FP2級のオンライン相談の仕事


この記事のポイント
- ✓FP2級 オンライン相談 副業を考えている人へ
- ✓相談を受ける場の選び方
- ✓1件あたりの実働と値付け
FP2級に合格したあと、「この知識で誰かの役に立てるのではないか」と考える人は多いものです。ただ、いざ調べ始めると、FP2級 オンライン相談 副業というキーワードで出てくる情報は、資格の取り方の話か、独立して事務所を構える話に偏っています。知りたいのはそこではないはずです。会社勤めを続けたまま、自宅から画面越しに人の相談を受ける。その形が本当に成立するのか、成立するとしたら何をどこまで話してよいのか。この記事は、その2点に答えます。
先に結論を書きます。オンラインでの家計相談は、FP2級を持つ人が在宅で受けられる仕事として成立します。ただし、成立させるには、答えてよい範囲を自分の中ではっきり線引きしておくことと、1件あたりの実働時間を正しく見積もることの2つが要ります。この記事では、その線と時間の話を具体的に扱います。
オンライン相談という形が広がった背景
家計や保険の相談は、長らく対面が前提でした。相談者の資料を机に広げ、その場で計算し、紙に書いて説明する。この流れが当たり前だった時期が長かったため、オンライン化は遅れていました。
流れが変わったのは、生活者側の行動が先に変わったからです。銀行の手続きも証券口座の開設もスマートフォンで完結するようになり、家計簿アプリで資産の全体像が画面上に集約されるようになりました。そうなると、相談も画面越しで構わないという感覚が定着します。相談する側にとっては、移動時間がゼロになり、平日夜や休日の時間帯を選べるようになったという利点があります。
相談を受ける側にとっての変化はもっと大きいものです。事務所を構える必要がなくなり、居住地に縛られなくなりました。地方に住んでいても首都圏の相談者を受けられますし、その逆も成立します。設備としては、安定した回線、外付けのマイク、画面共有ができるパソコンがあれば足ります。初期費用が低い分野になったということです。
もっとも、始めやすさは競争の激しさと表裏一体です。収入の水準についての目安を、市場の数字で押さえておきます。
クラウドソーシングで小さな案件から受注したり、知人の相談に乗ったりすることで、実践経験を積めます。日本FP協会の調査では、副業FPの平均年収は約33万円。まずはこの水準を目指して行動を始めましょう。 出典: onsuku.jp
年間33万円という数字は、月に均せば3万円弱です。これを低いと見るか、本業を続けながらの副収入として妥当と見るかは人によります。ただ、この水準を出発点に置いておくと、「オンライン相談だけで生計を立てる」といった飛躍した期待を持たずに済みます。
相談を受ける場所は4種類ある
オンラインで相談を受ける場は、大きく4つに分かれます。それぞれ集客のされ方も、報酬の決まり方も違います。
スキルマーケット型
個人がサービスを出品し、購入者が選ぶ形の場です。相談60分でいくら、という単位で値付けします。始めるまでの手続きが最も軽く、出品して数日で購入が入ることもあります。
弱点は2つあります。1つは手数料です。多くのスキルマーケットは10%から22%程度の手数料を取ります。5,000円の相談を受けても、手元に残るのは4,000円前後です。もう1つは、価格競争に巻き込まれやすいことです。同じカテゴリに数百件の出品が並ぶため、実績が少ないうちは価格を下げる方向に引っ張られます。
講座プラットフォーム型
家計管理や資産形成をテーマにした少人数の講座を開き、参加費を集める形です。相談ではなく教育に寄りますが、参加者から個別相談につながる導線を作れます。1回90分の講座に6人が参加すれば、1対1の相談よりも時間あたりの効率は上がります。
準備には手間がかかります。スライドの作成に10時間前後かかることも珍しくありません。ただし一度作れば繰り返し使えるので、回数を重ねるほど楽になる構造です。
業務委託型
金融機関や保険代理店、家計相談サービスの運営会社から、相談員として業務を委託される形です。集客を自分でしなくてよい代わりに、報酬は1件あたりの固定額で決まります。相談1件あたり3,000円から8,000円程度の設定が多く、シフト制で稼働時間が指定される場合もあります。
この形は、稼働時間が固定される点に注意が必要です。平日日中のシフトが中心の委託先だと、会社勤めを続けながらでは受けられません。募集要項の稼働時間帯を最初に確認してください。在宅で受けられる相談系の仕事がどういう条件で出ているかは、キャリア・副業・人生相談のお仕事にまとまっているので、応募先を絞る前に目を通しておくと判断が早くなります。
自前集客型
ブログやSNS、メールマガジンで発信し、そこから直接相談を受ける形です。手数料がかからないため、同じ相談料でも手取りが最も厚くなります。反面、集客が立ち上がるまでに時間がかかります。記事を書き始めてから最初の相談申込みが入るまで、6か月以上かかることも普通です。
発信の技術面については、検索から人を集める仕組みを理解しておくと遠回りが減ります。SEO対策・MEO対策の副業で稼ぐ方法|必要なスキルと案件相場では、検索経由の集客がどう成り立っているかが実務レベルで整理されています。家計相談は検索需要が安定している分野なので、この知識は直接効きます。
答えてよい範囲を、先に自分で決めておく
ここが最も大切な部分です。FP2級は、職業能力開発促進法にもとづく国家検定の合格者に与えられる技能士の称号で、名称独占の資格にあたります。合格していない人が2級ファイナンシャル・プランニング技能士を名乗ることはできませんが、この資格があることで他の人ができない業務が独占的にできるようになるわけではありません。
一方で、周辺には他の法律が定める業務範囲があります。相談の現場では、この境界が見えにくい形で近づいてきます。相談者は法律の区分を知りませんから、素朴な質問として越境してきます。
税金についての個別具体的な相談は、税理士法第52条が税理士以外の者による税理士業務を制限しています。制度の一般的な説明と、目の前の相談者の申告内容についての個別判断は、性質が異なります。どこまでが一般的な解説にとどまり、どこからが税理士業務にあたるのかは事案ごとの判断になるため、迷った時点で税理士への相談を勧めるのが安全です。
保険の募集や勧誘については、保険業法が募集人の登録を求めています。保険の仕組みを説明することと、特定の商品を勧めて契約に導くことの間には線があります。所属先を持たない個人が相談の延長で商品を勧める場合、この登録の要否に触れる可能性があります。
投資についての助言は、金融商品取引法が報酬を得て行う投資助言業務に登録を求めています。制度としてのNISAやiDeCoの仕組みを説明することと、特定の銘柄や商品を推奨することは別の行為です。
不動産の売買や賃貸の媒介については、宅地建物取引業法が免許を求めています。住宅ローンの相談から物件の紹介に踏み込むと、この線に近づきます。
労働社会保険諸法令にもとづく申請書の作成や手続の代行については、社会保険労務士法が業務を制限しています。年金の相談は、制度説明と手続代行の境目が特に近い領域です。
この6つは、いずれもFP2級の保有だけで大丈夫と断定できる領域ではありません。相談を業として受けるのであれば、事前に所管の窓口や専門家に確認しておくことをおすすめします。士業ごとの業務範囲を確認しておきたい場合は、行政書士の資格ガイドで、どの書類の作成が誰の業務なのかを一度整理しておくと、相談中に判断できるようになります。
越境しそうになったときの言い方
線を引くこと自体より、その線を相談者に伝えることのほうが難しいと感じる人が多いようです。断られたと受け取られると、相談の場の空気が硬くなります。次のような言い方にしておくと、角が立ちません。
「そのご質問は、個別の申告内容の判断になりますので、私からお答えするのは適切ではありません。ただ、制度としてどういう仕組みになっているかはご説明できます。そのうえで、実際の申告については税理士さんにご確認いただく形がいちばん確実です」
断るのではなく、答えられる部分を先に示してから、確認先を案内する。この順番にすると、相談者は突き放されたと感じません。
相談1件の実働は、面談時間の3倍かかる
オンライン相談を値付けするときに最もよくある誤りが、面談時間だけで計算してしまうことです。実際には、1件の相談には次の工程がぶら下がっています。
日程調整のやり取りに15分。事前ヒアリングシートの送付と回収に10分。回収した内容を読み込んで論点を整理するのに40分。当日の面談が60分。終了後のまとめ資料の作成に45分。合計で170分近くになります。
面談60分で5,000円という値付けをすると、実際の時間あたりの報酬は1,700円台まで下がります。ここに手数料が乗ると、さらに目減りします。
対策は2つあります。1つは、テンプレート化できる工程を徹底的に型にすることです。ヒアリングシートは項目を固定し、まとめ資料も見出しの枠を作っておく。この2つを整えるだけで、付随作業は60分程度まで縮みます。
もう1つは、まとめ資料を有料オプションにすることです。面談だけの料金と、面談プラス書面のプランを分ける。相談者にとっても、記録が残るかどうかは選べたほうが親切です。
初回無料をどう扱うか
集客のために初回無料の相談枠を設ける人がいます。実績がゼロの段階では有効な手ですが、無条件で続けると消耗します。無料枠を置くなら、時間を30分に区切り、扱う範囲を「現状の整理まで」と明記しておくことです。具体的な提案は有料の本編で、という構造にしておけば、無料枠が善意の消耗にならずに済みます。
面談当日の進め方
オンラインの面談は、対面と同じ進め方では間延びします。画面越しは相手の反応が読みにくく、沈黙が長く感じられるためです。60分の枠なら、次の配分が扱いやすい形です。
最初の5分は、音声と画面の確認、そしてこの時間で何を扱うかの合意です。「今日はご相談いただいた教育資金の準備について、現状の整理と選択肢の比較まで進めます」と口頭で範囲を確認しておくと、話が拡散しません。
次の20分で、事前シートの内容を相談者本人の言葉で補足してもらいます。書面では見えない前提、たとえば家族との合意状況や、本人が何を不安に感じているかは、この時間でしか出てきません。
続く25分が本題です。画面共有で数字を見せながら進めます。口頭の説明だけでは、相談者は半分も覚えていません。共有した資料はそのまま後で渡す前提で作っておくと、二度手間になりません。
最後の10分は、次に取る行動の確認です。「今週中に加入中の保険証券を集める」「来月の給与明細で控除の欄を確認する」といった、具体的で小さい行動に落とします。相談が満足で終わるか行動につながるかは、この10分で決まります。
録画については、必ず事前に許可を取ってください。相談者の同意なく録画することは信頼を損ないます。同意が取れた場合でも、家計や資産の情報が入った記録の保管方法を、あらかじめ決めておく必要があります。
事前ヒアリングシートに入れておく項目
面談の質は、当日の話術ではなく事前に集めた情報の量で決まります。逆に言えば、ここを整えておけば、相談経験が浅くても面談は破綻しません。項目は次の6つに固定しておくと扱いやすくなります。
第1に、世帯の構成と年齢です。同居している人、扶養している人、それぞれの年齢。教育資金も老後資金も、年齢が起点になります。
第2に、収入の内訳です。手取りではなく額面、賞与の有無、変動の幅。世帯で複数の収入がある場合はそれぞれ分けて書いてもらいます。
第3に、支出のうち固定費だけです。家賃または住宅ローン、通信費、保険料、教育費、車の維持費。変動費まで細かく聞くと、記入の負担が大きすぎて回収率が下がります。相談の初回に必要なのは固定費だけです。
第4に、資産と負債の残高です。預貯金、投資商品、住宅ローンの残高と金利、その他の借入。金額の精度は概算で構いません。
第5に、加入している保険の一覧です。保険会社名と商品名、月額保険料、契約時期。証券の写しをもらえるなら、そのほうが早く正確です。
第6に、いちばん知りたいことを自由記述で1つだけ書いてもらいます。ここが最も重要です。項目を埋める作業だけだと、相談者本人の関心が見えません。「子どもが2人とも私立に行った場合に破綻しないか知りたい」といった一文が書かれていれば、面談の焦点が最初から定まります。
シートの提出は、面談の3日前を締切にしておきます。前日に届くと、読み込みの時間が取れません。締切を過ぎた場合は日程を後ろにずらす、という運用を最初に伝えておくと、後で気まずくなりません。
持ち込まれやすい相談テーマと、答え方の型
オンラインの家計相談に持ち込まれるテーマは、実はそれほど幅がありません。よく来る4つについて、答え方の型を作っておくと準備時間が大幅に減ります。
教育資金の準備
「いつ、いくら必要か」を先に確定させてから、手段の話に入ります。逆の順番で始めると、商品比較の話に流れて着地しません。進路の想定を複数置いて、それぞれの必要額を並べる。そのうえで、現在の貯蓄ペースで届くかどうかを計算します。
多くの場合、相談者が本当に不安なのは金額そのものではなく、「途中で足りなくなったらどうするか」という部分です。奨学金や教育ローンという後段の選択肢が存在することを示すだけで、表情が変わることがあります。
住宅ローンの借り換えと繰上返済
数字がはっきり出るテーマなので、比較的扱いやすい部類です。現在の残高、金利、残期間を入れて、借り換えた場合の総支払額の差を出します。諸費用を差し引いた実質の効果まで示すのが要点です。
ただし、金融機関の紹介や物件の紹介に踏み込むと、宅地建物取引業法や他の業法の領域に近づきます。比較の材料を提示するところまでにとどめ、実行は本人が金融機関に相談する形にしてください。
老後資金と年金
公的年金の見込額は、ねんきん定期便かねんきんネットで本人が確認できます。相談の場でやるべきなのは、その数字を家計の支出と並べて、不足額を可視化することです。
年金の請求手続きや、社会保険の申請書の作成については、社会保険労務士法が業務を定めています。制度の説明と手続の代行は分けて考える必要があります。
保険の見直し
証券を見ながら、保障の重複と不足を整理します。重要なのは、削る提案をする前に、その保険に入った当時の事情を聞くことです。親族が勧めた、就職時に流れで入った、といった背景があると、単純な損得では動きません。
商品の推奨に踏み込むと保険業法上の募集にあたる可能性があります。「この商品をやめてこちらに入るべき」ではなく、「今の保障内容はこう読める。必要な保障はこの範囲。あとはご自身で比較して選んでください」という立て付けにしておくのが安全です。
トラブルを防ぐための運用ルール
相談業で起きるトラブルは、内容よりも運用に起因するものが大半です。次の4点を、申込みの時点で文字にして示しておいてください。
キャンセルと日程変更の規定です。「面談の48時間前までは無料で変更可能、それ以降は50%のキャンセル料」といった形で明示します。オンラインだと相談者側の心理的なハードルが下がるぶん、直前のキャンセルが起きやすくなります。
取り扱う情報の範囲と保管期間です。家計や資産の情報は機微な情報です。どのように保管し、いつ削除するかを書いておきます。クラウドに置く場合は、共有リンクを無期限にしないことも重要です。
助言の位置づけです。相談で示すのは一般的な情報の整理であり、税務、法務、保険募集、投資助言にあたる個別の判断は含まないこと。必要に応じて各分野の専門家への相談を勧めること。この2点を申込みページに書いておきます。
そして、記録の残し方です。面談で何を話したかは、必ずテキストで残します。相談者に渡すまとめ資料がそのまま記録になる形にしておくと、二重管理になりません。フリーランスとして業務委託で相談員を受ける場合は、業務の内容や報酬額、支払期日を書面か電磁的方法で受け取る形になります。2024年11月に施行されたフリーランス保護新法により、発注者側にはこれらを明示する義務があり、報酬は成果物を受け取った日から60日以内に支払う決まりです。条件を文字で確認するのは、法律が前提としている手続きです。
相談者が繰り返し来る人と、一度で終わる人の違い
在宅ワークの市場を20年以上見てきた立場から言えば、相談業を続けられている人には共通点があります。相談の場で「正解を出す人」ではなく、「相談者が自分で決められる状態にする人」であることです。
家計や保険の相談には、唯一の正解がありません。同じ収入と家族構成でも、何を大事にしたいかで選ぶべき道は変わります。ここで相談者の価値観を聞かずに一般解を提示すると、その場は納得されても行動につながりません。行動につながらなかった相談は、二度目がありません。
もうひとつ、報酬の受け取り方の話があります。同じ8,000円の相談を受けても、仲介の手数料が引かれる経路と、依頼者と直接やり取りして全額が手元に残る経路では、月に数件重ねるだけで差がはっきりします。手数料0%で直接つながる形は、受け手の手取りが厚くなるだけでなく、依頼する側も同じ予算でより多く頼めるようになります。相談業のように1件あたりの実働が長い仕事ほど、この構造の差は効いてきます。
値付けを上げていく順番
相談料を最初から高く設定できる人はほとんどいません。実績が見えない相手に高い金額を払う人がいないからです。値上げには順番があります。
最初の段階では、件数を作ることを優先します。相談60分で3,000円から5,000円程度に設定し、まず10件を目指します。この段階の目的は収入ではなく、自分の説明の型を作ることと、レビューを集めることです。
次の段階で、提供物を増やします。面談に加えて、まとめ資料と1回の追加質問を含める形にして、8,000円から12,000円の帯に移ります。値上げの理由が相談者から見えることが重要です。同じ内容で値段だけ上げると離れます。
その次の段階が、テーマの特化です。「家計相談」ではなく、「共働き世帯の教育資金」「50代からの退職後の家計設計」のように対象を絞ると、単価が上がります。絞ると母数が減ると考える人が多いのですが、実際は逆で、自分に当てはまると感じた人だけが申し込むため、成約率が上がります。
最後の段階が、継続契約です。単発の相談ではなく、3か月や6か月の伴走型にして、月額で受ける形です。家計の改善は一度の面談では終わらないため、相談者側にも合理性があります。ここまで来ると、集客の負担が大きく下がります。
相談の記録を、次の仕事の材料にする
相談を受けたら、終わったあとに5分だけ使って、3つのことを書き残してください。相談者が最初に口にした不安、面談中に自分が答えに詰まった質問、そして相談後に本人が決めた行動です。
このメモが溜まると、自分の弱点と市場の需要が同時に見えてきます。答えに詰まった質問が繰り返し出てくるなら、そこが学び直す場所です。同じ不安を複数の人が口にするなら、それは記事や講座のテーマとして需要があるということです。
相談だけで収入を積み上げようとすると、稼働時間の上限にすぐ突き当たります。相談で得た材料を執筆や教材に変換していく形にすると、時間を売る仕事から、作ったものが働く仕事へ少しずつ比重を移せます。長く続けている人は、ほぼ全員この移行をしています。
数字で見る、周辺職種との比較
相談業だけで収入を組み立てるより、執筆や教材作成と組み合わせるほうが安定します。文章を扱う職種の収入水準は著述家,記者,編集者の年収・単価相場で全体像が確認できます。金融分野の執筆は、根拠を示せる書き手が限られるため単価が落ちにくい領域です。
相談で使った説明の型は、そのまま記事や講座の材料になります。同じ質問を10人から受けたなら、それは記事1本分の需要があるということです。相談を受けながら書く材料が貯まっていく構造を作れると、稼働時間あたりの収穫が増えます。
音声で発信する形に関心があるなら、ポッドキャスト編集で副業|未経験から月5万円を稼ぐ方法【2026年版】で収録から編集までの流れを確認しておくと、参入の手間が具体的に見積もれます。家計の話は音声と相性が良く、通勤中に聞かれる分野です。
在宅で成立する仕事の幅を広く見ておきたい場合は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事も参考になります。金融データの整理やレポート作成は、FP2級で身につけた読み方がそのまま使える隣接領域です。
オンライン相談は、資格を持っているだけで自動的に成立する仕事ではありません。答えてよい範囲を自分で線引きし、1件の実働を正しく見積もり、相談者が動ける状態にして返す。この3つを整えれば、自宅の1部屋から続けられる仕事になります。
よくある質問
Q. FP2級だけで、オンラインの家計相談を有料で受けても大丈夫ですか?
家計の整理や制度の一般的な説明であれば受けられます。ただし税金の個別判断、保険の募集、投資の個別推奨、不動産の媒介、社会保険の手続代行は、それぞれ税理士法、保険業法、金融商品取引法、宅地建物取引業法、社会保険労務士法が業務を定めています。境界に触れる相談は専門家への確認を勧めてください。
Q. 相談1件はいくらで設定するのが妥当ですか?
面談時間だけで計算すると割に合わなくなります。事前準備とまとめ資料まで含めると、面談60分の案件でも実働は2時間半から3時間近くかかります。まずはこの総実働で時間あたりの報酬を計算し、そのうえで手数料が引かれる場かどうかを確認して値付けしてください。
Q. 実績がない状態から、どうやって最初の相談者を得ますか?
スキルマーケットへの出品が最も立ち上がりが早い方法です。並行して、業務委託の相談員募集に応募する道もあります。自前のブログやSNSからの集客は手取りが厚くなりますが、申込みが入るまで半年以上かかることも普通なので、他の経路と併走させるのが現実的です。
Q. 会社に勤めながらオンライン相談を受けられますか?
予約制であれば、平日夜と休日に枠を置いて回せます。ただし業務委託の相談員は平日日中のシフトが指定される場合があるため、募集要項の稼働時間帯を必ず確認してください。あわせて、勤務先の就業規則で副業が届出制か許可制かを事前に確認しておく必要があります。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
中西 直美@SOHO編集部
産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
大手人材会社でキャリアカウンセラーとして15年間従事した後、フリーランスの産業カウンセラーとして独立。在宅ワーカーのメンタルヘルスケアを専門に活動しています。
関連記事
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ
サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス
経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方







