Unityでゲーム開発を副業にする|個人で受けられる案件と技術

朝比奈 蒼
朝比奈 蒼
Unityでゲーム開発を副業にする|個人で受けられる案件と技術

この記事のポイント

  • ✓unity 副業で実際に個人が受けられる案件を5分類で整理し
  • ✓未経験から受注までの手順
  • ✓税金の扱いまで市場データをもとに解説します

「unity 副業」と検索する人が本当に知りたいのは、Unityが副業に向いているかどうかではなく、自分の今のスキルで受けられる案件が実在するのかという一点です。結論から言うと、Unityの副業案件は存在しますが、求人の中身は「ゲーム会社の実務経験を前提とした運用案件」に大きく偏っています。一方で、経験が浅い人が入りやすい入口は、ゲーム本体ではなくプレイアブル広告や3D可視化といった周辺領域にあります。この記事では、案件の種類を5つに分けて整理し、レベル別の単価相場、必要な技術、受注までの手順、そして「きつい」と言われる理由まで、市場の実情に沿って書いていきます。

Unity副業の市場はゲーム以外へ広がっている

Unityを取り巻く状況を、まず数字で押さえておきます。Unityはもともとゲームエンジンとして広まりましたが、現在の需要はゲーム開発だけに閉じていません。建築のウォークスルー、製造業の設備シミュレーション、医療や介護の研修コンテンツ、展示会のインタラクティブ演出、自動車のインテリア検討など、3Dをリアルタイムで動かしたい業種が次々にUnityを使い始めました。この「ゲーム以外の3D」領域は、案件の総数ではゲームに及びませんが、副業として入り込む余地という点ではむしろ大きいという特徴があります。

理由は二つあります。ひとつは、ゲーム以外の発注者が社内にUnity技術者を抱えていないケースが多いこと。もうひとつは、求められる技術水準が「ゲームとして面白くする力」ではなく「仕様通りに動く3Dを作る力」であるため、ゲーム実務経験がなくても評価されうることです。正直なところ、ゲーム会社の運用案件だけを見て「Unity副業は経験者向け」と結論を出すのは早すぎます。

市場の追い風については、こんな指摘があります。

実際に、経済産業省の調査によると、2030年には国内で最大約79万人のIT人材が不足すると予測されており、中でもAR/VRを含む先端技術エリアの不足は深刻です。これは裏を返せば、スキルさえあれば仕事に困ることはなく、高単価で売り手市場が続くことを意味しています。 出典: note.com

ただし、この「売り手市場」という言葉は、そのまま副業に当てはめると危険です。不足しているのは即戦力であり、育成枠ではありません。人材が足りない市場でも、発注者は「教えなくても動く人」を探します。79万人という数字は将来性の根拠にはなりますが、あなたの受注確率をそのまま上げてくれるものではないという点は、最初に認識しておいたほうがいいと思います。

将来性という観点でもうひとつ触れておくと、Unityの需要は「新規開発」より「運用」に寄りつつあります。すでにリリースされたアプリを長く回し続ける体制が主流になり、そこに人を足す形の募集が増えました。副業と相性がいいのは、まさにこの運用フェーズです。新規開発は仕様が固まらず、稼働が読めないため、本業を持つ人には荷が重い。逆に運用案件は「毎月のイベント実装」「既存UIの差し替え」といった単位で切り出せるので、週10時間前後でも成立します。

Unity副業の案件は5種類に分けられる

募集の中身を分類すると、副業で受けられるUnity案件はおおむね5つに整理できます。それぞれ求められる技術も、稼働の重さも、単価の付き方も違います。

モバイルゲームの運用開発

すでに配信されているスマートフォンゲームに、期間限定イベント、ガチャ、ランキング、UIの差し替えなどを足していく仕事です。案件数はいちばん多い分野で、週2日程度のリモート稼働を条件にした募集も見かけます。求められるのは、既存の巨大なコードベースに手を入れる読解力と、uGUIやAnimatorの扱い、そしてサーバーとの通信処理の理解です。ゲーム会社での実務経験が事実上の前提になりやすく、未経験からいきなり入るのは難しい領域です。

プレイアブル広告とミニゲーム制作

ゲームアプリの広告として配信される、数十秒で遊べる小さな体験を作る仕事です。Unityで作ってHTML5に書き出す形が多く、容量制限が厳しいぶん、大規模な設計力は要求されません。単発で完結し、納期も短い。1本あたりの制作で完結するため、本業のスケジュールと衝突しにくいのが利点です。未経験に近い人が最初の実績を作る入口として、現実的な選択肢だと考えています。

XR(VR・AR・MR)コンテンツ

研修用のVR、展示会のAR演出、点検作業の手順を重ねて表示するMRなど。AR FoundationやXR Interaction Toolkit、各ヘッドセットのSDKを触れることが条件になります。単価は5分類の中で最も高く付きやすい一方、実機がないと検証できないため初期投資が発生します。ヘッドセットは安い機種でも4万円前後からで、案件で使う端末を指定されることもあります。

産業向け3D可視化とシミュレーター

建築のウォークスルー、工場のレイアウト検討、設備の動作シミュレーション。発注者は建設会社やメーカーで、Unity技術者が社内にいないため外注します。ゲーム的な演出力より、CADデータの取り込み、座標系の変換、大量メッシュの軽量化といった地味な処理が評価されます。ゲーム業界の経験がない人にも門戸が開いているのは、この領域です。

アセット制作と技術支援

シェーダーの実装、パフォーマンス改善、ビルドパイプラインの整備、既存プロジェクトのバージョン移行など、部分的な技術支援だけを切り出す案件もあります。範囲が明確で、成果が数字(フレームレート、ビルド時間、アプリサイズ)で示せるため、実力があるなら短時間で高い評価を得やすい分野です。

音の絡む案件では、効果音やBGMを別の人に頼む場面も出てきます。効果音やジングルを扱う仕事の相場感は作曲・編曲・効果音・ジングルのお仕事にまとまっているので、外注側に回るときの目安として見ておくと交渉が早くなります。

レベル別の単価相場と月の収入目安

単価の話に入ります。まず、フリーランスとして専業で動く場合の相場を押さえておくと、副業の値付けの基準線になります。

Unity案件の月額単価相場はいくらぐらいですか?Unityの平均月単価は68万円です。ただし、この金額はあくまで目安であり、個々人のご経験やスキルなどでも変わってきます。 出典: freelance.levtech.jp

月68万円は、週5日のフルコミットを前提にした数字です。ここから時間単価に割り戻すと、月160時間稼働で約4,250円になります。副業はこの時間単価を基準に、稼働時間を掛けて考えるのが実務的です。

時間単価の目安を経験帯で並べると、次のような分布になります。

経験帯 時間単価の目安 月20〜40時間での目安
実務未経験・独学のみ 1,500〜2,500円 3万〜10万円
実務1〜2年相当 2,500〜3,500円 5万〜14万円
実務3年以上 3,500〜5,000円 7万〜20万円
XR・最適化などの専門領域 5,000〜8,000円 10万〜32万円

単発案件の場合は時間ではなく成果物で値が付きます。プレイアブル広告なら3万円から15万円程度、小規模なミニゲーム一式なら15万円から60万円程度の幅で募集されることが多い印象です。ただし、この幅は仕様の詰まり具合で大きく動きます。「ざっくりこんな感じで」という依頼は、見た目の金額が高くても修正の回数で時間単価が崩れます。

正社員の給与水準と比べて自分の値付けが妥当かを確かめたいときは、ソフトウェア作成者の年収・単価相場を一度見ておくと基準がずれません。副業の時間単価が、本業の時給換算をはっきり下回っているなら、その案件は受けない判断のほうが合理的です。

注意したいのは、ゲーム分野には「好きだからやる」人が集まるため、単価が需給だけで決まらないことです。同じ工数の3D実装でも、ゲーム案件と産業案件では後者のほうが高く付く場面が珍しくありません。稼ぐことを優先するなら、案件を選ぶ段階で業種を意識したほうが結果が変わります。

Unity副業で最低限必要なスキルセット

「Unityが使える」の中身は人によってまったく違います。発注者が実際に見ているのは、次の5点です。

C#の実務レベルの読み書き。クラス設計、非同期処理、null安全な書き方、例外処理。Unityのチュートリアルを写経しただけでは足りません。既存コードを壊さずに機能を足せるかどうかが分かれ目です。

Unityの標準機能の把握。Prefabの入れ子と差分、ScriptableObjectでのデータ管理、uGUIのレイアウト、Animator、Timeline、Addressablesによるアセット配信。特にAddressablesは運用案件でほぼ必ず出てきます。

パフォーマンスを測って直せること。Profilerでどこが重いかを特定し、ドローコールやGCの発生を減らす。スマートフォン向けでは、ミドルレンジ端末で60fpsを維持する要件が出ることもあり、測定できない人は運用案件に入れません。

バージョン管理と協業。GitでのLFS運用、コンフリクトの解消、Pull Requestでのレビュー対応。シーンファイルやPrefabはテキスト差分が読みにくいため、マージの作法を知らないと事故を起こします。

仕様を文章で確認する力。リモートの副業では、対面で詰められません。曖昧な依頼を、箇条書きの確認事項に変換して返せる人は、技術力が同じでも継続して声がかかります。

私も最初に業務でUnityプロジェクトを触ったとき、ローカルでは問題なく動いたのに、iOSの実機ビルドでだけテクスチャが真っ白になる現象に半日つぶしました。原因は圧縮形式の指定漏れで、プラットフォームごとの設定という基本を軽く見ていたせいです。エディタ上の見た目だけを信じて進めると、こうした落とし穴で納期が溶けます。実機で確認する工程を最初から工数に入れておくこと、これは技術書には太字で書かれていない実務の勘所だと思います。

関連するAI周りの案件も増えています。ゲームやXRにAIを組み合わせる相談が出てきたときの周辺知識はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で扱う領域と重なるため、守備範囲を広げる方向として検討する価値があります。

未経験から案件を受けるまでの手順

実務経験がない状態から始める場合、順番を守ったほうが到達が早くなります。

1. 動くものを3本作る。チュートリアルの完走ではなく、自分で仕様を決めて完成させたものを3本。ジャンルはバラすより、狙う案件に寄せます。プレイアブル広告を狙うなら、30秒で遊べる小品を3本。XRを狙うなら、ヘッドセットで動くインタラクションを3本。「完成してストアやWebで触れる状態になっている」ことが評価されます。

2. ソースコードを見せられる形にする。GitHubに置き、READMEに「何を作ったか」「どこが技術的な工夫か」「制作にかけた時間」を書く。発注者はコードの綺麗さより、説明できるかどうかを見ています。

3. 実機ビルドまで通す。iOSとAndroidの両方で実機に入れて動かした経験があるかは、面談で必ず聞かれます。Apple Developer Programは年額99ドル(日本円では為替で変動)が必要ですが、実機配布まで通した経験の有無で受注確率が変わります。

4. 得意分野を1つに絞って名乗る。「Unityできます」は埋もれます。「モバイルのUI実装とAddressablesの運用」「AR Foundationを使った現場向けAR」のように、狭く名乗るほど問い合わせが来ます。

5. 小さい案件から入り、継続に変える。初回は単発の小さな仕事を、相場の下限でも受ける判断が有効な場面があります。ただし「無料でやります」は逆効果です。値付けをゼロにすると、次に値上げする根拠を自分で消してしまいます。

副業そのものの立ち上げ方や本業との両立の組み方は副業 フリーランスの始め方!本業と両立して年収を最大化する戦略で全体像を整理しているので、Unity固有の話とは別に一度読んでおくと計画が立てやすくなります。

案件の探し方と募集の見分け方

探し方は大きく4経路です。

フリーランス専門のエージェント。月単位の常駐や準委任の案件が中心で、週2日からの副業可な枠も出ます。単価交渉を代行してくれる一方、仲介手数料が単価に含まれるため、発注者が払う額と自分の受取額には差が生じます。

クラウドソーシング。単発のミニゲームやプレイアブル広告が拾いやすい経路です。ただしシステム利用料として報酬から16.5%から20%程度が差し引かれる設計が一般的で、年間100万円を受け取る人なら年16万円以上が手数料で消えます。

業務委託マッチングサービスや在宅ワーク求人サイト。発注者と直接やり取りする形で、手数料の設計はサービスによって差があります。手数料の有無は手取りに直結するため、登録前に必ず確認する項目です。

知人と過去の取引先からの紹介。実は最も成約率が高い経路です。ゲーム系の勉強会やオンラインコミュニティでの接点が、半年後の依頼につながることは珍しくありません。制作物を定期的に公開している人のところには、募集が出る前の段階で相談が届きます。自分の作ったものを「置いておく」だけで、探す手間が向こう側に移るという構造です。

4経路のどれを主軸にするかは、狙う案件の種類で決めます。モバイルゲームの運用を狙うならエージェント経由が最短で、プレイアブル広告のような単発はクラウドソーシングや在宅ワーク求人サイトに数が出ます。産業向けの3D可視化は、発注者が探し慣れていないぶん検索で見つけにくく、紹介と直接の問い合わせが効きます。ひとつの経路だけで待つと、案件が途切れたときに立て直すのに2カ月前後かかります。複数の入口を並行して細く開けておくのが実務的です。

募集を見分ける基準も持っておきましょう。避けたほうがいいのは、仕様書がなく「相談しながら決めたい」と書かれた長期案件、報酬が完成後の売上分配のみのもの、NDAの締結前に詳細を開示してくる相手。逆に、期待していい募集は、成果物の定義と修正回数の上限が明記されているもの、既存プロジェクトのバージョンとターゲット端末が書かれているものです。Unityのバージョンが明記されている募集は、発注者側の管理がきちんとしている目印になります。

契約書の読み方や下請法・フリーランス保護新法の扱いに不安があるなら、法務の基礎を扱う行政書士の解説で契約実務の輪郭をつかんでおくのも手です。自分で資格を取らなくても、どの書類が何を守るためにあるのかを知っていれば、条項の抜けに気づけます。

「Unity副業はきつい」と言われる4つの理由

検索候補に「きつい」が並ぶのには、それなりの根拠があります。原因を分けて、対策まで書きます。

理由1:ビルドと検証の時間が読めない。コードを書く時間は見積もれても、ビルドが失敗したときの原因調査は読めません。プロジェクト規模によっては、iOSのビルドだけで30分以上かかることもあります。対策は、見積もりに検証枠を別立てで載せること。工数の20%を検証に確保する前提で出せば、赤字化を防げます。

理由2:修正が無限に続く構造。見た目に関わる仕事は主観で評価されるため、「なんとなく違う」が繰り返されます。対策は契約時に修正回数を決めること。「基本修正2回まで、以降は1回あたり時間単価で加算」と書くだけで、状況は変わります。

理由3:本業の繁忙期と重なる。運用案件は月次のイベントスケジュールで動くため、自分の都合で後ろにずらせません。対策は、受ける前に相手の締め切りサイクルを聞くこと。毎月月末が山場なら、本業の月末と衝突しないかを先に確認します。

理由4:技術の入れ替わりが速い。Unityはバージョンごとに推奨の作り方が変わり、レンダリングパイプラインやパッケージの構成も移ります。学習を止めると2年で通用しなくなる領域です。対策は、案件の合間に公式ドキュメントとリリースノートを読む時間を確保すること。これを稼働時間に含めて値付けする発想が必要です。

なお、副業を続けることで得られるものは報酬だけではありません。本業では触れない技術や、社外の評価軸に触れる経験が、結果としてキャリアの選択肢を増やします。この構造は副業 メリット: 収入アップ、スキルアップ、そして心の余裕を手に入れる方法で整理されている通りで、Unityの場合はとくに「本業で使わないプラットフォームを触れる」点が効きます。

税金と会社の副業規定で外せない点

技術の話と同じ重さで確認が必要なのが、制度面です。

給与以外の所得が年間20万円を超える場合、会社員でも確定申告が必要になります。これは所得(売上から経費を引いた額)で判断するもので、売上そのものではありません。ヘッドセットや開発用のPC、アセットストアでの購入、Unityの有償ライセンス費用は経費に入りうるため、領収書は最初から分けて保管してください。判断に迷う点は、国税庁の案内を一次情報として確認するのが確実です。

住民税については、所得が20万円以下でも申告が必要になる場合があります。「確定申告が不要」と「何もしなくていい」は違うので、ここは自治体の案内を見てください。

Unityそのもののライセンスも確認が必要です。個人向けの無償エディションは、売上や資金調達額が一定額を超えない場合に使える設計になっており、業務での利用条件は改定されてきました。副業で受託開発をするなら、自分の利用形態が無償エディションの条件内かどうかを、契約前にUnity公式の利用条件で確かめておくべきです。ここを曖昧にしたまま納品すると、発注者側にも迷惑がかかります。

勤務先の副業規定も見落とせません。就業規則で許可制を採っている会社が多く、競業に当たるかどうかの判断も必要です。ゲーム会社に勤めている人が他社のゲーム運用案件を受けると競業と見なされる可能性があるため、産業向け3D可視化のように業種をずらす選択が現実的な場合もあります。労働時間の通算や社会保険の扱いについては厚生労働省が副業・兼業の指針を出しているので、会社と話す前に目を通しておくと交渉が噛み合います。

売上と経費の記録は、案件が増える前に仕組みを作っておいたほうが楽です。記録の付け方の実務は副業 確定申告 売上管理 スプレッドシート!2026年最新の時短術にまとまっています。月末に慌てて領収書を探す状態は、時間単価を静かに下げます。

市場データから読む、単価が伸びる人の共通点

最後に、案件データと相談の傾向から読み取れることを整理します。

Unity案件の募集要件を並べて眺めると、単価の上位帯に共通しているのは「Unityが使えること」ではなく「Unityで発生する面倒を引き取れること」です。具体的には、実機での不具合再現、ストア審査への対応、既存プロジェクトのバージョン移行、パフォーマンスの数値改善。いずれも発注者が自分でやりたくない領域で、代わりにやってくれる人には金額が付きます。逆に、新規機能の実装だけを担う人は、同じ技術水準でも単価が伸びにくい傾向が見られます。

20年この市場を見てきた立場から言えば、長く続く人ほど、単発の作業をこなすことより「この人に任せると自分が楽になる」という関係づくりに時間を使っています。納品物のクオリティが同じなら、次に声がかかるのは、確認事項を先に投げてくれた人、遅れそうな兆しを早めに伝えてくれた人です。技術で差が付くと思われがちですが、継続の分かれ目は段取りの共有にあります。

もうひとつ、手取りの構造も見ておいてください。仲介が入る取引では、発注者が支払う金額と受け手が受け取る金額の間に差が生まれます。仲介の手数料が乗らない直接のやり取りでは、同じ予算で発注者はより多くを頼めて、受け手の手取りは厚くなる。この手数料0%という構造は、金額の大小の話ではなく「同じ仕事で手元に残る質」の話です。運営者として見てきた限りでは、長く食べている人は必ずどこかで直接の取引先を持っていて、そこが収入の土台になり、残りを仲介経由で埋めています。片方に寄せず、両方を持っておくのが強い形です。

副業の設計そのものに迷いが出たときは、キャリア・副業・人生相談のお仕事のように相談を仕事として扱う領域もあります。技術者が技術以外の判断で詰まるのは普通のことで、外の目を借りるのは遠回りではありません。

Unityの副業は、案件を選べば成立します。ただし、選ばずに「Unityの案件」で検索して出てきた募集に応募する順番だと、経験者向けの運用案件ばかりに当たって手応えが得られません。自分の現在地から最短で実績が積める分類を一つ選び、そこで小さく完成させる。この順番を守るかどうかが、半年後の単価をつくります。

よくある質問

Q. Unityの副業は実務未経験でも受けられますか?

ゲーム会社の運用案件はほぼ実務経験が前提になりますが、プレイアブル広告や小規模なミニゲーム、産業向けの3D可視化は未経験に近い状態からでも受注例があります。自分で仕様を決めて完成させた作品を3本用意し、実機ビルドまで通した経験を示せるかが分かれ目です。

Q. Unity副業の単価相場はどのくらいですか?

専業フリーランスの月額相場は月68万円程度が目安とされ、時間単価に割り戻すと約4,250円です。副業では実務未経験帯で時間単価1,500〜2,500円、実務3年以上で3,500〜5,000円、XRや最適化などの専門領域で5,000〜8,000円の幅が目安になります。単発案件は仕様の詰まり具合で実質単価が大きく変わります。

Q. Unity副業に必要なスキルは何から身につけるべきですか?

最優先はC#の実務レベルの読み書きと、PrefabやuGUIなど標準機能の把握です。運用案件ではAddressablesがほぼ必須で、Profilerで重い箇所を特定して直せることも評価されます。あわせてGitでのLFS運用とコンフリクト解消を覚えておくと、チーム参加の障壁が下がります。

Q. 副業で得た収入はいくらから確定申告が必要ですか?

給与以外の所得が年間20万円を超える場合に確定申告が必要です。判定は売上ではなく、売上から経費を引いた所得で行います。所得が20万円以下でも住民税の申告が必要になる場合があるため、開発用機器やライセンス費用の領収書は最初から分けて保管し、詳細は国税庁と自治体の案内で確認してください。

この記事について

@SOHO
編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

公開:2026年8月6日最終更新:2026年9月21日
朝比奈 蒼

この記事を書いた人

朝比奈 蒼@SOHO編集部

ITメディア編集者

IT系メディアで編集・ライティングを担当。クラウドソーシング業界の動向やサービス比較など、客観的な視点での記事を執筆しています。

@SOHOで仕事を探してみませんか?

手数料0%・登録無料のクラウドソーシング。フリーランスの方も企業の方も、今すぐ始められます。

関連記事

カテゴリから探す

クラウドソーシング入門

クラウドソーシング入門

クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド

職種別ガイド

職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

フリーランス

フリーランス

フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金

お金・税金

確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ

スキルアップ

プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング

比較・ランキング

サービス比較・おすすめランキング

AI活用

AI活用

職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド

最新トレンド

市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド

発注者向けガイド

クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア

転職・キャリア

転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人

看護師の転職・求人

看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人

薬剤師の転職・求人

薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人

介護職の転職・求人

介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人

保育士の転職・求人

保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人

医療職の転職・求人

医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険

保険

生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人

採用・求人

無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース

オフィス・ワークスペース

バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業

法律・士業

契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代

シニア・50代

シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ

セキュリティ

サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック

金融・フィンテック

暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス

経営・ビジネス

経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材

ガジェット・機材

フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方

子育て×働き方

子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金

補助金・助成金

個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

アウトソーシング・外注ガイド

アウトソーシング・外注ガイド

SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方