MacでiCloud Driveを使うときの保存場所と、Finderで状態を確かめる方法

@SOHO編集部
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MacでiCloud Driveを使うときの保存場所と、Finderで状態を確かめる方法

この記事のポイント

  • ✓MacでiCloud Driveを使うときの設定の手順
  • ✓ファイルがMacとiCloudのどちらにあるのかという保存場所の考え方
  • ✓Finderの状況アイコンで同期の状態を確かめる方法を

MacでiCloud Driveを使い始めると、「このファイルはMacの中にあるのか、iCloudにしかないのか」「Finderに出ている雲のマークは何を意味するのか」「デスクトップのファイルがいつの間にかiCloud Driveに移っている」といった疑問がよく出てきます。iCloud Driveは、MacとiPhone、iPad、ウェブのあいだでファイルを同じ状態に保つ便利な仕組みですが、保存場所の考え方を知らないまま使うと、オフラインで開けない、容量が足りなくなる、といった困りごとにつながります。

この記事では、MacでiCloud Driveを使うときの設定の手順、ファイルがどこに保存されているのかという考え方、Finderの状況アイコンで同期の状態を確かめる方法を、Appleの公式サポートの案内に沿って順に説明します。デスクトップと書類のフォルダの扱い、容量が足りないときの対処、仕事で使うときの注意もまとめました。iCloud Driveと外付けディスクなど複数の保存場所を1つの画面で行き来したい場合の選択肢として、Mac用のファイル管理アプリのAtriensにも触れます。

iCloud Driveとは何か

iCloud Driveは、Appleのクラウドの保存場所であるiCloudに、ファイルやフォルダを保存する機能です。同じApple Accountでサインインしたデバイスどうしで、保存したファイルが同じ状態に保たれます。Appleのサポートは、iCloud Driveについて次のように説明しています。

iCloud Driveに保存したファイルやフォルダは、すべてのデバイスで最新の情報が同期されます。 出典: Apple サポート iCloud Driveを設定する

同期とは、複数の場所にあるデータを同じ内容にそろえることです。たとえば、Macで編集した書類をiCloud Driveに保存すると、iPhoneのファイルアプリで開いたときにも、編集後の内容が表示されます。

iCloud Driveに保存したファイルは、Mac、iPhone、iPad、Windowsのパソコン、ウェブのiCloud.comから使えます。どのデバイスからでも同じファイルを開ける点が、Mac単体の保存とのいちばん大きな違いです。

iCloudのストレージは、無料で5GBまで使えます。iCloud Driveは、写真やデバイスのバックアップ、iCloudメールと同じストレージを分け合って使います。容量を増やしたい場合は、iCloud+という有料のプランに切り替えます。Appleのサポートでは、50GBや200GBなどのプランが案内されています。料金は国や地域で異なるため、Appleの「iCloud+のプランと料金」のページで確かめてください。

MacでiCloud Driveをオンにする手順

MacでiCloud Driveを使うには、システム設定でiCloud Driveをオンにします。Appleのサポートで案内されている手順は次のとおりです。

  1. Macを最新のmacOSにアップデートし、使うすべてのデバイスで同じApple AccountでiCloudにサインインする
  2. Appleメニューから「システム設定」を開き、サイドバーの上部にある自分の名前をクリックする
  3. 「iCloud」をクリックする
  4. 「iCloudに保存」で「ドライブ」をクリックする
  5. 「このMacを同期」をオンにする

サインインしていない場合は、手順2で「サインイン」をクリックし、Apple Accountのメールアドレスまたは電話番号とパスワードを入力します。

オンにすると、Finderのサイドバーに「iCloud Drive」が表示されます。Appleのサポートは、Macで使う場合はFinderを開くと、iCloud Driveは「場所」の下にあると案内しています。iCloud Driveの中には、「プレビュー」やテキストエディット、Pages、Numbers、Keynoteなど、iCloud Driveに対応するアプリのフォルダが自動で作られます。自分でフォルダを作って、仕事の資料を整理して保存することもできます。

注意したいのは、iCloud Driveがオンになっていないデバイスでは、ファイルが同期されないことです。iPhoneやiPadでも、設定アプリの自分の名前から「iCloud」を開き、iCloud Driveの同期をオンにしておく必要があります。

ファイルはどこに保存されているのか

MacでiCloud Driveを使うときに最も混乱しやすいのが、ファイルの保存場所です。ここでは、ファイルがMacとiCloudのどちらにあるのかという考え方を整理します。

基本は「iCloudにあり、Macにも複製がある」

iCloud Driveに保存したファイルは、まずiCloudに保存され、Macにもその内容が保たれます。Macにも内容があるファイルは、インターネットにつながっていなくても開いて編集できます。編集した内容は、インターネットにつながったときにiCloudに送られ、ほかのデバイスにも反映されます。

Macにはなく、iCloudにだけあるファイルもある

一方で、iCloudにだけあって、Macには中身がダウンロードされていないファイルもあります。たとえば、iPhoneで保存したファイルや、Macの容量を空けるためにiCloudだけに残されたファイルです。こうしたファイルも、Finderには名前が表示されますが、開くときにはダウンロードが必要です。インターネットにつながっていないと開けません。

Mac上の実体の場所

Finderのサイドバーの「iCloud Drive」は、Macの中では、ホームフォルダの中の「ライブラリ」フォルダの下にある専用のフォルダとして保たれています。普段の操作では、この場所を直接開く必要はありません。ファイルを出し入れするときは、Finderのサイドバーの「iCloud Drive」から操作するのが確実です。ライブラリの中のファイルを直接動かすと、同期の状態が崩れる原因になるので避けてください。

iCloud Driveから出すと、ほかのデバイスからは消える

iCloud Driveの中のファイルを、Finderでデスクトップ以外のMacのフォルダ(たとえば「ダウンロード」)に移すと、そのファイルはMacにコピーされ、iCloudを設定したすべてのデバイスのiCloud Driveから削除されると、Appleのサポートは説明しています。ほかのデバイスからそのファイルが見えなくなるので、家族や自分のiPhoneで使っているファイルを移すときは注意が必要です。必要であれば、Macにあるファイルを再びiCloud Driveにドラッグして戻すこともできます。

Finderの状況アイコンで状態を確かめる

ファイルがMacにあるのか、iCloudにだけあるのか、アップロードの途中なのかは、Finderの状況アイコンで確かめられます。

「iCloudの状況」の列を表示する

Appleのサポートでは、状況を一覧で確かめる手順が次のように案内されています。

  1. Finderのウインドウを開き、サイドバーで「iCloud Drive」をクリックする
  2. メニューの「表示」から「リスト」を選ぶ
  3. 「表示」から「表示オプションを表示」を選び、「iCloudの状況」を選ぶ

こうすると、リスト表示の列に、各ファイルの状況が表示されます。列を表示していなくても、ほとんどの状況アイコンはファイル名の横に表示されます。表示されないのは、ダウンロード済みの項目のアイコンだけです。

アイコンが示す状態

Appleのサポートで説明されている主な状況は次のとおりです。

状況 意味
iCloud内 ファイルがiCloudにだけあり、Macにはダウンロードされていない
ダウンロード済み Macにもあり、インターネットにつながっていなくても開ける
ダウンロード済みを保持 Macの容量が足りなくなっても、Macに残す設定になっている
アップロードを待機中 まだiCloudに保存されていない
領域不足 iCloudの容量が足りず保存できない
不適格 iCloudに保存できなかった
円グラフ 転送の進み具合を示している

「不適格」は、多くの場合、1つのファイルやフォルダの大きさが50GBの上限を超えているために表示されると、Appleのサポートは説明しています。大きな動画のファイルなどを保存するときは、この上限に気をつけてください。

サイドバーで全体の状態を見る

Appleのサポートには、MacではiCloud Driveの同期の状況を素早く確かめられるというヒントもあります。

MacではiCloud Driveの同期状況を素早く確認できます。Finderサイドバーの「iCloud Drive」の上にポインタを置き、状況アイコンまたは情報アイコンをクリックします。 出典: Apple サポート MacのiCloud Driveにファイルを保存する

サイドバーの「iCloud Drive」の横に円グラフが出ているときは、MacとiCloudのあいだで転送が進んでいる途中です。大量のファイルを保存した直後は、この表示が消えるまで、Macの電源を切ったりネットワークから外したりしないほうが安全です。

ファイルをダウンロードする、Macから外す

状況アイコンで「iCloud内」と表示されたファイルを、インターネットにつながっていない場所でも使いたいときは、事前にMacへダウンロードしておきます。

今すぐダウンロードする

Finderのサイドバーで「iCloud Drive」をクリックし、ダウンロードしたい項目をControlキーを押しながらクリックして、「今すぐダウンロード」を選びます。Macにダウンロードしておけば、移動中などインターネットにつながっていないときでも、その項目で作業できます。

ダウンロードしたものを削除する

Macの容量を空けたいときは、項目をControlキーを押しながらクリックし、「ダウンロードしたものを削除」を選びます。これはMacにあるコピーを削除するだけで、iCloudのファイルは残ります。必要になったら、再びダウンロードできます。

ダウンロード済みを保持する

後の節で説明する「Macストレージを最適化」をオンにしていると、Macの容量が足りなくなったときに、古い書類が自動でiCloudだけに残されます。特定のファイルやフォルダだけは必ずMacに残しておきたい場合は、項目をControlキーを押しながらクリックし、「ダウンロード済みを保持」を選びます。名前の横にアイコンが表示され、容量が足りなくなってもMacに残るようになります。

なお、アプリで書類を作ったときは、メニューの「ファイル」から「保存」を選んだときに表示される保存のダイアログで「iCloud Drive」を選ぶと、そのままiCloud Driveに保存できます。開くときも、「ファイル」から「開く」のダイアログでiCloud Driveを選べます。Finderでドラッグする手間をかけずに、保存の段階から場所を決められます。

出張の前に資料を確実にMacに入れておきたい、取引先との打ち合わせで使うファイルをオフラインで開けるようにしておきたい、といった場面で使うと安心です。

デスクトップと書類のフォルダをiCloud Driveに保存する

iCloud Driveには、Macの「デスクトップ」と「書類」のフォルダのファイルを、自動でiCloud Driveに保存する機能があります。

オンにする手順

システム設定で自分の名前をクリックし、「iCloud」から「ドライブ」を開いて、iCloud Driveがオンになっていることを確かめたうえで、「“デスクトップ”フォルダと“書類”フォルダ」をオンにします。

オンにすると、デスクトップと書類のフォルダがiCloud Driveに移り、Finderのサイドバーでは「iCloud」の項目の下に表示されるようになります。iPhoneやiPadのファイルアプリからも、同じファイルを開けるようになります。

「いつの間にか移っていた」と感じる理由

Macを新しく設定したときや、OSを更新したときにこの機能をオンにしていると、デスクトップのファイルがiCloud Driveに移ります。そのため、「デスクトップのファイルの場所が変わった」「サイドバーの表示が変わった」と感じることがあります。ファイルが消えたわけではなく、保存先がiCloud Driveに変わっただけです。

2台目のMacで使うとき

2台目のMacでもこの機能をオンにすると、iCloud Driveの「デスクトップ」と「書類」のフォルダの中に、2台目のMacの名前が付いたフォルダが作られ、その中に2台目のファイルが保存されます。Appleのサポートは、2台目のMacのファイルが1台目のMacのファイルと自動で結合されることはないと説明しています。2台のMacでデスクトップの内容がそのまま同じになるわけではない点に注意してください。

ほかのクラウドサービスとの重複

DropboxやOneDriveなど、ほかのクラウドサービスでデスクトップや書類のフォルダを同期している場合は、その機能をオフにしてから、iCloud Driveのこの機能を使う必要があります。Appleのサポートは、ほかのサービスで同期すると、iCloud Driveによる更新が無効になったり止まったりする可能性があると注意しています。仕事でほかのクラウドサービスを使っている人は、どのサービスでどのフォルダを同期するのかを先に決めておくと、混乱を防げます。

容量が足りないときの対処

iCloud Driveを使っていると、Macの容量とiCloudの容量の両方が足りなくなることがあります。2つは別のものなので、どちらが足りないのかを見分けることが大切です。

Macの容量が足りないとき

Macの容量が足りないときは、「Macストレージを最適化」をオンにする方法があります。システム設定で自分の名前をクリックし、「iCloud」から「ドライブ」を開いて、「Macストレージを最適化」をオンにします。Appleのサポートによると、Macでより多くの領域が必要な場合に、古い書類が自動でiCloudに保存され、領域が必要でない場合はiCloud Driveのすべての内容がMacに残ります。

この設定をオンにすると、一部のファイルはiCloudにだけ残る状態になり、インターネットにつながっていないと開けなくなります。オフラインで使う必要があるファイルは、前の節で説明した「ダウンロード済みを保持」を設定しておきます。

iCloudの容量が足りないとき

iCloudの容量が足りないと、書類がiCloud Driveに保存できなくなります。この場合、書類はMacに残り、空き容量ができるとiCloud Driveにアップロードされます。Finderでは「領域不足」のアイコンが表示され、サイドバーの「iCloud Drive」の横にも同じようなアイコンが出ます。

空き容量を作る方法として、Appleのサポートは、iCloudストレージをアップグレードする方法と、iCloud Driveに保存する必要がない項目を削除する方法を案内しています。iCloud Driveは写真やバックアップと容量を分け合っているので、写真の保存の設定やバックアップの対象を見直すことでも、空き容量を作れることがあります。

削除の前に確かめること

iCloud Driveの中のファイルを削除すると、同じApple Accountでサインインしているすべてのデバイスから削除されます。Macの容量を空けたいだけなら、削除ではなく「ダウンロードしたものを削除」を選びます。2つの操作の違いを取り違えないよう注意してください。

iPhone・iPad・Windows・ウェブから同じファイルを開く

iCloud Driveの便利さは、Macで保存したファイルを、ほかのデバイスからそのまま開ける点にあります。デバイスごとの開き方を、Appleのサポートの案内に沿って整理します。

iPhoneとiPad

iPhoneやiPadでは、ファイルアプリに「iCloud Drive」が表示されます。設定アプリで自分の名前をタップし、「iCloud」から「iCloudに保存」または「iCloudを使用しているアプリ」の中にある項目で、このデバイスを同期する設定をオンにしておく必要があります。Macで「“デスクトップ”フォルダと“書類”フォルダ」をオンにしている場合は、ファイルアプリのiCloud Driveの中に、デスクトップと書類のフォルダも表示されます。

Windowsのパソコン

Windowsのパソコンでは、Windows 11以降でMicrosoft StoreからWindows用iCloudをダウンロードしてインストールし、Apple Accountにサインインしたうえで、iCloud Driveをオンにします。設定が終わると、エクスプローラーに「iCloud Drive」が表示されます。自宅ではMac、勤め先ではWindowsのパソコンを使っている人でも、同じファイルを開けます。ただし、勤め先のパソコンに個人のクラウドのアプリを入れてよいかは、勤め先の決まりで確かめてください。

ウェブのiCloud.com

自分のデバイスが手元にないときは、ウェブブラウザでiCloud.comにアクセスし、Apple Accountでサインインして「ドライブ」を開くと、iCloud Driveのファイルを見られます。共用のパソコンで使ったあとは、必ずサインアウトしてください。

仕事の資料を整理するフォルダの作り方

iCloud Driveを仕事に使うなら、最初にフォルダの作り方を決めておくと、あとで探す手間が大きく減ります。考え方の一例を紹介します。

案件ごとにフォルダを分ける

iCloud Driveの中に「仕事」のフォルダを作り、その下に取引先や案件ごとのフォルダを作ります。案件のフォルダの中は、「受け取った資料」「作業中」「納品済み」のように、作業の段階で分けておくと、どこに何があるかが分かりやすくなります。

ファイル名に日付と版を入れる

同じ書類を何度も修正するときは、ファイル名の先頭に日付を入れ、末尾に版の番号を付けると、最新のものがすぐに分かります。複数のデバイスで編集していると、どれが新しいか分からなくなりがちなので、名前の付け方の決まりは早めに作っておくと安心です。

終わった案件はまとめて整理する

納品が終わった案件のフォルダは、「完了」のフォルダにまとめて移すと、作業中の案件だけが目に入るようになります。容量が足りなくなってきたら、完了した案件のうち、取引先との決まりで保存の期間が過ぎたものから整理していきます。

オフラインで作業する前の準備

移動中や出張先など、インターネットにつながらない場所で作業する予定があるときは、出発の前に次の準備をしておくと安心です。

  1. 使う予定のファイルやフォルダを「今すぐダウンロード」でMacに入れておく
  2. 「Macストレージを最適化」がオンなら、そのフォルダに「ダウンロード済みを保持」を設定する
  3. Finderの「iCloudの状況」の列で、すべて「ダウンロード済み」になっているかを確かめる
  4. サイドバーの「iCloud Drive」の横に円グラフが出ていないか(転送の途中でないか)を確かめる

オフラインで編集したファイルは、インターネットにつながったときにiCloudに送られます。同じファイルをほかのデバイスでも同時に編集していると、内容が食い違うことがあるので、オフラインで編集するファイルは、ほかのデバイスでは開かないようにしておくと安全です。

同期がうまくいかないときに確かめること

ファイルがほかのデバイスに反映されない、アップロードが進まない、といったときは、次の点を順に確かめます。

  1. すべてのデバイスで同じApple Accountにサインインしているか
  2. 各デバイスでiCloud Driveの同期がオンになっているか
  3. インターネットにつながっているか
  4. iCloudの容量に空きがあるか(「領域不足」のアイコンが出ていないか)
  5. ファイルの大きさが50GBの上限を超えていないか(「不適格」のアイコンが出ていないか)
  6. ほかのクラウドサービスが同じフォルダを同期していないか

同期されないファイルやフォルダがある場合について、Appleのサポートは、アクセス権が壊れたファイルやフォルダを修復する手順も案内しています。それでも解決しない場合は、Appleのサポートに問い合わせてください。

仕事でiCloud Driveを使うときの注意

iCloud Driveは個人のApple Accountで使うサービスです。仕事の資料を保存するときは、次の点に気をつけてください。

勤め先や取引先の決まりを先に確かめる

会社の資料や取引先から預かったデータを、個人のクラウドに保存してよいかどうかは、勤め先や取引先の決まりによります。業務委託で仕事を受けている場合は、契約で保存場所が決められていることもあります。決まりがある場合は、それに従ってください。

家族と共有しているApple Accountで使わない

家族で1つのApple Accountを使っていると、iCloud Driveに保存した仕事の資料が、家族のデバイスからも見えてしまいます。仕事で使うなら、自分専用のApple Accountを使うのが基本です。

共有の設定を確かめる

iCloud Driveには、ファイルやフォルダをほかの人と共有する機能もあります。共有したフォルダに保存したファイルは、共有相手からも見えます。どのフォルダを誰と共有しているかを、ときどき確かめておくと安心です。

契約が終わったときの片付け

業務委託の契約が終わったときや、取引先との案件が完了したときは、預かった資料をいつまで保存するか、どう削除するかを契約の内容に沿って決めます。iCloud Driveに保存した資料は、Macだけでなく、同じApple AccountのiPhoneやiPad、ウェブのiCloud.comからも見えます。取引先から削除を求められている資料は、Macで削除したあと、ほかのデバイスやiCloud.comからも見えなくなっているかを確かめてください。片付けまできちんと行う人は、次の仕事でも安心して任されます。

在宅で働く人が情報の扱いについて学びたい場合は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で、情報を守る仕事の内容も紹介しています。

複数の保存場所を1つの画面で扱いたいとき

仕事でMacを使っていると、iCloud Driveだけでなく、Macの書類フォルダ、外付けディスク、NAS、ほかのクラウドサービスなど、ファイルの保存場所が分かれていくことがよくあります。同じ案件の資料が、iCloud Driveと外付けディスクに分かれて保存されていると、Finderのウインドウを何枚も開いて行き来することになります。

Finderでも、よく使うフォルダをサイドバーの「よく使う項目」に登録したり、タブで複数のフォルダを開いたりすることで、行き来の手間は減らせます。まずはこうした標準の機能を試してみてください。

それでも、案件ごとに保存場所がばらばらで、行き来に時間がかかっている場合の選択肢の1つが、Mac用のファイル管理アプリのAtriensです。公式サイトによると、Atriensのサイドバーには、iCloud DriveやDropboxなどのクラウド、外付けディスク、書類フォルダの中のフォルダを、自分で決めた分け方で並べられます。たとえば、外付けディスクの素材とiCloud Driveの企画書を、同じ案件の下に並べて表示できます。サイドバーは「どこに何があるか」の見取り図で、並べ替えてもファイルは1つも動かず、実体はもとの場所にあると説明されています。タブで複数の場所を開いたまま行き来したり、フォルダごとにターミナルを開いたりすることもできます。

Mac単体で使う機能は期限なく無料で、iPhoneやiPadから自宅のMacを操作する機能を使うときに有料のプランが必要になります。動作環境は、macOS 14以降、Appleシリコン搭載のMacです。iCloud Driveの同期そのものはAppleの仕組みが行うので、同期の状態の確認は、この記事で説明したFinderの状況アイコンを使います。

Atriensは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

在宅で働く人のファイル管理の考え方

在宅ワークとフリーランスの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、在宅で長く仕事を続けている人ほど、ファイルの保存場所の決まりを早い段階で作っています。どの案件の資料をどこに保存するか、クラウドに保存してよいものと手元だけに残すものをどう分けるかを決めておくと、急いでいるときに資料を探す時間が減り、取引先から預かったデータの扱いも迷わなくなります。

iCloud Driveは、その決まりの中で「どのデバイスからでも開きたいもの」を保存する場所として使うと力を発揮します。逆に、取引先から預かったデータのように保存場所が決められているものは、決まりに沿った場所に保存します。テレワークの環境を整える費用については、テレワーク 助成金 2026で国の助成の仕組みを整理しています。ファイルを扱うアプリやツールを自分で作る仕事に関心がある場合は、アプリケーション開発のお仕事で仕事の中身を確かめられます。

よくある質問

Q. MacでiCloud Driveのファイルはどこに保存されていますか?

Finderのサイドバーにある「iCloud Drive」が保存場所です。ファイルはiCloudに保存され、Macにも内容が保たれているものと、iCloudにだけあるものがあります。どちらの状態かは、Finderのリスト表示で「iCloudの状況」の列を表示すると確かめられます。

Q. Finderに出ている雲のマークは何を意味しますか?

「iCloud内」の状況アイコンで、そのファイルがiCloudにだけあり、Macにはダウンロードされていないことを示します。開くにはダウンロードが必要で、インターネットにつながっていないと開けません。Controlキーを押しながらクリックして「今すぐダウンロード」を選ぶと、Macに保存されます。

Q. Macの容量を空けたいときにiCloud Driveのファイルを削除してもよいですか?

削除すると、同じApple Accountでサインインしているすべてのデバイスから消えます。Macの容量だけを空けたい場合は、Controlキーを押しながらクリックして「ダウンロードしたものを削除」を選んでください。Macのコピーだけが削除され、iCloudのファイルは残ります。

Q. デスクトップのファイルがiCloud Driveに移ったのはなぜですか?

iCloud Driveの設定で「“デスクトップ”フォルダと“書類”フォルダ」がオンになっているためです。この機能をオンにすると、デスクトップと書類のフォルダがiCloud Driveに移り、ほかのデバイスからも開けるようになります。ファイルが消えたわけではなく、保存先が変わっただけです。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年4月24日最終更新:2026年10月16日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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