dmgファイルが開けないときに見るところ|警告の意味と開くまでの手順


この記事のポイント
- ✓dmgファイルが開けないときに確かめる点を
- ✓ダウンロードが途中で止まっている
- ✓Macの容量が足りない
dmgファイルが開けないときは、まず「ダブルクリックしても何も起きない」のか、「警告が出て止まる」のかを分けて考えます。何も起きない、あるいは「壊れている」と表示されるなら、ダウンロードが途中で止まっているか、Macの空き容量が足りないか、そもそもMac以外の機械で開こうとしている可能性が高く、警告が出て止まるなら、Macのセキュリティの仕組みが働いている状態です。
この記事では、dmgファイルとは何かを確かめたうえで、開けないときに見るところを順番に説明します。Appleの公式サポート「Macでアプリを安全に開く」に沿って、表示される警告の文面ごとの意味と、信頼できるアプリだけを開くための「このまま開く」の手順も扱います。開いたあとのインストールの流れ、ディスクの取り出し、要らなくなったdmgファイルの片付けまで説明します。ダウンロードしたファイルやインストールしたアプリの整理の場面では、Macのファイル管理アプリAtriensにも触れます。
dmgファイルとは、Mac用の「ディスクイメージ」
dmgは、Macで使われる「ディスクイメージ」というファイルの形式です。Appleのディスクユーティリティのガイドでは、ディスクイメージを「ほかのファイルやフォルダが含まれるファイル」と説明しています。中にアプリや説明書などを詰めて、1つのファイルとして配るための入れ物だと考えると分かりやすいでしょう。
ディスクイメージを開くと、Macはそれを1枚のディスクとしてつなぎます。ガイドの言葉では「マウント」と呼ばれる状態で、デスクトップとFinderのサイドバーにディスクのアイコンが表示されます。USBメモリを差し込んだときと同じように、中身のファイルが見えるようになります。
dmgでアプリが配られる理由
Mac用のアプリの多くはApp Storeで配られていますが、App Store以外の開発元のサイトから直接ダウンロードするアプリも少なくありません。そうしたアプリの多くが、dmgの形で配られています。たとえば、Macのファイル管理アプリのAtriensも、公式サイトの使い方のページで、ボタンから「ディスクイメージ」を取得し、開いたウインドウでアプリをアプリケーションフォルダへドラッグする手順を案内しています。
Appleのユーザガイド「Macでインターネットまたはディスクからアプリをインストールする/アンインストールする」でも、インターネットからダウンロードしたアプリの場合は、「ダウンロード」フォルダでディスクイメージかパッケージファイルをダブルクリックする、と説明されています。
dmgとpkgとzipの違い
アプリの配り方には、dmgのほかにも形があります。違いを知っておくと、どこでつまずいているのかを見分けやすくなります。
| 形式 | 中身 | 開いたあとにすること |
|---|---|---|
| dmg(ディスクイメージ) | アプリや説明書を詰めたディスクの入れ物 | 中のアプリをアプリケーションフォルダへドラッグする |
| pkg(パッケージ) | インストーラ | 画面の指示に従って進める |
| zip(圧縮ファイル) | 圧縮されたファイルやアプリ | 展開してから、中のアプリを移す |
dmgを開いた中に、さらにpkgのインストーラが入っていることもあります。その場合は、中のpkgをダブルクリックして、画面の指示に従います。
まず確かめる4つのこと
dmgファイルが開けないとき、原因の多くは次の4つのどれかです。上から順に確かめていくと、早く原因にたどり着けます。
1. ダウンロードが最後まで終わっているか
ダウンロードが途中で止まったdmgファイルは、開こうとしても開けないか、「壊れている」と表示されます。通信が不安定なときや、ダウンロードの途中でMacがスリープしたときに起きやすくなります。
確かめ方は簡単です。Finderで「ダウンロード」フォルダを開き、dmgファイルを選んで「ファイル」>「情報を見る」を開くと、ファイルの大きさが表示されます。開発元のサイトに書かれている大きさと比べて、明らかに小さければ、ダウンロードが途中で止まっています。開発元のサイトに大きさが書かれていない場合でも、数KBしかないようなら、正しいファイルではありません。古いファイルをゴミ箱に入れてから、もう一度ダウンロードし直します。
ブラウザのダウンロードの一覧に、まだ進行中の表示が残っていないかも確かめましょう。進行中のファイルは、名前の後ろに別の拡張子が付いていて、dmgとして開けないことがあります。
2. Macの空き容量が足りているか
dmgを開くと、中のアプリをコピーしたり、インストーラが作業用のファイルを作ったりします。Macの空き容量がぎりぎりだと、開く途中で止まったり、コピーができなかったりします。アップルメニューから「システム設定」を開き、「一般」の「ストレージ」で空き容量を確かめます。dmgの大きさの2倍から3倍ほどの空きがあると安心です。
3. Macで開こうとしているか
dmgはMac用の形式です。Windowsのパソコンや、iPhone、iPad、Androidのスマートフォンでダウンロードしても、そのままでは使えません。会社のWindowsのパソコンでダウンロードしてしまい、「開くアプリがありません」と表示されて困る、というのはよくある例です。dmgファイルは、Macでダウンロードし直して開きます。
逆に、Windows用のアプリ(拡張子が「.exe」や「.msi」のもの)は、Macでは開けません。開発元のダウンロードのページで、Mac用(macOS用)を選んでいるかも確かめましょう。
4. Macのバージョンに対応しているか
アプリには、動かせるmacOSの版が決まっています。たとえばAtriensは、公式サイトで「macOS 14以降」と案内しています。古いmacOSのままのMacでは、dmgは開けても、中のアプリが起動しないことがあります。開発元のサイトに書かれている対応の版と、自分のMacの版を見比べます。自分のMacの版は、アップルメニューの「このMacについて」で確かめられます。
警告が出て止まるのは、Macのセキュリティの仕組み
ダブルクリックすると警告が表示されて止まる場合は、Macが故障しているのではなく、Macを守る仕組みが働いている状態です。Appleのサポート記事「Macでアプリを安全に開く」では、その仕組みを次のように説明しています。
macOSはGatekeeperというテクノロジーを採用しています。信頼できるソフトウェアだけがMacで実行されるように徹底してくれる技術です。 出典: Apple サポート「Macでアプリを安全に開く」
同じ記事によると、App Store以外から入手したアプリについては、macOSが開発元の署名(デベロッパIDの署名)を調べ、確認済みの開発元のものか、改ざんされていないかを確かめます。さらに、macOS Catalina以降では、Appleによる「ノータリゼーション(公証)」を受けていることが、初期設定で求められています。公証とは、Appleがアプリを調べて、既知の悪質なソフトウェアが見つからなかったことを確かめる手続きのことです。
警告の文面ごとの意味
記事には、表示される警告の例と、その意味が載っています。主なものを整理します。
| 警告の内容 | 意味 | 基本の対応 |
|---|---|---|
| インターネットからダウンロードされたアプリである | 確認済みの開発元のアプリを、初めて開くときの確認 | 入手先に心当たりがあれば「開く」 |
| 悪質なソフトウェアかどうかをAppleで確認できない | 公証を受けていないなど、Appleが確かめられていない | 開発元に問い合わせる、更新版や別のアプリを探す |
| 開発元を検証できない | 署名が確かめられない | 同上 |
| App Storeからダウンロードされたものではない | 設定でApp Storeのアプリしか許可していない | 設定を見直すか、App Storeで探す |
| コンピュータが破損する、またはアプリが破損している | 悪質な内容が見つかった、または改ざんや破損がある | 開かない |
いちばん多いのは、1つ目の「インターネットからダウンロードされたアプリ」の確認です。これは、確認済みの開発元のアプリでも、App Store以外から入手して初めて開くときに必ず表示されるものです。自分でそのアプリを選んでダウンロードしたことに心当たりがあれば、「開く」を選んで進めます。
「破損している」の警告が出たアプリは開かない
最後の行の警告は、性質がまったく違います。同じ記事によると、macOSが悪質な内容を含むソフトウェアを見つけた場合や、何らかの理由で承認が取り消された場合は、そのアプリを開くとコンピュータが破損するという通知が表示されます。また、既知の悪質なソフトウェアが見つかったときは、アプリを開けないと通知して、アプリをゴミ箱に移動します。
この警告が出たときは、設定を変えてまで開こうとしてはいけません。ダウンロードが途中で止まって壊れただけの可能性もありますが、開発元の公式サイトからダウンロードし直しても同じ警告が出るなら、開発元に問い合わせます。開発元の分からないサイトから入手したものなら、そのファイルは削除します。
信頼できるアプリを開くための「このまま開く」
開発元を確かめられない、公証を受けていない、といった警告が出たアプリでも、自分が信頼できる入手先から手に入れたもので、改ざんされていないと確かな場合は、Macのセキュリティ設定を一時的に無視して開く方法があります。Appleのサポート記事に沿った手順は次のとおりです。
- まず、アプリを一度開こうとする(警告が表示される)
- アップルメニューから「システム設定」を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリックし、下にスクロールする
- 「このまま開く」ボタンをクリックして、アプリを開く意思を確かめる
- 警告がもう一度表示されるので、開くと決めているなら「開く」をクリックする
同じ記事によると、この操作をしたアプリはセキュリティ設定の例外として保存され、そのあとは、ほかのアプリと同じようにダブルクリックで開けるようになります。
「このまま開く」を使う前に確かめること
この手順は、Macの守りをあえて外す操作です。記事でも、公証を受けていない未署名のソフトウェアを実行すると、コンピュータや個人情報がマルウェアの危険にさらされると注意しています。使う前に、次の点を確かめます。
- ダウンロードしたのは、開発元の公式サイトか(検索結果の広告や、まとめサイトのリンクではないか)
- 取引先や勤め先から指定されたアプリなら、指定された入手先と一致しているか
- 開発元のサイトに、警告が出ることや開き方の案内が書かれているか
- 同じアプリの新しい版や、App Storeで配られている版がないか
少しでも迷うなら、開かずに開発元に問い合わせるのが確実です。仕事のデータが入ったMacで、出どころの分からないアプリを開くことは避けましょう。とくに、メールやチャットで突然送られてきたdmgファイルや、「動画を見るにはこのアプリが必要です」のように案内されてダウンロードしたファイルは、開かずに削除するのが安全です。Macのセキュリティの警告は、こうした場面で手を止めるための合図だと考えてください。
会社から貸与されたMacの場合
Appleの記事には、Macがシステム管理者やIT部門によって管理されている場合、「プライバシーとセキュリティ」のこれらの設定が使えないことがあるとも書かれています。会社や取引先から貸与されたMacで警告が出たときは、自分で設定を変えようとせず、管理している部署に相談します。
設定で「App Storeのみ」になっている場合
「App Storeからダウンロードされたものではない」という警告が出るのは、Macの設定で、App Storeからのアプリしか開けないようにしている場合です。記事によると、「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」を下にスクロールして「セキュリティ」を表示し、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」で、「App Store」か「App Storeと確認済みの開発元からのアプリを許可」のどちらかを選べます。確認済みの開発元のアプリを使いたい場合は、後者を選びます。
dmgを開いたあと、アプリをインストールする流れ
dmgが開けたら、次はアプリを使える状態にします。dmgを開いただけでは、アプリはまだ「ディスクの中」にある状態で、Macに入ったわけではありません。
一般的な流れ
- dmgファイルをダブルクリックして開く(デスクトップとFinderのサイドバーにディスクのアイコンが出る)
- 開いたウインドウの中のアプリのアイコンを、同じウインドウにある「Applications」(アプリケーション)フォルダのアイコンへドラッグする
- Finderのサイドバーの「アプリケーション」を開き、アプリが入ったことを確かめる
- アプリケーションフォルダからアプリを開く(初めて開くときは、前の節の確認が表示される)
- ディスクのアイコンを取り出す
開いたウインドウにアプリケーションフォルダのアイコンがない場合は、Finderで別のウインドウを開き、サイドバーの「アプリケーション」へドラッグしても同じです。中にpkgのインストーラが入っている場合は、それをダブルクリックして、画面の指示に従います。
ディスクの中から直接アプリを開かない
よくある失敗が、dmgを開いたウインドウの中から、そのままアプリをダブルクリックして使い始めてしまうことです。一見使えているように見えますが、ディスクを取り出したり、Macを再起動したりすると、アプリがなくなってしまいます。また、ディスクイメージの中は書き換えられないことが多いので、アプリの更新がうまくいかない原因にもなります。必ずアプリケーションフォルダへ移してから使います。
使い終わったディスクを取り出す
アプリをアプリケーションフォルダへ移したら、ディスクのアイコンは要りません。Finderのサイドバーのディスクの名前の横にある取り出しのボタンを押すか、デスクトップのディスクのアイコンをゴミ箱へドラッグして取り出します。取り出しても、アプリケーションフォルダに移したアプリは残ります。
それでも開けないときに試すこと
ここまでを確かめても開けない場合は、次の点を試します。
Macを再起動してから開き直す
開こうとしたdmgが、前に開いたまま取り出されずに残っていると、同じものを開こうとしてもうまくいかないことがあります。Finderのサイドバーに同じ名前のディスクが残っていないかを確かめ、残っていれば取り出します。それでも駄目なら、作業中のファイルを保存してからMacを再起動し、もう一度開きます。
別のブラウザでダウンロードし直す
ブラウザの拡張機能や、通信を検査する仕組みが、ダウンロードしたファイルに影響することがあります。いつもと違うブラウザでダウンロードし直すと、開けることがあります。
同じ名前のdmgが何個もないか確かめる
ダウンロードがうまくいかずに何度もやり直していると、「ダウンロード」フォルダに「アプリ名.dmg」「アプリ名 (1).dmg」「アプリ名 (2).dmg」のように、同じアプリのファイルが何個もたまります。このうち途中で止まった不完全なファイルを開いてしまうと、何度試しても開けません。一度すべてゴミ箱に入れてから、最後に1回だけダウンロードし直し、大きさを確かめてから開くと確実です。
自分のMacに合った版を選んでいるか確かめる
開発元によっては、同じアプリでも、MacのCPU(頭脳に当たる部品)の種類ごとに別のファイルを用意していることがあります。ダウンロードのページに「Appleシリコン」「Intel」のような選択肢がある場合は、自分のMacに合うほうを選びます。どちらのCPUかは、アップルメニューの「このMacについて」の「チップ」や「プロセッサ」の欄で確かめられます。合わない版を選ぶと、dmgは開けてもアプリが起動しないことがあります。
開発元のサポートに問い合わせる
開発元の公式サイトからダウンロードし直しても開けない場合は、開発元のサポートに問い合わせます。そのときは、次の情報を添えると、話が早く進みます。
- 使っているMacの機種とmacOSの版(「このMacについて」で確かめられる)
- ダウンロードしたファイルの名前と大きさ
- 表示された警告の文面(スクリーンショットがあれば添える)
- ここまでに試したこと
画面に表示された警告は、shift、command、4の3つのキーを同時に押して範囲を選ぶと、スクリーンショットで残せます。文面をそのまま伝えられるので、問い合わせのやり取りが短くなります。
要らなくなったdmgファイルの片付け
アプリをインストールしたあとのdmgファイルは、「ダウンロード」フォルダに残ったままになります。何本もアプリを入れていると、dmgファイルだけで数GBになることもあります。
インストールが終わったら削除してよい
アプリをアプリケーションフォルダへ移し、正しく起動することを確かめたら、dmgファイルは削除してかまいません。Finderの「ダウンロード」フォルダで、dmgファイルをゴミ箱へドラッグします。ゴミ箱を空にするまでは、Macから完全には削除されないので、空き容量を増やしたいときは、ゴミ箱を空にするところまで行います。
残しておいたほうがよい場合
一方で、次のような場合は、dmgファイルを残しておくと役に立ちます。
- ダウンロードに時間がかかる大きなアプリで、別のMacにも入れる予定がある
- 開発元のサイトで古い版が手に入らなくなる可能性があり、いまの版を使い続けたい
- 取引先から渡された専用のアプリで、再び入手するには依頼が必要
残す場合は、「ダウンロード」フォルダに置きっぱなしにせず、「インストーラ保管」のようなフォルダを作って移し、ファイル名に版と日付を入れておくと、あとで探すときに迷いません。外付けディスクに移しておけば、Macの空き容量も圧迫しません。
要らなくなったアプリの削除
アプリそのものを削除したいときは、Appleのユーザガイドに沿って、Finderのサイドバーの「アプリケーション」を開き、アプリをゴミ箱へドラッグします。アプリのフォルダの中にアンインストーラがある場合は、そちらを使います。ガイドには、ゴミ箱を空にすると完全に削除され、そのアプリで作ったファイルが開けなくなることがあるとも書かれています。仕事で作ったファイルがあるアプリを削除するときは、ファイルを別の形式で保存し直してからにしましょう。
取引先から指定されたアプリを入れるときの段取り
在宅の仕事では、取引先から「このアプリを入れてください」と指定されることがよくあります。仕事の初日に慌てないよう、次の順で準備しておくと安心です。
- 指定されたアプリの名前と、公式の入手先のURLを取引先に確かめる
- 開発元のサイトで、対応しているmacOSの版と、自分のMacの版を見比べる
- 仕事が始まる前日までにダウンロードし、dmgを開いてアプリケーションフォルダへ移す
- 一度起動して、初めて開くときの確認を済ませ、ログインまで終えておく
- 使い終わったdmgファイルを片付ける
とくに大事なのは、1の入手先の確認です。アプリの名前で検索して、最初に出てきたサイトからダウンロードするのは避けます。検索結果の上のほうに、公式に似せた広告が表示されることがあるからです。取引先からURLを受け取り、そのURLから入手するのがいちばん確実です。
また、4の「前日までに一度起動しておく」も効果があります。初めて開くときの確認や、アプリが求める権限(画面の収録やマイクの使用など)の許可は、時間に追われているときほど慌てて間違えやすいものです。前日に済ませておけば、当日は作業だけに集中できます。
dmgファイルを自分で作るとき
取引先に複数のファイルをまとめて渡したいとき、自分でdmgファイルを作ることもできます。Appleのディスクユーティリティのガイド「Macでディスクユーティリティを使用してディスクイメージを作成する」によると、フォルダの中身からディスクイメージを作る手順は次のとおりです。
- ディスクユーティリティを開く
- 「ファイル」>「新規イメージ」>「フォルダからのイメージを作成」を選ぶ
- まとめたいフォルダを選んで「開く」をクリックする
- ファイル名と保存する場所を決め、必要なら暗号化の方法を選ぶ
- 「保存」をクリックしてから「完了」をクリックする
ガイドには、ディスクイメージを暗号化する選択肢もあると書かれています。暗号化すると、開くときにパスワードが必要になるので、受け取る人にパスワードを別の方法で伝える必要があります。
ただし、dmgはMac用の形式です。受け取る人がWindowsのパソコンを使っている場合は、dmgでは開けません。相手の環境が分からないときは、MacでもWindowsでも開けるzipの形式でまとめるほうが無難です。同じガイドには、障害のあるディスクや壊れた情報を含むディスクのイメージを作らないこと、ディスクイメージは信頼性の高いバックアップとしては使えないことも書かれています。大事なデータの控えは、ディスクイメージではなく、Time Machineなどの正式なバックアップで取っておきましょう。
ダウンロードしたファイルの行き先を整える
dmgファイル、インストールしたアプリ、アプリで作った仕事のファイル、取引先から届いた資料。在宅で仕事をしていると、「ダウンロード」フォルダにはさまざまなファイルが集まり、どれを残してどれを片付けるかの判断に時間を取られがちです。保存先がMacの書類のフォルダ、外付けディスク、iCloud Driveに分かれていると、Finderのウインドウを何枚も開いて行き来することになります。
離れた保存先を1つのサイドバーに並べられるAtriens
Atriensは、Macのファイル管理アプリです。公式サイトによると、外付けディスクやNAS、iCloud Driveなど、ばらばらの場所にあるフォルダを、1つのサイドバーの中で案件ごとにまとめて並べられます。サイドバーは「どこに何があるか」の見取り図で、並べ替えてもファイルそのものは元の場所から動きません。たとえば、「ダウンロード」フォルダと、外付けディスクの「インストーラ保管」のフォルダを同じ見出しの下に並べておけば、残しておきたいdmgファイルを移す作業が1つの画面で済みます。
ほかにも、タブと分割の表示、zipの作成と展開、重複したファイルの検出といった機能が公式サイトに載っています。同じdmgを何度もダウンロードしてしまい、似た名前のファイルがたまったときは、重複したファイルを探せる機能が片付けの助けになります。対応しているのはmacOS 14以降で、Atriens自体も公式サイトからディスクイメージで配られています。Macの中で使う機能は無料で、アカウントの登録は要りません。
dmgファイルを開く操作や、警告への対応は、この記事で説明したとおりmacOSの標準の仕組みで行います。そのうえで、ダウンロードしたファイルの行き先を整える手間を減らしたいときに、こうしたファイル管理アプリが役に立ちます。
Atriensは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
在宅で仕事をする人を見てきて分かること
@SOHO編集部が2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた中で見てきた限りでは、在宅の仕事を始めるときにつまずきやすいのは、仕事の中身よりも、取引先から指定された道具の準備です。打ち合わせのアプリ、ファイルの受け渡しのアプリ、作業用の専用のアプリ。dmgが開けない、警告の意味が分からない、といった理由で初日の作業が止まってしまう例は少なくありません。警告の意味を知ったうえで、入手先を確かめて落ち着いて対応できる人は、取引先から「安心して任せられる」と受け止められます。
取引先と直接やり取りする働き方では、使う道具の準備も自分の責任で行います。仲介の手数料が引かれない分、同じ予算でも受け取る金額が厚くなり、依頼する側も同じ予算でより多くを頼めます。手数料0%で直接取引できる環境は、こうした準備をきちんと整えられる人にとって、力を発揮しやすい環境です。
アプリの署名や公証の仕組みに興味を持ったなら、アプリを作る側の仕事を知っておくのも1つの道です。アプリの開発の仕事の中身はアプリケーション開発のお仕事で、セキュリティを含む仕事の内容はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で確かめられます。デザインのアプリを入れて仕事を始める人は、デザイナーの年収・単価相場で相場も見ておくとよいでしょう。在宅で働く環境を整える費用については、国の助成の仕組みがあるかをテレワーク 助成金 2026で確かめられます。
dmgファイルが開けないときは、まず「何も起きない」のか「警告が出る」のかを見分けることから始めてください。それだけで、次に見るべきところがはっきりします。
よくある質問
Q. dmgファイルをダブルクリックしても何も起きないのはなぜですか?
ダウンロードが途中で止まってファイルが不完全になっている、Macの空き容量が足りない、同じディスクイメージがすでに開いたままになっている、といった原因が考えられます。ファイルの大きさを「情報を見る」で確かめ、不完全ならダウンロードし直します。Finderのサイドバーに同じ名前のディスクが残っていれば取り出してから開き直します。
Q. 「開発元を検証できません」と表示されたら開いてはいけませんか?
信頼できる入手先から手に入れ、改ざんされていないと確かな場合に限り、「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」から「このまま開く」で開けます。ただし、Appleは公証を受けていないソフトウェアを実行すると危険にさらされるおそれがあると注意しています。少しでも迷うなら開発元に問い合わせるのが確実です。
Q. dmgファイルはWindowsで開けますか?
dmgはMac用のディスクイメージの形式で、Windowsのパソコンでそのまま使うことは想定されていません。中に入っているのもMac用のアプリなので、Windowsでは動きません。Mac用のアプリを入れたい場合はMacでダウンロードし直し、Windowsで使いたい場合は、開発元のサイトでWindows用の版が配られているかを確かめます。
Q. インストールが終わったdmgファイルは削除してもよいですか?
アプリをアプリケーションフォルダへ移し、正しく起動することを確かめたら削除してかまいません。ゴミ箱を空にすると空き容量が戻ります。別のMacにも入れる予定がある、再び入手するのが難しいといった場合は、版と日付を名前に入れて、専用のフォルダや外付けディスクに移して残しておくと便利です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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