【重要】PHPの脆弱性、うちのサイトは大丈夫?今すぐチェック

電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026

@SOHO編集部
@SOHO編集部
電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026

この記事のポイント

  • ✓電話番号の流出チェックは
  • ✓Have I Been Pwnedでは2026年10月時点でできません
  • ✓使っているサービスの漏えいの発表で確かめる方法

電話番号の流出チェックについて、先に結論を3行で言います。1つ目、メールアドレスのように電話番号を入れるだけで流出を調べられる公的な仕組みは無く、メールアドレスの漏えいを調べる定番のHave I Been Pwnedも、2026年10月29日時点では電話番号で調べる入口を案内していません。2つ目、確かめられるのは、使っているサービスが出した漏えいの発表に「電話番号」が含まれているかどうかです。3つ目、流出したかどうかが分からなくても、迷惑電話とSMSへの備えは今日から設定できます。

この記事では、調べ方、流出したときに起きること、iPhoneとAndroidの設定の手順、国際電話の着信を止める手続きまでを、公式の案内で確かめた範囲で順番に説明します。

電話番号の流出を「調べる」方法は限られている

電話番号の流出を調べたい人の多くは、「自分の番号がどこかで漏れて、迷惑電話やSMSが増えたのではないか」と心配しています。ところが、電話番号は、メールアドレスと比べて流出を確かめる手段がかなり限られます。

理由の1つは、電話番号が漏れる経路の多さです。会員登録、通販の配送先、懸賞の応募、名刺、店の予約など、電話番号を書く場面は日常に数多くあります。そのどこから漏れたかを、後から1つに特定するのは難しいのが実情です。

もう1つは、漏れた情報を集めて検索できるようにした公開のサービスが、主にメールアドレスを単位に作られていることです。電話番号は国ごとに書き方が違い、同じ番号でも「090」から始める書き方と「+81」から始める書き方があるため、検索の仕組みに乗せにくいという事情もあります。

そこで現実的なのは、次の3つを組み合わせることです。

方法 分かること 分からないこと
使っているサービスの漏えいの発表を確かめる そのサービスから電話番号が漏れたか、漏れたおそれがあるか 発表の無い漏れ方
迷惑電話やSMSの変化に気をつける 何らかの形で番号が出回っているかもしれないという兆し どこから漏れたか
自分の番号でインターネットを検索する 番号が公開のページに載っていないか 公開されていない名簿などへの流出

どれも完全ではありません。だからこそ、流出したかどうかを確かめることと並行して、流出していても被害に遭わない設定を済ませておくことが大切になります。

Have I Been Pwnedで電話番号は調べられるか

Have I Been Pwned(ハブ・アイ・ビーン・ポウンド)は、過去の漏えい事件で出回ったデータを集め、自分のメールアドレスが含まれていないかを無料で調べられる海外のサービスです。

2026年10月29日時点で、Have I Been Pwnedのトップページの検索欄には「Check if your email address is in a data breach」(メールアドレスが漏えいに含まれていないか調べる)と書かれていて、サービスの一覧にも「Email Search」「Domain Search」が並んでいます。よくある質問のページにも、電話番号を入れて調べる方法についての記載は見当たりませんでした。漏えいデータの中身として電話番号が含まれることがある、という説明はありますが、調べる入口はメールアドレスです。

つまり、Have I Been Pwnedは電話番号の流出チェックには使えません。ただし、メールアドレスの漏えいを調べることには意味があります。電話番号とメールアドレスは同じサービスに一緒に登録していることが多く、メールアドレスが含まれていた漏えい事件が分かれば、そのサービスに電話番号も登録していたかを振り返る手がかりになるからです。調べ方はHave I Been Pwnedの使い方で、画面に沿って説明しています。

同じサービスの「Notify Me」のページでは、メールアドレスを登録して確認のリンクを押しておくと、そのアドレスが新しい漏えいに含まれたときに無料で知らせを受け取れると案内されています。電話番号の見張りには使えませんが、登録しておけば、電話番号も一緒に登録していたサービスの漏えいに早く気づくきっかけになります。

インターネット上には、電話番号を入れると流出を調べられると名乗るサイトもあります。運営者が分からないサイトに自分の電話番号を入力すると、その番号を集める側に渡すことにもなりかねません。入力する前に、運営者の名前と、入力した番号をどう扱うかが書かれているかを確かめてください。

使っているサービスの漏えいの発表で確かめる

電話番号の流出を最も確実に確かめられるのは、使っているサービスの会社が出す漏えいの発表です。個人情報保護法では、一定の漏えいが起きた会社に、個人情報保護委員会への報告と本人への通知が義務づけられていて、その対象には1,000人を超える漏えいや、不正アクセスによる漏えいが含まれると、個人情報保護委員会の「漏えい等の対応とお役立ち資料」のページで説明されています。

発表には、漏れた項目が一覧で書かれます。2026年10月に出た発表から、電話番号が項目に入っていた例を挙げます。

  • タイムズカーの第5報では、外部送信の痕跡が確認された項目として、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許情報が並んでいます。件数や区分はタイムズカーの情報漏洩にまとめています
  • ローソンの発表では、ローソンアプリ予約の26件について、氏名、電話番号、クレジットカード番号の一部が対象とされています。詳しくはローソンIDの情報漏洩で説明しています

発表を確かめるときは、次の順で読みます。

  1. 会社の公式サイトを、ブックマークや公式アプリから開く(メールのリンクは使わない)
  2. 「お知らせ」の欄から、漏えいについての発表を開く。続報があれば、いちばん新しいものまで読む
  3. 「対象となる情報」「漏えいした項目」の欄に、電話番号が入っているかを見る
  4. 対象の期間やサービス名が、自分の使い方に当てはまるかを見る
  5. 対象かどうかの確かめ方(個別の通知、照会のページ、専用窓口)が書かれていれば、それに従う

使ったことのあるサービスすべての発表を追いかけるのは現実的ではありません。会社からの通知は登録のメールアドレスに届くことが多いので、昔のメールアドレスも含めて、受信箱で「不正アクセス」「漏えい」「お詫び」といった語を検索しておくと、見落としが減ります。

漏えいの通知そのものが本物かを確かめる

電話番号が漏れたという知らせが、メールやSMSで届くことがあります。ところが、その知らせ自体が偽物という場合もあります。「あなたの電話番号が流出しました。確認はこちら」とリンクを押させ、偽サイトで個人情報を入力させる手口です。

本物の通知かどうかは、次の点で確かめます。

  1. 通知の中のリンクは押さず、会社の公式サイトをブックマークや公式アプリから開く
  2. 公式サイトの「お知らせ」に、同じ内容の漏えいの発表が出ているかを見る
  3. 発表に、対象者への連絡に使う送信元のアドレスや方法が書かれていれば、届いた通知と一致するかを見る
  4. 通知が電話で来た場合は、いったん切り、公式サイトに書かれた番号にかけ直す

ローソンの発表のように、対象者への個別の案内に使うメールアドレスを公式発表に載せる会社もあります。発表に書かれていない方法で届いた通知や、漏えいの確認のためにカード番号や暗証番号の入力を求める通知は、偽物として扱ってください。会社が漏えいの確認のために、暗証番号を聞くことはまずありません。

自分の電話番号をインターネットで検索する

もう1つ自分でできるのが、電話番号そのものをインターネットで検索することです。名簿のようなページや、過去の書き込みに番号が載っていないかを確かめられます。

検索するときは、書き方を変えて何度か試します。

  1. 「090-1234-5678」のように、区切りを入れた形を、前後を半角の「"」で囲んで検索する
  2. 「09012345678」のように、区切りの無い形でも検索する
  3. 「+81 90 1234 5678」のように、国番号から始まる形でも検索する
  4. 見つかったページを開き、誰が運営するどんなページかを確かめる

自分の番号が載っているページが見つかった場合は、まずそのページの運営者に削除を求めます。お問い合わせの窓口や、個人情報の削除の依頼先が書かれていることが多いです。

Googleの検索結果に出てくることが問題であれば、Googleの「Google 検索の検索結果で自分の連絡先情報を見つけて削除する」のページに、手続きが案内されています。「あなたに関する検索結果」という機能を使うと、自分の名前と電話番号を登録して、それを含む検索結果があるかを確かめ、削除をリクエストできます。登録した情報を含む新しい検索結果が見つかったときに、メールで通知を受け取る設定もあります。ただし、この機能の一部は特定の地域で18歳以上の人を対象に提供されていると書かれているので、使えるかどうかは画面で確かめてください。また、検索結果から外れても、元のページから情報が消えるわけではありません。

ここで見つからなくても、流出していないとは言い切れません。名簿として売り買いされる情報の多くは、検索で見られる場所には出てこないからです。

自分で気づける流出のサイン

発表が無くても、番号が出回っている兆しに気づける場合があります。次のような変化があれば、番号がどこかで使われている可能性を考えて、後の節の備えを急ぎます。

  • 知らない番号からのSMSが急に増えた。とくに、宅配の不在通知、携帯電話料金の未払い、カードの利用停止を名乗るもの
  • 名前を言い当てる電話や、利用しているサービスの名前を出す電話がかかってくる
  • 「+1」「+44」など、「+81」以外の国番号から着信がある
  • 身に覚えのない認証コード(ログインの確認のための数字)がSMSで届く
  • 知人から「あなたの番号から変なSMSが来た」と言われた

このうち、身に覚えのない認証コードは、誰かがあなたの電話番号やメールアドレスを使って、どこかのサービスにログインしようとしている兆しのことがあります。NTTドコモの「万が一被害に遭ったら」のページも、自分が操作していないときにセキュリティコードや認証コードが届いた場合は、第三者が不正ログインを試みている可能性があるとして、ログイン履歴の確認とパスワードの変更を勧めています。

知人から「あなたの番号から変なSMSが来た」と言われた場合は、流出とは別に、自分のスマートフォンに不正なアプリが入っている可能性があります。この場合は後の節の手順で、アプリの確認を先に行います。

警察庁のフィッシング対策のページも、マルウェア(悪意のあるアプリ)に感染すると、電話帳の情報が盗まれたり、自分のスマートフォンがフィッシングSMSの発信源になったりすることがあると説明しています。NTTドコモは、フィッシングSMSの送信を検知したときに、利用者の意図しない送信が行われた可能性があると知らせる「意図せぬ迷惑メッセージ送信に関するお知らせ」を無料で提供しています。この通知が届いた場合も、まず不正なアプリの削除から始めます。

電話番号が流出したらどうなるか

電話番号が流出したときに起きやすいことを、公的な機関の説明をもとに整理します。

1つ目は、フィッシングのSMS(スミッシング)です。フィッシングとは、実在の会社を名乗って偽のサイトに誘い、IDやパスワード、カード番号を入力させて盗む手口のことで、SMSを使うものをスミッシングと呼びます。警察庁の「フィッシング対策」のページは、携帯電話の番号あてに送れるSMSを悪用し、携帯電話会社、宅配業者、銀行をかたって偽サイトに誘導する事例を多数確認していると説明しています。

2つ目は、詐欺の電話です。警察庁の「みんなでとめよう!!国際電話詐欺」のページによると、令和7年中に特殊詐欺に使われた電話番号のうち、国際電話番号は約75.5%でした。特殊詐欺とは、電話などで相手を信じ込ませ、現金や振り込みをだまし取る詐欺のことです。

3つ目は、表示される番号そのものの偽装です。警察庁は、警察官を名乗る犯人が、実在する警察本部の代表電話番号を偽装して表示させた事例を公表しています。この事例では、表示された番号に被害者が後からかけ直して、詐欺だと分かりました。着信画面に本物の番号が出ていても、それだけでは相手が本物とは限りません。

4つ目は、ほかの情報と組み合わされることです。電話番号だけでは大きな被害につながりにくくても、名前や住所、利用しているサービスの名前と一緒に漏れると、相手は「あなたのことを知っている」という前提で話しかけてきます。本物らしく聞こえるほど、だまされやすくなります。住所も漏れた場合の備えは、個人情報が流出して住所が漏れたときの対応で説明しています。

迷惑SMSへの備え:携帯電話会社とスマートフォンの設定

SMSの被害を防ぐ基本は、本文のリンクを押さないことです。そのうえで、届きにくくする設定と、届いても開きにくくする設定を重ねます。

携帯電話会社の側の設定として、NTTドコモは、危険なサイトのURLや詐欺の電話番号を含むSMSを、受け取る前に自動で判定して拒否する「危険SMS拒否設定」を無料で提供しています。申し込みは不要で、一部の人を除いて自動で適用されますが、「SMS一括拒否」や「個別番号受信」の設定と併用はできません。ほかの携帯電話会社にも迷惑SMSの対策があるので、契約している会社の公式サイトで確かめてください。

スマートフォンの側では、次の設定が使えます。

端末 設定 公式の説明の要点
iPhone 不明な差出人からのiMessageをフィルタ、迷惑メッセージの報告 Appleのサポートページで案内
iPhone 特定の番号の着信拒否 メッセージアプリでチャットを開き、上部の連絡先をタップして「発信者を着信拒否」
Android(ドコモの+メッセージ) 連絡先に無い番号からのメッセージのURLへのアクセスを抑える機能 初めから有効。設定で未登録の番号からのメッセージを別のフォルダに分けられる

iPhoneの着信拒否は、Appleの「iPhoneやiPadで電話番号、連絡先、メールアドレスを着信拒否する」に手順が載っています。iOS 26では、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「着信拒否した連絡先」>「着信拒否する連絡先を追加」の順でも登録できます。着信を拒否しても、相手にはそのことは知らされません。

届いた迷惑SMSは、削除する前に携帯電話会社に報告すると、判定の精度を上げる材料になります。NTTドコモの危険SMS拒否設定のお知らせにも、受け取ったフィッシングSMSの情報提供を呼びかける「迷惑SMS/+メッセージを報告する」の案内があります。報告の方法は会社ごとに違うので、契約している会社の公式サイトで確かめ、報告が済んだらメッセージは削除してください。

迷惑SMSは送信元の番号が次々と変わるため、番号ごとの拒否だけでは追いつきません。携帯電話会社の自動の判定と、本文のリンクを押さない習慣を組み合わせるのが現実的です。他社を名乗るSMSの見分け方は、スミッシング詐欺の見分け方で、本文とURLの見方を手順にしています。

迷惑電話への備え:iPhoneとAndroidの設定

迷惑電話は、知らない番号に出ないことがいちばんの対策です。スマートフォンには、知らない番号からの着信をあらかじめ振り分ける機能があります。

iPhoneの場合は、Appleの「iPhoneで不明な発信者を管理する」に、2026年9月25日公開の手順が載っています。

  1. 「設定」を開いて、「アプリ」をタップする
  2. 「電話」をタップする
  3. 「不明な発信者をスクリーニング」で、「しない」「通話の理由を尋ねる」「消音」から選ぶ。「消音」を選ぶと、連絡先に保存していない番号からの着信は自動で消音になり、留守番電話に送られる
  4. 下にスクロールして「通話フィルタリング」の「不明な発信者」をオンにすると、不明な番号からの不在着信と留守番電話が「不明な発信者」のリストに移る
  5. 同じ「通話フィルタリング」で迷惑電話フィルタをオンにすると、迷惑電話が「迷惑電話」のリストに分けられる

Appleは、家族や病院、子どもの学校など、大事な番号は連絡先に登録しておくよう案内しています。登録しておけば、これらの着信は常に表示されます。

Androidで、Googleの電話アプリを使っている場合は、Googleの「発信者番号と迷惑電話対策の機能を使用する」に手順があります。この機能は初めからオンになっていて、連絡先に無い相手の名前や会社名を表示したり、迷惑電話の疑いがあるときに警告を出したりします。

  1. 電話アプリを開く
  2. その他アイコンから[設定]>[発信者番号 / 迷惑電話]をタップする
  3. [発信者番号とスパムの番号を表示]をオンにする
  4. 迷惑電話を鳴らさないようにするには、[スパムの疑いがある通話をフィルタ]をオンにする

機種によっては、自動で通話をスクリーニングする機能に置き換わっていて、同じ名前の項目が無い場合があります。メーカー独自の電話アプリを使っている機種では画面の名前が違うので、メーカーの説明書で確かめてください。

国際電話の着信を止める手続き

国際電話番号を使った詐欺が多いことから、警察庁は国際電話の着信を受けない対策を呼びかけています。

国際電話番号(+1や+44などから始まる番号)を利用した特殊詐欺被害が多発しています。 被害に遭わないために、国際電話番号からの着信を受けないための対策をしましょう。

出典:警察庁 SOS47「みんなでとめよう!!国際電話詐欺 #みんとめ」

固定電話の場合は、海外と固定電話で話すことが無ければ、国際電話の利用を休止できます。警察庁の案内では、「国際電話不取扱受付センター」の0120-210-364に電話するか、案内のページから申し込む方法が示されていて、警察庁の注意喚起では、国際電話の発着信を無償で休止できると書かれています。手続きが難しい場合は、最寄りの警察署に連絡するよう案内されています。

携帯電話の場合は、警察庁は次の見直しを勧めています。

  • 番号非通知の着信を拒否する
  • 番号を通知できない着信を拒否する
  • 電話帳に登録していない番号からの着信を拒否する
  • 国際電話の着信を規制できるアプリを使う(警察庁が推奨するアプリや、都道府県警察の防犯アプリ、携帯電話会社のセキュリティ対策のアプリ。有料の場合もある)

「+」から始まる番号は国番号です。日本の国番号は「+81」なので、それ以外の国番号の着信で、身に覚えが無いものには出ないことが基本になります。海外に住む家族や取引先がいる人は、その番号を連絡先に登録しておけば、拒否の設定と両立しやすくなります。

電話番号でログインしているサービスを見直す

電話番号の流出で見落とされやすいのが、ログインへの影響です。電話番号をIDとして使うサービスや、ログインの確認にSMSの認証コードを使うサービスでは、電話番号が知られると、ログインを試される入口が1つ増えます。

まず、電話番号でログインできるサービスを書き出します。そのうえで、次の順に見直します。

  1. パスワードが、ほかのサービスと同じになっていないかを確かめ、同じものはすべて別のパスワードに変える
  2. 2段階認証を設定する。2段階認証とは、パスワードに加えて別の確認を求める設定のことで、パスワードが知られても他人がログインしにくくなる
  3. 選べる場合は、SMSの認証コードより、認証アプリやパスキーを使う。パスキーは、パスワードの代わりに端末の顔認証や指紋認証でログインする方式で、偽サイトに入力して盗まれる被害を受けにくい
  4. 各サービスのログイン履歴で、身に覚えのないログインが無いかを見る
  5. アカウントの回復用に登録している電話番号とメールアドレスが、今も自分のものかを確かめる

認証コードは、どんな理由があっても他人に教えてはいけません。「本人確認のため」「間違って送ったので教えて」と電話やSMSで聞かれたら、それはログインを乗っ取ろうとする手口だと考えてください。

電話番号を変えたほうがよいか

流出が分かったとき、電話番号を変えるべきかどうかは、被害の程度と、番号を変える手間との比べ合いで決めます。

迷惑電話やSMSが少し増えた程度であれば、この記事の設定で振り分けられることが多く、すぐに番号を変える必要はないと考えられます。番号を変えると、銀行、勤め先、取引先、各サービスの登録など、知らせる先と変える手続きが数多く出てくるためです。

一方で、次のような場合は、番号の変更も選択肢に入ります。

  • 迷惑電話が設定では防ぎきれないほど多く、生活や仕事に差し支えている
  • 特定の相手からの嫌がらせが続いている
  • 電話番号と一緒に住所や家族の情報まで漏れ、つきまといの不安がある

番号の変更の手続きと費用は、携帯電話会社ごとに違います。契約している会社の公式サイトか店頭で確かめてください。番号を変えた場合は、ログインや回復用に登録していた電話番号の書き換えを、変える前に済ませておく必要があります。古い番号のままにしておくと、認証コードが届かずにログインできなくなることがあります。

嫌がらせやつきまといの不安がある場合は、番号の変更と並行して、警察相談専用電話の#9110に相談してください。#9110は、かけた場所を受け持つ都道府県警察の総合窓口につながる番号です。

家族、とくに高齢の家族の電話番号を守る

電話番号の流出で被害に遭いやすいのは、本人よりも、電話に出る習慣が強い家族であることがあります。固定電話を使っている家族がいる場合は、本人の設定と合わせて家族の分も見直します。

警察庁の「みんなでとめよう!!国際電話詐欺」のページは、固定電話の対策として国際電話の着信ブロックが特に有効だとしたうえで、海外の人と固定電話で話すことの無い人に、国際電話の利用休止の申し込みを呼びかけています。前の節で紹介した国際電話不取扱受付センターの手続きです。

このほか、家族で決めておくと役立つことを挙げます。

  • 知らない番号からの電話には出ず、留守番電話に用件を残してもらう
  • 警察、役所、銀行、携帯電話会社を名乗る電話でお金や暗証番号の話が出たら、いったん切って家族に相談する
  • 表示された番号に折り返さず、自分で調べた公式の番号にかけ直す
  • 迷ったときの相談先として、警察相談専用電話の#9110を電話機のそばに書いておく

警察庁は、警察官が電話で捜査の対象になっていると伝えることは無く、SNSで連絡したり、警察手帳や逮捕状の画像を送ったりすることも無いと明言しています。この3つを家族で共有しておくだけでも、警察を名乗る詐欺の多くは見分けられます。

電話番号を書く場面を減らす

流出を後から調べるのが難しい以上、そもそも番号を渡す先を減らすことが、長い目で見た対策になります。

  • 懸賞やアンケートで、電話番号が必須でなければ書かない
  • 会員登録の前に、プライバシーポリシー(個人情報の扱いを説明したページ)で、電話番号を何に使うか、第三者に提供するかを確かめる
  • 使わなくなったサービスは退会し、登録した情報の削除を求められるかを確かめる
  • 通販の配送先に入れる番号と、銀行や決済サービスに登録する番号を分けられるなら分ける

個人情報保護委員会の「個人情報保護法相談ダイヤル」のページには、会社が個人情報の扱いの苦情を受け付けている場合があることや、会社の扱いに問題があると考えたときに相談できることが書かれています。登録した覚えの無い会社から電話がかかってくる、断っても続く、といった場合は、どこで番号を知ったのかを相手に尋ね、答えが無ければこの相談ダイヤルに相談するのも1つの方法です。

押してしまった、答えてしまったときにすること

迷惑SMSのリンクを押した、電話で情報を答えてしまった場合は、何をしたかによって対応が変わります。NTTドコモの被害時の案内と警察庁の案内から、要点を整理します。

してしまったこと すること
SMSのリンクを開いただけ サイトを閉じ、閲覧履歴とCookieを削除する。ドコモはアクセスしただけでは被害は発生しないと説明している
IDやパスワードを入力した すぐにパスワードを変える。同じパスワードのほかのサービスもすべて変える
カード番号や口座番号、暗証番号を入力した、答えた カード会社や金融機関に連絡する
アプリを入れてしまった(Android) セキュリティアプリで不正なアプリを探して削除し、提供元不明のアプリを入れない設定にする
構成プロファイルを入れてしまった(iPhone) 「設定」>「一般」>「VPNとデバイス管理」から不正なプロファイルを削除する
お金をだまし取られた 最寄りの警察署か、都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口に相談する

Cookieとは、サイトが端末に保存する小さな記録のことです。お金の被害に至っていない段階の相談は、警察相談専用電話の#9110、契約や請求のトラブルは消費者ホットラインの188で受け付けています。警察庁の相談窓口の一覧(PDF)には「情報流出による被害の相談は#9110番へ」とあり、ダイヤル回線や一部のIP電話から#9110が使えない場合の各警察本部の番号も載っています。

在宅で働く人が電話番号を守るために

@SOHO編集部は2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきました。その中で見てきたのは、在宅で働く人は、取引先への連絡や仕事の登録に個人の携帯電話番号を使うことが多く、仕事の連絡と迷惑電話が同じ番号に混ざりやすいということです。取引先の番号を連絡先に登録しておけば、知らない番号を消音にする設定とも両立できます。仕事で外部に出す番号と、銀行や決済のサービスに登録する番号を分けるのも、流出したときの影響を小さくする方法です。顧客の電話を受ける仕事、たとえばカスタマーサポート・事務全般のお仕事では、相手を名乗る詐欺の電話への対応も業務の一部になるので、ここで書いた見分け方はそのまま役に立ちます。

電話番号の流出チェックは、使っているサービスの漏えいの発表で確かめることが中心になり、ほかの方法は兆しに気づく程度にとどまります。だからこそ、流出したかどうかに関係なく、知らない番号に出ない設定、SMSのリンクを押さない習慣、電話番号でログインするサービスの2段階認証を済ませておくことが、確実に自分を守る方法になります。

よくある質問

Q. 電話番号が流出しているか無料で調べる方法はありますか?

メールアドレスのように電話番号を入れて調べられる公的な仕組みはありません。2026年10月29日時点で、Have I Been Pwnedもメールアドレスで調べる入口だけを案内しています。使っているサービスの漏えいの発表で、項目に電話番号が入っているかを確かめるのが確実です。

Q. 電話番号だけが流出した場合、どんな被害が考えられますか?

フィッシングのSMSや詐欺の電話が届きやすくなります。名前や住所、利用しているサービスの名前と一緒に漏れると、本物らしく話しかけられてだまされやすくなります。知らない番号に出ない設定と、SMSのリンクを押さない習慣で、多くの被害は防げます。

Q. 国際電話からの着信を止めることはできますか?

固定電話は、国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に申し込むと国際電話の利用を休止できると警察庁が案内しています。携帯電話は、国際電話の着信を規制できるアプリの利用や、電話帳に無い番号からの着信を拒否する設定が勧められています。

Q. 流出が分かったら電話番号を変えるべきですか?

迷惑電話やSMSが少し増えた程度なら、端末の設定で振り分けられることが多く、すぐに変える必要はないと考えられます。設定で防げないほど多い、嫌がらせが続くといった場合は変更も選択肢です。変える前に、ログイン用に登録した番号の書き換えを済ませてください。

この記事について

@SOHO
編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年10月30日
@SOHO編集部

この記事を書いた人

@SOHO編集部

フリーランス・在宅ワークの専門メディア

@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

@SOHOで仕事を探してみませんか?

手数料0%・登録無料のクラウドソーシング。フリーランスの方も企業の方も、今すぐ始められます。

関連記事

カテゴリから探す

クラウドソーシング入門

クラウドソーシング入門

クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド

職種別ガイド

職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス

フリーランス

フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金

お金・税金

確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ

スキルアップ

プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング

比較・ランキング

サービス比較・おすすめランキング

AI活用

AI活用

職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド

最新トレンド

市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド

発注者向けガイド

クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア

転職・キャリア

転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人

看護師の転職・求人

看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人

薬剤師の転職・求人

薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人

介護職の転職・求人

介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人

保育士の転職・求人

保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人

医療職の転職・求人

医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険

保険

生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人

採用・求人

無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース

オフィス・ワークスペース

バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業

法律・士業

契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代

シニア・50代

シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

金融・フィンテック

金融・フィンテック

暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス

経営・ビジネス

経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材

ガジェット・機材

フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方

子育て×働き方

子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金

補助金・助成金

個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却

M&A・事業売却

会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド

アウトソーシング・外注ガイド

SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方