英文レジュメの資格の書き方|英語の資格名の表記


この記事のポイント
- ✓英文レジュメの資格欄の書き方を
- ✓日本の資格の英語名の調べ方まで解説
- ✓IPAの情報処理技術者試験や日商簿記
英文レジュメの資格欄は、日本の履歴書と同じ感覚で書くと、読み手に伝わりにくくなります。資格の名前を自分で英語に訳してよいのか、日本の資格をどこまで書くのか、見出しは何にするのかで迷う人も多いでしょう。結論から言うと、英文レジュメの資格欄は、応募する仕事に関係のある資格だけを、公式の英語名と取得した年で、新しい順に並べるのが基本です。この記事では、見出しの付け方、書き方の基本の形、日本の資格の公式の英語名の調べ方、公式の英語名がない資格の書き方まで、例文を交えて順番に説明します。
英文レジュメの資格欄は日本の履歴書と何が違うか
英文レジュメ(英語で書く履歴書)は、外資系企業や海外の企業に応募するときに使う書類です。日本の履歴書は決まった様式の欄を埋める形が中心ですが、英文レジュメは様式が自由で、応募する仕事に合わせて中身を選んで組み立てます。
資格欄の書き方で特に違うのは、次の3つです。
| 項目 | 日本の履歴書 | 英文レジュメ |
|---|---|---|
| 書く資格の範囲 | 持っている資格を幅広く書くことが多い | 応募する仕事に関係のある資格だけを書く |
| 並べる順番 | 取得した順(古い順) | 新しい順、または重要な順 |
| 書く内容 | 資格名と取得年月 | 資格名、認定した団体、取得した年、必要ならスコアや級 |
外資系企業への転職を支援する人材紹介会社のJACリクルートメントは、英文履歴書の書き方の解説で、資格の欄について次のように説明しています。
応募職種やポジションに関連するスキルや資格を箇条書きで記載します。 出典: jac-recruitment.jp
同じ解説では、日本の履歴書では運転免許や武道の段位などを漏れなく書くことが珍しくない一方で、英文履歴書では仕事に関係のない情報を書く必要はなく、応募するポジションに関係する資格を持っていることが端的に分かる書き方が好まれると説明されています。英文レジュメは、読み手が短い時間で「この人はこの仕事ができそうか」を判断するための書類なので、資格欄も仕事との関係で選ぶことが大切です。
資格欄の見出しの付け方
英文レジュメでは、資格欄の見出しを自分で決めます。よく使われる見出しは次のとおりです。
- Certifications(認定資格、検定、ベンダー資格などをまとめるとき)
- Licenses(国家資格の免許など、法律に基づく免許をまとめるとき)
- Licenses and Certifications(免許と認定資格の両方をまとめるとき)
- Qualifications(資格に加えて、スキルや能力もまとめるとき)
- Languages(語学の資格やスコアを分けて書くとき)
どれを使うかに決まりはありませんが、持っている資格の性格に合わせて選ぶと、読み手に伝わりやすくなります。たとえば、IT系の試験やベンダーの認定を中心に書くなら「Certifications」、国家資格の免許を中心に書くなら「Licenses and Certifications」が合います。
語学の資格は、ほかの資格と分けて「Languages」の見出しにまとめるのも一般的です。英語の資格だけでなく、母語の日本語や、そのほかに話せる言語もあわせて書けるので、語学の力をひと目で伝えられます。
資格欄をレジュメのどこに入れるかも、応募する仕事で決めます。職歴が中心のレジュメなら、職歴(Work Experience)と学歴(Education)の後に資格欄を入れるのが一般的です。資格が応募の条件になっている仕事(会計や法務、ITのインフラなど)では、職歴の前に資格欄を入れて、条件を満たしていることを最初に伝える組み立て方もあります。
資格欄の書き方の基本の形
英文レジュメの資格欄は、1つの資格を1行で、次の要素を並べて書くのが基本の形です。
- 資格の名前(公式の英語名)
- 認定した団体の名前
- 取得した年(必要なら月も)
- 級やスコア(ある場合)
書き方の例を見てみましょう。
見出しの例:Certifications
- Applied Information Technology Engineer Examination, IPA, 2024
- Fundamental Information Technology Engineer Examination, IPA, 2021
- Official Business Skill Test in Book-keeping, Grade 2, The Japan Chamber of Commerce and Industry, 2019
並べる順番は、新しい順(取得した年が新しいものから)が基本です。英文レジュメでは、職歴も学歴も新しい順に書くのが一般的なので、資格欄も同じ考え方でそろえます。ただし、応募する仕事に最も関係の深い資格を一番上に書きたい場合は、重要な順に並べても構いません。その場合も、資格欄の中で順番の考え方を1つにそろえてください。
日付の書き方は、年だけ、または「Mar 2024」のように月と年を書くのが一般的です。日本の書き方の「2024年3月」をそのまま「2024/3」と書くと、国によって読み方が違うことがあるため、月は英語の略語で書くほうが誤解がありません。
資格の名前の書き方では、略語だけで書かないことが大切です。日本では「FE」「AP」のような略語で通じても、海外の読み手には伝わりません。略語を使いたい場合は、正式な名前の後に括弧で添えます。
日本の資格は公式の英語名で書く
英文レジュメで最も迷うのが、日本の資格の英語名です。基本の考え方は、資格を認定している団体が公式に使っている英語名で書くことです。自分で訳した名前は、同じ資格でも人によって表記が変わり、読み手が資格の中身を確かめにくくなります。
公式の英語名は、資格を認定している団体の英語版のホームページで確かめられます。主な資格の公式の英語名を、各団体の英語版の案内で確かめた結果は次のとおりです。
| 日本語の名前 | 公式の英語名 | 確かめた団体 |
|---|---|---|
| ITパスポート試験 | Information Technology Passport Examination (IP) | IPA |
| 基本情報技術者試験 | Fundamental Information Technology Engineer Examination (FE) | IPA |
| 応用情報技術者試験 | Applied Information Technology Engineer Examination (AP) | IPA |
| 情報セキュリティマネジメント試験 | Information Security Management Examination (SG) | IPA |
| ネットワークスペシャリスト試験 | Network Specialist Examination (NW) | IPA |
| 情報処理安全確保支援士 | Registered Information Security Specialist (RISS) | IPA |
| 日商簿記検定 | Official Business Skill Test in Book-keeping | 日本商工会議所 |
| 実用英語技能検定(英検) | EIKEN Test in Practical English Proficiency | 日本英語検定協会 |
| TOEIC Listening & Reading Test | TOEIC Listening & Reading Test | IIBC |
| 社会保険労務士 | Labor and Social Security Attorney | 全国社会保険労務士会連合会 |
情報処理の試験の公式の英語名は、IPAの英語版のサイトに試験ごとの資料として並んでいます。IPAは、日本語では独立行政法人情報処理推進機構と呼ばれる、国の情報処理技術者試験を実施している機関です。英語版のサイトでは、試験全体の名前は「Information Technology Engineers Examination(ITEE)」と案内されています。
日商簿記の英語名は、日本商工会議所の英語版のサイトで確かめられます。
JCCI conducts the Official Business Skill Test in Book-keeping and other Chamber of Commerce and Industry certifying examinations with the aim of fostering human resources for industry who have the knowledge and skills required by companies. 出典: The Japan Chamber of Commerce and Industry
日本語に訳すと、日本商工会議所は、企業が求める知識と技能を持つ人材を育てるために、日商簿記検定などの検定試験を実施している、という意味です。このように、英語版のサイトに書かれている名前をそのまま使えば、読み手が名前で検索して資格の中身を確かめられます。
国家資格の士業では、団体が英語名とあわせて日本語の読みを紹介していることもあります。たとえば、全国社会保険労務士会連合会の英語版のサイトでは、社会保険労務士を「Sharoushi」という読みとともに「Labor and Social Security Attorney」と紹介しています。英文レジュメでは「Labor and Social Security Attorney (Sharoushi)」のように、英語名の後に読みを添えて書くと、日本の資格であることと中身の両方が伝わります。
公式の英語名を探すときは、資格の日本語の名前と「English」を組み合わせて検索し、認定している団体のサイトの英語版のページにたどり着いたら、そこに書かれた名前を使ってください。資格の対策をしている学校や個人のブログに書かれた英語名は、公式の表記と違っていることがあるため、そのまま使わないようにしましょう。
公式の英語名がない資格の書き方
日本の資格の中には、公式の英語名が見当たらないものも多くあります。その場合は、自分で英語に訳したうえで、次の工夫をすると読み手に伝わりやすくなります。
- 資格の中身が分かる英語にする(直訳よりも、何ができる資格かが伝わる言葉を選ぶ)
- 括弧で日本語の読みのローマ字を添える
- 国の資格であれば「National License」「Japanese national qualification」のように、国の資格であることを書き添える
- 認定した団体の名前も英語で書く
書き方の例です。
見出しの例:Licenses and Certifications
- Japanese Beautician License (Biyoshi Menkyo), Ministry of Health, Labour and Welfare, 2018
- Driver's License (Ordinary Vehicle, Japan), 2012
運転免許は、日本の履歴書では書くことが多い資格ですが、英文レジュメでは仕事で車を運転する場合(営業職や現場を回る仕事など)に限って書くのが一般的です。公式の英語名は決まっていないため、例のように中身が分かる形で書けば十分です。
自分で訳した名前を使うときは、面接で「どんな資格か」を英語で説明できるようにしておきましょう。「It is a national license required to work as a hairdresser in Japan.」のように、1文で答えられる準備をしておくと安心です。
語学の資格とスコアの書き方
外資系企業や海外の企業への応募では、語学の力が重視されることが多く、語学の資格の書き方は特に大切です。語学の資格は、スコアや級と、受けた年をあわせて書きます。
見出しの例:Languages
- Japanese: Native
- English: Business level (TOEIC Listening & Reading Test 870, 2025)
- English: EIKEN Test in Practical English Proficiency, Grade 1, 2023
TOEICのスコアは、受けた年をあわせて書くのが一般的です。何年も前のスコアしかない場合、今の英語の力を正しく表していないと見られることがあるため、応募の前に受け直すことも考えてください。
英検は、級の書き方に注意が必要です。日本英語検定協会の英語版のサイトでは、試験の正式な名前を「EIKEN Test in Practical English Proficiency」と案内しています。級は「Grade 1」「Grade Pre-1」「Grade 2」のように書くのが一般的です。
語学の欄では、資格のスコアだけでなく、実際の仕事でどれくらい使ってきたかを添えると、読み手が力を判断しやすくなります。「Business level」「Conversational」「Native」のような言葉で、仕事で使えるかどうかを短く伝えましょう。
取得予定や勉強中の資格の書き方
英文レジュメでも、これから取る予定の資格や、勉強中の資格を書くことができます。応募する仕事に関係する資格を勉強中であることは、学ぶ意欲として評価されることがあります。
書き方の例です。
見出しの例:Certifications
- Applied Information Technology Engineer Examination, IPA, Expected Apr 2027
- Official Business Skill Test in Book-keeping, Grade 2, In progress
「Expected」は取得予定、「In progress」は勉強中や手続き中という意味で使われます。試験の日程が決まっているなら、受ける予定の月を書いておくと、読み手が状況を把握しやすくなります。
ただし、まだ取っていない資格を、取ったように見える書き方にするのは避けてください。試験に合格しただけで、登録や申請が済んでいない国家資格の場合も、「Passed the national examination, registration in progress」のように、事実のとおりに書きます。採用の過程で資格の証明を求められることもあるので、書いた内容と事実が食い違わないようにすることが大切です。
スキルの欄と資格の欄の分け方
英文レジュメには、資格の欄とは別に「Skills」(スキル)の欄を設けることが多くあります。資格とスキルを同じ欄に混ぜてしまうと、どれが第三者に認定された資格で、どれが自分で身につけた技術なのかが分かりにくくなります。
分け方の目安は次のとおりです。
- 資格の欄(Certifications、Licenses):試験に合格したり、団体から認定を受けたりして、証明書を出せるもの
- スキルの欄(Skills):仕事で使える技術や道具、言語など、証明書はないが実際に使ってきたもの
たとえば、Excelの関数やマクロを使いこなせる場合、関連する検定に合格していれば資格の欄に書き、検定は受けていないが仕事で使ってきたならスキルの欄に「Microsoft Excel (VLOOKUP, pivot tables, macros)」のように書きます。プログラミングの言語や設計の道具(CADなど)も、資格がなければスキルの欄で具体的に書くほうが、仕事でできることが伝わります。
資格の欄が短くなっても、スキルの欄が充実していれば問題はありません。英文レジュメの読み手は、資格の数よりも、応募する仕事に必要な技術を持っているかを見ています。資格とスキルを分けて書くことで、どちらの情報も正確に伝えられます。
カバーレターやオンラインのプロフィールと表記をそろえる
英文レジュメと一緒に、カバーレター(応募の動機などを書いた添え状)を出したり、LinkedIn などのオンラインのプロフィールを見られたりすることがあります。資格の英語名は、これらの書類やプロフィールの間でそろえておくことが大切です。
同じ資格が、レジュメでは「Fundamental Information Technology Engineer Examination」、プロフィールでは「Basic IT Engineer Exam」と書かれていると、読み手は別の資格なのか同じ資格なのか迷ってしまいます。最初に公式の英語名を調べたら、すべての書類で同じ名前を使いましょう。
取得した年も同じです。レジュメとプロフィールで年が違っていると、どちらかが間違っていると受け取られ、ほかの情報の正確さまで疑われかねません。資格を新しく取ったときは、レジュメとプロフィールを同じ日に直す習慣をつけておくと、食い違いを防げます。
資格の証明を英語で求められたとき
外資系企業や海外の企業では、採用の過程で資格の証明書の提出を求められることがあります。日本の資格の証明書は日本語で書かれていることが多いため、英語の読み手に中身を伝える工夫が必要です。
資格を認定する団体の中には、英語の証明書や英訳文の発行を受け付けているところがあります。たとえば、理容師や美容師の免許の登録を行う理容師美容師試験研修センターは、免許証の英訳文が必要なときの申請を受け付けています。自分の資格で英語の証明書が出せるかは、それぞれの団体の案内で確かめてください。
団体が英語の証明書を発行していない場合は、日本語の証明書の写しに、自分で作った英訳を添えて出す方法が一般的です。英訳には、資格の名前、認定した団体、取得した日付、級やスコアを正確に書き、原本の日本語と照らし合わせられるようにしておきましょう。翻訳の正確さを証明する必要がある場合は、翻訳の専門の会社に依頼することもあります。
書く資格の選び方
英文レジュメに書く資格は、応募する仕事との関係で選びます。持っている資格が多い人ほど、どれを書いてどれを省くかで迷うはずです。選ぶときの目安は次の3つです。
- 求人の募集の条件(Requirements)や歓迎の条件(Preferred)に名前が挙がっている資格は、必ず書く
- 仕事の内容に直接関係する資格は、級や年が古くても書く
- 仕事と関係の薄い資格は、資格欄に余裕がある場合だけ書くか、省く
たとえば、ITのインフラの仕事に応募するなら、ネットワークやセキュリティの資格を中心に書き、簿記の資格は省いても構いません。一方、経理の仕事に応募するなら、簿記の資格を一番上に書き、ITの資格は事務の効率化に役立つ力として下の方に添える程度にします。
迷ったときは、求人の説明文を読み、その仕事で使う知識や技術が書かれた資格かどうかで判断してください。資格の数が多いことよりも、仕事に関係のある資格がひと目で分かることのほうが、読み手にとって価値があります。
職種別の資格欄の例
職種ごとに、資格欄の組み立て方の例を見てみましょう。
ITエンジニアに応募する場合
見出しの例:Certifications
- Cisco Certified Network Associate (CCNA), Cisco, 2025
- Applied Information Technology Engineer Examination, IPA, 2023
- Fundamental Information Technology Engineer Examination, IPA, 2021
ITの仕事では、国の試験とベンダーの認定(特定の会社の製品やサービスの知識を認定する資格)を組み合わせて書くと、基礎の知識と実務の技術の両方を伝えられます。CCNAは、ネットワークの機器で知られるシスコが認定するネットワークの資格です。試験の範囲と仕事での生かし方は、CCNA(シスコ技術者認定)のページで確かめられます。
経理や事務の仕事に応募する場合
見出しの例:Certifications
- Official Business Skill Test in Book-keeping, Grade 2, The Japan Chamber of Commerce and Industry, 2022
- Information Technology Passport Examination, IPA, 2020
見出しの例:Languages
- Japanese: Native
- English: Business level (TOEIC Listening & Reading Test 800, 2025)
経理や事務の仕事では、簿記の資格に加えて、英語で書類を読み書きできる力が求められることが多くあります。ビジネスの文書を正しく書く力を示す資格もあわせて持っていると、事務の仕事全般の基礎があることを伝えられます。日本語のビジネス文書の書き方を問う検定については、ビジネス文書検定のページで内容を紹介しています。
営業やマーケティングの仕事に応募する場合
営業やマーケティングの仕事では、職種そのものに必須の資格は多くありません。この場合の資格欄は、語学の力と、仕事で使う道具やデータの扱いを示す資格を中心に組み立てます。
見出しの例:Certifications
- Information Technology Passport Examination, IPA, 2022
見出しの例:Languages
- Japanese: Native
- English: Business level (TOEIC Listening & Reading Test 820, 2025)
広告の運用やデータの分析に関わる仕事なら、広告のサービスを提供する会社が出している認定資格も、仕事に直接関係する資格として書けます。ただし、こうした認定には有効期間が決められているものもあるので、期限が切れていないかを確かめてから書きましょう。資格欄が短い場合は、職歴の欄で、担当した顧客の数や売上の伸びなど、数字で示せる実績を具体的に書くと、資格以上に仕事の力が伝わります。
建築や施工の仕事に応募する場合
建築や施工の分野では、建築士や施工管理技士など、国家資格の免許が仕事の条件になることが多くあります。こうした資格は「Licenses」の見出しにまとめ、国の資格であることが分かるように書きます。公式の英語名が見当たらない場合は、前の節で説明したように、中身が分かる英語にローマ字の読みを添えて書きましょう。海外の案件では、日本の資格がそのまま現地で使えるとは限らないので、面接で資格の範囲を説明できるようにしておくことも大切です。
資格が少ない人の資格欄の工夫
英文レジュメを書こうとして、書ける資格が少ないと感じる人もいるでしょう。英文レジュメでは、資格欄は必ず設けなければならない欄ではありません。仕事に関係のある資格がない場合は、資格欄を作らず、職歴とスキルの欄を充実させる組み立て方もあります。
資格の代わりに書けるものとして、次のようなものがあります。
- 仕事に関係する研修や講座の修了(Training、Courses の見出しでまとめる)
- オンラインの講座で修了証を受け取ったもの(講座の名前と提供した団体、修了した年を書く)
- 社内の表彰や、仕事に関係する受賞の経験(Awards の見出しでまとめる)
- ボランティアや地域の活動で、仕事に通じる役割を担った経験
研修や講座を書くときも、資格と同じように、名前、提供した団体、修了した年を1行で書きます。講座の名前が日本語だけの場合は、中身が分かる英語に訳して書きましょう。
これから資格を取って資格欄を充実させたい人は、応募したい仕事の求人を見て、募集の条件に名前が挙がっている資格から順に取るのが近道です。どの資格が求められているかを知ることが、英文レジュメの準備の第一歩になります。
英文レジュメの資格欄でよくある間違い
英文レジュメの資格欄で、よく見かける間違いをまとめておきます。提出前の確認に使ってください。
- 日本語の資格名をローマ字だけで書いている(例:Kihon Joho Gijutsusha)
- 「FE」「AP」などの略語だけで書き、正式な名前がない
- 同じ資格の英語名が、レジュメとカバーレター(添え状)で違っている
- 日付の書き方が「2024/3」「March 2024」「3.2024」のように混ざっている
- 仕事に関係のない資格まで並べ、大事な資格が埋もれている
- まだ取っていない資格を、取ったように見える書き方にしている
特に最初の2つは、日本の資格を英語で書くときに起きやすい間違いです。ローマ字や略語は、日本の資格を知らない読み手には意味が伝わりません。公式の英語名を調べ、見つからない場合は中身が分かる英語で書くことを徹底してください。
提出前に確かめたいこと
英文レジュメを出す前に、資格欄について次の点を確かめましょう。
- 資格の名前が、公式の英語名か、中身が分かる英語で書かれているか
- 認定した団体の名前と取得した年が書かれているか
- 並べる順番が、新しい順か重要な順のどちらかにそろっているか
- 日付の書き方がレジュメ全体でそろっているか
- 応募する仕事に関係のある資格が、ひと目で分かる位置にあるか
- 取得予定や勉強中の資格を、事実のとおりに書いているか
英語のつづりの間違いは、内容の正しさとは別に、注意深さを疑われる原因になります。資格の英語名は、公式のサイトからそのまま写して、1文字ずつ見比べるのが確実です。
在宅の仕事とフリーランスの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、海外の依頼主や外資系の会社と業務委託で仕事をしている人は、プロフィールの資格や経験を英語でも正確に書けるように準備している点で共通しています。資格の英語名が正確であれば、依頼する側は名前で検索して中身を確かめられ、仕事を任せる判断が早くなります。仲介の手数料がかからない直接のやり取りでは、そうした信頼がそのまま次の依頼につながり、受け取る報酬の手取りも厚く残ります。
英語の書類を整えたら、仕事の幅を広げる次の一歩も考えてみてください。アプリケーション開発のお仕事では、海外の案件も多い開発の仕事の中身を、研究者の年収・単価相場では、英語の論文や資料を扱う調査や分析の仕事の報酬の目安を確かめられます。
よくある質問
Q. 英文レジュメの資格欄の見出しは何にすればよいですか?
決まりはありませんが、認定資格や検定が中心なら「Certifications」、国家資格の免許が中心なら「Licenses and Certifications」、資格に加えてスキルもまとめるなら「Qualifications」がよく使われます。語学の資格やスコアは「Languages」の見出しで分けて書くと、語学の力をひと目で伝えられます。持っている資格の性格に合わせて選んでください。
Q. 日本の資格の英語名はどうやって調べればよいですか?
資格を認定している団体の英語版のホームページで、公式に使われている英語名を確かめるのが確実です。たとえば、基本情報技術者試験はIPAの英語版のサイトで「Fundamental Information Technology Engineer Examination」、日商簿記は日本商工会議所の英語版のサイトで「Official Business Skill Test in Book-keeping」と案内されています。見つからない場合は中身が分かる英語で書きます。
Q. 英文レジュメに運転免許は書くべきですか?
仕事で車を運転する場合に限って書くのが一般的です。英文レジュメは応募する仕事に関係のある資格だけを書く書類なので、事務職やITの仕事などでは省いても問題ありません。書く場合は、公式の英語名が決まっていないため、「Driver's License (Ordinary Vehicle, Japan)」のように中身が分かる形で書けば十分です。
Q. 勉強中の資格は英文レジュメに書いてもよいですか?
応募する仕事に関係する資格であれば書いて構いません。取得予定なら「Expected Apr 2027」、勉強中なら「In progress」のように、今の状況が分かる言葉を添えます。まだ取っていない資格を、取ったように見える書き方にするのは避けてください。採用の過程で証明を求められることがあるので、事実のとおりに書くことが大切です。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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