MacのVanillaでメニューバーを整理する方法と、物足りないときの乗り換え先

@SOHO編集部
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MacのVanillaでメニューバーを整理する方法と、物足りないときの乗り換え先

この記事のポイント

  • ✓MacのVanillaでメニューバーのアイコンを隠す方法を
  • ✓ノッチのあるMacBookでの設定
  • ✓許可の直し方まで順に解説します

Macのメニューバーにアイコンが増えすぎて、時計の左側が小さな絵の列になっている。Vanillaという無料のアプリで隠せると聞いたけれど、使い方が分からない、ノッチのあるMacBookでうまく動かない。そんな人に向けて、この記事ではVanillaの使い方を順に整理します。

結論から言うと、Vanillaはメニューバーに表示される小さな点を境に、その左側のアイコンを隠して矢印1つで出し入れできる、シンプルで無料のアプリです。基本の使い方なら数分で設定でき、多くの人はそれで十分です。一方で、隠したアイコンを畳んだまま操作したい、作業ごとに表示を切り替えたいといった使い方になると、物足りなさを感じることもあります。その場合に比べたい乗り換え先の選び方まで、まとめて解説します。

Vanillaとはどんなアプリか

Vanillaは、Matthew Palmer氏が開発している、Macのメニューバーのアイコンを隠すためのアプリです。公式サイトでは、次のように紹介されています。

Vanilla is a free, easy-to-use Mac app that lets you hide your menu bar icons. 出典: matthewpalmer.net

日本語にすると「Vanillaは、メニューバーのアイコンを隠せる、無料で使いやすいMacアプリ」です。ダウンロードして起動し、画面の案内に従えば使い始められます。

メニューバーのアイコンはなぜ増えるのか

メニューバーの右側には、Wi-Fiやバッテリー、時計といったmacOSの項目に加えて、常駐するアプリのアイコンが並びます。クラウドストレージ、パスワード管理、画面の明るさ調整、チャットのアプリなど、入れたアプリが自分でアイコンを追加していくため、気づくと10個、20個と増えていきます。数が増えると、目的のアイコンを探すのに毎回目が止まり、作業のリズムが崩れます。

ハンドメイドのネットショップを運営していると、商品写真の編集アプリ、在庫の同期ツール、注文の通知アプリなど、常駐させておきたいものが自然と増えていきます。販売の手順を説明する画面録画を撮ろうとしたとき、メニューバーにアイコンがずらりと並び、見る人の気が散る画面になってしまったことがありました。こうした場面で、Vanillaのような整理の道具が役に立ちます。

無料版とVanilla Proの違い

Vanillaには無料版と、有料のVanilla Proがあります。公式サイトによると、Vanilla Proでは次の機能が追加されます。

機能 無料版 Vanilla Pro
メニューバーのアイコンを隠す 使える 使える
キーボードショートカットで表示を切り替える なし 使える
アイコンを完全に取り除く区画 なし 使える
切り替えてから5秒後に自動で隠す なし 使える
ログイン時に自動で起動する なし 使える

Vanilla Proは10ドルの買い切りで、30日間の返金保証が付いています。ライセンスの番号は初期状態で最大10回まで有効にでき、複数のMacで使えます。料金はドル建てで表示されているため、購入する時点の金額は公式サイトで確かめてください。

Vanillaが向いている人

Vanillaが向いているのは、メニューバーのアイコンを「普段は見えなくてよいもの」と「常に見たいもの」の2つに分けられれば満足できる人です。設定の項目が少なく、迷う余地がほとんどないので、初めてメニューバーの整理に手を付ける人の最初の1本として選びやすい道具です。反対に、アイコンを細かく分類したい人、作業の内容によって見せるものを変えたい人には、機能が足りないと感じられるかもしれません。まずは無料で試し、自分の使い方がどちらに近いかを確かめるのが近道です。試すだけなら費用もかからず、合わなければアプリを終了して削除すれば元に戻せます。

Vanillaの基本の使い方

ここからは、Vanillaを使い始める手順を見ていきます。

ダウンロードと起動

公式サイトからVanillaをダウンロードし、アプリケーションフォルダに入れて起動します。初めて起動すると、使い始めるための案内が表示されるので、それに従って進めます。

必要な許可を与える

Vanillaを動かすには、macOSの許可が2つ必要です。公式サイトの説明によると、macOS Catalina以降では、アイコンを隠すために画面収録の許可が必要になり、あわせてアクセシビリティの許可も使います。初回の起動で許可を求められたら、案内に従って「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」で、画面収録とアクセシビリティの一覧にあるVanillaをオンにします。

画面収録の許可と聞くと不安になる人もいるでしょう。公式サイトでは、Vanillaは画面を録画しておらず、メニューバーの見た目をなじませるために、画面の上端50ピクセルだけのスクリーンショットを使っていること、そのスクリーンショットは保存も送信もしないことが説明されています。また、インターネットにアクセスするのは、更新の確認とProのライセンスの確認のときだけとされています。

隠すアイコンを並べ替える

Vanillaを起動すると、メニューバーに小さな点と矢印が表示されます。この点が、表示するアイコンと隠すアイコンの境目になります。macOSでは、Commandキーを押しながらメニューバーのアイコンをドラッグすると並び順を変えられるので、隠したいアイコンを点の左側に、常に見せたいアイコンを点の右側に移します。

並べ終えたら、矢印をクリックすると、点の左側にあるアイコンがまとめて隠れます。もう一度クリックすると、隠れていたアイコンが表示されます。基本の使い方は、これだけです。

何を隠して何を残すか

並べ替えるときに迷うのが、どのアイコンを残すかです。目安として、1日に何度もクリックするもの、アイコンの見た目そのものが情報になっているもの(バッテリーの残量や同期の状態など)は残し、月に数回しか開かないものは隠す、と決めると迷いません。

ノッチのあるMacBookで使うときの注意

画面の上部中央にカメラの切り欠き(ノッチ)があるMacBookでは、Vanillaの設定でつまずく人が少なくありません。

ノッチがあるとアイコンが見えなくなる理由

Vanillaの公式サイトでは、ノッチのあるMacについて次のように説明されています。

The notch at the top of the display in these new machines reduces the amount of space available to menu bar items. If you have more menu bar items than will fit in the right-hand side of the notch, macOS hides any icons that overflow this area. You can't see them, access them… or even know that they're there. 出典: matthewpalmer.net

ノッチがあるとメニューバーに使える幅が狭くなり、ノッチの右側に収まりきらないアイコンはmacOSが隠してしまう、という説明です。隠れたアイコンは見えず、操作もできず、そこにあることにすら気づけません。公式サイトでは、これはmacOSとノッチの関係によるもので、Vanilla自体の問題ではないとも書かれています。Vanillaがノッチのあるモデルに対応したのは2021年のバージョン2.0.3で、当時のリリースノートは国内のMac情報サイトでも紹介されています。

This version of Vanilla adds support for Macbook Pros with notches. If you have trouble setting up Vanilla on these machines, read the guide on the Vanilla home page. 出典: applech2.com

Vanillaの点が見えないときの設定手順

アイコンが多すぎてVanillaの点がノッチの裏に隠れてしまうと、設定ができません。公式サイトでは、次の手順が案内されています。

  1. Vanillaを最新版にしてから、いったん終了する
  2. ほかの常駐アプリを一時的に終了するか、メニューバーの項目をいくつか外して、すべてのアイコンがノッチの右側に収まるようにする
  3. Vanillaを起動し、設定のウィンドウを開く
  4. 「Let me completely remove menu bar icons」にチェックを入れている場合は点が2つ、入れていない場合は点が1つ、メニューバーに見えていることを確かめる
  5. Vanillaの点を、Commandキーを押しながら、メニューバーの使える範囲の右端までドラッグする
  6. 終了していたアプリを起動し直し、外した項目を戻す。それらは点の左側に表示される
  7. 点を左右にドラッグして、隠す区画と取り除く区画を整える
  8. 設定のウィンドウを閉じる

ポイントは、最初にアイコンの数を減らしてから点の位置を決め、そのあとでアイコンを戻すことです。順番を逆にすると、点が見えないまま設定ができなくなります。

Vanillaを入れる前にmacOSの設定で減らせるもの

Vanillaで隠す前に、そもそもメニューバーに出さなくてよい項目を減らしておくと、整理がぐっと楽になります。

macOSの項目は設定で外せる

Wi-Fiやバッテリー、音量、Bluetoothといった項目は、macOSの設定でメニューバーに表示するかどうかを選べます。最新のmacOSでは「システム設定」の「メニューバー」、macOS Sequoiaまでの版では「コントロールセンター」で、項目ごとに表示を切り替えます。メニューバーから外しても、コントロールセンターを開けば操作できる項目も多いので、毎日触らないものは外してしまってかまいません。

アプリの設定でアイコンを消せるものもある

常駐アプリの中には、アプリの設定でメニューバーのアイコンを表示しないようにできるものがあります。アプリごとに設定の場所は違いますが、「一般」や「表示」の項目に「メニューバーにアイコンを表示」といった選択肢があることが多いです。ただし、アイコンを消すと、そのアプリを開く手段がなくなるものもあるので、消す前にほかの開き方があるかを確かめておきます。

使っていない常駐アプリをやめる

意外と多いのが、もう使っていないのに起動し続けているアプリです。試しに入れたまま忘れていたツールや、季節のイベントのときだけ使ったアプリがあれば、終了するか、Macから削除します。アイコンを隠すより先に、アイコンの元になっているアプリそのものを見直すと、メニューバーは自然と整います。

ネットショップの運営に合わせたアイコンの分け方

どのアイコンを残し、どれを隠すかは、仕事の内容によって変わります。ここでは、ハンドメイド作品のネットショップを運営する場合を例に、分け方を紹介します。

区分 例 理由
常に表示する 時計、バッテリー、Wi-Fi、注文の通知アプリ 状態の変化にすぐ気づきたい
普段は隠す 画像の圧縮ツール、色の確認ツール、クラウドストレージ 作業のときだけ開けばよい
ほとんど使わない 一度だけ使った変換ツール、季節のイベント用のアプリ 削除や終了を検討する

注文に関わるものは残す

注文の通知や在庫の同期に関わるアプリは、アイコンの変化で状況が分かることが多いので、常に表示しておきます。同期が止まっていることにアイコンで気づけた、という経験がある人も多いはずです。

写真の編集の道具は隠してよい

商品写真の編集に使う道具は、編集する日だけ開けば十分です。普段は隠しておき、撮影や編集の日だけ矢印をクリックして表示する、という使い方がVanillaに向いています。以前、商品写真の撮影の日に色の確認ツールを探してメニューバーを何度も見直し、作業が止まったことがありました。普段使わないものをまとめて隠し、必要な日だけ出す形にしてからは、探す時間がほとんどなくなりました。

画面録画や配信の前にメニューバーを整える

商品の紹介動画や、作り方の手順を説明する画面録画を撮る人は、録画の前にメニューバーを整えておくと仕上がりが変わります。

見る人の気が散らない画面にする

画面録画では、メニューバーに並んだアイコンもそのまま映ります。アイコンが多いと、見る人の視線が画面の上に引っ張られ、伝えたい手順に集中してもらえません。録画の前にVanillaでアイコンを隠しておけば、すっきりした画面で手順を見せられます。

見せたくない情報を映さない

メニューバーのアイコンには、使っているサービスや、通知の件数などが表示されていることがあります。取引先の名前が入ったアプリのアイコンや、未読の件数が映り込むのを避けたい場合も、録画の前に隠しておくと安心です。

録画が終わったら元に戻す

録画のためにアイコンを隠したままにしておくと、普段の作業で必要なアイコンが見えず、かえって不便になることがあります。録画が終わったら矢印をクリックして元の表示に戻す、という手順を、録画の手順の最後に入れておくと忘れません。

Vanilla Proにするか迷ったときの判断

無料版で使い始めて、Vanilla Proにするかどうか迷う人も多いでしょう。判断の目安を整理します。

Proにすると楽になる人

公式サイトでは、開発者自身がキーボードショートカットでの切り替えを1日に何十回も使っていて、それだけでProにする価値があると書いています。マウスに手を伸ばさずにアイコンを出し入れしたい人、毎回ログインのたびにVanillaを起動するのが面倒な人は、Proにすると手間が減ります。

無料版で足りる人

メニューバーのアイコンを1日に数回出し入れする程度なら、無料版で困ることはあまりありません。まずは無料版で1〜2週間使い、手間に感じる場面がはっきりしてから考えても遅くはありません。30日間の返金保証があるので、試しに購入して合わなければ返金を求める、という選び方もできます。

不満が「動き」にあるなら乗り換えを考える

ショートカットや自動起動ではなく、「隠したアイコンを1つだけ使いたい」「作業ごとに表示を切り替えたい」といった動きそのものに不満がある場合は、Proにしても解決しません。その場合は、後の節で紹介する乗り換え先の比べ方を参考にしてください。

Vanillaをやめるときの手順

乗り換えなどでVanillaを使わなくなったときは、次の順番でやめると、後で表示が乱れることを防げます。

隠していたアイコンを表示に戻す

まず、Vanillaで隠していたアイコンを、点の右側に戻しておきます。隠したままVanillaを終了すると、どのアイコンがどこにあったのか分かりにくくなることがあります。

Vanillaを終了して削除する

公式のヘルプでは、Vanillaの終了の方法として、メニューバーの点から終了する方法のほか、Dockのアイコンを右クリックする方法、アクティビティモニタから終了する方法が挙げられています。終了したら、アプリケーションフォルダからVanillaを削除します。

許可の一覧を整理する

最後に、「システム設定」の「プライバシーとセキュリティ」で、アクセシビリティと画面収録の一覧にVanillaが残っていないかを確かめ、残っていれば削除しておきます。使わなくなったアプリに許可を残しておかないことは、Macを安全に保つための基本です。

Vanillaがうまく動かないときの確認点

Vanillaを使っていると、いくつか決まったところでつまずくことがあります。公式のヘルプで案内されている内容をもとに整理します。

許可の画面から先に進めない

起動したときの許可の画面で「次へ」が押せない、先に進めないという場合は、まずVanillaを最新版に更新します。それでも直らない場合は、許可が失われているか、許可の一覧に古い項目が残って競合している可能性があります。公式サイトでは、Vanillaを終了し、アクセシビリティと画面収録の一覧からVanillaの項目をいったん削除してから、アプリケーションフォルダのVanillaを追加し直す手順が案内されています。

矢印の位置がずれる

公式のヘルプによると、macOS 12.4以降では、時計の日付が表示スペースに応じて出たり消えたりする設定が初期状態になり、Vanillaの矢印との間に隙間が出ることがあります。この場合は、時計の「日付を表示」を「表示スペースがあるときのみ表示」から「常に」か「しない」に変えると落ち着きます。最新のmacOSでは、この設定は「システム設定」の「メニューバー」から「時計のオプション」を開いたところにあります。設定を変えた直後にVanillaの位置がずれたら、矢印をクリックするか、Vanillaを起動し直すと元に戻ります。

アイコンが戻ってしまう

隠したはずのアイコンが表示されたままになる場合は、そのアイコンが点の右側に戻っていないかを確かめます。アプリを更新したときに、アイコンの位置が初期の場所に戻ることがあります。Commandキーを押しながらドラッグして、もう一度点の左側に移します。

Vanillaで物足りないと感じる場面

Vanillaは、隠す・出すの2つに絞った分、迷わずに使えるのが長所です。一方で、使い込むと物足りなさを感じる場面も出てきます。

隠したアイコンを使うたびに全部を出す必要がある

Vanillaでは、隠したアイコンを使うときに矢印をクリックして、隠れているアイコンをまとめて表示します。目的のアイコンが1つでも、すべてを表示してから選ぶことになります。ノッチのあるMacBookでアイコンが多いと、表示したアイコンがまたノッチの裏に回り込み、結局押せないこともあります。

作業ごとに表示を変えたい

商品写真を編集するときは画像のアプリ、注文の対応をするときは通知や在庫のアプリ、と作業ごとに見たいアイコンが違う人もいます。Vanillaは隠す区画が1つなので、作業ごとに見せるアイコンを切り替える使い方には向いていません。

自動で起動させたい

無料版では、Macにログインしたときに自動で起動する機能がありません。ログインのたびに手で起動するのが面倒な場合は、Vanilla Proにするか、macOSのログイン時の設定で起動させる方法を考えることになります。

外付けのディスプレイを使う日がある

自宅では外付けのディスプレイにつなぎ、外出先ではMacBookの画面だけで作業する、という人もいます。Vanillaは2021年のバージョン2.0.3で複数のディスプレイへの対応を改善したとリリースノートに書かれていますが、ディスプレイの構成が変わるたびに、表示したいアイコンの数そのものが変わることもあります。広い画面ではすべて見せ、ノートの画面では絞りたい、という使い分けを自動で行いたい場合は、ディスプレイの構成ごとに設定を覚えておける道具のほうが向いています。

乗り換え先を選ぶときに比べたい点

Vanillaで物足りないと感じたら、メニューバー管理アプリと呼ばれるほかの道具を比べてみます。比べるときは、機能の多さより、次の点を確かめると自分に合うものが見つかります。

隠したアイコンをどう呼び出せるか

隠したアイコンを使うとき、すべてを一度に表示するのか、1つだけを呼び出せるのか、名前で探して開けるのかは、道具によって違います。ノッチのあるMacBookを使っている人ほど、隠したまま操作できるかどうかが使い勝手を左右します。

区画の数と切り替え方

「常に表示」「普段は隠す」「常に隠す」のように区画を分けられるか、作業ごとに表示を切り替えられるかも比べたい点です。キーボードショートカットで表示を切り替えられると、マウスを動かさずに済みます。

料金と払い方

メニューバー管理アプリには、無料のもの、買い切りのもの、年額のものがあります。Vanilla Proのように買い切りで安く済むもの、無料でオープンソースのもの、機能が多い代わりに価格が高めのものと、幅があります。どれくらいの期間使うかを考えて、払い方まで含めて比べます。

必要な許可

多くのメニューバー管理アプリは、Vanillaと同じように、アクセシビリティや画面収録の許可を必要とします。会社から支給されたMacでは、これらの許可を自分で与えられないこともあるので、使う前に確かめておきます。

乗り換えは試用期間で確かめる

有料の道具の多くには、無料の試用期間や返金の保証があります。試用期間のうちに、普段の作業を1週間ほどそのまま続け、隠したアイコンを使う場面で手間が減ったかを確かめます。比べるときは、Vanillaで不満に感じていた場面を事前に書き出しておき、その場面が解消されたかどうかで判断すると、機能の多さに惑わされずに済みます。試すときは、Vanillaを終了してから新しい道具を起動し、2つを同時に動かさないようにします。

主なメニューバー管理アプリの比べ方

乗り換え先として名前が挙がることの多い道具を、払い方の違いで整理します。料金は改定されることがあるので、目安として見て、購入の前に各社の公式サイトで確かめてください。

道具 払い方の目安 特徴の傾向
Vanilla 無料、Proは買い切り 隠す・出すに絞ったシンプルな作り
Hidden Bar 無料(オープンソース) 隠す・出すの基本機能
Ice 無料(オープンソース) 隠す・出す・常に隠すの3つの区画
Bartender 有料(買い切りなど複数の払い方) 機能が多く、細かく設定したい人向け

無料のまま続けるなら

隠す・出すだけで足りているなら、Vanillaの無料版や、ほかの無料の道具で十分です。物足りなさが「ログイン時に起動しない」「ショートカットで切り替えたい」程度なら、Vanilla Proにするのが最も手間のかからない選択です。

使い方そのものを変えたいなら

隠したアイコンを畳んだまま操作したい、作業ごとに表示を切り替えたいなど、使い方そのものを変えたい場合は、そうした機能を持つ道具に乗り換えることを考えます。乗り換えるときは、同時に複数のメニューバー管理アプリを動かすと表示が乱れることがあるので、新しい道具を試す前にVanillaを終了しておきます。

隠したアイコンを畳んだまま使いたいときの候補

Vanillaの「全部を出してから選ぶ」動きに物足りなさを感じた人の乗り換え先の候補の1つが、Koffretです。

公式サイトによると、Koffretはメニューバーのアイコンを「表示」「非表示」「常時非表示」の3つにドラッグで振り分けて整理するMac用のアプリで、隠したアイコンを本物の見た目のまま呼び出し、メニューバーを畳んだままメニューを開けます。名前で探してそのまま開く機能、アイコンごとのショートカット、プリセットでの切り替え、ディスプレイの構成ごとの記憶にも対応しています。料金は1,980円の買い切り(税込)で、14日間の試用はカードの登録なしで始められます。対応はmacOS 14以降で、Vanillaと同じくアクセシビリティと画面収録の許可が必要です。

Koffretは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

Vanillaで足りている人が無理に乗り換える必要はありません。今の使い方のどこに不満があるのかを書き出し、それを解消できる道具かどうかで比べるのが、失敗しない選び方です。

作業環境を整える力は仕事にも生きる

メニューバーの整理は小さな作業ですが、毎日何百回も目にする場所を整えることは、作業の集中に直結します。在宅で仕事をする人ほど、こうした環境づくりの差が積み重なります。

在宅で働く人の環境づくり

会社では情報システムの担当者が整えてくれる作業環境も、在宅やフリーランスでは自分で整えることになります。在宅勤務の環境づくりに使える支援制度の考え方は、テレワーク 助成金 2026でも取り上げています。

運営者として見てきたこと

フリーランスや在宅ワークの市場を20年見てきた立場から言えば、長く仕事が続く人ほど、自分の作業環境に手間をかけています。道具を整えて迷う時間を減らし、その分を相手とのやり取りや仕上げの質に回しているのです。仲介の手数料が乗らない直接取引では、同じ予算で依頼する側はより多くを頼め、受ける側は手数料0%で手取りが厚く残ります。整った環境で質の高い仕事を続けることが、その関係を長く保つ力になります。

Macの道具に詳しい人に向く仕事

Macの設定や便利なアプリに詳しい人は、その知識を仕事に生かせます。業務に便利な道具を取り入れる手伝いをする仕事はAIコンサル・業務活用支援のお仕事で、アプリを作る側の仕事はアプリケーション開発のお仕事で紹介しています。画面の見た目や使いやすさを整える仕事の報酬の目安はデザイナーの年収・単価相場で確認できます。

よくある質問

Q. Vanillaは無料で使えますか?

基本のアイコンを隠す・表示する機能は無料で使えます。有料のVanilla Proは10ドルの買い切りで、キーボードショートカットでの切り替え、アイコンを完全に取り除く区画、自動で隠す機能、ログイン時の自動起動が追加されます。30日間の返金保証が付いています。

Q. Vanillaで画面収録の許可が必要なのはなぜですか?

公式サイトによると、macOS Catalina以降ではアイコンを隠すために画面収録の許可が必要です。Vanillaはメニューバーの見た目をなじませるために画面の上端だけのスクリーンショットを使い、保存も送信もしないと説明されています。インターネットへのアクセスは更新とライセンスの確認のときだけとされています。

Q. ノッチのあるMacBookでVanillaの点が見えません。どうすればよいですか?

アイコンが多すぎて、Vanillaの点がノッチの裏に隠れている可能性があります。いったんVanillaを終了し、ほかの常駐アプリを終了するなどしてアイコンをノッチの右側に収めてから、Vanillaを起動して点をメニューバーの右端に移します。その後、終了したアプリを起動し直すと、アイコンは点の左側に並びます。

Q. Vanillaから乗り換えるときの注意点は?

複数のメニューバー管理アプリを同時に動かすと表示が乱れることがあるため、新しい道具を試す前にVanillaを終了しておきます。多くの道具はアクセシビリティや画面収録の許可を必要とするので、会社のMacでは許可を与えられるかも事前に確かめます。料金は改定されることがあるので、購入前に公式サイトで確認してください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年2月22日最終更新:2026年10月12日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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