スプレッドシートをMacのアプリのように使う方法|Dockから開く設定


この記事のポイント
- ✓GoogleスプレッドシートをMacのアプリのように使う方法を
- ✓ChromeのWebアプリ化
- ✓Safariの「Dockに追加」
Googleスプレッドシートを毎日使っているのに、開くたびにブラウザを立ち上げて、ブックマークを探して、ようやく目的の表にたどり着く。Macでスプレッドシートを使っている人の多くが、この小さな手間を毎日くり返しています。「Mac用のスプレッドシートのアプリはないの?」と探してみても、App Storeで見つかるのはiPhoneとiPad向けのものばかりです。
大丈夫ですよ。Macでも、スプレッドシートをアプリのようにDockから1回で開く方法はあります。結論から言うと、ChromeかSafariの機能でスプレッドシートを「Webアプリ」にしてDockに追加するのが、いちばん手軽で確実な方法です。この記事では、その手順と、オフラインで使う設定、ファイルの探し方、Numbersとの使い分けまでを、順番にお伝えします。
MacにGoogleスプレッドシートのアプリがない理由
まず、なぜMac用のアプリが見つからないのかを整理しておきます。理由が分かると、どの方法を選べばよいかが見えてきます。
App StoreにはGoogleスプレッドシートのアプリがありますが、App Storeの記載では、対応しているのはiPhoneとiPadで、それぞれiOS 17.0以降、iPadOS 17.0以降が必要とされています。Mac向けとしては案内されていません。
パソコンでGoogleスプレッドシートを使うときは、ブラウザで開くのが基本の形です。Googleのヘルプでも、パソコン版Googleドライブで、スプレッドシートのファイルをダブルクリックすると「ウェブブラウザで開き」と説明されています。つまり、パソコンのスプレッドシートは、ブラウザの中で動くサービスとして作られているのです。
ここで、こういう相談がよくあります。「仕事で使う表が5つも6つもあって、ブラウザのタブがいつも30個を超えている。どれがどの表か分からなくなって、作業に入る前から疲れてしまう」。タブの多さは、目に見えない負担です。探す、迷う、間違えて別の表を開く。その1回1回は小さくても、積み重なると集中力をじわじわと削っていきます。
心理学では、こうした小さな判断の積み重ねで疲れていく状態を「決断疲れ」と呼ぶことがあります。どのタブを開くか、どの表が正しいか、という判断を毎回しなくて済むようにするだけで、仕事の始めの気持ちはぐっと軽くなります。スプレッドシートをアプリのように使う工夫は、時間の節約であると同時に、心の負担を減らす工夫でもあります。
Macでスプレッドシートをアプリのように使う方法の全体像
Macでスプレッドシートをアプリのように使う方法は、大きく4つあります。
| 方法 | できること | 向いている人 |
|---|---|---|
| ChromeでWebアプリとしてインストール | 独立した窓で開き、Dockから起動できる | ふだんChromeを使っている人 |
| Safariの「Dockに追加」 | 独立した窓で開き、Dockから起動できる | ふだんSafariを使っている人 |
| パソコン版Googleドライブ | Finderからファイルを探して開ける | ファイルをフォルダで整理したい人 |
| Webアプリ化の専用ツール | 複数のWebサービスをアプリにまとめて管理できる | 多くのWebサービスを毎日使う人 |
いちばん手軽なのは、1つ目か2つ目の方法です。ふだん使っているブラウザで、数分で設定できます。ファイルをフォルダで探したい人は、3つ目の方法を組み合わせると便利です。
どの方法も、あとから取り消せます。1つ試してみて、合わなければ別の方法に切り替えればよいので、最初から正解を選ぼうと気負う必要はありません。まずは、ふだん使っているブラウザで、毎日いちばんよく開く表を1つだけアプリにしてみるところから始めましょう。
Chromeでスプレッドシートをアプリにする
ふだんChromeを使っているなら、Chromeの「Webアプリ」の機能がいちばん早い方法です。Chromeのヘルプでは、Webアプリを使うとWebサイトがアプリとして機能し、パソコンのランチャーなどからアクセスできるようになると説明されています。
インストールの手順
Chromeのヘルプに沿うと、次の手順でインストールできます。
- ChromeでGoogleスプレッドシートを開く
- 右上のその他のアイコン(縦に3つ並んだ点)をクリックする
- 「キャスト、保存、共有」から「ページをアプリとしてインストール」を選ぶ
- 画面の手順に沿ってインストールする
インストールが終わると、スプレッドシートがタブのない独立した窓で開きます。窓を開いた状態でDockのアイコンを右クリックし、「オプション」から「Dockに追加」を選ぶと、窓を閉じてもアイコンがDockに残ります。
スプレッドシートの一覧を開くか、特定の表を開くか
ここで1つ決めておきたいのが、Webアプリで最初に開くページです。スプレッドシートのトップページ(ファイルの一覧)でインストールすれば、Dockから開くたびに一覧が出て、そこから目的の表を選べます。毎日使う表が1つに決まっているなら、その表を開いた状態でインストールすると、Dockから1回でその表に直接入れます。
よく使う表が2つ、3つある場合は、表ごとにWebアプリを作る方法もあります。「売上の表」「請求の管理」のように名前を付けておくと、Dockのアイコンで見分けられます。
不要になったときの削除
Chromeのヘルプによると、Webアプリを消すときは、そのWebアプリを開いて右上のその他のアイコンから「アンインストール」を選び、「削除」を押します。アドレスバーに「chrome://apps」と入力すると、インストールしたWebアプリを一覧で管理できます。合わなければすぐに消せるので、気軽に試してみて大丈夫です。Webアプリを消しても、Googleドライブに保存されている表そのものが削除されることはありません。
Safariでスプレッドシートをアプリにする
Safariを使っている人は、Safariの「Dockに追加」で同じことができます。Appleのサポートによると、macOS Sonoma 14から、SafariでWebページをWebアプリとして保存できるようになりました。
追加の手順
Appleのサポートに沿うと、手順は次のとおりです。
- SafariでGoogleスプレッドシートを開く
- メニューバーの「ファイル」から「Dockに追加」を選ぶ(ツールバーの共有ボタンからも選べる)
- Webアプリに付けたい名前を入力して「追加」を押す
追加したWebアプリは、ホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに保存され、DockやSpotlightからも開けるようになります。
Safariで作るときに知っておきたいこと
Appleのサポートでは、SafariのWebアプリはSafariとは別に動き、閲覧履歴やCookieも切り分けられると説明されています。そのため、Webアプリを最初に開いたときは、もう一度Googleにログインする必要があります。これは故障ではなく、仕組みどおりの動きなので安心してください。
逆に、この仕組みを生かして、Safariでは個人のGoogleアカウント、Webアプリでは仕事のGoogleアカウント、のようにログインを分けて使うこともできます。仕事と私生活の表が混ざらないので、うっかり違う表を編集してしまう心配も減ります。
Webアプリには好きな名前とアイコンを付けられ、アプリの設定から変更できると案内されています。
オフラインでもスプレッドシートを使えるようにする
アプリのように使うなら、インターネットにつながっていないときにも開けると安心です。移動中や、Wi-Fiが不安定な場所で作業することがある人は、オフラインの設定もしておきましょう。
オフラインで使うための条件
Googleのヘルプによると、インターネットに接続していない場合でも、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドのファイルを作成、閲覧、編集できます。ただし、オフラインのアクセスを有効にするには、いくつかの条件があります。
- 設定するときはインターネットに接続している
- Google ChromeかMicrosoft Edgeのブラウザを使う
- シークレットのブラウジングは使わない
- Googleオフラインドキュメントという、Chromeの拡張機能をインストールして有効にする
- ファイルを保存するための十分な空き容量がある
ここで気をつけたいのは、2つ目の条件です。オフラインで使えるのはChromeかEdgeで、ヘルプの条件にSafariは含まれていません。オフラインでの作業が多い人は、ChromeでWebアプリを作るほうが合っています。
有効にする手順
Googleのヘルプに沿うと、Googleドライブを開き、右上の設定のアイコンから「設定」を開いて、「オフライン」の設定を有効にします。スプレッドシートの画面から、ファイル名の横にあるアイコンで有効にすることもできます。ドキュメント、スプレッドシート、スライド、ドライブのどれかで有効にすると、残りのサービスでもオフラインで使えるようになると案内されています。
複数のGoogleアカウントを使っている場合は、オフラインで使いたいアカウントのChromeのプロフィールでログインしているかを確かめます。違うプロフィールで設定すると、目的の表がオフラインで開けません。
Finderからスプレッドシートを探して開く
Webアプリにすると開くのは楽になりますが、「あの表、どこに保存したっけ」と探す手間は残ります。ファイルをフォルダで整理して探したい人には、パソコン版Googleドライブが役に立ちます。
パソコン版Googleドライブでできること
パソコン版Googleドライブは、Googleが配布している、Googleドライブのファイルをパソコンから扱うためのアプリです。Googleのヘルプによると、インストールすると、MacのFinderにGoogleドライブのフォルダが表示され、「マイドライブ」や「共有ドライブ」などが並びます。
Finderでスプレッドシートのファイルをダブルクリックすると、ヘルプの説明どおり、ファイルはWebブラウザで開きます。表の中身はブラウザで編集する形ですが、ファイルを探す作業は、ふだんのファイルと同じようにFinderでできるようになります。
ドライブの中で検索する
Googleのヘルプでは、パソコン版Googleドライブの中で検索する方法も案内されています。表の名前の一部さえ覚えていれば、探す時間はぐっと短くなります。フォルダの名前を「2026年 請求」「取引先別」のように決めておくと、Finderで見たときにも迷いません。
Webアプリと組み合わせる
Finderから開いたスプレッドシートは、既定のブラウザで開きます。Webアプリで開きたい場合は、毎日使う表はWebアプリから、たまに使う表はFinderから、と使い分けるのが現実的です。全部を1つの方法にそろえようとすると、かえって複雑になります。
Webアプリにしてもうまくいかないときの対処
設定の途中や使い始めに、つまずきやすい点があります。慌てなくて大丈夫です。多くは、仕組みを知っていればすぐに解決できます。
「ページをアプリとしてインストール」が見つからない
Chromeのメニューの項目の名前や並びは、Chromeのバージョンによって変わることがあります。見つからないときは、まずChromeを最新の版に更新します。それでも見当たらない場合は、アドレスバーの右側にインストールのアイコンが出ていないかを確かめてください。スプレッドシートのページを開いた状態でないと、項目が出ないこともあります。
別のアカウントの表が開いてしまう
Googleのアカウントを複数持っていると、Webアプリで開いたときに、意図しないアカウントの表が開くことがあります。Chromeの場合は、Webアプリをインストールしたときのプロフィールのアカウントが使われます。仕事用のプロフィールに切り替えてからインストールし直すと、目的のアカウントで開けるようになります。Safariの場合は、Webアプリの中でログインし直します。
共有された表が見つからない
自分で作った表は一覧に出るのに、取引先から共有された表が見つからない、という相談もよくあります。共有された表は、Googleドライブの「共有アイテム」の中に入っています。毎日使う共有の表は、その表を開いた状態でWebアプリにしておくと、一覧から探す手間がなくなります。
動作が重いと感じる
行や列が非常に多い表や、関数がたくさん入った表は、ブラウザでもWebアプリでも動作が重くなることがあります。Webアプリにしたから重くなったのではなく、表そのものの大きさが原因のことが多いです。使わなくなった古いシートを別のファイルに分けると、軽くなることがあります。
目と心の負担を減らす表の使い方
スプレッドシートの作業は、細かい数字や文字を長い時間見続ける仕事です。開く手間を減らしたら、次は、作業中の目と心の負担も少し気にかけてみてください。
表示を大きくする
文字が小さいと感じたら、表示の倍率を上げます。Webアプリでも、ブラウザと同じようにCommandキーとプラスのキーで拡大できます。目を細めて画面に近づく姿勢は、肩や首のこりにもつながります。少し大きめの表示にするだけで、体の緊張はやわらぎます。
見出しの行を固定する
縦に長い表では、下にスクロールすると見出しが見えなくなり、どの列が何の数字なのかを確かめるために何度も上に戻ることになります。スプレッドシートの「表示」メニューで見出しの行を固定しておくと、この行き来がなくなります。小さな迷いを減らすことは、疲れを減らすことにつながります。
作業の区切りを決める
在宅の仕事では、気がつくと何時間も同じ姿勢で表に向かっていた、ということが起こりがちです。こういう相談がよくあります。「データの入力を始めると止まらなくなって、夕方には頭が重くなっている」。1時間に1回は立ち上がって水を飲む、窓の外を眺める、といった区切りを決めておくと、集中は長く続きます。疲れを感じるのは、あなたが弱いからではありません。人の集中には波があるのが自然なことなのです。
スマートフォンとの使い分け
Macでスプレッドシートをアプリのように使えるようになったら、スマートフォンとの役割も決めておくと、さらに楽になります。
iPhoneとiPadには、App StoreでGoogleスプレッドシートのアプリが配布されています。外出先でちょっとした数字を確かめる、移動中に簡単な入力をする、といった用途にはスマートフォンのアプリが便利です。一方で、App Storeのレビューには、外付けのキーボードで使うと操作に不満が残るという声もあり、表を一から作るような作業はMacのほうが向いています。
「確かめるのはスマートフォン、作るのはMac」と決めておくと、どこで何をすればよいかに迷わなくなります。迷いが減るほど、仕事に向かう気持ちは軽くなっていきます。
Numbersとの使い分け
Macには、Appleの表計算のアプリ「Numbers」が入っています。スプレッドシートの代わりにNumbersを使えばいいのでは、と考える人もいるでしょう。
Numbersでファイルを開く方法
Appleのサポートでは、Numbersでファイルを開く方法が次のように説明されています。
Macでスプレッドシートを開く: Numbersスプレッドシートの場合は、スプレッドシートの名前またはサムネールをダブルクリックするか、Dockまたは「アプリケーション」フォルダの「Numbers」アイコンにドラッグします。Excelスプレッドシートの場合は、スプレッドシートを「Numbers」アイコンにドラッグします(Excelがある場合はファイルをダブルクリックすると開きます)。 出典: support.apple.com
Numbersは、Macのアプリとして動くので、起動も操作も軽快です。Excelのファイルも開けるので、取引先からExcelで届いた表を確かめるには便利です。最近作業したファイルは、Numbersの「ファイル」メニューの「最近使った項目を開く」から選べるとAppleのサポートで案内されており、よく使う表にすぐ戻れます。
共同で編集する表はスプレッドシートのままがよい
ただし、Googleスプレッドシートで作られた表をNumbersで編集すると、ほかの人との共同編集の流れから外れてしまいます。取引先やチームと同じ表を同時に編集している場合は、スプレッドシートのまま、ブラウザやWebアプリで編集するのが安全です。
使い分けの目安は、次のように考えると分かりやすいです。
| 表の種類 | 合う道具 |
|---|---|
| 取引先やチームと共有して編集する表 | Googleスプレッドシート(Webアプリで開く) |
| 自分だけで使う家計や作業の記録 | Numbersでもスプレッドシートでもよい |
| Excelで届いた表の確認 | NumbersまたはExcel |
複数のWebサービスをまとめてアプリにする
スプレッドシートだけでなく、Gmail、Googleカレンダー、チャットのツール、会計のサービスなど、毎日使うWebサービスがいくつもある人もいるでしょう。1つずつWebアプリにしていくと、Dockのアイコンが増え、管理がだんだん大変になります。
ブラウザのWebアプリで足りるか
ChromeやSafariのWebアプリは、無料で手軽に使えるのが利点です。一方で、Chromeが更新されたあとにアイコンの見た目が変わる、Webアプリごとに拡張機能を使い分けにくい、といった声もあります。数が少ないうちはブラウザの機能で十分ですが、10個、20個と増えてきたら、管理の方法を見直す時期です。
専用のツールを使う選択肢
Webサイトを独立したMacのアプリにする専用のツールを使う方法もあります。その1つがKagemushaです。公式サイトによると、ChromeやBrave、Microsoft Edgeなど7種類のブラウザのエンジンに対応し、Webサイトを独立したmacOSのアプリに変えられます。アプリごとに別のブラウザのプロフィールが割り当てられ、Cookieやログインの状態がアプリの間で分かれるので、仕事用と個人用のGoogleアカウントを同時に使い分けられます。
Chromeの拡張機能もアプリごとに使えて、オン、オフを切り替えられます。Gmail、Slack、ChatGPTなど300以上のサービスがあらかじめ登録されていて、選ぶだけでURLとアイコンとアプリの名前が設定されます。作ったアプリを一覧で並べて1回のクリックで起動できるランチャーや、複数のサービスを1つのアプリにまとめてサイドバーで切り替える機能もあります。Chromeが更新されても、アプリを自動で同期し直して修復する仕組みがあると案内されています。
料金は、無料のプランで3つまでアプリを作れ、機能の制限はありません。アプリを無制限に作れるProは、買い切りの3,980円(税込)です。対応するのはmacOS 12以降です。
Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
スプレッドシートだけを開ければよい人は、ブラウザのWebアプリで十分です。毎日使うWebサービスが多く、アカウントの使い分けや拡張機能に困っている人は、無料の範囲で3つほど作ってみて、使い心地を比べてみてください。
表を探さずに済むための整理の決まり
アプリのように開けるようにしても、表そのものが散らかっていると、結局は探す時間がかかります。開く手間を減らすのと同じくらい、表の整理の決まりを作っておくことが大切です。
ファイル名の付け方をそろえる
ファイル名は、あとから検索したときに見つけやすい形にそろえます。たとえば「取引先名_内容_年月」のように順番を決めておくと、一覧で並べたときに自然とまとまります。「無題のスプレッドシート」のまま保存した表が増えていくと、どれが何の表か分からなくなります。作ったその場で名前を付ける。この1つの習慣だけで、探す時間は大きく減ります。
フォルダは深くしすぎない
フォルダを細かく分けすぎると、どこに保存したかを覚えていられなくなります。「取引先ごと」「年ごと」のように、2段くらいまでにしておくのが目安です。迷ったときに開くフォルダが決まっていれば、心の中の「どこだっけ」という小さな不安も消えていきます。
終わった表は区切って保管する
仕事が終わった取引先の表や、前の年の表は、別のフォルダにまとめて移しておきます。毎日使う表と、もう使わない表が同じ一覧に並んでいると、目的の表を探すたびに、不要な表が目に入ります。終わった仕事に区切りを付けることは、気持ちの切り替えにもつながります。
共有の範囲を定期的に見直す
取引先と共有している表は、取引が終わったあとも共有が続いていることがあります。半年に一度は、共有している相手を確かめ、必要のなくなった共有は外しておきます。契約で情報の取り扱いが決められている場合は、その内容に従ってください。安心して仕事を続けるための、小さな手入れです。
スプレッドシートをアプリにしたあとの使い方のコツ
設定が終わったら、あとは毎日の使い方です。いくつかのコツを知っておくと、さらに快適になります。
Spotlightで開く
Commandキーとスペースキーを同時に押してSpotlightを開き、Webアプリに付けた名前を数文字入力してEnterを押せば、キーボードだけで表を開けます。手をマウスに伸ばさなくてよいので、作業の流れが途切れません。
Macの起動と同時に開く
毎日必ず使う表なら、Macにログインしたときに自動で開くようにしておく方法もあります。Appleのサポートによると、システム設定の「一般」から「ログイン項目と機能拡張」を開き、追加のボタンでアプリを選びます。朝、Macを開いたら、もう表が待っている。この状態を作っておくと、仕事を始める気持ちの準備にもなります。
窓の配置を決めておく
Webアプリは独立した窓なので、画面の左半分にスプレッドシート、右半分に資料、のように配置を決めておけます。外部のディスプレイを使っている人は、スプレッドシートの窓をいつも同じ画面に開くようにしておくと、探す手間がなくなります。
タブを開きすぎない
Webアプリにしたあとも、ブラウザのタブでスプレッドシートを開いてしまうと、元の状態に戻ってしまいます。ブラウザのブックマークからスプレッドシートを外しておくと、自然とWebアプリから開く習慣がつきます。
在宅で表を扱う仕事と、道具の整え方
スプレッドシートは、在宅で働く人にとって、仕事の中心にある道具の1つです。
データの入力や集計、請求や売上の管理、取引先との進行表など、在宅の仕事の多くはスプレッドシートを使って進みます。表を開くまでの手間が少ないほど、作業に取りかかる心理的なハードルは下がります。仕事を始める前に「さあ、どこだっけ」と探す時間は、思っている以上に気持ちを消耗させるものです。
アプリやシステムを作る仕事では、こうした「使う人の手間を減らす」ことそのものが仕事になります。アプリケーション開発のお仕事では、Webやスマートフォンのアプリを作る仕事の内容が紹介されています。画面の使いやすさを設計する仕事に興味がある人は、UI/UX・アプリデザインのお仕事で、求められる技術と仕事の流れを確かめられます。開発の仕事の年収の相場は、ソフトウェア作成者の年収・単価相場で地域ごとに比べられます。
文章を書く仕事でも、スプレッドシートは欠かせません。記事の進行表、取材の記録、請求の管理など、ライターや編集者の多くが表で仕事を回しています。著述家,記者,編集者の年収・単価相場では、文章の仕事の年収の相場を確かめられます。複数の媒体と仕事をしている人ほど、進行表をすぐに開けるかどうかが、締め切りを守れるかどうかに直結します。表を開くまでの数秒を減らすことは、締め切りに追われる焦りを少し和らげることでもあるのです。
運営者として見てきた、道具を整える人の働き方
フリーランスと在宅ワークの市場を20年運営してきた立場から言えば、長く仕事が続く人ほど、自分の道具を整えることに時間を使っています。それは高価な道具をそろえるという意味ではありません。毎日使う表をすぐに開けるようにする、ファイルの保存先のルールを決める、といった小さな工夫を、面倒がらずに続けているということです。
道具が整っている人は、依頼された作業に早く取りかかれ、ミスも少なくなります。その結果、依頼する側から「この人に任せると楽だ」と思ってもらえ、次の依頼につながります。仲介の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま受け手の手取りの厚さとして返ってきます。依頼する側も同じ予算で頼める量が増えるので、お互いに無理のない関係が長く続いていきます。
働く環境を整えることは、心の健康を守ることにもつながります。在宅で働く環境の整備には、公的な支援の制度もあります。テレワーク 助成金 2026では、テレワークの導入に使える助成金の概要がまとめられています。
完璧な設定を目指す必要はありません。今日は、毎日いちばんよく使う表を1つだけ、Dockから開けるようにしてみてください。それだけで、明日の朝の仕事の始まりが、少し軽くなるはずです。
よくある質問
Q. GoogleスプレッドシートにはMac用のアプリがありますか?
App StoreのGoogleスプレッドシートのアプリは、記載ではiPhoneとiPadに対応したもので、Mac向けとしては案内されていません。Macでは、ChromeやSafariでスプレッドシートを開き、Chromeの「ページをアプリとしてインストール」やSafariの「Dockに追加」でWebアプリにすると、アプリのようにDockから開けます。
Q. SafariでWebアプリにしたスプレッドシートはオフラインで使えますか?
Googleのヘルプでは、オフラインのアクセスを有効にする条件として、Google ChromeかMicrosoft Edgeのブラウザを使うことと、Googleオフラインドキュメントの拡張機能を入れることが挙げられています。条件にSafariは含まれていないため、オフラインで使いたい場合はChromeでWebアプリを作るほうが合っています。
Q. パソコン版Googleドライブを入れるとスプレッドシートはMacのアプリで開けますか?
パソコン版Googleドライブを入れると、FinderにGoogleドライブのフォルダが表示され、ファイルを探しやすくなります。ただ、Googleのヘルプによると、スプレッドシートのファイルはダブルクリックするとWebブラウザで開きます。編集はブラウザで行う形になります。
Q. スプレッドシートの代わりにNumbersを使っても問題ありませんか?
自分だけで使う表なら、Macのアプリとして軽快に動くNumbersでも問題ありません。Excelのファイルも開けます。ただし、取引先やチームと同じ表を共同で編集している場合は、Numbersに移すと共同編集の流れから外れてしまうため、スプレッドシートのまま使うのが安全です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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