Facebookの乗っ取りの対応|ログインできないときの復旧と友達への知らせ方 2026


この記事のポイント
- ✓Facebookの乗っ取りが疑われるときは
- ✓以前ログインした端末で facebook.com/hacked を開いて復旧の手続きを進めます
- ✓Facebookのヘルプセンターで確かめた乗っ取りの兆候
Facebookのアカウントが乗っ取られたかもしれないときは、以前にFacebookにログインしたことのある端末で、facebook.com/hacked を開くところから始めます。 まだログインできるなら、すぐにパスワードを変え、「ログインの場所」で知らない端末をログアウトさせ、二段階認証をオンにします。 そのうえで、Facebookの外の連絡手段(電話や別のSNS)で友達に「自分を名乗るメッセージのリンクは押さないで」と知らせます。
この記事では、Facebookのヘルプセンターの記載を2026年10月30日時点で確かめて、乗っ取りの兆候、ログインできるときとできないときの手順、本人確認書類を求められたときのこと、友達への知らせ方、もう入られないための設定までを順番に説明します。
乗っ取りの兆候を確かめる
乗っ取りとは、他人があなたのパスワードなどを手に入れて、あなたのアカウントに勝手にログインし、使ってしまうことです。 Facebookのヘルプセンターは、不正アクセスの兆候として次のものを挙げています。
- プロフィール写真が変更された
- 自分が書いていない投稿、コメント、メッセージがある
- ログインに問題が起きている、または使っている二段階認証の方法(認証アプリなど)が機能しなくなった
- 自分以外の誰かがログインしようとしている、またはすでにログインしているというメッセージやお知らせがFacebookから届いた
- 自分以外の誰かがメールアドレスや携帯電話番号を追加または削除した、パスワードを変更した、というメールがFacebookから届いた
- 設定の「ログインの場所」に、覚えのない端末や場所が表示されている
友達から「変なメッセージが届いた」「おかしなリンクが送られてきた」と言われて気づくことも多くあります。 乗っ取ったアカウントからは、友達に向けて偽のサイトへのリンクや、お金やコードを求めるメッセージが送られることがあるからです。
1つでも当てはまる場合は、乗っ取りを前提に動きます。 時間がたつほど、相手はメールアドレスや電話番号を書き換えて、あなたが取り戻せないようにしていきます。 気づいた時点ですぐに次の節の手順に進んでください。
まず facebook.com/hacked を開く
Facebookのヘルプセンターは、アカウントが不正アクセスされたと思われる場合の入り口として、専用のページを案内しています。
Facebookアカウントが不正アクセスされたと思われる場合は、www.facebook.com/hackedにアクセスしてください。可能であれば、以前Facebookへのログインに使用したことがあるデバイスを使用します。 出典: Facebookヘルプセンター「不正アクセスされた場合にFacebookアカウントを復旧する」
ここで大事なのは「以前Facebookへのログインに使用したことがあるデバイス」という部分です。 いつも使っているスマートフォンやパソコンから手続きをすると、Facebookがあなたの端末として認識しやすく、本人であることを確かめる手がかりになります。 家族のパソコンや古いスマートフォンでも、以前に自分のアカウントでログインしたことがあれば使える場合があります。
facebook.com/hacked を開くと、「アカウントが不正アクセスされた場合の対処法」という画面が出て、アカウントの回復のためのセキュリティの手順が案内されます。 画面の指示に沿って、アカウントを見つけ、本人確認を進めます。 ヘルプセンターによると、アカウントが不正アクセスを受けたかどうか分からない場合でも、このページから復旧できる可能性があります。
このページのURLは、ブラウザに自分で入力するか、Facebookのヘルプセンターから開きます。 「アカウントを復旧するにはこちら」といったメールやメッセージのリンクから開くと、偽のサイトに誘導されるおそれがあります。
ログインできるうちにすること
まだ自分でログインできるなら、相手より先に守りを固められます。 次の順番で進めます。
- パスワードを変える
- 「ログインの場所」で知らない端末をログアウトさせる
- 登録しているメールアドレスと携帯電話番号を確かめ、知らないものは削除する
- 二段階認証をオンにする。すでにオンなら、知らない認証方法が追加されていないかを確かめる
- 自分が書いていない投稿やメッセージを確かめ、削除する
パスワードと二段階認証、ログインの場所の設定は、どれも「アカウントセンター」の「パスワードとセキュリティ」にまとまっています。 Facebookのヘルプセンターでは、パソコンの場合、次の順番で開くと案内されています。
- 右上のプロフィール写真をクリックし、「設定とプライバシー」をクリックする
- 「設定」をクリックする
- 「アカウントセンター」をクリックし、「パスワードとセキュリティ」をクリックする
ヘルプセンターによると、Facebookは利用者のアカウントを段階的にMetaアカウントにアップデートしていて、設定を管理する場所として「アカウントセンター」ではなく「Metaアカウントの設定」が表示される場合があります。 画面の名前が少し違っても、「パスワードとセキュリティ」を探せば同じ設定にたどり着けます。
新しいパスワードについて、ヘルプセンターは、メールや銀行など他のアカウントとは違うものにする、長くする、メールアドレスや電話番号、誕生日を使わない、パスワード管理のアプリを使う、といった点を挙げています。 誰かとパスワードを共有してしまった場合は、できるだけ早く変更するよう書かれています。
「ログインの場所」で知らない端末を締め出す
パスワードを変えても、相手の端末がログインしたままだと、しばらく使われ続けることがあります。 そこで、ログインしている端末の一覧を確かめ、知らないものをログアウトさせます。 Facebookのヘルプセンターでは、手順は次のとおりです。
- 「アカウントセンター」で「パスワードとセキュリティ」をクリックする
- 「ログインの場所」をクリックし、アカウントを選んで、現在ログインしているすべてのセッションを表示する
- 下にスクロールして「デバイスを選択してログアウト」をクリックする
- 終了するセッションを選び、「ログアウト」をクリックする。「すべて選択」で、すべてのセッションをまとめて選ぶこともできる
- もう一度「ログアウト」をクリックして確かめる
ヘルプセンターによると、それぞれの項目には日付、時間、場所、端末の種類が表示されます。 詳しくはFacebookヘルプセンター「他のコンピューター、スマートフォン、タブレットでFacebookからログアウトする」で確かめられます。
ただし、表示される場所が実際の場所と違うこともあります。 ヘルプセンターは、モバイルの端末でログインすると、実際の現在地を反映していないIPアドレス(ネットの接続先を表す番号)で表示されることがよくあると説明しています。 覚えのない場所が出ていても、自分のスマートフォンかもしれないので、端末の種類も合わせて見ます。 迷ったときは、自分の今の端末以外をすべてログアウトさせ、パスワードを変えておけば、確実に締め出せます。
メールアドレスを変えられたときは元に戻せる
乗っ取りでは、相手があなたのメールアドレスを自分のものに変えて、取り戻せないようにすることがあります。 この場合でも、元に戻せる仕組みがあります。
Facebookのヘルプセンターによると、登録しているメールアドレスが変更されると、以前のメールアドレスに、特別なリンクを含むメッセージがFacebookから送られます。 このリンクを使うと、メールアドレスの変更を元に戻し、アカウントの安全を確保できると書かれています。
ここで気をつけたいのは、そのメールが本物かどうかです。 Facebookを名乗る偽のメールも多いので、届いたメールの差出人を確かめます。 ヘルプセンターによると、FacebookやMetaからの連絡は、次のドメインかそのサブドメインからだけ送られます。
| 差出人のドメイン(@より右側) |
|---|
| fb.com |
| facebook.com |
| facebookmail.com |
| instagram.com |
| meta.com |
| metamail.com |
| global.metamail.com |
ただし、ヘルプセンターは、これらのつづりを一部だけ変えた偽のアドレスにも注意するよう書いています。 また、Gmail、Yahooメール、Apple Mailでは、Facebookのロゴが表示されていれば、そのメールは信頼できると案内しています。
ログインできる場合は、Facebookが実際に送ったメールを、設定の画面からも確かめられます。 「アカウントセンター」の「パスワードとセキュリティ」で、「セキュリティチェック」の下にある「最近のメール」を開くと、「セキュリティ」のタブで過去1年間のセキュリティに関するメールを確かめられます。 詳しくはFacebookヘルプセンター「Facebookからのメールか確認するには」にあります。
ログインできないときの復旧の手順
パスワードやメールアドレス、電話番号を変えられてログインできない場合は、次の順番で試します。
最初に、facebook.com/hacked を、以前ログインしたことのある端末で開きます。 これで解決しない場合について、Facebookのヘルプセンターは次の方法を案内しています。
- アカウントに登録したことを忘れているかもしれない、別の携帯電話番号やメールアドレスを試す
- 携帯電話番号を入力するときは、国番号を含めて正しく入力したかを確かめる
- メールのプロバイダー(メールの会社)に問い合わせて、メールのアカウントを取り戻せるかを確かめる。取り戻せたら、パスワードのリセットに進む
それでも難しい場合は、以前ログインしたことのある端末で、次の手順を試します。
- 普段使っているブラウザに facebook.com/login/identify と入力する
- ログインに使っていたメールアドレスか携帯電話番号を入力する。うまくいかなければ、アカウント名かユーザーネームを入力する
- アカウントが見つかったら、「上記の連絡先にアクセスできない場合」を選ぶ。表示されない場合は「アカウントを忘れた場合」や「回復する」が代わりに表示されることがある
- 画面の指示に従う。新しい連絡先を求められたときは、それまでFacebookで使っていない連絡先を入力する
- 本人のアカウントであることを確かめるメッセージに従い、すべての確認が終わったらパスワードをリセットする
ユーザーネームが分からないときは、友達にあなたのプロフィールを開いてもらい、URLに表示されるユーザーネームを教えてもらう方法も、ヘルプセンターで紹介されています。 詳しくはFacebookヘルプセンター「アカウントに登録したメールアドレスや携帯電話番号を使用できない場合にFacebookアカウントを復旧する」で確かめられます。
本人確認書類を求められたとき
復旧の途中で、本人であることを確かめるために、本人確認書類の画像を求められることがあります。 Facebookのヘルプセンターによると、公的機関が発行した本人確認書類を1点送ると、名前の確認やアカウントの利用再開ができます。 提出できる書類の例として、運転免許証、国民IDカード、パスポート、出生証明書が挙げられています。
公的機関の書類を出せない場合は、公的機関以外が発行した書類を2種類送る方法もあります。 その場合、書類には名前が書かれている必要があり、2つのうち少なくとも1つには生年月日か写真、またはその両方が必要です。 名前は、プロフィールに表示される名前と同じである必要があると書かれています。
書類の画像をデジタルで加工して情報を隠すことは認められていません。 ヘルプセンターは、ID番号のような機密性の高い情報は審査に必要なく無視されるとしたうえで、必要の無い情報を隠したいときは、撮影する前に紙などで物理的に隠してから撮るよう案内しています。
ここで1つ注意があります。 本人確認書類の画像は、Facebookの画面の中の正しい手続きでだけ送ってください。 「アカウントを復旧するので身分証の画像を送ってほしい」と、メールやメッセージ、ほかのSNSで連絡してくる相手は、Facebookの担当者を名乗っていても偽物と考えます。 身分証の画像は、一度渡すとほかの悪用につながるおそれがあります。
友達への知らせ方
乗っ取られたアカウントからは、あなたの名前で友達にメッセージが送られることがあります。 友達が被害を受ける前に、早めに知らせることが大切です。
知らせるときは、次の点を押さえます。
- 乗っ取られたアカウントのメッセンジャーではなく、電話、別のSNS、メールなど、Facebookの外の手段で知らせる
- 「自分の名前で届いたリンクは押さないで」「お金やコード、身分証を求められても応じないで」と具体的に伝える
- 友達の中で連絡がつく人に、ほかの友達にも伝えてもらうよう頼む
- 取り戻せたあとは、自分のアカウントから「乗っ取られていた期間に届いたメッセージは無視して」と投稿する
乗っ取られたアカウントのメッセンジャーで知らせようとすると、相手が先にそのメッセージを見て削除したり、なりすましを続けたりするおそれがあります。 まだアカウントを取り戻せていないうちは、外の手段で知らせるのが確実です。
友達への知らせ方の文面は、次のように短くまとめると伝わりやすくなります。
「Facebookのアカウントが乗っ取られました。こちらの名前でリンクやお願いのメッセージが届いても、押したり返信したりしないでください。取り戻せたら改めて連絡します。」
自分の名前をかたる偽のアカウント(なりすましのアカウント)が別に作られている場合は、乗っ取りとは別の問題です。 Facebookのヘルプセンターには、自分やほかの人になりすましているプロフィールやページを報告する方法が用意されています。 友達に、偽のアカウントを見つけたら報告してもらうよう頼んでおくと、早く対処できます。
友達のアカウントが乗っ取られたとき
反対に、友達のアカウントが乗っ取られたと気づいた場合もあります。 友達から急に「この投票に協力して」「コードが届いたら教えて」「急ぎで立て替えてほしい」と来たときは、乗っ取りを疑います。
このときは、メッセージに返信せず、リンクも押さず、電話など別の手段で本人に確かめます。 本人が乗っ取りに気づいていない場合は、この記事の facebook.com/hacked の手順を伝えます。
Facebookのヘルプセンターは、ほかの利用者のアカウントの復旧を手伝う場合について、アカウントの回復のページで問題に合った解決策を見つけるのを手伝うこと、そしてその人が普段Facebookにログインしている端末を使えるよう手伝うことを勧めています。 手伝うときも、友達のパスワードやコードを自分が預かったり、自分の端末で代わりにログインしたりはせず、友達本人の端末で手続きを進めてもらいます。
もう入られないための設定
アカウントを取り戻したら、同じことが起きないよう設定を整えます。 Facebookのヘルプセンターがアカウントの安全を守るために挙げているのは、次のようなことです。
- 複数のWebサイトやアプリで同じパスワードを使い回さない。Facebookのパスワードを他の場所で使わない
- パスキーを作る
- 二段階認証を設定し、認識できないログインのアラートを受け取る
- ログイン情報を他人に教えない。入力する前にWebサイトのURLを確かめる
- 知らない人からの友達リクエストを承認しない
- 不審なリンクは、友達や知っている会社から送られたものでも押さない
- 共有のパソコンを使ったあとは、Facebookからログアウトする
二段階認証とは、パスワードに加えて、もう1つの確認を求める仕組みのことです。 ヘルプセンターによると、二段階認証がオンになっていると、Facebookが認識していないブラウザや端末から誰かがアクセスしようとするたびに、特別なログインコードの入力かログインの認証を求められます。 設定の手順は次のとおりです。
- 右上のプロフィール写真をクリックし、「設定とプライバシー」をクリックする
- 「設定」をクリックする
- 「アカウントセンター」をクリックし、「パスワードとセキュリティ」をクリックする
- 「二段階認証」をクリックし、更新するアカウントをクリックする
- 追加するセキュリティの方法を選び、画面の指示に従う
選べる方法は、セキュリティキーをタップする方法、認証アプリのログインコードを使う方法、SMSのコードを使う方法の3つです。 スマートフォンが使えないときのために、10個のリカバリーログインコードを受け取れると書かれています。 リカバリーコードは、紙に書いて安全な場所にしまうなど、スマートフォンとは別のところに保存しておきます。 詳しくはFacebookヘルプセンター「Facebookでの二段階認証のしくみ」で確かめられます。
パスキーとは、パスワードの代わりに、スマートフォンの顔認証や指紋認証などでログインする仕組みのことです。 ヘルプセンターは、パスキーはアカウントごとに作られ、フィッシングのリスクも低いため、パスワードよりも安全だと説明しています。 二段階認証の考え方そのものは、二段階承認とは|仕組み・種類・設定手順と機種変更で詰まない準備で、ほかのサービスも含めて説明しています。
Instagramやほかのアカウントも確かめる
FacebookとInstagramを同じ「アカウントセンター」でつないでいる人は、Instagramのほうも確かめます。 二段階認証の設定の画面で「更新するアカウント」を選ぶ手順があるように、アカウントセンターでは複数のアカウントの設定をまとめて扱うからです。 Instagramに入られていないかの確かめ方は、Instagramが乗っ取られていないか確認する方法で説明しています。
また、Facebookと同じパスワードをほかのサービスでも使っていた場合は、そちらのパスワードもすべて変えます。 特に、Facebookに登録しているメールアドレスのパスワードは最優先です。 メールのアカウントに入られていると、Facebookのパスワードを再設定するメールまで相手に読まれてしまいます。
パスワードの使い回しをやめる具体的な手順は、IDとパスワード管理を安全にする方法|使い回しをやめる具体手順で説明しています。 Facebookのヘルプセンターも、パスワード管理のアプリを使うよう勧めています。
偽のメールやリンクから入られないために
Facebookの乗っ取りの入り口として多いのが、偽のログイン画面です。 Facebookのヘルプセンターは、Facebookに見せかけた偽のWebサイトを作った詐欺師が、メールアドレスとパスワードでそのサイトにログインするよう求めることがあると注意しています。 疑問を感じたときは、ブラウザに自分で「www.facebook.com」と入力してFacebookを開くよう案内しています。
また、ヘルプセンターは、Facebookがメールでパスワードを尋ねたり、添付ファイルとしてパスワードを送ったりすることは決してないと書いています。 「アカウントが停止されます」「至急確認してください」といった文面で、すぐに手続きを求めるメッセージは、まず疑ってかかります。 ビジネスのページを運営している人には、パートナーリクエストを装ってフィッシングのリンクを送る手口があることも、ヘルプセンターで注意されています。
偽のメールの見分け方は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処で、文面とリンクの見方を詳しく説明しています。 職場で同じ被害を防ぎたい場合は、社員のセキュリティ意識を向上させるフィッシングメール模擬訓練の効果|2026年最新の従業員教育ガイドも参考になります。
管理しているFacebookページを奪われたとき
個人のアカウントとは別に、お店や仕事のFacebookページを運営している人は、ページの管理権限を奪われることがあります。 Facebookのヘルプセンターは、その例として、相手があなたのパスワードを盗んで個人のアカウントにログインし、ページに自分を追加してあなたのアクセス権を削除する場合や、詐欺師があなたをだましてページの管理権限を自分に付けさせ、あなたのアクセス権を削除する場合を挙げています。
ページを取り戻すための一番よい方法として、ヘルプセンターが案内しているのは「Facebookページ復旧フォーム」を送ることです。 Facebookが内容を確かめたうえで、メールで知らせるとされています。 ヘルプセンターによると、1日以内に返信するよう努めているものの、それより長くかかることもあると書かれています。
このフォームを送れるのは、現在ログインしていて、最近ページへのアクセス権を失った場合だけです。 個人のアカウントにログインできない場合は、先に facebook.com/hacked で個人のアカウントを取り戻してから、ページの手続きに進みます。 ページへのアクセスを取り戻したあとは、ページとビジネスの設定に心当たりのない変更が無いかを確かめ、あれば元に戻すよう案内されています。 詳しくはFacebookヘルプセンター「管理しているFacebookページが不正アクセスされた場合の復旧方法」で確かめられます。
ページの管理者が複数いる場合は、ほかの管理者にも連絡し、全員のパスワードと二段階認証を見直してもらいます。 管理者のうち1人でも入られると、そこからページ全体を奪われるおそれがあるからです。
頼んでいない「アカウント再開」のメールが届いたとき
乗っ取りの前ぶれとして、自分で頼んでいないのに、Facebookのアカウントの再開やログインに関するメールが届くことがあります。 Facebookのヘルプセンターは、リクエストした覚えがないのにアカウント再開のメールが届いた場合は、誰かがあなたのメールアドレスとパスワードを使ってログインしようとした可能性があると説明しています。 このような場合は、パスワードをリセットしてアカウントのセキュリティを強化することを勧めています。
このとき、メールの中のリンクから手続きをしないでください。 ヘルプセンターも、不審なメールに書かれているリンクをクリックしないよう注意しています。 本物のメールかどうかは、この記事の前半で紹介した「最近のメール」の画面で確かめ、パスワードの変更はFacebookのアプリか、自分で入力したURLから行います。
また、ヘルプセンターは、Facebookで使っているメールアドレスも安全に保つよう書いています。 メールのアカウントにアクセスできる人は、Facebookのアカウントにもアクセスできる可能性があるからです。 メールのアカウントにも二段階認証を設定し、Facebookとは違うパスワードにしておきます。
お金の被害が出たとき、取り戻せないときの相談先
乗っ取られたアカウントで友達からお金をだまし取られた、広告のアカウントで勝手に支払いをされた、といったお金の被害が出た場合は、公的な窓口にも相談します。 警察庁の案内では、警察相談専用電話「#9110」にかけると、発信した地域を管轄する都道府県警察の総合窓口につながります。 ダイヤル回線や一部のIP電話では使えないため、その場合は各都道府県警察の相談窓口の番号にかけます。 窓口の一覧は警察庁の警察相談専用電話の案内(PDF)に載っています。 サイバー犯罪の相談の窓口は、警察庁「サイバー事案に関する相談窓口」でも案内されています。
相談のときは、乗っ取りに気づいた日時、届いたメールやメッセージの画面、友達とのやりとり、お金の動きの記録をそろえておくと、話が早く進みます。 削除したくなる投稿やメッセージも、先にスクリーンショットで残してから削除します。
なお、Facebookのヘルプセンターには、不正アクセスや不正利用が疑われてから1年後にFacebookがアカウントの所有権を確かめられない場合、アカウントが停止または削除されることがあると書かれています。 取り戻すのが難しい場合でも、あきらめずに、以前ログインした端末で facebook.com/hacked からの手続きを続けることが大切です。
仕事でFacebookを使う人が整えておきたいこと
在宅で働く人の中には、Facebookを仕事の窓口として使い、取引先とのやりとりや、作品の紹介、ページの運営をしている人も少なくありません。 乗っ取られると、取引先に偽のメッセージが送られたり、ページを使えなくなったりと、仕事の信用にまで影響します。 フリーランスが狙われやすいSNSの乗っ取りの手口は、フリーランスが狙われるSNS乗っ取り手口|X・LinkedIn・Instagramでも紹介しています。
@SOHO編集部は2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきました。その中で見てきたのは、SNSのアカウントが名刺や作品集の役割を持つ人ほど、乗っ取りに遭ったときの影響が大きく、取り戻すまでの間に取引先への説明に追われるということです。二段階認証とリカバリーコードの保存、仕事用のメールアドレスのパスワードを別にしておくこと、この3つを先に整えておくだけで、いざというときの立ち直りが大きく変わります。セキュリティの知識を生かせる仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で、どのような依頼があるかを確かめられます。
よくある質問
Q. Facebookが乗っ取られたら、まず何をすればよいですか?
以前Facebookにログインしたことのある端末で、facebook.com/hacked を開き、画面の指示に沿って復旧を進めます。まだログインできるなら、パスワードを変え、「ログインの場所」で知らない端末をログアウトさせ、二段階認証をオンにします。友達には、Facebookの外の手段で、自分の名前で届くリンクを押さないよう知らせてください。
Q. メールアドレスも電話番号も変えられてしまいました。取り戻せますか?
メールアドレスが変更されると、以前のメールアドレスに変更を元に戻すリンクを含むメッセージが届くとFacebookのヘルプセンターは説明しています。届かない場合は、以前ログインした端末で facebook.com/login/identify を開き、「上記の連絡先にアクセスできない場合」から、まだFacebookで使っていない新しい連絡先を入力して手続きを進めます。
Q. 本人確認書類はどんなものを送ればよいですか?
Facebookのヘルプセンターでは、公的機関が発行した書類1点(運転免許証、国民IDカード、パスポート、出生証明書など)が例に挙げられています。出せない場合は、名前が書かれた公的機関以外の書類を2種類送る方法もあります。画像をデジタル加工して情報を隠すことは認められていないので、隠したい部分は撮影前に紙などで覆います。
Q. 友達には乗っ取られたことをどう知らせればよいですか?
乗っ取られたアカウントのメッセンジャーではなく、電話や別のSNS、メールなどFacebookの外の手段で知らせます。自分の名前で届いたリンクを押さないこと、お金やコード、身分証を求められても応じないことを具体的に伝え、連絡がつく友達に周りへ広めてもらうと、被害の広がりを抑えられます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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