Microsoft Authenticatorの使い方|iPhone・Androidでの設定とPCのサインイン、機種変更 2026


この記事のポイント
- ✓Microsoft Authenticatorの使い方を
- ✓Microsoft サポートの今日時点の手順で整理
- ✓iPhone・Androidへのインストールとアカウントの追加
Microsoft Authenticator の使い方は、「スマートフォンにアプリを入れる」「Microsoft アカウントにアプリを追加する」「サインインのたびにアプリで承認する」の3つの手順に分かれます。Microsoft サポートの「Microsoft Authenticator について」のページも、2026年10月30日時点で、この3つの手順で始めるよう案内しています。アプリはスマートフォン用で、パソコンには入れられません。パソコンでサインインするときに、手元のスマートフォンで承認する、という使い方になります。
この記事では、Microsoft の個人用アカウント(Outlook.com、OneDrive、Xbox などで使うアカウント)を中心に、iPhone と Android での設定、パソコンでのサインイン、機種変更のときのバックアップと復元、古いスマートフォンで引き継ぎを忘れたときの対処までを、Microsoft サポートに今日時点で書かれている画面の名前に沿って説明します。会社や学校から配られたアカウント(職場または学校アカウント)は、組織の管理者が設定を決めているので、組織の案内に従ってください。
Microsoft Authenticator でできること
Microsoft Authenticator は、Microsoft が無料で配っているスマートフォンのアプリです。サインインのときに「本当に本人か」を確かめる役目を受け持ちます。パスワードだけのサインインは、パスワードが漏れれば誰でも入れてしまいますが、Authenticator を組み合わせると、パスワードを知っている人でも、持ち主のスマートフォンがなければ入れなくなります。
Microsoft サポートは、Authenticator の使い方を次の3つに分けて説明しています。
| 使い方 | どういうものか | 向いている人 |
|---|---|---|
| サインインを確認する方法として | パスワードを忘れたときなどに、本人確認の手段の1つとして使う | まずは予備の確認手段を増やしたい人 |
| 毎回サインインする方法として(2段階認証) | パスワードに加えて、毎回アプリでの承認やワンタイム パスワード コードを求める | 乗っ取りを強く防ぎたい人 |
| サインインする唯一の方法として(パスワードレス) | パスワードを使わず、スマートフォンで承認をタップするだけでサインインする | パスワードそのものをなくしたい人 |
2段階認証とは、パスワードともう1つ別の手段の、2種類の確認を組み合わせてサインインする仕組みのことです。多要素認証と呼ばれることもあります。ワンタイム パスワード コードとは、アプリの画面に表示される数字で、30秒ごとに入れ替わる使い捨ての合言葉です。
Microsoft Authenticator は Microsoft のアカウント専用ではありません。Microsoft サポートの「アカウントの追加」のページには、Amazon、Facebook、Instagram、Google など Microsoft 以外のアカウントにも使える、と書かれています。こうしたサービスでは、通知の承認ではなく、ワンタイム パスワード コードを表示する使い方になります。
ここで1つ、2025年に変わった点を押さえておきます。以前の Authenticator には、保存したパスワードを自動で入力する機能(オートフィル)がありました。Microsoft サポートの「よく寄せられる質問」のページによると、この機能は2025年8月中旬に廃止されています。古い解説記事で「Authenticator にパスワードを保存して自動入力」と書かれていても、2026年10月30日時点では使えないので注意してください。
iPhone・Android にアプリを入れる
まずはスマートフォンにアプリを入れます。Microsoft サポートの「Microsoft Authenticator のダウンロード」のページは、iOS(iPhone)なら Apple の App Store から、Android なら Google Play からダウンロードするよう案内しています。ページに表示される QR コードをスマートフォンのカメラで読み取って、ストアのページを開くこともできます。
- iPhone なら App Store、Android なら Google Play を開く
- 「Microsoft Authenticator」を検索する
- 見つかったアプリを入れる
- 入れたら一度アプリを開き、通知の許可を求められたら許可する
検索で似た名前のアプリが並んで迷う場合は、Microsoft サポートのダウンロードのページに表示される QR コードや「アプリを入手する」のリンクから開くと、目的のアプリのページに直接たどり着けます。
ダウンロードのページには、次の2つの注意書きもあります。
認証アプリはセキュリティ上の理由からスマートフォン用に設計されているため、Microsoft Authenticator は PC または Mac では使用 できません 。 Microsoft は、1 年より前の Authenticator バージョンをサポートしなくなりました。 常にデバイスを最新の状態に保ちます。 出典: support.microsoft.com
パソコンで使えない理由について、「よく寄せられる質問」のページは、パスワードと確認の手段が同じ機械の中にあると、攻撃者が両方を一度に破りやすくなるため、と説明しています。確認の手段を別の機械(いつも持ち歩くスマートフォン)に分けることで、守りが固くなるという考え方です。
アプリを長く更新しないでいると、サポートの対象から外れます。スマートフォンのアプリの自動更新を有効にしておくと安心です。
もう1つ、入れた直後に確かめておきたいのが「アプリ ロック」です。「よく寄せられる質問」のページによると、アプリ ロックを有効にすると、Authenticator を開くたびと、サインインの通知を承認するたびに、スマートフォンの PIN や生体認証(顔や指紋)が求められます。スマートフォンに PIN や生体認証を設定していれば既定でオンになり、Authenticator の設定のページで切り替えられます。スマートフォンを人に貸したときに、勝手に承認される心配を減らせるので、オンのままにしておくのが安心です。
Microsoft アカウントに Authenticator を追加する
アプリを入れただけでは、まだ何も守られていません。次に、Microsoft アカウントの設定画面から、このスマートフォンを確認の手段として登録します。パソコンのブラウザーとスマートフォンを並べて作業すると進めやすくなります。Microsoft サポートの「Microsoft Authenticator にアカウントを追加する方法」のページに書かれている、個人用アカウントの手順は次のとおりです。
- パソコンのブラウザーで account.microsoft.com/security を開き、Microsoft アカウントの「セキュリティ」タブにサインインする
- 「サインイン方法を管理」を選ぶ
- 「サインインまたは確認する新しい方法を追加します」を選ぶ
- 「アプリの使用」を選ぶ
- アプリがすでに入っている場合は「別の認証アプリのセットアップ」を選び、「次へ」で QR コードを表示する
- スマートフォンで Authenticator を開き、プラスのアイコンを選ぶ
- 「個人アカウント」を選び、「QR コードのスキャン」をタップして、パソコンの画面の QR コードを読み取る
QR コードとは、四角い模様の中に情報を詰めた二次元のコードのことです。カメラで読み取れない場合は、パソコンで「バーコードをスキャンできません」を選び、スマートフォンでは「コードを手動で入力」をタップして、表示された文字を打ち込む方法も案内されています。
ここまでで、Authenticator は「サインインを確認する方法」の1つとして登録されます。ボタンの名前は、ヘルプの中でも「サインイン方法を管理」「サインイン方法の管理」のように言い回しが少しずつ違って書かれています。画面に出ている表示に合わせて選んでください。
2段階認証として毎回使う場合
毎回のサインインで Authenticator の確認を求めたい場合は、同じ「サインイン方法を管理」の画面で、2段階認証を有効にします。Microsoft サポートの2段階認証のページによると、「追加のセキュリティと2段階認証」の欄で「有効にする」を選び、画面の指示に従います。設定の途中で QR コードが表示されるのは、アプリを入れるスマートフォンを本人が実際に持っていることを確かめるためだと説明されています。
パスワードを使わない場合
パスワードそのものをなくしたい場合は、同じ画面の「パスワードレス アカウント」の欄までスクロールしてオンにし、画面の指示に従ってアカウントを確かめ、Authenticator に届いた要求を承認します。パスワードレスにすると、パスワードを盗まれる心配そのものがなくなります。ただし、スマートフォンをなくしたときに備えて、後の節で説明するバックアップと予備の確認手段を必ず用意しておいてください。
PC でサインインするときの承認のしかた
設定が終わると、パソコンで Microsoft アカウントにサインインするときに、スマートフォンへ通知が届くようになります。Microsoft サポートの「Microsoft Authenticator を使用してサインインする」のページに書かれている流れは次のとおりです。
- パソコンでサインインしたいサイトを開く
- ユーザー名(メールアドレスや電話番号)を入力し、「次へ」を選ぶ
- 「通知の送信」を選ぶ。表示されない場合は「その他のサインイン方法」を選び、「Microsoft Authenticator アプリで要求を承認する」を選ぶ
- パソコンの画面に番号が表示されたら、その番号を確かめる
- スマートフォンで Authenticator を開くか、「新しいサインイン要求」の通知をタップする
- パソコンに表示された番号と同じ番号をタップまたは入力して、「承認」を選ぶ
4から6の手順は、番号の照合と呼ばれる仕組みです。パソコンの画面に出た番号をスマートフォンで選ばせることで、自分がその場でサインインしていることを確かめます。自分がサインインしていないのに承認の通知が届いた場合は、誰かがパスワードを入力してサインインを試みている可能性があります。番号を当て推量で選んだり、「承認」を押したりせず、拒否してください。そのうえで、パスワードを変えることを考えます。
通知を受け取るにはスマートフォンがインターネットにつながっている必要がありますが、ワンタイム パスワード コードは通信がなくても表示できます。「よく寄せられる質問」のページは、確認コードはインターネットやデータ通信への接続を必要としない、と説明しています。電波の届かない場所や海外でサインインするときは、アプリに表示される数字を入力する方法が使えます。
同じページには、注意しておきたい手口も書かれています。
攻撃者の一般的な手法としては、銀行、IT サポート、またはその他のサービス プロバイダーを装ってテキストや電話で連絡を取り、電話で本人確認を行うために認証システムからコードを読み取る必要があることを伝えるというものがあります。 決してコードを提供しないでください。 出典: support.microsoft.com
Authenticator に出る数字は、自分がサインインしている画面に自分で入力するためのものです。電話やメッセージで誰かに読み上げる場面は、本物の手続きにはありません。
職場や学校のアカウントで使う場合
会社や学校から「Microsoft Authenticator を入れてください」と案内されるのは、多くの場合、職場または学校アカウント(Microsoft 365 などで組織が管理するアカウント)の多要素認証のためです。こちらは、個人用アカウントとは設定の入口も、使える機能も違います。
- 何を使うか、どの方法を許すかは、組織の管理者が決める。通知での承認を許可するかどうかも組織が決める、と「よく寄せられる質問」のページに書かれている
- 職場または学校アカウントの資格情報は、Authenticator のバックアップに含まれない。機種変更のときは、新しいスマートフォンで改めてサインインして登録し直す必要がある
- 位置情報の共有を求められることがある。管理者が、利用を許す国にいるかを確かめるポリシーを作っている場合で、「よく寄せられる質問」のページに理由と許可の種類が説明されている
- 2026年2月から、脱獄(ジェイルブレイク)や root 化したスマートフォンでは、職場または学校の資格情報が使えなくなった、とトラブルシューティングのページに書かれている
職場または学校アカウントのパスキー(後の節で説明します)も、組織が対応している場合にだけ作れます。手順や使える機能は組織によって変わるので、社内の情報システム担当や学校の案内を先に確かめてください。個人のスマートフォンを仕事に使う場合も、組織のルールに従うのが前提です。
組織の側で多要素認証を入れるときの考え方は、MFA(多要素認証)導入のメリットと製品比較|2026年の認証セキュリティ決定版で、導入する側の視点から整理しています。
機種変更の前にすること:バックアップ
検索でも特に多いのが「機種変更」の悩みです。Authenticator は、何もしないまま古いスマートフォンを手放すと、新しいスマートフォンでアカウントの情報が戻らないことがあります。機種変更の前に、古いスマートフォンでバックアップを有効にしておきます。
Microsoft サポートの「Microsoft Authenticator でワンタイム パスワード コードをバックアップする」のページによると、手順は iPhone と Android で違います。
iPhone の場合は、iCloud を使います。
- iPhone で iCloud Drive を有効にする
- iCloud キーチェーンを有効にする
- iCloud バックアップを有効にする
- 「iCloud に保存済み」の一覧で Authenticator を探し、切り替えをオンにする
- Authenticator をバージョン 6.8.33 以降に更新し、新しい iPhone に切り替える前に少なくとも1回はアプリを開く
Android の場合は、アプリの中で設定します。
- Authenticator を開き、メニューから「設定」をタップする
- 「クラウド バックアップ」の切り替えをオンにする
- バックアップを保存する Microsoft 個人用アカウントを選び、「OK」をタップする
Android のバックアップについては、ヘルプに予定の変更も書かれています。2027年1月以降は、バックアップを有効にするのに Microsoft 個人用アカウントを使う必要がなくなり、Google One バックアップから「Microsoft Authenticator」を有効にする形に変わる、とのことです。2026年10月30日時点では、上の手順が案内されています。
バックアップで戻るものと戻らないものも、ヘルプで分けて説明されています。
| アカウントの種類 | バックアップで戻るもの | 戻らないもの |
|---|---|---|
| Microsoft 個人用アカウント | 30秒ごとに変わるワンタイム パスワード コード | パスワードなしのサインインの資格情報(アカウント名だけが戻り、再度サインインが必要) |
| 職場または学校アカウント | アカウント名だけ | 資格情報(新しい端末でサインインして登録し直す) |
| LinkedIn や Facebook などのサード パーティ アカウント | ワンタイム パスワード コード | なし |
もう1つ大事なのが、同じ種類の端末の間でしか戻せないという点です。iPhone でとったバックアップは Android では戻せず、その逆もできません。iPhone から Android、Android から iPhone に乗り換える場合は、バックアップに頼らず、古いスマートフォンが手元にあるうちに、新しいスマートフォンで各アカウントを登録し直します。
新しいスマートフォンでの復元のしかた
新しいスマートフォンでの戻し方は、Microsoft サポートの「Microsoft Authenticator でワンタイム パスワード コードを復元する」のページにあります。
iPhone の場合は、次のとおりです。
- 新しい iPhone で、iCloud Drive、iCloud キーチェーン、iCloud バックアップを有効にする
- Authenticator をダウンロードして開く。バックアップされたワンタイム パスワード コードとアカウント名が表示される
- 表示されたアカウントにサインインして、設定を終える
Android の場合は、次のとおりです。
- 新しいスマートフォンで Authenticator を開き、サインインする前に「バックアップからの復元」を選ぶ
- バックアップのときに使った Microsoft 個人用アカウントでサインインする。バックアップされたコードとアカウント名が表示される
- 職場または学校のアカウントがあれば、サインインして登録し直す
アカウントの横に「サインインしてアカウントを復元してください」と表示された場合は、Authenticator の「アカウント」画面で、そのアカウントの「サインイン」をタップし、パスワードを入力して、メールアドレスか電話番号で追加の確認をします。
戻し終えたら、古いスマートフォンの後始末をします。「よく寄せられる質問」のページは、新しいスマートフォンに Authenticator を追加しても、古いスマートフォンからアプリが自動で消えるわけではなく、アプリを削除するだけでも足りない、と書いています。個人用アカウントの場合は、アカウントのセキュリティのページの2段階認証の欄で、古いデバイスでの確認をオフにします。これをしないと、サインインの通知が古いスマートフォンに届き続け、新しいスマートフォンでは通知が来ないように見えることがあります。
職場または学校アカウントは、資格情報が戻らないので、新しいスマートフォンで登録を終えるまで古いスマートフォンを使える状態で残しておくよう、ヘルプに書かれています。下取りや初期化は、すべての登録が終わってからにしてください。
機種変更でバックアップを忘れたときの対処
古いスマートフォンをすでに手放してしまった、初期化してしまった、バックアップをとっていなかった、という場合でも、すぐにアカウントを失うわけではありません。Authenticator はあくまで確認の手段の1つなので、他の確認手段が残っていれば、それでサインインして登録し直せます。
- パソコンで account.microsoft.com にサインインし、確認を求められたら「その他のサインイン方法」などから、登録してある別の確認手段(予備のメールアドレスや電話番号)を選ぶ
- 届いたセキュリティ コードを入力してサインインする
- 「セキュリティ」から「サインイン方法を管理」を開き、古いスマートフォンの Authenticator の登録を削除する
- 新しいスマートフォンに Authenticator を入れ、前の節の手順で改めて追加する
- Microsoft 以外のサービスで Authenticator を使っていた場合は、そのサービスごとに、バックアップコードなどの回復の手段でサインインし、二段階認証を登録し直す
確認の手段がほかに1つも残っていない場合は、少し時間がかかります。Microsoft サポートの「Microsoft 検証コードの問題のトラブルシューティング」のページによると、パスワードが分かっていてもすべてのセキュリティ情報に手が届かない場合は、サインインの途中の本人確認の画面でセキュリティ情報がないことを選び、手順に従ってセキュリティ情報を置き換えます。置き換えた後は、サインインできるようになるまで30日間待つ必要がある、と書かれています。パスワードも分からない場合は、アカウントの回復フォームから申請する方法が案内されています。
2段階認証のページも、2段階認証を有効にしたまま連絡の手段が使えなくなると、パスワードだけでは入れず、再びアクセスできるまでに30日かかる可能性があり、アクセスできなくなるおそれさえある、と注意しています。そのため、アカウントには3つのセキュリティ情報を関連付けておくことを強く勧めています。Authenticator のほかに、予備のメールアドレスを1つか2つ登録しておくと、機種変更で慌てずにすみます。
認証アプリの機種変更で詰まりやすい点は、Google の認証アプリの例ですが、Google Authenticatorの機種変更|コードの移行の手順と引き継ぎを忘れたときの対処でも、サービスごとに登録し直す考え方を説明しています。
パスキーとの関係
検索候補には「パスキー」も並んでいます。パスキーとは、パスワードの代わりに、スマートフォンやパソコンの顔認証、指紋、PIN(端末の暗証番号)でサインインする仕組みのことです。本物のサイトとだけ結び付いているので、偽のサイトでは使えず、フィッシングに強いのが特徴です。
Microsoft は、個人用アカウントの認証の手段を、SMSからパスキーと確認済みのメールアドレスへ段階的に移しています。Microsoft サポートの「パスキーを作成して保存する」のページによると、個人用アカウントのパスキーは、account.live.com/proofs/manage の高度なセキュリティ オプションで「新しいサインイン方法の追加」を選び、顔、指紋、PIN、セキュリティ キーのいずれかを選んで作ります。保存先として、Microsoft パスワード マネージャーなどのパスワード マネージャー、iPhone や Android の端末、物理的なセキュリティ キー、Windows Hello が並んでいます。
スマートフォンに保存する場合は、パソコンの画面に出た QR コードを、スマートフォンのカメラか、Microsoft Authenticator の「QR スキャン」ボタンで読み取る、と書かれています。つまり個人用アカウントでは、Authenticator はパスキーを作るときの読み取りの道具として登場します。
職場または学校アカウントの場合は、組織が対応していれば、セキュリティ情報のページ(mysignins.microsoft.com/security-info)の「サインイン方法の追加」で「Microsoft Authenticator の Passkey」を選び、Authenticator の中にパスキーを作ることができます。こちらも組織の設定しだいです。
パスキーの仕組みや、iPhone、Android、Windows での作り方の全体像は、パスキーとは|仕組みをわかりやすく、iPhone・Android・Windowsでの設定方法で説明しています。
通知が来ない・承認できないときの確かめ方
設定したのに通知が来ない、承認がうまくいかない、という相談も多くあります。Microsoft サポートの「Microsoft Authenticator に関する問題のトラブルシューティング」のページに沿って、確かめる順番を整理します。
| 症状 | 確かめること |
|---|---|
| 通知がまったく来ない | Wi-Fi とモバイル通信を切り替える、機内モードをオフにする、Authenticator の「設定」で「通知設定」の「通知の表示」がオンかを見る |
| 通知が来るが音が鳴らない | スマートフォンが着信を知らせないモードや消音モードになっていないか、アプリの通知の音とバイブレーションの設定を見る |
| 通知がいつも期限切れになる | スマートフォンの日付と時刻が自動設定になっているかを見る。手動なら自動に直して再起動する |
| 新しいスマートフォンに通知が来ない | 古いスマートフォンに通知が届いていないかを見る。古い端末の登録をアカウントのセキュリティのページで外す |
| 通知に出る場所が違う | スマートフォンの位置情報の仕組み上、おおよその場所や違う場所が表示されることがある |
| QR コードを読み取れない | Authenticator を最新の版に更新する |
トラブルシューティングのページは、Authenticator の版が古すぎないか(12か月より古い版はサポートされない)、VPN を使っていれば切って試す、といった確認も勧めています。それでも直らない場合は、アプリのメニューの「フィードバックの送信」で記録を送ってから、個人用アカウントは Microsoft サポートに、職場または学校アカウントは組織の管理者に問い合わせるよう案内されています。
アプリから1つのアカウントだけを外したいときは、Authenticator でそのアカウントを選び、設定の歯車のアイコンから「アカウントの削除」をタップします。削除すると、そのスマートフォンではサインインの確認ができなくなる、とヘルプに書かれているので、先に別の確認手段が登録されていることを確かめてから行ってください。
在宅で働く人が Authenticator を使うときの心がけ
@SOHO編集部は2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきました。その中で見てきたのは、Microsoft アカウントや取引先から配られた Microsoft 365 のアカウントが、そのまま仕事の道具になっている人が多いということです。自分のアカウントと取引先のアカウントを1台のスマートフォンの Authenticator にまとめて登録していると、機種変更や紛失のときに、両方のサインインが同時に止まります。
機種変更の予定が決まったら、まず「どのアカウントを Authenticator に登録しているか」を書き出し、個人用はバックアップ、職場や取引先のものは管理者の案内に沿って登録し直す、という順番を決めておくと、納期の前にサインインできなくなる事態を避けられます。2段階認証の考え方そのものは、二段階承認とは|仕組み・種類・設定手順と機種変更で詰まない準備でも整理しています。アカウントの守り方や認証の仕組みを仕事として扱いたい人には、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事の案内があります。
よくある質問
Q. Microsoft Authenticator はパソコンに入れられますか?
入れられません。Microsoft サポートは、Authenticator はセキュリティ上の理由からスマートフォン用に作られていて、PC や Mac では使えないと案内しています。パソコンでサインインするときに、画面に出た番号を手元のスマートフォンの Authenticator で選んで承認する、という使い方になります。
Q. 機種変更で Authenticator の引き継ぎを忘れました。どうすればよいですか?
予備のメールアドレスや電話番号が登録してあれば、それで account.microsoft.com にサインインし、古い端末の登録を外して新しいスマートフォンで追加し直せます。確認の手段が1つも残っていない場合は、セキュリティ情報を置き換える手続きになり、サインインできるまで30日間待つ必要があると案内されています。
Q. iPhone から Android に乗り換えるとき、バックアップは使えますか?
使えません。Microsoft サポートは、バックアップと復元は同じ種類の端末の間でしかできず、iPhone でとったバックアップは Android では戻せないと書いています。乗り換えのときは、古い端末が手元にあるうちに、新しい端末で各アカウントを登録し直してください。
Q. 自分がサインインしていないのに承認の通知が届きました。どうすればよいですか?
承認せずに拒否してください。誰かがパスワードを入力してサインインを試している可能性があります。そのうえで、ブラウザーで account.microsoft.com を開き、最近のアクティビティに心当たりのない記録がないかを見て、パスワードを変更します。電話やメッセージでコードを聞かれても教えないでください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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