予約フォームを無料で作る方法と、受け付ける側が決めておく項目

@SOHO編集部
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予約フォームを無料で作る方法と、受け付ける側が決めておく項目

この記事のポイント

  • ✓予約フォームを無料で作る方法を
  • ✓Googleフォームで作る手順
  • ✓Googleカレンダーの予約スケジュールを使う手順

個人で教室を開いている、小さなサロンを営んでいる、フリーランスとして相談を受けている。そうした立場で予約を電話やメッセージだけで受けていると、営業中に手が止まり、聞き漏れや書き間違いも起きがちです。予約フォームを作れば、お客様は都合のよい時間に申し込め、受け付ける側は必要な情報を漏れなく受け取れます。費用をかけずに作る方法もあります。

この記事では、予約フォームを無料で作る方法として、Googleフォームで作る手順と、Googleカレンダーの予約スケジュールを使う手順を、Googleのヘルプで確かめた内容をもとに説明します。そのうえで、受け付ける側が最初に決めておく項目、二重予約を防ぐ工夫、予約のあとの連絡の段取りを整理します。届いた申し込みに担当や状況を付けて、返信まで1つの画面で行いたい場面の選択肢として、Halictにも触れます。

予約フォームを作ると何が変わるか

予約の受け付けをフォームに移すと、受け付ける側の仕事の流れが変わります。フォームを作る道具を提供している会社の解説は、利点を次のように書いています。

予約フォームを活用すれば、予約が24時間365日いつでも受付可能になります。電話や口頭での予約だと、営業時間内でなければいけません。 出典: form.run

営業時間に関係なく申し込みを受けられることのほかに、受け付ける側には次のような利点があります。

  • 名前、連絡先、希望の日時、要望などを、決まった形で受け取れる
  • 電話の聞き間違いや、メモの書き写しの誤りが減る
  • 申し込みが自動で一覧になり、あとから探しやすい
  • 施術や相談の最中に電話で手を止めなくて済む

一方で、フォームに移すと、新しく考えなければならないこともあります。空いている枠をどう見せるか、同じ時間に2件の申し込みが入ったらどうするか、申し込みを受けたことをどう伝えるか。この記事の後半では、こうした受け付ける側の段取りを中心に説明します。

無料で予約フォームを作る主な方法

費用をかけずに予約フォームを作る方法は、大きく分けて次の3つです。

方法 向いている場面 気をつけること
Googleフォームで作る 希望の日時を複数聞いて、こちらから確定の連絡をする受け付け 空き枠の自動管理はしないので、確定の連絡が要る
Googleカレンダーの予約スケジュールを使う 空いている時間からお客様に選んでもらう受け付け 一部の機能は有料のプランが必要
予約や申し込みの専用の道具の無料プランを使う 受け付けたあとの連絡や管理まで1つにまとめたい 無料の範囲と有料の範囲を確かめる

どれがよいかは、予約の性質で決まります。「お客様の希望を聞いてから、こちらで日時を調整して確定する」形なら、Googleフォームで十分です。「空いている時間をそのまま選んでもらい、その場で確定する」形なら、Googleカレンダーの予約スケジュールが向いています。

Googleフォームで予約フォームを作る手順

Googleフォームは、Googleのアカウントがあれば無料で使えるフォームの道具です。予約の受け付けに使うときの基本の手順は、Googleのヘルプ「Google フォームの使い方」のとおりです。

  1. パソコンでforms.google.comを開く
  2. 空白のフォームのアイコンをクリックする
  3. 「無題のフォーム」に名前を付ける(例:「個別相談 予約申し込み」)
  4. フォームの説明に、予約の内容、所要時間、料金、キャンセルの決まり、問い合わせ先を書く
  5. 質問を追加していく

予約フォームで使う質問の形式

Googleのヘルプ「フォームの質問の形式を選択する」によると、Googleフォームには、記述式、段落、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウン、日付、時刻などの質問の形式があります。予約フォームでは、次のように使い分けます。

聞くこと 向いている形式
名前、電話番号 記述式
メニューやコース ラジオボタン(1つだけ選ぶ)
第1希望の日付 日付
第1希望の時間帯 プルダウンかラジオボタン(「10時から」「13時から」など)
第2、第3希望 日付とプルダウンを繰り返す
要望や相談したい内容 段落

日付の形式では、回答者は日付を入力できます。同じヘルプによると、その他のアイコンから年や時刻を含めることもできます。時間帯は、自由に書いてもらうより、受け付けられる時間の選択肢から選んでもらうほうが、営業時間外の希望が入るのを防げます。

入力の間違いを防ぐ

電話番号やメールアドレスの書き間違いは、予約の連絡が届かない原因になります。Googleのヘルプ「フォームのルールを設定する方法」によると、記述式の質問には「回答の検証」でルールを設定でき、たとえば回答がメールの形式になっているかを確かめられます。電話番号の桁数を正規表現で確かめる例も載っています。必須の質問は、右下の「必須」をオンにしておきます。

公開して予約の受け付けを始める

フォームができたら、公開します。Googleのヘルプ「フォームを公開して回答者と共有する」によると、右上の「公開」をクリックし、回答できる人の範囲を選んで公開します。お客様に答えてもらう予約フォームでは、「一般的なアクセス」で、リンクを知っているすべてのユーザーが回答できるようにします。

公開したら、「回答者に送信するリンクをコピー」でURLを取得し、WebサイトやSNSのプロフィール、案内のメールに載せます。同じヘルプによると、その他のアイコンの「HTMLを埋め込む」で、自分のWebサイトやブログにフォームを埋め込むこともできます。

Googleカレンダーの予約スケジュールで、空き時間から選んでもらう

空いている時間からお客様に選んでもらい、その場で予約を確定したいなら、Googleカレンダーの予約スケジュールが向いています。Googleのヘルプ「予約スケジュールを作成する」によると、個人のGoogleアカウントかWorkspaceのアカウントがあれば作れます。ただし、一部の機能は、対象となるGoogle WorkspaceのサブスクリプションかGoogle Oneのメンバーシップが必要と書かれています。作れるのはパソコンからで、スマートフォンのカレンダーのアプリからは作れません。

予約スケジュールを作る手順

  1. パソコンでGoogleカレンダーを開く
  2. 左上の「作成」をクリックし、「予約スケジュール」を選ぶ
  3. タイトル、予約の長さ、通常時の空き時間を設定する
  4. 「次へ」をクリックし、予約ページの設定をする
  5. 「保存」をクリックする

予約の長さは、1件あたりの時間です。通常時の空き時間では、予約を受け付ける曜日と時間帯を設定します。祝日など特定の日の空き時間は、「臨時の空き時間」で変えられます。

受け付ける側に便利な設定

同じヘルプには、受け付ける側に便利な設定がいくつも載っています。

  • 予約受付期間:予約を受け付ける期間を限定できる。初期の設定では、予約の受付は予定の開始の4時間前まで
  • 準備時間:予約と予約の間に時間を空けられる
  • 1日あたりの予約件数の上限:1日に受ける予約の数を決められる
  • カレンダーで空き情報を確認する:すでに予定がある時間を予約枠から外し、重複を避けられる
  • 予約フォーム:名、姓、メールアドレスは必須で、ほかの項目も追加できる
  • メール確認を必須にする:Googleアカウントにログインしていない人に確認のコードを送り、いたずらの予約を防ぐ
  • 予約の確認とリマインダー:確認のメールと、予約の前のリマインダーを最大5件まで送れる

「カレンダーで空き情報を確認する」を選んでおけば、自分のカレンダーにすでに入っている予定の時間は、予約ページに表示されません。ほかの予定と重なる予約が入るのを防げるので、1人で予約を受けている人には大きな助けになります。

受け付ける側が最初に決めておく項目

予約フォームを作る前に、受け付ける側が決めておくべきことがあります。ここを決めずにフォームを作ると、作ったあとで何度も直すことになります。

1. 予約の単位と所要時間

1件の予約が何分か、準備や片づけに何分かかるかを決めます。60分の相談なら、前後に15分の余裕を見て、予約の枠は75分ごとにする、といった具合です。所要時間が短すぎると、次の予約に遅れて信頼を損ねます。

2. 受け付ける日時の範囲

何日先まで予約を受けるか、当日の予約は何時間前まで受けるかを決めます。直前の予約を受けると、準備が間に合わないことがあります。逆に、何か月も先の予約を受けると、予定の変更が増えます。

3. 聞く項目

予約に必要な最低限の項目を決めます。名前、連絡先、希望の日時、メニューは、ほとんどの予約で必要です。そのほかに、初めてかどうか、相談したい内容、来店の人数など、当日の準備に必要な項目だけを加えます。個人の情報を集める場合は、使い道をフォームの説明に書き、必要以上の項目を聞かないようにします。

4. 予約が確定するまでの流れ

申し込みを受けた時点で確定とするのか、こちらから確定の連絡をした時点で確定とするのかを決め、フォームの説明に書きます。Googleフォームで受け付ける場合は、ふつう後者になります。「お申し込みのあと、2営業日以内に確定のご連絡をします」のように、いつまでに連絡するかも書いておくと、お客様は安心して待てます。

5. キャンセルと変更の決まり

キャンセルや日時の変更をいつまで受け付けるか、どこに連絡してもらうかを決めます。キャンセル料を取る場合は、その条件をフォームの説明にはっきり書きます。

二重予約と取りこぼしを防ぐ工夫

予約をフォームで受けるときに、いちばん避けたいのが二重予約です。とくにGoogleフォームで受け付ける場合は、気をつける必要があります。

Googleフォームには、回答数の上限を決める設定がありますが、Googleのヘルプ「フォームの回答を表示、管理する」で説明されているのは、フォーム全体で受け付ける回答の数の上限です。日時の枠ごとに埋まったら選べなくする、という使い方は、標準の設定としては説明されていません。そのため、Googleフォームで予約を受ける場合は、次のような運用で二重予約を防ぎます。

  • 申し込みの時点では確定とせず、こちらから確定の連絡をした時点で確定とする
  • 第1希望から第3希望まで聞いておき、埋まっている場合は次の希望で調整する
  • 申し込みが届いたら、すぐにカレンダーに仮の予定を入れる

申し込みが届いたことに気づかないと、取りこぼしになります。同じヘルプによると、「回答」の画面のその他のアイコンから「新しい回答についてのメール通知を受け取る」をクリックすると、申し込みが届くたびにメールで知らせてもらえます。

空き枠をお客様に見せて、その場で確定させたい場合は、前の節のGoogleカレンダーの予約スケジュールのように、空き時間をもとに予約を受け付ける道具を選びます。

予約を受けたあとの連絡の段取り

予約のフォームを作っただけでは、受け付けは終わりません。申し込みを受けたあとの連絡が、お客様の満足を左右します。

受け付けたことをすぐに伝える

申し込みを送ったのに何の反応もないと、お客様は「届いているのだろうか」と不安になります。Googleフォームでは、Googleのヘルプ「フォームを公開して回答者と共有する」によると、設定の「プレゼンテーション」で、送信のあとに表示される確認のメッセージを変えられます。「お申し込みありがとうございます。2営業日以内に、ご入力のメールアドレスに確定のご連絡をします」のように、次に何が起きるかを書いておきます。

メールアドレスを集める設定にしていれば、回答のコピーを回答者に送ることもできます。Googleのヘルプ「フォームの回答を表示、管理する」によると、設定の「回答」で「回答のコピーを回答者に送信」を「リクエストされた場合」か「常に表示」にします。ただし、同じヘルプには、迷惑メールのフィルタなどによって、回答のコピーが届かない場合があると書かれています。

確定の連絡と、前日の連絡

Googleフォームで受け付けた場合は、申し込みの一覧を見ながら、1件ずつ確定のメールを送ります。メールには、確定した日時、場所やオンラインの接続先、持ち物、キャンセルの連絡先を書きます。予約の前日に、日時の確認の連絡を送ると、うっかり忘れによる無断のキャンセルが減ります。

申し込みの状況を記録する

申し込みが増えてくると、「確定の連絡をしたか」「前日の連絡をしたか」「当日来たか」を記録しておく必要が出てきます。Googleフォームの回答をスプレッドシートに保存し、右側に「状況」「確定の連絡」「メモ」の列を追加して管理する方法が手軽です。Googleのヘルプ「フォームの回答の保存先を選択する」の手順で、回答の送信先にスプレッドシートを選びます。

受け付けのあとの返信と管理まで1つにしたいとき

予約の件数が少ないうちは、フォームとスプレッドシートとメールソフトを行き来する方法で十分に回せます。ただ、件数が増え、スタッフが2人、3人と増えてくると、次のような困りごとが出てきます。

  • 誰がどの申し込みに確定の連絡をしたのか分からない
  • 同じお客様に2人が別々に返信してしまう
  • 前日の連絡を送り忘れる
  • お客様とのやり取りが、メールソフトの中に散らばる

こうした場面の選択肢の1つが、Halictです。公式サイトによると、フォームを作り、届いた申し込みを一件ごとに担当、ステージ、タグを付けて管理し、同じ画面から返信まで送れます。「申込受付」などのステージのひな形から選べ、ステージは自由に増やしたり減らしたりできます。フォームの送信の直後に回答内容の控えを送る自動返信があり、よく使う文面はメールのひな形として保存できます。ステージの変更、担当の割り当て、メモ、メールの送信は、すべて時系列で記録されます。1画面に1問ずつ表示する形式のフォームなので、スマートフォンでも答えやすく、回答者にログインを求めません。予約の枠をカレンダーで管理する機能があるとは公式に書かれていないので、空き枠の管理はカレンダーで行い、申し込みのあとの連絡と記録をHalictで回す、という組み合わせが現実的です。

無料のフリープランは、メンバー1人まで、フォームの数と回答の数は無制限で、ステージの管理、自動返信、CSVの書き出しが使えます。スタッフと共有するならスタータープラン(メンバー3人まで、月額2,980円・税抜)、一斉のメールと開封の計測、メールのひな形、Slackなどへの通知が要るならチームプラン(メンバー10人まで、月額7,800円・税抜)です。Halictは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

業種ごとの予約フォームの項目の例

聞く項目は、業種によって変わります。よくある4つの場面について、項目の例を挙げます。そのまま使うのではなく、自分の仕事に合わせて足したり減らしたりしてください。

個別相談・オンライン面談

  • 名前、メールアドレス
  • 希望の日時(第3希望まで)
  • 面談の形(オンライン、対面)
  • 相談したい内容(段落の形式で自由に書いてもらう)
  • 事前に共有したい資料の有無

オンラインの面談では、接続の案内を送るメールアドレスが欠かせません。相談したい内容を前もって書いてもらうと、当日までに準備ができ、限られた時間を有効に使えます。

サロン・施術

  • 名前、電話番号
  • 来店が初めてかどうか
  • メニュー(ラジオボタンで1つ)
  • 希望の日時(第3希望まで)
  • 担当の指名の有無
  • 体調やアレルギーなど、施術の前に知っておくべきこと

体調やアレルギーのように、人に知られたくない情報を聞く場合は、使う目的をフォームの説明に書き、見る人を限ります。

教室・講座

  • 名前、メールアドレス
  • 参加する回(チェックボックスで複数選べるようにする)
  • 経験の有無やレベル
  • 持ち物の確認(「了承しました」のチェック)

定員のある回は、申し込みの時点では仮の受け付けとし、定員に達したら案内の文に「満席」と書き足す運用にすると、定員を超えた申し込みを減らせます。

出張サービス

  • 名前、電話番号、訪問先の住所
  • 希望の日時(第3希望まで)
  • 作業の内容と、現場の状況(写真が要るなら、受け取る方法を案内する)
  • 駐車場の有無

訪問先の住所は特に慎重に扱う情報です。作業が終わって必要がなくなったら、決まりに従って削除します。

キャンセルと変更の受け付け方

予約を受けると、必ずキャンセルや日時の変更の連絡が来ます。受け付ける方法を決めておかないと、電話、メール、SNSのメッセージとばらばらに連絡が来て、見落としの原因になります。

おすすめは、キャンセルと変更の連絡先を1つに決め、予約の確定の連絡に必ず書いておくことです。「キャンセルやご変更は、このメールに返信してお知らせください」のように、手段を指定します。キャンセル料を設けている場合は、何日前から、いくらかかるかを、予約フォームの説明と確定の連絡の両方に書きます。

変更の連絡を受けたら、元の予約を取り消し、新しい日時で確定の連絡を送り直します。スプレッドシートで管理している場合は、元の行の「状況」を「変更済み」にして、新しい日時をメモに書いておくと、あとで経緯を追えます。

Googleカレンダーの予約スケジュールを使っている場合は、予約のキャンセルの方法がヘルプにまとめられています。お客様からの連絡で予約を取り消すときの手順も、あらかじめ確かめておくと慌てずに済みます。

支払いを予約と一緒に受けたいとき

無断のキャンセルが多い仕事では、予約の時点で料金を受け取りたいこともあります。Googleのヘルプ「予約スケジュールを作成する」によると、Googleカレンダーの予約スケジュールでは、Stripeのアカウントとカレンダーを連携すると、予約の支払いを求められます。Stripeとは、オンラインの決済を扱うサービスのことです。

前払いを求める場合は、返金の条件を必ず決めて、予約の前にお客様に示します。キャンセルの時期によって返金するのか、日時の変更なら返金しないのか、といった決まりがあいまいだと、トラブルのもとになります。料金や返金の扱いは、事業の形によって法律の決まりが関わることもあるので、迷う場合は専門家に相談してください。

予約の記録を次の仕事に生かす

予約フォームで集めた記録は、受け付けが終わったあとも役に立ちます。スプレッドシートに保存しておけば、次のようなことが分かります。

  • 曜日や時間帯ごとの予約の数(どの枠が埋まりやすいか)
  • メニューごとの申し込みの数(どのメニューが選ばれているか)
  • 初めての人と、2回目以降の人の割合
  • 申し込みから来店までの日数

たとえば、平日の夜の枠がいつも先に埋まるなら、その時間帯の枠を増やすことを考えられます。選ばれていないメニューがあれば、説明の書き方を見直すきっかけになります。勘ではなく記録をもとに判断できるのが、フォームで受け付ける大きな利点です。

記録を見るときは、個人の情報を外して集計します。名前や連絡先の列を除いたコピーのシートを作り、そこで数えるようにすると、集計の作業で個人の情報を必要以上に扱わずに済みます。

予約フォームへの入り口を作る

予約フォームを作っても、お客様がたどり着けなければ使われません。フォームのURLは、お客様が予約しようと思ったときに目に入る場所に載せます。

  • 自分のWebサイトの、トップページと料金のページ
  • SNSのプロフィール欄
  • 名刺やチラシ(URLを読み取れるコードを載せる)
  • 予約の問い合わせが来たときの返信の定型文

Webサイトには、Googleフォームの「HTMLを埋め込む」でフォームそのものを表示する方法と、ボタンからフォームのURLへ移る方法があります。フォームが長い場合や、スマートフォンで見る人が多い場合は、ボタンから移るほうが見やすいこともあります。両方を試し、自分のスマートフォンで見比べて決めます。

URLが長いと、チラシや名刺には載せにくくなります。Googleのヘルプによると、フォームを公開したあとは「URLを短縮」にチェックを入れると、短いリンクをコピーできます。

電話やメッセージの予約と併用するとき

予約フォームを作ったからといって、電話やメッセージでの予約をすぐにやめる必要はありません。年配のお客様や、フォームの入力が苦手な人もいます。複数の窓口で受け付けるときは、予約の記録を1か所にまとめることが大切です。

電話で受けた予約も、受け付けた人が自分で予約フォームに入力する、と決めておく方法があります。こうすると、どの窓口から来た予約も同じ一覧に並び、二重予約の確認も一度で済みます。入力するときに「電話」と分かる印を付けておくと、あとで窓口ごとの件数も数えられます。

無料の道具で始めて、切り替えを考える目安

最初は無料の道具で十分です。Googleフォームやカレンダーの予約スケジュールで受け付けを始め、実際に回してみて困りごとが出てきたら、別の道具や有料のプランを検討します。

切り替えを考える目安は次のとおりです。

  • 予約の件数が増え、確定の連絡や前日の連絡に毎日まとまった時間がかかっている
  • スタッフが増え、誰が対応したかが分からなくなってきた
  • 送り忘れや、二重の返信が起きた
  • お客様ごとのやり取りの記録を残したい

道具を比べるときは、無料の範囲で何ができるか、何人で使えるか、受け付けたあとの連絡まで同じ画面でできるか、他の道具からデータを移せるか、の4点を確かめます。料金は改定されることがあるので、比べる時点で各社の公式の料金ページを開いて確かめてください。

来てくれたお客様への、お礼と次回の案内

予約の受け付けは、当日のサービスが終わったところで終わりではありません。来てくれたお客様に、お礼と次回の案内を送ると、次の予約につながりやすくなります。

お礼の連絡は、当日か翌日に送ります。長い文章は要りません。来てくれたことへのお礼、当日の内容で補足したいこと、次回の予約の方法の3つを短く書きます。次回の予約の方法として、予約フォームのURLを添えておけば、お客様は思い立ったときにすぐ申し込めます。

連絡を送るときは、送った日を記録しておきます。スプレッドシートで管理している場合は、「お礼の連絡」の列を追加して日付を書き込みます。同じお客様に同じ内容の連絡を2回送ってしまう失敗を防げますし、次に来てくれたときに、前回どんな話をしたかを思い出す手がかりにもなります。

お客様に案内やお知らせを送る場合は、受け取ることに同意してもらった人だけに送ります。予約フォームに「今後のお知らせを受け取る」のような選択肢を設け、選んだ人にだけ送る形にしておくと、迷惑に感じさせずに済みます。

予約フォームを公開する前に確かめること

予約フォームを公開する前に、次の点を確かめます。

  1. 自分のスマートフォンからフォームを開き、最後まで答えて送信できるか
  2. 送信のあとの確認のメッセージに、次の流れが書かれているか
  3. 申し込みの通知が、自分のメールに届くか
  4. 料金、所要時間、キャンセルの決まりがフォームの説明に書かれているか
  5. 個人の情報の使い道が書かれているか

1は、実際にお客様と同じ手順で試すことが大切です。パソコンで作っていると気づかない、スマートフォンでの見にくさや、必須の項目の付け忘れが見つかります。試しに送った申し込みは、確かめたあとに回答の一覧から削除しておきます。

予約の受け付けを整えることは、仕事の信頼につながる

予約の受け付けは、お客様が最初に触れるお店や事業者の窓口です。フォームが分かりやすく、申し込みのあとにすぐ連絡が来るだけで、お客様の安心は大きく変わります。

2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた運営者として見てきた範囲では、仕事が長く続く個人事業者ほど、問い合わせや申し込みへの最初の返事が早く、内容がはっきりしています。何をいつまでに返すかを決め、その約束を守り続けることが、「この人に頼むと安心だ」という信頼につながっています。仲介の手数料がかからない直接の取引では、依頼する側は同じ予算でより多くを頼め、受ける側は手取りが厚くなります。その分、受け付けや連絡の段取りを自分で整える必要があり、予約フォームはその土台になります。

サロンや店舗で予約や顧客の管理を道具で整える流れは、美容・サロン業界のDX2026|予約管理 × 顧客管理 × 決済のSaaS一括導入の記事で、予約の管理と顧客の管理、決済をまとめて導入する考え方を整理しています。業務の進め方を整える仕事に関心があれば、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で、業務の見直しやITの道具の導入を手伝う仕事の内容を確かめられます。経営の課題を整理して改善を支える立場を目指すなら、国家資格の中小企業診断士のページで、試験の概要と仕事への生かし方を確かめられます。

まずは、名前、連絡先、希望の日時、メニューの4つの質問だけで、Googleフォームの予約フォームを作ってみてください。自分で一度申し込んでみれば、お客様にとって分かりにくいところと、受け付ける側に足りない項目が見えてきます。

よくある質問

Q. 予約フォームは本当に無料で作れますか?

作れます。Googleのアカウントがあれば、Googleフォームは無料で使え、予約の申し込みを受け付けて一覧で確かめ、スプレッドシートに保存するところまで費用はかかりません。Googleカレンダーの予約スケジュールも個人のアカウントで作れますが、一部の機能はGoogle WorkspaceやGoogle Oneの有料のプランが必要です。

Q. Googleフォームで二重予約を防ぐことはできますか?

Googleフォームの回答数の上限は、フォーム全体に対する設定です。そのため、申し込みの時点では確定とせず、こちらから確定の連絡をした時点で確定とする運用にし、第3希望まで聞いて調整するのが現実的です。空いている枠だけを見せて選んでもらいたい場合は、Googleカレンダーの予約スケジュールが向いています。

Q. 予約フォームにはどんな項目を入れればよいですか?

名前、連絡先、希望の日時、メニューやコースは、ほとんどの予約で必要です。そのほかは、初めてかどうか、相談したい内容、人数など、当日の準備に必要な項目だけを加えます。個人の情報を集める場合は、使い道をフォームの説明に書き、必要以上の項目を聞かないようにしてください。

Q. 予約を受け付けたことをお客様に自動で伝えられますか?

Googleフォームでは、送信のあとに表示する確認のメッセージを変えられます。メールアドレスを集める設定にすれば、回答のコピーを回答者に送ることもできますが、迷惑メールのフィルタなどで届かない場合があります。Googleカレンダーの予約スケジュールでは、確認のメールとリマインダーを設定できます。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年3月20日最終更新:2026年10月16日
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この記事を書いた人

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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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