ForkLiftを日本語で使う方法と、英語表示のままで迷いやすい設定項目


この記事のポイント
- ✓Macのファイル管理アプリForkLiftを日本語で使う方法を
- ✓ForkLift 4の対応言語とmacOSのアプリごとの言語設定から解説
- ✓英語表示のままになる原因
Macの2画面ファイル管理アプリ「ForkLift」を入れてみたら、メニューも設定も英語で表示されて戸惑った。そんな声をよく聞きます。検索すると、日本語のリソースファイルを入れて日本語化する古い手順も見つかりますが、現在のForkLift 4は、公式に日本語に対応しています。英語のまま表示される場合、多くはMac側の言語の設定が原因です。
この記事では、開発元のBinaryNightsの公式情報とAppleのサポート情報をもとに、ForkLiftを日本語で表示する手順、英語表示のままになる原因と直し方、昔の日本語化ファイルを使わないほうがよい理由、初めて起動したときに迷いやすい設定項目を順に整理します。なお、ここで扱うのはMacのアプリのForkLiftで、荷物を運ぶ車両のフォークリフトの話ではありません。
ForkLiftとはどんなアプリか
ForkLiftは、米国のBinaryNightsが開発しているmacOS向けのファイル管理アプリです。公式サイトでは「macOS向けの最も高度な2画面ファイルマネージャー兼ファイル転送クライアント」と紹介されています。2画面(デュアルペイン)とは、1つのウインドウの中に2つのフォルダを左右に並べて表示する形のことで、片方からもう片方へファイルをドラッグして移したり、2つのフォルダの中身を比べたりする作業がしやすくなります。
主な機能は次のとおりです。
| 機能 | できること |
|---|---|
| リモート接続 | SFTP、FTP、WebDAV、Amazon S3、Google Drive、OneDrive、Dropbox、SMBなどに接続 |
| 同期 | 2つのフォルダを比べて、片方向または双方向で同期 |
| プレビュー | 画像、PDF、音声、動画の確認や、テキストファイルのその場での編集 |
| 一括名前変更 | 複数のファイルの名前をまとめて変更 |
| Git対応 | ファイルごとの状態の表示、コミットやプッシュ |
| アプリの削除 | アプリを関連ファイルごと削除 |
Webサイトの制作でサーバーにファイルを上げる人、大量の写真や動画を整理する人、複数のクラウドストレージを行き来する人にとって、Finderだけでは手間のかかる作業を短くできる道具です。
ForkLift 4は日本語に対応している
結論から書くと、現在のForkLift 4は日本語に対応しています。公式サイトの機能一覧の「Multilingual(多言語)」の項目には、対応する言語として、英語、ドイツ語、ハンガリー語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ポーランド語、ウクライナ語、イタリア語、チェコ語、日本語、中国語が挙げられています。
ForkLiftのように多言語に対応したMacのアプリは、Macで設定されている言語の優先順位にしたがって表示の言語を選びます。Macの優先する言語の一番上が日本語であれば、ForkLiftも基本的には日本語で表示されます。
それでも英語で表示される場合は、次の3つのどれかが原因であることがほとんどです。
- Macの「優先する言語」の一番上が日本語ではなく英語になっている
- Macの「アプリケーション」ごとの言語設定で、ForkLiftが英語に指定されている
- 古い版のForkLiftを使っていて、その版が日本語に対応していない
次の節から、それぞれの確かめ方と直し方を順に説明します。
Mac全体の言語を確かめる手順
まず、Mac全体の言語の設定を確かめます。Appleのサポート情報によると、手順は次のとおりです。macOSでは、設定画面の名前は「システム設定」です(古い版の「システム環境設定」ではありません)。
- 画面左上のAppleメニューから「システム設定」を選びます。
- サイドバーで「一般」をクリックし、「言語と地域」をクリックします。下にスクロールする必要がある場合があります。
- 上部の「優先する言語」の一覧を見ます。
一覧の一番上が「日本語」になっていれば、Mac全体は日本語の設定です。英語などが一番上にある場合は、日本語を一覧の一番上までドラッグします。日本語が一覧にない場合は、追加のボタンをクリックし、一覧から日本語を選んで「追加」をクリックします。
Appleのサポート情報では、変更をすべてのアプリに反映するには、Macの再起動が必要な場合があると説明されています。ForkLiftを開いたまま設定を変えた場合は、少なくともForkLiftをいったん終了してから開き直してください。
なお、アプリが優先する言語に対応していない場合は、一覧の次の言語が使われます。たとえば、一覧の1番目が日本語、2番目が英語で、日本語に対応していないアプリは英語で表示されます。
ForkLiftだけ言語を指定する手順
Mac全体は英語で使いたいけれど、ForkLiftだけは日本語で使いたい。あるいは、その逆に、Mac全体は日本語だが、ForkLiftはマニュアルと見比べやすいように英語で使いたい。こうした場合は、アプリごとに言語を指定できます。
Appleのサポート情報によると、手順は次のとおりです。
- Appleメニューから「システム設定」を選び、サイドバーの「一般」から「言語と地域」をクリックします。
- 「アプリケーション」に移動します。
- 追加のボタンをクリックし、ポップアップメニューからForkLiftと使いたい言語を選んで「追加」をクリックします。
すでに一覧にForkLiftがある場合は、ForkLiftを選んで、ポップアップメニューから別の言語を選び直します。一覧からForkLiftを削除すると、Mac全体の既定の言語に戻ります。
ForkLiftが開いている場合は、変更を反映するためにアプリを終了して開き直す必要があります。「日本語にしたはずなのに英語のまま」というときは、この一覧でForkLiftが英語に指定されたままになっていないかを確かめてください。以前に誰かが英語に設定した、あるいは自分で試しに設定したまま忘れていた、ということがよくあります。
昔の日本語化ファイルを使わないほうがよい理由
ForkLiftの日本語化について検索すると、古い版のForkLift向けに、日本語のリソースファイルを配布している個人のブログが見つかります。こうしたページは、公式が日本語に対応していなかった時期に、有志が翻訳を用意してくれていたものです。ある配布ページには、次のような記載があります。
以前は Mac App Store で配信されていましたが、現在は配信停止しているようです。(2023年8月9日 現在) 出典: appletools.blog
このページで扱われているのはForkLiftのバージョン2.6.6で、現在の4系とは大きく異なる古い版です。現在のForkLift 4を使う場合、こうした日本語化ファイルを入れる必要はありません。むしろ、次の理由から使わないほうが安全です。
1つ目は、版の違いです。リソースファイルは特定の版に合わせて作られており、別の版に入れると、表示が崩れたり、アプリが起動しなくなったりするおそれがあります。
2つ目は、アプリの署名です。macOSは、アプリの中身が配布後に書き換えられていないかを確かめる仕組みを持っています。アプリの中にファイルを追加すると、この確認に引っかかり、起動を止められることがあります。
3つ目は、更新の手間です。ForkLiftは更新が続いており、公式サイトでは最新版として2026年9月29日公開の4.7.6が案内されています。更新のたびに日本語化をやり直すのは手間がかかります。
ForkLift 3から乗り換える場合も、公式のガイドによると、ForkLift 3を消さずにForkLift 4と同時に入れて使えます。Finderで同じ名前のアプリがあると聞かれたら「両方とも残す」を選び、見分けやすいように片方の名前を変えておきます。後でどちらかを消すときは、アプリを関連ファイルごと消す削除ツールを使わず、アプリをゴミ箱に入れるだけにするよう注意されています。削除ツールを使うと、両方の版の設定やお気に入りまで消えてしまうことがあるためです。
古いForkLift 2を今も使い続けている場合を除けば、日本語で使いたいときは、最新のForkLift 4を入れて、Mac側の言語設定で日本語を選ぶのが確実です。
動作環境と、古いMacで使う場合の注意
ForkLift 4を入れる前に、手元のMacで動くかどうかを確かめておきます。公式のクイックスタートガイドには、動作環境が次のように書かれています。
| ForkLiftの版 | 必要なmacOS |
|---|---|
| ForkLift 4.4以降 | macOS Sonoma(macOS 14.6)以降 |
| それより前のForkLift 4 | macOS Monterey(macOS 12.4)以降 |
| ForkLift 4.3.4以降 | macOS Tahoe(macOS 26)に対応 |
つまり、最新のForkLift 4を使うには、macOS 14.6以降が必要です。手元のMacの版は、Appleメニューの「このMacについて」で確かめられます。macOS 14.6より古いMacでは、最新版は使えません。また、macOS 26を使っている場合は、ForkLift 4.3.4以降でなければ対応していないとされているので、古い版を使い続けている人は更新が必要です。
日本語の表示に関係する点として、古い版のForkLiftでは、日本語の訳が一部しか入っていない、あるいは対応していない可能性があります。日本語で使いたい場合も、できるだけ新しい版を使うのが基本です。
料金とライセンスの考え方
ForkLift 4は、無料で試してから購入できます。公式のクイックスタートガイドによると、初めて起動したときの登録画面で「Free Trial」を選ぶと、ライセンスキーなしで試用できます。
購入は公式のオンラインストアで行います。2026年10月時点のストアの表示は、米ドル建てで次のとおりです。
| ライセンス | 無料アップデート1年 | 無料アップデート2年 |
|---|---|---|
| Single user(個人1人) | $19.95 | $34.95 |
| Family(家庭内のすべてのMac) | $29.95 | $49.95 |
| Small Business(事務所のMac5台まで) | $69.95 | $119.95 |
ForkLiftのライセンスは、買い切りで期限なく使える一方、無料で受けられる更新の期間が1年または2年に決まっている形です。公式の説明では、その期間が終わった後も、ライセンスの対象となる最新版をmacOSとハードウェアが対応している限り使い続けられ、さらに新しい更新を受けたい場合は新しいライセンスを購入する必要があるとされています。
料金はドル建てで、為替や税の扱いによって実際の支払額は変わります。購入前にストアの表示で最終的な金額を確かめてください。仕事で使う場合は、事業の経費として扱えるかどうかも、自分の帳簿の付け方に合わせて確認しておきましょう。
初めて起動したときに迷いやすい設定
日本語で表示できても、初めて起動したときに表示される画面や許可の確認で迷う人は少なくありません。公式のクイックスタートガイドに沿って、最初に出てくる設定を整理します。
ようこそ画面の設定
初めて起動すると、最初の設定を行う画面が表示されます。ここでは次の項目を選べます。後から設定画面で変えることもできます。
・お気に入りをiCloudで同期するかどうか(複数のMacでForkLiftを使う場合や、お気に入りのバックアップを取りたい場合にオン)
・ForkLift 3のお気に入りを読み込むかどうか
・新しい更新を知らせる通知を受けるかどうか
・テーマ(初期設定ではmacOSの外観に合わせる)
登録画面
設定の後に登録画面が出て、ライセンスを購入する、ライセンスキーで登録する、試用で使う、の3つから選びます。購入済みの人は、確認メールに書かれたライセンスキーをそのまま入力します。公式のガイドでは、貼り付けがうまくいかない場合は手で入力し、区切りには長い横棒ではなくハイフンを使うよう注意されています。
フルディスクアクセスの許可
ForkLiftがフルディスクアクセスを求めてきたら、許可するよう公式のガイドで勧められています。フルディスクアクセスとは、アプリにMacのすべての場所のファイルを読み書きする許可を与える仕組みのことです。許可しないと、外付けのドライブ、デスクトップ、ダウンロード、書類のフォルダにアクセスできず、ドラッグ&ドロップの操作にも制限が出ると説明されています。表示される案内に沿って、システム設定のプライバシーとセキュリティから許可します。
通知の許可
起動すると、画面の右上に通知の許可を求める表示が出ます。ファイルの転送や同期が終わったことを知らせてもらえるので、許可しておくと便利です。後からシステム設定で許可することもできます。
英語表示のときに読み替えておきたい主な用語
日本語に切り替えた後も、マニュアルやヘルプ、海外の解説記事は英語のことが多いため、主な用語の意味を押さえておくと迷いません。
| 英語表記 | 意味 |
|---|---|
| Pane | 画面の左右それぞれの表示領域 |
| Favorites | よく使う場所の登録(お気に入り) |
| Sync | 2つのフォルダの同期 |
| Multi Rename | 複数ファイルの一括名前変更 |
| Activities | 進行中のコピーや転送などの作業の一覧 |
| Log | 行った操作とその結果の記録 |
| Workspaces | 開いているタブや場所の組み合わせの保存 |
| Quick Open | お気に入りやメニューの命令を呼び出す入力欄 |
| Remote Editing | サーバー上のファイルを手元のエディタで編集し、保存時に自動で上げる機能 |
とくに「Sync」は、設定を誤ると、片方のフォルダのファイルが消えたり上書きされたりします。同期の向き(片方向か双方向か)と、削除されたファイルの扱いを確かめてから実行してください。大事なデータを同期する前には、必ずバックアップを取っておきましょう。
サーバーやクラウドに接続する手順
ForkLiftの中心となる機能が、サーバーやクラウドへの接続です。公式のクイックスタートガイドに沿って、手順を整理します。ガイドは英語で書かれているため、ここではボタンの名前を英語表記のまま示します。日本語で表示している場合は、同じ位置に日本語の名前で表示されます。
SFTPのサーバーにつなぐ
SFTPとは、通信を暗号化してファイルをやり取りする方式のことで、Webサイトのファイルをサーバーに上げるときによく使われます。
- ツールバーの「Connect」ボタンをクリックして、接続のパネルを開きます。
- 方式(Protocol)をSFTPにします。
- 「Server」の欄に、サーバーのドメイン名かIPアドレスを入力します。
- 「Username」の欄にユーザー名を、「Password」の欄にパスワードを入力します。パスワードの代わりに秘密鍵で接続する場合は、パスワード欄の鍵のアイコンから鍵を追加します。
- ポート番号を変える必要がある場合や、接続に色を付けたい場合は「Show Advanced」をオンにして設定します。
- 次回から簡単につなぎたい場合は「Add to favorites」でお気に入りに登録します。
- 「Connect」をクリックして接続します。
FTPやWebDAVなど、クラウドサービス以外のほとんどの方式も、同じような流れでつなげます。取引先から受け取った接続情報は、方式、サーバー名、ポート番号、ユーザー名、認証の方法(パスワードか鍵か)の5点を確かめてから入力すると、接続の失敗を減らせます。
Google Drive、Dropbox、OneDriveにつなぐ
クラウドサービスの場合は、少し流れが違います。
- 「Connect」ボタンで接続のパネルを開きます。
- 方式の欄で、つなぎたいクラウドサービスを選びます。対応しているのはGoogle Drive、Dropbox、OneDriveです。
- 「Connect」をクリックすると、ブラウザでそのサービスのページが開くので、ForkLiftに使わせたいアカウントへのアクセスを許可します。ブラウザからForkLiftに戻る許可も求められます。
この途中で、ForkLiftが接続のための情報をMacのキーチェーンに保存してよいかを尋ねることがあります。キーチェーンとは、Macがパスワードなどを安全に保管する仕組みのことです。毎回尋ねられたくない場合は、Macのパスワードを入力して常に許可を選び、保存したくない場合は拒否を選びます。
コピー、移動、削除で気をつけたいこと
2画面のファイル管理アプリは、Finderと操作の感覚が少し違います。とくに手元のフォルダとサーバー上のフォルダでは、同じ操作でも結果が変わる場面があるので注意が必要です。
手元とサーバーでドラッグの意味が違う
公式のガイドによると、手元のフォルダどうしでファイルを反対側の画面にドラッグすると「移動」になり、Optionキーを押しながらドラッグすると「コピー」になります。一方、サーバーにつないでいる場合は、ドラッグすると「コピー」になり、Commandキーを押しながらドラッグすると「移動」になります。マウスの矢印の横にプラスの印が出ていればコピーです。意図と違う操作をしないよう、ドラッグする前に印を確かめる習慣をつけましょう。
同じ名前のファイルがあったときの選択肢
コピーや移動の先に同じ名前のファイルがあると、どうするかを選ぶ画面が出ます。ファイルの場合は、置き換える、古いほうだけを置き換える、両方残す、飛ばす、止める、の5つから選べます。「古いほうだけを置き換える」は、更新日が古いほうを新しいほうで置き換える選択肢です。フォルダの場合は、2つのフォルダの中身を合わせる「Merge」も選べます。
サーバー上ではゴミ箱に入らない
手元のファイルは、削除するとゴミ箱に入り、後から戻せます。Optionキーを押しながら削除を選ぶと、ゴミ箱を通さずに完全に削除されますが、その前に必ず確認の画面が出ます。
注意したいのは、サーバー上のファイルです。公式のガイドでは、リモートの場所ではゴミ箱に入れる操作は使えず、代わりに「Delete(削除)」になると説明されています。サーバー上で削除したファイルは、ゴミ箱から戻すことができません。取引先のサーバーで作業するときは、削除の前に手元にコピーを取っておくと安心です。
覚えておくと速くなる基本の操作
ForkLiftは、キーボードだけでほとんどの操作ができるように作られています。公式のガイドに書かれている基本の操作のうち、よく使うものを挙げます。
| 操作 | キー |
|---|---|
| フォルダを開く、ファイルを開く | Command+下矢印(またはダブルクリック) |
| 1つ上のフォルダに戻る | Command+上矢印 |
| 検索の欄に移る | Command+F |
| 同じフォルダに複製を作る | Command+D |
| ゴミ箱に入れる | Command+Delete |
| ゴミ箱を通さずに削除する | Command+Option+Delete |
検索には2つの方法があります。1つはForkLift自身の検索で、開いている場所のファイルを1つずつ調べるため時間はかかりますが、サーバー上でも使えます。「サブフォルダも検索」をオンにすると、下の階層まで対象になります。もう1つはmacOSのSpotlightを使う検索で、Finderの情報を使うのでほぼ一瞬で結果が出て、ファイルの中身まで調べられますが、手元のファイルにしか使えません。サーバー上のファイルを探すときはForkLiftの検索、手元のファイルを素早く探すときはSpotlight、と使い分けると効率的です。
並べ替えは、一覧表示で列の見出しをクリックすると、その項目の順に並び、もう一度クリックすると逆順になります。メニューの「表示」からグループ分けの基準を選ぶこともできます。
同期の設定項目を正しく読む
ForkLiftの同期の機能は、2つのフォルダの中身をそろえるのに便利ですが、設定を誤ると大事なファイルを消してしまうおそれがあります。公式のガイドに書かれている設定項目の意味を整理します。
同期は、2画面の状態で、片方に同期先のフォルダ、もう片方に同期元のフォルダを開き、同期元の側を選んだ状態で同期のボタンを押して始めます。同期の画面のサイドバーでは、次の項目を設定できます。
| 設定項目 | 意味 |
|---|---|
| 同期の向き | 左から右、右から左、両方向のいずれか |
| サブフォルダの同期 | ファイルだけでなくフォルダの中まで同期する |
| 隠しファイルの同期 | 見えないファイルも対象にする |
| 項目の追加 | 同期先にないものを追加する |
| 空のフォルダを追加しない | 同期後に空になるフォルダは作らない |
| 項目の更新 | 大きさや更新日が違うものを更新する |
| 孤立した項目の削除 | 同期元にないファイルを同期先から削除する |
| 時刻のずれの補正 | 同期元と同期先で時刻にずれがある場合に調整する |
| 除外 | 対象から外すものを指定する |
もっとも注意が必要なのが「孤立した項目の削除(Delete orphaned items)」です。これをオンにすると、同期元にないファイルが同期先から削除されます。同期の向きを逆に設定したまま実行すると、本来残したいファイルが消えてしまいます。画面の下には、追加、更新、削除される件数が表示されるので、実行する前に必ず確かめましょう。削除される件数が予想より多いときは、いったん止めて設定を見直してください。
在宅の仕事でForkLiftが役立つ場面
在宅で仕事をしていると、取引先ごとにファイルの置き場所やサーバーが違い、ファイルのやり取りに時間を取られがちです。ForkLiftのような道具は、こうした手間を減らすのに役立ちます。
Webサイトの制作や更新を受けている人は、取引先のサーバーにSFTPで接続し、手元のフォルダと左右に並べて、更新したファイルだけを上げる作業が楽になります。サーバー上のファイルを手元のエディタで直接直し、保存と同時に上げられる機能もあります。アプリやWebの開発の仕事の全体像はアプリケーション開発のお仕事にまとまっています。
デザインの仕事では、取引先ごとに素材や納品物のフォルダを整理し、Google DriveやDropboxなど取引先が指定するクラウドとの間でファイルをやり取りする場面が多くあります。複数のクラウドを1つの画面で扱えると、どこに何を置いたか分からなくなる事態を防げます。デザイナーの報酬の傾向はデザイナーの年収・単価相場で確かめられます。
在宅で働く環境を整える費用には、事業者向けの支援制度が使える場合もあります。テレワークの環境整備の支援策はテレワーク 助成金 2026で整理されています。
ForkLiftと別の方向のMacのファイル管理
ForkLiftは、サーバーやクラウドとのファイルのやり取りに強いアプリです。一方で、最近はAIのエージェントに作業を任せる人が増え、「Macの中の資料のフォルダと、AIを動かすターミナルを、1つの画面で行き来したい」という別の需要も出てきています。こうした使い方に合わせたMacのファイル管理アプリの1つが「Atriens」です。
公式サイトによると、AtriensはmacOS 14以降に対応したMacのファイル管理アプリで、フォルダごとにターミナルが同じ画面に付いており、開いているフォルダでそのままコマンドを打てます。サイドバーには、外付けのディスクや別の場所にあるフォルダを、ファイルを動かさずに案件ごとにまとめて並べられ、表示する名前をフォルダ名と別に付けることもできます。日本語を含む32の言語に対応しています。サーバーへの接続や同期を中心とするForkLiftとは得意な分野が異なるので、自分の作業がどちらに近いかで選ぶとよいでしょう。
料金は、サイドバー、ターミナル、プレビュー、GitなどMac単体の機能が期限なく無料で、アカウントの登録も要りません。iPhoneやiPadから自宅のMacを操作する機能を使う場合だけ有料で、月額780円、年額6,800円、買い切り14,800円(いずれも税込)から選べます。
Atriensは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
運営者として見てきた、道具選びと仕事の続け方
フリーランスと在宅ワークの市場を20年運営してきた立場から言えば、長く仕事が続く人は、道具そのものより「道具をどう整えて、取引先に迷惑をかけないか」に気を配っています。ファイルの置き場所が整理されていて、頼まれた資料をすぐに出せる。サーバーに上げる前に、手元と相手側の差分を確かめる。こうした小さな丁寧さが、「この人に任せると安心」という評価を積み上げます。ForkLiftのような道具を日本語で使いこなし、操作の迷いを減らすことは、その丁寧さを支える土台になります。
もう1つ見えているのは、作業の手間を減らすほど、手取りの構造が収入に効いてくるということです。ファイルのやり取りにかかる時間を短くできても、1件ごとに仲介の手数料が差し引かれれば、受け手に残る金額は伸びません。依頼者と受け手が直接やり取りできる手数料0%の仕組みなら、道具で生まれた効率の分が、そのまま受け手の手取りと依頼者の予算の余裕になります。業務の仕組みづくりやITの活用を支援する仕事はAIコンサル・業務活用支援のお仕事でも紹介されており、こうした道具の知識そのものが仕事になる場面も増えています。
よくある質問
Q. ForkLiftは日本語に対応していますか?
現在のForkLift 4は日本語に対応しています。公式サイトの多言語の項目に、英語やドイツ語などと並んで日本語が挙げられています。Macの「優先する言語」の一番上が日本語であれば、基本的には日本語で表示されます。日本語化のためのファイルを別に入れる必要はありません。
Q. ForkLiftが英語のまま表示されるのはなぜですか?
多いのは、Macの「システム設定」の「一般」から「言語と地域」で、優先する言語の一番上が英語になっている場合か、「アプリケーション」の一覧でForkLiftだけ英語に指定されている場合です。設定を直した後は、ForkLiftをいったん終了して開き直してください。古い版を使っている場合は、最新版への更新も検討しましょう。
Q. 昔の日本語化ファイルを最新のForkLiftに入れても大丈夫ですか?
おすすめしません。古い日本語化ファイルはForkLift 2.6.6など特定の古い版に合わせて作られており、現在の4系に入れると表示が崩れたり、アプリの中身を書き換えたことでmacOSに起動を止められたりするおそれがあります。ForkLift 4は公式に日本語に対応しているので、Mac側の言語設定で切り替えるのが確実です。
Q. ForkLift 4はどのMacで使えますか?
公式のガイドによると、ForkLift 4.4以降はmacOS Sonoma(macOS 14.6)以降が必要で、それより前のForkLift 4はmacOS Monterey(macOS 12.4)以降で動きます。macOS 26(Tahoe)に対応しているのはForkLift 4.3.4以降です。手元のMacの版は、Appleメニューの「このMacについて」で確かめられます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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