Facebookからのメールは本物か|公式の送信元ドメインとセキュリティの通知の確かめ方 2026


この記事のポイント
- ✓Facebookからのメールは本物か
- ✓Facebookヘルプセンターが案内する送信元ドメイン(fb.com
- ✓facebook.com
Facebook からのメールが本物か迷ったら、まず送信元のドメインを見ます。Facebook ヘルプセンターの「メールが本当にFacebookからのものであるか確認する」は、2026年11月1日時点で、Facebook または Meta からの連絡は fb.com、facebook.com、facebookmail.com、instagram.com、meta.com、metamail.com、global.metamail.com とそのサブドメインからだけ送られると案内しています。 ただし差出人の表示は偽れるので、アドレスが合っていても本物とは限りません。メールのリンクは押さずに、公式アプリか、ブックマークした公式サイトの「最近のメール」で確かめてください。
この記事では、Facebook ヘルプセンターの記載をもとに、公式の送信元ドメインの一覧、Facebook の画面で本物のメールを確かめる手順、Facebook を装う偽メールによくある内容、報告の窓口、そしてリンクを押したりパスワードを入力したりしてしまったときにすることを、順番に整理します。
Facebookが公式に案内している送信元のドメイン
Facebook ヘルプセンターは、Facebook や Meta からのメールがどのドメインから届くかを一覧にしています。ドメインとは、メールアドレスの「@」より後ろの部分のことです。たとえば support.facebook.com や business.fb.com のように、一覧のドメインの前に別の語が付いた形(サブドメイン)も含まれると書かれています。
2026年11月1日時点で、ヘルプセンターに載っている送信元は次のとおりです。
| 用途 | アドレスまたはドメイン | 載っている公式ページ |
|---|---|---|
| Facebook または Meta からの連絡(用途ごとの区別は書かれていない) | fb.com | Facebook ヘルプセンター「メールが本当にFacebookからのものであるか確認する」 |
| 同上 | facebook.com | 同上 |
| 同上 | facebookmail.com | 同上 |
| 同上 | instagram.com | 同上 |
| 同上 | meta.com | 同上 |
| 同上 | metamail.com | 同上 |
| 同上 | global.metamail.com | 同上 |
| サブドメインの例として挙がっているもの | support.facebook.com、business.fb.com | 同上 |
ヘルプセンターの文は、次のとおりです。
FacebookまたはMetaからの連絡は、以下のメールドメインまたはそのサブドメインのいずれかからのみ送信されます(support.facebook.comまたはbusiness.fb.comなど)。 出典: Facebook ヘルプセンター
この表で気をつけたいのは、ヘルプセンターが「どのドメインがどの用途か」までは書いていないことです。ログインの通知は facebookmail.com から、広告の案内は fb.com から、といった割り当ては公式の文には無いため、この記事でも推測で書き添えません。届いたメールのドメインが一覧に入っているかどうかを、最初の手がかりとして使ってください。
同じ Meta のサービスである Instagram のヘルプセンターにも、Meta 関係者からのメールのアドレスが並んでいます。Facebook のヘルプには無い個別のアドレス([email protected]、[email protected] など)も含まれますが、ドメインで見るとすべて上の一覧の範囲に収まります。Facebook のメールを確かめるときは、上の表を基準にすれば十分です。
アドレスが合っていても本物とは限らない理由
送信元のドメインが一覧に入っていれば安心、とは言い切れません。メールの差出人の欄は、はがきの差出人と同じで、送る側が好きな名前やアドレスを書けてしまう部分があるからです。表示名を「Facebook」にしたり、アドレスを本物そっくりに見せかけたりする手口は、Facebook に限らず広く使われています。
警察庁のフィッシング対策のページも、企業の本物のメールアドレスになりすましたメールで偽サイトへ誘導する方法が確認されていると説明しています。
そのほか、企業の本物のメールアドレスになりすました電子メールを送信する方法や、官公庁を名乗る電子メールを送信する方法、検索サイトの広告から誘引する方法など、様々な誘導方法が確認されています。 出典: 警察庁 フィッシング対策
Facebook ヘルプセンターも、一覧のドメインのスペルの一部を変えたものに注意するよう書いています。たとえば一覧にある語に1文字加えたり、似た形の文字に入れ替えたりしたドメインは、ぱっと見では本物と区別がつきにくくなります。ドメインを見るときは、@ の後ろを1文字ずつ読み、一覧の語と完全に一致しているかを確かめてください。
ヘルプセンターには、ロゴで確かめる方法も書かれています。Gmail、Yahoo メール、Apple Mail を使っている場合、Facebook のメールアドレスとともに Facebook のロゴが表示されていれば、そのメールは信頼できると案内されています。これは、メールが本当にその会社の仕組みから送られたことをメールソフトが確かめたうえで、会社のロゴを表示する仕組みです。ただし、ロゴが出るかどうかは使っているメールソフトや画面によって変わるため、ロゴが無いことだけで偽物と決めつけることはできません。
結局のところ、アドレスとロゴは「明らかに関係のない差出人をふるい落とすための手がかり」です。最後の判断は、次の節で説明する Facebook の画面で行うのが確実です。
「最近のメール」で本物か確かめる手順
Facebook には、Facebook から実際に送ったメールの記録を、自分のアカウントの画面で見られる場所があります。届いたメールと同じものがここに表示されていれば本物、表示されていなければ偽物を強く疑えます。メールのリンクから開くのではなく、ブックマークした Facebook か公式アプリから開いてください。
ヘルプセンターに書かれている、パソコンの画面での手順は次のとおりです。
- Facebook の画面右上にあるプロフィール写真をクリックする。
- 「設定とプライバシー」を選び、「設定」を選ぶ。
- 「アカウントセンター」を選んでから、「パスワードとセキュリティ」をクリックする。
- 「セキュリティチェック」の下で、「最近のメール」を選ぶ。
ヘルプセンターは、facebook.com/recent_emails/security にアクセスする方法も案内しています。このアドレスも、メールに書かれたリンクからではなく、自分でブラウザに入力して開きます。
「最近のメール」には2つのタブがあります。ヘルプセンターによると、「セキュリティ」のタブではパスワードの変更リクエストなど、過去1年間のセキュリティに関するメールを確かめられます。「他のメール」のタブでは、過去2日間に Facebook から送られたメールを確かめられます。
| タブ | 表示される範囲 | 確かめやすいメール |
|---|---|---|
| セキュリティ | 過去1年間のセキュリティメール | パスワードの変更、ログインの確認など |
| 他のメール | 過去2日間に送られたメール | 友達やお知らせに関するメールなど |
「他のメール」は2日間しか表示されない点に注意してください。数日前に届いたお知らせのメールを後から確かめようとしても、ここには出てこないことがあります。気になるメールが届いたら、その日のうちに確かめるのが確実です。
もう1つ、ヘルプセンターには大事な注意があります。特別なリンクやセキュリティコードを含むメールを Facebook が送った場合、アカウントを守るため、設定の画面にはその情報が表示されないと書かれています。つまり、「最近のメール」に記録はあっても、コードやリンクの中身まではそこで見られません。その情報を見るには、自分のメールアカウントにログインする必要があると案内されています。
なお、Facebook は利用者のアカウントを段階的に Meta アカウントへ更新していると、ヘルプセンターに書かれています。画面によっては「アカウントセンター」ではなく「Meta アカウント」の設定が表示される場合もあります。メニューの名前が少し違っていても、「パスワードとセキュリティ」と「最近のメール」をたどれば同じ記録にたどり着けます。
Facebookがメールで求めないこと
偽物を見抜くうえで、いちばん分かりやすい手がかりは「本物の Facebook なら求めないこと」を知っておくことです。Facebook ヘルプセンターの「Facebookを名乗る不審なメールまたはメッセージを受け取った場合」には、次のように明記されています。送信元のドメインを案内しているページにも、同じ趣旨の一文があります。
Facebookがメールでパスワードを尋ねたり、添付ファイルとしてパスワードをお送りすることは決してありません。 出典: Facebook ヘルプセンター
この一文から言えることは、メールの中で「パスワードを返信してください」「添付のファイルに新しいパスワードがあります」と書かれていたら、送信元のアドレスが何であれ、Facebook からの正しい連絡ではないということです。
偽メールの多くは、パスワードを直接たずねるのではなく、リンクを押させてログイン画面そっくりのページに誘い、そこで入力させます。メールの文面ではパスワードに触れていなくても、リンクの先でパスワードを入力させる形なら、結果は同じです。Facebook のログインは、いつも自分で開いたアプリかブックマークからだけ行う、と決めておくと、この形の手口に引っかかりにくくなります。
もう1つ覚えておきたいのは、添付ファイルです。Facebook を名乗るメールにファイルが付いていて、「開いて確認してください」と書かれていても、開かずに削除するか報告してください。ヘルプセンターも、おかしいと感じたメールや添付ファイルは開かないよう案内しています。
Facebookを装う偽メールによくある内容
Facebook ヘルプセンターの「Facebookを名乗る不審なメールまたはメッセージを受け取った場合」は、2026年11月1日時点で、偽装メールによくある内容として次の4つを挙げています。
- 友達リクエスト、メッセージ、イベント、写真、動画に関するお知らせ
- コミュニティ規定や、ビジネスの場合は Meta 広告規定、コマースポリシー、その他のポリシーや規約に違反しているという虚偽の主張
- アカウントのアップデートや何らかのアクションを実行しないとアカウントに問題が起こるという警告
- 話がうますぎる主張や広告(Facebook の宝くじの当選など)
1つ目は、本物の通知とよく似た形をしているので、特に見分けにくいものです。友達リクエストやメッセージのお知らせ自体は本物も送ってくるため、メールの文面だけでは判断できません。こうしたお知らせが届いたら、メールのリンクは押さずに Facebook のアプリを開き、お知らせやメッセージの画面に同じものがあるかを見てください。アプリに無いものがメールにだけ書かれていれば、偽物を強く疑えます。
2つ目と3つ目は、急がせる形の手口です。「規約違反のため24時間以内に手続きしないとアカウントを停止します」のように、期限を切って不安をあおるのが典型です。期限を切られると、冷静に確かめる前にリンクを押したくなりますが、本当にアカウントに問題があれば、Facebook のアプリやアカウントの画面にも表示されます。画面を自分で開いて確かめる時間は、どんな期限を書かれていても取ってかまいません。
4つ目は、当選や特典をうたう手口です。Facebook の宝くじのようなものに当たったという連絡は、ヘルプセンターがはっきり偽装メールの例として挙げています。賞金の受け取りのために手数料やカード番号を求められたら、相手は Facebook ではありません。
ヘルプセンターに載っている偽メールの例は内容の型であって、具体的な件名の一覧ではありません。同じ型の偽メールでも件名は次々に変わるため、件名で覚えるより、「アプリに同じ通知があるか」「パスワードや支払いの情報を求めていないか」で見分けるほうが確実です。
身に覚えのない認証メールやアカウント再開メールが届いたとき
本物の Facebook から届くメールの中にも、「自分は何もしていないのに届いた」と驚くものがあります。こうしたメールは、それ自体は本物でも、ほかの人があなたのメールアドレスを使おうとした合図になっていることがあります。Facebook ヘルプセンターに書かれている、主な場合を整理します。
| 届いたメール | ヘルプセンターに書かれている考えられる理由 | すること |
|---|---|---|
| 作成した覚えのないアカウントの認証メール | 他の人があなたのメールアドレスを使ってアカウントを作ろうとした | メールの下部にあるリンクから、作成した覚えがないことを知らせる |
| リクエストした覚えのないアカウント再開メール | 誰かがあなたのメールアドレスとパスワードでログインしようとした可能性 | パスワードを再設定し、アカウントのセキュリティを強化する |
| 自分のものではないアカウントのお知らせメールや SMS | 第三者があなたのメールアドレスや電話番号をアカウントに追加しようとしたか、新しいアカウントを作ろうとした可能性 | 案内に沿って、そのメールアドレスや電話番号への通知を止める |
ヘルプセンターの「Facebookからの認証メールについて」によると、ほかの人があなたのメールアドレスで Facebook のアカウントを作っても、認証されない限り、そのメールアドレスがアカウントに追加されることはないと書かれています。身に覚えのない認証メールが届いても、リンクを押して認証してしまわない限り、すぐに困ることは少ないと考えられます。
一方で、「Facebookから届いた不審なアカウント再開メール」は、リクエストした覚えがないのに再開のメールが届いた場合は、誰かがあなたのメールアドレスとパスワードでログインしようとした可能性があると説明しています。この場合は、パスワードを再設定してアカウントのセキュリティを強化するよう勧められています。同じページには、メールアカウントにアクセスできる人は Facebook のアカウントにもアクセスできる可能性があるとも書かれています。Facebook のパスワードだけでなく、登録しているメールアドレスのパスワードも見直してください。
どの場合も、メールに書かれたリンクを押す前に、そのメールが本物かを「最近のメール」で確かめるのが先です。偽メールが「認証メール」や「再開メール」を装っていることもあるからです。認証コードが勝手に届く仕組みと、放置してよいかどうかの考え方は、認証コードが勝手に届くのはなぜ|放置してよいかと乗っ取りを防ぐ確認 2026でも説明しています。
SMSで届くFacebookの通知
Facebook の通知は、メールだけでなく SMS(携帯電話番号あてのショートメッセージ)でも届くことがあります。ヘルプセンターの「自分のものではないFacebookアカウントに関するお知らせメールやSMS通知が届きます。」には、自分のものではないアカウントの SMS 通知を止める方法として、届いた SMS に「STOP」と返信する方法や、国ごとのショートコード(短い番号)に「STOP」と送る方法が書かれています。
ただし、日本の送信元の番号や表示名がいくつなのかは、2026年11月1日時点でこのページの本文からは確かめられませんでした。この記事では、SMS の送信元の番号を書きません。番号が本物かどうかで判断するのではなく、SMS に書かれたリンクは押さず、Facebook のアプリを自分で開いて確かめる、という順番は SMS でも同じです。
宅配便や携帯電話会社を装う SMS と同じように、Facebook を装う SMS にも、ログイン画面そっくりの偽サイトへ誘うリンクが付いていることがあります。SMS の本文と URL で見分ける考え方は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順で詳しく整理しています。
不審なメールを報告する方法
Facebook を名乗るおかしなメールが届いたら、Facebook に報告できます。ヘルプセンターの「Facebookを名乗る不審なメールまたはメッセージを受け取った場合」には、次のように書かれています。
メールやFacebookメッセージがおかしいと感じたら、そのメールや添付ファイルは開かないで、[email protected]に報告するか、Facebookに表示されている報告リンクから報告してください。 ビジネスの場合は、ビジネスサポートホームにアクセスして、ビジネスアカウントに問題がないかご確認ください。 出典: Facebook ヘルプセンター
報告先を整理すると、次のとおりです。
| 報告したいもの | 報告の方法 | 載っている公式ページ |
|---|---|---|
| Facebook を名乗る不審なメール | [email protected] に報告する | Facebook ヘルプセンター |
| Facebook のメッセージで届いた不審な連絡 | Facebook に表示されている報告リンクから報告する | 同上 |
| Facebook 以外も含めた偽メール全般 | フィッシング対策協議会の Web フォームか電子メールで報告する | フィッシング対策協議会「フィッシングの報告」 |
フィッシング対策協議会の「フィッシングの報告」のページによると、報告された情報は、警察などの法執行機関や、名前を使われた組織に提供される場合があります。同じページには、迷惑メールフォルダーに入ったメールはすでに検知されていて対応が完了していると見なせるため、報告の必要はないとも書かれています。受信トレイに届いてしまったものを優先して報告すると、ほかの人の被害を防ぐ手助けになります。
報告するときも、偽メールのリンクを開き直したり、偽サイトに入ってみたりする必要はありません。手元のメールを転送するか、画面を写した画像を保存しておけば十分です。
リンクを押した・パスワードを入力したときにすること
偽メールのリンクを押してしまった、あるいは開いた画面で Facebook のパスワードやカード番号を入力してしまった場合は、早く動くほど被害を小さくできます。入力したものごとに、すぐにすることを整理します。
| 入力してしまったもの | すぐにすること |
|---|---|
| 何も入力していない(開いただけ) | 画面を閉じ、メールを報告してから削除する |
| Facebook のパスワード | 自分で開いた Facebook でパスワードを変える。同じパスワードを使っているほかのサービスも変える |
| Facebook に登録しているメールアドレスのパスワード | メールアカウントのパスワードも変える。メールを乗っ取られると Facebook にも入られる可能性がある |
| クレジットカードの番号 | カード会社に連絡して、カードの停止や再発行を相談する |
パスワードの変更は、偽サイトの画面からではなく、ブックマークした Facebook か公式アプリから行ってください。偽サイトのページ内に「パスワードを変更する」ボタンがあっても押してはいけません。警察庁のフィッシング対策のページも、メールや SMS に書かれたリンクはクリックせず、公式サイトや公式アプリから確かめるよう案内しています。
すでにログインできない、勝手に投稿されているといった場合は、アカウントが乗っ取られている可能性があります。取り戻す手順と友達への知らせ方はFacebookの乗っ取りの対応|ログインできないときの復旧と友達への知らせ方 2026で、入力してしまった情報ごとの対処はフィッシング詐欺で入力してしまったら|カード番号・パスワード・住所ごとにすぐすること 2026で詳しく説明しています。
お金の被害が出たときや、脅されているときは、警察にも相談します。警察庁の相談窓口の案内では、警察相談専用電話「#9110」にかけると、かけた地域を管轄する都道府県警察の総合窓口に直接つながります。土日祝日と夜間は、当直や音声案内などで対応していると書かれています。サイバー事案の窓口は警察庁のサイバー事案に関する相談窓口の一覧から探せます。カードの請求や契約のトラブルとして相談したいときは、消費者庁が案内する消費者ホットライン188に電話すると、身近な消費生活センターや消費生活相談窓口につながります。
届いたメールを確かめる順番
ここまでの内容を、メールが届いたその場で使える順番に並べ直します。上から順に見ていき、どこか1つでも当てはまらなければ、リンクを押さずに削除するか報告してください。
- 差出人のアドレスの @ より後ろを1文字ずつ読み、ヘルプセンターが挙げるドメイン(fb.com、facebook.com、facebookmail.com、instagram.com、meta.com、metamail.com、global.metamail.com とそのサブドメイン)と完全に一致するかを見る。
- 本文でパスワードの返信を求めていないか、添付ファイルを開かせようとしていないかを見る。どちらかがあれば、Facebook からの正しい連絡ではない。
- 「規約違反」「アカウント停止」「当選」など、ヘルプセンターが偽装メールの例に挙げる内容に当てはまらないかを見る。当てはまっても本物の場合はあるので、次の確認に進む。
- ブックマークした Facebook か公式アプリを自分で開き、「最近のメール」に同じメールがあるかを確かめる。
- 通知の内容(友達リクエスト、メッセージ、ログインの確認など)が、アプリのお知らせの画面にも出ているかを確かめる。
1から3はメールを開いたままでもできる確認で、4と5はメールを閉じて Facebook を自分で開く確認です。大事なのは、どの段階でもメールのリンクを使わないことです。4と5で同じメールや通知が見つかれば、そのメールは本物と考えられますが、そのときも手続きはアプリの画面から進めれば安全です。
被害の相談に備えて残しておきたい記録
カード会社や警察に相談するときは、何が起きたかを説明できる記録があると話が早く進みます。慌てて全部削除してしまう前に、次のものを残してください。
- 届いたメールそのもの。削除せずに保存するか、画面を写した画像を保存しておく
- メールの送信元アドレスと件名、届いた日時
- 開いた画面で入力した情報の種類(Facebook のパスワード、メールのパスワード、カード番号など)
- カードの明細に出ている、身に覚えのない請求の日付と金額
- Facebook に勝手に投稿されたものや、送られたメッセージの内容
メールの送信元アドレスは、表示名だけでなく、@ の後ろのドメインまで写しておくと後で役に立ちます。スマートフォンのメールアプリでは、差出人の名前を押すとアドレス全体が表示されることが多いので、その画面を画像で保存しておくと確実です。
記録を残すときも、偽サイトをもう一度開く必要はありません。手元のメールと、自分で開いたカードの明細だけで十分です。
受信設定で許可するドメイン
携帯電話会社のメールなどで「指定したドメインからのメールだけ受け取る」設定をしていると、Facebook からの本物のメールが届かないことがあります。Facebook ヘルプセンターの記載には、2026年11月1日時点で、受信設定のために許可するドメインを案内するページは見つかりませんでした。
受信設定をする場合は、この記事の最初の表にある、ヘルプセンターが送信元として挙げているドメインを参考にしてください。ただし、受信設定で許可したドメインからのメールでも、差出人を偽ったものが混ざる可能性はあります。受信設定は「届くようにするための設定」であって、「本物だけが届くようにする設定」ではないことを覚えておいてください。
反対に、Facebook からのお知らせのメールが多すぎて困っている場合は、ヘルプセンターの「受け取るお知らせを選択する」の案内に沿って、Facebook の設定の中で受け取るお知らせを選べます。メールの下部にある配信停止のリンクから止める方法もありますが、そのメールが本物だと確かめてから使ってください。偽メールの「配信停止」のリンクを押すと、偽サイトに誘われることがあるからです。
迷惑メールそのものが急に増えて困っているときの止め方は、迷惑メールが急に増えた原因と対処法|iPhone・Gmail・ドコモ・au・ソフトバンクでの止め方 2026で、メールサービスごとに整理しています。
Facebookのアカウントを守るために見直しておく設定
偽メールを見分ける力に加えて、アカウントそのものを守る設定を整えておくと、万一パスワードが漏れても被害を小さくできます。特に効果の大きいものを3つ挙げます。
1つ目は、二段階認証を使うことです。二段階認証とは、パスワードに加えて、スマートフォンのアプリに表示されるコードなどを使ってログインする仕組みで、パスワードが盗まれてもほかの人がログインしにくくなります。仕組みの考え方と設定のときに気をつけることは、二段階承認とは|仕組み・種類・設定手順と機種変更で詰まない準備で説明しています。
2つ目は、Facebook のパスワードをほかのサービスと使い回さないことです。別のサービスから漏れたパスワードで Facebook に入られる被害を防げます。パスワードを覚えきれないときは、パスワード管理のアプリを使う方法があります。
3つ目は、Facebook に登録しているメールアドレスそのものを守ることです。アカウント再開メールの節で見たとおり、ヘルプセンターは、メールアカウントにアクセスできる人は Facebook のアカウントにもアクセスできる可能性があると書いています。メールのパスワードを Facebook と別にし、メールにも二段階認証を設定しておくと、パスワードの再設定のメールを横取りされる危険を減らせます。
もう1つ、ふだんの習慣として、Facebook からのメールが届いたら「最近のメール」で確かめる流れを一度試しておくと、いざというときに迷わずにすみます。本物のメールが届いたときに一度だけ画面をたどってみるだけで、偽メールが届いたときに落ち着いて確かめられます。
在宅で働く人が仕事のメールアドレスでFacebookのメールを受けるとき
在宅で仕事をしている人の中には、Facebook のページや広告を仕事で運用している人もいます。ビジネスの場合、偽メールは「広告規定に違反しています」「ページが削除されます」といった形で届くことが多いと、ヘルプセンターの例からも読み取れます。仕事のアカウントを止められると困るという気持ちにつけ込む手口なので、特に落ち着いて確かめることが大切です。
ヘルプセンターは、ビジネスの場合は Meta Business Support Home(ビジネスサポートホーム)にアクセスして、アカウントの状態やサポートの問題が無いかを確かめるよう案内しています。広告やページに関するメールが届いたら、メールのリンクではなく、ブックマークしたビジネスサポートホームを開いて、同じ警告が出ているかを見てください。
仕事用と個人用で同じメールアドレスを使っていると、偽メールに引っかかったときの影響が、個人の Facebook から仕事のページや広告の支払いにまで広がります。可能であれば、仕事で使う Facebook のアカウントに登録するメールアドレスと、取引先とのやり取りに使うメールアドレスを分け、どのアドレスにどのサービスを登録しているかを一覧にしておくと、関係のないアドレスに届いた偽メールにすぐ気づけます。
@SOHO は2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきましたが、運営者として見てきた限りでは、アカウントを守れている人は特別な知識があるというより、手順を決めている人です。メールのリンクから手続きをしない、アプリやビジネスサポートホームを自分で開いて確かめる、パスワードは誰にも伝えない。この3つを決めておくだけで、多くの被害は防げます。社内や取引先とこうした手順を共有する方法は社員のセキュリティ意識を向上させるフィッシングメール模擬訓練の効果|2026年最新の従業員教育ガイドで紹介しています。
SNS の運用や広告の管理、セキュリティの知識を生かせる在宅の仕事は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介しています。Facebook を名乗るメールが届いたときにすることは、どんな内容でも同じです。リンクを押さない、送信元のドメインを1文字ずつ見る、「最近のメール」で同じメールがあるか確かめる、入力してしまったらすぐにパスワードを変える。この順番を覚えておけば、次に似たメールが届いても落ち着いて対処できます。
よくある質問
Q. Facebookの本物のメールはどのドメインから届きますか?
Facebookヘルプセンターは、2026年11月1日時点で、FacebookまたはMetaからの連絡はfb.com、facebook.com、facebookmail.com、instagram.com、meta.com、metamail.com、global.metamail.comとそのサブドメインからだけ送られると案内しています。ただし差出人は偽装できるので、ドメインが合っていても「最近のメール」で確かめてください。
Q. [email protected]からのメールなら安全ですか?
facebookmail.comはヘルプセンターが挙げる送信元のドメインに含まれますが、差出人の表示は偽ることができるため、アドレスだけで安全とは言えません。Facebookのアプリかブックマークから「設定」の「アカウントセンター」に進み、「パスワードとセキュリティ」の「最近のメール」に同じメールがあるかを確かめてください。
Q. 「最近のメール」に届いたメールが見当たりません。偽物ですか?
「セキュリティ」のタブには過去1年間のセキュリティメール、「他のメール」のタブには過去2日間のメールだけが表示されます。3日以上前のお知らせは表示されないことがあります。セキュリティに関するメールなのに「セキュリティ」のタブに無い場合は、偽物を強く疑い、リンクを押さずに削除するか[email protected]に報告してください。
Q. 偽メールでFacebookのパスワードを入力してしまいました。どうすればよいですか?
すぐに、自分で開いたFacebookのアプリかブックマークからパスワードを変えてください。同じパスワードを使っているほかのサービスも変え、Facebookに登録しているメールアドレスのパスワードも見直します。カード番号も入力した場合は、カード会社に連絡してカードの停止や再発行を相談してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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