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ジャストカーテンの情報漏えいの可能性|オンラインショップへの不正アクセス カード情報10,423件・個人情報60,663件 対象と確かめること 2026

@SOHO編集部
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ジャストカーテンの情報漏えいの可能性|オンラインショップへの不正アクセス カード情報10,423件・個人情報60,663件 対象と確かめること 2026

この記事のポイント

  • ✓ジャストカーテンの情報漏えいについて
  • ✓運営会社インテリックスの2026年1月26日の発表をもとに整理
  • ✓オンラインショップへの不正アクセスでクレジットカード情報10,423件と個人情報60,663件が漏洩した可能性

ジャストカーテンの情報漏えいについて、運営する株式会社インテリックスは2026年1月26日、「ジャストカーテンオンラインショップ」が第三者による不正アクセスを受け、お客様の個人情報(60,663件)とクレジットカード情報(10,423件)が漏洩した可能性があると発表しました。カード情報の対象は、2024年4月30日から2025年5月24日までにオンラインショップでカード決済をした人で、カード名義人名、カード番号、有効期限、セキュリティコードが含まれます。個人情報の対象は、2019年6月1日から2025年5月24日までに商品購入(ゲスト購入を含む)、会員登録、サンプル請求をした人で、登録したパスワードも含まれます。全国の直営店舗とフランチャイズ店舗での購入は影響がないとされています。2026年11月1日時点で、オンラインショップのトップページに掲載されている本件のお知らせは1月26日付のものだけで、そのあとの続報は出ていません。発表ではお詫びが述べられ、カードの再発行の手数料を客が負担しないよう会社がカード会社に依頼したと書かれています。 対象の期間に利用した人がまずすることは、カードの利用明細に身に覚えのない請求がないかを確かめること、ジャストカーテンで使ったパスワードを他のサービスでも使っていれば変えることです。

この記事は、2026年11月1日時点で、運営会社の公式発表の文面を確かめた内容だけで書いています。発表のPDFは編集部の環境から直接は取得できなかったため、オンラインショップのトップページに今日も掲載されていることを確かめたうえで、ウェブ上の保存記録に残る同じPDFの本文で中身を確かめました。報道の数字や推測は入れていません。

ジャストカーテンのオンラインショップで何が起きたのか

ジャストカーテンは、オーダーカーテンなどを均一価格で販売するカーテンの専門店です。全国の店舗のほかに、インターネットの「ジャストカーテンオンラインショップ」で注文を受け付けています。運営しているのは、和歌山県和歌山市の株式会社インテリックスです。

今回の件で不正アクセスを受けたのは、このオンラインショップです。会社は、全国で運営する直営店舗とフランチャイズ店舗での購入については、本件による漏洩の影響はないと明記しています。

発表の骨子は次のとおりです。

  • 2025年5月21日、一部のクレジットカード会社から、オンラインショップを利用した客のカード情報の漏洩の懸念について連絡を受けた
  • 2025年5月26日、オンラインショップでのクレジットカード決済を停止し、第三者の調査機関による調査を始めた
  • 2025年8月18日、調査機関の調査が完了した
  • 2024年4月30日から2025年5月24日までに購入した客のカード情報が漏洩し、一部の客のカード情報が不正に使われた可能性があると確認した
  • 原因は、システムの一部の脆弱性を突いた第三者の不正アクセスで、ペイメントアプリケーションが改ざんされたこと
  • 2026年1月26日に公表し、対象の客に電子メールで個別に連絡を始めた

発表の題は「弊社が運営する『ジャストカーテンオンラインショップ』への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」です。本文では「漏洩した可能性がある」と書かれています。この記事でも、その表現どおりに書きます。

公表の経緯

公式に確かめられた本件のお知らせは、次の2本です。

時期 お知らせ 分かったこと
日付の記載なし 不正アクセスによるシステム侵害発生のお詫びとお知らせ 第三者の不正アクセスによるシステム侵害の可能性があると判明。外部の専門機関に調査を依頼中。流出の詳細は判明していない。カードで支払った客に利用履歴の確認を呼びかけ
2026年1月26日 不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ 調査結果、対象の期間と件数、漏洩した可能性のある項目、原因、客へのお願い、再発防止策、窓口

最初のお知らせには日付が書かれていません。このお知らせの窓口は、ジャストカーテンオンラインショップの電話番号073-462-3730(受付時間9時から18時)でした。1月26日の発表では、専用のお客様相談窓口が新たに示されています。今から問い合わせる場合は、1月26日の発表に載っている窓口を使ってください。

最初のお知らせでは、流出についての詳細は分かっておらず、判明しだい対応を案内するとしていました。そのうえで、カードで支払った客には、身に覚えのない利用履歴がないか確かめ、心当たりのない利用があればカード発行会社に連絡するよう呼びかけていました。この呼びかけは、1月26日の発表でも続いています。

2026年11月1日時点で、オンラインショップのトップページのお知らせ欄に掲載されている本件のお知らせは、「2026.1.26 不正アクセスに関する情報漏えいのお詫びとお知らせ」だけです。

調査の完了から公表までの期間

調査機関の調査が完了したのは2025年8月18日で、公表は2026年1月26日です。この間の経緯は、発表には書かれていません。会社は、個人情報保護委員会には2025年5月26日に報告し、所轄の警察署には2025年5月29日に被害を申告したと書いています。

漏洩した可能性のある情報と対象の人

発表では、カード情報と、その他の個人情報が分けて書かれています。対象の期間も、それぞれで違います。

クレジットカード情報

項目 内容
対象の人 2024年4月30日から2025年5月24日までに、オンラインショップでクレジットカード決済をした客
件数 10,423名
漏洩した可能性のある情報 クレジットカード名義人名、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコード

その他の個人情報

項目 内容
対象の人 2019年6月1日から2025年5月24日までに、オンラインショップで商品購入(ゲスト購入を含む)、会員登録、サンプル請求をした客
件数 60,663名
漏洩した可能性のある情報 氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、登録したパスワード、生年月日(任意の入力項目)

会社が影響はないと明記したもの

会社が影響はないと明記したもの
全国で運営する直営店舗とフランチャイズ店舗での購入

弊社が全国で運営する直営店舗およびフランチャイズ店舗でのご購入に関しましては、当事案に関し漏洩の影響はございません。 出典: 株式会社インテリックス「弊社が運営する『ジャストカーテンオンラインショップ』への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」2026年1月26日

2つの期間の違い

カード情報の期間は2024年4月30日からで、その他の個人情報の期間は2019年6月1日からです。2019年から2024年4月までにオンラインショップを使った人は、カード情報の対象には入りませんが、氏名や住所、パスワードなどの対象に入る可能性があります。

また、ゲスト購入(会員登録をせずに買う方法)をした人や、商品を買わずにサンプルを請求しただけの人も、その他の個人情報の対象に含まれます。「会員ではないから関係ない」「買っていないから関係ない」とは言えないということです。

セキュリティコードが含まれることの意味

セキュリティコードとは、カードの裏面などに印字された3けたか4けたの番号で、ネットでの買い物のときに本人が手元にカードを持っているかを確かめるために使われます。カード番号、有効期限、名義人名に加えてセキュリティコードがそろうと、ネットでの買い物に使われやすくなります。対象の期間にカードで支払った人は、明細の確認を特に丁寧にしてください。

原因について発表で分かっていること

発表には、原因について次の1文があります。

  • オンラインショップのシステムの一部の脆弱性を突いた、第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたため

脆弱性とは、ソフトウェアに含まれる、攻撃に使われうる弱点のことです。ペイメントアプリケーションとは、オンラインショップで支払いの手続きを受け持つプログラムのことです。これが改ざんされると、客が支払いの画面で入力したカード情報が、気づかれないうちに第三者へ送られることがあります。

どの部分の弱点だったのか、攻撃した者が誰かは、発表には書かれていません。この記事でも推測はしません。

利用者の側からは気づきにくい

支払いの手続きを受け持つプログラムが改ざんされた場合、利用者が見る画面は、ふだんと変わらないことがあります。いつもどおりに注文が完了し、確認のメールも届くため、利用者の側で異変に気づくのは難しいのが実情です。今回、最初に異変を知らせたのも、利用者ではなくカード会社でした。

だからこそ、利用者の側でできる備えは、買い物の画面を疑うことよりも、カードの利用明細をこまめに確かめることになります。利用のたびに通知が届く設定ができるカードなら、その設定をしておくと、身に覚えのない請求に早く気づけます。

インテリックスの対応

会社の対応は次のとおりです。

  • 2025年5月26日に、オンラインショップでのクレジットカード決済を停止した
  • 第三者の調査機関に調査を依頼した
  • 2025年5月26日に個人情報保護委員会へ報告し、2025年5月29日に所轄の警察署へ被害を申告した
  • カード会社と連携し、漏洩した可能性のあるカードの取引のモニタリング(不審な使われ方がないかの見張り)を続けている
  • 客がカードの差し替えを希望する場合、再発行の手数料を客が負担しないよう、カード会社に依頼した
  • 対象の客に、2026年1月26日から電子メールで個別に連絡した。メールが届かなかった客には書状で連絡した
  • システムのセキュリティ対策と監視体制を強化し、再発防止を図るとした

カード決済の再開について、会社は再開日が決まりしだい、ウェブサイトで知らせるとしています。2026年11月1日時点で、オンラインショップの「特定商取引法について」のページのお支払い方法には、銀行振込、代金引換、PayPay決済が並んでおり、クレジットカードは載っていません。トップページにも、カード決済の再開のお知らせは見当たりません。

お詫びの言葉は発表の中で繰り返し述べられています。カードの再発行の手数料のほかに、金銭の補償やお詫びの品については書かれていません。

自分が対象かを確かめる方法

会社は、対象の客に電子メールで個別に連絡し、メールが届かなかった客には書状で連絡したとしています。次の順番で確かめると落ち着いて判断できます。

  1. 2019年6月1日から2025年5月24日までに、ジャストカーテンのオンラインショップで商品を買ったか、会員登録をしたか、サンプルを請求したかを思い出す。店舗での購入だけなら、本件の影響はないとされています
  2. オンラインショップに登録したメールアドレスの受信箱で、2026年1月26日以降にジャストカーテンから届いた本件のメールを探す。迷惑メールのフォルダも見る
  3. 自宅に、インテリックスからの書状が届いていないかを確かめる
  4. 2024年4月30日から2025年5月24日までにカードで支払った覚えがあれば、カードの利用明細も確かめる
  5. それでも分からない場合は、公式発表に載っているお客様相談窓口に問い合わせる

注文の確認メールや、カードの利用明細に「ジャストカーテン」やインテリックスの名前が残っていれば、利用した時期を確かめる手がかりになります。

メールアドレスや住所を変えた人

オンラインショップを使ったあとに、メールアドレスを変えたり、引っ越したりした人は、個別の連絡が届いていないことがあります。会社は、メールが届かなかった客には書状で連絡したとしていますが、書状も古い住所に送られた可能性があります。対象の期間に利用した覚えがあるのに連絡が見当たらない場合は、連絡が来ていないことだけで対象ではないと決めつけず、お客様相談窓口に問い合わせてください。問い合わせるときは、当時登録していたメールアドレスや住所、利用した時期を伝えると、会社の側で確認しやすくなります。

対象の人がすること

漏洩した可能性のある情報に合わせて、することを分けて書きます。

カードの利用明細を確かめる

会社は、カードの利用明細に身に覚えのない請求がないか確かめるよう、客にお願いしています。身に覚えのない請求があったときは、そのカードの裏面に書かれたカード会社に問い合わせるよう書かれています。

明細を確かめるときは、次の点に気をつけます。

  • 2024年4月30日以降の明細を、さかのぼって確かめる。カード会社のアプリやサイトで過去の明細を見られることが多い
  • 数百円程度の少額の請求も見落とさない。少額で使えるかを試してから、高額の買い物に使われることがある
  • 海外のサイトや、知らない名前のお店からの請求に注意する
  • 家族カードを持っている場合は、家族の明細も確かめる

カードの差し替えを考える

会社は、客がカードの差し替えを希望する場合、再発行の手数料を客が負担しないようカード会社に依頼したと書いています。セキュリティコードまで含まれる可能性があるため、対象の期間にカードで支払った人は、カード会社に相談して差し替えを考えるのも1つの方法です。

差し替えると、カード番号が変わります。公共料金や携帯電話、ネットのサービスの支払いにそのカードを登録している場合は、新しいカードの番号に登録し直す手間がかかります。差し替えるかどうかは、明細の確認とあわせて、カード会社と相談して決めてください。

パスワードを変える

その他の個人情報には、登録したパスワードが含まれます。ジャストカーテンで使っていたパスワードを、他のサービスでも使っている場合は、そちらのパスワードを先に変えてください。メールアドレスとパスワードの組み合わせが漏れると、同じ組み合わせを使っている別のサービスに勝手にログインされるおそれがあるためです。

どのサービスで同じパスワードを使っていたか思い出せない場合は、ブラウザやスマートフォンに保存されているパスワードの一覧を開くと、手がかりになります。特に急いで変えたいのは、次のようなサービスです。

  • メールのアカウント
  • ネット通販のアカウント
  • ネットバンキングや決済のサービス
  • SNSのアカウント

多要素認証とは、パスワードに加えて、スマートフォンに届く確認コードなど別の手段でも本人かを確かめる仕組みのことです。使えるサービスでは設定しておきます。考え方はMFA(多要素認証)導入のメリットと製品比較|2026年の認証セキュリティ決定版にまとめています。

不審なメールと電話に注意する

氏名、住所、電話番号、メールアドレスがそろうと、本物らしい偽の連絡が届きやすくなります。会社は、差出人や件名に心当たりのない不審なメールが届いたときは、添付ファイルを開かず、メール自体をすぐに消去するようお願いしています。不審な電話がかかってきたときは、重要な情報を決して伝えないよう書かれています。

具体的には、次のような連絡に注意してください。

  • 「カードの不正利用の件で確認が必要です」と、カード番号やセキュリティコードを聞き出す電話
  • 「返金の手続きはこちら」と、リンクからカード情報を入力させるメールやSMS
  • カード会社を名乗り、「暗証番号を教えてください」と求める電話

カード会社が電話でセキュリティコードや暗証番号を聞くことは、通常ありません。

電話番号と住所が含まれているため、電話だけでなく郵便にも気をつけます。カード会社やジャストカーテンを名乗る封書で、返信用の用紙にカード番号を書かせたり、書かれた番号に電話をかけさせたりする手口も考えられます。封書に書かれた連絡先ではなく、カードの裏面や公式発表に載っている連絡先を自分で確かめてから問い合わせてください。不安なときは、相手が伝えてきた番号ではなく、カードの裏面に書かれた番号に自分からかけ直して確かめてください。

入力してしまったとき

偽のページにカード番号などを入力してしまったときは、すぐにカードの裏面に書かれたカード会社の窓口に連絡し、利用を止める相談をします。パスワードを入力してしまった場合は、そのサービスのパスワードを変え、同じパスワードを使っている他のサービスも変えます。お金をだまし取られたときは、最寄りの警察署にも相談してください。

カード会社に連絡するときの手順

身に覚えのない請求を見つけたときや、カードの差し替えを相談したいときは、カードの裏面に書かれたカード会社の窓口に電話します。慌てずに話せるよう、次のものを手元にそろえてからかけると早く進みます。

  1. 対象のカード(番号を読み上げる場面がある)
  2. 身に覚えのない請求が載った明細(日付、金額、請求元の名前)
  3. ジャストカーテンのオンラインショップでカードを使った時期が分かるもの(注文の確認メールなど)

電話では、次の順番で伝えると話が通じやすくなります。

  • ジャストカーテンオンラインショップを運営する株式会社インテリックスが、2026年1月26日に、カード情報が漏洩した可能性があると発表していること
  • 自分が、2024年4月30日から2025年5月24日までの間にそのショップでカードを使ったこと
  • 身に覚えのない請求がある場合は、その日付と金額
  • 差し替えを希望するかどうか。会社は、再発行の手数料を客が負担しないようカード会社に依頼したと書いています

不正な請求が見つかった場合の取り扱いは、カード会社の規約によって決まります。この記事では、返金されるかどうかは判断しません。手続きの期限があることもあるため、見つけたら早めに連絡してください。

家族の分も確かめる

カーテンは、家族の誰かがまとめて注文することの多い品物です。自分は使っていなくても、家族が自分のメールアドレスやカードでオンラインショップを使っていた場合は、その家族が対象になっている可能性があります。

  • 引っ越しや模様替えのときに、家族がオンラインショップで注文していなかったか
  • 家族カードで支払っていなかったか。家族カードの明細は、本会員の明細にまとめて載ることもある
  • 実家の親など、離れて暮らす家族のためにサンプルを請求していなかったか

当てはまる場合は、家族にも今回の件を伝え、明細の確認とパスワードの変更をすすめてください。高齢の家族には、カード会社を名乗る電話で暗証番号やセキュリティコードを聞かれても答えないことを、あわせて伝えておくと安心です。

生年月日を入力していた人

生年月日は任意の入力項目とされています。任意の入力項目とは、入力しなくても登録や注文ができた項目のことです。会員登録などのときに生年月日を入力していた人は、氏名、住所、電話番号に加えて生年月日も含まれている可能性があります。生年月日は、本人確認の質問や、暗証番号の手がかりに使われることがあります。カードやネットバンキングの暗証番号に生年月日を使っている場合は、この機会に別の番号に変えておくと安心です。

今オンラインショップを使うときに知っておくこと

2026年11月1日時点で、ジャストカーテンオンラインショップの「特定商取引法について」のページに載っているお支払い方法は、銀行振込、代金引換、PayPay決済の3つです。クレジットカード決済は載っていません。会社は、カード決済の再開日が決まりしだい、ウェブサイトで知らせるとしています。

会員登録をしていて、今後もオンラインショップを使う人は、ログインしてパスワードを変えておくと安心です。登録したパスワードが漏洩した可能性のある情報に含まれているためです。ただし、1月26日の発表には、オンラインショップのパスワードの変更についての案内そのものは書かれていません。変更の手順が分からない場合は、お客様相談窓口に確かめてください。

発表から読み取れないこと

1月26日の発表を読んでも、次のことは書かれていません。分からないことを分からないまま整理しておくと、根拠のない情報に振り回されずに済みます。

書かれていないこと 読み手としての扱い
不正に使われたカードの件数と金額 推測しない。自分の明細で確かめる
どの部分の弱点が突かれたか 推測しない
調査の完了(2025年8月18日)から公表(2026年1月26日)までの経緯 推測しない
カード決済を再開する日 ウェブサイトのお知らせで確かめる
再発行の手数料のほかの補償 書かれていない。補償をうたう連絡は疑う

「お詫びの品をお送りします」「返金があります」といった連絡が届いても、1月26日の発表にはそうした案内はありません。リンクを開かず、オンラインショップのトップページのお知らせと見比べてください。

ネットで買い物をするときに普段からできること

今回のように、利用者の側では防ぎにくい件もあります。それでも、普段から次のような習慣をつけておくと、万一のときの被害を小さくし、早く気づけるようになります。

  • カードの利用のたびに通知が届く設定にしておく
  • 利用明細を月に1回は開いて、知らない請求がないかを見る
  • ネットの買い物に使うカードを1枚に決めておく。どのカードの情報が出たかを把握しやすくなる
  • お店ごとに違うパスワードを使う。パスワード管理のアプリを使うと、覚えなくても管理できる
  • 使わなくなったお店の会員登録は、手続きに沿って整理を考える

パスワードをお店ごとに分けていれば、今回のように1つのお店でパスワードが漏れた可能性があっても、影響はそのお店だけで済みます。最初に手間がかかっても、一度そろえておけば、その後の安心につながります。

他の件と混同しないために

「インテリックス」という名前で調べると、同じ名前の別の会社の情報が出てくることがあります。ジャストカーテンを運営している株式会社インテリックスは、オンラインショップの「特定商取引法について」のページによると、和歌山県和歌山市里174-1の会社です。この記事で扱っているのは、この会社が運営するジャストカーテンオンラインショップの件だけです。

問い合わせ窓口

2026年1月26日の発表に載っている窓口は、次のとおりです。

項目 内容
窓口 ジャストカーテンオンラインショップ お客様相談窓口
受付時間 10:00から19:00(土・日・祝日を含む)
電話番号 フリーダイヤル 0120-813-016
メールアドレス [email protected]

カードの利用明細に身に覚えのない請求があったときは、この窓口ではなく、そのカードの裏面に書かれたカード会社に問い合わせるよう、会社は案内しています。カードを止めたり差し替えたりする手続きは、カード会社が受け持つためです。

お客様相談窓口に問い合わせるときは、オンラインショップに登録した氏名とメールアドレス、利用した時期、確かめたいこと(自分が対象か、届いた連絡が本物か、など)を先にまとめておくと、話が早く進みます。カード番号やパスワードを伝える必要はありません。電話で聞かれても、伝える前にいったん確かめてください。

公式発表は、ジャストカーテンオンラインショップのトップページのお知らせ欄にある「不正アクセスに関する情報漏えいのお詫びとお知らせ」から読めます。

在宅で仕事をする人が気をつけること

在宅で、ネットショップの運営の手伝いやサイトの更新を受けている人は、今回のような件に関わる立場になることがあります。ショップの管理画面のIDとパスワードを預かったり、決済の画面のプログラムに手を入れたりする作業は、カード情報の安全に直接つながるからです。

個人情報保護委員会は、漏えい等の報告が義務になる場合として、次のような区分を示しています。

  • 要配慮個人情報(病歴など)が含まれる個人データの漏えい等(そのおそれを含む)
  • 不正に使われると財産的な被害が生じるおそれがある個人データの漏えい等(そのおそれを含む)。例として、ECサイトからクレジットカード番号を含む個人データが漏えいした場合が挙がっている
  • 不正の目的をもって行われたおそれがある行為による個人データの漏えい等(そのおそれを含む)。例として、ウェブサイトが改ざんされ、利用者が入力した個人情報が第三者に送られた場合が挙がっている
  • 本人の数が1,000人を超える漏えい等(そのおそれを含む)

発覚したら、まずは速やかに報告してください。 不正な目的で行われたおそれがある場合は、発覚日から、60日以内 出典: 個人情報保護委員会「漏えい等の対応とお役立ち資料」

報告をするのは、多くの場合、ショップを運営する取引先です。それでも、作業を受けた側が異変に気づいてすぐに知らせなければ、取引先は期限に間に合いません。

ネットショップの作業を在宅で受ける人が、今回の件から見直せることを挙げます。

  • ショップの管理画面のIDとパスワードを、自分専用のものとして発行してもらっているか。他の人と同じIDを使い回していないか
  • 管理画面のアカウントに、多要素認証を設定しているか
  • 作業が終わったあと、不要になった管理画面のアカウントを取引先に止めてもらっているか
  • 決済の画面や、注文の画面のプログラムに、知らない変更が入っていないかを気にかけているか
  • 注文の一覧や顧客の名簿を、自分のパソコンに保存したままにしていないか
  • 異変に気づいたとき、取引先の誰に、どの手段で知らせるかを決めているか

決済の画面に関わる作業を受けるとき

ネットショップの作業の中でも、支払いの画面や注文の画面に関わる作業は、カード情報の安全に直結します。受ける前に、次の点を取引先と確かめておくと安心です。

  • 作業する範囲はどこまでか。支払いの画面のプログラムに触れる必要があるのか
  • 作業に使うアカウントの権限は、その範囲に絞られているか
  • 作業の前後で、プログラムのどこを変えたかの記録を残すか
  • 外部から取り込んだ部品を使う場合、誰が更新の管理をするのか

自分の作業の範囲をはっきりさせておくことは、取引先を守ると同時に、何かあったときに自分の作業と関係があるかないかを説明しやすくすることにもつながります。

取引先に知らせるときに書き出すこと

異変に気づいた直後は慌ててしまい、何を伝えればよいか分からなくなりがちです。気づいた日時、何を見て気づいたか、自分がその管理画面で何をしていたか、気づいたあとに自分がしたこと、まだ分かっていないこと、の5つを先に書き出しておくと、取引先が状況を判断しやすくなります。分からないことを推測で埋めないことが大切です。

社員向けの注意喚起の進め方は、社員のセキュリティ意識を向上させるフィッシングメール模擬訓練の効果|2026年最新の従業員教育ガイドでも扱っています。小さなショップの対策の進め方は、中小企業のサイバーセキュリティ対策2026|IT導入補助金で防御力を強化する方法も参考になります。

情報を守る力を仕事に生かす

フリーランス・在宅ワークの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、長く取引が続く人ほど、納品物の質だけでなく、預かった情報の扱い方で信頼を得ています。管理画面のアカウントを自分専用にしてもらう、作業が終わったら権限を返す、異変をすぐに知らせる、といった地味な手当ては、取引先から見ると「この人に任せれば安心だ」という評価に直結します。中間の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま次の依頼と手取りの厚さに結びつきます。

ネットショップの安全に関わる知識は、そのまま仕事として求められる力でもあります。ショップの管理画面の権限の整理や、客向けのお知らせの文面づくりを外部に頼む事業者もあります。@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事では、在宅で受けられるセキュリティ関連の仕事の種類と探し方を紹介しています。

ジャストカーテンの件は、2026年1月26日に公表され、2026年11月1日時点でトップページに続報は出ていません。オンラインショップでのカード決済も、再開のお知らせは出ていません。対象の期間に利用した人は、カードの利用明細の確認と、同じパスワードの変更を先に済ませ、分からないことはお客様相談窓口(0120-813-016)で確かめてください。

よくある質問

Q. ジャストカーテンの店舗で買っただけでも対象になりますか?

会社は、全国で運営する直営店舗とフランチャイズ店舗での購入については、本件による漏洩の影響はないと明記しています。対象は、オンラインショップで商品購入(ゲスト購入を含む)、会員登録、サンプル請求をした人です。店舗とオンラインショップの両方を使ったことがある人は、オンラインショップを使った時期を確かめてください。

Q. カードは作り直したほうがよいですか?

カード番号、有効期限、名義人名、セキュリティコードが漏洩した可能性があるのは、2024年4月30日から2025年5月24日までにオンラインショップでカード決済をした人です。会社は、差し替えを希望する場合の再発行の手数料を客が負担しないよう、カード会社に依頼したとしています。明細の確認とあわせて、カード会社に相談して決めてください。

Q. サンプルを請求しただけでも対象ですか?

2019年6月1日から2025年5月24日までにオンラインショップでサンプル請求をした人は、その他の個人情報の対象に含まれると書かれています。項目は氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、登録したパスワード、生年月日(任意の入力項目)です。同じパスワードを他のサービスで使っていれば、先に変えてください。

Q. 問い合わせはどこにすればよいですか?

2026年1月26日の発表に載っている窓口は、ジャストカーテンオンラインショップ お客様相談窓口です。電話はフリーダイヤル0120-813-016、受付時間は10:00から19:00(土・日・祝日を含む)、メールは [email protected] です。カードの身に覚えのない請求は、カードの裏面に書かれたカード会社に問い合わせます。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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