FormBridgeの料金プランの違いと、kintoneと組み合わせて使うときの費用の内訳

@SOHO編集部
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FormBridgeの料金プランの違いと、kintoneと組み合わせて使うときの費用の内訳

この記事のポイント

  • ✓FormBridge(フォームブリッジ)の料金を
  • ✓トヨクモの公式の料金ページで2026年10月15日時点の記載を確かめて整理しました
  • ✓5つのコースの月額と年額

kintone(キントーン)に、社外の人から直接データを入力してもらえるフォームを作りたい。そう考えて FormBridge(フォームブリッジ)を調べ始めると、FormBridge のコースの料金に加えて、kintone の利用料もかかることに気づきます。FormBridge の料金だけを見て予算を組むと、実際の費用が想定より大きくなることがあります。

この記事では、FormBridge の料金を、提供元のトヨクモの公式の料金ページで2026年10月15日時点の記載を確かめて整理します。5つのコースの違い、kintone の利用料を合わせた費用の内訳の例、オプションの料金、無料お試しと解約の時期、kintone を使っていない場合の選択肢までを順に説明します。kintone を使わずに、フォームと届いた回答の管理を1つの道具で済ませたい場合の選択肢として、フォームの道具Halictにも触れます。

FormBridgeとは何か

FormBridge は、トヨクモ株式会社が提供している、kintone と連携する Web フォームを作るサービスです。kintone は、サイボウズ株式会社が提供している、業務のデータを管理するアプリを自分たちで作れるクラウドサービスのことです。

kintone は、使う人ごとにライセンスを契約する仕組みのため、社外の人(お客さまや応募者など)に kintone へ直接入力してもらうには、その人の分のライセンスが必要になります。FormBridge を使うと、kintone のライセンスを持っていない人でも、Web フォームから kintone のアプリにデータを登録できます。問い合わせの受け付け、イベントの申し込み、アンケート、社外からの申請などを、そのまま kintone のデータとして管理できるのが特徴です。

FormBridge の公式の料金ページには、次の注意書きがあります。

  • FormBridge を利用するためには、kintone スタンダードコース以上を利用する必要がある
  • kintone の1環境につき1契約でよい
  • 価格はすべて税抜で表示している

この1つ目が、費用を考えるうえでいちばん大事な点です。FormBridge の費用は、FormBridge のコースの料金と、kintone スタンダードコース以上の利用料の合計で考えます。

FormBridgeの5つのコースと料金

トヨクモの公式のFormBridgeの料金ページによると、2026年10月15日時点のコースと料金は次のとおりです(いずれも税抜)。

コース 月額 年額 公式の案内の要点
ライト 7,000円 84,000円 基本的なフォーム作成に
スタンダード 12,000円 144,000円 自動返信や条件分岐を利用するなら
プレミアム 18,000円 216,000円 多様な業務改善ができるおすすめコース
プロフェッショナル 30,000円 360,000円 最大1,000件のユーザー管理。管理したいユーザーが多いなら
エンタープライズ 50,000円 600,000円 大量アクセス時でも快適にフォームを案内するなら

公式の料金ページによると、初期費用と解約費用は無料です。作成できるフォームの数は、どのコースでも無制限とされています。

コースの違いの読み方

公式の案内の要点から、コースを選ぶときの目安は次のように読めます。

  • フォームを作って kintone に登録できれば十分なら、ライト
  • 送信した人への自動返信メールや、回答に応じて質問を出し分ける条件分岐を使いたいなら、スタンダード以上
  • 決まった人にだけ回答してもらう仕組み(ユーザー管理)で多くの人を管理したいなら、プロフェッショナル以上
  • 申し込みの開始直後のように、短い時間にアクセスが集中するフォームを運用するなら、エンタープライズ

公式の料金ページには、コースごとの機能の比較表が載っています。使いたい機能がどのコースに含まれるかは、申し込みの前に比較表で1つずつ確かめます。特に、自動返信メールと条件分岐はライトでは使えないと読める案内になっているため、問い合わせや申し込みのフォームで使う場合は、スタンダード以上を前提に予算を組むのが安全です。

2024年の価格改定の経緯

FormBridge は、2024年に価格を改定しています。トヨクモは改定の理由と内容を次のように告知していました。

このたび、足もとのインフレの進行や、為替相場における円安進行に伴い、サーバー費用などの管理コストが上昇していること、また運用や開発をはじめとした運営全体への投資を拡大し、より良いサービスを提供していくために、当社サービスの価格体系の改定を実施いたします。 出典: toyokumo.co.jp

この告知によると、月額サービスは2024年11月の利用料金から、年額サービスは2024年10月の発注分から改定後の価格が適用され、あわせて年額契約時の5%の値引きが廃止されました。インターネット上には改定前の料金(スタンダードコースが9,000円など)を載せた記事が残っているため、比べるときは公式の料金ページの現在の金額で確かめます。2026年10月15日時点で、トヨクモのニュースの一覧の新しい告知には、FormBridge の新たな価格改定や提供終了の案内は見当たりませんでした。

公式の比較表に並んでいる機能

FormBridge の料金ページには、コースごとの機能の比較表があります。2026年10月15日時点で、比較表には次のような機能の名前が並んでいます。どの機能がどのコースで使えるかはコースによって違うため、使いたい機能は比較表で1つずつ確かめます。

分類 比較表に並んでいる機能の例
フォーム作成 フォーム数無制限、デザインの変更、ロゴ設定、スマホ表示、テンプレートギャラリー、JavaScript・CSSのカスタマイズ
利便性 確認画面・完了画面、条件分岐、ステップフォーム、自動返信メール、多言語機能、入力内容の一時保存、仮想待合室
公開 iframe の埋め込みコード、フォームURLの変更、公開期間の設定、回答数の上限設定
アクセス制御 パスワード保護、ユーザー管理

ステップフォームとは、長いフォームを複数のページに分けて、1ページずつ進んでもらう形のことです。入力内容の一時保存は、回答する人が途中まで入力して保存し、あとで続きから入力できる機能です。申し込みの項目が多いフォームでは、こうした機能があると途中で離れる人が減ります。

比較表を見るときは、「必ず要る機能」と「あれば便利な機能」を分けて書き出し、必ず要る機能がすべて含まれる中でいちばん下のコースを選ぶと、費用を抑えられます。

kintoneの利用料も合わせて考える

FormBridge を使うには、kintone スタンダードコース以上の契約が必要です。サイボウズの公式のkintoneの料金ページによると、2026年10月15日時点の kintone のコースは次のとおりです(いずれも税抜)。

kintoneのコース 月額(1ユーザーあたり) 年額(1ユーザーあたり) 最小ユーザー数
ライト 1,000円 12,000円 10ユーザー
スタンダード 1,800円 21,600円 10ユーザー
ワイド 3,000円 36,000円 1,000ユーザー

FormBridge を使うにはスタンダード以上が必要なので、ライトコースでは使えません。スタンダードコースは最小10ユーザーからの契約なので、社内で kintone を使う人が3人だけでも、10ユーザー分の利用料がかかります。

すでに kintone のスタンダードコースを使っている会社なら、FormBridge の費用はコースの料金だけを足せば済みます。これから kintone を始める会社や、kintone をライトコースで使っている会社は、kintone 側の費用も含めて考える必要があります。

費用の内訳の例

ここからは、よくある3つの場合で、FormBridge と kintone を合わせた費用の内訳を計算してみます。金額はすべて税抜で、公式の料金ページの2026年10月15日時点の記載にもとづきます。

例1:kintoneスタンダードを10人で使い、FormBridgeスタンダードを足す

問い合わせのフォームで自動返信を使いたい、という最もよくある場合です。

項目 月額 年額
kintone スタンダード(1,800円×10ユーザー) 18,000円 216,000円
FormBridge スタンダード 12,000円 144,000円
合計 30,000円 360,000円

すでに kintone スタンダードを10人で使っているなら、増える費用は FormBridge の月額12,000円(年額144,000円)です。

例2:kintoneをライトからスタンダードに上げて、FormBridgeライトを足す

kintone をライトコースで10人で使っている会社が、FormBridge のために kintone をスタンダードに上げる場合です。

項目 月額 年額
kintone スタンダード(1,800円×10ユーザー) 18,000円 216,000円
FormBridge ライト 7,000円 84,000円
合計 25,000円 300,000円
(参考)これまでの kintone ライト(1,000円×10ユーザー) 10,000円 120,000円

これまで月額10,000円だった費用が、月額25,000円になります。FormBridge の料金は7,000円ですが、kintone のコースを上げる分(月額8,000円)も増えるため、実際に増える費用は月額15,000円です。FormBridge の料金だけを見ていると、この差を見落とします。

例3:kintoneスタンダードを30人で使い、FormBridgeプレミアムを足す

部署をまたいで多くのフォームを運用する場合です。

項目 月額 年額
kintone スタンダード(1,800円×30ユーザー) 54,000円 648,000円
FormBridge プレミアム 18,000円 216,000円
合計 72,000円 864,000円

FormBridge は kintone の1環境につき1契約なので、kintone を使う人の数が増えても、FormBridge の料金は変わりません。kintone を多くの人で使っている会社ほど、全体の費用の中で FormBridge が占める割合は小さくなります。

kintone側で見落としやすい費用

FormBridge と kintone を合わせた費用を考えるとき、kintone 側にも見落としやすい費用があります。サイボウズの公式の料金ページに載っているオプションのうち、フォームの運用に関係しやすいものを整理します(いずれも税抜)。

ディスクの容量

公式の料金ページによると、kintone のディスクの容量は「5GB×ユーザー数」です。10ユーザーなら50GBになります。フォームでファイルの添付を受け付ける場合は、届いたファイルが kintone のディスクを使うため、容量が足りなくなることがあります。容量を増やすディスク増設のオプションは、月額1,000円で10GBと案内されています。

セキュアアクセス

社外から kintone に安全に接続するための仕組みとして、セキュアアクセスのオプションがあり、1ユーザーあたり月額250円と案内されています。フォームの回答者には関係しませんが、kintone を使う社員が社外から接続する運用なら、費用に含めて考えます。

年額と月額の違い

kintone の年額の料金は、スタンダードコースで1ユーザーあたり21,600円(月額1,800円の12か月分)です。kintone も FormBridge も、2026年10月15日時点の公式の記載では年額は月額の12か月分なので、年額を選んでも合計の金額は変わりません。

オプションの料金

FormBridge には、コースの料金のほかに、必要に応じて申し込むオプションがあります。公式の料金ページに載っている主なものを整理します。

ユーザーライセンス追加

FormBridge の管理画面でフォームを作ったり編集したりできる人(管理者・編集者)を追加するオプションです。公式の料金ページによると、料金は次のとおりです(税抜)。

ライセンス数 月額 1人あたり
1ライセンス 15,000円 15,000円
5ライセンスパック 65,000円 13,000円
10ライセンスパック 120,000円 12,000円
30ライセンスパック 300,000円 10,000円

すべてのコースで利用でき、最小1人から人数を指定して購入できるとされています。また、購入したライセンスは、トヨクモの kintone 連携サービスの間で横断して使うことはできないと書かれています。フォームを作る担当者が複数いる場合は、この費用も見込んでおきます。

ユーザー管理上限変更オプション

登録したメールアドレスの人だけが回答できるようにする機能(ユーザー管理)で、1つのフォームに登録できる人数の上限を広げるオプションです。公式の料金ページによると、上限2,000件で月額20,000円、3,000件で30,000円、5,000件で50,000円、7,000件で70,000円、10,000件で100,000円(いずれも税抜)で、プロフェッショナル以上のコースで最短3か月から契約できるとされています。会員や取引先など、決まった多くの人からだけ回答を受けたい場合に関係します。

大量アクセス向けの機能

公式の料金ページのよくある質問によると、大量のアクセスが見込まれるフォームには、エンタープライズコースで使える「仮想待合室」と、エンタープライズコースで申し込める「分間アクセス数上限拡張オプション」が用意されています。申し込みの受付開始の直後に多くの人が一度に訪れるフォームでは、この点も確かめます。

月額と年額、無料お試し、解約の時期

料金のほかに、契約の条件も確かめておきます。公式の料金ページのよくある質問に書かれている内容を整理します。

月額と年額の違い

月額の場合は、更新の手続きが不要で、支払い方法は銀行振込か口座振替から選べます。年額の場合は、年に1度の更新の手続きが必要で、支払い方法は銀行振込のみ、更新時に1年分をまとめて先払いします。年額は月額の12か月分の金額で、2024年の改定で年額契約時の値引きは廃止されています。

金額が同じなので、年額を選ぶ理由は、支払いの手続きを年1回にまとめたい場合などに限られます。使い始めの時期や、使い続けるかどうか分からない段階では、月額で始めるほうが柔軟です。

無料お試し

公式の料金ページによると、無料お試しの期間は30日間で、期間中はすべてのコースの機能を使えます。無料お試しの期間中に有料コースを申し込んだ場合は、データを引き継げるとされています。お試しの期間に、使いたい機能がどのコースで足りるかを確かめておくと、コース選びの迷いが減ります。

解約の時期

公式の料金ページによると、毎月末の5営業日前までに解約の申し込みが無ければ、翌月もサービスが自動で提供されます。当月末で解約する場合は、当月末から数えて5営業日より前に申請する必要があります。月末ぎりぎりに解約しようとすると翌月分の料金がかかることがあるため、解約を決めたら早めに手続きします。

コースの選び方:使い方から決める

コースは、作りたいフォームの機能から決めます。迷ったときは、次の順に確かめます。

  1. 送信した人に自動返信メールを送る必要があるか。必要ならスタンダード以上
  2. 回答に応じて質問を出し分ける条件分岐が必要か。必要ならスタンダード以上
  3. 決まった人だけが回答できるようにし、その人数が多いか。多いならプロフェッショナル以上
  4. 受付開始の直後などにアクセスが集中するか。集中するならエンタープライズ
  5. 上のどれにも当てはまらず、フォームから kintone に登録できれば十分なら、ライト

問い合わせや申し込みのフォームでは、受け付けたことを知らせる自動返信がほぼ必須になるため、多くの場合はスタンダードが出発点になります。プレミアムは公式で「おすすめコース」とされており、スタンダードより多くの機能を使えます。具体的にどの機能が加わるかは、公式の比較表で確かめます。

費用を比べるときの考え方

FormBridge の費用が高いか安いかは、金額だけでは判断できません。フォームを使わずに今どれだけ手間をかけているかと比べて考えます。

たとえば、メールで届いた申し込みを、担当者が kintone に手で入力しているとします。1件の入力に5分かかり、月に200件届くなら、入力だけで月に約17時間かかっています。FormBridge を使えば、申し込みが直接 kintone に登録されるため、この入力の時間はほぼ無くなり、写し間違いも起きなくなります。

比べる点 手で入力する場合 FormBridgeを使う場合
入力の時間 1件ごとにかかる ほぼ無くなる
写し間違い 起きることがある 回答した人の入力がそのまま登録される
費用 担当者の作業時間 コースの月額(例:スタンダードで12,000円・税抜)
届いてから登録までの時間 担当者の手が空くまで 送信と同時

このように、今かかっている作業の時間と、写し間違いが起きたときの手直しの手間を書き出してから比べると、費用に見合うかどうかを判断しやすくなります。逆に、月に数件しか届かないフォームなら、手で入力しても負担は小さく、FormBridge の費用のほうが大きくなることもあります。

導入までの流れ

FormBridge を導入するときの流れを整理しておきます。

  1. kintone のコースを確かめる。ライトならスタンダードへの変更を検討する
  2. FormBridge の30日間の無料お試しを始め、作りたいフォームを実際に作ってみる
  3. 自動返信や条件分岐など、使いたい機能がどのコースで足りるかを、お試しの中で確かめる
  4. 費用の内訳(FormBridge と kintone の合計、オプション)を書き出し、税込に直して社内の承認を取る
  5. お試しの期間中に有料コースを申し込み、作ったフォームのデータを引き継ぐ

kintone をまだ契約していない場合は、サイボウズの公式の料金ページによると、kintone にも30日間の無料お試しがあり、お試しできるのはスタンダードコースとされています。kintone と FormBridge の両方のお試しの期間が重なるように始めると、まとめて試せます。

料金についてよくある誤解

FormBridge の料金を調べていると、いくつかの誤解に出会います。予算を組む前に確かめておきます。

「フォームの数だけ料金がかかる」

公式の料金ページでは、作成できるフォームの数はどのコースでも無制限とされています。フォームを10個作っても、料金はコースの月額のままです。部署ごとにフォームを分けても、FormBridge の料金は増えません。

「回答する人の数だけ kintone のライセンスが要る」

FormBridge を使う目的そのものが、kintone のライセンスを持たない社外の人にフォームから入力してもらうことです。フォームに回答する人の分の kintone のライセンスは要りません。ライセンスが要るのは、kintone を使う社内の人の分です。

「年額にすると割引がある」

2024年の価格改定で、年額契約時の5%の値引きは廃止されています。2026年10月15日時点の公式の記載では、FormBridge の年額は月額の12か月分です。年額を選ぶと支払いの手続きは年1回で済みますが、金額は安くなりません。

「ネットで見た料金がそのまま使える」

インターネット上には、2024年の改定前の料金を載せた記事や比較のページが残っています。比較の記事で見た金額をそのまま稟議に使うと、実際の請求と合わなくなります。予算に使う金額は、必ず公式の料金ページで、確かめた日付と一緒に控えておきます。

予算を組むときの確認リスト

FormBridge の導入の予算を組む前に、次の点を確かめます。

  1. kintone のコースがスタンダード以上か。ライトなら、スタンダードに上げる差額を見込んだか
  2. kintone のユーザー数は最小10ユーザーを満たしているか
  3. 使いたい機能(自動返信、条件分岐など)が、選んだ FormBridge のコースに含まれているか、公式の比較表で確かめたか
  4. フォームを作る担当者が複数いる場合、ユーザーライセンス追加の費用を見込んだか
  5. 決まった人だけに回答させる場合、ユーザー管理の上限が足りるか
  6. 金額が税抜であることを踏まえ、税込の予算に直したか
  7. 月額か年額か、支払い方法を決めたか
  8. 解約の申し込みの期限(月末の5営業日前)を把握したか

この中でいちばん見落とされやすいのが、1つ目の kintone のコースの差額です。FormBridge の料金表だけで稟議を通すと、導入の段階で kintone の費用の増加に気づくことになります。

kintoneを使っていない場合の選択肢

FormBridge は、kintone にデータを登録するためのサービスです。kintone を使っていない、あるいは使う予定が無い場合に、フォームのためだけに kintone と FormBridge を契約すると、例1の計算のとおり、少なくとも月額30,000円(税抜)ほどがかかります。

kintone を使っていない場合は、フォームの道具を単体で選ぶほうが費用を抑えられます。選ぶときは、フォームを作ることだけでなく、届いた回答をどう管理するかで考えます。

回答を集めるだけなら、無料のフォームで十分なことも

アンケートや社内の申請のように、回答を集めて表計算で集計すれば済む用途なら、Googleフォームのような無料で始められるフォームの道具で十分なことがあります。回答をスプレッドシートに保存し、表計算で並べ替えや集計をします。

届いた回答に1件ずつ対応する用途なら

問い合わせや申し込みのように、届いた1件ごとに担当を決め、返信し、対応の状況を追う必要がある用途では、回答の管理の機能を持つフォームの道具が向いています。kintone で管理する理由の多くは、届いたデータを担当と状況つきで管理したいことにあるため、その部分だけが要るなら、フォームの道具の中で完結させる方法もあります。

こうした場面の選択肢の1つが、Halictです。公式サイトによると、Halict はフォームを作って届いた回答を管理するための道具で、届いた1件ごとに担当者とステージ(対応の段階)が残り、同じ画面から返信まで送れます。フォーム送信の直後の自動返信、Google スプレッドシートへの追記(スタータープラン以上)、Slack・Teams・Chatwork・Discord への新着の通知(チームプラン以上)にも対応しています。料金はメンバー数で決まり、フォームの数と回答の数はどのプランでも無制限です。金額は税抜の月額で、メンバー1人までのフリーが0円、3人までのスターターが2,980円、10人までのチームが7,800円、30人までのビジネスが16,800円とされ、年払いにすると2か月分が無料になると案内されています。kintone のようにデータベースのアプリを自由に作る道具ではないため、すでに kintone で業務を回していて、そこにデータを集めたい場合は FormBridge のほうが合います。Halict は、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

どちらを選ぶかは、「kintone をすでに使っていて、そこにデータを集めたいか」で分かれます。kintone を中心に業務を回しているなら FormBridge、フォームと回答の管理だけが必要なら単体のフォームの道具、という分け方が分かりやすい目安です。

FormBridgeとkintoneの導入を手伝う仕事

最後に、FormBridge と kintone の導入が在宅の仕事になる場面を見ておきます。

kintone を導入した会社の中には、アプリの作り方や FormBridge のフォームの設定まで手が回らず、外部に頼みたいと考えるところが多くあります。こうした仕事では、設定の操作の技術に加えて、この記事で整理したような費用の内訳を依頼した会社に説明し、コースの選び方を一緒に決める力が求められます。kintone のコースの差額のように、依頼した会社が見落としやすい費用を先に伝えられると、信頼につながります。

2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた運営者として見てきた限りでは、長く依頼が続く人ほど、作ったフォームや設定の手順を、依頼した会社の担当者が自分で直せる形で残しています。業務の道具は、導入したあとも少しずつ直していくものだからです。中間の手数料が乗らない直接のやり取りでは、こうした相談を依頼した会社と直接重ねられるため、同じ予算で依頼する側はより多く頼め、受ける側は手取りが厚くなります。

業務の道具の導入や仕組みづくりを手伝う仕事は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事にまとまっています。kintone のカスタマイズのように、プログラムを書いて業務の道具を作る仕事に関心があれば、アプリケーション開発のお仕事も参考になります。外部から入力を受け付ける仕組みでは安全への配慮も欠かせないため、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事も確かめておくとよいでしょう。料金の仕組みを正しく読み解く力は、道具を選ぶ側にも、導入を手伝う側にも役立ちます。

よくある質問

Q. FormBridgeだけを契約すれば使えますか?

公式の料金ページによると、FormBridgeを利用するにはkintoneスタンダードコース以上を利用する必要があります。kintoneスタンダードコースは2026年10月15日時点で1ユーザーあたり月額1,800円(税抜)、最小10ユーザーからの契約です。FormBridgeの料金と、kintoneの利用料の両方を合わせて予算を組みます。

Q. FormBridgeの各コースの料金はいくらですか?

2026年10月15日時点の公式の料金ページでは、月額(税抜)でライト7,000円、スタンダード12,000円、プレミアム18,000円、プロフェッショナル30,000円、エンタープライズ50,000円です。年額はそれぞれ月額の12か月分です。初期費用と解約費用は無料で、フォームの数はどのコースでも無制限とされています。

Q. 自動返信メールを使うにはどのコースが必要ですか?

公式の料金ページでは、スタンダードコースが「自動返信や条件分岐を利用するなら」と案内されています。問い合わせや申し込みのフォームで送信した人に自動返信を送りたい場合は、スタンダード以上を前提に予算を組むのが安全です。使いたい機能がどのコースに含まれるかは、公式の機能比較表で確かめます。

Q. 無料で試すことはできますか?

公式の料金ページによると、30日間の無料お試しがあり、期間中はすべてのコースの機能を使えます。期間中に有料コースを申し込むと、データを引き継げるとされています。お試しの間に、自動返信や条件分岐など使いたい機能を実際に試し、どのコースで足りるかを確かめてから申し込むと迷いが減ります。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年1月14日最終更新:2026年10月16日
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この記事を書いた人

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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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