アフィリエイトはバイト代わりになるか|始め方と収入の出方


この記事のポイント
- ✓アフィリエイトバイトと検索して出てくるのは
- ✓雇われて広告を運用する仕事と
- ✓自分で成果報酬を得る仕事の2種類です
「アフィリエイトバイト」と検索された方は、たぶんこう考えているのではないでしょうか。バイトを増やすのは体力的にきつい。でも収入は足したい。家で、自分のペースでできて、それでいてバイトくらいの収入になるものがあればいい。
そのお気持ち、よく分かります。こういうご相談、本当に多いんです。
先に大事なことをお伝えします。アフィリエイトは、バイトとは収入の出方がまったく違う仕組みです。ここを知らずに始めると、3か月目に「向いていなかった」と落ち込んでしまいます。向いていないのではなくて、仕組みが違うだけなんです。
この記事では、その違いをはっきりさせてから、始め方と、続けるための心の置き方をお話しします。大丈夫ですよ。順番に見ていきましょう。
「アフィリエイトバイト」で出てくるのは、実は2種類
検索すると、性質のまったく違う2つのものが混ざって出てきます。ここを分けるだけで、迷いがかなり減ります。
ひとつめは、雇われて広告を扱う仕事です。企業の広告担当や代理店で、アフィリエイト広告の出稿や管理をする職種があります。求人票にはこういう条件が書かれます。
勤務時間固定時間制 実働時間:1日あたり8時間 11:00 ~ 20:00 出典: jp.stanby.com
働く時間が決まっていて、その時間に対して賃金が支払われます。成果が出なくても給料は出ますし、社会保険や労災の対象にもなります。これが雇用です。
ふたつめは、自分がサイトやSNSで商品を紹介して、成果が出たときに報酬を受け取る仕事です。こちらは雇用ではありません。時間に対する対価ではなく、結果に対する対価です。働いた時間が長くても、成果が出なければ報酬はゼロになります。
「アフィリエイトバイト」という言葉を使う方の多くは、ふたつめを想像しながら、ひとつめの安心感を求めています。その組み合わせは、残念ですが存在しません。ここを最初に分けておくことが、いちばん優しい出発点だと思っています。
収入の出方の違いを、時間の流れで見る
バイトと成果報酬は、お金が入ってくるタイミングがまったく違います。図にせず、言葉で追ってみます。
バイトは、働いたその月に時間が確定して、翌月に振り込まれます。計算できます。だから生活の計画が立ちます。
成果報酬は、こうです。最初の1か月はほぼ収入が出ません。2か月目も、多くの場合まだ出ません。3か月目に数百円が動くことがあります。半年を過ぎたあたりから、月ごとの上下が大きいまま少しずつ増えていく。そういう形です。
しかも、成果が出た月の報酬がすぐに入るわけではありません。多くの成果報酬型の仕組みでは、成果の承認に1か月前後、そこから支払いまでにさらに時間がかかります。つまり、動き始めてから現金になるまで、合計で数か月かかることが普通です。
ここを知らないまま始めると、こうなります。毎日2時間ずつ書いて、1か月経った。収入は0円。自分には才能がないと思う。やめる。
違うんです。1か月で0円なのは、仕組みのとおりの結果です。失敗ではありません。
だから、はじめる前にこう決めておいてください。最初の6か月は収入を数えない。数えるのは、書いた本数と、読まれた回数だけ。この置き方をするだけで、続けられる人がぐっと増えます。
生活費を足したいなら、順番を変える
もしいま、来月の支払いのために収入を増やしたいのであれば、アフィリエイトから始めないでください。これは向き不向きの話ではなく、時間軸が合わないという話です。
こういうご相談を受けたとき、私はいつも順番の話をします。まず、時間に対してお金が払われる仕事で足元を固める。生活が揺れない状態を作る。そのうえで、余白の時間を成果報酬型に回す。
この順番が逆になると、焦りが判断を狂わせます。焦っているときほど「短期間で成果が出る方法」に見える話に引っかかりやすくなります。心が追い詰められた状態は、それだけでリスクなんです。
時間に対して払われる在宅の仕事には、文章を書く仕事、データを整える仕事、書き起こし、オンラインでの応対などがあります。単価の目安は職種でずいぶん違いますので、著述家,記者,編集者の年収・単価相場やソフトウェア作成者の年収・単価相場を眺めてみてください。同じ在宅でも、方向によって相場が二倍以上違うことが分かります。
足元が固まってからのアフィリエイトは、まったく別の意味を持ちます。焦らずに書けるからです。
始め方を、5つの手順で
そのうえで、始め方をお話しします。難しい準備はいりません。
ひとつめ、書くテーマを決めます。ここがすべてを左右します。選び方は「自分が半年以上話し続けられること」です。稼げそうなテーマではなく、飽きないテーマ。飽きるテーマを選ぶと、続きません。
自分が経験してきたこと、仕事で覚えたこと、家族のことで詳しく調べたこと。そういうものがいちばん強いです。あなたが当たり前だと思っていることは、知らない人にとっては貴重な情報です。
ふたつめ、置き場所を用意します。自分で借りるサーバーとドメインでもいいですし、無料のブログサービスでも始められます。無料のサービスは手軽ですが、規約でアフィリエイトに制限がある場合があるので、始める前に必ず規約を読んでください。
みっつめ、記事を書きます。最初の10本は、収入のことを考えずに書いてください。誰かの困りごとを、自分の言葉で解決する。それだけです。商品を勧める記事は、そのあとでいいんです。
よっつめ、成果報酬の仕組みを提供している事業者に登録します。登録の時点でお金を払う必要はありません。登録料や教材費を求められるものは、仕組みが違うと考えてください。
いつつめ、商品を紹介する記事を書きます。ここで守るべきルールがあります。次の章でお話しします。
テーマの決め方を、もう少し具体に
テーマ選びでつまずく方が多いので、ここだけ丁寧にお話しします。
自分に3つの質問をしてみてください。
ひとつめ。人に聞かれて、30分くらい話せることは何ですか。仕事のことでも、家のことでも、体のことでも構いません。話せるということは、それだけの経験が中にあるということです。
ふたつめ。自分が過去に本気で調べたことは何ですか。子どもの進路、親の介護、体の不調、住まいの契約、資格の勉強。必死で調べた経験は、そのまま誰かの役に立ちます。あのときの自分が読みたかった記事を書く、という発想がいちばん強いです。
みっつめ。半年後も同じ関心を持っていそうですか。ここが大事です。流行っているから選んだテーマは、流行が去ると書けなくなります。
逆に、避けたほうがよいテーマもあります。健康や医療、お金の運用、法律の判断に踏み込む内容は、書き方を間違えると読者に害が及びます。自分の体験として書くのは構いませんが、他の人が真似して困る形の断定は書かないでください。
もうひとつ。すでに詳しい人が大勢書いているテーマに、後から同じ切り口で入るのは苦しい戦いになります。でも、範囲を狭めれば入れます。たとえば「節約」ではなく「家族4人で共働きの家の食費」のように、条件を足すと途端に書きやすくなり、読む人にも刺さります。
狭くしても大丈夫ですよ。狭いほうが、読んだ人が自分のことだと思ってくれます。
記事の書き方は、4つの段で組む
何を書けばいいか分からない、というご相談もよくいただきます。型をひとつ持っておくと楽になります。
最初の段で、読者の困りごとをそのまま書きます。検索した人が抱えている状況を、こちらの言葉で言い直すだけです。ここで「そう、それが知りたかった」と思ってもらえるかが、読まれるかどうかを決めます。
次の段で、答えを先に書きます。もったいぶらないでください。長い前置きのあとに答えが出てくる記事は、途中で閉じられます。
3つめの段で、その答えの根拠を書きます。自分の経験でもいいですし、公的な機関が出している資料でもいい。ただし、数字や制度に触れるときは必ず出どころを確かめてください。うろ覚えで書いた数字は、あとで自分を困らせます。
最後の段で、読者が次にやることを1つだけ書きます。2つ以上書くと、人は動けなくなります。1つだけです。
この4段で組むと、1本あたり2,000字から3,000字くらいになります。最初は3時間くらいかかると思います。10本書くころには半分の時間になっています。上手くなるというより、迷わなくなるんです。
提携と審査でつまずきやすい点
成果報酬の仕組みを提供している事業者に登録すると、商品ごとに提携の申請をする流れになります。ここでつまずく方が多いので、先にお伝えします。
まず、審査があります。サイトの内容や記事の本数を見られるため、記事が数本しかない状態では通らないことがあります。だから、先に10本書いてから登録するほうが通りやすいのです。順番を逆にすると、断られて気持ちが折れます。
次に、提携しただけでは1円にもなりません。提携の承認が出たあと、実際に紹介するリンクを取得して記事に置く作業が必要です。ここを忘れたまま「提携したのに収益が出ない」と悩む方が、驚くほど多いんです。承認された商品について、リンクが記事に入っているかを一度ひととおり見てください。
そして、規約の確認です。商品ごとに、書いてはいけない表現が決められていることがあります。効果を断定する表現、価格の表示方法、比較のしかた。読むのは面倒ですが、違反すると報酬が取り消されます。せっかく成果が出たのに無効になる、というのがいちばん心が折れる出来事です。
無料のブログサービスを使う場合は、そのサービス自身の規約も読んでください。商用利用や広告の掲載に制限があるサービスもあります。規約に反していると、ある日突然アカウントが止まります。積み上げたものが消えるのは、本当につらい。だから最初に読んでおくのです。
SNSだけで完結させたい場合
ブログを持たず、SNSだけで紹介したいという方もいらっしゃいます。できますが、性質が変わります。
良い点は、始めるのが早いことです。文章の量も少なくて済みます。反応が早く返ってくるので、孤独感が少ないという利点もあります。
一方で、投稿は流れて消えます。ブログに置いた記事は半年後も検索から読まれますが、SNSの投稿はほとんどが数日で見られなくなります。つまり、投稿を止めた瞬間に収入も止まりやすいのです。積み上がりにくい、と言い換えてもいいと思います。
それから、プラットフォームの規約変更に弱いという点もあります。外部リンクの扱いが変わると、それだけで収入が大きく動きます。自分でコントロールできない部分が大きいのです。
おすすめできる形は、両方を持つことです。SNSで見つけてもらい、詳しい内容はブログに置く。SNSは入口、ブログは資産、という役割分担にすると、どちらかが揺れてももう一方が残ります。
1年目に起きやすい3つのつまずき
これまでにいただいたご相談から、最初の1年で起きやすいことを3つ挙げます。先に知っておくと、そのときに落ち込まずに済みます。
ひとつめ。3か月目に、数字を見て手が止まります。ここでやめてしまう方がいちばん多い時期です。収入を数えない期間を決めておく、という話をしたのはこのためです。
ふたつめ。半年目に、記事を書き直したくなります。昔の記事が下手に見えてくるからです。これは成長の証拠なので喜んでいいのですが、全部を書き直すと新しい記事が増えません。直すのは、読まれている記事だけにしてください。読まれていない記事を直しても、誰も気付きません。
みっつめ。収入が少し出たときに、費用を増やしたくなります。有料の道具、有料の講座、広告の出稿。ここは慎重に。収入が出た月の金額を基準に増やすと、翌月に収入が下がったときに苦しくなります。成果報酬は上下が大きいのが前提です。3か月の平均で考える習慣をつけてください。
どれも、自分がだめだから起きることではありません。ほとんどの人に起きることです。それを知っているかどうかだけの差です。
家族にどう伝えるか
最後に、あまり語られない話をひとつ。
在宅で成果報酬の仕事を始めると、家族との間に小さなずれが生まれることがあります。家にいるのに手伝えない、という状況が生まれるからです。
「家にいるんだから、ついでにこれもお願い」と言われて、うまく断れずに作業が進まない。そういうご相談は本当に多いんです。
おすすめしているのは、時間を宣言することです。何時から何時までは仕事、と家族に伝える。ドアを閉める、机の上に目印を置く、そういう物理的な合図でも構いません。家族は、あなたが仕事をしていることを見て分かるわけではないので、伝えないと分かりません。
そしてもうひとつ。収入が出ていない時期に、家族に金額を聞かれるのがつらいという方が多いです。そのときは、最初に決めた期間を伝えておくといいと思います。半年は収入を数えない、と決めたことを先に共有しておく。そうすれば、聞かれたときに答えがあります。
説明しておくことは、自分を守ることでもあります。
それから、家族に対して成果を証明しようとしないでください。数字で示せない時期が長いのが、この仕事の性質です。証明しようとすると、数字が出ない自分を責めることになります。伝えるのは金額ではなく、何をどれだけ進めたかでいい。今月は12本書いた、そのうち3本が読まれ始めた。そういう形で共有できる相手がいると、続けやすさが変わります。
広告だと分かるように書く。これは守ってください
2023年10月から、広告であることを隠す表示は法律違反になりました。
広告であるにもかかわらず、広告であることを隠すことがいわゆる「ステルスマーケティング」です。 出典: caa.go.jp
規制の対象は、商品を売っている事業者の側です。
規制の対象となるのは、商品・サービスを供給する事業者(広告主)です。企業から広告・宣伝の依頼を受けたインフルエンサー等の第三者は規制の対象とはなりません。 出典: caa.go.jp
書いた個人が直接罰せられる仕組みではありません。でも、だから何でもいいというわけではないんです。
理由は2つあります。ひとつは、広告主が規制の対象になるため、多くの事業者が「広告であることを明示してください」と規約で求めるようになったこと。書かないと提携を解除されます。
もうひとつは、あなたの名前が残るからです。使っていない商品を良く書いた記事は、何年も残ります。あとで読み返して恥ずかしくなる文章を書かないでほしい。これは法律の話ではなく、続けられるかどうかの話です。
やることはかんたんです。記事の冒頭か目立つ場所に、広告リンクを含むことを一言書く。それだけです。読者は、正直に書いてある記事のほうを信頼します。
収入が出るまでの期間を、どう過ごすか
ここが、いちばんお伝えしたい部分です。
成果報酬型で挫折する方のほとんどは、能力の問題ではありません。成果が見えない期間に、自分を責めてしまうのです。
会社で働いていたときは、やったことに対して必ず誰かの反応がありました。それがなくなると、自分がちゃんとやれているのか分からなくなる。これは特別なことではなく、在宅で成果報酬の仕事をする方がほぼ全員通る道です。
対策があります。3つお話しします。
ひとつ、収入以外の指標を作ることです。書いた本数、公開した日、調べた資料の数。数えられるものを決めて、手帳に印を付ける。人は、進んでいることが見えると続けられます。
ふたつ、締め切りを自分で作らないことです。意外でしょうか。毎日書くと決めると、書けなかった日に自分を責めます。「週に3本」のように幅のある目標にすると、崩れません。
みっつ、人と話す時間を確保することです。在宅で成果が出ない時期がいちばん孤独になります。週に一度でいいので、仕事の話ができる相手を持ってください。同じことをしている人の集まりでも、家族でもいいんです。
以前、文章を書く仕事を始めたばかりの方から「読まれないのがつらい」というご相談を受けたことがあります。そのときお伝えしたのは、最初の数か月は誰にも読まれないのが普通だということでした。ご本人はそれを聞いて、はじめて肩の力が抜けたとおっしゃいました。知らないことが、いちばん人を追い詰めるんです。
1日の中に、どう組み込むか
続けるための最後の要素は、時間の置き場所です。やる気ではなく、置き場所の問題なんです。
おすすめは、1日のなかで自分の頭がいちばん動く時間帯を1つだけ確保することです。朝が得意な方なら起きてすぐの30分。夜型の方なら子どもが寝たあとの1時間。長さよりも、毎回同じ時間帯であることが効きます。同じ時間に同じ場所で座ると、身体が仕事の時間だと覚えます。
そして、その時間にやることをあらかじめ決めておいてください。今日は調べる、明日は書く、その次の日は直す。座ってから何をするか考えると、その時間の半分が消えます。
うまくいかない日があっても、責めないでください。書けない日は誰にでもあります。そういう日は、調べ物だけにするか、過去の記事を読み返すだけにする。座るという行為を切らさないほうが、あとで戻りやすいです。
疲れているときに無理をして書いた文章は、読み返すとたいてい使えません。体調が悪い日は休んでください。これは怠けではなく、続けるための判断です。在宅の仕事でいちばん多い失敗は、休まずに走り続けて、ある日まったく動けなくなることなんです。
税金の扱いを、はじめに知っておく
収入が出はじめたら、税金の話が出てきます。怖い話ではありません。知っていれば困りません。
雑所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得および一時所得のいずれにも当たらない所得をいい、例えば、公的年金等、非営業用貸金の利子、副業に係る所得(原稿料やシェアリングエコノミーに係る所得など)が該当します。 出典: nta.go.jp
副業の収入は、多くの場合この雑所得にあたります。会社にお勤めの方は、給与以外の所得金額の合計が20万円を超えると確定申告が必要になります。条件は所得の種類や勤め先の数で変わるので、国税庁のタックスアンサーでご自身のケースを確かめてください。
気を付けたい点も、国税庁のページに書かれています。
雑所得の金額の計算上生じた損失の金額は、他の所得の金額と損益通算はできません。 出典: nta.go.jp
つまり、サーバー代などの経費が収入を上回って赤字になっても、その赤字を給与の所得から引くことはできません。「経費を使えば税金が戻る」という説明を見かけますが、雑所得ではそうなりません。
記録は、最初の月からつけてください。受け取った日、金額、使った費用。スマホのメモでも十分です。あとからまとめようとすると、必ず抜けます。これは、私自身が何度もやり直した部分です。
続けられている方に共通していること
長く市場を見てきた運営者の立場から、ひとつだけお伝えします。
続いている方は、単発の作業を数こなす形から、早い段階で抜けています。同じ相手から繰り返し頼まれる関係、あるいは同じ読者が繰り返し訪ねてくる形を作ることに時間を使っているんです。「この人に任せると楽だ」と思われることが、いちばん効きます。
仕事を仲介するサイトを通して受ける場合、報酬から手数料が引かれます。国内では報酬額に応じて16.5%から22%程度が引かれる設計が多く、金額が小さいほど率が高くなります。年間で100万円を受け取る計算なら、十数万円から二十万円前後が手数料として消えます。
一方で、手数料0%で発注者と直接やり取りする形もあります。同じ予算を用意した相手から見れば、中間で引かれない分だけ現場に届く額が厚くなる。受ける側から見れば、同じ作業で手取りが増える。金額の大小ではなく、手取りの厚みの話です。
20年この市場を見てきて感じるのは、額面を追う方より、手元に残る額と使った時間を毎月記録している方のほうが長く続くということです。記録がないと、割の悪い仕事に気付けないからです。
どこから手を動かすか
最後に、今日からできることを整理します。
まず、生活費に直結する収入が必要かどうかを、正直に自分に確かめてください。必要なら、時間に対して払われる仕事を先に置きます。仕事の内容から考えたい方は、業務の支援に関わる領域がAIコンサル・業務活用支援のお仕事、広告や安全管理まわりがAI・マーケティング・セキュリティのお仕事、作る側に回るならアプリケーション開発のお仕事にまとまっています。
次に、書くテーマを1つ決めます。半年話し続けられるかどうかだけで選んでください。
そして、10本書きます。収入の話はそのあとです。
書類の型を整えたい方にはビジネス文書検定が役に立ちます。請求書や報告書が整うと、成果報酬以外の仕事も受けやすくなります。何か資格から始めたい方は在宅ワークに強い資格10選|自宅で稼げるスキルを身につけるを眺めてみてください。
環境のことも、軽く見ないでください。回線が不安定だと、それだけで気力が削られます。選び方は在宅ワークに最適なネット回線|光回線vsホームルーターの選び方に整理があります。家で集中する時間の作り方も、早めに整えておくと楽になります。机の向き、家族への合図、作業に入る前の決まった動作。そういう小さな仕掛けが、続ける力になります。
アフィリエイトは、バイトの代わりにはなりません。でも、時間をかけて積んだものが自分のものとして残る仕事です。急いで結果を求めない置き方ができるなら、続ける価値は十分にあります。焦らなくて大丈夫です。あなたは一人ではありません。
よくある質問
Q. アフィリエイトはバイトの代わりになりますか?
収入の出方が違うため、代わりにはなりにくいです。バイトは働いた時間に対して翌月に賃金が支払われますが、成果報酬型は成果が出るまで収入がゼロで、成果が出ても承認と支払いに数か月かかることが一般的です。来月の支払いに充てたい収入なら、時間に対して払われる在宅の仕事を先に置くほうが安全です。
Q. 収入が出るまでにどのくらいかかりますか?
最初の1か月から2か月はほぼ収入が出ず、3か月目に数百円が動くことがある、というのが一般的な流れです。半年を過ぎたあたりから月ごとの上下が大きいまま増えていきます。最初の6か月は収入を数えず、書いた本数と読まれた回数だけを数える置き方にすると続けやすくなります。
Q. 広告であることを記事に書く必要はありますか?
書いてください。2023年10月から広告であることを隠す表示は景品表示法違反となりました。規制の対象は商品を売る事業者側で個人が直接罰せられる仕組みではありませんが、多くの事業者が規約で明示を求めており、書かないと提携を解除されます。記事の冒頭など目立つ場所に一言添えれば十分です。
Q. 経費が収入を上回って赤字になったら税金は戻りますか?
雑所得の場合は戻りません。国税庁は、雑所得の計算上生じた損失は他の所得と損益通算できないと示しています。つまりサーバー代などの経費が収入を超えても、その赤字を給与所得から差し引くことはできません。収入と費用の記録は最初の月からつけておいてください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
中西 直美@SOHO編集部
産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
大手人材会社でキャリアカウンセラーとして15年間従事した後、フリーランスの産業カウンセラーとして独立。在宅ワーカーのメンタルヘルスケアを専門に活動しています。
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