iPhoneのカレンダーを家族で共有する設定と、Androidの家族と予定を合わせる方法

@SOHO編集部
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iPhoneのカレンダーを家族で共有する設定と、Androidの家族と予定を合わせる方法

この記事のポイント

  • ✓iPhoneのカレンダーを家族で共有する設定を
  • ✓Appleの公式の手順に沿って解説します
  • ✓参加依頼が届かないときの確かめ方

iPhoneのカレンダーを家族で共有すると、子どもの行事や通院の予定、家族の帰りが遅くなる日を、全員のスマートフォンで同じように確かめられます。ただ、共有の設定でつまずく家庭には共通点があります。共有したのがiCloudではないカレンダーだった、相手のメールアドレスが違っていた、家族の中にAndroidのスマートフォンを使う人がいた、のどれかです。

この記事では、Appleの公式のユーザガイドに沿って、iPhoneでiCloudのカレンダーを家族と共有する手順を説明します。参加依頼が届かないときの確かめ方、編集の権限の決め方、通知が多すぎるときの設定もまとめました。後半では、家族にAndroidの人がいる場合に、Googleカレンダーを使って予定を合わせる方法と、共有した家族の予定をMacでまとめて見る方法を整理しています。Macでは、Googleカレンダーと同期する専用のカレンダーアプリのCaltimateのような選択肢もあります。

家族の予定を共有する家庭が増えている背景

共働きの家庭が増え、家族の予定を1人が頭の中で管理する形は限界を迎えています。保育園のお迎え、習い事の送迎、学校の行事、通院、親の介護の付き添いなど、家族の予定は1週間のうちにいくつも重なります。口頭やメッセージのやり取りだけで伝えていると、「聞いていない」「言ったはず」の行き違いが起きやすくなります。

カレンダーを共有すると、こうした行き違いを減らせます。誰かが予定を入れると、ほかの家族のスマートフォンにも同じ予定が表示されるので、改めて伝える手間がかかりません。お迎えの担当を決めるときも、相手の予定を見ながら話せます。

家計の面から見ても、予定の見える化には意味があります。たとえば、子どもの習い事の月謝の引き落とし日、車検や保険の更新日、固定資産税の納付の期限のように、お金が動く日をカレンダーに入れて家族で共有しておくと、支払いの準備を忘れにくくなります。更新の時期に見直しを話し合うきっかけにもなります。編集部のスタッフの家庭では、自動車保険の更新を夫婦どちらも把握しておらず、案内のはがきを見落として慌てて手続きしたことがありました。それ以来、更新日の1か月前に予定を入れ、家族の共有カレンダーで見えるようにしているそうです。

ただし、家族全員が同じ種類のスマートフォンを使っているとは限りません。親はiPhone、子どもはAndroid、という家庭も多く、共有の方法は家族の端末の組み合わせで変わります。最初に、家族が使っている端末とアカウントを確かめておくと、遠回りを避けられます。

共有の前に確かめておきたい3つのこと

iPhoneのカレンダーアプリには、iCloudのカレンダーのほか、Googleのカレンダーや、会社のメールのカレンダーなど、複数のアカウントのカレンダーが並びます。共有の方法はカレンダーの種類ごとに違うので、まず次の3つを確かめます。

1. 共有したいカレンダーがiCloudのものか

Appleのユーザガイドで説明されている共有の方法は、iCloudのカレンダーが対象です。カレンダーアプリの画面の下にある「カレンダー」ボタンをタップすると、アカウントごとにカレンダーの一覧が表示されます。「iCloud」の見出しの下にあるカレンダーなら、この記事の手順で共有できます。「Gmail」など別の見出しの下にあるカレンダーは、そのサービスの方法で共有します。

2. 相手がApple Accountを持っているか

iCloudのカレンダーを、相手が予定を追加したり変更したりできる形で共有するには、相手もApple Accountを持ち、iCloudを使っている必要があります。iCloud.comのユーザガイドでは、プライベートで共有する場合、参加者はApple Accountを持っている必要があると説明しています。家族がAndroidのスマートフォンだけを使っている場合は、この形では共有できません。

3. 相手のメールアドレスが連絡先に登録されているか

Appleのユーザガイドには、iCloudのカレンダーを共有するには、相手の連絡先にメールアドレスが登録されている必要があると書かれています。電話番号だけが登録されている家族には、参加依頼を送れません。相手がApple Accountに使っているメールアドレスを、連絡先アプリに入れておきましょう。

iPhoneでiCloudカレンダーを家族と共有する手順

Appleのユーザガイドでは、iCloudのカレンダーの共有について次のように説明しています。

カレンダーアプリでは、iCloudカレンダーをほかのiCloudユーザと共有できます。カレンダーを共有すると、ほかのユーザが表示できるようになり、予定を追加したり変更したりしてもらうことができます。どのユーザも表示はできて変更はできない読み出し専用バージョンを共有することもできます。 出典: support.apple.com

いつも使っている個人のカレンダーをそのまま共有すると、仕事の予定や個人的な予定まで家族に見えてしまいます。家族用に新しいカレンダーを作り、それを共有するのがおすすめです。

家族用のカレンダーを作る

  1. iPhoneでカレンダーアプリを開く
  2. 画面の下にある「カレンダー」ボタンをタップする
  3. 「カレンダーを追加」をタップする
  4. もう一度「カレンダーを追加」をタップし、「家族」のような名前を入力して「完了」ボタンをタップする

iCloudが標準のカレンダーになっていない場合は、作るときに「アカウント」をタップして「iCloud」を選びます。ここで「iCloud」を選び忘れると、共有できないカレンダーができてしまうので注意してください。

家族を招待する

  1. カレンダーアプリを開き、「カレンダー」ボタンをタップする
  2. 共有したいiCloudのカレンダーの横にある「情報」ボタン(丸で囲んだ i のマーク)をタップする
  3. 「人を追加」をタップし、家族の名前かメールアドレスを入力する。連絡先から選ぶこともできる
  4. 追加ボタンをタップする

招待された家族には参加依頼が届きます。家族が参加依頼を受け入れると、そのカレンダーが家族のiPhoneのカレンダーアプリにも表示されます。

編集の権限を変える、共有をやめる

共有したあとで、家族ごとに予定を変更できるかどうかを切り替えられます。カレンダーアプリで「カレンダー」ボタンをタップし、共有カレンダーの横の「情報」ボタンをタップして、家族の名前をタップします。「編集を許可」のオンとオフを切り替えると、予定を追加できる人と、見るだけの人を分けられます。「削除」をタップすると、その家族との共有をやめられます。

小学生の子どもには見るだけにしておき、大人は全員が予定を入れられるようにする、といった分け方ができます。子どもが誤って予定を消してしまう心配を減らせます。

家族のカレンダーに予定を入れる操作

共有の設定が済んだら、予定を家族のカレンダーに入れていきます。ここでよくある失敗が、予定を個人のカレンダーに入れてしまい、家族に見えていないというものです。Appleのユーザガイドに沿って、予定の入れ方と、入れたあとの直し方を確かめておきましょう。

予定を追加する

  1. カレンダーアプリを開き、「日」表示で予定の追加のボタンをタップする
  2. 予定のタイトルを入力し、場所、開始と終了の時刻などを入れる
  3. 「カレンダー」の項目で、共有している家族のカレンダーを選ぶ
  4. 「完了」のボタンをタップして保存する

3番目の手順を忘れると、予定は標準のカレンダーに入ります。家族の予定を入れることが多い人は、家族のカレンダーを標準のカレンダーにしておくと、選び忘れを防げます。

予定を前もって知らせてもらう

予定をタップして「編集」をタップし、予定の詳細の「通知」から、知らせてほしいタイミングを選びます。「予定の予定時刻」「5分前」などから選べます。Appleのユーザガイドによると、予定に場所の住所を入れておくと、カレンダーがマップを使って交通の状況などを調べ、出発する時刻になると知らせてくれます。子どもの習い事の送迎のように、出かける時刻が大切な予定には、住所まで入れておくと便利です。

個人のカレンダーに入れた予定を移す

家族に見せたい予定を個人のカレンダーに入れてしまったときは、その予定をタップし、「カレンダー」をタップして、移したい先の家族のカレンダーを選びます。入れ直す必要はありません。

色で見分ける

カレンダーアプリで「カレンダー」ボタンをタップし、カレンダーの横の「情報」ボタンから色を選べます。家族のカレンダーを目立つ色にしておくと、自分の予定と家族の予定がひと目で見分けられます。なお、Appleのユーザガイドによると、Googleなど一部のアカウントのカレンダーは、サーバの側で色が決まります。

参加依頼が届かない、表示されないときの確かめ方

カレンダーの共有でいちばん多い悩みは、「何度送っても参加依頼が届かない」というものです。Q&Aサイトにも、家族と予定を共有したいのに、参加依頼を何度送っても届いていないようでできない、という相談が寄せられています。原因の多くは、次のどれかに当てはまります。

・送り先のメールアドレスが、相手のApple Accountのメールアドレスと違う。昔使っていたアドレスや、携帯電話会社のアドレスに送っていないかを確かめる
・共有しようとしたカレンダーがiCloudのものではない。「カレンダー」の一覧で、そのカレンダーが「iCloud」の見出しの下にあるかを見る
・相手のiPhoneでiCloudのカレンダーがオフになっている。相手のiPhoneの設定アプリで、自分の名前をタップして「iCloud」を開き、「すべて表示」からカレンダーがオンになっているかを確かめてもらう
・相手が参加依頼に気づいていない。iCloud.comの案内では、参加依頼はメールでも送られるので、迷惑メールのフォルダも見てもらう

iCloud.comのユーザガイドによると、パソコンやタブレットのブラウザでicloud.com/calendarを開けば、共有した相手が参加依頼を承諾したか、断ったか、まだ返事をしていないかを、名前の横のアイコンで確かめられます。プライベートの共有なら、参加者の名前の横から「もう一度参加依頼を送信」を選んで、依頼を送り直すこともできます。届いたかどうか分からないまま何度もiPhoneから送るより、まず相手の状態を確かめるほうが早く解決します。

相手の側でも、パソコンのブラウザでiCloud.comのカレンダーを開き、通知から「カレンダーへ参加」を選べば、参加依頼を承諾できます。承諾した共有カレンダーは、同じApple AccountでiCloudのカレンダーがオンになっているすべての端末に表示されます。

通知が多すぎるときの設定と、見るだけの公開カレンダー

家族の共有カレンダーを使い始めると、誰かが予定を入れるたびに通知が届きます。予定の多い家庭では、通知がわずらわしく感じることもあるでしょう。Appleのユーザガイドでは、共有カレンダーの変更の通知を切る方法を案内しています。

  1. iPhoneで設定アプリを開く
  2. 「通知」をタップし、「カレンダー」をタップする
  3. 「通知をカスタマイズ」をタップし、「共有カレンダーの変更」をオフにする

通知を切っても、予定そのものは今までどおり表示されます。予定の前に知らせてほしい場合は、それぞれの予定に通知の時刻を付けておきましょう。

もう1つの共有の方法が、見るだけの「公開カレンダー」です。公開カレンダーにすると、カレンダーのURLを知っている人なら、iCloudを使っていない人でも予定を見られます。

  1. カレンダーアプリで「カレンダー」ボタンをタップし、共有したいiCloudのカレンダーの横の「情報」ボタンをタップする
  2. 「公開カレンダー」をオンにして、「リンクを共有」をタップする
  3. メッセージやメールなど、URLを送る方法を選ぶ

公開カレンダーは、受け取った人が予定を変えられない代わりに、URLを知っていれば誰でも見られます。URLが家族の外に広まると、予定も外から見えてしまいます。子どもの習い事の場所や時間のように、外に知られたくない予定を入れるカレンダーでは、公開の設定は慎重に考えましょう。共有をやめたいときは、同じ画面で「公開カレンダー」をオフにします。

子どもと共有するときに知っておきたいこと

子どもにもiPhoneを持たせ、家族のカレンダーを共有したい家庭もあるでしょう。子どもと共有するには、子ども自身のApple Accountが必要です。Appleのユーザガイドによると、13歳未満の子どもには「お子様用アカウント」が必要で、お子様用アカウントは18歳未満の子どもが利用できます。この年齢は国や地域によって違います。

お子様用アカウントは、「ファミリー共有」の設定から作れます。ファミリー共有とは、家族の最大6人(管理者と最大5人のメンバー)で、Appleのサービスや購入したアプリ、iCloud+の保存容量などを分け合うしくみです。設定アプリで自分の名前をタップし、「ファミリー」から画面の案内に沿って設定します。子どものアカウントを作ると、ペアレンタルコントロール(子どもの端末の使い方を保護者が見守る機能)も使えるようになります。

ただし、ファミリー共有を設定しただけで、すべての予定が家族に見えるわけではありません。iCloudのユーザガイドでは、iCloudを使ったその他の共有の方法の1つとして、共有カレンダーを作り、家族の大事な予定を追加する方法を挙げています。家族で見る予定は、この記事で説明した家族用のカレンダーに入れ、子どもにもそのカレンダーを共有する、という流れになります。

子どもと共有するときは、子どもの権限を「見るだけ」にしておくと、誤って予定を消す心配がありません。中学生や高校生になり、部活の予定や塾の予定を自分で入れるようになったら、編集を許可に切り替える、という段階的な使い方もできます。

Androidの家族と予定を合わせる方法

家族にAndroidのスマートフォンを使う人がいる場合、iCloudのカレンダーを、予定を変えられる形で共有することはできません。方法は大きく2つあります。

方法1:iCloudの公開カレンダーを見てもらう

先に説明した公開カレンダーのURLを、Androidの家族に送ります。Googleカレンダーのヘルプによると、一般に公開されているカレンダーは、パソコンでGoogleカレンダーを開き、[他のカレンダー]の横の追加のアイコンから[URL で追加]を選び、URLを入力して追加できます。追加したカレンダーは、Androidのスマートフォンのカレンダーにも表示されます。

この方法は手軽ですが、Androidの家族は予定を見ることしかできません。予定を入れるのがiPhoneの家族だけで、Androidの家族は確かめるだけ、という使い方なら十分です。また、パソコンでの操作が1回必要になる点にも注意してください。

方法2:Googleカレンダーを家族の共有カレンダーにする

家族全員が予定を入れたいなら、Googleカレンダーを共有の中心にする方法が向いています。Googleのアカウントは、iPhoneの人でも作れます。Googleカレンダーのヘルプでは、カレンダーを共有する流れを次のように説明しています。

  1. パソコンでGoogleカレンダーを開き、[マイカレンダー]の中から共有したいカレンダーを選ぶ
  2. カレンダーの右側のその他のアイコンから[設定と共有]をクリックする
  3. 左側の[共有する相手]で[ユーザーやグループを追加]をクリックし、家族のメールアドレスを入力する
  4. 共有の権限を選んで[送信]をクリックする

共有の権限は、予定がある時間だけを見せる段階から、予定を変更して共有の管理までできる段階まで、5つから選べます。家族の大人どうしなら、予定を変更できる権限を選ぶのが一般的です。共有された家族にはメールが届き、メールの中のリンクを開くとカレンダーが表示されます。なお、Googleカレンダーのヘルプによると、ほかの人のカレンダーを新しく登録する操作はパソコンのブラウザで行う必要があり、AndroidやiPhoneのGoogleカレンダーのアプリではできません。

iPhoneの家族がGoogleカレンダーを見る設定

Googleカレンダーを共有の中心にした場合、iPhoneの家族は、iPhoneのカレンダーアプリにGoogleのアカウントを追加します。Appleのユーザガイドによると、手順は次のとおりです。

  1. iPhoneで設定アプリを開く
  2. 「アプリ」をタップしてから、「カレンダー」をタップする
  3. 「カレンダーアカウント」をタップしてから、「アカウントを追加」をタップする
  4. 「Google」を選び、Googleのアカウントの情報を入力する

Googleカレンダーのヘルプによると、iPhoneのカレンダーアプリでGoogleカレンダーを見る場合、予定のメール通知、新しいGoogleカレンダーの作成、会議室の予約の機能は使えません。家族の予定の共有で困ることは少ない機能ですが、新しいカレンダーを作るときはパソコンのGoogleカレンダーで行うと覚えておきましょう。

どちらの方法を選ぶかの目安

ここまでの方法を、家族の端末の組み合わせで整理します。

家族の端末 合う方法 予定を入れられる人
全員がiPhone iCloudのカレンダーの共有 編集を許可した全員
iPhoneが中心で、Androidの家族は見るだけ iCloudの公開カレンダー iPhoneの家族
iPhoneとAndroidが混ざり、全員が予定を入れたい Googleカレンダーの共有 権限を与えた全員

迷ったら、「Androidの家族が予定を入れる必要があるか」を考えると決めやすくなります。必要がなければiCloudだけで済み、必要があればGoogleカレンダーにそろえるのが近道です。いずれの方法でも、家族用のカレンダーを1つ新しく作り、個人の予定とは分けておくと、見せたくない予定が家族に見える心配を減らせます。

今後、家族の誰かが機種変更でiPhoneからAndroidへ、あるいはその逆へ移ることも考えられます。端末が変わっても共有を続けやすいのは、どちらの端末でも使えるGoogleカレンダーです。最初の1年は手軽なiCloudで始め、家族の端末が混ざってきたらGoogleカレンダーに移す、という段階的な考え方もあります。Googleカレンダーのヘルプには、ほかのカレンダーのアプリから書き出した予定のファイルを、パソコンのGoogleカレンダーの[インポート / エクスポート]から読み込む方法も案内されています。

家族の共有カレンダーを続けるための決まり

共有の設定ができても、使い方の決まりがないと、カレンダーはすぐに古くなります。家族の共有カレンダーを続けている家庭に多い工夫を挙げます。

・予定の名前の頭に、誰の予定かを付ける。「父:出張」「娘:歯科」のように書くと、一覧で見分けやすい
・お金が動く日を入れる。月謝の引き落とし、保険の更新、税金の納付の期限、各種の契約の更新日などを、数日前に気づける時刻で入れる
・決まった曜日に家族で見る。日曜の夜に翌週の予定を一緒に確かめる時間を作ると、入れ忘れに気づける
・迷ったら入れる。家族に関係するか迷う予定も、共有カレンダーに入れておくほうが行き違いを防げる

お金の予定を入れる習慣は、家計の見直しにも役立ちます。保険や通信の契約の更新日を把握していれば、更新の前に内容を比べる時間を作れます。年に1度の支払いは忘れやすく、気づいたときには自動で更新されていた、ということが起きがちです。カレンダーに入れておくだけで、こうした取りこぼしを減らせます。

家族のカレンダーに入れておきたい予定の例

何を共有カレンダーに入れればよいか迷う人のために、家族で共有しておくと役立つ予定を種類ごとに挙げます。全部を入れる必要はありません。家族の誰か1人しか知らないと困る予定から始めましょう。

・子どもの予定:学校や園の行事、保護者会、習い事の時間と送迎の担当、長期の休みの始まりと終わり
・健康の予定:通院や健診、予防接種、歯科の定期の受診。子どもの予防接種は回数が多いので、次の予定を入れておくと忘れにくい
・お金の予定:月謝や家賃の引き落とし日、保険や携帯電話の契約の更新日、自動車税や固定資産税の納付の期限
・家の予定:ごみの収集日の変更、マンションの点検や工事の日、宅配の受け取りの予定
・仕事の予定:出張や夜の会食など、家族の段取りに影響する予定。仕事の中身まで書く必要はなく、「出張」「帰りが遅い」だけで十分

年に1度しか来ない予定は、繰り返しの予定として入れておくと、翌年以降も自動で表示されます。お金の予定は、期限の当日ではなく、準備が必要な数日前に通知が届くようにしておくと安心です。

家族の予定をMacでも確かめたいとき

共有した家族の予定を、仕事で使うMacの画面でも確かめたい人は多いはずです。iCloudのカレンダーなら、同じApple Accountでサインインし、iCloudのカレンダーをオンにしたMacの標準のカレンダーアプリに表示されます。Googleカレンダーを共有の中心にした場合は、ブラウザでGoogleカレンダーを開くか、Googleのアカウントを追加できるカレンダーアプリで見ることになります。iCloudのユーザガイドによると、iCloudのカレンダーは、iCloudとカレンダーを設定したWindowsのパソコンでも表示でき、ブラウザでiCloud.comを開いて見ることもできます。会社のパソコンがWindowsでも、家族の予定を確かめる手段はあります。

仕事用と家族用でGoogleのアカウントが分かれていると、ブラウザのタブを行き来するのが面倒になります。そうした場合の候補の1つが、Caltimateです。公式サイトの記載によると、CaltimateはmacOS 14以降に対応したMac専用のカレンダーアプリで、Googleカレンダーと同期し、複数のアカウントの予定をまとめて表示・編集できます。カレンダーの色もそのまま反映されます。「明日15時 商談」のように話すだけで予定を作れる音声入力にも対応しています。

料金は、14日間はすべての機能を無料で試せ、続けて使う場合は月額600円、年額4,400円、買い切り7,400円(いずれも税込)から選びます。1つのライセンスでMac3台まで使えます。予定はGoogleの側に保存され、設定や認証の情報はMacの中だけに保存されると説明されています。

ただし、CaltimateはMac専用のアプリで、iPhoneやAndroidでは使えません。公式サイトで案内している同期の先はGoogleカレンダーなので、iCloudのカレンダーだけで家族と共有している場合は、Macの標準のカレンダーアプリで見るほうが手軽です。家族とGoogleカレンダーで共有していて、仕事の予定と家族の予定をMacの1つの画面で見たい人に向いている選択肢です。

Caltimateは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

共有をやめるとき、カレンダーを片付けるとき

子どもが独立した、家族の形が変わった、といった理由で、共有を見直すこともあります。iCloudのカレンダーなら、共有をやめたい家族ごとに、カレンダーの「情報」ボタンから名前を選び、「削除」をタップします。カレンダーそのものが要らなくなった場合は、「情報」ボタンの画面のいちばん下にある「カレンダーを削除」をタップします。カレンダーを削除すると、その中の予定もまとめて消えるので、残したい予定があれば先に別のカレンダーへ移しておきましょう。

公開カレンダーのURLで見てもらっていた場合は、「公開カレンダー」をオフにすると、URLから予定を見られなくなります。逆に、ほかの人の公開カレンダーをiPhoneで照会している場合、Appleのユーザガイドによると、そのカレンダーの「情報」ボタンから「登録解除」をタップすると照会をやめられます。見覚えのないカレンダーが追加されていた場合は、「照会を解除してスパムを報告」を選ぶと、Appleに報告できます。

予定の共有に慣れることは、在宅の仕事にも生きる

家族とカレンダーを共有する習慣は、在宅の仕事にもそのまま役立ちます。業務委託の仕事では、打ち合わせの日程を相手と合わせたり、納期をカレンダーで管理したりする場面が多く、共有の権限や公開の範囲を正しく扱えることは、相手からの信頼につながります。家族に見せる予定と仕事の予定を分ける感覚は、取引先ごとに見せる情報を分ける感覚と同じです。

20年この市場を見てきた立場から言えば、長く仕事が続く人ほど、自分の空き時間と締め切りを相手が確かめやすい形で示しています。仲介の手数料がかからない直接の取引では、日程の調整も当事者どうしで行うので、段取りの確かさがそのまま信頼になります。中間の手数料が乗らない分、受ける側の手取りが厚くなり、発注する側も同じ予算でより多くを頼めるのが直接の取引の良さです。

カレンダーやスケジュールのような業務の道具の使い方を、会社に提案して定着させる仕事に関心がある人は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で、仕事の内容や求められる経験をまとめています。予定の共有のようなアプリを作る仕事については、アプリケーション開発のお仕事が参考になります。

よくある質問

Q. iPhoneどうしでカレンダーを共有するのにお金はかかりますか?

iCloudのカレンダーの共有は、iPhoneの標準のカレンダーアプリの機能で、共有そのものに費用はかかりません。家族それぞれがApple Accountを持ち、iCloudのカレンダーを使っていれば、カレンダーアプリの「情報」ボタンから「人を追加」で家族を招待できます。招待するには、相手のメールアドレスが連絡先に登録されている必要があります。

Q. 参加依頼を送っても家族に届きません。何を確かめればいいですか?

まず、送り先のメールアドレスが相手のApple Accountのものと同じかを確かめます。次に、共有したカレンダーがiCloudのものか、相手のiPhoneでiCloudのカレンダーがオンになっているかを見ます。パソコンでiCloud.comのカレンダーを開けば、相手が承諾したかどうかを確かめ、参加依頼を送り直すこともできます。

Q. Androidの家族とも予定を共有できますか?

iCloudのカレンダーを、Androidの家族が予定を変えられる形で共有することはできません。見るだけでよければ、iCloudの公開カレンダーのURLを送り、パソコンのGoogleカレンダーの[URL で追加]で追加してもらいます。家族全員が予定を入れたいなら、Googleカレンダーを共有の中心にし、iPhoneにはGoogleのアカウントを追加します。

Q. 共有カレンダーの通知が多すぎるときはどうすればいいですか?

iPhoneの設定アプリで「通知」から「カレンダー」を開き、「通知をカスタマイズ」で「共有カレンダーの変更」をオフにします。通知を切っても予定は今までどおり表示されます。予定の前に知らせてほしいときは、それぞれの予定に通知の時刻を付けておくと、必要な通知だけを受け取れます。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年9月26日最終更新:2026年10月11日
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この記事を書いた人

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フリーランス・在宅ワークの専門メディア

@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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