イープラスからのメールは本物か|公式のドメインと手数料・決済を装う詐欺メールの見分け方 2026


この記事のポイント
- ✓イープラスのメールが本物かを確かめる方法を整理
- ✓公式Q&Aに載る送信元ドメインeplus.co.jp
- ✓2026年10月11日の注意喚起にある手数料・決済・3Dセキュアを装う偽メールの例
イープラスを名乗るメールが本物かどうかを知りたい人に、先に答えを書きます。イープラスは公式のQ&A「イープラスのドメインが知りたい」で、送るメールのアドレスのドメインを「eplus.co.jp」と案内しています(2026年11月1日時点)。 ただし、イープラス自身が「イープラスのドメインやメールの内容を装って送られていることも確認」していると書いており、差出人の表示はだれでも偽れるため、アドレスが合っていても本物とは限りません。 メールのリンクは押さずに、自分でブックマークしたイープラスの公式サイトからログインし、「申込み履歴(申込み状況照会)」で確かめてください。
この記事では、2026年11月1日時点のイープラスの公式Q&Aとお知らせをもとに、送信元のドメイン、2026年10月11日の注意喚起に並んだ偽メールの例、リンクを押さずに確かめる手順、2026年9月と10月に公表された2つの情報漏えいの後に気をつけたい連絡、入力してしまったときの対処を順に整理します。
イープラスが公式に案内している送信元のドメイン
イープラスのメールの送信元は、公式のQ&A(e+お客さまサポート)に書かれています。ドメインとは、メールアドレスの「@」より後ろの部分で、送り主の住所にあたるところです。公式に書かれている内容を、用途ごとに並べると次のとおりです。
| 用途 | アドレスまたはドメイン | 載っている公式ページ |
|---|---|---|
| イープラスから送るメール全般 | eplus.co.jp | Q&A「イープラスのドメインが知りたい」 |
| 申込み完了や結果確認のメール | @eplus.co.jp からのメールを受け取れるよう設定する | Q&A「申込み完了や結果確認メールが届かない」 |
| 問い合わせへの返信 | 「@eplus.co.jp」からのメールを受け取れるよう、あらかじめ受信設定をする | Q&A「イープラスへの問合せ方法を知りたい」 |
| 新しい端末やブラウザでログインしたことの通知 | アドレスの記載なし(通知があること自体は記載あり) | Q&A「「新しい端末からログインされました」とメールがきた」 |
Q&A「イープラスのドメインが知りたい」には、イープラスから送るメールアドレスのドメインは「eplus.co.jp」で、ドメイン指定受信の設定をしている場合はこのドメインを指定するよう書かれています。個別のアドレス(@より前の部分)の一覧は、2026年11月1日時点で見た公式のQ&Aには見つかりませんでした。
ここから言えるのは、「eplus.co.jp」以外のドメインからイープラスを名乗るメールが届いたら、偽物を強く疑う理由になるということです。たとえば「eplus」の文字を含む別のドメインや、フリーメールのアドレスから届いたメールは、公式の案内と合いません。一方で、差出人に「eplus.co.jp」が表示されていても、それだけで本物とは決められません。理由は後の節で説明します。
なお、イープラスの公式のQ&Aでは、ログインの通知について説明があります。新しい端末やブラウザでログインしたときに「新しい端末からログインされました」というメッセージが届き、書かれたログイン日時に自分でログインしていれば問題はないとされています。心当たりがない場合は、第三者が会員登録を使っている可能性があるとして、パスワードの変更を案内しています。このときも、メールのリンクではなく、自分で開いたイープラスの会員メニューから変更するのが安全です。
本物のイープラスのメールが届く場面
偽物を見分けるには、本物がどういう場面で届くのかを知っておくと役に立ちます。2026年11月1日時点で見たイープラスの公式のQ&Aから、本物のメールが届く場面を整理すると次のとおりです。
- チケットの申込みを最後まで済ませたときの、申込み完了のメール
- 抽選の結果が出たときの、結果確認のメール
- 新しい端末やブラウザでログインしたときの、ログインの通知
- 公式サイトの「お問合せ」から問い合わせたときの返信
- 会員メニューでメールアドレスを変えるときの、新しいアドレスあての確認メール
どれも、自分が何かの操作をした後に届くものです。公式のQ&Aには、申込みの手続きが最後まで完了していない場合はメールは送られないとも書かれています。何も操作していないのに「申込みが完了しました」「抽選に当選しました」「支払いが必要です」というメールが届いたら、それだけで疑う理由になります。
ログインの通知も同じ考え方で見分けられます。公式のQ&Aによると、クッキーを削除した後にログインした場合や、端末の設定でアクセスのたびにクッキーが更新される場合にも、このメッセージが届くことがあります。クッキーとは、ブラウザがサイトの利用状況を覚えておくための小さな記録のことです。メールに書かれたログイン日時に自分でログインしていれば、問題は無いとされています。日時に心当たりが無ければ、メールのリンクではなく、自分で開いた会員メニューからパスワードを変えてください。
メールアドレスの変更では、公式のQ&Aの手順のとおり、会員メニュー内の「登録情報変更」から「メールアドレス変更」に進み、新しいアドレスを入力すると、そのアドレスあてに確認のメールが届きます。このメールのURLを押して手続きを終える流れです。自分で変更の手続きをした直後に届く確認のメールは本物の流れに沿ったものですが、手続きをしていないのに「メールアドレスの確認が必要です」と届いたメールは、本文のURLを押さないでください。
ログインした後の画面で確かめられること
イープラスでは、メールで届く内容の多くを、ログインした後の画面で確かめられます。偽メールの多くは「急いで手続きしないと困ったことになる」と思わせる内容なので、メールの外で同じ情報を確かめる手段を知っておくと、慌てずに済みます。
| メールで言われがちなこと | ログインした後に確かめる場所 |
|---|---|
| 申込みが完了した、抽選に当選した、落選した | 会員メニューの「申込み履歴(申込み状況照会)」 |
| 支払いが済んでいない、手数料や利用料の支払いが必要 | 「申込み履歴(申込み状況照会)」の申込み内容 |
| 登録しているメールアドレスに配信できない | 「申込み履歴(申込み状況照会)」にログインしたときに出るメッセージ、会員メニュー内「登録情報変更」 |
| 身に覚えのない申込みがある | 「申込み履歴(申込み状況照会)」の一覧 |
公式のQ&Aによると、登録したアドレスへの配信エラーが続いて配信停止の状態になっている場合は、申込み履歴にログインしたときにメッセージが表示されます。つまり、メールが届かない理由や、アドレスの確認が必要かどうかも、ログインした後の画面で分かるということです。メールで「配信停止になるのでリンクから再登録を」と言われても、確かめる場所はログインした後の画面です。
公式サイトにログインするときは、検索結果の広告や、メールの中のリンクから入らないようにしてください。一度自分で開いた公式サイトをブックマークしておき、毎回そこから入るのが確実です。スマートフォンで使う場合も、ブラウザのブックマークから入るようにします。
公式が2026年10月11日に公開した偽メールの例
イープラスは、2026年10月11日の日付で、お知らせ「【注意喚起】イープラスを騙った不審なメール等にご注意ください」を公開しています。お客様から、イープラスを騙った不審なメールが配信されているという報告を複数件受けているとして、偽メールの例を次のように挙げています。公式の記載を、内容ごとに分けて整理します。
| 種類 | 公式に挙がっている例 |
|---|---|
| クレジットカードの確認や停止 | クレジットカードご利用に関する確認のお願い(第三者からのチケット購入を装った利用明細確認・停止手続き) |
| 本人認証サービスの登録 | 本人認証サービス(3Dセキュア2.0)未登録のクレジットカードはアカウントから解除される、本人認証サービス(3Dセキュア2.0)対応クレジットカードの再登録依頼 |
| アカウントの制限や退会 | 未認証アカウントは一部機能が制限される、未認証アカウントは当選したチケットがキャンセルされる、アカウントの自動退会予告、会員IDの有効期限確認、会員システムリニューアルに伴う更新手続き |
| 手数料や利用料の請求 | スマチケ/スマートチケット/QRチケット発券システム利用料請求(お支払い専用QRコードやボタン、URLの記載あり)、【イープラス スマチケ】・・・ご利用料○○○円(税込)の手続き |
| 決済の停止や監査 | e+plus決済システム更新に関するお知らせ、e-plus決済監査チームと名乗って本人確認および制限解除、【e-plus】ご登録決済手段の利用一時停止、短期間における異常な決済や異常なアクセスを検知 |
| お金が戻る、もらえる | 一部保証金の返還、クレジットカード会社との合同招待キャンペーン |
公式は、これらのような内容で個人情報の入力をあおる悪質なフィッシングメールを確認していると書いています。フィッシングとは、実在の会社を名乗る偽のメールやSMSで偽サイトに誘導し、IDやパスワード、カード番号などを盗む手口のことです。
一覧を見ると、偽メールの筋書きは大きく2つに分かれます。1つは「このままだとチケットや会員資格を失う」と不安をあおる筋書きで、アカウントの制限、当選したチケットのキャンセル、自動退会、会員IDの有効期限がこれにあたります。もう1つは「お金に関する手続きが必要」と思わせる筋書きで、発券システムの利用料、決済手段の停止、保証金の返還がこれにあたります。
特に気をつけたいのは、スマチケの発券システム利用料や「ご利用料○○○円」の手続きを求めるメールです。チケットを買った人ほど、手数料の請求が後から来たのかもしれないと思いやすくなります。チケットの代金や手数料がいくらで、支払いが済んでいるかどうかは、メールではなく、ログインした後の申込み履歴で確かめられます。お支払い専用のQRコードやボタンがメールに載っていても、それを使って支払う必要はありません。
もう1つは、本人認証サービス(3Dセキュア)を口実にした例です。3Dセキュアとは、ネットでカードを使うときに、カード会社が本人かどうかを追加で確かめる仕組みのことです。カードの本人認証の設定は、カードを発行した会社の公式アプリやサイトで行うもので、チケットの販売サイトから届いたメールのリンクで登録し直すものではありません。
イープラスがメールで求めないと明言していること
アフラックや銀行のように「メールで口座番号やパスワードを聞くことはない」という形の明言は、2026年11月1日時点で見たイープラスの公式のQ&Aとお知らせには見つかりませんでした。そのかわり、公式の注意喚起は、受け取ったときにどうするかをはっきり書いています。
不審なメッセージを受信した場合はメール等を削除いただくか、本文に記載されたリンク先へのアクセスをお控えください。 もし、メールの文面に記載されているリンク先の偽サイトおよび偽画面で個人情報を入力してしまった場合は、以下の通り対処いただきますようお願いいたします。 出典: イープラス お知らせ「【注意喚起】イープラスを騙った不審なメール等にご注意ください」(2026/10/11)
公式の明言が無いからといって、メールで個人情報を入力してよいわけではありません。警察庁のフィッシング対策のページは、電子メールやSMSに記載されているリンクはクリックせず、あらかじめ公式サイトをブックマークしておくか、公式アプリを使って正しいサイトに接続するよう勧めています。イープラスの手続きも、メールのリンクからではなく、自分で開いた公式サイトで行うのが基本です。
イープラスで実際にカードの登録や支払い方法の変更が必要な場合も、会員メニューから自分で手続きできます。メールの中のボタンやQRコードを使わなければ進めない手続きは、公式の案内にはありません。迷ったら、次のように考えてください。
- メールに「期限」や「キャンセル」「停止」の言葉があっても、まずログインした後の画面で同じお知らせが出ているかを見る
- 支払いや返金の手続きを、メールの中のQRコードやボタンから始めない
- カード番号、セキュリティコード、パスワードを、メールから開いた画面で入力しない
送信元が合っていても本物とは限らない理由
メールの差出人の欄は、手紙の封筒の裏に書く差出人と同じで、送る側が自由に書き換えられます。そのため、差出人に「eplus.co.jp」が表示されていても、それだけで本物の証明にはなりません。
イープラスも、2026年10月11日の注意喚起で、イープラスのドメインやメールの内容を装って送られている偽メールを確認していると書いています。つまり、ドメインを見て「eplus.co.jp だから本物」と判断する方法は、公式が自ら否定していることになります。
差出人の表示名、件名、本文のロゴの画像、問い合わせ先の書き方は、どれも偽物が真似できます。
差出人のアドレスで分かるのは「明らかに違う」ことだけで、「間違いなく本物」とまでは分かりません。本物かどうかの最終的な判断は、メールの外、つまり自分で開いた公式サイトの中で行うのが確実です。
もう1つ覚えておきたいのは、偽メールの件名や文面は、公式の例に無い形にすぐ変わることです。2026年10月11日の注意喚起の例の最後にも「等々」と書かれており、一覧は全てを網羅したものではありません。一覧に無い文面だから本物、という判断もできません。
リンクを押さずに確かめる手順
イープラスを名乗るメールが届いたら、本文のリンクを押す前に、次の順で確かめてください。どの手順も、メールの中の情報を使わないことが共通点です。
- 差出人のアドレスのドメインが「eplus.co.jp」かを見る。違うドメインなら削除してよい
- ドメインが「eplus.co.jp」でも、本文が2026年10月11日の注意喚起にある例(利用料の請求、決済手段の停止、3Dセキュアの再登録、アカウントの制限や自動退会など)に当てはまる場合は、リンクを押さずに削除する
- 自分でブックマークしたイープラスの公式サイトを開いてログインする
- 会員メニューの「申込み履歴(申込み状況照会)」で、メールに書かれた申込みや抽選結果、支払いの状況が本当にあるかを確かめる
- それでも分からないときは、公式サイトの「お問合せ」から、チャット(自動応答)かメールフォームで問い合わせる
イープラスの公式のQ&A「申込み完了や結果確認メールが届かない」には、メールが届かなくても、申込みが完了していれば申込み履歴から内容を確かめられると書かれています。申込み内容や抽選結果は申込み履歴で確かめるよう案内されているので、メールの内容に驚いても、まずはログインした後の画面を見るのが近道です。
同じQ&Aには、確認のメールは購入者のメールアドレスあてに送り、同行者へは送らないとも書かれています。同行者として登録されただけなのに、イープラスから「申込み完了」や「支払い」のメールが届いた場合は、内容をよく疑ってください。
問い合わせの方法にも注意点があります。イープラスの公式のQ&A「イープラスへの問合せ方法を知りたい」によると、問い合わせはチャット(自動応答)かメールフォームで受け付けており、電話の問い合わせ窓口は2023年9月30日に終了しています。メールに「至急こちらにお電話ください」と電話番号が書かれていても、その番号にはかけず、公式サイトから問い合わせてください。なお、情報漏えいの対象者には、後の節で触れるとおり専用のフリーダイヤルが個別に案内されています。
電話番号の認証とSMSについて
イープラスの会員登録やチケットの申込みでは、電話番号の認証が求められる場面があります。公式のQ&A「電話番号認証とは何か」によると、イープラスの電話番号認証は、利用者が自分の電話番号から、認証時に画面に表示される指定の番号へ電話をかけ、本人の電話番号であることを確かめる方法です。通話料金は無料で、電話をかけると1回から2回の呼び出しの後に自動で切れ、オペレーターにつながることはないと書かれています。
電話番号の認証が必要になるのは、新規会員登録のとき、電話番号を変えるとき、電話番号が認証されていない状態でチケットを申込み・購入するとき、と案内されています。つまり、認証は自分が画面の操作をしている最中に、自分から電話をかける形で行うものです。
この仕組みを知っておくと、次のような連絡に気づきやすくなります。
- 電話番号の認証のために、SMSで届いたコードやURLを入力させようとする
- 「電話番号が未認証のため当選が無効になる」として、メールのリンクから認証の手続きをさせようとする
- イープラスを名乗って電話をかけてきて、認証のための番号やコードを聞き出そうとする
イープラスがSMSを送る場面や、SMSの送信元の番号について、2026年11月1日時点で見た公式のQ&Aには案内が見つかりませんでした。イープラスを名乗るSMSが届いたら、本文のURLは開かず、公式サイトにログインして同じお知らせがあるかを確かめてください。偽のSMSの見分け方は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順で詳しく扱っています。
2つの情報漏えいの後に気をつけたい連絡
イープラスは2026年に、2つの情報漏えいを公表しています。どちらも、対象者にメールで個別に連絡していると公式に書かれているため、お詫びのメールを装った偽メールにも気をつける必要があります。
1つ目は、2026年9月29日に公表された、電子チケット「スマチケ」の払戻し情報を管理するシステムへの不正アクセスです。イープラスの会社サイトのお知らせによると、2022年6月30日から2026年9月11日の間にスマチケから払戻しを申請した一部のお客様の情報、合計1,463件が漏えいしました。払戻しの方法によって漏えいした項目が違い、銀行振込の751件はメールアドレス、カナ氏名、振込先口座の情報、クレジットカード返金の644件はメールアドレスとカナ氏名、郵便振替払出証書の68件はメールアドレス、カナ氏名、証書の送付先の情報です。クレジットカード情報は漏えいの対象に含まれていないと書かれています。この件の経緯は、イープラスの情報漏えい|スマチケ払戻し管理システム 1,463件 カナ氏名・メールアドレス・口座情報 対象と確かめること 2026で詳しくまとめています。
連絡の手段について、公式のお知らせには次のように書かれています。
対象となるお客様(イープラス会員ではない同行者様を含みます)には、9月29日(火)より順次、個別にお詫びとお知らせのメールをお送りしております。 出典: 株式会社イープラス プレスリリース(2026年9月29日)
お詫びのメールの送信元のアドレスは、お知らせには書かれていません。
2つ目は、2026年10月30日に公表された、フェス専用アプリの管理システムへの不正アクセスです。イープラスの会社サイトのお知らせによると、2021年12月に開かれた音楽フェス『ポルノ超特急2021』専用のアプリで、前方指定観覧エリアの申込み情報を管理するシステムに不正アクセスがあり、3,571件の氏名、電話番号、メールアドレスが漏えいしました。対象となるお客様には、個別にお知らせのメールを順に送っていると書かれています。
この2つの事案で漏えいした項目には、どちらもメールアドレスが含まれています。そのため、対象者のメールアドレスに、漏えいの件を口実にした偽メールが届く可能性は考えておく必要があります。たとえば、次のような連絡です。
- 「お詫びの返金を行うため、口座情報を入力してください」として、リンク先で口座番号を入力させる
- 「補償の手続きのため」として、カード番号やイープラスのパスワードを入力させる
- 「漏えいの対象か確認するため」として、メールのリンクから会員情報を入力させる
公式のお知らせは、不審なメールや連絡、金融機関の口座で不審な取引などの心配があれば、イープラスのお客様対応窓口に連絡するよう案内しています。対象のお客様には専用のフリーダイヤルを案内していると書かれています。返金や補償に関する手続きがあるかどうかは、メールのリンクではなく、イープラスの公式サイトのお知らせか、この窓口で確かめてください。漏えいの後に起きやすい被害の全体像は、情報漏洩の二次被害とは|詐欺メール・なりすまし・不正利用の例と防ぐためにすること 2026が参考になります。
受信設定で許可するドメイン
携帯電話会社のメールなどで、ドメインを指定して受信する設定にしている人は、イープラスからの本物のメールが届かなくなることがあります。イープラスの公式のQ&Aでは、ドメイン指定受信の設定をしている場合は「eplus.co.jp」を指定するよう案内しています。申込み完了や結果確認のメールが届かないときのQ&Aでも、受信拒否の設定をしていないかを確かめ、「@eplus.co.jp」からのメールを受け取れるよう設定するよう書かれています。
同じQ&Aには、メールが届かない理由として、次のような点が挙がっています。
- 受信拒否の設定をしている
- 登録したメールアドレスを間違えている(会員メニュー内「登録情報変更」から「メールアドレス変更」で確かめる)
- メールソフトのフィルタの設定で、受信トレイ以外のフォルダに振り分けられている
- 登録したアドレスへの配信エラーが続いて、自動で配信停止の状態になっている
配信停止の状態になると、メールアドレスを変えない限り、その後の申込み完了や結果確認のメールが一切届かなくなると公式は書いています。アドレスに変更がない場合も、メールアドレスの変更の手続きをするよう案内されています。
ここで覚えておきたいのは、受信を許可する設定は「このドメインのメールは本物だと保証する設定」ではないことです。許可したドメインを名乗る偽物も届きえます。受信の許可は本物を取りこぼさないための設定で、真偽の確かめは別に必要です。
迷惑メールが急に増えたと感じる場合は、迷惑メールが急に増えた原因と対処法|iPhone・Gmail・ドコモ・au・ソフトバンクでの止め方 2026で、携帯電話会社ごとの止め方を整理しています。
押してしまった・入力してしまったときにすること
偽のメールのリンクを開いてしまっても、何も入力していなければ、まずは画面を閉じてください。入力してしまった場合、イープラスの2026年10月11日の注意喚起は、入力した情報ごとに次のように対処するよう案内しています。
| 入力してしまった情報 | 公式が案内している対処 |
|---|---|
| クレジットカードの情報 | 使っているクレジットカード会社に相談する |
| 住所や電話番号などの個人情報 | 最寄りの警察署や消費者センターに相談する |
| ログインIDとパスワード | 会員メニューの「パスワード変更」から、パスワードを変える |
パスワードの変更は、公式の注意喚起によると、イープラスの会員メニューにアクセスし、「パスワード変更」からログインして手続きします。あわせて、「申込み履歴(申込み状況照会)」で、身に覚えのないチケットの申込みがないかを確かめるよう案内されています。
イープラスと同じパスワードを、ほかのサービスでも使っている場合は、そちらも変えてください。警察庁のフィッシング対策のページは、普段使っているIDやパスワードを入力してしまった場合、それを使っている全てのサービスでパスワードを速やかに変えるよう案内しています。クレジットカードの不正利用の被害にあった場合は、カード会社が補償制度や相談窓口を設けていることもあるため、カード会社に相談するよう書かれています。詳しくは警察庁 フィッシング対策を見てください。カード番号やパスワードなど、入力した情報ごとの細かい手順は、フィッシング詐欺で入力してしまったら|カード番号・パスワード・住所ごとにすぐすること 2026でも整理しています。
公的な相談先は、困りごとの内容で使い分けます。
- 被害にあった、または被害が心配なとき:警察相談専用電話「#9110」。警察庁の案内によると、発信した地域の都道府県警察本部などの総合窓口に直接つながり、携帯電話からも使える(土日祝日と夜間は当直や音声案内などで対応)。詳しくは警察庁の相談窓口の案内
- お金の支払いや契約のトラブル:消費者ホットライン「188」。郵便番号などを入力すると、近くの消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえる(相談は無料で、通話料がかかる)
- 偽のメールやサイトを見つけたとき:フィッシング対策協議会の報告の窓口
フィッシング対策協議会は、フィッシングと思われるメールを、リンクを押さずに報告の受付アドレスへ転送するよう案内しています。迷惑メールのフォルダに入ったメールはすでに検知されているため、報告の必要はないとも書かれています。
チケットの譲渡や転売の連絡にも注意する
イープラスを名乗る偽メールとは別に、チケットを探している人に向けた詐欺にも注意が必要です。人気の公演のチケットが取れなかったとき、SNSで知らない相手から「イープラスで買ったチケットを譲ります」と連絡が来ることがあります。相手がイープラスの画面の写しを見せても、それは本物の証明になりません。
イープラスで買ったチケットかどうか、申込みや支払いの状況は、自分のアカウントの申込み履歴で確かめるものです。相手から送られてきたリンクで「受け取りの手続き」や「登録」をさせられる場合は、偽サイトに誘導されている可能性があります。チケットの受け取りや同行者の登録は、自分で開いたイープラスの公式サイトの中で行ってください。
知らない相手との譲渡で、代金の支払いをめぐるトラブルになった場合は、消費者ホットライン「188」で相談できます。
同行者や家族に伝えておきたいこと
チケットの申込みでは、購入者のほかに同行者を登録することがあります。イープラスの公式のQ&Aによると、申込み完了や結果確認のメールは購入者のメールアドレスあてに送り、同行者には送らないとされています。一方で、2026年9月29日に公表された払戻し管理システムの件では、イープラス会員ではない同行者も、お詫びのメールの対象に含まれると書かれています。
同行者として誘った家族や友人には、次の3つを伝えておくと役に立ちます。
- 申込み完了や抽選の結果のメールは、購入者にだけ届く。同行者に「支払いが必要」と届いたメールは疑ってよい
- イープラスを名乗るメールで、利用料の支払いやカードの再登録を求められても、メールのリンクから手続きしない
- 気になるメールが届いたら、購入者に申込み履歴を見てもらって確かめる
同行者が会員でない場合、自分で申込み履歴を見ることができません。そのため、購入者が申込み履歴で状況を確かめ、伝えてあげるのが確実な方法になります。偽メールの文面を同行者から見せてもらうときも、リンクは押さずに、画面の写しで確かめるようにしてください。
在宅で働く人が仕事のメールアドレスで受け取る場合の注意
在宅で仕事をしている人の中には、チケットの申込みや通販の連絡を、仕事で使うメールアドレスで受け取っている人もいます。この場合、取引先からのメールに混ざって偽のメールが届くため、急ぎの仕事の合間に、確かめる前にリンクを押してしまいがちです。仕事のアドレスと、チケットや買い物の連絡を受けるアドレスは分けておくと、どのアドレスにどの会社から連絡が来るかが決まり、見慣れない連絡に気づきやすくなります。
とくに、イープラスの偽メールには「決済手段の停止」「異常な決済を検知」のように、カードやお金に関わる言葉が並びます。仕事で経費の支払いにカードを使っている人ほど、カードが止まると困るという気持ちから慌てやすくなります。カードの状態は、カード会社の公式アプリか、カード裏面の電話番号で確かめる、と決めておくと迷いません。
2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた@SOHOの運営で見てきた限りでは、アカウントやお金の情報を長く守れている人ほど、「お金やアカウントに関わる手続きは、届いた連絡のリンクからではなく、自分で開いた公式サイトでしか進めない」という決まりを持っています。問い合わせや事務の対応を仕事にしたい人は、カスタマーサポート・事務全般のお仕事で、どのような依頼があるかを紹介しています。
取引先や従業員のメール対策も考える必要がある小さな事業者には、中小企業のサイバーセキュリティ対策2026|IT導入補助金で防御力を強化する方法が参考になります。セキュリティを仕事にする道を知りたい人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事も入り口になります。
よくある質問
Q. イープラスのメールの送信元のドメインは何ですか?
イープラスの公式のQ&A「イープラスのドメインが知りたい」では、イープラスから送るメールアドレスのドメインを「eplus.co.jp」と案内しています(2026年11月1日時点)。ただしイープラスは、このドメインを装った偽メールも確認していると書いています。ドメインが合っていてもリンクは押さず、自分で開いた公式サイトの申込み履歴で確かめてください。
Q. イープラスから発券システムの利用料を請求するメールが届きました。本物ですか?
イープラスが2026年10月11日に公開した注意喚起では、スマチケやQRチケットの発券システム利用料の請求や、「ご利用料○○○円(税込)の手続き」を求めるメールが、イープラスを騙った不審なメールの例として挙がっています。メールのQRコードやボタンで支払わず、ログインした後の申込み履歴で支払いの状況を確かめてください。
Q. イープラスの情報漏えいの連絡はどのように届きますか?
2026年9月29日に公表されたスマチケ払戻し管理システムの件と、10月30日に公表されたフェス専用アプリの件は、どちらも対象者に個別にメールで知らせていると公式に書かれています。お詫びや返金を口実に、メールのリンクから口座番号やパスワードを入力させる連絡には応じず、公式サイトのお知らせで確かめてください。
Q. イープラスの偽サイトでパスワードを入力してしまったらどうすればよいですか?
イープラスの公式の注意喚起は、会員メニューの「パスワード変更」からパスワードを変え、「申込み履歴(申込み状況照会)」で身に覚えのない申込みがないか確かめるよう案内しています。同じパスワードをほかのサービスでも使っていれば、そちらも変えてください。カード情報を入力した場合は、カード会社に相談します。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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