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Adobeからのメールは本物か|公式の送信元アドレスと請求を装う偽メールの見分け方 2026

@SOHO編集部
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Adobeからのメールは本物か|公式の送信元アドレスと請求を装う偽メールの見分け方 2026

この記事のポイント

  • ✓Adobeからのメールが本物かを
  • ✓アドビの公式ヘルプ「Adobe からメールが届かない場合」の記載で確かめます
  • ✓[email protected] や [email protected] など公式が挙げる送信元

アドビは、日本語の公式ヘルプ「Adobe からメールが届かない場合」(最終更新日 2025年6月2日)に、アドビからのメールとして確認してほしいアドレスを並べています。[email protected]、[email protected]、[email protected] など、adobe.com、adobe.net、acrobat.com などのドメインのアドレスです(2026年11月1日時点で確かめられた最新の控えは2025年12月16日のもの)。 ただし、メールの差出人の表示はだれでも偽れるので、アドレスが合っていても本物とは限りません。 「お支払いに問題があります」「サブスクリプションが停止されます」などのメールが届いたら、リンクを押さずに、Creative Cloud のアプリか、ブックマークしたアドビの公式サイトからアカウントにログインして確かめてください。

この記事では、アドビの公式ページに書かれている送信元のアドレス、アドビが実際にメールを送る場面、請求を装う偽メールを本物かどうか確かめる手順、偽メールの報告先、入力してしまったときにすることを、公式の記載だけで整理します。

アドビのヘルプ(helpx.adobe.com)とアドビの公式サイト(www.adobe.com)は、この記事の確認の作業では自動の取得ができませんでした。そのため本文は、インターネットアーカイブ(Wayback Machine)に残る公式ページの控えで確かめ、ページごとに「何年何月何日の控えの記載か」を書いています。最新の記載は、アドビのヘルプのページを、ページ名で検索して自分で開いて確かめてください。

アドビが公式に書いている送信元のアドレス

アドビのヘルプ「Adobe からメールが届かない場合」は、アドビからのメールが届かないときの対処として、迷惑メールのフォルダを探すよう勧め、次のように書いています。

バルク、または迷惑メールフォルダーを検索して、アドビからのメールを探します。 以下のアドビのアドレスからのメールを確認してください。 出典: アドビ ヘルプ「Adobe からメールが届かない場合」(最終更新日 2025年6月2日、Wayback Machine の2025年12月16日の控え)

この「以下のアドビのアドレス」として並んでいるのは、55件ほどのアドレスです。用途ごとの区別は書かれていないので、ドメイン(「@」より後ろの部分)ごとに分けて表にします。アドレスの綴りは公式の記載のままです。

ドメイン 公式に並んでいるアドレス 載っている公式ページ
adobe.com [email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected] Adobe からメールが届かない場合
adobe.net [email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected] Adobe からメールが届かない場合
acrobat.com [email protected]、[email protected] Adobe からメールが届かない場合
そのほかのドメイン [email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected] Adobe からメールが届かない場合

一覧には、このほかに「[email protected]@adobe.com」という、2件のアドレスがつながったように見える表記が1つあります。どこで区切るのかが公式の記載から読み取れないため、この記事では表に分けて載せていません。

アドビの一覧は「メールが届かないときに探してほしいアドレス」として載っているもので、用途ごとに「この通知はこのアドレスから」という対応は書かれていません。請求の通知がどのアドレスから届くかも、公式の記載には見つかりませんでした。そのため、届いたメールの差出人が一覧のどれかと一致しても、それだけで「請求の本物の通知だ」とは言えません。

また、この一覧は最終更新日が2025年6月2日のページの記載で、2026年11月1日時点の公式ページに同じ一覧が残っているかは、この記事の確認の作業では確かめられませんでした(未確認)。アドビのサービスは種類が多く、送信元も追加や変更がありえます。一覧に無いアドレスから届いたメールをすぐに本物と決めないのと同じように、一覧にあるアドレスでも、中身はアカウントの画面で確かめるという順番は変わりません。

アドビがメールを送る場面

同じヘルプには、アドビがメールを送る場面も書かれています。

  • アドビにメンバーシップパスワードのメール送信をリクエストしたとき
  • アドビストア、または他のアドビの e コマースプラットフォームで商品を購入したとき
  • アドビサポートポータルでケースを作成したとき
  • Create Adobe PDF Online を使用して、PDF を変換するとき
  • Adobe.com でホストされているサービスで、メール認証が必要なとき
  • 自動更新のリマインダーを送信するとき

あわせて、注意として次の一文があります。

サブスクリプションの有効期限が切れる 30 日前、またはサブスクリプション料金の支払いで新しい請求書が作成されたときにメールが送信されます。 出典: アドビ ヘルプ「Adobe からメールが届かない場合」(最終更新日 2025年6月2日、Wayback Machine の2025年12月16日の控え)

つまり、本物のアドビも、更新の前や請求書が作られたときに、お金に関わるメールを送っています。偽メールはこれをまねて、「更新の手続きが必要です」「お支払いに失敗しました」という形で届きます。本物と偽物が同じ話題で届くからこそ、メールの中ではなく、アカウントの画面で中身を確かめることが大切です。

アドビが公式に書いていること、書いていないこと

ほかの会社の公式の注意喚起では、「メールでパスワードやカードの番号を聞くことはない」と明言していることがあります。アドビについては、2026年11月1日時点で確かめられた日本語の公式ページ(「Adobe からメールが届かない場合」、Adobe Trust Center「不正防止」、「アドビにセキュリティ問題を報告する」、2段階認証のヘルプ)に、メールで個人情報やパスワードを求めないという形の明言は見つかりませんでした。

公式が書いていないことを、「アドビはメールでパスワードを聞かない」のように言い切ることは、この記事ではしません。メールでパスワードやカードの番号を求められたら、差出人がだれであっても、メールの中では答えず、次の節の手順でアカウントの画面から確かめてください。

アドビの公式の偽メールの注意として確かめられたのは、Adobe Trust Center の「不正防止」のページにある、次のような案内です(Wayback Machine の2026年7月15日の控え)。

一方的に送られてくる広告メールに注意しましょう。 常に宛先、差出人、内容などを十分確認してから、リンクや添付ファイルをクリックしてください。 出典: Adobe Trust Center「不正防止」(Wayback Machine の2026年7月15日の控え)

同じページは、不審な兆候として、無料のメールサービスを使っている Web サイトや業者、表示やドメイン名に誤字脱字があるサイト、作ったばかりのサイト、レビューが少ないか全く無いサイトに注意するよう呼びかけています。また、アドビから直接か、アドビの正規販売店から購入するよう勧めています。

公式が載せている偽メールの件名について

アドビの日本語の公式ページには、偽メールの件名の例は、2026年11月1日時点で確かめられた範囲には載っていませんでした。フィッシング対策協議会の緊急情報の一覧にも、アドビをかたるフィッシングの項目は見当たりませんでした。

件名の例が公式に無いということは、「この件名なら偽物」という覚え方ができないということです。偽メールの件名は、送る側がいくらでも変えられます。件名で見分けようとするより、次の2つを決めておくほうが確実です。

  • お金、パスワード、カードの話が書かれたメールは、リンクを使わず、アカウントの画面で確かめる
  • アカウントの画面に同じ話が出ていなければ、そのメールは偽物を疑う

ネット上には、アドビを名乗る偽メールの件名を集めた解説も多くありますが、この記事では公式で確かめられないものは載せていません。

差出人の表示が本物でも安心できない理由

メールの差出人(From)の欄は、手紙の封筒の裏に書く差出人の名前と同じで、送る側が自由に書けます。表示名を「Adobe」にすることも、アドレスを本物の一覧にあるものと同じ見た目にすることも、技術的にはできてしまいます。受け取る側のメールのサービスには、送信元が本物のドメインの持ち主かを確かめる仕組みがありますが、すべての偽メールが迷惑メールのフォルダに振り分けられるとは限りません。

アドビの一覧は55件ほどと多く、adobe.com だけでなく adobe.net、acrobat.com、creativecloud.com などのドメインが混ざっています。数が多いほど、「adobe」という文字が入っているだけで本物らしく見えてしまいます。Adobe Trust Center も、ドメイン名の誤字脱字に注意するよう書いています。adobe の綴りを1文字だけ変えたドメインや、adobe という語の後ろに別の語を付けたドメインは、一覧にあるものと見比べなければ気づきにくいものです。

スマートフォンのメールアプリは、差出人の表示名だけを大きく出し、アドレスを小さくしか出さないことが多いので、見落としやすくなります。アドレスを確かめるときは、表示名を押してアドレスの全体を出してから、一覧と1文字ずつ見比べてください。それでも、一致したことは「明らかな偽物ではない」という意味にとどまります。

リンクを押さずに本物か確かめる手順

アドビを名乗るメールが届いたら、次の順で確かめます。どの手順でも、メールの中のリンクは使いません。

  1. メールのリンクや添付ファイルには触れずに閉じる。Adobe Trust Center は、宛先、差出人、内容を十分確かめてからリンクや添付ファイルを開くよう案内している
  2. 差出人のアドレスを、この記事の表と見比べる。一致しなければ、偽物を強く疑う。一致しても、それだけで本物と決めない
  3. Creative Cloud のデスクトップアプリやモバイルアプリを自分で開くか、ブックマークしたアドビの公式サイト、または自分で入力した account.adobe.com からログインする
  4. アカウントの画面で、プランの状態、次の請求日、支払い方法を確かめる。アドビのヘルプのクイックリンクにも「プランを管理」がある
  5. メールに書かれていた「支払いの失敗」「サブスクリプションの停止」と、アカウントの画面の内容を見比べる。画面に同じ話が出ていなければ、そのメールは偽物を疑う
  6. それでも判断がつかないときは、アドビのヘルプのページを自分で開いて、Adobe カスタマーケアに問い合わせる。メールに書かれた電話番号や問い合わせ先は使わない

手順3で、メールのリンクから開いたログインの画面は、見た目が本物と同じでも偽のサイトのことがあります。ログインの画面は、必ず自分で開いたアプリかブックマークから出してください。

登録しているメールアドレスが正しいかは、アドビのヘルプによると、account.adobe.com のプロフィールの画面にログインし、「アカウント情報とアクセス」の項で、プライマリメールアドレスまたは Adobe ID を確かめられます。アカウントの復元のために、セカンダリメールアドレスと電話番号を追加することもできる、と書かれています。

請求を装うメールで気をつけたいこと

アドビのサブスクリプションは、月ごとや年ごとに自動で更新される契約が多く、請求のメールは本物でも定期的に届きます。そのため、「支払いが失敗した」「更新できない」というメールが届くと、本物だと思い込みやすくなります。

本物の請求の状況を確かめる場所は、アカウントの画面です。カードの有効期限が切れていた、残高が足りなかったなど、本当に支払いが失敗していれば、アカウントの画面で支払い方法を更新できます。メールのリンクから支払い方法を入力し直す必要はありません。

もう1つ気をつけたいのは、アドビの製品を安く売るという話です。Adobe Trust Center の「不正防止」のページは、「うますぎる話」には裏があると思うよう呼びかけ、公式サイトや定評のあるサイトで平均的な販売価格を確かめるよう勧めています。正規の製品はどの販売店でも同じくらいの価格で売られているはず、とも書かれています。メールで届いた「特別価格」「ライセンスが格安」という案内から、知らない販売サイトで買うことは避けてください。

身に覚えのない請求がカードの明細に出ていないかの見方と、出ていたときの対処は、クレジットカードの不正利用の確認方法|明細の見方と身に覚えのない請求への対処 2026で詳しく説明しています。

格安のライセンスや非正規の販売に注意する

アドビを名乗る偽メールには、請求の話のほかに、製品を安く手に入れられるとうたうものもあります。Adobe Trust Center の「不正防止」のページは、アドビが防ごうとしている不正行為の種類として、次の4つを挙げています。

  • 偽造品の販売:不正に取得したライセンスを、その事実を知らない顧客に販売すること
  • 違法転売とシリアル番号の漏洩:不正に取得した再販シリアル番号を、その事実を知らない顧客に販売すること
  • 製品ハッキング:アドビ製品をハッキングして、ソフトウェア、シリアル番号、またはライセンス認証コードを不正に有効化し、その事実を知らない顧客に販売すること
  • e コマースと決済の不正行為:盗み取った決済の情報で製品を購入し、その事実を知らない顧客に転売すること

どれも、買った人が「知らないうちに」非正規の製品をつかまされる形です。メールや SNS の広告で「永久ライセンス」「正規品の半額」などとうたう案内が届いても、販売元がアドビか、アドビの正規販売店かを、アドビの公式サイトから自分で確かめてください。Adobe Trust Center は、アドビの正規販売店を確かめるためのページへの案内を載せています。

同じページは、ネットで買い物をするときは、なるべくクレジットカードを使うよう勧めています。デビットカード、電信送金、現金、小切手よりも、不正行為に対する保護の機能が高く、詐欺の被害に遭った場合でも比較的回収しやすい、という理由です。個人情報やカードの番号を送る前に、Web サイトが https を使っているかを確かめることも、自衛のヒントとして挙げられています。ただし、https は通信が暗号化されているという意味で、サイトが本物であることまでは示しません。偽のサイトにも https のものがあるので、アドレスの綴りとあわせて確かめてください。

非正規のソフトウェアの販売や使用、海賊行為に気づいた場合は、Adobe Trust Center の「アドビソフトウェアの不正コピーの報告」のフォームから報告できる、と案内されています。

本物のメールだったときに落ち着いてすること

アカウントの画面で確かめて、メールが本物だったと分かった場合も、メールのリンクから手続きを進める必要はありません。アカウントの画面にいる間に、そのまま手続きをすれば済みます。

更新の30日前のお知らせだった場合は、アカウントの画面でプランの内容と次の請求日を確かめ、続けるか、プランを変えるかを決めます。仕事で使っている人は、次の請求日と、取引先への請求や経費の記録の時期が合っているかも、このときに見ておくと後で慌てません。

支払いの失敗だった場合は、カードの有効期限、利用の上限、引き落としの口座の残高を確かめ、アカウントの画面で支払い方法を更新します。カード会社の側で利用が止まっている場合は、カードの裏面の番号でカード会社に問い合わせてください。

アドビのサポートポータルで自分が作ったケース(問い合わせ)への返信のメールは、自分が問い合わせた内容と一致するかを見れば、ある程度判断できます。問い合わせた覚えがないのに「ケースが作成されました」というメールが届いた場合は、アカウントの画面のほうで確かめ、心当たりがなければ [email protected] に転送します。

偽のメールをアドビに報告する方法

アドビは、偽のメールの報告先を公式に書いています。Adobe Trust Center の「不正防止」のページには、「フィッシングの報告」の項があり、次のように書かれています。

アドビを装ったり、個人情報を収集しようとする不審なメールを受信した場合はご報告ください。 出典: Adobe Trust Center「不正防止」(Wayback Machine の2026年7月15日の控え)

この項の報告のリンクは、[email protected] 宛てのメールです。アドビのヘルプ「アドビにセキュリティ問題を報告する」(Wayback Machine の2026年3月1日の控え)にも、アドビを偽るメール、Web サイト、ポップアップウィンドウは [email protected] に問い合わせるよう書かれています。

同じページには、目的ごとの連絡先が並んでいます。

  • アドビを偽るメール、Web サイト、ポップアップウィンドウ:[email protected]
  • 悪意のある目的や違法な目的で、アドビの製品やサービスが悪用されている場合:[email protected]
  • アドビの製品やサービスに関わるクレジットカードや個人情報の盗用:account.adobe.com/security でアカウントのセキュリティ設定を確かめるか、Adobe カスタマーケアとチャットする

偽メールを報告するときは、受け取ったメールのリンクを押さずに、[email protected] 宛てに転送します。転送の前に、自分の名前やアカウントの情報を本文に書き加える必要はありません。

2段階認証の通知と、身に覚えのない確認コード

アドビのヘルプ「2 段階認証による Adobe アカウントの保護」(Wayback Machine の2026年2月18日の控え)によると、2段階認証では、ログインのたびに、メールや携帯電話で受け取る確認用のコードを入力するか、Adobe Account Access アプリで通知を承認します。2段階認証とは、パスワードに加えてもう1つの確認をする仕組みのことです。

確認の方法は、Adobe Account Access アプリ、メール、テキストメッセージ(SMS)から選べます。2段階認証を有効にしたときと、無効にしたときは、画面に確認のメッセージが表示され、メールでも届く、と書かれています。設定は account.adobe.com/security にログインして行います。

同じヘルプは、確認の方法を1つ選ぶと、予備の確認方法も選ぶよう求められる、と説明しています。携帯電話やメールにアクセスできなくなったときに、アカウントから締め出されるのを防ぐためです。パスワードを思い出せず、メール、電話、Adobe Account Access アプリのどれにもアクセスできない場合は、そのアカウントを再び使うことはできない、とも書かれています。偽メールでパスワードを取られた後にメールアドレスまで変えられると、取り戻すのが難しくなるので、予備の確認方法は早めに登録しておいてください。

ログインしようとしていないのに、アドビの確認用のコードがメールや SMS で届いたら、だれかがパスワードを知ってログインを試みている可能性があります。届いたコードはだれにも教えず、自分で開いたアカウントの画面からパスワードを変えてください。「確認のためにコードを教えてください」という電話やメッセージが来ても、答えないでください。認証コードが勝手に届くときの考え方は、認証コードが勝手に届くのはなぜ|放置してよいかと乗っ取りを防ぐ確認 2026にまとめています。

SMSで届く偽の連絡

アドビの公式ページに、アドビが SMS を送るときの送信元の番号や表示名の記載は、2026年11月1日時点で確かめられた範囲には見つかりませんでした。アドビの SMS として公式に書かれているのは、2段階認証で SMS を選んだ人に届く確認用のコードです。

そのため、SMS で「お支払いの確認」「アカウントの停止」のような案内と URL が届いても、SMS の送信元で本物かどうかを見分けることはできません。SMS の中の URL には触れず、Creative Cloud のアプリか、自分で入力した account.adobe.com からログインして確かめてください。

押してしまった・入力してしまったときにすること

偽のメールのリンクを押してしまった、入力してしまったときは、入力した情報ごとに次のことをします。リンクを押しただけで何も入力していないなら、ページを閉じ、メールを [email protected] に転送してから削除します。

  1. アドビのパスワードを入力してしまった場合は、自分で開いた account.adobe.com から、すぐにパスワードを変える。同じパスワードをほかのサービスで使っていれば、そちらも変える
  2. account.adobe.com/security で、アカウントのセキュリティ設定を確かめる。2段階認証を有効にしていなければ、設定する
  3. クレジットカードの番号を入力してしまった場合は、カードの裏面に書かれた番号でカード会社に電話し、利用を止めてもらう
  4. アカウントやカードの盗用が疑われる場合は、アドビのヘルプのページから Adobe カスタマーケアに相談する

あわせて、次の窓口に相談できます。

  • 警察:最寄りの警察署、または警察相談専用電話の #9110。#9110は、かけた地域を受け持つ都道府県警察の相談の窓口につながる
  • 消費者ホットライン 188:住んでいる地域の消費生活センターなどの相談窓口につながる。相談は無料で、通話料はかかる(消費者庁 消費者ホットライン)
  • フィッシング対策協議会:偽のメールや SMS、偽のサイトの情報を受け付けている。メールはリンクを押さずに、協議会のページに書かれた報告用のアドレスへ転送する(フィッシング対策協議会 フィッシングの報告)

警察庁は、フィッシングの被害に遭った場合は、最寄りの警察署か、サイバー事案に関する通報等のオンライン受付窓口に通報・相談するよう案内しています(警察庁 フィッシング対策)。

入力した情報ごとに何をどの順でするかは、フィッシング詐欺で入力してしまったら|カード番号・パスワード・住所ごとにすぐすること 2026にまとめています。

受信設定で許可するアドレスの考え方

本物のアドビのメールが届かない場合について、アドビのヘルプは、迷惑メールのフォルダを探すこと、Adobe.com のメールドメインをアドレス帳に追加することを勧めています。迷惑メールの対策の機器やアプリを使っている場合は、アドビと Amazon Web Services からのメールを許可するよう設定する、とも書かれています。

会社のメールでアドビの通知を受けている場合は、同じヘルプに、メールの管理者がアドビのメールサーバーを会社の許可リストに加えるための IP アドレスとサブネットの一覧も載っています。会社のメールの設定は、自分で変えずに、メールの管理者に一覧のページを伝えて相談してください。

携帯電話会社のメールでドメイン指定受信を使っている場合は、adobe.com など、表に出てくるドメインを許可します。ドメイン指定受信とは、「@」より後ろの部分が一致するメールだけを受け取る設定のことです。ただし、受信を許可したドメインを装った偽メールも、受信箱に入りやすくなります。許可したドメインから届いたメールでも、請求やパスワードの話が書かれていたら、アカウントの画面で確かめる習慣は変えないでください。

アドビのヘルプには、多くのメールサーバーでは、アドビのメールをスパムとしてマークすると、その後のアドビのメールがすべてスパムのフォルダに振り分けられるようになる、という注意もあります。本物のメールを誤ってスパムにしてしまった場合は、迷惑メールのフォルダから戻しておくと、更新のお知らせなどを見落としにくくなります。

在宅で働く人が仕事のアドレスでアドビのメールを受けるとき

デザインや動画の仕事を在宅で受けている人にとって、アドビのアカウントは仕事の道具そのものです。アカウントに入れなくなると、納品の作業が止まります。仕事用のメールアドレスでアドビに登録していると、取引先の請求や支払いの連絡と、アドビの更新のお知らせが同じ受信箱に並び、偽の「お支払いに失敗しました」を急いで処理してしまうことがあります。

仕事のアドレスでアドビのメールを受け取る場合は、次の点に気をつけてください。

  • アドビのアカウントには2段階認証を設定し、確認の方法をもう1つ予備として登録しておく
  • 納期の前など忙しいときに届いた請求のメールほど、リンクから処理せず、アカウントの画面で確かめる
  • 会社や取引先から割り当てられたアカウントを使っている場合は、プランや支払いの管理者がだれかを確かめ、請求のメールが自分に届いたときは管理者にも確認する

20年以上フリーランスと在宅ワークの仲介を続けてきた@SOHOの運営で見てきた限りでは、取引先とのやりとりを長く安定して続けている人ほど、お金の話を「メールのリンク」ではなく「自分で開いたサービスの画面」で確かめる習慣を持っています。仕事の道具のアカウントを守ることは、納期と信頼を守ることでもあります。デザインの仕事の単価の目安は、デザイナーの年収・単価相場で紹介しています。アドビの製品の使い方を資格で示したい人は、Adobe認定プロフェッショナル Premiere Proの資格ガイドも参考になります。

偽メール全般の見分け方を家族に説明したいときは、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処が、短い手順の形でまとまっていて役立ちます。受信したメールの真偽を見極める仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事も参考になります。

よくある質問

Q. [email protected] からのメールは本物ですか?

アドビのヘルプ「Adobe からメールが届かない場合」には、アドビからのメールとして確認してほしいアドレスの1つに [email protected] が載っています(2025年12月16日の控え)。ただし差出人は偽れるので、アドレスが合っていても本物とは限りません。リンクは押さずに、自分で開いた account.adobe.com で内容を確かめてください。

Q. アドビから支払いの失敗を知らせるメールが届きました?

アドビは、更新の30日前や新しい請求書が作られたときにメールを送ると案内しています。本物か偽物かは、メールのリンクではなく、Creative Cloud のアプリか自分で入力した account.adobe.com にログインし、プランと支払い方法の画面で確かめてください。画面に同じ話が無ければ偽物を疑います。

Q. アドビを装う偽メールはどこに報告すればよいですか?

Adobe Trust Center の「不正防止」と、ヘルプ「アドビにセキュリティ問題を報告する」は、アドビを装うメールの報告先を [email protected] としています。リンクを押さずに転送してください。あわせてフィッシング対策協議会の報告用のアドレスに転送することもできます。

Q. アドビの確認コードが勝手に届くのはなぜですか?

2段階認証を設定していると、ログインのたびにメールや SMS で確認用のコードが届きます。ログインしようとしていないのに届いた場合は、だれかがパスワードを知ってログインを試みている可能性があります。コードはだれにも教えず、自分で開いた account.adobe.com からパスワードを変えてください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月4日
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