STORES予約の手数料の仕組みと、ほかの予約サービスとの比べ方

@SOHO編集部
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STORES予約の手数料の仕組みと、ほかの予約サービスとの比べ方

この記事のポイント

  • ✓STORES予約の手数料は
  • ✓予約件数の上限を超えたときの予約手数料
  • ✓事前決済の決済手数料の3つで決まります

STORES 予約の料金を調べると、「フリープランは無料」「事前決済の手数料は3.3%〜」といった数字が目に入ります。ところが、実際にかかる費用は、どのプランを選び、何件の予約を受け、事前決済をどれだけ使うかで大きく変わります。stores 予約 手数料と検索する人の多くは、「結局、自分の店だと毎月いくらになるのか」を知りたいはずです。

結論から言うと、STORES 予約の費用は3つの要素の合計で決まります。1つ目は月額のプラン料金(フリープランは0円、有料プランは年間契約で月額9,790円から)、2つ目は月の予約件数がプランの上限を超えたときの予約手数料(50件ごとに1,078円)、3つ目は事前クレジットカード決済を使ったときの決済手数料です。決済手数料は2026年8月3日の決済分から料率が変わり、スタンダードプランへの加入と中小特別料率の適用の有無で、5.5%から3.3%まで4段階に分かれています。

この記事では、STORES 予約の公式の料金ページとお知らせ(2026年10月3日時点)をもとに、手数料の仕組みを分解し、Airリザーブ、SelectTypeといったほかの予約サービスとどう比べればよいかを整理します。比較記事では良い点と気になる点をフェアに並べるのが原則なので、どのサービスが合うかは、店の規模と使い方から判断してください。

STORES 予約の費用は3つの要素で決まる

まず、STORES 予約にかかる費用の全体像を押さえておきます。公式の料金ページによると、初期費用は有料プランでも無料です。そのうえで、毎月の費用は次の3つの組み合わせになります。

費用の種類 内容 かかる条件
プラン料金 フリーは0円、有料は月額9,790円〜(年間契約) 有料プランを契約したとき
予約手数料 50件ごとに1,078円(税込) 月間予約件数がプランの上限を超えたとき
事前決済の決済手数料 決済金額の5.5%〜3.3% 予約時にクレジットカードで事前決済を受けたとき

このほか、必要に応じて機能追加オプションの月額料金がかかります。たとえば、LINEからの予約受付やリマインド案内ができる「LINEミニアプリ連携」は月額4,400円(スモールプラン以上)、月1回の入金サイクルを週1回に変える「入金サイクル短縮化」は月額2,200円です。

ここで大事なのは、「手数料」という言葉が2つの意味で使われている点です。1つは、予約件数の上限を超えたときに払う「予約手数料」。もう1つは、事前決済で受け取ったお金から差し引かれる「決済手数料」です。検索で「STORES 予約 手数料」と調べたときに出てくる数字の多くは後者ですが、予約件数の多い店では前者も無視できません。

さらに言えば、事前決済を使わない店では、決済手数料は1円もかかりません。予約だけを受けて、支払いは来店時に店の会計で受けるなら、費用はプラン料金と、上限を超えた分の予約手数料だけになります。自分の店が事前決済を使うかどうかで、比べるべき数字が変わるということです。

プラン料金と予約件数の上限

STORES 予約のプランは、フリー、スモール、チーム、ビジネス、エンタープライズの5つです。公式の料金ページに掲載されている年間契約の月額(税込)と主な上限は次のとおりです。

プラン 年間契約の月額 複数月契約の月額 月間予約件数 予約ページ公開数 登録スタッフ数
フリー 0円 0円 50件 2 記載なし
スモール 9,790円 12,980円 200件 10 記載なし
チーム 19,690円 22,880円 300件 10 3
ビジネス 28,600円 31,790円 2,000件 50 20
エンタープライズ 66,000円 77,000円 5,000件 100 無制限

有料プランには、1年単位の「年間契約」と、最短3か月からの「複数月契約」があります。料金ページによると、単月での契約はできず、表示されている月額は契約した期間の月額費用を一括払いした場合の金額です。年間契約のほうが月額換算で割安になり、スモールプランなら年間契約の9,790円に対して、複数月契約は12,980円と、1か月あたり3,190円の差があります。

プランを選ぶときの目安について、STORES 予約は、スタッフごとの予約管理が必要ならチーム以上、複数の予約ページや高度な集客機能を使いたいならビジネス以上、複数店舗や大規模運用、高度なセキュリティ要件があるならエンタープライズが目安だと案内しています。

ここで確認しておきたいのは、フリープランの上限です。月間予約件数は50件、予約ページの公開数は2つまでです。1日に2件程度の予約を受ける個人の店なら、月50件の上限には比較的早く届きます。フリープランで始めて、予約が増えた段階でスモールプランに上げると、月額は一気に0円から9,790円(年間契約)になります。その間に段階がない点は、小さな店にとって判断の悩みどころです。正直なところ、この価格の段差は、個人で営む店にはやや大きく感じられるはずです。

上限を超えたときの予約手数料

有料プランの月間予約件数を超えた場合、STORES 予約では予約の受付が止まるのではなく、追加の手数料を払って受け付けられる数を広げる仕組みになっています。公式の料金ページによると、各有料プランの月間予約件数を超える場合は、50件ごとに1,078円(税込)の予約手数料で予約受付可能数を追加できます。

たとえば、スモールプラン(月間200件)で、ある月に280件の予約が入ったとします。超えた80件は50件単位で数えるので、2単位分の2,156円が予約手数料としてかかります。年間契約のスモールプランの月額9,790円と合わせて、その月の費用は11,946円です。

ここで比べたいのが、上のプランとの差です。スモールプランとチームプランの月額の差は、年間契約で9,900円あります。予約手数料の1,078円で換算すると、9単位分、つまり450件分に相当します。月間予約件数だけを考えるなら、スモールプランのまま予約手数料を払うほうが安く済む場面が多いと言えます。

一方で、チームプランはスタッフごとの予約管理やアンケートなど、より柔軟な設定ができるプランです。プランを上げるかどうかは、予約件数ではなく、必要な機能で判断するのが合理的です。ビジネスプランは月間2,000件、エンタープライズは5,000件と上限が大きく、予約件数の多い店や複数店舗の運営では、予約手数料を気にせずに済むという考え方もあります。

なお、エンタープライズプランには、予約ページの公開数を100ページ単位で11,000円、予約数を1,000件ごとに11,000円で追加できるオプションもあります。大規模な運用では、こうした追加の単価も含めて見積もる必要があります。

事前決済の決済手数料は2026年8月に変わった

STORES 予約の手数料で、いちばん注意して確認したいのが事前決済の決済手数料です。事前決済とは、お客さまが予約するときに、クレジットカードで料金を先に支払ってもらう仕組みのことです。当日の会計が不要になり、無断キャンセルの防止にもつながるとSTORES 予約は説明しています。

この決済手数料は、2026年8月3日の決済分から変わりました。STORESのお知らせでは、変更の内容をこう説明しています。

2026年8月3日以降、STORES 予約 の事前決済手数料率が、4.9% + 99円から5.5% + 0円に変更されます。決済平均単価が16,500円未満であれば、これまでよりもコストを下げてご利用いただけます。 出典: STORES「2026年8月3日以降の決済手数料率の変更について」

つまり、以前は「料率4.9%+1回99円」だったものが、「料率5.5%・1回あたりの固定額なし」になりました。1回あたりの固定額がなくなったため、単価の低い予約ほど有利になり、単価の高い予約では負担が増えます。お知らせにあるとおり、境目は決済の平均単価16,500円です。

具体的に計算してみます。5,000円の予約を事前決済で受けた場合、変更前は5,000円×4.9%+99円で344円、変更後は5,000円×5.5%で275円です。一方、30,000円の予約なら、変更前は1,569円、変更後は1,650円になります。単価の高いメニューを扱う店では、変更後のほうが1件あたりの手数料が高くなるということです。

インターネット上には、変更前の「4.9%+99円」や、以前の別の料率を書いた記事が残っていることがあります。料率は改定されることがあるので、比較の前に必ず公式の料金ページとお知らせで最新の数字を確認してください。

スタンダードプランと中小特別料率で料率は4段階になる

事前決済の料率は、5.5%が上限で、2つの条件によって下がります。1つはSTORESの「スタンダードプラン」への加入、もう1つは「中小特別料率」の適用です。STORESのお知らせに掲載されている変更後の料率を整理すると、次のようになります。

条件 スタンダードプラン未加入 スタンダードプラン加入中
中小特別料率なし 5.5% 3.6%
中小特別料率あり 5.2% 3.3%

スタンダードプランとは、STORESが提供する複数のサービスをまとめて使える有料プランのことです。STORES 予約の有料プランとは別の契約で、併用できます。スタンダードプランの案内ページによると、月額は店舗ごとに税込3,300円(年間契約の場合)で、月額契約の場合は3,960円です。ネットショップ、キャッシュレス決済、POSレジなどを一括で使えるほか、STORES 予約については一部の有料機能が含まれます。

中小特別料率とは、「年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満」などの条件を満たす事業者向けに新設された料率です。お知らせによると、事業者が申請し、認可されると適用されます。自動で適用されるわけではない点に注意が必要です。

ここで考えたいのは、スタンダードプランに入るかどうかの損益分岐です。中小特別料率が適用される前提で、未加入の5.2%と加入中の3.3%の差は1.9ポイントです。スタンダードプランの月額3,300円(年間契約)を取り戻すには、事前決済の金額が1か月あたり約17万4千円以上あれば計算が合います。月の事前決済額がそれより少ない店では、料率だけを理由にスタンダードプランに入ると、かえって費用が増えることになります。ほかのサービス(POSレジやネットショップなど)を使う予定があるかどうかも含めて判断してください。

なお、公式の料金ページやFAQで「3.3%〜」と表示されているのは、スタンダードプランに加入し、中小特別料率が適用された場合のいちばん低い料率です。広告や比較記事で見かける最安の数字が、自分の店に当てはまるとは限りません。

機能追加オプションの料金も見落とさない

STORES 予約では、プランに含まれる機能に加えて、運用に合わせて有料のオプションを追加できます。公式の料金ページに掲載されている主なオプション(税込)は次のとおりです。

オプション 料金 使えるプラン
POSレジ連携(STORES レジ) 月額3,300円〜 スタンダードプランへの加入が必要
かんざし連携 月額5,500円 チームプラン以上
LINEミニアプリ連携 月額4,400円 スモールプラン以上
タグの追加埋め込み 1個ごとに月額5,500円 スモールプラン以上
SMS追加配信 200通ごとに5,500円 ビジネスプラン以上
RemoteLOCK連携 月額4,400円 チームプラン以上
入金サイクル短縮化 月額2,200円 スモールプラン以上
API連携 料金ページに金額の記載なし ビジネスプラン以上

かんざし連携とは、予約ポータルサイトやSNSの予約・スタッフ情報を一元管理するための連携です。タグの追加埋め込みは、Google Analyticsや広告のコンバージョンタグなど、任意のタグを予約ページに入れるためのオプションです。

ここで気をつけたいのは、オプションを重ねると月額が想定より大きくなる点です。たとえばスモールプラン(年間契約9,790円)にLINEミニアプリ連携と入金サイクル短縮化を追加すると、月額は16,390円になります。チームプラン(同19,690円)にかんざし連携とRemoteLOCK連携を追加すると、29,590円です。比較表で各サービスの最安の月額だけを並べるのではなく、自分の店で使うオプションまで含めた月額で比べることが大切です。

また、POSレジ連携のように、オプションによってはスタンダードプランへの加入が前提になるものもあります。スタンダードプランに入ると事前決済の料率も下がるので、POSレジを使う予定がある店では、オプション料金と料率の両方をまとめて試算すると判断しやすくなります。

月額の総額を3つの店で試算する

ここまでの数字を使って、店の規模ごとに月額の総額を試算してみます。いずれも、公式の料金ページの年間契約の月額と、2026年8月3日以降の料率で計算しています。

1つ目は、個人で営むネイルサロンで、月の予約が40件、事前決済は使わないケースです。フリープランの上限50件に収まるので、プラン料金は0円、予約手数料も決済手数料もかからず、月額の費用は0円です。ただし、予約ページの公開数は2つまでで、予約が月50件を超えるとスモールプランへの移行を検討することになります。

2つ目は、スタッフ2名の整体院で、月の予約が260件、平均単価6,000円で半数の130件を事前決済で受けるケースです。スタッフごとの予約管理が必要なのでチームプラン(月額19,690円、上限300件)を選ぶと、予約手数料はかかりません。事前決済の金額は78万円で、スタンダードプラン未加入・中小特別料率適用なら5.2%で40,560円、スタンダードプラン加入・中小特別料率適用なら3.3%で25,740円にスタンダードプランの3,300円が加わり29,040円です。月額の総額は、前者が60,250円、後者が48,730円になります。

3つ目は、月の予約が1,500件あるスクールで、事前決済は月謝として月に300万円を受けるケースです。ビジネスプラン(月額28,600円、上限2,000件)を選び、スタンダードプランに加入して中小特別料率が適用されれば、決済手数料は3.3%で99,000円、スタンダードプランの3,300円と合わせて月額の総額は130,900円です。この規模になると、プラン料金よりも決済手数料のほうが費用の大部分を占めます。

この試算から分かるのは、事前決済を多く使う店ほど、プラン料金よりも決済手数料の比べ方が重要になるということです。逆に、事前決済を使わない店では、プラン料金と予約件数の上限だけを比べれば十分です。

契約期間と解約の条件も比較に入れる

手数料と同じくらい確認しておきたいのが、契約期間と解約の条件です。STORES 予約の有料プランは、1年単位の年間契約と、最短3か月からの複数月契約から選びます。単月の契約はできません。料金ページのFAQでは、年間契約は同じプランの月額契約より月額換算で割安になるため長く使う予定が見えている場合に、複数月契約は運用を始めたばかりで期間を短く区切って試したい場合や、繁忙期に合わせて短期間で導入したい場合に向くと案内されています。

解約の手続きは、管理画面から所定の方法で申し込む形です。プランごとの契約期間、解約条件、申し込み後の取り扱いの詳細は、STORES 予約のヘルプセンターで確認するよう案内されています。

スタンダードプランについては、案内ページに、解約を申し出た後も契約期間中は引き続き利用できる扱いで、契約期間中の途中解約による返金は発生せず、次回の契約更新のタイミングで継続が停止すると書かれています。年間契約で申し込んだ場合、途中でやめても残りの期間の料金は戻らないということです。

ほかのサービスでも、契約の単位や解約金の有無、日割りの返金の扱いはそれぞれ違います。Airリザーブは解約金がかからないと案内しています。初めて予約システムを導入する店は、いきなり長期の契約を結ぶより、無料プランや短い契約期間で実際の予約の流れを確かめてから、長期の契約に切り替えるほうが失敗が少なくなります。

ほかの予約サービスと比べるときの3つの軸

STORES 予約をほかの予約サービスと比べるときは、次の3つの軸で数字をそろえると、判断を誤りにくくなります。

1つ目は、月額の固定費と、その金額で受けられる予約件数です。同じ「月額1万円前後」でも、予約件数の上限が200件のサービスと無制限のサービスでは、予約の多い店にとっての意味がまったく違います。

2つ目は、事前決済の手数料率と、1回あたりの固定額の有無です。料率が低くても、1回あたりの固定額がかかるサービスは、単価の低い予約で割高になります。逆に固定額がないサービスは、単価の低い予約を多く受ける店に向いています。STORES 予約の2026年8月の改定は、まさにこの構造を変えたものでした。

3つ目は、入金のサイクルと振込の手数料です。事前決済で受け取ったお金がいつ口座に入るかは、資金繰りに直結します。STORES 予約は標準で月1回の入金サイクルで、週1回にするには月額2,200円のオプションが必要です。ほかのサービスでも、入金の頻度や振込の手数料の扱いはそれぞれ違うので、料率だけでなく入金の条件も確認してください。

この3つに加えて、機能の差も見ておきましょう。スタッフ指名、シフト管理、リマインドメール、LINE連携、POSレジとの連携など、どの機能がどのプランから使えるかはサービスごとに違います。必要な機能が上位プランにしかない場合、実際の月額は表に出ている最安の金額より高くなります。

Airリザーブ、SelectTypeとの違い

ここでは、個人の店や小さな店がよく比べる2つのサービスについて、公式サイトに掲載されている料金(2026年10月3日時点)を整理します。

Airリザーブは、リクルートが提供する予約システムです。公式サイトによると、プランはフリー(月額0円)、ベーシック(月額5,500円)、スタンダード(月額11,000円)、プレミアム(要問い合わせ)の4つで、いずれも税込です。月間の予約件数はプランに関わらず無制限とされ、オンライン決済の手数料率は3.24%で、カード会社の審査を経てすべてのプランで利用できます。初期費用とサポート費用は0円で、解約金もかからないと案内されています。予約件数の多い店で、件数ごとの追加費用を気にせずに使いたい場合は、比較の候補になります。

SelectTypeは、予約システムを起点に、イベント管理や会員管理、アンケートなどの各種フォームまで広げて使えるサービスです。予約システムの料金表によると、フリー(無料、広告表示あり)、ベーシック(税込1,650円)、プロフェッショナル(税込3,300円)、プレミアム(税込11,000円)の4つのプランがあります。クレジットカード決済の手数料は、決済サービスStripeの手数料3.6%にSelectTypeの手数料を加えた合計で、フリーが5.6%、ベーシックが4.9%、プロフェッショナルとプレミアムが4.6%です。月額の固定費を低く抑えたい小さな店では、選択肢になります。

STORES 予約と比べると、月額の固定費はAirリザーブとSelectTypeのほうが低めに設定されています。一方で、STORES 予約は、POSレジやネットショップなどSTORESのほかのサービスと組み合わせたときに、データの連携や料率の面でまとまったメリットが出る設計です。店舗での対面の会計やネットでの物販もSTORESでそろえるなら、スタンダードプランを軸に考える価値があります。予約だけを受けたい店なら、予約システム単体の料金で比べるほうが判断しやすいはずです。

どのサービスも、料金や料率は改定されることがあります。比較の数字は、契約の前に必ず各社の公式ページで確認してください。

STORES 予約が向いている店、ほかを検討したい店

ここまでの数字を踏まえて、STORES 予約が向いている店と、ほかのサービスも比べたい店を整理しておきます。

STORES 予約が向いているのは、次のような店です。

  • 事前決済や月謝・回数券の販売を多く使い、スタンダードプランと中小特別料率を組み合わせて低い料率で受けたい店
  • 店舗での対面の会計やネットショップもSTORESでそろえ、予約と売上のデータをまとめて管理したい店
  • スタッフが複数いて、スタッフごとの予約管理やアンケートなどの機能を使いたい店
  • 予約ポータルサイトとの連携や、LINEからの予約受付を取り入れたい店

一方で、ほかのサービスも比べたいのは、次のような店です。

  • 事前決済を使わず、予約だけを受けたい個人の店
  • 予約件数が月50件を少し超える程度で、月額9,790円からの有料プランは負担が大きいと感じる店
  • 予約件数が非常に多く、件数ごとの追加費用を気にせずに使いたい店
  • 単価の高いメニューが中心で、事前決済の1件あたりの手数料をできるだけ抑えたい店

どちらに当てはまるかは、店の予約件数、平均単価、事前決済の割合、スタッフの人数で決まります。これらの数字を書き出し、各サービスの公式の料金ページの数字に当てはめて月額を計算してみると、感覚ではなく数字で選べるようになります。

事前決済が要らない店なら比べる数字が変わる

ここまで見てきたように、予約サービスの費用の差が大きく出るのは事前決済の部分です。逆に言えば、事前決済を使わない店では、比べるべき数字はプラン料金と予約件数の上限、そして必要な機能だけになります。

事前決済が向いているのは、無断キャンセルによる損失が大きい業態や、月謝・回数券のように前払いが前提の業態です。一方で、占い、コーチング、ヨガ、整体などでは、来店時やセッションの後に支払ってもらう運用を続けている店もあります。その場合は、決済機能の有無よりも、リマインドメールやキャンセルのしやすさ、顧客管理など、予約の取りこぼしを減らす機能で比べるほうが合理的です。

無断キャンセルが心配な場合でも、前日のリマインドメールと、お客さま自身が予約を変更・取り消しできる仕組みがあれば、ある程度は防げます。事前決済にかかる手数料と、無断キャンセルで失う売上を並べて、どちらの対策が自分の店に合うかを考えてみてください。

決済が要らない店で試せる選択肢

事前決済を使わずに予約を受けたい店や、まずは無料で予約の仕組みを整えたい個人の店にとって、候補の1つになるのがRizaflowです。Rizaflowは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

公式の料金ページによると、Rizaflowのフリープランは初期費用・月額ともに無料で、予約は月50件、スタッフは1名までです。無料のまま期限なく使え、予約カレンダーと予約フォーム、予約完了・リマインダー・御礼メール、キャンセルURL、会員マイページ、顧客管理、メールの開封計測が含まれます。予約ページのURLは「rizaflow.com/店名」の形になり、ページの下にPowered by Rizaflowの表示が入ります。

有料プランは、ライトが月額3,300円(年契約なら月あたり2,750円、予約は月300件・スタッフ1名)、スタンダードが月額7,700円(年契約なら月あたり6,600円、予約は月1,000件・スタッフ10名、スタッフ指名・シフト管理・独自ドメインなど)、プロが月額19,800円(年契約なら月あたり16,500円、予約は月3,000件・スタッフ無制限)で、表示はすべて税込です。月の予約件数が上限を超えた場合は、100件ごとに1,100円の追加でそのまま使えます。初期費用はなく、いつでも解約できます。事前決済はプロプランで任意に使える機能で、公式の料金表では手数料の上乗せはないとされています。

公式サイトでは、占い、コーチング、ヨガ、整体、ネイル、スクールなど、決済機能が不要な業態に合わせた作りだと説明されています。今使っているシステムから書き出した顧客のCSVを取り込めるので、乗り換えを試す場合も顧客の情報を移せます。予約だけを受けたい店なら、STORES 予約やほかのサービスと並べて、無料の範囲で使い勝手を比べてみるとよいでしょう。

手数料の比べ方は、ほかのサービス選びにも通じる

予約サービスの手数料を比べる作業は、フリーランスが仕事を受けるサービスを選ぶときの考え方とよく似ています。料率の数字だけでなく、固定額の有無、上限を超えたときの扱い、入金のタイミングまで見て初めて、手元に残る金額が分かります。仕事の仲介サービスの手数料の比べ方は、クラウドソーシング手数料比較2026年版|主要6サイト一覧【2026年版】で主要なサイトの手数料を一覧にしています。

20年この市場を見てきた立場から言えば、長く続く店や個人事業主ほど、売上の額面よりも「手元にいくら残るか」で道具を選んでいます。中間で差し引かれる手数料が小さいほど、同じ売上でも受け手の手取りは厚くなります。予約サービスも、仕事を受ける場も、手数料の構造を理解して選ぶことが、手取りを守ることにつながります。

予約システムの導入や設定を、店の代わりに引き受ける仕事もあります。小さな店ほど、どのサービスを選び、どう設定すればよいか分からずに困っているからです。店舗の業務にITやAIを取り入れる支援の仕事は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で、仕事の内容と求められるスキルを確認できます。

STORES 予約は、STORESのほかのサービスと組み合わせて使うほど強みが出るサービスです。事前決済を多く使い、店舗の会計やネットショップもまとめたい店にとっては、スタンダードプランと中小特別料率を組み合わせた低い料率が魅力になります。一方で、予約だけを受けたい店や、事前決済を使わない店では、ほかの選択肢と月額の固定費で比べる余地があります。自分の店の予約件数、平均単価、事前決済の割合を書き出してから比べると、選ぶべきサービスが見えてきます。

よくある質問

Q. STORES 予約のフリープランは本当に無料で使えますか?

公式の料金ページによると、フリープランの月額は0円で、初期費用もかかりません。ただし、月間予約件数は50件、予約ページの公開数は2つまでです。事前決済を使う場合は、スタンダードプラン未加入なら5.5%(中小特別料率の適用時は5.2%)の決済手数料がかかります。予約が月50件を超える場合は有料プランへの移行を検討することになります。

Q. STORES 予約の事前決済の手数料はいくらですか?

2026年8月3日の決済分から、スタンダードプラン未加入なら5.5%、加入中なら3.6%です。中小特別料率が適用されると、それぞれ5.2%と3.3%になります。以前の4.9%+1回99円から、1回あたりの固定額がない料率に変わりました。決済の平均単価が16,500円未満なら、以前より費用が下がると案内されています。

Q. 予約件数がプランの上限を超えたらどうなりますか?

STORES 予約の有料プランでは、予約の受付が止まるのではなく、50件ごとに1,078円(税込)の予約手数料を払って受け付けられる件数を追加できます。たとえばスモールプランで月280件の予約があった場合、超えた80件分として2,156円がかかります。上のプランに変えるかどうかは、件数だけでなく必要な機能で判断するのが合理的です。

Q. 予約サービスを比べるときは何を見ればいいですか?

月額の固定費とその金額で受けられる予約件数、事前決済の手数料率と1回あたりの固定額の有無、入金のサイクルと振込の手数料の3つをそろえて比べると判断しやすくなります。事前決済を使わない店なら、プラン料金と予約件数の上限、必要な機能だけを比べれば十分です。料金は改定されることがあるので、各社の公式ページで最新の数字を確認してください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年3月8日最終更新:2026年10月5日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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