Ameba Owndの代わりになるホームページ作成サービス|独自ドメインを続けられるかで選ぶ 2026


この記事のポイント
- ✓アメーバオウンドの代わりを探す人向けに
- ✓Amebaブログ・WordPress・Wix・Jimdo・ペライチ・STUDIO・LynxPressを
- ✓独自ドメインを続けられるか
アメーバオウンドの代わりを選ぶときに最初に決めるのは、今のサイトで独自ドメイン(自分で取得した www.○○.com のようなアドレス)を使っているかどうかです。独自ドメインを使っていて、そのアドレスを今後も使いたいなら、運営会社が移行先に挙げている Amebaブログは選べません。Amebaブログでは独自ドメインを使えないと、Ameba Ownd のヘルプに明記されているからです。その場合は、WordPress のようにサーバーを自分で契約する道と、Wix・Jimdo・ペライチ・STUDIO・LynxPress のようにサーバーの契約が要らないサービスの中から選ぶことになります。Ameba Ownd のサービス終了は2026年12月24日(木)11:00(11月5日時点。延長を検討中と発表)です。まずは自分のサイトのアドレスを確かめ、この記事の比較表で候補を2つまで絞り、無料のプランや試用期間で実際に1ページ作ってみてください。
この記事では、移行先の候補7つを「独自ドメインを続けられるか」「月額はいくらか」「記事をどう移すか」の3つの物差しで比べます。料金と条件は、2026年11月5日に各社の公式の料金ページとヘルプを開いて確かめた記載です。
Ameba Owndの終了で決まっていること(2026年11月5日時点)
移行先を比べる前に、公式に発表されている事実を整理します。移行の段取りは、この日程から逆算することになります。
Ameba Ownd は2026年11月2日(月)13:00からサイトの閲覧だけができる状態で、記事やページの投稿・更新はできません。公式ブログのお知らせには、今後のスケジュールが次のように書かれています。
・2026年11月2日(月)13:00:サイトの閲覧機能のみ提供/プレミアムプランの課金を停止
・2026年11月中:エクスポート機能の提供開始(管理画面へのログイン、コンテンツのエクスポート、サイトの削除のみ)
・2026年12月24日(木)11:00:サービス終了/エクスポート機能の提供終了
・2026年12月中:返金処理の完了 出典: blog.amebaownd.com
11月5日に公開された説明では、終了日時は12月24日(木)11:00のまま、「移行期間の延長を現在検討しております」と書かれています。延長はまだ決まっていません。延長されれば余裕は生まれますが、今の日付を前提に準備を進めるのが安全です。
移行先について、公式は「エクスポートしたデータの移行先として、Amebaブログ、WordPressをご検討いただけます」と案内しています。ページ・記事・画像を書き出すエクスポート機能は11月中に提供される予定で、どんな形式のファイルで書き出せるかは11月5日時点で発表されていません。そのため、どのサービスに移す場合も「書き出したファイルをそのまま読み込めるか」は、形式の発表を待ってから確かめることになります。
独自ドメインについては、ヘルプ「独自ドメインについて」に終了時の手順が追記されました。DNS(ドメイン名とサーバーの住所を結び付ける仕組み)の設定で、Ameba Ownd 用に登録した CNAME レコード(ドメインの別名を登録する設定)の値 custom-domain.amebaowndme.com を、移行先のサービスが指定する内容に書き換えます。Ameba Ownd 側で解除の操作は要りません。反映に24時間程度かかる場合があるので、移行先の準備ができてから変更するよう書かれています。同じドメインでメールを使っている場合は、メール用の設定(MX レコードなど)を変えないことも注意点として挙がっています。
一方、○○.amebaownd.com のような Ameba Ownd のサブドメインで公開している人は、終了とともにそのアドレスが使えなくなります。新しい移行先では新しいアドレスになるため、名刺や SNS のプロフィールに載せたリンクも張り替えが必要です。この機会に独自ドメインを取得するかどうかも、移行先選びと一緒に考えておくと二度手間になりません。
不正アクセスや個人情報の流出について、公式は11月5日の説明で「現時点で確認されておりません」としています。Amebaブログなど他の Ameba のサービスは別のシステムで運用しているとも書かれています。
アメーバオウンドの代わりを選ぶ3つの物差し
ホームページ作成サービスの比較記事は、デザインの数や機能の多さで並べるものが多くあります。しかし Ameba Ownd から移る人にとって大事なのは、今のサイトを途切れさせずに引き継げるかどうかです。そこで次の3つで比べます。
物差し1:独自ドメインを続けられるか
独自ドメインで公開していた人は、そのアドレスで検索エンジンの評価や外部からのリンクを積み上げてきました。同じアドレスで新しいサイトを公開できれば、名刺やチラシを刷り直す必要もなく、検索結果からの訪問も途切れにくくなります。
確かめる点は2つです。1つ目は、移行先がそもそも独自ドメインに対応しているか。2つ目は、Ameba Ownd と同じ www 付きのアドレス(サブドメイン形式)で公開できるかです。Ameba Ownd はサブドメイン形式の独自ドメインだけに対応していたので、今のアドレスは www.○○.com のような形になっているはずです。移行先でも www 付きで公開できれば、アドレスを変えずに済みます。
物差し2:月額はいくらか
Ameba Ownd のプレミアムプランは11月2日13:00以降は課金されず、対象の料金は申し込みなしで返金されます。移行先では新しく料金がかかるので、独自ドメインを使えるプランの月額で比べます。比べるときは次の点に気をつけてください。
- 料金ページの月額が、1年契約などで割り引いた「月額換算」なのか、月払いの金額なのか
- 税込か税別か(サービスによって表示が違います)
- 独自ドメインそのものの料金(ドメインの会社に払う更新料)は別にかかること
- WordPress の場合は、サーバーの契約料が別にかかること
物差し3:記事をどう移すか
ブログとして記事を積み上げてきた人ほど、記事の移し方で手間が大きく変わります。移し方は大きく3つです。
- 移行先の取り込み機能で、書き出したファイルを読み込む
- 元のサイトのアドレスを入れて、移行先が記事を読み取る
- 記事の本文と画像を1本ずつ手で貼り付ける
Ameba Ownd の書き出しの形式がまだ発表されていないので、1の方法が使えるかどうかは11月中の発表を待つ必要があります。各サービスがどの形式の取り込みに対応しているかを知っておけば、形式が発表された時点ですぐに判断できます。取り込みが使えない場合は3の手作業になり、記事が100本あれば、1本10分としても16時間以上かかる計算です。記事の本数を今のうちに数えておくと、見積もりが立てやすくなります。
移行先7つの比較表
2026年11月5日に各社の公式ページで確かめた内容を表にしました。月額は、独自ドメインを使えるプランのうち月額が低いプランの金額です。表示の条件(契約期間や税の扱い)は各社の書き方のまま添えています。
| サービス | 独自ドメイン | 独自ドメインを使える下位プランの月額 | サーバー契約 | 記事の取り込み |
|---|---|---|---|---|
| Amebaブログ | 使えない(Ameba Ownd のヘルプに明記) | 無料で開設できる。Ownd からの移行者向けの有料プランは準備中 | 不要 | Ownd の書き出しの形式が発表されてから確認 |
| WordPress | 使える | 本体は無料。サーバーとドメインの料金が別にかかる | 必要 | WordPress の書き出しファイルを読める。Ownd の形式は発表後に確認 |
| Wix | 使える(プレミアムプランが必要) | パーソナル 1,300円(月額表示。税は含まない。契約期間分を一括払い) | 不要 | ヘルプにあるのは WordPress からの取り込み |
| Jimdo(AI ビルダー) | 使える(Start 以上) | Start 1,290円(12か月契約時の月額換算、税込) | 不要 | 料金ページに取り込みの記載なし |
| ペライチ | 使える(全プラン) | ライト 1,628円(税込)。ブログ機能はビジネス 4,378円(税込)から | 不要 | 料金ページに取り込みの記載なし |
| STUDIO | 使える(有料プラン) | Mini 590円(年払い時の月額。月払いは1,290円) | 不要 | 料金ページに取り込みの記載なし |
| LynxPress | 使える(Starter 以上) | Starter 2,980円(税込) | 不要 | WordPress の書き出しファイル(.xml)を読める。Ownd の形式は発表後に確認 |
Amebaブログは独自ドメインを使えず、WordPress はサーバーを契約して自分で管理する必要があります。その間にあるのが、サーバーの契約が要らず独自ドメインも使えるサービス群です。ただし、その中でもブログ記事の扱いには差があります。ページ数の上限が小さいサービスや、ブログ機能が上位のプランに限られるサービスもあるので、次の節で1つずつ見ていきます。
各サービスの向き不向き
Amebaブログ
Ameba Ownd と同じ会社が運営しているブログサービスで、公式が移行先の1つに挙げています。無料で始められ、Ameba Ownd から移る人向けの有料プランも準備中と発表されています。その有料プランの中身は、11月5日時点では公表されていません。
向いているのは、Ameba Ownd のサブドメインで日記や活動報告のブログを書いてきた人です。アドレスはどのみち変わるので、独自ドメインが使えない点は問題になりません。Ameba のアカウントや読者とのつながりを生かしたい人にも合います。
向かないのは、独自ドメインで公開していた人です。Ameba Ownd のヘルプに「Amebaブログでは、独自ドメインをご利用いただけません」と書かれているので、今のアドレスを残したいなら別のサービスを選ぶ必要があります。また、店舗や事務所の案内のように、トップページ・メニュー・アクセスといった固定のページを組み合わせたサイトは、ブログ中心の作りには合わせにくい面があります。
WordPress
公式がもう1つの移行先に挙げているのが WordPress です。WordPress の本体は無料で配布されていますが、動かすにはサーバー(ホームページのデータを保存して配信するコンピューター)を自分で契約する必要があります。WordPress の公式サイトには、PHP 8.3 以上、MariaDB 10.11 以上または MySQL 8.0 以上、HTTPS 対応のサーバーが推奨と書かれています。
向いているのは、デザインや機能を細かく作り込みたい人、プラグイン(後から機能を追加する部品)を使って予約や会員の仕組みを組み込みたい人です。独自ドメインも www 付きでも www なしでも使えます。WordPress の書き出しファイル(WXR 形式の .xml)を読み込む仕組みがあるので、Ameba Ownd の書き出しがこの形式になれば移しやすい候補です。
向かないのは、サーバーの契約・更新、WordPress 本体とプラグインの更新を続ける手間をかけたくない人です。更新を止めたままにすると、古いプラグインの弱点を突かれる危険があります。制作会社に頼む場合は保守の費用も見ておきます。WordPress の構築や保守を誰に頼めるかは、WordPress・CMS構築・カスタムのお仕事で、依頼される作業の範囲と流れをまとめています。
Wix
画面の上で部品を動かしてページを作るサービスです。料金ページには、ビジネスプライム 13,500円、ビジネス 2,700円、スモールビジネス 2,300円、パーソナル 1,300円(いずれも月額表示)が並んでいます。表示料金に税金は含まれず、購入時に選んだ利用期間分を一括で払う形です。全プラン共通の特典として独自ドメインの登録が1年間無料と書かれています。
Wix のヘルプには、独自ドメインを接続するにはドメインとプレミアムプランの両方を購入する必要があると書かれています。無料のまま公開した場合のアドレスは「サイトプレフィックス.wixsite.com/サイトアドレス」の形です。
記事の移し方について、Wix のヘルプで説明されているのは WordPress からブログ記事を取り込む方法(サイトのアドレスか XML ファイル)です。Ameba Ownd の書き出しファイルがこの取り込みで読めるかは、形式の発表後に確かめる必要があります。デザインの自由度を重視する人に向き、ページの組み立てに時間をかけられる人に合います。
Jimdo(ジンドゥー)
Jimdo には AI ビルダーとクリエイターの2種類があります。AI ビルダーの料金ページには、Free 0円(○○○.jimdosite.com のサブドメイン)、Start 1,290円、Grow 2,070円が並んでいます。いずれも12か月契約時の月額換算で、消費税10%込みの表示です。契約期間は1か月・1年・2年から選べます。
独自ドメインは Start 以上で使え、有料プランならドメインの管理会社を変えずに外部から接続することもできるとよくある質問に書かれています。注意したいのはページ数の上限で、Free は5ページ、Start は10ページ、Grow は50ページです。会社や店の案内のように数ページで足りるサイトには合いますが、記事を何十本も積み上げてきたブログをそのまま移すには、上限を先に確かめる必要があります。記事の取り込みについて、料金ページには記載がありませんでした。
ペライチ
1ページから数ページの小さなサイトを作ることに重きを置いたサービスです。料金ページには、ライト 1,480円(税込1,628円)、レギュラー 2,980円(税込3,278円)、ビジネス 3,980円(税込4,378円)、プロフェッショナル 6,980円(税込7,678円)が並び、年契約なら10%以上安くなると書かれています。最上位の機能を1か月無料で試せる「お試しビジネスプラン」もあり、自動で有料プランに切り替わることはないと明記されています。
独自ドメインの設定は全プランで使えます。公開できるページ数はライトが3ページ、レギュラーが5ページ、ビジネスとプロフェッショナルが20ページです。ブログにあたる「CMS(ブログ)」の機能は、機能比較表ではビジネスとプロフェッショナルだけに付いています。お店の紹介と予約の受付が中心なら候補になりますが、ブログを続ける場合は税込4,378円のビジネス以上が前提になります。
STUDIO
デザインの自由度が高いサービスで、料金はサイトごとに払います。個人利用のプランは、Free 0円(50ページ)、Mini 590円(2ページと404ページ)、Personal 1,190円(150ページ)です。Mini と Personal の金額は年払いのときの月額で、月払いの場合は Mini 1,290円、Personal 1,720円です。料金ページには税の扱いの注記が見当たらなかったので、申し込み前に確かめてください。独自ドメインの接続・公開は Mini の追加機能として書かれています。
記事は CMS(記事の一覧を管理する仕組み)で扱い、公開できるアイテム数は Free と Mini が100件、Personal が1,000件です。料金ページの機能例では、リダイレクト機能(古いアドレスを開いた人を新しいアドレスへ自動で案内する設定)は Business 以上のプランに挙がっています。見た目にこだわる名刺代わりのサイトには合いますが、ブログの記事が多い人はアイテム数とリダイレクトの扱いを確かめてから選んでください。
LynxPress
ブログの運営に絞ったサービスで、すべてのプランでサーバー代は要りません。Free は0円でサブドメインで公開でき、クレジットカードの登録も不要です。独自ドメインは Starter(月額2,980円、税込)から使えます。上位には Pro 月額9,800円、Business 月額29,800円(いずれも税込)があります。
独自ドメインの設定は、DNS に A レコード(ドメインをサーバーの IP アドレスに結び付ける設定)を1つ登録する方式です。値は 162.43.90.201 で、名前は www 付きで公開するなら www にします。同じ名前の A・AAAA・CNAME のレコードがほかにあれば削除するので、Ameba Ownd 用の CNAME は消して A レコードに置き換える形になります。証明書(https の暗号化通信)は LynxPress が自動で用意し、反映までは数分から数時間です。
記事の取り込みは、WordPress の書き出しファイル(.xml)に全プランで対応しています。Ameba Ownd の書き出しファイルを読めるかどうかは、エクスポートの形式が発表されてから確かめる必要があります。ほかに、固定ページ(プロフィールやお問い合わせなど)の作成、公開日時の予約、Google アナリティクスとの連携があり、サイトマップ・RSS・構造化データは全プランで使えます。画像の保存は全プランで無制限です。データの書き出しも全プランで可能で、解約しても記事とデータを書き出して持ち出せます。
LynxPressは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
Amebaブログでは独自ドメインが使えず、WordPress ではサーバーの契約と保守が要ります。その間の選択肢として、独自ドメインのままブログを続けたい人は、LynxPressの Free で記事を1本書いてみて、使い勝手を確かめてから Starter に切り替える進め方ができます。料金の詳細は料金のページに載っています。
1年間の費用に直して比べる
月額だけを並べると安く見えても、年払いの割引や税の扱いで実際の支払いは変わります。比較表の月額を12か月に直すと、次のようになります。どれも料金ページの表示額を12倍した計算で、ドメインの更新料は含みません。
| サービスとプラン | 計算のもとにした月額 | 12か月の目安 |
|---|---|---|
| Wix パーソナル | 1,300円(税は含まない) | 15,600円と税 |
| Jimdo Start | 1,290円(12か月契約時の月額換算、税込) | 15,480円 |
| ペライチ ライト | 1,628円(税込) | 19,536円 |
| ペライチ ビジネス(ブログ機能あり) | 4,378円(税込) | 52,536円 |
| STUDIO Mini | 590円(年払い時) | 7,080円 |
| STUDIO Personal | 1,190円(年払い時) | 14,280円 |
| LynxPress Starter | 2,980円(税込) | 35,760円 |
ペライチは年契約にすると10%以上安くなると書かれているので、年契約の実際の金額は申し込み画面で確かめてください。WordPress はサーバーの料金がサーバー会社ごとに違うため、表には入れていません。サーバー会社の料金ページで、契約期間ごとの金額と、更新時の金額が初回と同じかを確かめておきます。
金額だけで決めないことも大切です。安いプランはページ数や記事の件数に上限があることが多く、記事の多いブログでは上位のプランが必要になる場合があります。たとえば、ブログを続けるならペライチはビジネス以上、記事が100件を超えるなら STUDIO は Personal 以上が前提です。今の記事の本数と、今後1年で書く予定の本数を足した数で、必要なプランを決めてください。
もう1つ見ておきたいのは、移したあとに再び引っ越すときの手間です。データを書き出せるか、書き出したファイルを別のサービスで読めるかは、今回のような終了が起きたときに効いてきます。申し込む前に、各社のヘルプで「エクスポート」や「書き出し」の項目を探しておくと安心です。
状況別の選び方
7つの候補は、優劣を付けるものではありません。今のサイトの使い方によって、合う移行先が変わります。よくある5つの状況に分けて整理します。
状況1:Ameba Ownd のサブドメインで日記や活動報告を書いていた
アドレスはどこへ移っても変わるので、独自ドメインの物差しは外して考えられます。費用をかけたくないなら、Amebaブログ、Wix の無料プラン、Jimdo の Free、STUDIO の Free、LynxPress の Free が候補です。今後も長く続けるなら、この機会に独自ドメインを取得しておくと、次に移るときにアドレスを変えずに済みます。今回のようにサービスが終わったとき、自分のドメインがあれば読者を連れて引っ越せます。ドメインを誰の名義で持つべきかは、ドメインは誰の名義で取得すべきかで、制作会社任せにしたときに起きる問題と合わせて解説しています。
状況2:独自ドメインでブログを続けてきた
今のアドレスを残すことが最優先です。Amebaブログは外れます。記事の本数が多いほど、取り込みの手段があるかが効いてきます。WordPress、LynxPress、Wix はいずれも WordPress 形式のファイルを読み込めるので、Ameba Ownd の書き出しがその形式になれば有力な候補です。サーバーの管理を自分でしたくなければ WordPress 以外、デザインの作り込みを重視するなら Wix、ブログの更新に集中したいなら LynxPress、という分け方ができます。
独自ドメインの人は、移行先によって DNS に登録する内容が違う点にも気をつけます。Ameba Ownd では www の名前に CNAME を登録していましたが、移行先によっては A レコードを求められたり、www なしのアドレスにも別の登録が要ったりします。移行先のヘルプで「どの名前に、どの種類のレコードを、どの値で」登録するかを確かめ、メモに書き出してから DNS の画面を開くと、書き間違いを防げます。
状況3:店舗や事務所の案内を数ページで公開していた
トップ・メニュー・料金・アクセス・お問い合わせのように、ページの数が少なく更新も少ないサイトなら、ページ数の上限はあまり問題になりません。ペライチ(ライトは3ページ、レギュラーは5ページ)、Jimdo(Start は10ページ)、STUDIO(Personal は150ページ)、Wix が候補です。お問い合わせフォームや予約の受付が必要なら、どのプランで使えるかを料金ページの機能表で確かめてください。
状況4:ショップ機能(BASE 連携)を使っていた
公式の案内では、連携済みの BASE アカウントでショップを続けられます。終了後もショップを公開するには、BASE の管理画面の「設定」から「ショップ情報」を開き、「カート機能のみを使用」のチェックを外し、「ショップ公開状況」が「公開する」になっているかを確かめます。チェックを外した時点で BASE のショップページが公開されるので、デザインを確かめてから設定してください。ショップは BASE のまま運営し、紹介のページだけを新しい移行先に作って BASE へリンクする組み方にすれば、移行先にネットショップの機能は要りません。
状況5:仕事の実績を見せるポートフォリオとして使っていた
作品の画像を多く載せている人は、画像の保存容量の上限を確かめます。Wix はプランごとにデータ容量が決まっており(パーソナルは2GB)、STUDIO も Free は5GB、Personal は10GBです。LynxPress は全プランで画像の保存が無制限です。発注者に見てもらうページなので、独自ドメインで公開できるかも判断材料になります。
移行先を決めてから12月24日までの段取り
移行先を決めたら、次の順番で進めます。順番を守ると、サイトが表示されない時間を短くできます。
- 今のサイトのページと記事を一覧にする。アドレス・題・公開日を表にしておくと、移したかどうかの確認に使えます
- エクスポート機能が提供されたら、すぐにデータを書き出してパソコンと別の保存先の2か所に保存する
- 移行先のアカウントを作り、無料のプランか試用期間でトップページと記事を1本作ってみる
- 書き出したファイルを移行先で読み込めるかを試す。読み込めない場合は手作業で移す計画に切り替える
- 移行先で全ページの見た目とリンクを確かめる
- 独自ドメインを使う人は、移行先の有料プランに切り替え、ドメイン管理会社の DNS 設定を書き換える。メール用の MX レコードは変えない
- 新しいアドレスでサイトが表示されることを、パソコンとスマートフォンの両方で確かめる
- Google の Search Console(検索での表示状況を確かめる Google の無料の道具)に新しいサイトを登録し、サイトマップ(サイト内のページの一覧を検索エンジンに知らせるファイル)を送る
無料プランで試すときに確かめる5つの点
手順3で候補を試すときは、見た目の好みだけで決めず、次の5つを実際の画面で確かめます。
- 記事を1本書いて公開するまでの手順が、今の Ameba Ownd と比べて分かりやすいか
- スマートフォンで表示したときに、文字の大きさや画像の並びが崩れていないか
- 独自ドメインを使うときに、DNS に何を登録するかがヘルプに書かれているか
- お問い合わせフォームやプロフィールのような固定のページを作れるか
- 将来別のサービスへ移るときに、記事を書き出せるか
1つでも合わない点があれば、もう一方の候補でも同じ5つを試してから決めると、移したあとで後悔しにくくなります。
手順6の DNS の書き換えは、12月24日(木)11:00より前に余裕を持って終えます。反映には24時間程度かかる場合があるとヘルプに書かれているので、遅くとも数日前には済ませておくと安心です。公式は移行期間の延長を検討中としていますが、延長が正式に発表されるまでは今の日付で計画を立ててください。
アドレスが変わる人は、旧アドレスから新アドレスへの自動の案内(転送)を Ameba Ownd 側に残せません。名刺、SNS のプロフィール、Google ビジネスプロフィール、取引先のサイトに載っているリンクを、自分で一つずつ張り替える必要があります。張り替える先の一覧を、移行の作業と並行して作っておくと漏れを防げます。
自分で移す時間が取れない場合は、移行の作業を外部に頼む方法もあります。費用の目安は依頼する範囲で大きく変わり、ページ数、記事の本数、デザインを作り直すかどうかで見積もりが分かれます。Ameba Ownd のサイト制作を外注したときの費用の考え方は、Ameba Ownd制作代行の費用で依頼先の種類ごとに整理しています。ホームページ作成全体の費用の内訳は、ホームページ作成の費用はいくらかかる?が参考になります。
12月24日までにやることの整理
最後に、アメーバオウンドの代わりを決めて移し終えるまでにやることを、優先順に並べます。
- 今のサイトのアドレスが独自ドメインか、○○.amebaownd.com かを確かめる
- 独自ドメインなら、ドメイン管理会社と契約の更新日、DNS の設定画面に入れるかを確かめる
- 記事とページの本数を数え、一覧を作る
- この記事の比較表から候補を2つまで絞り、無料のプランや試用期間で1ページ作ってみる
- 11月中に提供されるエクスポート機能で、データを書き出して2か所に保存する
- 書き出しの形式が発表されたら、候補の移行先で読み込めるかを確かめる
- 移行先の準備ができたら、12月24日(木)11:00より前に DNS を書き換える
- 新しいアドレスを、名刺・SNS・取引先に知らせる
独自ドメインのまま、サーバーを契約せずにブログを続けたい場合は、LynxPressも比較の候補に入れてみてください。Free で記事の書き心地を確かめ、独自ドメインに切り替えるときは独自ドメインの設定方法の手順で A レコードを1つ登録します。Ameba Ownd の書き出しファイルを読めるかは、形式の発表後に確かめてから判断してください。
ホームページやブログの移行は、自分で進める人が多い一方で、作業を請け負う人への依頼も生まれます。ホームページの作成や移行の作業を頼みたい人、反対に受けたい人は、@SOHOのホームページ・ブログ制作のお仕事で、依頼される作業の内容と進め方を確かめられます。移行の期限が決まっている案件では、作業の範囲(記事を何本移すか、デザインを作り直すか、DNS の設定まで頼むか)を最初に書き出しておくと、見積もりが早く固まります。
よくある質問
Q. Ameba Owndで使っていた独自ドメインは、移行先でもそのまま使えますか?
使えます。ドメインの契約はドメイン管理会社との間にあり、Ameba Owndの終了後も続きます。移行先で独自ドメインを使う設定をしたうえで、ドメイン管理会社のDNS設定で、Ameba Ownd用のCNAMEレコードを移行先が指定する内容に書き換えます。ただしAmebaブログでは独自ドメインを使えないため、移行先は独自ドメインに対応したサービスから選んでください。
Q. 移行先を無料で済ませることはできますか?
独自ドメインを使わないなら、Amebaブログや、各社の無料プランで公開できます。無料プランではサービスのサブドメインのアドレスになり、ページ数や容量に上限があることが多いので、料金ページで確かめてください。独自ドメインを使う場合は、多くのサービスで有料プランへの切り替えと、ドメインの更新料が必要になります。
Q. Ameba Owndの記事は移行先に自動で取り込めますか?
11月5日時点では、Ameba Owndのエクスポート機能が書き出すファイルの形式が発表されていないため、どのサービスで自動で取り込めるかは確定していません。WordPress形式のファイルを読めるサービスは複数ありますが、形式の発表を待ってから確かめる必要があります。読み込めない場合に備えて、記事の一覧を作り、手で移す時間も見込んでおくと安心です。
Q. 移行先が決まらないまま12月24日を迎えると、どうなりますか?
公式の発表では、終了後はサイトの閲覧やエクスポートを含むすべての機能が使えなくなり、データの復元もできません。移行先が決まっていなくても、エクスポート機能が提供されたらデータを書き出して保存しておくことが大切です。公式は移行期間の延長を検討中としていますが、決まるまでは12月24日(木)11:00を期限として準備してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方