LINEグループのノートの使い方と、連絡が流れて埋もれるときの残し方


この記事のポイント
- ✓LINEグループのノートの使い方を
- ✓作成・修正・削除・共有・検索の手順とあわせて公式ヘルプをもとに解説します
- ✓Keepメモとの使い分け
LINEグループのノートは、トークで流れてしまう大事な連絡を残しておくための機能です。結論から言うと、グループで「あとから見返す必要がある情報」はトークではなくノートに書き、トークには「ノートに書きました」と一言だけ流す。この使い分けを決めるだけで、「あの連絡どこだっけ」と過去のトークをさかのぼる時間はかなり減ります。
この記事では、ノートの作り方、修正と削除、共有、検索の手順を、LINEの公式ヘルプセンターと公式の使い方ガイドの記載をもとに順に説明します。そのうえで、アナウンスやアルバム、Keepメモとの使い分け、グループで運用するときの決まり、ノートだけでは足りなくなる場面と、その場合の次の手まで整理します。
結論:ノートは「流れては困る情報」を残す場所
LINEのグループでよく起きる困りごとは、次の3つに集約されます。
・集合時間や持ち物などの大事な連絡が、雑談に押し流されて見つからない
・途中から入ったメンバーに、同じ説明を何度もしている
・「前に決めたはず」のことが、誰の記憶にも正確に残っていない
どれも、トークという「時間の順に流れる場所」に、あとから参照したい情報を書いていることが原因です。トークは会話には向いていますが、記録には向いていません。
ノートは、LINEの公式ヘルプセンターで「トークルームに参加するメンバーが利用できる掲示板機能」と説明されています。掲示板とは、投稿が会話の流れとは別の場所に1件ずつ並ぶ仕組みのこと。トークがいくら流れても、ノートの投稿はノートの画面に残り続けます。
整理すると、使い分けは次のようになります。
| 情報の種類 | 書く場所 | 例 |
|---|---|---|
| その場で終わる会話 | トーク | 「了解です」「今向かっています」 |
| 期間中ずっと参照する連絡 | ノート | 行事の要項、持ち物、連絡先の一覧 |
| 今すぐ全員に見てほしい告知 | トークのアナウンス | 「明日の集合場所が変わりました」 |
| 写真 | アルバム | 行事の写真、資料を撮った画像 |
この表を最初にグループで共有しておくだけで、情報の行き先が自然に分かれていきます。
LINEのグループで連絡が流れて埋もれる理由
LINEのグループは、家族、友人、学校の保護者、サークル、町内会、そして小さな会社のチームまで、あらゆる集まりの連絡手段になっています。メンバー全員がすでにアプリを持っているので、新しい道具を入れてもらう必要がない。これが最大の強みです。
一方で、グループの人数が10人、20人と増えるほど、1日に流れるメッセージの数も増えます。スタンプや「ありがとうございます」の返信が続くと、大事な連絡は数スクロール先に埋もれてしまいます。しかも、人によって通知を切っていたり、まとめて読んだりするため、全員が同じタイミングで同じ連絡を目にするとは限りません。
スタートアップでも、創業期にLINEのグループで社内の連絡をしていたチームは少なくありません。少人数のうちは困らないのですが、人数が増えると「仕様の決定がトークのどこかにある」状態になり、決まったことを探すのに毎回時間を取られる。仕事でもサークルでも、構造的には同じことが起きています。
もう1つ見落とされがちなのが、とりまとめ役の負担です。連絡が埋もれると、困ったメンバーはとりまとめ役に個別に問い合わせます。10人から1通ずつ同じ質問が届けば、その返信だけで1時間近くかかることもあります。連絡を残す場所を決めることは、メンバーのためであると同時に、とりまとめ役の時間を守るためでもあります。
問題は、LINEそのものではなく、使い方にあります。会話と記録を同じ場所でやっていることが原因なので、記録を別の場所に移せば解決します。その「別の場所」として、LINEの中で最初に使えるのがノートです。
ノートとは:トークとの違いを押さえる
ノートとトークの違いは、主に次の点にあります。
投稿が会話と別の画面に並ぶ
ノートの投稿は、トークルームの上部のメニューから開く「ノート」の画面に並びます。トークがどれだけ流れても、ノートの画面を開けば投稿が一覧で見られます。
画像やスタンプを添付して、1つの投稿にまとめられる
公式ヘルプセンターによると、ノートにはスタンプ、画像、位置情報などを添付して投稿できます。スタンプと画像は、1回の投稿につきそれぞれ最大20個まで添付でき、位置情報は1回の投稿につき1つまでです。行事の案内文と会場の地図、持ち物の写真を1つの投稿にまとめられるので、トークで何通にも分かれて流れるより、ずっと見返しやすくなります。
なお、公式の使い方ガイドによると、ノートに動画を投稿する機能は2024年2月中旬で提供を終了しています(オープンチャットのノートでは引き続き動画を投稿できます)。動画を残したい場合は、別の方法を考える必要があります。
自分が書いた投稿は、あとから修正できる
トークで送ったメッセージは、送ったあとに内容を書き換えることはできません。ノートでは、自分が作成した投稿を修正したり削除したりできます。日程や場所が変わったときに、同じ投稿を書き直せるのは大きな違いです。
途中から参加した人も読める
ノートについて、LINEの使い方を紹介する生活情報サイトは次のように説明しています。
グループに途中から参加した場合、自分が参加する前のトークの内容は見ることができません。ところが、ノートに投稿された内容は、参加前のものも含めてすべて見ることができます。 出典: serai.jp
途中から入ったメンバーに「これまでの経緯」を伝える手段として、ノートは特に役に立ちます。会のルール、連絡先、年間の予定などをノートにまとめておけば、新しい人には「まずノートを読んでください」と案内するだけで済みます。
ノートを作成する手順
ここからは、公式ヘルプセンターの記載に沿って、ノートの作り方を説明します。画面の名前は、LINEのバージョンや端末によって少し違うことがあります。
スマートフォン(iPhone・Android)で作成する
- ノートを作りたいグループのトークルームを開き、画面上部のメニュー(三本線のアイコン)をタップし、「ノート」をタップする
- 右下の「+」アイコンをタップし、「投稿」をタップする
- 投稿内容を入力し、右上の「投稿」をタップする
画面下部のアイコンから、スタンプ、画像、位置情報などを添付できます。iPhoneとiPadでは、写真アプリやWebサイトからコピーした画像を貼り付けて添付することもできると公式ヘルプセンターに書かれています。
パソコン(Windows・Mac)で作成する
- トークルーム内上部の「ノート」をクリックする
- ノート画面右下の「ノートを作成」をクリックする
長い文章を書くときは、パソコンのほうが入力しやすいはずです。行事の要項や会の規約のような長文は、パソコンで作ると作業が楽になります。
トークのメッセージをそのままノートに保存する
すでにトークに流れてしまった大事な連絡を、あとからノートに残すこともできます。公式ヘルプセンターによると、トークルームで送受信されたメッセージ(テキスト、画像、URL、位置情報)を長押しし、「ノート」から「保存」、「投稿」の順にタップすると、ノートに直接投稿できます。
この操作を知っていると、「誰かがトークに書いた大事な連絡を、気づいた人がノートに残す」という運用ができます。書いた本人がノートを使い慣れていなくても、とりまとめ役が拾い上げればよいわけです。
ノートを修正・削除・共有する
修正と削除
公式ヘルプセンターによると、修正と削除ができるのは自分が作成した投稿だけです。スマートフォンでは、修正または削除したい投稿の右上にあるメニューのアイコンをタップし、「編集」または「投稿を削除」を選びます。パソコンでは、投稿の詳細ページ右上のアイコンをクリックし、「編集」または「削除」をクリックします。
他の人が書いた投稿を直すことはできません。そのため、会の要項のように何度も更新する投稿は、とりまとめ役が自分で作成しておくのが安全です。担当者が代わるときは、新しい担当者が投稿を作り直し、古い投稿の冒頭に「最新版はこちら」と書き添えておくと混乱しません。
共有
作成したノートは、同じトークルーム内で再共有できます。共有したいノートにある「転送」から「シェア」などを選ぶと、そのノートを知らせるメッセージがトークルームに送信されます。公式ヘルプセンターによると、ノートを作成したときや再共有したときも、そのことを知らせるメッセージがトークルームに送信されます。
締め切りが近づいた連絡を、もう一度トークに流したいときに便利です。同じ文章をトークに貼り直すのではなく、ノートを再共有すれば、元の投稿へ1回の操作で戻れます。
ノートの通知と検索を使いこなす
通知をオフにする
ノートの通知は、スマートフォンのプッシュ通知や、ホームの「お知らせ」を通じて届きます。公式ヘルプセンターによると、スマートフォンではトーク画面上部のメニューから「設定」を開き、「投稿の通知」をオフにすると、ノートの通知を止められます。パソコンでは、設定の「通知」にある「その他」タブで「トークルームのノートを通知」をオフにします。
ただし、とりまとめ役が「大事なことはノートに書く」と決めた場合、メンバーがノートの通知を切っていると、その連絡に気づけません。通知の扱いは、グループの決まりとして最初に伝えておくとよいでしょう。
ノートの中を検索する
ノートの画面上部には検索窓があり、公式ヘルプセンターによると、次の内容を対象に検索できます。
・ノートの本文
・ハッシュタグ(「#」とキーワードを入力)
・ノートの作成者(「@」とユーザー名を入力。パソコン版を除く)
この中で使い勝手がよいのがハッシュタグです。投稿の最後に「#持ち物」「#集合場所」「#会計報告」のようにタグを付けておくと、あとから同じ種類の投稿だけを探せます。タグの名前は、とりまとめ役が最初に5つほど決めて、ノートの一番古い投稿にまとめておくと、メンバーも同じタグを使ってくれるようになります。
アナウンス・アルバム・Keepメモ・投票との使い分け
LINEには、ノートのほかにも「残す」ための機能がいくつかあります。役割を分けて使うと、情報の行き先が迷わなくなります。
| 機能 | 何に向いているか | 公式の説明で押さえたい点 |
|---|---|---|
| ノート | 期間中ずっと参照する連絡、会のルール | 自分の投稿は修正・削除でき、本文やハッシュタグで検索できる |
| アナウンス | 今すぐ全員に見てほしい告知 | トークルームの上部に表示される。1つのトークルームで5つまで |
| アルバム | 写真をまとめて残す | 行事ごとに作ると探しやすい |
| Keepメモ | 自分だけのメモ | 自分のみ見ることができる個人的なトークルーム |
| 投票 | 日程や出欠をたずねる | トークルーム内でアンケートを作成できる機能 |
アナウンスとの違い
アナウンスは、トークのメッセージを長押しして「アナウンス」を選ぶと、そのメッセージをトークルームの上部に固定できる機能です。公式の使い方ガイドによると、1つのトークルームで5つまで設定できます。目に入りやすい反面、長い文章や画像の組み合わせには向きません。「詳しくはノートに書きました」という短いメッセージをアナウンスにして、本文はノートに書く、という組み合わせが使いやすい形です。
Keepメモとの違い
Keepメモは、公式ヘルプセンターによると、自分のみ見ることができる個人的なトークルームです。グループの他のメンバーには見えないので、共有の記録には使えません。自分用の控えとして、ノートの内容をKeepメモに転送しておく、という使い方なら役に立ちます。
写真はアルバムへ
写真は、ノートに添付するよりアルバムにまとめるほうが、あとから探しやすくなります。ノートには「当日の写真はアルバム『10月の行事』にあります」と書いておけば、文章と写真の両方にたどり着けます。
グループでノートを運用するときの決まり
機能を知っていても、グループで使われなければ意味がありません。ノートが定着するかどうかは、最初の決め方でほぼ決まります。スタートアップで社内の情報共有の道具を入れたときも、うまくいったのは「何をどこに書くか」を最初に1枚の紙で決めたときでした。逆に、道具だけ用意して「使ってください」と言ったときは、2週間で誰も書かなくなりました。
決まり1:ノートに書くものを3種類までに絞る
「行事の案内」「会のルール」「連絡先と担当」のように、ノートに書くものを最初に決めます。何でもノートに書いてよいことにすると、ノートもトークと同じように埋もれていきます。
決まり2:ノートに書いたら、トークで一言知らせる
ノートを書いただけでは、気づかない人がいます。投稿したら、トークで「ノートに10月の行事の案内を書きました」と知らせます。共有の手順のところで触れたとおり、ノートを作成するとトークにもその知らせが流れますが、一言添えると読まれる確率が上がります。
決まり3:古くなった投稿は、更新か削除をする
日程が終わった行事の案内が残っていると、新しい投稿を探しにくくなります。月に1回、とりまとめ役が古い投稿を見直し、不要なものは削除します。会計報告のように記録として残すものは、ハッシュタグを付けて残します。
決まり4:最初の投稿に「このグループの使い方」を書く
ノートの一番古い投稿に、上の決まりとハッシュタグの一覧を書いておきます。新しいメンバーには「まずノートの一番下の投稿を読んでください」と案内すれば、説明の手間が省けます。
場面別:ノートに書く投稿の例
決まりを作っても、最初の1本をどう書けばよいか迷う人は多いものです。よく使われる3つの場面について、そのまま使える書き方の例を挙げます。〇〇の部分は、自分の会に合わせて書き換えてください。
行事の案内
行事の案内は、読む人が知りたい順に並べるのがこつです。多くの人が最初に知りたいのは「いつ」「どこで」、次に「何を持っていくか」、最後に「困ったときの連絡先」です。
【10月の〇〇会のご案内】
日時:10月〇日(〇)10時から12時
場所:〇〇公民館 2階 会議室(地図を添付しています)
持ち物:筆記用具、参加費〇〇円
欠席の連絡:前日までにこのノートにコメントするか、〇〇さんへ
#行事 #10月
地図は位置情報として添付し、会場の入口の写真があれば画像として添付しておくと、初めて来る人が迷いにくくなります。日時や場所が変わったら、新しい投稿を作るのではなく、この投稿を修正し、冒頭に「(10月〇日更新:開始時刻を変更しました)」と書き添えます。
会のルール
会のルールは、一度書いたら頻繁には変わらない情報です。新しく入った人が最初に読む投稿として、ノートの一番古い位置に作っておきます。
【このグループの使い方】
・大事な連絡はノートに書き、トークで「ノートに書きました」と知らせます
・写真はアルバムにまとめます
・ハッシュタグは #行事 #会計 #連絡先 #ルール の4つを使います
・欠席や遅刻の連絡はトークでどうぞ
#ルール
ルールは短いほど守られます。最初から細かく決めすぎず、困ったことが起きたときに1行ずつ書き加えていく形のほうが長続きします。
仕事のチームでの決定事項
小さな会社やプロジェクトのチームでLINEのグループを使っている場合は、会議やトークで決まったことをノートに残します。
【決定事項 10月〇日】
・〇〇の締め切りを10月〇日に変更
・〇〇の担当は〇〇さん
・次回の打ち合わせは10月〇日 15時から
#決定事項
「決まったこと」と「誰がやるか」と「いつまでか」の3つが書かれていれば、あとから読み返しても誤解が生まれません。スタートアップの現場でも、決定事項を1行ずつ残す習慣があるチームほど、「言った、言わない」の行き違いが少ない傾向があります。
仕事でLINEのグループとノートを使うときの注意
サークルや家族の連絡とは違い、仕事でLINEのグループを使うときには、気をつけたい点がいくつかあります。
個人のアカウントで仕事の情報を扱うことになる
LINEのグループは、メンバーそれぞれの個人のアカウントで参加する仕組みです。仕事の資料や取引先の情報をノートに書くと、それが個人のスマートフォンに残ります。会社として扱ってよい情報の範囲を、最初に決めておく必要があります。取引先の名前や金額のような情報は、会社の決まりで認められた道具の中だけで扱うのが無難です。
メンバーが抜けたあとの扱いを決めておく
退職したメンバーや、仕事が終わった業務委託の人をグループから外すのは、とりまとめ役の大事な仕事です。外さないままにしておくと、その人はノートを含めてグループの情報を見続けられます。仕事が終わったら外す、と最初に決めておき、相手にもその旨を伝えておくと、外すときに気まずくなりません。
記録として残したいものは、別の場所にも保存する
LINEの公式ヘルプセンターによると、利用できなくなったトークルームのノートは一定期間保存された後に削除されます。契約に関わるやりとりや、あとから証拠として必要になりそうな決定事項は、ノートだけに残さず、メールや会社の共有フォルダにも保存しておきます。LINEはあくまで連絡の道具であって、記録の保管庫ではない、と考えておくのが安全です。
ノートだけでは足りなくなる場面
ノートは便利ですが、万能ではありません。次のような場面では、ノートだけでは足りないと感じることがあります。
動画を残したい
ノートへの動画の投稿は2024年2月中旬で終了しています。練習の様子や説明会の録画を残したい集まりでは、別の保存先が必要になります。
出欠や日程を集計したい
ノートは掲示板なので、出欠を取って数えるのには向きません。LINEには投票の機能がありますが、予定と出欠と連絡を1つの画面で見たい場合は、別の道具を組み合わせる必要があります。
グループがなくなったときの記録
公式ヘルプセンターによると、トークルームの全てのメンバーが退出した場合などで利用できなくなったトークルームでは、そこで作成されたノートは一定期間保存された後に削除されます。また、トークルームで送受信した画像や動画、ファイルのLINEのサーバーでの保存期間は一定期間のみと案内されています。何年も続く会の記録を、LINEのグループだけに預けておくのは心配が残ります。大事な資料は、とりまとめ役が手元にも保存しておくのが安全です。
複数人トークでは使えない
公式ヘルプセンターによると、過去に作成した複数人トークではノートを使えません。複数人トークとは、グループを作らずに3人以上で始めたトークのことです。ノートを使いたい場合は、複数人トークからグループを作り直す必要があります。
ノートを長く読みやすく保つ整理のこつ
ノートを使い始めて半年、1年とたつと、投稿の数が増えて、ノートそのものが探しにくくなってきます。トークの埋もれを解決したはずが、今度はノートの中で埋もれる。これを防ぐには、投稿の書き方を少しそろえておくのが効果的です。
投稿の1行目に【見出し】を付ける
ノートの一覧では、投稿の冒頭が表示されます。1行目を「【10月の行事のご案内】」「【会計報告 9月分】」のように隅付き括弧で始めておくと、一覧で眺めたときに中身がすぐ分かります。全員が同じ書き方をすると、見た目がそろって探しやすくなります。
1つの投稿に1つの話題
行事の案内と会費の連絡を1つの投稿にまとめると、あとで「会費の連絡」を探したときに見つかりません。話題ごとに投稿を分け、それぞれにハッシュタグを付けます。
年度や学期の区切りで見直す
年度や学期が変わるタイミングで、とりまとめ役が古い投稿を見直します。終わった行事の案内は削除し、来年も参考になる投稿(行事の手順や、会場の予約の方法など)には「#引き継ぎ」のようなタグを付けて残します。役員や担当者が交代するときに、そのタグで検索すれば、引き継ぐべき情報が一覧で出てきます。
ノートが見当たらないときに確かめること
「メニューにノートが出てこない」「位置情報が添付できない」といった声もよく聞かれます。次の順で確かめると、多くの場合は原因が分かります。
1. そのトークが「グループ」かどうか
ノートが使えるのはグループのトークルームです。「ノートだけでは足りなくなる場面」で触れたとおり、過去に作られた複数人トークではノートを使えません。トークルームの名前の横の人数表示や、設定の画面に「グループ」の項目があるかで見分けられます。複数人トークだった場合は、公式ヘルプセンターの「複数人トークからグループトークを作成するには?」の手順でグループを作り直します。
2. LINEのアプリが最新版かどうか
公式ヘルプセンターでは、iOSの端末で位置情報の添付が表示されない場合、LINEを最新版にアップデートするよう案内されています。メニューの並びやボタンの名前も、アプリの版によって変わることがあります。App StoreやGoogle Playで、LINEの更新が残っていないかを確かめてください。
3. 使っている端末の種類
スマートフォン、iPad、パソコンで、ノートの開き方や添付できるものが少しずつ違います。たとえばパソコン版では、作成者の名前で検索する機能が使えないと公式ヘルプセンターに書かれています。メンバーから「やり方が違う」と言われたときは、どの端末で操作しているかを最初に聞くと、話が早く進みます。
メンバーにノートを読んでもらうための声のかけ方
ノートを作っても、メンバーが開いてくれなければ情報は届きません。特に、LINEをトークの画面しか使っていない人にとって、ノートは「どこにあるのか分からない機能」です。読んでもらうための工夫を3つ挙げます。
開き方を、画像つきで一度だけ説明する
「トークの右上のメニューから『ノート』を押すと、案内がまとめて読めます」と、画面の写真を添えて一度だけ説明します。年配のメンバーが多い会では、集まりの場で実際にスマートフォンを操作して見せると、一度で覚えてもらえることが多いです。
トークの連絡を短くし、続きはノートで読む形にする
トークに長い文章を流すと、ノートを開く理由がなくなります。「10月の行事の案内をノートに書きました。持ち物が変わっています」のように、トークには要点と変更点だけを書き、詳しい内容はノートで読む形にすると、ノートを開く習慣が自然に身につきます。
返事が必要なものは、締め切りを書く
出欠や提出物など、返事が必要な連絡は、ノートの投稿に締め切りを書き、締め切りの前日にノートを再共有します。同じ文章を何度もトークに流すより、元の投稿へ1回の操作で戻れる再共有のほうが、読む側の手間も少なくて済みます。
連絡と予定と写真を1か所に集めたいときの候補
ノートで連絡の埋もれは減らせても、予定はカレンダーのアプリ、写真はアルバム、動画は別の保存先、と道具が分かれてしまう会もあります。続く集まりの連絡、予定、写真、動画を1つの場所に集めたい場合の候補の1つとして、グループアプリのTsudoo(ツドー)があります。
公式サイトの記載によると、掲示板への投稿とコメント、上に固定できるお知らせ、掲示板とは分かれたチャット、予定とカレンダーの機能があり、予定を後から変更すると告知の投稿も同時に更新されます。メンバーはLINEのアカウントでそのまま参加でき、新しいIDとパスワードを作る必要はありません。参加の方法は公開、承認制、招待制の3つから選べます。アップロードした動画の音声を文字にする書き起こしの機能もあり、公式サイトでは試験的な機能と説明されています。
料金は、グループの作成、メンバーの追加、写真の保存が無料で、人数とグループの数にはいまのところ上限を設けていないと書かれています。3分以上の動画を合計30時間を超えて保存する場合にだけ、1グループあたり月額525円(税込)の動画保存プランが必要です。一方で、過去のLINEのトークを取り込む機能はないと公式のよくある質問に書かれているので、今のグループと並行して使いながら、新しい連絡から少しずつ移す形になります。
Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
情報を残す仕組みを作ることは、仕事にもつながる
LINEのグループのノートを整えることは、小さなことに見えて、実は「情報をどこに、どう残すか」という設計の仕事そのものです。会社でも、在宅で複数の発注者と仕事をする人でも、決まったことを1か所に残し、誰が見ても同じ答えにたどり着ける状態を作れる人は重宝されます。
フリーランスや在宅ワークの市場を長く見てきた立場から言えば、継続して仕事を任される人ほど、連絡を「流す」だけでなく「残す」ことに気を配っています。決まった仕様や締め切りを、相手が探さなくても見られる場所に残しておく。それだけで「この人に任せると楽だ」という信頼が生まれます。仲介の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま次の依頼につながり、発注者は同じ予算でより多くを頼め、受ける側は手取りが厚くなります。
LINEに関わる仕事に興味がある人には、LINEスタンプやキャラクター、アイコンの制作の仕事を紹介したキャラクター・アイコン・LINEスタンプのお仕事があります。グループのアイコンや会のロゴを作る経験が、そのまま仕事の入口になることもあります。デザインの仕事の単価の傾向は、デザイナーの年収・単価相場で確かめられます。在宅で働く環境を整える費用について知りたい人は、テレワーク 助成金 2026で、テレワークに関わる助成金の情報を整理しています。
LINEのノートに限らず、情報を残す道具を選ぶときに確かめたいのは、「誰が書くのか」「誰が読むのか」「いつまで残すのか」の3点です。書く人がとりまとめ役1人なら、ノートのように自分の投稿だけを直せる仕組みで十分です。メンバー全員で書き加えていく資料なら、共同で編集できる文書の道具のほうが向いています。何年も残したい記録なら、LINEの外にも控えを保存しておく。道具の機能より先に、この3点を決めておくと、どの道具を使っても迷いにくくなります。
まずは、今いちばん連絡が埋もれているグループで、ノートを1つ作り、会のルールを書いてみてください。そこから、情報の行き先が自然と分かれ始めます。
よくある質問
Q. LINEグループのノートは、途中から参加したメンバーも見られますか?
見られます。グループに途中から参加した人は、参加する前のトークの内容は見られませんが、ノートに投稿された内容は参加前のものも含めて読めると一般に説明されています。そのため、会のルールや連絡先、年間の予定などはノートに書いておくと、新しく入った人に同じ説明を繰り返す手間が省けます。
Q. 他のメンバーが書いたノートを修正したり削除したりできますか?
できません。LINEの公式ヘルプセンターによると、ノートを修正、削除できるのは自分が作成した投稿だけです。何度も更新する要項などは、とりまとめ役が自分で作成しておくと安全です。担当者が代わるときは新しい担当者が投稿を作り直し、古い投稿に最新版の場所を書き添えておくと混乱しません。
Q. ノートに動画を投稿できますか?
LINEの公式の使い方ガイドによると、グループのノートに動画を投稿する機能は2024年2月中旬で提供を終了しています。オープンチャットのノートでは引き続き動画を投稿できます。グループで動画を残したい場合は、トークやアルバム、外部の保存先など別の方法を検討してください。
Q. ノートの中から目的の投稿を探すにはどうすればよいですか?
ノートの画面上部の検索窓から、本文、ハッシュタグ、作成者で検索できます。投稿の最後に「#持ち物」「#会計報告」のようなハッシュタグを付けておくと、同じ種類の投稿だけを一覧で探せるので便利です。タグの名前はとりまとめ役が最初に決め、ノートの最初の投稿に一覧を書いておくとメンバーにも浸透します。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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