります。 ヘルプは、この操作を許可していない場合はアカウントが乗っ取られた可能性があるとして、直ちにパスワードを変えるよう案内しています。

ほかにも、次のようなことがあれば、乗っ取りを疑って確かめます。

  • 自分で頼んでいないのに、TikTokの認証コードがSMSやメールで届いた
  • 登録しているメールアドレスあてに、TikTokからパスワードの変更やログインのお知らせが届いた
  • フォロワーや友だちから「変なメッセージが来た」と言われた
  • フォローした覚えのないアカウントをフォローしている

自分で頼んでいない認証コードが届くのは、誰かがあなたのアカウントでログインやパスワードの再設定を試しているサインです。 その場合の考え方は、認証コードが勝手に届くのはなぜで詳しく説明しています。

乗っ取りのよくある入口

乗っ取りの入口として、TikTokが公式に注意しているのがフィッシングです。 フィッシングとは、本物そっくりのメッセージやサイトで、パスワードや認証コードを入力させて盗む手口のことです。 TikTokのヘルプ「TikTokでのフィッシングを回避する」は、次のように書いています。

TikTokは、パスワード、認証コード、またはその他の重要な個人情報を求めることは決してありません。個人情報をの開示を求める、TikTokからのものであることを謳うメールを受け取った場合は、フィッシング詐欺である可能性があります。 出典: TikTokサポート「TikTokでのフィッシングを回避する」

同じヘルプでは、詐欺のメッセージは、メール、SMS、アプリ内のメッセージ、メッセージングアプリなどで送られてくると説明しています。 注意点として、次の3つが挙がっています。

  • TikTokが運営からの正規のメッセージで、名前や連絡先、パスワードなどの個人情報を求めることはない
  • リンクが送られてきた場合は、開く前に必ず確かめる
  • 「いいね」、ファン、コインなどを無料で進呈するとうたう第三者のウェブサイトは、決して信用しない

特に「フォロワーが増える」「コインがもらえる」という誘いは、ログイン情報を盗まれるおそれがあるとヘルプにはっきり書かれています。

もう1つの入口が、パスワードの使い回しです。 TikTokの「アカウントの安全性」のヘルプは、パスワードは、複数のサイトでの使い回し、他のサービスでのデータ漏えい、フィッシング詐欺、端末上のマルウェア、推測されやすいパスワード、安全でないネットワークでの入力など、TikTokの外のさまざまな理由で漏れたり盗まれたりすると説明しています。 悪意のある第三者は、関係のない漏えいで流出した認証情報を手に入れ、いろいろなサービスで試すことがよくある、とも書かれています。 別のサービスで漏れたパスワードをTikTokでも使っていると、TikTokに何も問題がなくても入られてしまいます。

TikTokからの本物の連絡と偽物の見分け方

乗っ取りを心配しているときほど、「TikTokから」と名乗るメッセージに反応してしまいがちです。 TikTokのヘルプ「TikTokでのフィッシングを回避する」には、TikTokから利用者に直接連絡することがある場面として、次の2つが挙げられています。

  • コインのチャージなど、特定の機能の利用でアカウントに影響がある場合に、サポートチームがアプリのメッセージで通知を送る。画面の下に出る、リクエストの承認を求めるポップアップのメッセージは、TikTokからの正規のもの
  • 政府・政治家・政党のアカウントで認証バッジを申請した場合などに、TikTokからメールが送られることがある。送信者のメールアドレスに「@tiktok.com」が含まれるかを見て確かめられる

同じヘルプは、TikTokの公式のルート以外から上のようなメッセージが届いた場合は、アカウントを慎重に扱うよう呼びかけています。 つまり、ふだんの利用で大事なお知らせは、まずアプリの中に届くと考えてよいということです。

見分けるときは、次の順で確かめます。

  1. メールやSMS、DMのリンクは開かない
  2. TikTokのアプリを自分で開き、メッセージやお知らせに同じ内容が届いているかを見る
  3. パスワードや認証コード、個人情報の入力を求められたら、その時点でフィッシングと考える

TikTokは、パスワード、認証コード、その他の重要な個人情報を求めることは決してないと明記しています。 「アカウントが停止されます」「著作権の違反があります」と急がせる内容でも、アプリの中で確かめられないものには従いません。 フィッシングメールの見分け方の基本は、フィッシング詐欺メールの見分け方でも説明しています。

まだログインできるときにすること

まだ自分のTikTokにログインできるなら、相手に先を越されないうちに、次の順で手を打ちます。 TikTokのヘルプ「アカウントが乗っ取られた」が挙げている3つの手順に、確認の手順を加えたものです。

  1. パスワードを変える
  2. 電話番号を自分のものにする(連携する)
  3. 「デバイスの管理」で知らない端末を削除する
  4. 「セキュリティに関する警告」で覚えのない動きを確かめる
  5. 2段階認証をオンにする

パスワードを変える

  1. TikTokアプリで、画面下部の「プロフィール」をタップする
  2. 画面上部のメニュー(☰)ボタンをタップして、「設定とプライバシー」を選ぶ
  3. 「アカウント」をタップする
  4. 「パスワード」をタップする
  5. パスワードを変える

TikTokのヘルプによると、パスワードを更新すると、その他すべてのデバイスのTikTokアカウントからログアウトされます。 誰かがあなたのアカウントにログインしていた場合、その人はアクセスできなくなり、新しいパスワードでログインし直す必要がある、と説明されています。 新しいパスワードは、他のどのサービスでも使っていないものにします。

電話番号を連携する

  1. 「プロフィール」から「設定とプライバシー」を開く
  2. 「アカウント」をタップする
  3. 「アカウント情報」をタップする
  4. 「電話番号」をタップする
  5. 自分の電話番号を連携する

ここで、登録されている電話番号やメールアドレスが自分のものかを必ず確かめます。 知らない番号やアドレスに変えられていたら、相手がアカウントを取り戻せないようにするために書き換えた可能性があります。 TikTokは、電話番号とメールアドレスの2種類の連絡方法を追加しておくことを勧めており、片方が不正にアクセスされても、もう一方でログインできるようになると説明しています。

知らない端末を削除する

  1. 「プロフィール」から「設定とプライバシー」を開く
  2. 「セキュリティとアクセス許可」をタップする
  3. 「デバイスの管理」をタップして、表示されている端末を確かめる
  4. 見覚えのない端末があれば、削除ボタンをタップして削除する

TikTokの「アカウントの安全性」のヘルプは、見覚えのない端末を削除したら、パスワードも変えてアカウントを守るよう案内しています。 端末を消しただけでは、相手がパスワードを知っている限り、また入られてしまうためです。

セキュリティに関する警告を確かめる

  1. 「プロフィール」から「設定とプライバシー」を開く
  2. 「セキュリティとアクセス許可」をタップする
  3. 「セキュリティに関する警告」をタップする

TikTokのヘルプによると、TikTokは疑わしい行為や不正行為を見ており、ここで最近起きた、身に覚えのないセキュリティ上の異常な動きを確かめられます。 知らないログインや設定の変更が並んでいれば、その時期に何があったかを思い出す手がかりになります。

ログインできないときの取り戻し方

パスワードを変えられて、すでにログインできない場合は、まずパスワードの再設定を試し、それができなければ「アカウントを復元」から友達による認証を使います。

パスワードを再設定する

TikTokのヘルプ「パスワードをリセット」によると、ログアウトしている状態でのパスワードの再設定は次の手順です。

  1. TikTokアプリで「登録」をタップする
  2. ページ下部の「ログイン」をタップする
  3. 「電話番号/メールアドレス/ユーザー名」を選ぶ
  4. 「メールアドレス/ユーザー名」を選ぶ
  5. 「パスワードを忘れた場合」をタップする
  6. 電話番号とメールアドレスのどちらでパスワードを再設定するかを選ぶ

別のSNSのアカウントでTikTokに登録している場合は、そのSNSでパスワードを再設定する必要があります。 登録に使ったGoogleやApple、LINEなどのアカウントが先に乗っ取られている可能性もあるので、その場合はそちらから取り戻します。

再設定のときに「不明なデバイス」というエラーが出ることがあります。 ヘルプによると、これは2段階認証がオンになっていて、TikTokへのログインに使ったことのない新しい端末や信頼されていない端末からパスワードを再設定しようとしているときに出る、アカウントを守るための機能です。 他人があなたのメールアドレスや電話番号にアクセスできたとしても、許可なくパスワードを再設定できないようにする仕組みだと説明されています。 この場合は、以前TikTokへのログインに使ったことがある端末から再設定するか、アカウントを復元します。

友達による認証でアカウントを復元する

電話番号やメールアドレスも変えられていて、パスワードを再設定できないときは、TikTokでつながっている友達に認証を頼んでアカウントを復元できます。 TikTokの「アカウントの安全性」のヘルプに書かれている手順は、次のとおりです。

  1. TikTokアプリを開き、画面上部の「ヘルプ」ボタンをタップする
  2. 「アカウントを復元」をタップする
  3. アカウントのユーザー名か、アカウントに連携しているメールアドレスを入力して「検索」をタップする(電話番号を連携している場合は「電話番号で検索」も使える)
  4. アカウントのページで、画面下部の「アクセスできませんか?」をタップし、「友達に認証を依頼する」を選ぶ
  5. 「開始」をタップする
  6. 「シェア」をタップし、iMessageなど他の方法で、案内を友達に送る

注意点として、ヘルプには次のことが書かれています。

  • 友達は、自分のアカウントの「セキュリティとアクセス許可」ページの通知で依頼を受け取る(アプリを最新にする必要がある場合がある)
  • 認証には2名以上の友達の協力が必要
  • 友達が認証できるのは一定の期間だけ
  • 友達に認証を頼める回数には1日あたりの制限がある
  • 成功すると自動的にログインされ、失敗した場合はもう一度試すか、別の復元方法を使う

友達に頼むときは、TikTokのアプリの中ではなく、電話や別のメッセージアプリなど、乗っ取られていない連絡手段で事情を伝えます。 乗っ取られたアカウントから友達に連絡すると、相手が本人かどうか分からず、かえって不安にさせてしまいます。

認証アプリが使えなくなったとき

2段階認証に認証アプリ(Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなど)を使っていて、そのアプリが使えなくなった場合は、認証方法をリセットします。 ヘルプによると、アプリで「アプリにアクセスできない」をタップし、認証アプリを設定したときに受け取ったリカバリーコードを入力すると、設定ページに移り、手順に従って認証方法をリセットできます。 リカバリーコードもなくした場合は、「さらにヘルプが必要な場合」をタップして本人確認に必要な情報を入力します。 本人確認が終わると認証方法をリセットできますが、この手続きには最大30日かかる場合があると書かれています。

自分で取り戻せないときの問い合わせ

上の方法でも取り戻せないときは、TikTokに問い合わせます。 TikTokのヘルプ「技術的な問題を報告する」によると、問題は、アプリの中から、またはオンラインのフォームから報告できます。 アプリから報告する場合は、「プロフィール」から「設定とプライバシー」を開き、「ヘルプセンター」の「チャットでお問い合わせ」を選んで手順に従います。 ヘルプには、問い合わせに対応できるのはTikTokのサポートチームだけで、問題の種類によってはスクリーンショットやファイルの添付を頼まれることがあると書かれています。

ここで気をつけたいのが、「アカウントを取り戻してあげる」と声をかけてくる人です。 SNSのコメントやメッセージで、復旧の代行を持ちかけられることがありますが、問い合わせに対応できるのはTikTokのサポートチームだけです。 パスワードや認証コード、身分証の画像を渡すと、さらに被害が広がるおそれがあります。

友だちやフォロワーに知らせる

乗っ取られている間に、あなたのアカウントから友だちやフォロワーにメッセージが送られていることがあります。 「いいねが増えるサイトがある」「このリンクを見て」「認証コードを教えて」といったメッセージは、相手のアカウントまで乗っ取るための誘いかもしれません。

取り戻せたら、または取り戻す前でも別のSNSやメッセージアプリを使える場合は、次のように知らせます。

  • アカウントが乗っ取られていたこと
  • その間に届いたメッセージのリンクは開かないでほしいこと
  • 認証コードやパスワードを聞かれても答えないでほしいこと

TikTokのヘルプも、疑わしいメッセージや、TikTokの認証情報の入力を求めるリンクを見たり受け取ったりした場合は、開かずにすぐにTikTokに報告するよう呼びかけています。 友だちに知らせるときに、この点も添えておくと、被害の広がりを防げます。

なりすましのアカウントを通報する

乗っ取りとは別に、あなたの名前や写真を使った偽物のアカウントが作られることもあります。 TikTokのヘルプ「なりすましアカウントを報告する」によると、アプリからの通報は次の手順です。

  1. なりすましのアカウントのプロフィールに移動して、画面上部の「シェア」ボタンをタップする
  2. 「報告」をタップして、「アカウントを報告」を選ぶ
  3. 「別人になりすましている」を選ぶ
  4. 「自分」か「有名人」をタップして、誰がなりすましに遭っているかを選ぶ
  5. 「送信」をタップする

ウェブブラウザからは、プロフィールの「その他のオプション」ボタンから「報告する」、「アカウントを報告する」、「別人になりすましている」の順に選びます。 アメリカ以外でのなりすましは、オンラインのフォームからも報告でき、トピックで「違反疑いの報告」、カテゴリーで「アカウント違反」、報告理由で「なりすまし」を選んで送ります。

TikTokのヘルプ「技術的な問題を報告する」には、コンテンツや他のユーザーのアカウントを報告しても、TikTokが報告された相手にあなたの身元を明かすことはない、と書かれています(法律で義務付けられている場合や、確認・調査・対応に必要な場合を除く)。

乗っ取りで課金やお金の被害が出たとき

TikTokでは、コインのチャージなどにお金を使う機能があります。 乗っ取られている間に、登録している支払い方法で覚えのない購入がされていないかも確かめます。

確かめるところは、次のとおりです。

  • iPhoneならApp Storeの購入履歴、AndroidならGoogle Playの購入履歴
  • 支払いに使っているクレジットカードやキャリア決済の明細

覚えのない請求があれば、カード会社や携帯電話会社の公式の窓口に連絡します。 カードの明細の見方と、身に覚えのない請求への対処は、クレジットカードの不正利用の確認方法でまとめています。

TikTokのヘルプによると、コインのチャージなど特定の機能の利用でアカウントに影響がある場合、TikTokのサポートチームがアプリのメッセージで通知を送ることがあります。 アプリの外のメールやSMSで「支払い情報を確かめて」と言われた場合は、リンクを開かず、アプリを直接開いて同じお知らせがあるかを確かめます。

お金をだまし取られた、脅されているといったときは、警察にも相談します。 政府広報オンラインの「警察に対する相談は警察相談専用電話「#9110」番へ」によると、#9110は全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる番号です。

取り戻したあとに確かめること

アカウントを取り戻せたら、相手がアカウントの中に残していったものがないかを確かめます。 見るところは、次のとおりです。

  1. プロフィール:ユーザー名、名前、自己紹介、プロフィールのリンクが自分の書いたものか
  2. 投稿:覚えのない動画が増えていないか、消された動画がないか
  3. メッセージ:自分が送っていないメッセージがないか、誰に送られたか
  4. フォロー:フォローした覚えのないアカウントがないか
  5. アカウント情報:電話番号とメールアドレスが自分のものか
  6. デバイスの管理:知らない端末が残っていないか

プロフィールのリンクが書き換えられていると、そこから訪れた人が偽のサイトに誘導されるおそれがあります。 自分の書いた内容に戻し、覚えのない投稿は削除します。 TikTokのヘルプによると、コミュニティガイドラインに違反しているとして投稿が削除された場合でも、誤りだと思えば異議申し立てを送れます。 乗っ取られている間の投稿が原因で投稿が消されたり、利用が止められたりした場合は、通知から異議申し立ての手順に進みます。

確かめた結果は、日付と一緒にメモに残しておきます。 TikTokに問い合わせるときや、取引先に説明するときに、いつ何が起きて、何を直したのかを順番に伝えられます。

乗っ取りの原因を振り返る

同じことを繰り返さないために、どこから入られたのかを振り返っておきます。 TikTokのヘルプが挙げているパスワードが漏れる理由をもとに、次の点を確かめます。

  • 他のサービスと同じパスワードを使っていなかったか
  • 「フォロワーが増える」「コインがもらえる」といったサイトにログインしなかったか
  • DMやメールのリンクから、TikTokのログイン画面のようなページにパスワードを入力しなかったか
  • 届いた認証コードを、誰かに教えなかったか
  • 公共のWi-Fiなど、安全かどうか分からないネットワークでログインしなかったか
  • スマホに、入れた覚えのないアプリがないか

TikTokへの登録にGoogleやApple、LINEなど別のアカウントを使っている場合は、そのアカウントのほうが先に入られている可能性もあります。 登録に使ったアカウントのパスワードと、ログイン中の端末の一覧も確かめます。 Instagramなど他のSNSも使っている場合は、Instagramが乗っ取られていないか確認する方法の手順で、あわせて確かめておくと安心です。

二度と入られないための設定

取り戻せたら、同じことが起きないように設定を整えます。 TikTokには、アカウントの守りをまとめて見直せる「セキュリティチェック」という機能があります。 TikTokの「アカウントの安全性」のヘルプによると、開き方は次のとおりです。

  1. 画面下部の「プロフィール」をタップする
  2. 画面上部のメニュー(☰)ボタンをタップし、「設定とプライバシー」を選ぶ
  3. 「セキュリティとアクセス許可」をタップする
  4. 「セキュリティチェック」をタップする

ここでは、電話番号やメールアドレスの連携と認証、2段階認証の有効化、信頼できるデバイスの管理、アカウントのセキュリティアクティビティの確認、パスキーの追加ができます。 タスクを終えると緑のチェックマークが表示され、ヘルプはできるだけ多くのタスクを終えるよう勧めています。

2段階認証をオンにする

2段階認証とは、パスワードに加えて、もう1つの確認をしてからログインさせる仕組みのことです。 TikTokのヘルプは、2段階認証をオンにしておけば、第三者にパスワードを盗まれても、電話番号やメールアドレスにアクセスされない限り、アカウントへのログインを防げると説明しています。

  1. 「プロフィール」から「設定とプライバシー」を開く
  2. 「セキュリティとアクセス許可」をタップする
  3. 「2段階認証」をタップして、認証方法を2つ以上選ぶ(電話番号、メールアドレス、認証アプリ、パスワード)
  4. 「オンにする」をタップして確定する

認証アプリを選ぶ場合は、端末にGoogle AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなどの認証アプリを入れておき、画面の指示に従ってQRコードを読み取るか、表示されるキーを認証アプリに入力します。 認証アプリを設定したときに受け取るリカバリーコードは、なくすとリセットに最大30日かかる場合があるので、紙に書くなどして安全な場所に保存しておきます。 二段階認証の方式の違いは、二段階承認とはで詳しく説明しています。

パスキーを追加する

TikTokは、パスキーを設定することを強く勧めています。 パスキーとは、端末の顔認証や指紋認証、パスコードを使ってログインする仕組みで、パスワードを覚えておく必要がありません。 ヘルプによると、設定の手順は次のとおりです。

  1. 「プロフィール」から「設定とプライバシー」を開く
  2. 「アカウント」をタップする
  3. 「パスキー」をタップし、次の画面で「設定」をタップして手順に従う

パスキーは人に教えられる文字列ではないので、フィッシングのサイトに入力させられることもありません。

パスワードを見直す

TikTokのヘルプは、強いパスワードの条件として、12〜15文字にすること、大文字と小文字、数字、記号を組み合わせること、アカウントごとに違うパスワードを使うことを挙げています。 生年月日や電話番号など、推測されやすい個人情報は使わないよう書かれています。

TikTokは、オンライン上で盗まれて公開されたメールアドレスとパスワードの一覧を定期的に確かめ、TikTokで使われているものと照らし合わせているとも説明しています。 一致が見つかり、パスワードが外部の理由で漏れた可能性があると分かった場合は、メールと次回ログイン時のアプリ内の通知で、直ちにパスワードの変更を求めるそうです。 そのような通知が来たら、TikTokだけでなく、同じパスワードを使っていた他のサービスもまとめて変えます。 変える順番の考え方は、パスワードが漏洩したらどうなるを参考にしてください。

乗っ取りのあとに利用が止められたとき

乗っ取られている間に、相手がコミュニティガイドラインに反する投稿やメッセージを繰り返すと、アカウントの利用が止められることがあります。 TikTokのヘルプによると、ガイドラインへの違反を繰り返したアカウントは利用が永久に停止され、その場合は次にアプリを開いたときに、アカウントに変更があったことを知らせるバナーの通知が表示されます。

停止が誤りだと思う場合は、異議申し立てを送れます。 ヘルプに書かれている手順は、次のとおりです。

  1. アカウントが永久停止になったことを知らせる通知を開く
  2. 「異議申し立て」をタップする
  3. 画面に表示される指示に従う

異議申し立てのときは、乗っ取られていた期間と、その間の投稿やメッセージは自分のものではないことを、分かる範囲で具体的に書きます。 「取り戻したあとに確かめること」の節で残しておいたメモや、乗っ取りに気づいたときに保存しておいた画面のスクリーンショットが、ここで役に立ちます。 送ったあとは、結果の通知が届くまで、同じ内容を何度も送らずに待ちます。

メールと電話番号のほうも守る

TikTokのヘルプは、2段階認証をオンにしておけば、パスワードを盗まれても、電話番号やメールアドレスにアクセスされない限りログインを防げると説明しています。 裏返すと、登録しているメールアカウントが乗っ取られていたり、電話番号を奪われていたりすると、2段階認証の確認コードも相手に届いてしまいます。

TikTokを守るには、次のこともあわせて確かめます。

  • TikTokに登録しているメールアカウントのパスワードを、他のサービスと別にする
  • そのメールアカウントにも2段階認証やパスキーを設定する
  • 携帯電話会社の会員IDのパスワードを、他のサービスと別にする

TikTokの守りは、メールと電話番号の守りの上に成り立っています。 3つをまとめて整えておくと、どこか1か所から崩されにくくなります。

子どもや家族のアカウントを守るために

家族、特に子どもがTikTokを使っている場合は、本人だけでなく家族も気を配っておくと安心です。 子どものアカウントが乗っ取られると、本人が気づく前に、友だちに詐欺のメッセージが送られることもあります。 家族で次のことを話しておくと安心です。

  • 「いいね」やフォロワー、コインが無料でもらえるというサイトにはログインしない
  • 届いた認証コードは、友だちにも教えない
  • 急にログアウトされたり、知らない投稿があったりしたら、すぐに家族に伝える
  • 2段階認証やパスキーを一緒に設定しておく

TikTokには、保護者向けの情報やペアレンタルコントロールのページも用意されています。 家族の端末で使う場合は、アカウントは1人に1つずつにし、パスワードを共有しないようにします。

動画の仕事をしている人が気をつけたいこと

TikTokを仕事に使っている人にとって、アカウントは仕事の看板でもあります。 企業の案件で投稿している、動画の編集や運用を請け負っている、という場合、乗っ取られると取引先のブランドにまで影響が出るおそれがあります。 運用を任されているアカウントでは、パスワードを人と共有せず、2段階認証の連絡先が誰の端末になっているかを、取引先と一緒に確かめておくと安心です。

@SOHO編集部は2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきました。その中で見てきたのは、SNSの運用を任される人ほど、アカウントの守り方まで説明できると信頼されやすいということです。2段階認証の設定、パスワードの管理、乗っ取られたときの連絡の順番を、契約の前に取引先とすり合わせておくと、いざというときに落ち着いて動けます。動画の仕事に関心がある人は、動画編集(YouTube/TikTokなど)のお仕事で、どのような依頼があるかを確かめられます。アカウントの乗っ取り全般の流れは、アカウントが乗っ取られたときの対処法でまとめています。

よくある質問

Q. TikTokが乗っ取られたかどうかはどう見分けますか?

TikTokのヘルプは、パスワードや電話番号、ユーザー名や名前が変わっている、投稿が勝手に削除・追加されている、自分が書いていないメッセージが送られている場合に乗っ取りの可能性があるとしています。急にログアウトされたときも、すぐにパスワードを変えるよう案内されています。

Q. まだログインできるときは何から始めればよいですか?

「設定とプライバシー」の「アカウント」からパスワードを変えます。パスワードを変えると他のすべての端末からログアウトされます。続けて「セキュリティとアクセス許可」の「デバイスの管理」で知らない端末を削除し、電話番号を自分のものにして、2段階認証をオンにします。

Q. ログインできなくなったTikTokを取り戻せますか?

まず「パスワードを忘れた場合」から再設定を試します。電話番号やメールも変えられていたら、アプリの「ヘルプ」から「アカウントを復元」を選び、友達に認証を頼めます。認証には2名以上の友達が必要で、頼める回数には1日あたりの制限があります。

Q. TikTokからパスワードや認証コードを聞かれることはありますか?

TikTokのヘルプは、TikTokがパスワードや認証コード、その他の重要な個人情報を求めることは決してないと明記しています。TikTokを名乗って求めてくるメールやメッセージはフィッシングの可能性があるので、リンクを開かずに報告してください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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