SBI証券からのメールは本物か|公式の送信元アドレスと偽メール・偽SMSの見分け方 2026


この記事のポイント
- ✓SBI証券のメールが本物かを
- ✓公式ページ「SBI証券のEメールアドレス・SMS・ドメイン・SNSアカウントのご案内」に載る送信元アドレスとSMSの送信元番号(2026年11月1日時点)で確かめる方法を整理
- ✓リンクを押さずにログインして確かめる手順と
SBI証券は、公式ページ「SBI証券のEメールアドレス・SMS・ドメイン・SNSアカウントのご案内」で、送信元のメールアドレスを用途ごとに公表しており、ログイン通知や認証コード、パスワード再設定のメールは [email protected] と案内しています(2026年11月1日時点)。 ただし、SBI証券自身が書いているとおり、差出人が「SBI証券」や @sbisec.co.jp になっていても、なりすましの偽メールの場合があります。 メールのリンクは押さずに、公式アプリか、ブックマークしたSBI証券のサイトからログインして確かめてください。
この記事では、SBI証券を名乗るメールやSMSが本物かどうかを、公式のページに書かれていることだけで確かめる順番を整理します。送信元アドレスの一覧、SMSの送信元番号、SBI証券が「メールで求めない」と明言していること、公式が説明している詐欺の手口、リンクを押さずに確かめる手順、入力してしまったときの窓口まで、上から順に読めば手元のメールの扱いが決まるように並べています。
SBI証券が公式に案内している送信元のメールアドレス
SBI証券の公式ページには、送信元のメールアドレスと、そのアドレスが使われている主なサービスの例が並んでいます。表は公式ページの記載をそのまま写したもので、公式の文に無い用途は書き添えていません。
| 用途(公式ページの「主なサービスの例」) | 送信元のメールアドレス |
|---|---|
| 商品・サービス等に関するご案内 | [email protected] |
| 各種口座開設やサービス利用の手続きに関するご連絡、ログイン通知、セキュリティ関連の認証コード通知、パスワード再設定、ログイン時の追加認証、出金時二要素認証、出金指示受付、Eメールアドレス登録・削除、お客さまご登録情報変更 など | [email protected] |
| 投資信託メール通知サービス | [email protected] |
| 入金完了のお知らせ | [email protected] |
| Eメール通知サービス(約定通知、スマートアラート(株価通知)、信用取引保証金通知、先物・オプション取引証拠金不足通知) | [email protected] |
| 企業情報通知サービス | [email protected] |
| ロイターニュースアラート | [email protected] |
| PO・IPO 当選/補欠当選通知サービス | PO/IPO_[email protected] |
| 電子交付サービス等 | [email protected] |
| セミナー等のお知らせ | [email protected] |
| 先物・オプションAPI | [email protected] |
| STO取引に関する通知サービス | [email protected] |
| パスワード再発行受付フォーム、ユーザーネーム照会サービス受付フォーム、登録メールアドレス通知サービス申請フォーム、氏名・住所変更受付フォーム、登録電話番号変更受付フォーム | [email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected]、[email protected] |
| SBI証券からお客さまへの個別のご連絡 | [email protected] |
出典は、SBI証券のSBI証券のEメールアドレス・SMS・ドメイン・SNSアカウントのご案内です。[email protected] の欄は項目が多いため、表では公式の例の一部を抜き出しています。公式ページには、このほかにリアルタイム入金、振込先金融機関口座変更、外貨出金先金融機関口座変更、電話番号認証利用解除、FIDO(スマホ認証)の初期設定、ログイン一時利用停止・再開、パスワードロック、登録電話番号照会なども、[email protected] の例として載っています。
一覧の中で1つだけ、ドメインが sbisec.co.jp ではないアドレスがあります。ロイターニュースアラートの [email protected] です。これは公式ページに載っている正規の送信元なので、ドメインが違うという理由だけで偽物と決めつけないでください。逆に言えば、一覧に載っていないアドレスから「SBI証券」を名乗るメールが届いた場合は、公式ページの「以下のアドレス以外が発信元の電子メールは当社とは一切関係ございません」という記載に照らして、偽物と判断できます。
アドレスを見るときは、@の前と後ろの両方を最後の文字まで読んでください。スマートフォンのメールアプリは差出人の名前だけを大きく表示し、アドレスを隠していることが多いので、名前を一度押してアドレスを開きます。sbisec の綴りの一部を入れ替えたもの、sbisec.co.jp の後ろに別の文字列が続くものは、一覧のアドレスとは別物です。
差出人が本物でも偽物の場合がある:SBI証券自身の注意書き
この一覧を見てアドレスが合っていれば安心、と考えたくなりますが、SBI証券は同じページで、それだけでは足りないとはっきり書いています。
以下のアドレス以外が発信元の電子メールは当社とは一切関係ございませんので、ご注意ください。 なお、メールの送信者名が「SBI証券」となっている場合、アドレスが(@sbisec.co.jp)となっている場合でも、SBI証券をなりすました偽装メールの場合があります。少しでも不審な点がある場合は、メール本文中のリンクはくれぐれもクリックしないようにしてください。 出典: SBI証券「SBI証券のEメールアドレス・SMS・ドメイン・SNSアカウントのご案内」
メールの差出人(From)の欄は、封筒の裏に書く差出人の住所と同じで、送る側が自由に書けます。メールの仕組みそのものには、差出人の欄が本当かどうかを確かめる機能がもともと備わっていないため、偽のメールでも差出人の欄に [email protected] と書いて送ることができます。迷惑メールの判定がこうしたなりすましを見抜くこともありますが、すべてを防げるわけではありません。
そのため、アドレスの照合は「一覧に無いものをふるい落とす」ための入口と考えてください。一覧に無いアドレスなら偽物として削除できます。一覧にあるアドレスでも、本物かどうかは、メールのリンクを使わずにSBI証券のサイトやアプリにログインして確かめる。この2段構えが、SBI証券の注意書きに沿った見方です。
公式ロゴ(BIMI)の表示とその限界
SBI証券は、よくあるご質問で、BIMI に対応したメールソフトでは正規のメールに公式ロゴが表示されると案内しています。BIMI(ビミ)とは、送信元が本物と確かめられたメールにだけ、その会社のロゴを表示する仕組みのことです。
公式の説明は「当社からお送りするメールをBIMI対応メールソフトにて受信した際に当社ロゴが表示されます。フィッシングメールとの判別いただく際は、表示されるロゴが「SBI証券 公式ロゴ」であることをご確認ください。」というものです。同時に、特定の環境では BIMI 対応メールソフトでの受信でもロゴが表示されない場合があるとも書かれています。
ロゴが表示されていれば手がかりになりますが、表示されていないから偽物、とは言えません。会社のパソコンのメールソフトや、標準以外のメールアプリでは、本物でもロゴは出ないことがあります。また、メール本文の中に貼り付けられたロゴの画像は、だれでも用意できます。BIMI のロゴは受信箱の一覧や差出人の横に表示されるもので、本文の画像とは別物です。ロゴの有無は判断材料の1つにとどめ、最後はログインして確かめる順番は変わりません。
SBI証券からのSMSの送信元番号
SBI証券は、SMS(ショートメッセージ)の送信元番号も同じ公式ページで公表しています。原文には「当社SMSは、以下の送信元番号で送信いたします。以下の送信元電話番号以外からは送信いたしません。」とあり、返信はできないとも書かれています。
| 送信元番号 | ソフトバンクの携帯回線を使っている場合の表示 |
|---|---|
| 0570-082-241 | 241320 または 247382 |
| 03-5562-7560 | 241320 |
| 0570-550-104 | 247382、253000、253001 |
| 0570-010-702 | 247382 |
| 050-1807-3537 | 250054 |
| 0570-065-214 | 247382 |
カッコの中の数字は、公式ページで「ソフトバンクの携帯回線をご利用の場合」として示されている番号です。同じページのドメインの一覧には、SMSでの配信専用ドメインとして「sms-info.sbisec.co.jp」も載っています。
ただし、SMSの送信元番号も、メールの差出人と同じく偽られることがあります。番号が一覧と一致していても、本文のリンクからログインしないでください。SMSの見分け方は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順で、本文とURLのどこを見るかを整理しています。
SBI証券は2026年10月2日のお知らせ「GoogleやApple等のアカウント情報を窃取するフィッシング詐欺にご注意ください」で、「セキュリティ向上のため、パスキーを再登録してください」などのSMSを受け取っても、記載のリンクを開いたり案内に従って登録手続きをしたりしないよう呼びかけています。サポート担当者を名乗る相手から電話で登録を求められた場合も、登録手続きはしないよう案内しています。
SBI証券が「メールで求めない」と明言していること
偽メールを見分けるうえで一番役に立つのは、会社が「これは絶対にしない」と宣言している内容です。宣言に反する要求が書かれていれば、差出人のアドレスが一覧と一致していても偽物と判断できます。SBI証券は、よくあるご質問で次のように明言しています。
当社では、電子メール等で、お客さまのユーザーネーム・ログインパスワード・取引パスワード等を照会することはありません。 出典: SBI証券 よくあるご質問「フィッシング詐欺に対する対策を教えてください」
さらに、2025年9月5日からのメールの形式の変更を知らせるお知らせ「当社からお送りするメール形式の変更について」では、メールに載せるURLについて踏み込んだ説明があります。
当社からお送りするメールには、ユーザーネームやログインパスワードによるログインを求める画面のURLを記載しておりません。 メールから開いた画面で直接ユーザーネームやログインパスワードの入力を求められた場合は、フィッシング詐欺メールの可能性がありますので、入力することがないようご注意ください。 出典: SBI証券「当社からお送りするメール形式の変更について」
この2つを合わせると、手元のメールで次のどれかに当てはまれば偽物と考えてよい、という目安になります。
- メールのリンクを開くと、ユーザーネームやログインパスワードの入力画面が出る
- メールやSMSで、ユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードを返信や入力で求めている
- 一覧に無いアドレスや番号から「SBI証券」を名乗っている
- SNSやメールで、SBI証券の役職員を名乗る人物が個別に投資を勧めてくる
最後の項目について、SBI証券の「フィッシング等の詐欺について」のページは、代表取締役会長(もしくはその秘書を名乗るもの)をはじめ役職員が、LINE等のSNSやメール等を通じて金融商品への投資を案内・勧誘することはない、と書いています。購入資金の入金には必ず「エスビーアイシヨウケン」名義の口座を使うとも明記されています。個人名義の口座への入金を求められたら、それだけで詐欺と判断できます。
本物のメールの件名と、公式が説明している偽メールの手口
偽メールの件名の一覧は、SBI証券の公式ページには見つかりませんでした(2026年11月1日時点)。そのかわり、公式のお知らせには、本物のメールの件名の変更が載っています。2025年9月5日からのメール形式の変更では、取引時の追加認証のメールの件名が「【注文受付時の確認】 認証コードの入力が必要です」に、新規のメールアドレス登録のメールが「認証パスワードのお知らせ(新規Eメールアドレス登録)」に、国内株式の約定通知が「【SBI証券】国内株式の約定通知」に変わったと案内されています。本物の件名は偽メールにもまねされうるので、件名だけで本物と決めることはできませんが、本文の書き方の手がかりになります。公式のお知らせは、変更後のメールでは、メールを送っている理由や、送るまでの流れを本文に書くと説明しています。
手口については、SBI証券の「フィッシング等の詐欺について」のページが、犯人の手順に沿って説明しています。要点をまとめると次の流れです。
- SBI証券を装った偽のメールやSNSで、偽サイトへ誘導する。
- 偽サイトで、ユーザーネームやパスワードを入力させる。
- 認証コードの入力を求め、犯人が裏で盗んだ認証コードを本物のサイトに入力して、多要素認証をその場で突破する(公式はこれをリアルタイムフィッシングと呼んでいます)。
- 完了画面を出し、数秒後に本物のSBI証券のサイトに移る。利用者は、本物のサイトに移ってはじめてログインできていないことに気づく。
多要素認証とは、パスワードに加えて、スマートフォンに届く認証コードなど別の手段でも本人かどうかを確かめる仕組みのことです。この手口では、認証コードも偽サイトに入力させて使うため、認証を設定していてもだまされれば突破されます。公式ページは、電話番号認証、FIDO認証、パスキー認証を設定している場合でも、こうした詐欺には注意するよう書いています。
同じページには、手順の3で使われる「デバイス認証」について、2026年6月13日以前にSBI証券が提供していたログイン時の認証方式だという説明もあります。ログインのときにどの認証が求められるかは、時期によって変わっています。メールやSMSに書かれた認証の手順が、いまの自分の口座の設定と合っているかを、公式サイトのセキュリティのページやログイン後の設定画面で確かめると、偽の案内に気づく手がかりになります。認証の設定を変えるよう求めるメッセージが届いた場合も、リンクからではなく、ログイン後の画面で自分の設定を開いて確かめてください。
公的な情報では、フィッシング対策協議会が2025年4月1日に「SBI証券をかたるフィッシング」の緊急情報を出し、偽サイトのURLの例を伏字で公表しています。協議会は、ユーザーネームやパスワードを絶対に入力しないよう呼びかけています。
GoogleやAppleのアカウントを狙う手口(2026年10月2日のお知らせ)
SBI証券は2026年10月2日、GoogleやApple等のアカウント情報を盗むフィッシング詐欺について注意を呼びかけました。日本証券業協会の会員向けの通知にもとづく注意喚起で、SBI証券の証券口座での被害は確認されていない、と書かれています。
お知らせによると、フィッシング等でGoogleやAppleのアカウント情報が第三者に盗まれ、クラウドに保存されたパスキーやパスワードのメモが悪用されて、証券口座への不正ログインや不正取引が行われた疑いのある事案が確認されています。パスキーとは、パスワードのかわりにスマートフォンの指紋認証や顔認証でログインする仕組みのことで、その鍵がGoogleやAppleのアカウントに保存されることがあります。SBI証券のログイン情報を偽サイトに直接入力していなくても、GoogleやAppleのアカウントが乗っ取られると証券口座にも被害が及ぶおそれがある、という指摘です。
SBI証券が求めているのは、GoogleアカウントやApple Accountに強力な2段階認証(認証アプリなど)を設定すること、アカウントの復旧に使うメールアドレスや電話番号が自分のものであることを確かめることです。同じお知らせでは、ログインパスワードを無効にする設定をしている場合に、端末に保存されたパスキーを削除するとログインできなくなるおそれがあるので削除しないように、とも注意しています。
パスキーの設定と、GoogleやAppleのアカウントの守り方は、SBI証券のパスキーと不正ログイン|Google・Appleのアカウントまで守る手順で手順を追って整理しています。
リンクを押さずにSBI証券のメールを確かめる手順
SBI証券の「フィッシング等の詐欺について」のページは、ふだんから使っているショートカットやブックマークからSBI証券のサイトにアクセスするよう案内しています。これを手元のメールに当てはめると、次の順番になります。
- メールやSMSの本文のリンクには触れず、返信もしない。添付ファイルも開かない。
- 差出人のアドレス、またはSMSの送信元番号を開き、公式ページの一覧と一字一句照らし合わせる。一覧に無ければ偽物として削除する。
- 一覧と一致していても、メールは閉じる。SBI証券の公式アプリか、以前から保存しているブックマークを使って、自分でサイトを開く。
- ログインしたら、ログイン後のメッセージボックスと「重要なお知らせ」を見る。メールに書かれていた用件が、ここにも表示されているかを確かめる。
- 注文照会、取引履歴、入出金の明細を見て、身に覚えのない注文や出金がないかを確かめる。登録のメールアドレスや電話番号、出金先の口座が勝手に変えられていないかも見る。
- 判断がつかないときは、SBI証券の公式サイトに載っている窓口に問い合わせる。メールに書かれた番号には電話しない。
手順の4で用件が見つからなければ、そのメールの用件はもともと存在しない可能性が高いと考えられます。会社が本当に伝えたい用件は会社のシステムの中に記録されているので、メールの中身を見比べるより、知らせの元を自分で確かめに行くほうが確実です。SBI証券も、2025年に不正取引の補償の基準日を案内した際、ログイン後のメッセージボックスの「重要なお知らせ」と登録のメールアドレスの両方で知らせたと公表しています。
ブラウザで開く場合は、アドレス欄のドメインも確かめます。公式ページには、SBI証券がWEBサイトやメールの案内で使うドメインの一覧も載っています。また、公式の「フィッシング等の詐欺について」のページは、ブラウザの証明書の「発行先 組織」がSBI SECURITIES Co.,Ltd. になっているかを見る方法も紹介しています(一部、この表記にならないページがあるとも書かれています)。
リンク先のアドレスを見るときに知っておきたいドメインの一覧
SBI証券の公式ページには、メールアドレスの一覧とは別に、WEBサイトやメールの案内で使うURLのドメインの一覧も載っています。公式ページは「当社が発信したように見えるWEBサイトやメール、SNS等でのご案内でも、必ずドメインをご確認のうえ、不審なリンク先にはアクセスしないようにご注意ください。」と書いています。
一覧には、メインサイトの m.sbisec.co.jp と site4.sbisec.co.jp、スマートフォン専用サイトの s.sbisec.co.jp と sp.sbisec.co.jp、よくあるご質問の faq.sbisec.co.jp、外貨建商品取引サイトの global.sbisec.co.jp などが並んでいます。注意したいのは、sbisec.co.jp で終わらないドメインも正規のものとして載っていることです。たとえば、パスワード再発行受付フォームやユーザーネーム照会サービス受付フォームには sbisec-v2.form.kintoneapp.com が、アンケートフォームなどには reg34.smp.ne.jp が使われると書かれています。
ここから分かるのは、ドメインが sbisec.co.jp でないことだけでは偽物と言えない一方で、一覧に無いドメインなら偽物と判断できる、ということです。似た綴りのドメインは偽サイトでよく使われるため、一覧の文字列と一字ずつ照らし合わせてください。とはいえ、リンクの先のドメインを確かめる作業は、リンクを押す前提の確かめ方です。迷ったらリンクは使わず、ブックマークから入るほうが確実です。
SBI証券の役職員や公式SNSを装う勧誘
メールの偽物と並んで、SBI証券の名前を使った投資の勧誘も公式に注意喚起されています。「フィッシング等の詐欺について」のページによると、SBI証券やその役職員を装ったSNS(Facebook、Instagram、X、LINEのグループチャット機能など)のアカウントで投資を勧めたり、架空の口座の開設や入金を求めたりして、資金をだまし取る被害が起きています。
公式ページが挙げている不審な点は次のようなものです。
- SBI証券所属のアナリストを名乗る個人のSNSアカウントで、個別の銘柄などの投資情報が発信されている
- 個別にやり取りを始めると、SBI証券の公式ではないSNSのグループやサイトへ誘導される
- 商品を買うために、本人確認書類をSNSやメールに直接添付して出すよう求められる
- 商品を買うために、個人名義の銀行口座への入金を求められる
これに対して、公式ページは、本人確認書類は専用のフォームか郵送で受け付けており、LINE等のSNSやメールで直接提出を求めることはないと明記しています。また、電話やパンフレットを使って株や社債を勧める投資詐欺についても、実在しない支店や社員、本来の住所に似た住所、SBI証券の登録番号を悪用する例が挙げられています。メールでもSNSでも電話でも、SBI証券の名前を出して投資やお金の振込を急がせる相手には応じず、公式サイトに載っている窓口で確かめてください。
押してしまった・入力してしまったときにすること
リンクを押しただけで何も入力していなければ、ブラウザを閉じます。アプリのインストールを求められても入れないでください。念のため、公式アプリかブックマークからログインして、注文や出金に異常がないかを確かめておきます。
ユーザーネームやパスワードを入力してしまった場合、SBI証券の「フィッシング等の詐欺について」のページは、ユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードを変更するよう案内しています。変更は、必ず公式アプリかブックマークから開いたサイトで行ってください。
取引に不正アクセスや不審な点が疑われる場合は、SBI証券のセキュリティに関するお困りごとの専用窓口に連絡します。公式ページに載っている番号は 0800-170-5333 で、固定電話からも携帯電話からもかけられ、受付は平日8:00から17:00です。音声の案内で、3番が「不正アクセス・不正取引」、1番が電話番号認証などセキュリティの設定状況の確認や変更、2番がFIDO認証、パスキー認証の設定方法と案内されています。
不正な取引の補償について、SBI証券は日本証券業協会が公表した証券会社10社の申し合わせにもとづく補償方針を公式ページで公表しています。補償の案内は登録住所への郵送で始めたと書かれており、あわせて「補償対応に便乗するフィッシング詐欺メール等には十分ご注意いただき」と注意を呼びかけています。補償を名目にしたメールが届いた場合も、リンクは押さずにログインして確かめてください。証券口座の乗っ取りの手口と補償の考え方は、証券口座の乗っ取り対策|手口と補償、各社の多要素認証で今すぐ設定することで各社の比較とあわせて整理しています。
SBI証券以外に相談・報告する先
- 警察相談専用電話 #9110:発信した地域の都道府県警察本部の相談窓口につながります。警察庁の案内では、携帯電話からも利用でき、土日祝日と夜間は当直や音声案内などで対応するとされています。お金をだまし取られた場合は、最寄りの警察署に相談してください。
- 消費者ホットライン 188:近くの消費生活センターや消費生活相談窓口につながります。
- フィッシング対策協議会:届いた偽メールを、リンクを押さずに報告受付のアドレス([email protected])へ転送できます。SMSは転送できないので、画面の写しをメールに添付して送るよう案内されています。
窓口の案内は、警察庁の警察相談専用電話の案内(PDF)、消費者庁の消費者ホットライン、フィッシング対策協議会のSBI証券をかたるフィッシングの緊急情報で確かめられます。
ほかのサービスでも同じパスワードを使っていた場合は、そちらも変える必要があります。入力した情報の種類ごとの対応は、フィッシング詐欺で入力してしまったら|カード番号・パスワード・住所ごとにすぐすることで整理しています。
迷惑メールに入るときと、受け取る設定
SBI証券の公式の案内では、受信設定(ドメイン指定)で許可するドメインの一覧は見つかりませんでした(2026年11月1日時点)。受信設定をする場合は、公式ページの送信元アドレスの一覧を手元で確かめ、そこに載っているアドレスのドメイン(sbisec.co.jp と、ロイターニュースアラートの trkd-hs.com)を対象にすることになります。設定の方法は、使っているメールサービスや携帯会社の案内で確かめてください。
ログイン通知や約定通知を受け取る設定にしておくと、身に覚えのないログインや注文にすぐ気づけます。通知は、ログイン後の「My設定」にあるEメール通知サービスで選べます。通知のメールが届いたときも、確かめるのはメールのリンクからではなく、アプリやブックマークからのログインで行います。
在宅で働く人が仕事のメールアドレスで受け取る場合
在宅で仕事を受けている人の中には、証券口座の登録メールアドレスに仕事用のアドレスを使っている人もいます。この場合、取引先からの連絡と、証券会社を装う偽メールが同じ受信箱に並びます。仕事のメールは急いで開く習慣がついているため、「ログイン通知」「認証コード」といった件名にも反射的に反応しやすくなります。
証券口座のメールは仕事用とは別のアドレスで受け取る、仕事用のアドレスで受け取る場合も証券会社のメールのリンクは押さないと決める、の2点を守るだけで、だまされる場面はかなり減ります。仕事のパソコンでパスワードを保存している場合は、そのブラウザのアカウント(GoogleやAppleのアカウント)を強い2段階認証で守ることも、GoogleやAppleのアカウントを狙う手口の節で紹介したSBI証券の注意と同じ理由で大切です。
在宅ワークの仲介を2004年から続けてきた@SOHOでは、取引先とのやり取りやアカウントを安全に保つための情報もまとめています。顧客の情報を扱う在宅の仕事では、カスタマーサポート・事務全般のお仕事のように、自分のアカウントを守る習慣がそのまま仕事の信頼につながる職種もあります。
迷ったときに見る順番の整理
SBI証券を名乗るメールやSMSが届いたときに見る順番を、この記事の内容から整理しておきます。
まず、差出人のアドレスかSMSの送信元番号を、公式ページの一覧と照らし合わせます。一覧に無ければ偽物です。ログイン通知や認証コード、パスワード再設定は [email protected]、約定通知などのEメール通知サービスは [email protected] と、用途とアドレスの組み合わせも見ます。
次に、本文のリンクを開いた先でユーザーネームやパスワードの入力を求めていないかを考えます。SBI証券はそうした画面のURLをメールに載せないと明言しているので、リンクの先でログインを求められたら偽物です。
一覧と一致し、本文にもあやしい点がなくても、リンクは使いません。公式アプリかブックマークからログインし、メッセージボックスと取引履歴を確かめます。
入力してしまったら、ユーザーネームと2つのパスワードを変え、平日8:00から17:00の専用窓口(0800-170-5333)に連絡します。あわせて #9110、188、フィッシング対策協議会も使えます。セキュリティの知識を仕事にしたい人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で在宅で受けられるセキュリティ分野の仕事の内容も確かめられます。
よくある質問
Q. SBI証券のログイン通知や認証コードのメールはどのアドレスから届きますか?
SBI証券の公式ページでは、ログイン通知、セキュリティ関連の認証コード通知、パスワード再設定などは [email protected] から送ると案内しています(2026年11月1日時点)。ただし、公式も @sbisec.co.jp でもなりすましの場合があると書いているため、リンクは押さずにアプリやブックマークからログインして確かめてください。
Q. [email protected] はSBI証券のアドレスですか?
SBI証券の公式ページで、ロイターニュースアラートの送信元として掲載されているアドレスです。ドメインが sbisec.co.jp ではありませんが、公式の一覧に載っています。ただし差出人は偽れるため、アドレスが一致していてもリンクからのログインはせず、内容は公式アプリやサイトで確かめるのが確実です。
Q. SBI証券からのSMSの送信元番号は決まっていますか?
公式ページでは、0570-082-241、03-5562-7560、0570-550-104、0570-010-702、050-1807-3537、0570-065-214 の番号から送信し、それ以外の番号からは送らないと案内しています。ソフトバンクの回線では別の数字で表示されます。番号が一致していても、SMSのリンクからはログインしないでください。
Q. 偽サイトでパスワードを入力したらどこに連絡すればよいですか?
SBI証券は、ユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードの変更を案内しています。取引に不正アクセスが疑われる場合は、セキュリティの専用窓口 0800-170-5333(平日8:00から17:00、ガイダンス3番)に連絡します。被害が出ていれば警察の #9110 や最寄りの警察署にも相談してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
関連記事

カルディの情報漏洩の可能性|公式オンラインストアのメールマガジン会員 メールアドレス820,420件 アララ経由 確かめること 2026

大阪市の情報漏洩の可能性|行政オンラインシステムのメール配信サービスへの不正アクセス 利用者のメールアドレスや氏名等 確かめること 2026

Vプリカの情報漏えい|委託先GMOペイメントゲートウェイで69件 カード番号とセキュリティコード3件 サービス再開と確かめること 2026

三井住友銀行からのメールは本物か|公式の送信元ドメインと偽メール・偽SMSの見分け方 2026

アララの情報漏洩|アララメッセージへの不正アクセス 第2報でメールアドレス約77百万件(精査中)最大約380社 公表した企業と自治体 2026

出前館の情報漏洩|配達の委託先ピックゴーへの不正アクセス 注文者のお名前799件・ご住所794件 確かめること 2026

岡山県の情報漏洩|医療安全情報と感染症情報のメールマガジン 最大2,240件のメールアドレス アララへの不正アクセス 確かめること 2026

JALからのメールは本物か|マイレージバンクの公式の送信元アドレスと偽メールの見分け方 2026
カテゴリから探す

クラウドソーシング入門
クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド
職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク
副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス
フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金
確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ
プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング
サービス比較・おすすめランキング

AI活用
職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド
市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド
クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア
転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人
看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人
薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人
介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人
保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人
医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険
生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人
無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース
バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業
契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代
シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

金融・フィンテック
暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

経営・ビジネス
経営戦略・ガバナンス・事業承継・知財

ガジェット・機材
フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方
子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金
個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却
会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド
SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方