メルカリからのメールは本物か|公式の送信元アドレスと本人確認を装う偽メールの見分け方 2026


この記事のポイント
- ✓メルカリからのメールが本物か迷ったときの確かめ方
- ✓公式ヘルプが案内する送信元「mercari.jp」「[email protected]」
- ✓本人確認を装う偽メールの件名と手口
メルカリからのメールが本物かを確かめたいときは、メルカリのヘルプセンターの案内が出発点になります。2026年10月30日時点で、メルカリはヘルプセンターのガイド「メールが届かない」で、迷惑メールの受信許可リストに追加するアドレスとして、au・ドコモの場合は「mercari.jp」、ソフトバンクの場合は「[email protected]」を指定するよう案内しています。ショートメール(SMS)については、ガイド「身に覚えのないまたは不審なメールが届いた」で、支払い期限を過ぎたときのSMSの送信元の番号を示したうえで、それ以外のメルカリ・メルペイのSMSにはログインを促すURLを書いていないと説明しています。
ただし、送信元の表示は偽装できるため、アドレスが「mercari.jp」に見えても、それだけでは本物と言い切れません。特に多いのが「本人確認」を装う偽メールです。この記事では、メルカリが公式に案内している送信元の情報、本人確認を装う手口、届いたメールやSMSを安全に確かめる手順、入力してしまった後にすることを、メルカリと公的機関の一次資料をもとに説明します。
メルカリが公式に案内している送信元の情報
メルカリが自社のヘルプセンターで案内している送信元の情報を、メールとSMSに分けて整理します。どれも2026年10月30日時点で公式ページを開いて確かめた内容です。
| 種類 | 公式に案内されている内容 | 案内しているページ |
|---|---|---|
| メール | 受信許可リストに、au・ドコモは「mercari.jp」、ソフトバンクは「[email protected]」を指定する | ヘルプセンター「メールが届かない」 |
| SMS(支払い期限の通知) | メルペイのクレジットの支払い期限が過ぎている場合、ソフトバンクの端末には「22897」「03-3206-9000」、その他の通信会社の端末には「050-5865-1110」「03-6161-6908」から送ることがある。このSMSにはURLが書かれている | ヘルプセンター「身に覚えのないまたは不審なメールが届いた」 |
| SMS(電話の問い合わせの後) | 電話で問い合わせた人の希望に応じて、送信元表示「IVRy051072」から、「help.jp.mercari.com」のヘルプページや問い合わせフォームのURLを書いたSMSを送ることがある | 同上 |
| SMS(上記以外) | 上記の番号から送るSMSを除き、メルカリ・メルペイのSMSにはログインを促すURLを書いていない | 同上 |
メールの送信元として公式に名前が出ているのは、ドメインの「mercari.jp」と、アドレスの「[email protected]」です。ドメインとは、メールアドレスの「@」より後ろの部分のことです。au・ドコモ向けにはドメインで、ソフトバンク向けにはアドレスで指定するよう書き分けられているのは、通信会社ごとに受信許可の設定の仕方が違うためです。
一方で、メルカリが送るすべてのメールの送信元を一覧で示したページは、2026年10月30日時点の公式の案内には見つかりませんでした。「mercari.jp」以外のドメインからメルカリを名乗るメールが届いた場合、そのドメインが本物かどうかをこの記事で判断することはできません。メルカリアプリの「お知らせ」や、ヘルプセンターの「お問い合わせ」から確かめてください。
SMSの見分け方で一番役に立つ目印
SMSについて、メルカリの案内には分かりやすい目印があります。支払い期限の通知と、電話で問い合わせた後のSMSを除けば、メルカリ・メルペイのSMSには、ログインを促すURLが書かれていないということです。
つまり、「アカウントが制限されています」「本人確認をしてください」といった文面と一緒に、ログイン画面のURLが書かれたSMSが届いたら、その時点でメルカリの案内と合わない連絡だと判断できます。メルカリは、フィッシング詐欺と区別するためにこの運用をしていると説明しています。
なお、メルカリ・メルペイは、商品の発送期限やメルペイのクレジットの支払い期限など、取引や利用に関する重要な情報をSMSで知らせることがあります。こうした通知のSMSは解除できないとヘルプセンターに書かれています。本物のSMSも届くからこそ、URLの有無と送信元の番号を見比べることが役に立ちます。
送信元が「mercari.jp」に見えても判断できない理由
メールの差出人の欄に表示される名前とアドレスは、送る側が書き換えられます。郵便の封筒の裏に、誰でも好きな差出人の名前を書けるのと同じ仕組みです。警察庁のフィッシング対策のページは、この点を次のように説明しています。
電子メールは、仕様上、受信者から見える「送信元名称」や「送信元メールアドレス」を変更することが容易であるため、実在の企業等になりすますことができます。したがって、メールソフトに表示される「送信元名称」や「送信元メールアドレス」だけを見てメールの真偽を判断することは困難です。 出典: 警察庁 フィッシング対策
メルカリ自身も、公式サイトの「メルカリを装ったフィッシングメールやフィッシングサイトにご注意ください」で、攻撃の手法は巧妙になっており、本物と偽物のメッセージを見分けることがますます難しくなっていると書いています。そのうえで、メルカリを名乗るメールやSMSを受け取ってもリンクはクリックせず、公式のメルカリアプリを開くか、ブックマークを使って公式のウェブサイトに直接アクセスするよう求めています。
同じページには、送信者のメールアドレスを確認し、不審な点やスペルミスのあるメールドメインに注意するようにとも書かれています。アドレスの確認は、明らかに違うドメインを使った偽メールをふるい落とすのに役立ちます。ただし、それは最初のふるいであって、最後の決め手ではありません。アドレスが「mercari.jp」に見えても、中身の確認はアプリで行います。
偽サイトは本物のコピーでできている
メルカリは2024年1月25日のお知らせ「【重要】メルカリ・メルペイを装ったWebサイトによるフィッシング詐欺について」で、メルカリのフィッシングサイトは本物をコピーして作られているため本物そっくりで、画面を見ただけで偽物と見破るのは困難だと説明しています。
画面のロゴや配色、文章の言い回しで見分けようとしても、本物の画面を写したものが相手では見抜けません。お知らせは、いつもと違う経路でメルカリのログイン画面が表示されたら、決してログイン情報を入力せず、まずは疑って、ブックマークや公式アプリなど、いつもと同じ方法でメルカリにアクセスするよう案内しています。見るべきなのは画面の見た目ではなく、その画面にどの経路でたどり着いたかです。
届いたメールやSMSが本物かを確かめる手順
メルカリを名乗るメールやSMSが届いたときは、内容が急ぎに見えても、次の順番で確かめます。メルカリのヘルプセンターと公式サイトが勧めている方法を、操作の順に並べたものです。
- メールやSMSに書かれたURLやボタンは押さない。添付ファイルも開かない
- メールなら、差出人のアドレスの@より後ろが「mercari.jp」かを見る。違っていれば、件名や送信元に不審な点があるメールとして開かずに削除する
- SMSなら、ログインを促すURLが書かれていないかを見る。支払い期限の通知の場合は、送信元の番号が公式の案内の番号と一致するかも見る
- スマートフォンにインストール済みのメルカリアプリを、ホーム画面のアイコンから自分で開く
- アプリのホーム画面から「お知らせ」、「ニュース」の順に開き、同じ内容の案内が出ているかを確かめる
- 取引に関する連絡なら、アプリの取引画面や「マイページ」で同じ状況になっているかを確かめる
- アプリにも公式サイトにも同じ内容が見当たらなければ、届いたメールやSMSは削除する
メルカリの公式サイトによると、報告を受けたフィッシング事例の情報やお知らせは、アプリと公式ブログのニュースに掲載されています。アプリでは「ホーム画面>お知らせ>ニュース」、ウェブサイトでは「マイページ>ニュース一覧」から確かめられます。届いたメールと同じ文面の注意喚起が出ていれば、それは偽物だと判断できます。
ブラウザで確かめる場合は、検索結果の広告から開かないことも大切です。メルカリの公式サイトは、有名なSNSに広告が出ている場合でも、広告から開いたウェブサイトにはログイン情報や個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけています。
メルカリとフィッシング対策協議会が公表している偽メールの手口
メルカリを装う偽メールの手口は、メルカリのヘルプセンターと、フィッシング対策協議会の緊急情報で公表されています。フィッシング対策協議会とは、フィッシング詐欺の情報を集めて注意を呼びかけている団体です。
フィッシング対策協議会は2024年1月22日の緊急情報「メルカリをかたるフィッシング」で、実際に使われた件名を公表しています。
| 件名の例(公表された件名) | 公表した団体と日付 |
|---|---|
| 【重要】メルカリの事務局からのお知らせ | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
| 【重要】メルカリの本人確認通知 | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
| 【メルカリ】認証なお知らせ! | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
| 【メルカリ】個人情報確認 | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
| 【メルカリ】お客様のアカウント認証に関するお知らせ | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
| 【メルカリ】アカウントの停止 | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
| [メルカリ]アカウントが停止される可能性がございます。 | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
| メルカリアカウントのセキュリティ更新が必要です - お願いします。 | フィッシング対策協議会、2024年1月22日 |
協議会は、これ以外の件名も使われている可能性があると添えています。件名で見分けるのではなく、件名に「本人確認」「認証」「停止」といった言葉が入っていたら、アプリで確かめる合図として受け取るのが安全です。
メルカリのヘルプセンター「身に覚えのないまたは不審なメールが届いた」には、2026年10月30日時点で、次のような内容を装って偽のメルカリのWebサイトへ誘導する手口が載っています。
| 装う内容(公式の記載) | 狙われる情報 |
|---|---|
| ポイントやクーポンの配布 | メールアドレス、パスワードなど |
| 「本人確認の強化を行っている」と対応を促す | 本人確認書類、個人情報 |
| 「アカウントの利用が制限されている」「アカウントで異常な活動が検出された」「口座を凍結した」 | ログイン情報 |
| 「お客さまが登録している電話番号に連絡がつかない」と情報の更新を促す | 電話番号、認証番号 |
| 「利用規約第5条に基づく本人確認・ご利用状況の確認」と利用規約を装う | 本人確認書類、個人情報 |
ポイントのプレゼントのようなうれしい知らせと、利用制限のような不安をあおる知らせの両方が使われている点に注意が必要です。メルカリは、キャンペーンなどのお得な情報や、利用制限などの不安をあおる情報が書かれていても、公式アプリや、ブックマーク・検索サイト経由でメルカリ公式サイトを確かめるよう案内しています。
返金を装ってお金をだまし取る手口
メールやSMS以外の手口として、メルカリは2024年7月31日のお知らせ「【再掲】外部サービスの返金を装って決済をさせる不正な手口にご注意ください」で、メルカリと関係のないショッピングサイトで買った商品について、在庫切れなどを理由に返金を装い、キャッシュレス決済サービスを通じてお金をだまし取る手口を紹介しています。
お知らせには、メルカリ・メルペイにはQRコードを読み取って行う返金や送金の機能はないと明記されています。「メルペイで返金します」と言われてQRコードを読み取るよう求められたり、「注文コード」「確認コード」と言って数字を入力させられたりしたら、返金詐欺を疑ってください。トラブルに巻き込まれた場合は、最寄りの警察署か警察相談専用電話「#9110」に相談するよう案内されています。
「本人確認」を装う偽メールの見分け方
メルカリのメールについて調べる人の中には、「本人確認が必要です」というメールが届いて迷っている人が多くいます。メルカリの本人確認は実在する手続きなので、本物と偽物が紛れやすい種類の連絡です。
メルカリのヘルプセンター「本人確認の強化について」によると、メルペイは2020年9月から本人確認の強化を行っています。対象は「アプリでかんたん本人確認」を済ませていない人全員です。チャージ(入金)を使うには本人確認が必須で、一定の条件に当てはまる場合は出品のときに本人確認が必要になります。そして、この手続きはweb版からは申し込めず、アプリから行うよう書かれています。
さらに、ヘルプセンター「身に覚えのないまたは不審なメールが届いた」には、次の一文があります。
メルカリの公式な本人確認やアカウント復旧は、アプリ内の専用フロー(マイナンバーカードの読み取りやPersonaによる顔認証)でのみ行われます。 メールのリンク先でパスワードやSMS認証番号を入力させることはありません。 出典: メルカリ ヘルプセンター「身に覚えのないまたは不審なメールが届いた」
Personaとは、顔の撮影で本人確認を行う仕組みの名前です。メルカリの公式な本人確認は、アプリの中の専用の流れでだけ行われます。メールのリンクから開いたページで本人確認書類の写真や顔写真を求められたら、それはメルカリの公式の手続きとは別物です。
本人確認を求めるメールが届いたときは、次の手順で確かめます。
- メールのリンクは押さない
- メルカリアプリを自分で開き、本人確認を求める表示が出ているかを見る
- アプリに表示がなければ、届いたメールは削除する
- アプリにも案内が出ていれば、アプリの画面から手続きを進める
別のサービスの本人確認をさせられる手口
本人確認を装う偽メールには、もう1つ危ない狙いがあります。メルカリの2024年1月25日のお知らせによると、2024年1月から、メルカリを騙るフィッシングサイトの中に、被害者に意図せず他サービスの本人確認(eKYC)を行わせることを狙ったものが出ています。eKYCとは、スマートフォンで本人確認書類と顔を撮影して、オンラインで本人確認を済ませる仕組みのことです。
フィッシング対策協議会の緊急情報も、フィッシングサイトからオンラインの本人確認サービスの手続きに誘導された場合、意図しないサービスにアカウントを作られたり、不正な手続きをされたりするおそれがあると注意を呼びかけています。偽サイトに入力しないよう挙げられている情報には、メールアドレス、電話番号、パスワード、氏名、生年月日、住所に加えて、運転免許証の写真やマイナンバーカードの写真も含まれています。
つまり、偽メールの先で本人確認を済ませてしまうと、自分の名義で知らないサービスのアカウントが作られる可能性があります。メルカリのアカウントが無事でも被害が広がりうる点で、ほかの偽メールより影響が大きい手口です。
ログイン用のメールとSMSの認証番号の扱い
メルカリには、本物のメールにリンクが入っている場面があります。メルカリのヘルプセンター「ログインの流れと認証方法」によると、ログインの方法の1つとして「メールに届いたリンクでログインする」があり、登録したメールアドレスに送られるログイン用のリンクをタップするとログインが完了します。
このログイン用のメールが届くのは、自分でログインの画面にメールアドレスや電話番号を入力し、画面にメールで確かめるよう案内されたときです。自分でログインの操作をしていないのにログイン用のリンクが届いた場合は、そのリンクは押さずに、アプリでログイン履歴を確かめます。
SMSでのログインでは、登録した電話番号に届く6桁の認証番号を画面に入力します。この認証番号は、メルカリのアプリや公式サイトのログイン画面にだけ入力するものです。ヘルプセンターは、不審なメールやSMSに入力してはいけない情報として、アカウント情報、パスワード、カード情報と並べて、登録済みの電話番号に届く6桁の二段階認証番号を挙げています。誰かに認証番号を聞かれたり、メールのリンク先で入力を求められたりしても、教えないでください。
身に覚えのないログインの通知が届いたとき
メルカリは、アカウントの安全を守るため、ログインがあったことを知らせています。身に覚えのないログインの通知が届いたら、通知のリンクではなく、アプリで次のように確かめます。
- 「マイページ>設定>アカウント設定>ログイン履歴」を開く
- 確かめたい履歴を選び、自分の利用かを見る
- 自分の利用か分からない端末があれば、その端末を選んで「表示された端末からログアウト」を押す
- 「表示された端末からログアウトしますか?」と出たら「ログアウトする」を選ぶ
ログイン履歴を見ている端末には、端末名の横に「この端末」と書かれています。誤って自分の端末をログアウトしないよう、ヘルプセンターは注意を呼びかけています。不正ログインの通知全般の確かめ方は、不正ログインの通知が来たら|身に覚えのないログインの確かめ方と最初にすることでも説明しています。
入力してしまった後にすること
偽サイトにパスワードや電話番号を入力してしまった場合の対応は、メルカリのヘルプセンター「不審なWebサイトへアクセスしてしまった場合の対処方法」に書かれています。アカウントを操作できる場合は、次の順番で進めます。
- 自分以外のログイン中の端末を、ログイン履歴から強制的にログアウトする
- パスワードを登録している場合は、すぐに「マイページ>個人情報設定」からパスワードを変更する
- 身に覚えのない決済の履歴がないかを確かめる
- 不審な決済の履歴に気づいたら、事務局に問い合わせる。被害の内容や状況はできる限り詳しく書く
すでに第三者にアカウントを使われ、自分でログインできない場合は、事務局に問い合わせます。ログインしていない状態でも問い合わせができると案内されています。
偽サイトにクレジットカードの情報を入力してしまった場合は、すぐに発行元のクレジットカード会社に連絡します。連絡先はカードの裏面に書かれています。カードの明細の確かめ方は、クレジットカードの不正利用の確認方法|明細の見方と身に覚えのない請求への対処で説明しています。メルカード(メルカリのクレジットカード)を使っている場合は、メルカリの公式サイトの案内に沿って、アプリからカードの利用を停止します。
問い合わせた後の流れ
ヘルプセンターによると、問い合わせの後は、事務局がアカウントの利用状況を確かめたうえで、次の手続きを進めます。
- 被害を防ぐため、まずメルカリ・メルペイの機能を制限する
- 利用状況に応じて、本人確認書類の提出を求めることがある
- 本人確認とアカウントの安全が確認でき次第、制限を解除する
- 不正被害が確認できた場合は、補償の手続きを進める
メルカリ・メルペイは不正ログイン対策として監視を強めており、問い合わせていない人にも、メルカリの判断で利用制限をかけている場合があると書かれています。ここで注意したいのは、本物の利用制限があるからこそ、「利用が制限されています」という偽メールにもだまされやすいことです。制限の有無もアプリで確かめてください。
メルカリでの取引のトラブル全般は、メルカリで詐欺にあったときの対処法にまとめています。
報告先と公的な相談窓口
メルカリを装った不審なメールやSMSを受け取ったときは、メルカリの公式サイトの案内に沿って、報告用のアドレス「[email protected]」に転送できます。メールはそのまま転送し、SMSは文面のコピーを、不審なウェブサイトはURLをコピーして送ります。件名を変えたり、ほかの情報を書き加えたりする必要はありません。このアドレスは受信専用で返信はないため、返答がほしい場合は、公式アプリか公式サイトの「お問い合わせ」から連絡するよう案内されています。
| 窓口 | 内容 | 案内しているページ |
|---|---|---|
| 警察相談専用電話「#9110」 | 発信地を管轄する都道府県警察本部などの総合窓口につながる | 警察庁 相談窓口 |
| 消費者ホットライン「188」 | 身近な消費生活センターなどの相談窓口を案内する | 消費者庁 消費者ホットライン |
| フィッシング対策協議会 | フィッシングメールやフィッシングサイトの情報提供を受け付ける | フィッシングの報告 |
警察庁のフィッシング対策のページは、フィッシングの被害に遭った場合は最寄りの警察署か、サイバー事案の通報のオンライン受付窓口に相談するよう案内しています。
本物のメールを受け取りつつ偽メールを減らす受信設定
偽メールが怖いからといって、迷惑メールの設定を強くしすぎると、今度はメルカリからの本物のメールまで届かなくなることがあります。メルカリのヘルプセンター「メールが届かない」は、メールが届かないときに確かめる受信拒否の設定として、次の項目を挙げています。
- 携帯なりすまし送信元の拒否
- インターネットからのメール拒否
- ドメイン認証(SPF)による認証NG送信元の拒否
- 存在しないドメインからのメール拒否
- 未承諾広告拒否
- URL付きメール拒否
SPFとは、メールが本当にそのドメインの正規の送信元から出たものかを、受け取る側で確かめる仕組みのことです。ヘルプセンターは、こうした受信拒否の設定でメルカリのメールが届かない場合は設定を解除するよう案内し、受信許可リストに追加する場合は、au・ドコモは「mercari.jp」、ソフトバンクは「[email protected]」を指定するよう書いています。
偽メールを減らすという点では、受信拒否の設定をすべて外すより、受信許可リストにメルカリのアドレスを登録する方法のほうが、ほかの守りを残したまま本物のメールを受け取れます。フィッシング対策協議会の緊急情報も、フィッシングメール対策には迷惑メールフィルターが有効で、大量のフィッシングメールが届いている場合はフィルターが有効になっているかを確かめるよう呼びかけています。設定の方法は通信会社ごとに違うため、各通信会社のヘルプで確かめてください。
SMSが届かない場合について、ヘルプセンター「SMSが届かない」は、国際SMSの受信拒否設定が有効になっていないかを確かめるよう案内しています。どうしてもSMSが届かないときは、「電話番号の確認」画面の「電話で認証番号を聞く(通話無料)」から、自動音声で数字6桁の認証番号を聞く方法もあります。認証番号が届かないからといって、SMSに書かれた見知らぬURLから手続きを進めないでください。
偽メールの被害を防ぐために日ごろからできる設定
偽メールを見分ける力を磨くよりも効果が大きいのが、アカウントの守りの設定です。メルカリの公式サイト「アカウントの安全性」が勧めている設定を紹介します。
パスキーでログインする
メルカリは、パスワードの代わりにパスキーでログインすることを勧めています。パスキーとは、スマートフォンの顔認証や指紋認証、画面ロックの暗証番号を使ってログインする仕組みのことです。パスワードそのものを使わないため、偽サイトにパスワードを入力して盗まれる被害を根本から防げると、ヘルプセンターに書かれています。顔や指紋の情報は端末の中のものを使い、メルカリに提供・保存されることはありません。パスキーの仕組みは、パスキーとは|仕組みをわかりやすく、iPhone・Android・Windowsでの設定方法で詳しく説明しています。
パスワードを使うなら長く、使い回さない
パスワードを使い続ける場合について、メルカリは8文字以上のパスワードを必須としたうえで、15文字以上で、大文字、小文字、数字、特殊記号を組み合わせたパスワードを勧めています。ほかのサービスと同じパスワードを使い回すと、どこか1つが盗まれたときに、ほかのアカウントにも入られるおそれがあります。
電話番号を最新にし、ログイン履歴を見る
登録した電話番号には、ログインに必要な二要素認証のコードなど重要な情報が届きます。機種変更や番号の変更をしたときは、登録の電話番号も更新してください。あわせて、「マイページ」から「個人情報設定」、「ログイン履歴」の順に開き、ときどき履歴を確かめて、疑わしいログインがあれば終了させます。
スマートフォンをなくして、メルカリ・メルペイの利用を急いで止めたい場合は、「マイページ>お問い合わせ」から連絡するよう案内されています。
在宅で働く人がメルカリのアカウントを守るときの視点
在宅で働く人の中には、仕事で使う道具や資料をメルカリで売り買いしたり、メルペイで経費を支払ったりする人もいます。仕事の連絡と取引の通知が同じ受信箱に並ぶと、納期に追われる時間帯に届いた「本人確認が必要です」というメールを、つい開いてしまいやすくなります。
2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた@SOHOの運営で見てきた範囲でも、アカウントの被害は、忙しい時間に急ぎの連絡に見えるものを開いたときに起きやすい傾向があります。メールの中身は必ずアプリで確かめると決めておけば、見分けに迷う時間も減ります。お客さまからの問い合わせに応じる仕事に関心がある人は、カスタマーサポート・事務全般のお仕事で在宅で受けられる仕事の種類を確かめられます。
この記事で確かめた内容を振り返ります。2026年10月30日時点で、メルカリはヘルプセンターで、受信許可の設定に「mercari.jp」と「[email protected]」を案内しています。SMSは、支払い期限の通知などの公式の番号から送るものを除き、ログインを促すURLを書いていません。本人確認とアカウント復旧はアプリの中の専用の流れでだけ行われ、メールのリンク先でパスワードやSMSの認証番号を入力させることはありません。届いた連絡が本物かを決めるのは、アドレスの見た目ではなく、メルカリアプリを自分で開いて同じ内容が出ているかどうかです。
よくある質問
Q. メルカリからのメールの送信元アドレスは何ですか?
メルカリのヘルプセンター「メールが届かない」では、受信許可リストに追加するアドレスとして、au・ドコモは「mercari.jp」、ソフトバンクは「[email protected]」を案内しています(2026年10月30日時点)。ただし送信元は偽装できるため、このアドレスから届いてもリンクは押さず、メルカリアプリで同じ内容が出ているかを確かめてください。
Q. メルカリから本人確認を求めるメールが届きました。本物ですか?
メールだけでは判断できません。メルカリの公式な本人確認とアカウント復旧は、アプリ内の専用の流れでだけ行われ、メールのリンク先でパスワードやSMS認証番号を入力させることはないとヘルプセンターに書かれています。リンクは押さず、アプリを開いて本人確認の表示が出ているかを確かめてください。
Q. メルカリのSMSにURLが書かれていたら偽物ですか?
メルカリによると、メルペイのクレジットの支払い期限を過ぎたときに公式の番号から送るSMSと、電話の問い合わせの後に「IVRy051072」から送るSMSを除き、メルカリ・メルペイのSMSにはログインを促すURLを書いていません。それ以外でログインを促すURLがあれば、押さずに削除してください。
Q. 偽サイトにパスワードを入力してしまったら、どうすればよいですか?
ヘルプセンターの案内では、ログイン履歴から自分以外の端末をログアウトさせ、「マイページ>個人情報設定」からパスワードを変更し、身に覚えのない決済がないかを確かめます。不審な決済があれば事務局に問い合わせます。カード情報を入力した場合は、カードの裏面の番号からカード会社に連絡してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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