Spotifyからのメールは本物か|公式の送信元と支払いを装う偽メールの見分け方 2026


この記事のポイント
- ✓Spotifyからのメールは本物か
- ✓Spotifyカスタマーサポートは送信者のアドレスの末尾が「@spotify.com」でなければ不審なメールと案内しています
- ✓支払いの失敗を装う偽メールの見分け方
Spotify からのメールが本物か迷ったら、まず送信者のアドレスの末尾を見ます。Spotify カスタマーサポートの「これはSpotifyからの公式メールですか?」は、2026年11月1日時点で、送信者のメールアドレスの末尾が「@spotify.com」でない場合や見知らぬアドレスの場合は、Spotify をかたる不審なメールだと案内しています。 ただし差出人の表示は偽れるので、末尾が @spotify.com でも本物とは限りません。メールのリンクは押さずに、公式アプリか、ブックマークした Spotify のアカウントページで確かめてください。
この記事では、Spotify カスタマーサポートの記載をもとに、公式の送信元、Spotify がメールでたずねないこと、支払いの失敗を装う偽メールの見分け方、お支払い履歴で確かめる手順、報告の窓口、そしてリンクを押したり支払いの情報を入力したりしてしまったときにすることを、順番に整理します。
Spotifyが公式に案内している送信元
Spotify カスタマーサポートは、送信元のアドレスを1つずつ並べるのではなく、アドレスの末尾で見分けるよう案内しています。2026年11月1日時点の記載を整理すると、次のとおりです。
| 用途 | アドレスまたはドメイン | 載っている公式ページ |
|---|---|---|
| Spotify からのメール(用途ごとの区別は書かれていない) | 末尾が @spotify.com のアドレス | Spotify カスタマーサポート「これはSpotifyからの公式メールですか?」 |
| 不審なメールの報告先 | [email protected] | 同上 |
カスタマーサポートの文は、次のとおりです。
送信者のメールアドレスの末尾が「@spotify.com」でない場合や、見知らぬメールアドレスの場合は、Spotifyを騙る不審なメールです。 出典: Spotify カスタマーサポート
この表で気をつけたいのは、カスタマーサポートが「どのアドレスがどの用途か」までは書いていないことです。ログインの通知はこのアドレス、領収書はこのアドレス、といった割り当ては公式の文には無いため、この記事でも推測で書き添えません。インターネット上には Spotify の送信元のアドレスをまとめたページもありますが、公式の記載で確かめられないアドレスは書きません。
「末尾が @spotify.com」というのは、@ の後ろがちょうど spotify.com で終わっているという意味です。spotify の前後に別の語が付いていたり、文字が1つ違っていたりするドメインは、末尾が @spotify.com ではありません。@ の後ろを1文字ずつ読み、最後が spotify.com で終わっているかを確かめてください。
末尾が@spotify.comでも本物とは限らない理由
カスタマーサポートの案内は、「末尾が @spotify.com でなければ不審」というものです。逆に「末尾が @spotify.com なら必ず本物」とまでは書かれていません。メールの差出人の欄は、はがきの差出人と同じで、送る側が書き換えられる部分があるからです。表示名を「Spotify」にしたり、アドレスを本物そっくりに見せかけたりする手口は広く使われています。
警察庁のフィッシング対策のページも、企業の本物のメールアドレスになりすましたメールで偽サイトへ誘導する方法が確認されていると説明しています。
そのほか、企業の本物のメールアドレスになりすました電子メールを送信する方法や、官公庁を名乗る電子メールを送信する方法、検索サイトの広告から誘引する方法など、様々な誘導方法が確認されています。 出典: 警察庁 フィッシング対策
スマートフォンのメールアプリでは、差出人の欄に「Spotify」などの表示名だけが出て、アドレスが隠れていることがよくあります。差出人の名前を押すとアドレス全体が表示されることが多いので、表示名ではなくアドレスの末尾まで見てください。表示名は送る側が自由に付けられるため、「Spotify」と書かれていることは手がかりになりません。
結局のところ、アドレスの末尾は「明らかに関係のない差出人をふるい落とすための手がかり」です。最後の判断は、後の節で説明する Spotify のアカウントページで行うのが確実です。
Spotifyがメールでたずねないこと
偽物を見抜くうえで、いちばん分かりやすい手がかりは「本物の Spotify ならメールでたずねないこと」を知っておくことです。カスタマーサポートには、次のように明記されています。
Spotifyが個人情報をメールでお尋ねすることは一切ありません。 たとえば以下のようなお客様の個人情報です。 出典: Spotify カスタマーサポート
この後に、例として次のものが挙がっています。
- お支払い情報
- パスワード
- 社会保険番号やマイナンバー
- 第三者機関(ウェスタンユニオンなど)を介した料金の請求
- メールでのダウンロードの要求
1つ目のお支払い情報は、支払いを装う偽メールを見分けるうえで特に大切です。「カード情報を更新してください」「お支払い方法を確認してください」と書かれたメールで、リンクの先でカード番号を入力させようとしていたら、Spotify からの正しい連絡ではないと考えてください。
4つ目のウェスタンユニオンは、海外への送金サービスの名前です。Spotify の料金を、こうした送金サービスや別の会社を通して払うよう求められたら、偽物です。5つ目も見落としやすい点で、「添付のファイルをダウンロードして確認してください」「このリンクから専用のアプリを入れてください」というメールにも応じないでください。
Spotifyから届く本物の通知
Spotify から届く本物のメールの中には、止めたくても止められないものがあります。カスタマーサポートによると、アカウントを守るために、アカウントに関する動きがあった場合には Spotify からお知らせのメールが送られます。例として挙がっているのは次の2つです。
| 本物の通知の例 | 届くとき | 配信の停止 |
|---|---|---|
| 新しいログイン | アカウントに新しいログインがあったとき | セキュリティ上の理由で停止できない |
| Family プランまたは Duo プランのメンバーの追加 | プランにメンバーが加わったとき | 同上 |
自分でログインしたときや、家族をプランに招いたときにこのメールが届くのは自然なことです。一方で、身に覚えのないログインのお知らせや、知らない人がメンバーに加わったというお知らせが届いた場合は、アカウントに誰かが入っている可能性があります。カスタマーサポートは、覚えのない動きがあった場合はアカウントの乗っ取りに関するヘルプを見るよう案内しています。
ここで注意したいのは、本物の通知と同じ形の偽メールもありうることです。「新しいログインがありました。心当たりが無い場合はこちらから」と書かれたメールのリンクは押さず、ブックマークした Spotify のアカウントページを自分で開いて、パスワードの変更やログアウトを行ってください。
支払いに関しては、領収書のメールも本物の通知の1つです。カスタマーサポートの「領収書の確認」によると、無料体験のキャンペーンを始めた場合や、新しい定期購入の最初の支払いを行った場合は、メールで領収書を受け取れます。毎月の支払いのたびにメールが届くとは書かれていないため、毎月の請求を確かめたいときは、メールを待つのではなく、アカウントページのお支払い履歴を開くのが確実です。身に覚えのない無料体験の領収書が届いたときも、メールのリンクではなく、お支払い履歴で同じ記録があるかを見てください。
カスタマーサポートの「Spotifyの通知設定」によると、ニュース、キャンペーン、おすすめのコンサート、アーティストの更新情報などのメールは、受け取るかどうかを選べます。アカウント情報のページから、受信するメールとプッシュ通知を管理できると書かれています。キャンペーンのメールが多すぎて困っているときは、アカウント情報のページを自分で開いて設定を変えると、偽メールの配信停止のリンクを押してしまう心配がありません。
支払いを装う偽メールの見分け方
Spotify を装う偽メールで多いのが、支払いの失敗や更新を理由にカード情報を入力させようとするものです。本物の Spotify も支払いについて連絡することはあるため、文面だけでは見分けにくいのが厄介な点です。カスタマーサポートの記載をもとに、確かめる点を整理します。
カスタマーサポートの「お支払い失敗に関するヘルプ」は、支払いに問題があったときは、お支払い履歴のページから詳しい内容を確かめるよう案内しています。同じページには、月々の支払いに失敗した場合でも Spotify Premium がすぐに止められることはなく、数日以内にもう一度支払いの処理を試すと書かれています。
この2つの記載から、偽メールを見分ける手がかりが得られます。
- 「本日中に支払い情報を更新しないとアカウントを停止します」のように、すぐ止めると急がせるメールは、カスタマーサポートの説明と食い違う
- 支払いの問題を確かめる場所は、メールのリンクの先ではなく、自分で開いたお支払い履歴のページ
- メールの中でカード番号の入力を求めていれば、「お支払い情報をメールでたずねない」という記載と食い違う
また、携帯電話会社やインターネットのプロバイダーなど、パートナー企業を通して Spotify のプランを買っている場合は、支払いはそのパートナー企業が管理しているとカスタマーサポートに書かれています。この場合、支払いのサポートはパートナー企業に問い合わせる必要があります。パートナー経由で払っている人に、Spotify を名乗って「カード情報を更新してください」というメールが届いたら、まず自分がどこで支払っているかを思い出してください。
ここに挙げた点は、メールの件名ではなく中身で見分けるためのものです。2026年11月1日時点で、Spotify カスタマーサポートに偽メールの件名を並べたページは見つかりませんでした。件名は次々に変わるため、件名で覚えるより、お支払い履歴に同じ問題が出ているかで見分けるほうが確実です。
お支払い履歴と領収書で本物か確かめる手順
支払いや請求について書かれたメールが届いたら、メールのリンクを押さずに、ブックマークした Spotify のアカウントページを自分で開いて確かめます。カスタマーサポートの「領収書の確認」に書かれている手順は、次のとおりです。
- Spotify のアカウントページにログインし、「お支払い履歴」に移動する。
- 「お支払い」で、表示したい支払いを選ぶ。
- 「管理」を選び、次に「領収書を表示」を選ぶ。
表示できる領収書は過去2年分だと書かれています。支払いが表示されないときは、検索の条件をクリアするよう案内されています。メールに「今月の支払いに失敗しました」と書かれていても、お支払い履歴に問題のある支払いが無ければ、メールに書かれた内容は事実ではないと考えられます。
確かめる場所を、メールの内容ごとに整理すると次のとおりです。
| メールの内容 | 確かめる場所 |
|---|---|
| 支払いの失敗、カード情報の更新 | アカウントページの「お支払い履歴」 |
| 領収書、請求の金額 | 「お支払い履歴」から「管理」の「領収書を表示」 |
| 新しいログイン | アカウントページの「どこからでもサインアウト」と、パスワードの変更 |
| プランの変更、メンバーの追加 | アカウントページのプランの表示 |
どの画面を開くときも、メールのリンクではなく、公式アプリか、自分でブラウザに入力したアドレスかブックマークから開いてください。偽メールのリンクから開いた画面は、本物そっくりに作られていても偽物の可能性があるからです。
Spotifyを名乗る電話やSMS
Spotify を名乗る連絡は、メールだけとは限りません。カスタマーサポートの「お問い合わせ」のページには、2026年11月1日時点で、現在は電話でのサポートを行っていないと書かれています。Spotify のサポートへの問い合わせは、メッセージを送る形で受け付けていると案内されています。
この記載から言えるのは、「Spotify のサポートです」と名乗る電話がかかってきて、アカウントの問題や支払いの話をされた場合は、強く疑ってよいということです。電話でパスワードやカード番号、スマートフォンに届いたコードを聞かれても、伝えないでください。気になる場合はいったん切り、Spotify のアプリやアカウントページを自分で開いて確かめます。
SMS(携帯電話番号あてのショートメッセージ)については、Spotify カスタマーサポートで、2026年11月1日時点で、Spotify が SMS を送るときの送信元の番号や表示名を案内しているページは見つかりませんでした。この記事では、SMS の送信元の番号を書きません。Spotify を名乗る SMS が届いても、リンクは押さずに、公式アプリを自分で開いて確かめる、という順番は同じです。SMS の本文と URL で見分ける考え方は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順で詳しく整理しています。
不審なメールを報告する方法
Spotify を名乗るおかしなメールが届いたら、Spotify に報告できます。カスタマーサポートは、不審なメールを報告する手順として、該当するメールを [email protected] に転送し、そのうえでメールを削除するよう案内しています。
| 報告したいもの | 報告の方法 | 載っている公式ページ |
|---|---|---|
| Spotify を名乗る不審なメール | [email protected] に転送し、メールを削除する | Spotify カスタマーサポート「これはSpotifyからの公式メールですか?」 |
| Spotify 以外も含めた偽メール全般 | フィッシング対策協議会の Web フォームか電子メールで報告する | フィッシング対策協議会「フィッシングの報告」 |
フィッシング対策協議会の「フィッシングの報告」のページによると、報告された情報は、警察などの法執行機関や、名前を使われた組織に提供される場合があります。同じページには、迷惑メールフォルダーに入ったメールはすでに検知されていて対応が完了していると見なせるため、報告の必要はないとも書かれています。受信トレイに届いてしまったものを優先して報告すると、ほかの人の被害を防ぐ手助けになります。
報告するときも、偽メールのリンクを開き直したり、偽サイトに入ってみたりする必要はありません。手元のメールを転送すれば十分です。
リンクを押した・支払いの情報を入力したときにすること
偽メールに返信した、リンクを押した、ファイルをダウンロードした、あるいは開いた画面でパスワードやカード番号を入力してしまった場合は、早く動くほど被害を小さくできます。カスタマーサポートは、すでにそうしてしまった場合の手順として、次の3つを挙げています。
- Spotify のパスワードをリセットする。
- ほかのサイトでも同じパスワードを使っている場合は、そのサイトのパスワードも変更する。
- お支払い情報を教えてしまった場合は、利用している金融機関に連絡する。
アカウントにまだ入れる場合について、カスタマーサポートの「アカウントが乗っ取られましたか?」は、さらに詳しい手順を案内しています。
- パスワードをリセットし、リセット用のリンクはシークレットウィンドウかプライベートウィンドウで開く。今まで使ったことのない、安全性の高いパスワードにする。メールアドレス、Facebook、Apple など、アカウントに結び付いているサービスのパスワードも変える。
- アカウント情報のページで「どこからでもサインアウト」を選び、すべてのデバイスからログアウトする。すべてのデバイスで完了するまで、最大1時間かかる場合がある。
- アカウントページの「アプリの管理」で、アカウントに接続しているほかの会社のアプリを確かめ、「アクセス権を削除」を選ぶ。
- すべてのデバイスにもう一度ログインする。
アカウントに入れない場合は、Spotify に連絡するよう案内されています。
カード番号まで入力してしまったときは、カード会社に連絡して、カードの停止や再発行を相談してください。入力してしまった情報ごとの対処は、フィッシング詐欺で入力してしまったら|カード番号・パスワード・住所ごとにすぐすること 2026で詳しく説明しています。
お金の被害が出たときは、警察にも相談できます。警察庁の相談窓口の案内では、警察相談専用電話「#9110」にかけると、かけた地域を管轄する都道府県警察の総合窓口に直接つながります。土日祝日と夜間は、当直や音声案内などで対応していると書かれています。サイバー事案の窓口は警察庁のサイバー事案に関する相談窓口の一覧から探せます。契約や支払いのトラブルとして相談したいときは、消費者庁が案内する消費者ホットライン188に電話すると、身近な消費生活センターや消費生活相談窓口につながります。
カードの明細に本当にSpotifyの請求が出ていたとき
メールは偽物でも、カードや銀行の明細を見たら、覚えのない Spotify の請求が本当に載っていた、という場合もあります。この場合は、偽メールとは別の問題として、請求の中身を確かめる必要があります。カスタマーサポートには、よくある場合ごとの説明があります。
| 明細の状態 | カスタマーサポートに書かれている考えられる理由 | 確かめること |
|---|---|---|
| Premium を使っていないのに請求がある | 別のアカウントで Premium に誤って登録した可能性、家族や友達があなたの情報で定期購入している可能性 | メールアドレス、電話番号、Apple や Google のアカウントなど、登録に使ったかもしれない情報でログインしてみる。家族や友達に確かめる |
| 同じ月に2回請求されている | プランの変更で初回の請求日が早まった、支払いの失敗の後にもう一度処理された、一時的な承認の請求が保留中と表示されている | アカウントページの領収書と支払いの詳細、金融機関の明細の状態 |
「2 回請求された」のページによると、Premium プランの請求は1か月に1回です。支払いに失敗した後にもう一度処理された場合、失敗した支払いと成功した支払いの両方が明細に表示されることがありますが、実際に請求されているのはそのうち1つだけだと説明されています。明細に保留中や処理中と表示されているものは、支払いの会社による一時的な承認の請求だとされています。
家族や友達があなたの情報で定期購入していた場合は、解約するか支払い方法を変えてもらい、返金してもらうよう案内されています。どれにも当てはまらず、身に覚えのない請求が続く場合は、ほかの人があなたのアカウントやカードを使っている可能性があります。Spotify に問い合わせるときは、支払いが分かる領収書か明細の画面を写した画像を用意するよう書かれていますが、その画像にはカード番号の全桁、有効期限、3桁のセキュリティコードを含めないよう注意されています。カードの不正利用が疑われるときは、カード会社にも連絡してください。
乗っ取りを疑ったほうがよいアカウントの変化
偽メールに気づかずにパスワードを入力してしまった場合、すぐには何も起きず、後からアカウントに変化が出ることがあります。カスタマーサポートの「アカウントが乗っ取られましたか?」は、次のような場合は注意が必要だと書いています。
- メールアドレスが変更された
- プレイリストが追加または削除された
- 音楽が勝手に再生される
- 定期購入のプランが変更された
- 覚えのない Facebook アカウントが自分の Spotify アカウントとリンクしている
- 身に覚えのないログイン通知がメールで届いた
- パスワードが使えなくなった
同じページには、Spotify のプラットフォームと顧客情報は保護されているものの、別のサービスから情報が漏れた場合、第三者がアカウントにログインする可能性があると書かれています。偽メールで入力したパスワードだけでなく、ほかのサービスで使い回していたパスワードが原因になることもあるということです。こうした変化に気づいたら、「リンクを押した・支払いの情報を入力したときにすること」の節の手順に沿って、パスワードのリセットとすべてのデバイスからのログアウトを行ってください。プレイリストが消えていた場合は、アカウントにまだ入れるなら、アカウントページから削除されたプレイリストを復元できると案内されています。
FamilyプランやDuoプランで家族に伝えておくこと
Family プランや Duo プランを使っている家庭では、Spotify を名乗る偽メールが、家族の誰かのメールアドレスに届いていることもあります。プランの管理者でない家族は、自分では支払いをしていないのに「お支払い方法を更新してください」というメールを見て、慌ててリンクを押してしまうことがあります。
伝えるときは、細かい仕組みの説明よりも、次の3点に絞ると伝わりやすくなります。
- Spotify を名乗るメールや SMS のリンクは押さない。支払いのことは、プランの管理者がアカウントページで確かめる
- パスワードやカード番号は、メールでも電話でも伝えない。Spotify はメールでたずねず、電話のサポートも行っていない
- 知らないメンバーが加わったというお知らせが届いたら、すぐに家族の管理者に知らせる
メンバーの追加のお知らせは、カスタマーサポートが挙げている、止められない本物の通知の1つです。家族の誰もが心当たりの無い追加であれば、アカウントに誰かが入っている合図かもしれません。
届いたメールを確かめる順番
ここまでの内容を、メールが届いたその場で使える順番に並べ直します。上から順に見ていき、どこか1つでも当てはまらなければ、リンクを押さずに [email protected] に転送するか削除してください。
- 差出人のアドレスの @ より後ろを1文字ずつ読み、末尾が spotify.com で終わっているかを見る。
- 本文で、お支払い情報、パスワード、マイナンバーなどの入力や返信を求めていないかを見る。求めていれば Spotify からの正しい連絡ではない。
- 送金サービスや別の会社を通した支払い、ファイルのダウンロードを求めていないかを見る。
- 「すぐに停止する」と急がせていないかを見る。支払いに失敗しても Premium がすぐに止められることはないと、カスタマーサポートに書かれている。
- 公式アプリかブックマークからアカウントページを自分で開き、お支払い履歴やプランの表示に、メールと同じ内容があるかを確かめる。
1から4はメールを開いたままでもできる確認で、5はメールを閉じて Spotify を自分で開く確認です。どの段階でもメールのリンクを使わないことが大切です。5で同じ内容が見つかれば、そのメールは本物と考えられますが、そのときも手続きはアカウントページから進めれば安全です。
被害の相談に備えて残しておきたい記録
カード会社や警察に相談するときは、何が起きたかを説明できる記録があると話が早く進みます。慌てて全部削除してしまう前に、次のものを残してください。
- 届いたメールそのもの。[email protected] に転送する前に、画面を写した画像を保存しておく
- メールの送信元アドレスと件名、届いた日時
- 開いた画面で入力した情報の種類(Spotify のパスワード、カード番号など)
- カードの明細に出ている、身に覚えのない請求の日付と金額
- アカウントページで見つけた、身に覚えのないプランの変更やメンバー
記録を残すときも、偽サイトをもう一度開く必要はありません。手元のメールと、自分で開いたお支払い履歴やカードの明細だけで十分です。
受信設定で許可するドメイン
携帯電話会社のメールなどで「指定したドメインからのメールだけ受け取る」設定をしていると、Spotify からのパスワードの再設定のメールや領収書のメールが届かないことがあります。Spotify カスタマーサポートの記載には、2026年11月1日時点で、受信設定のために許可するドメインを案内するページは見つかりませんでした。
受信設定をする場合は、カスタマーサポートが送信元の目安として挙げている spotify.com を参考にしてください。ただし、受信設定で許可したドメインからのメールでも、差出人を偽ったものが混ざる可能性はあります。受信設定は「届くようにするための設定」であって、「本物だけが届くようにする設定」ではありません。
パスワードの再設定のメールが届かないときは、受信設定に加えて、迷惑メールのフォルダも確かめてください。そこで見つかったメールも、差出人の末尾が spotify.com かを見て、自分で再設定を申し込んだ直後に届いたものかを確かめてから使うと安全です。
迷惑メールそのものが急に増えて困っているときの止め方は、迷惑メールが急に増えた原因と対処法|iPhone・Gmail・ドコモ・au・ソフトバンクでの止め方 2026で、メールサービスごとに整理しています。
Spotifyのアカウントを守るために見直しておく設定
偽メールを見分ける力に加えて、アカウントそのものを守る設定を整えておくと、万一パスワードが漏れても被害を小さくできます。カスタマーサポートの「Spotifyアカウントの保護」が勧めている対策を整理します。
- 小文字、大文字、数字、特殊文字を含む長いパスワードを使う
- 利用しているオンラインサービスごとに違うパスワードを使う
- パスワードを定期的に変え、ほかの人と共有しない
- デバイスのファームウェア、OS、ウイルス対策ソフトを最新の状態に保つ
- 職場、学校、図書館など、共有のデバイスで使った後は必ずログアウトする
カスタマーサポートの「アカウントが乗っ取られましたか?」には、Spotify のアカウントは、ほかのサービスでの情報漏えいによって最も危険にさらされると書かれています。別のサービスから漏れたメールアドレスとパスワードの組み合わせで、Spotify に入られることがあるという意味です。パスワードの使い回しをやめるのが、いちばん効果の大きい対策です。使い回しをやめる手順はIDとパスワード管理を安全にする方法|使い回しをやめる具体手順で説明しています。
Facebook のアカウントで Spotify にログインしている人は、Facebook のパスワードも守る必要があります。カスタマーサポートは、乗っ取りが疑われるときは Facebook のセキュリティも確かめるよう勧めています。
在宅で働く人が仕事のメールアドレスでSpotifyのメールを受けるとき
在宅で仕事をしている人の中には、作業中に Spotify で音楽を流している人も多いはずです。仕事用と個人用で同じメールアドレスを使っていると、Spotify を装う偽メールに引っかかったときの影響が、仕事のメールや取引先とのやり取りにまで広がります。可能であれば、音楽やショッピングのサービスに登録するメールアドレスと、仕事に使うメールアドレスを分けておくと、関係のないアドレスに届いた偽メールにすぐ気づけます。
@SOHO は2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきましたが、運営者として見てきた限りでは、アカウントを守れている人は特別な知識があるというより、手順を決めている人です。メールのリンクから支払いの手続きをしない、お支払い履歴を自分で開いて確かめる、パスワードとカード番号はメールで伝えない。この3つを決めておくだけで、多くの被害は防げます。社内や取引先とこうした手順を共有する方法は社員のセキュリティ意識を向上させるフィッシングメール模擬訓練の効果|2026年最新の従業員教育ガイドで紹介しています。
問い合わせへの落ち着いた対応や、不審な連絡を見分ける力は、在宅の仕事でもそのまま役立つ技能です。問い合わせの対応や事務の仕事は、カスタマーサポート・事務全般のお仕事で紹介しています。Spotify を名乗るメールが届いたときにすることは、どんな内容でも同じです。リンクを押さない、アドレスの末尾が spotify.com かを見る、お支払い履歴を自分で開いて確かめる、入力してしまったらすぐにパスワードを変えて金融機関に連絡する。この順番を覚えておけば、次に似たメールが届いても落ち着いて対処できます。
よくある質問
Q. Spotifyの本物のメールはどのアドレスから届きますか?
Spotifyカスタマーサポートは、2026年11月1日時点で、送信者のメールアドレスの末尾が「@spotify.com」でない場合や見知らぬアドレスの場合は、Spotifyをかたる不審なメールだと案内しています。ただし差出人は偽装できるので、末尾が合っていても、アカウントページのお支払い履歴などで確かめてください。
Q. 「支払いに失敗しました」というメールが届きました。本物ですか?
メールのリンクは押さず、アカウントページの「お支払い履歴」を自分で開いて確かめてください。カスタマーサポートによると、支払いに失敗してもPremiumがすぐに止められることはなく、数日以内にもう一度処理が試されます。Spotifyはお支払い情報をメールでたずねないので、メールでカード番号を求められたら偽物です。
Q. Spotifyを装うメールはどこに報告すればよいですか?
カスタマーサポートは、該当するメールを[email protected]に転送し、そのうえでメールを削除するよう案内しています。Spotify以外も含めた偽メール全般は、フィッシング対策協議会のWebフォームか電子メールでも報告できます。報告のときに偽メールのリンクを開き直す必要はありません。
Q. Spotifyのサポートを名乗る電話がかかってきました。本物ですか?
Spotifyカスタマーサポートの「お問い合わせ」のページには、2026年11月1日時点で、現在は電話でのサポートを行っていないと書かれています。電話でパスワードやカード番号、届いたコードを聞かれても伝えず、いったん切って、公式アプリやアカウントページを自分で開いて確かめてください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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