LINEでアンケートを作る方法と、グループと公式アカウントでの違い

@SOHO編集部
@SOHO編集部
LINEでアンケートを作る方法と、グループと公式アカウントでの違い

この記事のポイント

  • ✓LINEでアンケートを作る方法を
  • ✓グループのトークの投票機能
  • ✓LINE公式アカウントのリサーチ機能

LINEでアンケートを取る方法は、大きく3つあります。グループのトークで使える「投票」、LINE公式アカウントで使える「リサーチ」、そしてアンケートのフォームを作ってURLをLINEで送る方法です。仲間うちで集合場所を決めるなら投票、お店や教室がお客様の声を集めるならリサーチ、質問が多い調査や1件ずつ対応が要る申し込みならフォーム、というように、誰に何を聞くかで向いている方法が変わります。

この記事では、3つの方法それぞれの作り方と上限を公式の案内をもとに説明し、グループと公式アカウントで何が違うのかを整理します。届いた回答の管理まで1つの画面で扱うフォームの例として、Halictにも後半で触れます。

LINEでアンケートを取る3つの方法

最初に、3つの方法の違いを表で整理します。

方法 使う場所 向いている場面 質問の数
投票 個人のLINEのグループのトーク 仲間うちの多数決、日にちや場所の決定 1つの投票で1つの質問
リサーチ LINE公式アカウント お店や教室が友だちにアンケートを送る 属性の質問のほかに最大7問
フォームのURL どのトークでも 質問が多い調査、申し込み、問い合わせ フォームの道具によって決まる

投票は、グループのメンバーがその場で答えられる手軽さが強みです。リサーチは、公式アカウントの友だち全体に配信して、結果を表計算の形で受け取れます。フォームのURLを送る方法は、LINEの機能ではありませんが、質問の数や形式の自由度がもっとも高く、回答の管理の仕方も選べます。

どれを選ぶかは、「誰に聞くか」と「結果を何に使うか」で決まります。建設の現場でいえば、職人さんの昼休みの弁当の注文を取るのに調査票は要りませんが、施主さんへの引き渡し後のアンケートには、記録として残る形が必要になります。目的に合った道具を選ぶことが、回答を集める手間をいちばん減らします。

グループの投票機能でアンケートを作る

LINEのグループで、メンバーに何かを選んでもらいたいときは、トークの投票機能を使います。LINEの公式ガイドでは、投票機能を次のように紹介しています。

トークの便利な機能の一つに「投票機能」があります。LINEのグループ内で「明日の集合場所、どこにする?」だったり、「夏の旅行、どこに行く?」など自由にアンケートが行うことができます。 出典: guide.line.me

投票を作る手順

公式ガイドに沿って、スマートフォンでの手順を説明します。

  1. 投票を行いたいグループのトークルームを開く
  2. 入力欄の横のメニューをタップし、[投票]から[投票を作成]を選ぶ
  3. 「質問内容」と「選択肢」を入力する
  4. 回答の締め切り日や、複数選択を認めるかどうかなどのオプションを選ぶ
  5. [完了]をタップする

作った投票は、そのグループのトークルームに投稿されます。ガイドによると、質問の内容は、文字で書く形式と、日付から選ぶ形式のどちらかを選べます。投票を作った人は、あとから質問の内容を追加したり編集したりすることもできます。

パソコン版のLINEでも、投票を行いたいグループのトークルームで操作すると[投票]が表示されます。ガイドでは、パソコン版LINEの7.13.1以上で使えると案内されています。

投票に気づいてもらう工夫

グループのトークは、ほかの話題がすぐに流れていきます。投票を作っても、メンバーが気づかなければ答えは集まりません。公式ガイドでは、投票を知らせるためにアナウンス機能を使う方法も紹介されています。アナウンスとは、トークルームの上部に特定のメッセージを固定して表示する機能のことです。投票をアナウンスにしておけば、あとからトークを開いた人も見落としにくくなります。

投票が向いている場面と向いていない場面

投票は、選択肢から1つ、またはいくつかを選んでもらう形のアンケートです。飲み会の日にち、集合場所、旅行の行き先、イベントの出し物のように、答えが選択肢で決まる質問に向いています。

一方で、1つの投票で聞けるのは1つの質問です。満足度と理由を聞く、名前と連絡先を書いてもらう、といった、質問がいくつもあるアンケートや、自由に文章で答えてもらうアンケートには向きません。また、投票はそのグループのメンバーの中で行うものなので、グループに入っていない人の意見は集められません。

職人さんや協力会社の方々とのグループで、次の打ち合わせの日を決めるような場面では、投票がいちばん早く答えが集まります。逆に、現場の安全についての意見を集めるときは、誰が書いたかが分かる場では本音が出にくいものです。率直な意見を集めたい調査は、後で説明するフォームのほうが合います。

公式アカウントのリサーチ機能でアンケートを作る

お店、教室、事務所などがLINE公式アカウントを運用しているなら、友だちに向けてアンケートを送る「リサーチ」の機能を使えます。LINE公式アカウントとは、企業や店舗が、友だちになった利用者にメッセージを配信したり、1対1でやり取りしたりするためのアカウントのことです。

リサーチを作る手順

LINEヤフー for Businessのリサーチのマニュアルでは、管理画面(LINE Official Account Manager)での作り方が次のように案内されています。

  1. メニューの[リサーチ]をクリックし、作成を選ぶ
  2. 基本設定で、リサーチの期間、トークに表示される画像などを決める
  3. 紹介ページ(利用者が「回答する」をタップした次に表示されるページ)のアイコンと画像を決める
  4. サンクスページ(回答後に表示されるページ)で、お礼のメッセージやクーポンを決める
  5. 質問設定で、年齢、性別、居住地などの属性の質問と、自由形式の質問を作る
  6. 保存し、メッセージ、LINE VOOM、あいさつメッセージ、自動応答メッセージのいずれかで配信する

作ったリサーチは、[リサーチ期間中][リサーチ期間終了][下書き]の3つのタブで管理されます。編集の途中で[下書き保存]もできます。

質問の形式と上限

マニュアルによると、属性の質問のほかに設定できる自由形式の質問は最大7つまでです。回答の形式は次の3つです。

形式 内容 上限など
自由回答 利用者が文章で答える 未認証のアカウントでは使えない
単一回答 選択肢から1つだけ選ぶ 選択肢は最大10個
複数回答 選択肢から複数選ぶ 選択肢は最大10個

未認証のアカウントとは、LINEヤフーの審査を受けていない公式アカウントのことです。開設したばかりのアカウントで自由回答の質問を使いたい場合は、この制限に当たる可能性があるので、作る前に自分のアカウントの状態を確かめておきます。

結果の受け取り方と注意点

リサーチの結果は、管理画面からExcel形式でダウンロードできます。ただし、マニュアルには次のような注意が書かれています。

・回答が20件以上集まらないと、結果をダウンロードできない
・ダウンロードできるのは50,000行まで(1人1行)
・50,000行に満たなくても、質問や回答の量によってはダウンロードできない場合がある
・リサーチの期間は、途中から変えられない

小さなお店で常連のお客様に聞く場合、回答が20件に届かないと結果をダウンロードできない点は、とくに気をつけたいところです。友だちの数が少ないうちは、クーポンなどのお礼を用意して回答を集める工夫をするか、次に説明するフォームの方法を使います。

配信の数と料金プラン

リサーチを友だちに届けるにはメッセージを配信します。公式アカウントの料金プランは、メッセージを送れる数で分かれています。公式サイトの料金ページ(税別の月額)では、次の3つのプランが案内されています。

プラン 月額固定費 無料メッセージ 追加メッセージ
コミュニケーションプラン 0円 200通 不可
ライトプラン 5,000円 5,000通 不可
スタンダードプラン 15,000円 30,000通 1通あたり最大3円(配信数で変わる)

友だちが300人いるアカウントで全員にリサーチを配信すると、それだけで300通を使います。コミュニケーションプランでは1か月あたり200通までなので、友だち全員に送るには足りません。アンケートの配信を考えるときは、友だちの数とほかのお知らせの配信の予定を合わせて、どのプランで足りるかを確かめておきます。開設したときはコミュニケーションプランになっていて、ほかのプランにするには開設後に変更が必要です。

配信する前に確かめること

リサーチは、期間を途中で変えられず、配信したメッセージも取り消しにくいものです。配信する前に、次の点を確かめておきます。

・プレビューで、紹介ページ、質問、サンクスページの流れを最後まで確かめたか
・質問の言葉に、お客様に通じない社内の言い方が混ざっていないか
・期間が、回答が20件以上集まる見込みのある長さになっているか
・サンクスページのクーポンの内容と有効期限が、店頭の運用と合っているか
・配信する通数が、いまの料金プランの無料メッセージの範囲に収まるか
・問い合わせ先や、回答の使い道についての表示が必要かどうかを決めたか

とくにクーポンは、店頭のスタッフが知らないと「そのクーポンは使えません」というトラブルになります。配信の前日までに、スタッフ全員に内容を伝えておきます。

アンケートのフォームを作り、URLをLINEで送る

3つ目の方法は、LINEの外でアンケートのフォームを作り、そのURLをLINEで送るやり方です。GoogleフォームやMicrosoft Formsのような無料のフォーム作成の道具で作れば、費用はかかりません。

この方法の利点は、質問の数と形式の自由度です。記述式、選択式、段階で答える満足度、日付、ファイルの提出など、聞きたいことに合わせた形式を選べます。投票のように1つの質問に限られることも、リサーチのように7問までに限られることもありません。答えによって次の質問を出し分ける作り方もできます。

もう1つの利点は、送る相手を選ばないことです。個人のLINEのグループにも、1対1のトークにも、公式アカウントのメッセージにも、同じURLを送れます。LINEを使っていない人には、メールやSNSで同じURLを送れば、全員の回答を1か所に集められます。

一方で、LINEのトークの中で答えが完結しないので、URLを開いてもらうひと手間がかかります。「所要時間は約2分です」「回答は10月20日までにお願いします」のように、答える負担と期限をURLと一緒に書いておくと、開いてもらいやすくなります。

フォームの道具を選ぶときは、回答する人がスマートフォンで答えやすいかを必ず確かめます。LINEから開かれるフォームは、ほぼすべてがスマートフォンで答えられます。作ったら自分のLINEにURLを送り、実際にトークから開いて最後まで答えてみると、文字の大きさや選択肢の押しやすさ、送信後の表示まで確かめられます。答える人がGoogleアカウントへのログインを求められる設定になっていないかも、このときに見ておきます。

3つの方法を組み合わせる

3つの方法は、どれか1つを選ぶだけでなく、組み合わせて使うこともできます。

たとえば、教室の発表会の準備なら、まず保護者のグループの投票で「発表会に参加するかどうか」だけを聞き、参加すると答えた人に向けて、出演の曲や当日の送迎などの詳しい質問をフォームで送る、という流れが作れます。全員に答えてほしい簡単な質問は投票で、答える人を絞った詳しい質問はフォームで、と分けると、全員の負担を軽くしながら必要な情報をそろえられます。

公式アカウントでも同じです。リサーチで満足度を広く聞き、「詳しくお話を聞かせていただける方はこちら」とフォームのURLを案内すれば、協力してくれる人からだけ詳しい意見を集められます。

組み合わせるときに気をつけたいのは、同じことを二度聞かないことです。投票で答えた内容をフォームでもう一度聞くと、答える側は「さっき答えたのに」と感じます。最初の質問で何を聞き、次の質問で何を聞くかを、紙に書き出してから作ると、重複を防げます。

グループと公式アカウントで何が違うのか

ここまでの内容を、個人のLINEのグループと、LINE公式アカウントの違いとして整理します。

比べる点 個人のLINEのグループ(投票) LINE公式アカウント(リサーチ)
誰に聞けるか グループのメンバー 公式アカウントの友だち
費用 かからない 料金プランによる(無料のプランあり)
質問の数 1つの投票で1つ 属性の質問のほかに最大7つ
答えの形 選択肢から選ぶ(文字か日付) 自由回答・単一回答・複数回答
結果の受け取り トークの中で確かめる Excel形式でダウンロード(20件以上から)
向いている場面 仲間うちの多数決や日程 お店や教室のお客様の声

いちばん大きな違いは、聞く相手との関係です。グループの投票は、顔の見える仲間の中での相談の延長です。公式アカウントのリサーチは、事業者がお客様に意見を聞く調査です。事業者としてお客様に聞くなら、個人のアカウントでお客様とグループを作るより、公式アカウントを使うほうが、個人の連絡先を相手に見せずに済み、配信や回答の記録も事業として残せます。

もう1つの違いは、結果の残り方です。投票の結果はトークの中にあり、グループの中で見て終わる使い方が中心です。リサーチは結果をファイルで受け取れるので、記録として残し、前回と比べるような使い方ができます。

選択肢と質問文の作り方

投票もリサーチも、答えの多くは選択肢から選んでもらう形です。選択肢の作り方で、集まる答えの質が大きく変わります。

選択肢を重ねない、漏らさない

「1〜2回」「2〜3回」のように区切りが重なっていると、2回の人がどちらを選べばよいか迷います。「1回」「2〜3回」「4回以上」のように、重ならない区切りにします。また、どれにも当てはまらない人のために「その他」や「当てはまるものがない」を用意しておくと、適当に選ばれることを防げます。

1つの質問で1つのことを聞く

「料金と内容に満足しましたか」という質問では、料金には満足したが内容には不満だった人が答えられません。リサーチなら2つの質問に分けます。投票は1つの質問しか作れないので、聞きたいことが2つあるなら投票を2つ作るか、フォームを使います。

答えを誘導しない

「多くの方に好評の平日夜の回を増やしてもよいですか」のような聞き方は、答えを一方に寄せます。作る側の期待を文から外し、「平日夜の回と土曜昼の回のどちらに参加しやすいですか」のように、中立に聞きます。

選択肢の数を絞る

スマートフォンの画面で選択肢が10個並ぶと、比べるのが大変になります。リサーチの選択肢は最大10個まで作れますが、上限まで使う必要はありません。多くても5〜6個に絞り、残りは「その他」にまとめたほうが答えやすくなります。

目的別のアンケートの例

3つの方法を、よくある場面に当てはめた例を紹介します。

仲間うちの食事会の日程を決める

グループの投票で、質問の形式を日付にし、候補の日を3〜4日並べます。複数選択を認めておけば、参加できる日をすべて選んでもらえます。締め切りを3日後くらいに設定し、アナウンスに表示しておくと、全員の答えがそろいやすくなります。

教室の生徒さんに時間帯の希望を聞く

公式アカウントのリサーチで、「参加しやすい時間帯(単一回答)」「参加しやすい曜日(複数回答)」「教室に望むこと(単一回答)」の3問ほどに絞ります。サンクスページに次回使えるクーポンを用意しておくと、回答が集まりやすくなります。回答が20件以上集まれば、結果をExcel形式でダウンロードして、時間帯の見直しに使えます。

地域の集まりで意見を集める

町内会や保護者の集まりのように、意見を文章で書いてもらいたい場合や、LINEを使っていない人もいる場合は、フォームを作ってURLを送ります。LINEのグループにはURLを、LINEを使っていない人には紙に印刷したQRコードやメールで同じURLを届ければ、全員の答えを1か所に集められます。

仕事のグループで投票を使うときの気配り

職場や取引先とのグループで投票を使う場面も増えています。仕事のグループには、私的な集まりとは違う気配りが要ります。

1つ目は、答えが周りに見えることへの配慮です。グループの投票は、メンバーの中で行うものです。休みの希望や体調のように、ほかの人に知られたくないことを投票で聞くのは避けます。個人の事情に関わることは、1対1のトークや、回答が担当者だけに届くフォームで聞きます。

2つ目は、業務時間外の通知です。夜や休日に投票を作ると、メンバー全員の手元に通知が届きます。急ぎでない投票は、業務時間内に作るか、締め切りに余裕を持たせて翌日の朝に作ります。

3つ目は、決まったことの記録です。投票で決めた日程や段取りは、トークの中に流れていきます。現場の作業日や安全に関わる段取りのように、あとで確かめる必要がある決定は、ノートの機能や別の記録に残しておきます。建設の現場では、「言った、言わない」の行き違いが手戻りや事故のもとになります。決まったことを1か所に残す習慣は、どの仕事でも安全の土台になります。

4つ目は、参加していない人への配慮です。取引先の一部の人だけがグループにいない、という状態で投票をすると、その人たちの意見が抜け落ちます。全員に関わる決定は、全員が見られる方法で聞きます。

回答率を上げる送り方のコツ

どの方法を使っても、答えてもらえなければ結果は集まりません。LINEでアンケートを送るときのコツを5つ挙げます。

1つ目は、目的と所要時間を最初に書くことです。「来月の教室の時間帯を決めるため、3つの質問にお答えください(約1分)」のように、何のためにどれくらいかかるかを伝えると、答えるかどうかを相手が判断できます。

2つ目は、締め切りを決めることです。締め切りのないアンケートは後回しにされます。投票なら締め切り日を設定し、リサーチなら期間を区切り、フォームなら送るメッセージに期限を書きます。

3つ目は、送る時間帯を選ぶことです。仕事のグループなら始業の前後、お客様向けなら夕方から夜のように、相手がLINEを開きやすい時間に送ると、答えが集まりやすくなります。

4つ目は、質問を絞ることです。LINEで届くアンケートは、スマートフォンで、すきま時間に答えるものです。質問が多いと、途中でやめられます。本当に聞きたいことだけに絞ります。

5つ目は、結果を返すことです。投票なら結果を受けて決めたことをトークで伝え、お客様向けのアンケートなら「いただいた声をもとに、平日夜の回を増やしました」のように結果を伝えます。答えたことが役に立ったと分かれば、次のアンケートにも協力してもらいやすくなります。

よくあるつまずきと対処

LINEでアンケートを取るときに、よく起きるつまずきと対処をまとめておきます。

投票に答えてくれる人が少ない

グループの人数が多いと、「誰かが答えるだろう」と思われて答えが集まりにくくなります。締め切りを設定し、アナウンスで表示し、締め切りの前日に「明日までにお願いします」とひと言添えると、答えがそろいやすくなります。答えてほしい人を名前で呼びかける場合は、相手に圧力を感じさせない言い方を選びます。

リサーチの結果がダウンロードできない

回答が20件に届いていないと、結果をダウンロードできません。友だちの数が少ないアカウントでは、期間を長めに取る、お礼のクーポンを用意する、店頭や教室で声をかける、といった工夫で回答を集めます。期間は途中で変えられないので、最初の設定のときに余裕を持たせておきます。

グループにいない人の意見も聞きたい

投票はグループのメンバーしか答えられません。グループの外の人にも聞きたい場合は、フォームを作ってURLを送る方法に切り替えます。

質問が7問では足りない

リサーチの自由形式の質問は最大7問です。聞きたいことが多い場合は、本当に必要な質問に絞るか、詳しい質問はフォームに分けて、リサーチの最後で「詳しくお聞かせいただける方はこちら」とURLを案内する方法があります。

結果を次の行動につなげる

アンケートは、結果を見て何かを決めるための道具です。集めて終わりにしないために、結果を受け取ったらすぐに次の3つを行います。

まず、決めることを決めます。投票なら、いちばん多かった選択肢で決めるのか、参加できる人の数で決めるのかを、結果を見る前に決めておくと、揉めずに済みます。

次に、結果と決めたことを伝えます。「投票の結果、15日の土曜に決まりました」「アンケートの結果を受けて、平日夜の回を月2回にします」のように、答えた人に伝えます。

最後に、記録を残します。リサーチの結果のファイルや、フォームの回答の書き出しは、日付を付けて保存しておきます。次に同じアンケートを取ったときに比べられると、変化が分かり、改善が効いたかどうかを確かめられます。

届いた回答を管理する方法

アンケートの中には、集計して終わりではなく、1件ずつ対応が要るものがあります。教室の体験の申し込み、修理や見積もりの依頼、個別の相談の希望などです。こうした回答では、「誰が対応するか」「連絡したか」「対応は済んだか」を記録する必要があります。

投票やリサーチは、多くの人の答えを集計するための機能で、1件ずつの対応を記録する作りにはなっていません。フォームで集めた回答をスプレッドシートに書き出し、担当や状況の列を手で加えて、返信は自分のメールソフトやLINEから送る、という運用がよく使われます。件数が少ないうちはこれで回りますが、担当者が複数になると、誰が返信したのかが分からなくなったり、同じ人に二重に連絡したりすることが起きます。

受け付けから返信までを1つにまとめるフォーム

届いたあとの対応まで1つの画面で扱いたい場合の選択肢の1つが、フォームのサービスのHalictです。公式サイトによると、作ったフォームはURLを配るだけで受け付けを始められるので、LINEのトークや公式アカウントのメッセージにURLを送って回答を集める使い方ができます。届いた回答の1件ごとに担当と状況が残り、返信も同じ画面から送れて、開封まで記録されます。

回答する側には1画面に1問ずつ表示され、進み具合のバーで残りの質問が分かるので、スマートフォンで答えてもらうアンケートに向いた見せ方です。フォームを作る段階では、作りたいフォームをひと言で伝えると、AIが質問と選択肢、必須の設定まで組み立てます。

料金は使う人数で決まり、フォームの数と回答の数はどのプランでも無制限です。公式の料金ページ(税抜の月額)では、1人まで使えるフリーが0円で、自動返信とCSVの書き出しが使えます。3人までのスターターは2,980円、10人までのチームは7,800円です。登録にクレジットカードは要りません。

仲間うちの多数決なら投票で十分です。LINEで集めた申し込みや相談を、何人かで分担して返信している場合に、比べる候補に入れてみてください。

Halictは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

個人情報を集めるときの注意

アンケートで名前や電話番号、メールアドレスを集める場合は、何に使うかを相手に伝えてから答えてもらいます。とくに事業としてお客様の情報を集める場合は、個人情報保護法の決まりに沿って、利用目的をはっきり示す必要があります。リサーチの紹介ページには、問い合わせ先や利用者の同意についての表示を加える設定もあります。

個人を特定する必要がないアンケートなら、名前や連絡先を聞かない設計にするのが安全です。満足度や意見を聞くだけなら、無記名のほうが本音も集まりやすくなります。どこまでの説明が必要かは、集める内容や事業の形で変わるので、迷う場合は個人情報保護委員会の案内を確かめてください。

LINEでの連絡と集計を任される仕事

最後に、LINEでのアンケートや連絡の運用が、どんな仕事につながるかを整理します。

お店や教室、小さな事務所では、LINE公式アカウントの配信やアンケートの作成、届いた申し込みへの返信を、外部の人に任せたいという需要があります。在宅ワークの求人でも、公式アカウントの運用代行や、問い合わせへの一次対応は、事務の支援の仕事の一部としてよく見られます。

連絡の取りまとめや予定の調整、問い合わせへの対応を在宅で受ける仕事は、オンライン秘書・アシスタントのお仕事で、仕事の内容と求められる経験を紹介しています。LINEを使った集客や顧客の声の分析に関わるなら、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事が参考になります。お客様の声をもとに小さなお店の経営の改善を提案する立場を目指すなら、国家資格の中小企業診断士も選択肢の1つです。在宅勤務の環境を整える会社の支援制度については、テレワーク 助成金 2026で対象と申請の流れを整理しています。

20年にわたって在宅ワークの市場を見てきた運営者の立場から言えば、こうした連絡や取りまとめの仕事で長く頼られる人は、返信の速さより、「頼んだことが漏れない」「誰が何を待っているかを把握している」という安心感で選ばれています。アンケートを送って終わりにせず、結果を依頼主が使える形に整えて返す人に、次の依頼が集まります。

運営者として見てきた実感では、仲介の手数料が乗らない直接の取引だと、同じ予算で依頼する側はより多くの作業を頼め、受ける側は手取りが厚くなります。手数料0%で直接やり取りできる場なら、配信の運用のような継続の仕事を、長い関係で受けやすくなります。連絡や事務の支援を仕事にしたい人は、オンライン秘書・アシスタントのお仕事で求められる経験を確かめてみてください。

よくある質問

Q. LINEの投票は個人のトークでも作れますか?

公式ガイドで案内されている投票機能は、グループのトークルームで作るものです。投票を行いたいグループのトークルームで、メニューから[投票]の[投票を作成]を選び、質問内容と選択肢を入力して作ります。1対1の相手に複数の質問をしたい場合は、フォームを作ってURLを送る方法が向いています。

Q. LINE公式アカウントのリサーチは無料で使えますか?

リサーチは公式アカウントの管理画面から作成でき、月額固定費0円のコミュニケーションプランでも配信できます。ただし、このプランで無料で送れるメッセージは1か月あたり200通までで、追加の配信はできません。友だちの数が多い場合は、ライトプランなどの有料プランが必要になることがあります。結果のダウンロードには20件以上の回答が要ります。

Q. LINEのリサーチで自由に文章で答えてもらえますか?

自由回答の形式がありますが、マニュアルでは未認証のアカウントでは使えないと案内されています。未認証のアカウントでは、選択肢から1つ選ぶ単一回答と、複数選ぶ複数回答の形式を使います。選択肢はどちらも最大10個までです。文章での回答が欠かせない場合は、フォームを作ってURLを送る方法も考えます。

Q. LINEでアンケートを送るときに回答率を上げるには?

目的と所要時間を最初に書き、締め切りを決め、相手がLINEを開きやすい時間帯に送ることが基本です。質問はスマートフォンで答えきれる数に絞ります。投票ならアナウンス機能でトークの上部に表示しておくと見落とされにくくなります。答えてもらったあとに、結果をもとに何を決めたかを伝えると、次の協力も得やすくなります。

この記事について

@SOHO
編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年8月9日最終更新:2026年10月14日
@SOHO編集部

この記事を書いた人

@SOHO編集部

フリーランス・在宅ワークの専門メディア

@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

@SOHOで仕事を探してみませんか?

手数料0%・登録無料のクラウドソーシング。フリーランスの方も企業の方も、今すぐ始められます。

関連記事

カテゴリから探す

クラウドソーシング入門

クラウドソーシング入門

クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド

職種別ガイド

職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス

フリーランス

フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金

お金・税金

確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ

スキルアップ

プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング

比較・ランキング

サービス比較・おすすめランキング

AI活用

AI活用

職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド

最新トレンド

市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド

発注者向けガイド

クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア

転職・キャリア

転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人

看護師の転職・求人

看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人

薬剤師の転職・求人

薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人

介護職の転職・求人

介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人

保育士の転職・求人

保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人

医療職の転職・求人

医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険

保険

生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人

採用・求人

無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース

オフィス・ワークスペース

バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業

法律・士業

契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代

シニア・50代

シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ

セキュリティ

サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック

金融・フィンテック

暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

ガジェット・機材

ガジェット・機材

フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方

子育て×働き方

子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金

補助金・助成金

個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却

M&A・事業売却

会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド

アウトソーシング・外注ガイド

SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方