LINEオープンチャットの作り方と、教室やサークルの連絡に使う前に決めておくこと

@SOHO編集部
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LINEオープンチャットの作り方と、教室やサークルの連絡に使う前に決めておくこと

この記事のポイント

  • ✓LINEオープンチャットの作り方を
  • ✓作成画面の開き方から参加タイプの選び方
  • ✓自動応答まで手順で解説します

LINEオープンチャットの作り方は、実はとても簡単です。LINEアプリさえあれば、数分でトークルームができあがります。ただ、教室やサークル、部活やゼミの連絡用として作るなら、作る前に決めておかないと後で困ることがいくつかあります。誰でも入れる設定のまま募集を始めて知らない人が入ってきた、会費の振込先を投稿したら規約に触れてしまった、管理者が卒業したら誰も設定を変えられなくなった。こうした失敗は、作る前の数分の準備で防げます。

この記事では、オープンチャットを作る手順を最初から順に説明したうえで、教室やサークルの連絡に使う前に決めておきたいことを整理します。

LINEオープンチャットとは何か

LINEオープンチャットは、LINEの中で使える、グループとは別のトークルームの仕組みです。いちばんの特徴は、普段のLINEのプロフィールとは別の、トークルーム専用の名前とアイコンで参加できることです。LINEの公式サイトでは、次のように紹介されています。

普段お使いのLINEのプロフィール(名前やアイコン)とは異なる、オープンチャット専用のプロフィールを設定して、簡単に新しいチャットルームを作成できます。 出典: openchat-jp.line.me

普段のLINEのグループとの違いを整理すると、次のようになります。

項目 LINEのグループ LINEオープンチャット
参加の方法 友だちから招待される リンク、QRコード、検索などから参加できる
表示される名前 普段のLINEの名前とアイコン トークルーム専用の名前とアイコン
参加できる人数 公式のヘルプで上限が案内されている 最大5,000人(申請と審査で最大10,000人)
管理の機能 限られる 共同管理者、強制退会、NGワード、自動応答など
公開の範囲 招待された人だけ 全体公開、参加コード、参加承認から選べる

人数については、LINEの公式サイトで、最大5,000人までのコミュニティを作れ、必要に応じて管理者が定員数の上限変更を申請し、審査を通れば最大10,000人まで広げられると案内されています。

教室やサークルで使う場合、普段のLINEの名前を知られずに済むこと、友だち登録をしなくても参加できることが大きな利点です。先生と生徒、先輩と新入生のように、普段のLINEのつながりを持ちたくない関係でも使いやすい仕組みです。

教室やサークルの連絡にオープンチャットが選ばれる理由

大学のサークル、ゼミ、習い事の教室、地域の集まりなど、連絡の手段としてオープンチャットを選ぶ人は多くいます。理由は大きく3つあります。

1つ目は、ほぼ全員がLINEを使っていることです。新しいアプリを入れてもらう必要がなく、QRコードを見せるだけで参加してもらえます。新入生の勧誘の時期に、説明会の会場でQRコードを掲示して、その場で参加してもらうといった使い方ができます。

2つ目は、個人のLINEを教え合わなくて済むことです。サークルの連絡のために全員と友だちになるのは、正直なところ気が重いものです。オープンチャットなら、トークルームの中だけのつながりで済みます。

3つ目は、管理者の機能がそろっていることです。普段のLINEのグループでは難しい運営の作業も、オープンチャットなら管理者の画面から行えます。荒らしのような投稿を削除する、問題のある人を退会させる、新しく入った人に自動であいさつを送る、といったことが、LINEの中だけでできます。

一方で、オープンチャットは「誰でも気軽に入れる場」として作られているため、会員の名簿を管理したり、会費を集めたり、写真や資料を長く整理して残したりする用途には向かない面もあります。この点は、後半の「教室やサークルの連絡に使う前に決めておくこと」の節で詳しく説明します。

オープンチャットの作り方の手順

ここからは、オープンチャットを作る手順を、LINEの公式サイトの案内に沿って説明します。手順はiPhoneとAndroidでほぼ同じですが、画面の表示が一部異なることがあります。

手順1. オープンチャットのメイン画面を開く

LINEアプリの「ホーム」タブ、または「トーク」タブを開きます。サービスの一覧、またはトーク画面の右上にある「オープンチャット」のアイコンをタップすると、オープンチャットのメイン画面に移動します。

手順2. 作成のボタンをタップする

メイン画面にある「オープンチャットを作成」のボタンをタップします。公式の使い方ガイドでは、メイン画面の右下にある緑のボタンと案内されています。

手順3. 基本の情報を入力する

作成の画面で、次の項目を入力します。

  • オープンチャット名:テーマや目的が分かる名前にします。「○○大学 テニスサークル 2026年度連絡用」のように、どの集まりの何のためのトークルームかが分かる名前にすると、間違えて入る人が減ります
  • メイン画像:トークルームの顔になる画像です。全員のトークルームの背景にもなります
  • 説明文:どんなトークルームかを書きます。対象の人、目的、ルールの要点を短く書いておきます
  • カテゴリー:検索されたときの分類です
  • 検索を許可:オンにすると、オープンチャットの検索に表示されます

手順4. 自分のプロフィールを設定する

トークルームの中で使う自分のニックネームとプロフィール画像を設定します。公式サイトでは、ここで設定するプロフィールは、LINEアカウントの登録名やアイコンとは連動しないと案内されています。管理者として使うなら、「運営」「代表」など役割が分かる名前にしておくと、メンバーが連絡しやすくなります。

手順5. プレビューで確かめて作成する

公式の使い方ガイドによると、作成の前にプレビューのボタンで登録内容を確認できます。問題がなければ「完了」または「作成」をタップします。これでトークルームのできあがりです。

作成した後も、名前、画像、説明文、定員数などはいつでも変更できます。最初から完璧にしようとせず、まず作ってみて、使いながら整えれば大丈夫です。

名前と説明文の書き方の例

作成の画面で迷いやすいのが、オープンチャット名と説明文です。ここを丁寧に書いておくと、間違えて入る人が減り、入ってきた人にも目的が伝わります。

名前は、「どの集まりの」「何のための」トークルームかが分かる形にします。たとえば次のような付け方です。

  • 「みなみ書道教室 土曜クラス 連絡用」
  • 「○○大学 写真部 2026年度 全体連絡」
  • 「△△町 子ども会 役員の打ち合わせ」

年度や曜日を入れておくと、翌年に新しいトークルームを作ったときや、クラスが複数あるときに区別しやすくなります。反対に、「みんなの部屋」「連絡用」のような短すぎる名前は、メンバーが複数のオープンチャットに参加しているときに、どれが自分の集まりのものか分からなくなる原因になります。長くても、ひと目で分かる名前を優先してください。

説明文には、対象の人、目的、参加の条件、ルールの要点を短く書きます。

「みなみ書道教室の土曜クラスに通っている生徒と保護者のための連絡用です。休講や振替のお知らせ、持ち物の連絡を行います。参加には教室でお伝えした参加コードが必要です。個人の連絡先の投稿はご遠慮ください。」

このくらいの長さで十分です。説明文は、リンクやQRコードからトークルームを開いた人が、参加する前の画面で目にすることもあるので、参加コードそのものや、メンバーの名前などは書かないようにします。説明文は作成した後も変更できるので、運営しながら必要に応じて書き直します。

メイン画像は、教室のロゴや活動の写真など、ひと目で何の集まりか分かるものを選びます。メンバーの顔がはっきり写った写真は、トークルームの顔として使い続けることになるので避けたほうが無難です。

参加タイプの選び方

オープンチャットを作ったら、最初に確かめたいのが参加タイプ(公開設定)です。公式サイトでは、次の3つが案内されています。

参加タイプ 内容 向いている場面
全体公開 誰でも自由に参加できる 誰が入ってもよい雑談や情報交換の場
参加コード入力 管理者が決めたコードを知っている人だけが参加できる メンバーにだけコードを伝えられる教室やサークル
参加承認制 管理者が決めた質問への回答を見て、承認した人だけが参加できる 入る人を1人ずつ確かめたい集まり

教室やサークルの連絡に使うなら、全体公開は避けるのが基本です。リンクが外に広まったときに、関係のない人が入ってくる可能性があるからです。

メンバーが決まっている集まりなら「参加コード入力」、新しい人を募集しつつ1人ずつ確かめたいなら「参加承認制」が向いています。参加承認制では、「所属の学部と学年を教えてください」「体験レッスンに来た日を教えてください」のように、関係者なら答えられる質問を用意しておくと、承認の判断がしやすくなります。

参加タイプは、作成した後からでも変更できます。新入生の募集の時期だけ参加承認制にして、募集が終わったら参加コード入力に切り替える、といった使い方もできます。

あわせて、検索の許可も確認しておきます。公式の使い方ガイドによると、検索の許可をオフにすると、オープンチャットのメイン画面の検索から外れます。身内の連絡用なら、検索はオフにしておくのが安全です。

メンバーを招待する方法

トークルームができたら、メンバーを招待します。公式の使い方ガイドでは、トークルーム右上のメニューから「招待」を選ぶと、次の方法が選べると案内されています。

  • 友だちを招待:すでにLINEの友だちになっている人に知らせる
  • リンクをコピー、リンクをシェア:トークルームのURLを送る
  • QRコードをシェア:QRコードの画像を保存、共有、印刷する

QRコードは印刷して、人が集まる場所に掲示することもできます。サークルの新歓のブースや、教室の受付にQRコードを貼っておけば、その場で参加してもらえます。

ただし、QRコードやリンクは、一度外に出ると誰に渡るか分かりません。掲示や配布をするときは、参加コード入力か参加承認制にしておき、関係のない人が入れないようにしておきます。参加コードは、QRコードとは別の手段、たとえば対面での口頭や、配布する紙の別の場所に書くといった形で伝えると、掲示されたQRコードだけでは入れなくなります。

ルールとノートを整える

メンバーが集まる前に、トークルームのルールを決めて投稿しておきます。公式の使い方ガイドでは、メニューの「ノート」からトークルームのルールを投稿し、「大事なノートに登録」しておく方法が案内されています。大事なノートに登録したものは、メンバーが見つけやすくなります。

教室やサークルのルールとしては、たとえば次のような項目が考えられます。

  • このトークルームの目的(連絡、日程の調整、質問など)
  • 投稿してよい内容と、控えてほしい内容
  • 個人の連絡先を投稿しないこと
  • 欠席や遅刻の連絡の仕方
  • 困ったときの連絡先(管理者のニックネーム)

ルールは長く書きすぎると読まれません。5項目前後に絞り、最初に参加したときに目に入るようにしておきます。

管理者の機能を設定する

オープンチャットには、トークルームを運営するための機能がそろっています。公式の使い方ガイドで案内されている主な機能を紹介します。

共同管理者を決める

管理者は、メンバーの中から共同管理者を指定できます。公式の使い方ガイドによると、共同管理者は最大100人まで登録でき、共同管理者ができることは、ノートの作成、メッセージの削除、メンバーの強制退会などの項目ごとに権限で制限できます。また、管理者の権限そのものを共同管理者に移すこともでき、移した後は元の管理者が共同管理者になります。

あいさつメッセージと予約メッセージ

自動応答の機能を使うと、新しいメンバーが入ったときに、自動であいさつのメッセージを送れます。トークルームの説明や、読んでほしいノートの案内を入れておくと、毎回同じ説明をする手間が省けます。日時を指定してメッセージを送る予約メッセージもあり、「毎週」「毎月」の繰り返しも設定できます。練習日の前日のリマインドなどに便利です。

キーワード応答メッセージ

特定のキーワードが投稿されたときに、自動でメッセージを返す機能です。公式の使い方ガイドによると、キーワードは半角のスラッシュから始まる必要があります。たとえば「/日程」と投稿すると、今月の練習日程が自動で返ってくる、といった使い方ができます。

NGワードと強制退会

LINEの基準のNGワードを含む投稿は自動で削除されるうえ、スパムフィルターの機能で、トークルームごとにNGワードを追加できます。設定した回数以上NGワードを投稿した人には、強制退会のボタンが表示されます。問題のある人を退会させるときに、再参加を禁止する設定も選べます。

イベントと投票の権限

公式の使い方ガイドの権限の一覧には、イベントの作成と削除、投票の作成と削除も含まれています。練習日や発表会の日程を決めるときに投票を使えば、トークで1人ずつ返事を集めるより集計が楽になります。誰でも投票を作れる設定にすると、似た投票が乱立することがあるので、作成できる人を管理者と共同管理者に絞っておくと整理しやすくなります。

教室やサークルの連絡に使う前に決めておくこと

ここまでの手順でトークルームは作れます。ただ、教室やサークルの連絡に長く使うなら、作る前に次のことを決めておくと、後のトラブルを防げます。

誰が管理者になり、誰に引き継ぐか

大学のサークルやPTAのように、役員が毎年入れ替わる集まりでは、管理者の引き継ぎが必ず発生します。管理者が卒業したり、連絡が取れなくなったりすると、設定を変えられる人がいなくなります。最初から共同管理者を2〜3人決めておき、代替わりの時期に管理者の権限を次の代表に移す、という流れを決めておきます。

会費やお金のやり取りをどうするか

ここは特に注意が必要です。LINEオープンチャットの安心・安全ガイドラインでは、禁止事項として次の行為が挙げられています。

口座情報、QRコード、受取用URL等の情報を記載し、または、記載させるなどの方法により、自身または他人がオープンチャット経由で金銭や電子マネーを送金できるよう誘導する行為 出典: openchat-jp.line.me

つまり、トークルームに会費の振込先の口座や、送金用のQRコードを投稿して支払いを促すことは、ガイドラインで禁じられています。違反すると、投稿の削除や利用の停止の対象になる場合があります。会費の集め方は、対面で集める、別の決済の手段を使うなど、オープンチャットの外で決めておく必要があります。

個人情報をどう扱うか

同じガイドラインでは、LINE IDや他のSNSの連絡先、電話番号、住所などの個人情報の投稿も禁止事項とされています。緊急連絡網のように、メンバーの電話番号を共有する必要がある集まりでは、オープンチャットとは別の方法を用意します。

記録や写真をどこに残すか

オープンチャットはリアルタイムのやり取りが中心の仕組みです。練習の日程表、過去の議事録、イベントの写真などは、トークの流れの中に埋もれやすくなります。大事な情報はノートに登録する、写真は別のサービスで共有する、といった分担を決めておくと、新しく入った人も情報を探しやすくなります。

運営を始めてから最初の1か月の進め方

トークルームを作ってメンバーが集まったら、最初の1か月で運営の型を固めます。ここで決まった雰囲気が、その後も続くからです。

最初の週は、管理者から自己紹介と使い方の説明を投稿します。ルールのノートを読んでもらうよう呼びかけ、分からないことがあれば気軽に質問してよいと伝えます。あいさつメッセージを設定しておけば、後から入った人にも同じ案内が届きます。

2週目からは、連絡の型を決めて守ります。たとえば「練習の連絡は毎週日曜の夜に投稿する」「大事なお知らせはノートにも登録する」と決めておくと、メンバーはいつどこを見ればよいかが分かります。予約メッセージを使えば、決まった曜日に自動で投稿できます。

3週目には、メンバーの反応を確かめます。読まれていないお知らせはないか、質問が同じ内容で繰り返されていないかを見ます。同じ質問が多いなら、キーワード応答メッセージで答えを返せるようにするか、ノートに答えをまとめて登録します。

4週目には、共同管理者と運営を振り返ります。困ったこと、変えたいルールを話し合い、必要ならルールのノートを更新します。最初の1か月で小さな修正を重ねておくと、その後の運営がぐっと楽になります。

LINEのグループと使い分ける例

オープンチャットだけで全部を済ませようとせず、普段のLINEのグループと使い分ける方法もあります。

たとえばサークルなら、全体への連絡はオープンチャット、役員どうしの打ち合わせは役員だけのLINEのグループ、という分け方です。役員どうしはすでに友だちになっていることが多く、細かい相談は普段のグループのほうが気軽にできます。全体に関わる決定事項だけを、オープンチャットのノートに登録して全員に知らせます。

習い事の教室なら、教室全体のお知らせはオープンチャット、個別の相談は教室の公式の窓口、という分け方が考えられます。オープンチャットのガイドラインでは、個人の連絡先の投稿や、1対1の出会いを目的とする行為などが禁止事項とされています。生徒や保護者との個別の連絡は、トークルームの外の窓口で受けると決めておくのが安全です。

使い分けのルールは、ルールのノートに書いておきます。「欠席の連絡は教室の電話へ」「トークルームでは全体に関わる質問だけ」と明記しておけば、メンバーも迷いません。

メンバーに配る案内文の例

トークルームを作ったら、メンバーに参加してもらうための案内を配ります。案内には、何のためのトークルームか、どうやって参加するか、参加した後に何をしてほしいかを書きます。そのまま使える形の例を示します。

「土曜クラスの連絡用に、LINEのオープンチャットを作りました。休講や振替のお知らせは、今後こちらで行います。

参加の方法

  1. 下のQRコードをLINEで読み取ってください
  2. 参加コードの入力を求められたら、教室でお伝えしたコードを入力してください
  3. ニックネームは『お子さんの名前+保護者』の形でお願いします(例:はなこ保護者)

参加したら、『大事なノート』にあるルールを一度お読みください。普段のLINEの名前やアイコンは、ほかの参加者には表示されません。」

ニックネームの付け方を指定しておくと、管理者が誰なのかを見分けやすくなり、関係のない人が紛れ込んだときにも気付けます。普段のLINEの名前が出ないことを書き添えておくと、参加をためらう人の不安を減らせます。

スマートフォンの操作に慣れていないメンバーがいる場合は、教室や練習の場で、実際に一緒に参加の操作をする時間を5分ほど取るのが確実です。QRコードの読み取り方が分からずに参加できないまま、という人を出さないことが、連絡の取りこぼしを防ぐいちばんの近道です。

トークルームを引き継ぐとき、閉じるとき

集まりには終わりや代替わりがあります。その場面でのトークルームの扱いも決めておきます。

代表が交代するときは、管理者の権限を次の代表に移します。公式の使い方ガイドによると、設定のメンバー管理から「管理者権限を移行」を選び、共同管理者の中から移す相手を選びます。移す相手は、あらかじめ共同管理者に指定しておく必要があります。移した後は、元の管理者が共同管理者になるので、必要に応じて共同管理者からも外します。

年度ごとにメンバーが大きく入れ替わる集まりでは、年度ごとに新しいトークルームを作る方法もあります。前の年度のやり取りが残っていると、新しいメンバーにとって必要な情報が探しにくくなるためです。新しいトークルームを作ったら、古いほうのお知らせで移行先を案内し、一定の期間が過ぎたら古いトークルームを閉じます。

トークルームを閉じるときは、公式の使い方ガイドによると、設定からオープンチャットを削除を選びます。削除する前に、残しておきたいお知らせやルールの文章を控えておき、次のトークルームや別の場所に引き継ぎます。

作る前に確かめたいことの一覧

ここまでの内容を、作る前に確かめる項目として一覧にします。トークルームを作る前に、共同管理者になる人と一緒に確かめておくと、運営を始めてから慌てずに済みます。

  • トークルームの名前に、集まりの名前と目的と年度が入っているか
  • 参加タイプを参加コード入力か参加承認制にしたか
  • 検索の許可をオフにしたか
  • 共同管理者を2人以上決めたか
  • ルールのノートを用意し、大事なノートに登録したか
  • 会費の集め方を、トークルームの外で決めたか
  • 電話番号などの連絡網を、トークルームの外で用意したか
  • 写真や資料をどこに残すかを決めたか
  • 代替わりのときに誰に管理者の権限を移すかを決めたか

全部を一度に決める必要はありませんが、参加タイプ、共同管理者、会費の扱いの3つは、メンバーを招待する前に必ず決めておきます。

よくある失敗と、その防ぎ方

教室やサークルでオープンチャットを使ったときに、よく起きる失敗をまとめます。

1つ目は、全体公開のまま募集を始めてしまうことです。作成の直後の設定のまま使い始めると、関係のない人が入ってくることがあります。募集を始める前に、必ず参加タイプを確認します。

2つ目は、通知が多すぎてミュートされることです。雑談と大事な連絡が同じトークルームに流れると、メンバーは通知を切ってしまい、大事な連絡まで見逃すようになります。連絡用と雑談用でトークルームを分ける、大事な連絡はノートに登録してお知らせに設定する、といった工夫が有効です。

3つ目は、管理者が1人だけになってしまうことです。管理者が忙しくなったり抜けたりすると、荒らしへの対応や設定の変更ができなくなります。共同管理者は必ず複数人にしておきます。

4つ目は、システムメッセージの扱いです。公式の使い方ガイドによると、「メンバーが参加しました」などのシステムメッセージは、オンとオフを切り替えられます。ただし、強制退会のシステムメッセージをオフにすると、誰が強制退会を行ったかの記録が残らなくなると注意が書かれています。管理の記録を残したい場合は、オンのままにしておきます。

オープンチャットだけでは足りなくなったときの候補

ここまで見てきたとおり、オープンチャットは気軽に始められる反面、会費の扱いや個人情報、写真や記録の整理といった面で、教室やサークルの運営には足りない部分もあります。連絡だけでなく、予定や写真、動画まで1か所にまとめたい場合は、グループの運営に特化したサービスを比べてみるのも1つの方法です。

無料から試せる選択肢の1つとして、Tsudooがあります。公式サイトによると、TsudooはLINEのアカウントでそのまま参加できる、教室・講座・サークルのためのグループのアプリで、連絡、予定、写真、動画を1つの場所にまとめられると案内されています。参加の方法は公開・承認制・招待制の3つから選べ、写真や動画はメンバー以外は見られない仕組みです。料金のページでは、無料プランでもメンバー数とグループ数に上限がなく、写真は枚数の制限なく保存でき、3分以上の動画も合計30時間まで保存できると書かれています。3分以上の動画を合計100時間まで保存したい場合は、動画保存プラン(1グループあたり月額525円、税込)があります。

Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

オープンチャットの気軽さが合っている集まりはそのまま続け、名簿の管理や記録の残し方に困ってきたら別の道具と比べてみる、という順番で考えるのが無理のない進め方です。

コミュニティを運営する経験は仕事にもつながる

最後に、オープンチャットのようなコミュニティを運営した経験が、在宅ワークや副業でどう活きるかを考えます。

サークルや教室の連絡係を経験すると、ルールを決める、新しい人を迎え入れる、トラブルに対応する、情報を整理して伝える、といった力が自然と身につきます。これらは、オンラインのコミュニティ運営や、事務のサポートの仕事でそのまま求められる力です。たとえばオンライン秘書・アシスタントのお仕事では、連絡の取りまとめや日程の調整が業務の中心になります。

オープンチャットの自動応答のような仕組みに興味を持った人は、もう一歩進んで、チャットボットを作る仕事を調べてみるのもおすすめです。どんな案件があるかは、AIチャットボット・アプリ開発のお仕事で確かめられます。チャットボットや業務の道具を作るエンジニアの報酬の水準は、ソフトウェア作成者の年収・単価相場で確かめられます。学生のうちにプログラミングを学び、身近なサークルの困りごとを小さな仕組みで解決してみる経験は、そのまま仕事の実績の入り口になります。

在宅ワークの市場を長く運営してきた立場から見ると、コミュニティ運営の仕事で長く続く人ほど、ルールづくりや記録の残し方といった地味な部分に時間を使い、「この人に任せると揉めない」という信頼を得ています。仲介の手数料がかからない直接取引なら、依頼者は同じ予算で長く運営を任せられ、受け手の手取りも厚くなるため、こうした継続の関係が築きやすくなります。

ルールやお知らせの文章を書く力は、文章の仕事にもつながります。文章を書く仕事の収入の目安は著述家,記者,編集者の年収・単価相場で確かめられます。まずは自分の身近な集まりで、参加タイプとルールを整えたオープンチャットを1つ作ってみてください。

よくある質問

Q. LINEオープンチャットを作ると普段のLINEの名前は相手に見えますか?

見えません。オープンチャットでは、トークルームの中だけで使うニックネームとプロフィール画像を設定します。公式サイトでも、ここで設定するプロフィールはLINEアカウントの登録名やアイコンとは連動しないと案内されています。ただし、トークルームの中で自分から個人の連絡先を投稿すると相手に伝わるので注意してください。

Q. オープンチャットには何人まで参加できますか?

公式サイトでは、最大5,000人までのコミュニティを作れると案内されています。必要に応じて管理者が定員数の上限変更を申請し、審査を通れば最大10,000人まで広げることもできます。定員数は作成した後に設定から変更できるので、教室やサークルの規模に合わせて調整してください。

Q. オープンチャットで会費の振込先を案内してもよいですか?

控えてください。公式の安心・安全ガイドラインでは、口座情報や送金用のQRコード、受取用のURLなどを記載して、オープンチャット経由で金銭や電子マネーを送金するよう誘導する行為が禁止事項とされています。会費の集め方は、対面での集金や別の決済の手段など、オープンチャットの外で決めておく必要があります。

Q. 作った後で参加タイプを変えられますか?

変えられます。トークルームの設定から公開設定を開き、全体公開、参加コード入力、参加承認制のいずれかを選び直します。新入生の募集の時期だけ参加承認制にして、募集が終わったら参加コード入力に切り替える、といった使い方もできます。教室やサークルの連絡に使うなら、全体公開は避けるのが安全です。

この記事について

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編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年3月17日最終更新:2026年10月6日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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