GitHub Copilotの料金プランの違いと、個人の開発で選ぶときの考え方

@SOHO編集部
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GitHub Copilotの料金プランの違いと、個人の開発で選ぶときの考え方

この記事のポイント

  • ✓GitHub Copilotの料金を
  • ✓Free・Pro・Pro+・Maxの個人向けプランとBusiness・Enterpriseの違いから整理します
  • ✓2026年6月1日に始まった使用量に応じた課金とAIクレジットの仕組み

GitHub Copilotの料金を結論から整理すると、個人向けは無料のFree、月額10米ドルのPro、月額39米ドルのPro+、月額100米ドルのMaxの4段階です。コードの補完を中心に使う人ならPro、エージェントに長い作業を任せる人ならPro+以上が候補になります。ただし2026年6月1日に料金の仕組みが「使った量に応じて減っていくクレジット」に変わったため、以前の記事に書かれている「月に何回まで」という数え方は、今のプランにはそのまま当てはまりません。

この記事では、GitHubの公式の料金ページと公式ドキュメント(2026年10月9日時点の記載)をもとに、各プランの違い、AIクレジットの仕組み、使い切ったときの対応、個人の開発でプランを選ぶときの考え方を順に解説します。金額はすべて米ドル建てで、公式の記載のまま書いています。

2026年6月1日から、料金の数え方が変わった

GitHub Copilotの料金を調べると、古い記事と新しい記事で説明が食い違っていて戸惑う人が多いはずです。その原因は、2026年6月1日の課金の仕組みの変更にあります。

GitHubの公式ドキュメントによると、2026年6月1日より前の課金は「プレミアムリクエスト」を単位にしていました。AIに1回頼むごとにリクエストを1つ数え、性能の高いモデルを使うと、倍率がかかって多くのリクエストを消費する仕組みです。

2026年6月1日からは、これが使用量に応じた課金に置き換えられました。新しい仕組みでは、1回のやり取りにかかる費用が、使ったモデルと、使ったトークンの数の2つで決まります。トークンとは、AIが文章を処理するときの細かな単位のことです。AIに送った文章(入力)、AIが作った文章(出力)、AIがすでに読み込んで使い回す文脈(キャッシュ)のそれぞれがトークンとして数えられ、モデルごとに単価が決まっています。

この合計が「GitHub AI Credits」(以下、AIクレジット)に換算されます。公式ドキュメントでは、1 AIクレジットは0.01米ドルと定められています。軽いモデルで短い質問をすればAIクレジットはわずかしか減らず、性能の高いモデルで複数のファイルにまたがる長い作業をエージェントに任せれば、その分だけ多く減ります。

正直なところ、この変更で「月にあと何回使えるか」は直感的に分かりにくくなりました。その代わり、軽い作業を軽いモデルで済ませれば、同じプランでも長く使える仕組みになっています。料金を考えるときは「プランの値段」だけでなく、「どのモデルで、どんな作業をするか」まで含めて考える必要があります。

個人向けプランの料金と、含まれるAIクレジット

GitHubの公式の料金ページと公式ドキュメントに書かれている個人向けプランは、次のとおりです。

プラン 料金(1か月あたり) 毎月のAIクレジット コードの補完
Copilot Free 無料 少量の利用枠 1か月あたり2,000回まで
Copilot Student 無料(確認済みの学生) 利用枠あり 無制限
Copilot Pro 10米ドル 合計1,500(基本1,000+変動分500) 無制限
Copilot Pro+ 39米ドル 合計7,000(基本3,900+変動分3,100) 無制限
Copilot Max 100米ドル 合計20,000(基本10,000+変動分10,000) 無制限

基本クレジットと変動分の違い

有料プランのAIクレジットは、2つの部分からできています。

1つ目は「基本クレジット」です。これは月額料金と同じ額のクレジットで、Proなら10米ドル分の1,000クレジットになります。公式ドキュメントでは、基本クレジットは月額料金に一致し、変わることはないと説明されています。

2つ目は「フレックス割り当て」と呼ばれる変動分です。基本クレジットに上乗せされる追加の利用枠で、モデルの価格や新しいモデルの登場、効率の向上に合わせて変わるように設計されていると書かれています。公式の料金ページの脚注にも、変動分は時期によって変わると明記されています。現在の記載では、Proの合計は15米ドル分、Pro+は70米ドル分、Maxは200米ドル分です。

使う順番は、基本クレジットが先で、使い切ると変動分が自動で使われます。特別な設定は要りません。

プランごとに使える機能の違い

金額以外の違いも押さえておきましょう。公式の料金ページによると、Proでは、GitHubの上でCopilotに作業を任せてプルリクエストを作らせる「クラウドエージェント」やコードレビュー、使うモデルの選択が使えるようになります。プルリクエストとは、コードの変更内容を他の人に確認してもらうための申請のことです。Pro+では、Opusを含む上位のモデルや監査ログが加わり、AnthropicのClaudeやOpenAIのCodexといった他社のコーディングエージェントに作業を任せる機能(プレビュー)も使えます。Maxは、新しいモデルや機能を優先して使えることが特徴です。

FreeとStudentでは、使うモデルを自分で選べず、Copilotが自動でモデルを選ぶ形だけになります。

法人向けのBusinessとEnterprise

会社やチームで導入する場合は、法人向けのプランになります。公式の料金ページと公式ドキュメントの記載は次のとおりです。

プラン 料金 1人あたりのAIクレジット 特徴
Copilot Business 割り当てた1人につき月額19米ドル 1か月あたり1,900 一元的な管理、予算やポリシーの管理、知的財産の補償
Copilot Enterprise 割り当てた1人につき月額39米ドル 1か月あたり3,900 Businessのすべてに加え、新しいモデルや機能の優先利用

法人向けプランでは、含まれるAIクレジットを組織全体で共有して使い、管理者が支出を管理する形になります。公式の料金ページでは、個人向けプランには、この組織全体で共有する仕組みは含まれないとされています。

個人で使っている有料プランがある人が、勤め先のBusinessやEnterpriseの割り当てを受けた場合、個人のプランは自動で解約され、残りの期間の分は日割りで返金されると公式ドキュメントに書かれています。副業や個人の開発で自分でProを契約している人は、会社で割り当てを受けるときに覚えておくとよいでしょう。

AIクレジットが減る機能と、減らない機能

プランを選ぶうえで最も大事なのは、何をするとAIクレジットが減るのかを知ることです。

減るのはチャットとエージェント

公式ドキュメントによると、AIクレジットを消費するのは、AIのモデルを使う次のような機能です。

・Copilot Chat(エディタやGitHubの上でAIと会話する機能)
・Copilot CLI(ターミナルでCopilotを使う機能)
・Copilot クラウドエージェント
・Copilot Spaces
・Spark
・他社のコーディングエージェント

公式ドキュメントは、消費が増える要因として、会話の長さと複雑さ、エージェントの機能、モデルの選択の3つを挙げています。エージェントモードやクラウドエージェントは、1つの作業の中で何度もモデルを呼び出すため、チャットで簡単な質問をするよりも大幅に多く消費します。

減らないのはコードの補完

一方で、エディタで入力中に続きのコードを提案する「コードの補完」と、次に直すべき箇所を提案する「次の編集の提案」は、AIクレジットの課金対象ではなく、有料プランではすべて無制限で使えると公式ドキュメントに書かれています。

つまり、主に補完を使って自分でコードを書く人にとっては、Proの10米ドルで補完が無制限になる点が、料金の中心的な価値になります。チャットやエージェントをあまり使わない人なら、AIクレジットの残りを気にする場面はほとんどないでしょう。

自動のモデル選択を使うと割引がある

公式ドキュメントには、有料プランで、自動のモデル選択、Copilot Chat、Copilot CLI、またはGitHub Copilot appでクラウドエージェントを使う場合に、モデルの費用が10%割り引かれるとも書かれています。どのモデルを使うべきか迷う作業は、自動の選択に任せるのも1つの方法です。

モデルによって、同じ作業でも減り方が大きく違う

使用量に応じた課金で、もっとも差が出るのがモデルの選び方です。公式ドキュメントの「モデルと価格設定」のページには、モデルごとの100万トークンあたりの価格が並んでいます。その一部を抜き出すと、次のようになります。

モデル 種類 入力(100万トークンあたり) 出力(100万トークンあたり)
GPT-5 mini 軽量 0.25米ドル 2.00米ドル
GPT-5.4 mini 軽量 0.75米ドル 4.50米ドル
GPT-5.4 汎用 2.50米ドル 15.00米ドル
GPT-5.5 高性能 5.00米ドル 30.00米ドル

GPT-5.4とGPT-5.5は、扱う文章が一定の長さを超えると、より高い単価が適用されると書かれています。

この表から分かるのは、軽量のGPT-5 miniと高性能のGPT-5.5では、入力の単価に20倍の差があるということです。同じ質問を同じ長さでしても、選んだモデルによって減るAIクレジットが何倍も変わります。

公式ドキュメントでは、AIがすでに読み込んだ文脈を使い回す「キャッシュされた入力」は、通常の入力よりかなり安く設定されています。たとえばGPT-5 miniでは、通常の入力が0.25米ドルなのに対し、キャッシュされた入力は0.025米ドルです。同じプロジェクトについて続けて質問するとき、前提の説明が使い回されれば、その分だけ安く済む仕組みです。

ここで大事なのは、すべての作業に高性能のモデルが必要なわけではないということです。エラーメッセージの意味を聞く、正規表現を書いてもらう、テストの名前を考えてもらうといった作業は、軽量のモデルで十分なことがほとんどです。一方、複数のファイルにまたがる設計の見直しや、原因の分からない不具合の調査では、高性能のモデルのほうが少ない往復で答えにたどり着き、結果として安く済むこともあります。

モデルの価格は改定されることがあり、新しいモデルも次々に加わります。実際に使う前に、公式ドキュメントの価格表を開いて、そのときの単価を確かめる習慣をつけておくと安心です。

使い切ったときと、月が変わったときの扱い

AIクレジットの扱いでもう1つ大事なのが、繰り越しと使い切ったときの対応です。

余ったクレジットは翌月に持ち越せない

公式ドキュメントには、次のように書かれています。

含まれる AI credits は、月をまたいで繰り越されません。 未使用のクレジットは失効し、各カレンダー月の最初の日の 00:00:00 UTC に、許容量が毎月の全額にリセットされます。 出典: docs.github.com

UTCは世界の基準となる時刻で、日本時間より9時間遅れています。毎月1日の0時(UTC)は、日本時間では毎月1日の午前9時にあたります。この切り替わりの時刻は契約した日に関係なく固定されています。月末にクレジットが余っていても翌月には残らないので、月末に大きな作業をまとめるか、翌月に回すかを考える材料になります。

使い切ったときの3つの選択肢

公式ドキュメントによると、個人向けプランでAIクレジットを使い切ったときは、次のいずれかを選べます。

  1. プランを上げる。差額だけを払えばよく、その月にすでに使った分は新しいプランの大きな利用枠の中で数え直されます。同じ期間に2つのプランの料金を二重に払うことはないと書かれています
  2. 今のプランのまま、追加の利用分の予算を設定して使い続ける。予算は米ドルで設定し、1 AIクレジットは0.01米ドルで計算されるので、10米ドルの予算で1,000クレジット分になります
  3. 翌月の利用枠がリセットされるまで待つ

なお、使い切ってもコードの補完は止まりません。止まるのは、AIクレジットを消費するチャットやエージェントの機能です。

予算を設定するときは、上限を決めておくことが大切です。エージェントに長い作業を任せていると、気づかないうちに追加の利用分が積み上がることがあります。公式ドキュメントでは、使用状況のダッシュボードで、残りの利用枠と使った内容を確かめられると案内されています。

無料のCopilot Freeでどこまでできるか

まず無料で試したい人に向けて、Copilot Freeの範囲を整理します。

公式の料金ページによると、Freeではコードの補完が1か月あたり2,000回まで使え、Copilot CLIやエージェントモードも少量の利用枠の範囲で使えます。クレジットカードの登録は不要です。対応しているエディタは、VS Code、Visual Studio、Xcode、JetBrainsのIDE、Neovim、Eclipseなどです。

一方、クラウドエージェント、プルリクエストのコードレビュー、使うモデルの選択は、Freeでは使えません。また公式ドキュメントでは、Freeは、組織や企業を通じてCopilotを使えない個人の開発者だけが利用できるとされています。

補完の2,000回は、毎日数時間コードを書く人なら、月の途中で上限に当たることがある回数です。週末だけ趣味の開発をする人や、Copilotの使い心地を確かめたい人には十分な範囲と言えるでしょう。

学生、教師、オープンソースの保守担当者

公式ドキュメントによると、確認済みの学生はCopilot Studentを無料で使え、補完は無制限です。ただし、他社のエージェントは使えず、モデルは自動の選択だけになります。また、確認済みの教師や、人気のあるオープンソースのプロジェクトの保守担当者は、Copilot Proを無料で使える対象になる場合があります。該当しそうな人は、有料プランを契約する前に確かめておく価値があります。

個人の開発でプランを選ぶ目安

ここまでの内容を踏まえて、個人の開発でどのプランを選ぶかの目安を、使い方のタイプ別に整理します。

使い方 向いているプラン 理由
週末だけ趣味で書く、まず試したい Free 補完2,000回で足りることが多い
毎日コードを書き、補完が中心 Pro 補完が無制限になり、チャットも適度に使える
チャットやエージェントモードを毎日使う Pro、足りなければPro+ 月半ばで使い切るならPro+の検討どき
エージェントに長い作業を何本も任せる Pro+またはMax 消費が大きく、利用枠の大きさが効く

最初はProで1か月使ってみる

迷う場合は、Proで1か月使い、使用状況のダッシュボードでAIクレジットの減り方を確かめるのが堅実です。月末まで余裕を持って使えたならProのまま、月の半ばで使い切ってしまったならPro+を検討する、という順番です。使い切ったときにプランを上げても差額だけで済む仕組みなので、最初から上位のプランを選ぶ必要はありません。

追加の利用分と上位プランのどちらが得か

使い切ったときに「予算を足して使い続ける」か「プランを上げる」かは、毎月どれくらい足りないかで決まります。たまに数米ドル分足りない程度なら、予算を少し設定するほうが安く済みます。毎月のように大きく足りないなら、上位のプランに移ったほうが、変動分のクレジットが大きい分だけ有利になる可能性が高いでしょう。毎月の使用状況を2、3か月記録してから決めるのが確実です。

年間プランで契約している人の注意

2026年6月1日より前に年間プランでProやPro+を契約していた人は、公式ドキュメントによると、年間プランが終わるまでは古いプレミアムリクエストの仕組みで数えられます。年間プランが終わると自動でFreeに切り替わるため、続けて使いたい場合は月額のプランに申し込み直す必要があります。途中で解約して日割りの返金を受ける、月額の上位プランに切り替える、といった選択肢も用意されています。

請求を抑えながら使うための工夫

使用量に応じた課金では、使い方を少し工夫するだけで、同じプランでも長く使えるようになります。公式ドキュメントが挙げている要因から、実際に効きやすい工夫をまとめます。

作業の重さに合わせてモデルを選ぶ

公式ドキュメントは、コストの低いモデルに切り替えることを、利用枠を長持ちさせる方法の1つとして挙げています。変数名の相談や短い関数の説明のような軽い作業は軽いモデルで、設計の見直しや難しい不具合の調査のような重い作業だけ性能の高いモデルで、と使い分けるだけで消費は大きく変わります。

会話を長く引っ張らない

会話が長くなると、毎回それまでのやり取りを含めてAIに送るため、消費が増えます。話題が変わったら新しい会話を始める、関係のないファイルを文脈に含めない、という基本を守るだけでも効果があります。

指示をあらかじめファイルに書いておく

Copilotには、リポジトリや個人の決まりごとを指示として登録しておく機能があります。毎回同じ前提を説明し直す手間と、それにかかるトークンを減らせます。コーディングの規約、使っているライブラリ、テストの書き方などを短くまとめておくとよいでしょう。

補完で済む作業は補完に任せる

有料プランでは、コードの補完と次の編集の提案はAIクレジットを消費しません。決まった形の処理を書く、似たようなテストを並べる、引数の多い関数を呼び出すといった作業は、チャットで頼むより、エディタで書き始めて補完に続きを出してもらうほうが、クレジットを減らさずに済みます。チャットは「何を書くべきか分からない」ときに、補完は「書くべきことは分かっている」ときに使う、と役割を分けると、利用枠の減り方が落ち着きます。

エージェントの作業に上限を決める

エージェントに任せる作業は消費が大きくなりがちです。公式ドキュメントでは、エージェントの作業ごとの支出の上限を決める方法も案内されています。作業を小さく区切って任せ、結果を確かめてから次を頼むほうが、やり直しによる無駄な消費も減らせます。

毎月の使用状況を記録しておく

使用量に応じた課金に変わってから、プランが合っているかを判断する材料は、自分の使用状況の記録だけになりました。公式ドキュメントでは、使用状況のダッシュボードで、使える残りの利用枠と、使った内容を確かめられると案内されています。

記録の取り方は簡単で十分です。月末に、その月に使ったAIクレジットの量と、利用枠を使い切ったかどうか、追加の利用分をいくら払ったかを、表計算のシートに1行ずつ書いておきます。あわせて、その月に大きな作業があったか(新しい機能の開発、大きな改修、締め切り前の追い込みなど)を一言メモしておくと、後で見返したときに数字の理由が分かります。

3か月分の記録がたまると、自分の使い方に合ったプランがはっきり見えてきます。毎月余っているなら1つ下のプランで足りるかもしれませんし、毎月追加の利用分を払っているなら上のプランのほうが得かもしれません。確定申告で道具代を経費に計上するときの根拠としても、この記録は役に立ちます。

契約する前に確かめておきたいこと

プランを決めたら、申し込む前に次の3点を確かめておくと、後から困ることがありません。

申し込む経路で、追加の購入ができないことがある

公式の料金ページの脚注と公式ドキュメントには、GitHub Mobileのアプリ内購入でPro、Pro+、Maxを申し込んだ場合、GitHub Mobileからは追加のAIクレジットを購入できないと書かれています。使い切ったときに追加の利用分で続けたい人は、Webのアカウント設定から申し込むほうが選択肢が広くなります。

使っているエディタが対応しているか

公式の料金ページでは、GitHubの上、VS Code、Visual Studio、Xcode、JetBrainsのIDE、Neovim、Eclipse、Raycast、SQL Server Management Studio、Zedが対応先として挙げられています。ただし、エージェントモードを使える環境は、公式の料金ページではVS Code、Visual Studio、JetBrains、Eclipse、Xcodeと書かれていて、すべてのエディタで同じ機能が使えるわけではありません。ふだん使っているエディタで、使いたい機能が動くかを先に確かめておきましょう。

勤め先や取引先のルール

会社の仕事のコードを、自分で契約した個人のプランで扱ってよいかは、勤め先や取引先の決まりによります。法人向けのBusinessには、知的財産の補償やデータの取り扱いの管理が含まれていると公式の料金ページに書かれています。業務委託で受けた開発でCopilotを使う場合は、契約書や秘密保持の取り決めで、AIの道具の利用が制限されていないかを確かめてから使うのが安全です。

チームで使うなら、個人のProとBusinessのどちらにするか

2、3人の小さなチームで開発している場合、「それぞれが個人のProを契約して経費で精算する」か「Businessで一括して契約する」かで迷うことがあります。

金額だけを比べると、個人のProは1人あたり月額10米ドル、Businessは1人あたり月額19米ドルで、Proのほうが安く見えます。ただし、両者は中身が違います。Businessでは、組織のメンバーへの割り当てや、予算とポリシーの管理を管理者が一元的に行えます。含まれるAIクレジットも、組織全体で共有して使う形になります。誰かが大きな作業でたくさん使い、別の人はほとんど使わない、というばらつきがあっても、全体の利用枠の中でならせるのが共有の利点です。

一方、個人のプランでは、利用枠は1人ずつで閉じていて、余った人の分を他の人に回すことはできません。退職や契約の終了のときに、個人のアカウントに残ったプランをどう扱うかも、チームの側からは管理しにくくなります。

目安としては、メンバーが固定されていて人数が少なく、扱うコードの管理に特別な決まりがないなら個人のPro、取引先のコードを扱う、メンバーの出入りがある、支出を一か所で管理したい、といった事情があるならBusiness、と考えると判断しやすくなります。

AIの道具が増えたときの、作業の場所の整え方

Copilotを使い始めると、エディタ、ターミナル、ブラウザ、ファイルの管理画面を行き来する回数が増えます。特にCopilot CLIや他のコーディングエージェントをターミナルで動かすようになると、「どのフォルダで何を動かしていたか」を見失いやすくなります。

料金を選ぶのと同じくらい、AIに作業を任せる場所を1つに決めておくことが、作業の効率を左右します。Macで開発している人には、ファイルの管理とターミナルを同じ窓で扱う道具を使う方法があります。

その候補の1つに、Mac用のファイル管理アプリのAtriensがあります。公式サイトによると、フォルダの一覧とターミナルが同じ画面にあり、開いているフォルダでそのままコマンドを打てます。ターミナルで動かしている作業が、動いているのか、応答を待っているのか、終わったのかをタブの色と印で見分けられ、終わったときや確認を求められたときはmacOSの通知で知らせてくれます。Mac単体で使う機能は期限なく無料で、iPhoneやiPadから自宅のMacのターミナルを操作する機能を使う場合は、月額780円、年額6,800円、または買い切り14,800円(いずれも税込)の有料プランになります。AIの利用料はAtriensでは取らず、手元のモデルか自分のAPIキーを使う形です。対応はmacOS 14以降です。

Copilotの料金を見直すときは、道具代の合計だけでなく、道具の間を行き来する時間も一緒に見直すと、作業の流れ全体が整います。

Atriensは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

AIの道具代を、仕事の経費として考える

フリーランスや副業で開発の仕事を受けている人にとって、Copilotの料金は仕事の経費の1つです。月額10米ドルのProでも、年間では120米ドルになります。この金額に見合う時間を浮かせられるかどうかが、プランを選ぶ本当の基準です。

開発の仕事の内容や進め方は、アプリケーション開発のお仕事のページにまとまっています。要件の確認から設計、実装、テストまで工程が多い仕事ほど、補完やエージェントで短くできる部分と、人が判断すべき部分を分ける力が問われます。

これからプログラミングを学ぶ人は、AIの道具を使う前提で学び方を選ぶ時代になっています。プログラミングスクールおすすめ10選比較|料金・言語・転職支援で選ぶ【2026年版】の記事では、スクールの料金や学べる言語、転職支援の違いが比べられています。AIが書いたコードの誤りに気づけるだけの基礎があってこそ、Copilotは力を発揮します。

AIの道具を企業に導入する側の仕事も広がっています。AIコンサル・業務活用支援のお仕事のページでは、企業の生成AIの活用を支援する仕事が紹介されています。今回のように料金の仕組みが大きく変わったとき、チームにどのプランを割り当て、予算をどう管理するかを整理できる人は、開発の現場で重宝されます。

在宅ワークの市場を20年にわたって運営してきた立場から見ると、道具の値段に敏感な人ほど、仕事の値付けにも筋の通った説明ができる傾向があります。どの道具にいくら払い、それで何時間を浮かせているのかを把握している人は、見積もりの根拠も明確だからです。

仲介の手数料が乗らない直接の取引では、その差がそのまま手取りに表れます。発注する側は同じ予算でより多くを頼め、受ける側は手数料0%で受け取れる分だけ手取りが厚くなります。道具代を経費として正しく見積もり、浮いた時間で質を上げる。その積み重ねが、次の依頼につながっていきます。

よくある質問

Q. GitHub Copilotは無料で使えますか?

Copilot Freeなら無料で使えます。公式の料金ページによると、コードの補完が1か月あたり2,000回まで使え、Copilot CLIやエージェントモードも少量の利用枠の範囲で試せます。クレジットカードの登録も不要です。ただし、クラウドエージェントやコードレビュー、モデルの選択は使えません。確認済みの学生はCopilot Studentを無料で使え、補完は無制限です。

Q. 2026年6月の料金の変更で、何が変わったのですか?

以前は1回の依頼ごとにリクエストを数え、モデルごとの倍率をかける仕組みでした。2026年6月1日からは、使ったモデルとトークンの数で費用が決まり、それをAIクレジットに換算する仕組みになっています。1 AIクレジットは0.01米ドルです。各プランには毎月のAIクレジットが含まれ、余った分は翌月に繰り越されません。月額料金そのものは、Proが10米ドルなど、プランごとに定められています。

Q. AIクレジットを使い切ると、Copilotは使えなくなりますか?

コードの補完は止まりません。有料プランでは補完と次の編集の提案はAIクレジットの対象外で、無制限に使えます。止まるのはチャットやエージェントなど、AIクレジットを消費する機能です。続けて使いたい場合は、差額を払ってプランを上げるか、追加の利用分の予算を設定するか、翌月のリセットを待つかを選べます。

Q. 個人の開発なら、ProとPro+のどちらを選べばよいですか?

補完が中心で、チャットやエージェントは補助的に使う程度ならProで足りることが多いです。まずProで1か月使い、使用状況の画面でAIクレジットの減り方を確かめるのが確実です。月の半ばで使い切るようならPro+を検討します。月の途中で上げても差額だけで済むため、最初から上位のプランを選ぶ必要はありません。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年3月17日最終更新:2026年10月10日
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