JCBからのメールは本物か|MyJCBの送信元アドレスと偽メールの見分け方 2026


この記事のポイント
- ✓JCBからのメールは本物か迷ったときの確かめ方
- ✓JCB公式が案内する送信元ドメインの一覧
- ✓利用確認メールの送信元「[email protected]」
JCBからのメールが本物かを確かめたいときは、JCBの公式サイトのページ「不審なメールがきた」を最初に見ます。2026年10月30日時点で、このページは「JCBからお送りする主なメールアドレスのドメイン」として、@より後ろが「qa.jcb.co.jp」「cj.jcb.co.jp」「info.jcb.co.jp」「jcb.co.jp」「mail.cd.jcb.co.jp」「campaign.jcb.co.jp」「jcbhakkou.jcb.co.jp」「id.jcb.jp」のもの、本人認証サービスのJ/Secureを使うときは「mail-jcn.dnp-cdms.jp」のものを挙げています。カードの不審な利用を確かめるメールについては、JCBのよくあるご質問で、送信元が「[email protected]」または「[email protected]」だと案内しています。
ただし、JCB自身が、メールの差出人情報は詐称でき、本物のJCBのメールアドレスが表示された偽メールもあると注意を呼びかけています。この記事では、JCBが公式に案内している送信元のメールアドレスとSMSの番号、カード会社が本物の利用確認で送る連絡の形と偽物が求めてくる情報の違い、MyJCBを装う手口、入力してしまった後の連絡先を、JCBと公的機関の一次資料で順番に説明します。
JCBが公式に案内している送信元のメールアドレス
まず、JCBが公式サイトで案内している送信元のドメインを整理します。ドメインとは、メールアドレスの「@」より後ろの部分のことです。2026年10月30日時点で、JCBの公式サイト「不審なメールがきた」に載っている内容です。
| 区分 | @より後ろ(ドメイン) |
|---|---|
| JCBからお送りする主なメールアドレスのドメイン | qa.jcb.co.jp |
| 同上 | cj.jcb.co.jp |
| 同上 | info.jcb.co.jp |
| 同上 | jcb.co.jp |
| 同上 | mail.cd.jcb.co.jp |
| 同上 | campaign.jcb.co.jp |
| 同上 | jcbhakkou.jcb.co.jp |
| 同上 | id.jcb.jp |
| J/Secureを利用するとき | mail-jcn.dnp-cdms.jp |
J/Secureとは、ネットショッピングでカードを使うときに、本人であることを追加で確かめる仕組みのことです。このときのメールだけは、JCBのドメインではなく「mail-jcn.dnp-cdms.jp」から届くと案内されています。
同じページには、@より前の部分は固定ではないと書かれています。つまり、@より前がどんな文字でも、@より後ろが上の一覧と同じであれば、JCBが送るメールの形と合っているということです。そのうえでJCBは、一覧のドメインが表示されている場合でも、差出人の欄に別のメールアドレスが含まれていないかを確かめるよう求めています。
さらに、ページの冒頭の注意として、ドメインは偽装される可能性があるため、必ずほかの注意事項と合わせて確かめるよう書かれています。一覧に合っていることは、本物であるための条件の1つにすぎません。
カードの利用確認のメールの送信元と件名
JCBは、カードの不審な利用を見つけたときに送るメールについて、送信元と件名を具体的に公表しています。よくあるご質問「「カードご利用内容の確認のお願い」のメールを受け取りましたが、本当にJCBからのメールでしょうか?」に書かれている内容は次のとおりです。
| 項目 | 公式に案内されている内容 |
|---|---|
| 送信元のメールアドレス | [email protected]、[email protected] のいずれか |
| 件名 | 「◆カードご利用内容の確認のお願い」「【JCBカード】カードご利用内容の確認のお願い」のいずれか |
| 認証コードが書かれている場合 | メールのURLを開き、「認証コード」だけを入力する |
| 認証コードが書かれていない場合 | メールに書かれた電話番号に連絡する。この場合、本文にURLは書かれていない |
ここで大事なのは、本物の利用確認のメールで入力するのは「認証コード」だけだという点です。JCBは、MyJCBのログインID、パスワード、カード番号、暗証番号などの個人情報の入力を求めることは一切ないと明記しています。
「webmaster」から届いたメールはどう考えるか
JCBのメールについて調べる人の中には、「webmaster」という文字が入ったアドレスから届いたメールに迷っている人もいます。2026年10月30日時点で、JCBの公式の案内には、@より前が「webmaster」のアドレスを個別に示した記載は見つかりませんでした。
JCBの案内では、@より前の部分は固定ではなく、判断の目安はドメインです。そのため、「webmaster」という文字だけで本物か偽物かは決められません。@より後ろが一覧のドメインと一致するか、差出人に別のアドレスが混ざっていないか、そして後で説明するロゴやリンク先の確認を順に行ってください。最終的には、メールのリンクを使わず、MyJCBアプリや公式サイトから同じ内容が出ているかで判断します。
送信元のアドレスが本物でも偽メールがある理由
メールの差出人の欄に表示される名前とアドレスは、送る側が書き換えられます。郵便の封筒の裏に、誰でも好きな差出人の名前を書けるのと同じ仕組みです。JCBは、よくあるご質問「JCBを名乗る怪しいメール・SMSが届きました。」でこう書いています。
なお、メールの差出人情報や署名欄は詐称が可能なため、真正のJCBメールアドレス<[email protected]等>や住所・電話番号が表示されているケースもあります。 出典: JCB よくあるご質問「JCBを名乗る怪しいメール・SMSが届きました。」
同じページは、2026年10月現在、JCBを名乗る不審メールが増えていると注意を呼びかけています。JCBのカードを持っているかどうかにかかわらず、JCBを名乗る不審なメールやSMSを受け取った場合は削除し、個人情報を入力したり本文のリンクを押したりしないよう求めています。
警察庁のフィッシング対策のページも、電子メールは仕様上、受信者から見える送信元名称や送信元メールアドレスを変えるのが容易で、それだけを見てメールの真偽を判断することは困難だと説明しています。スマートフォンのメールアプリは表示される項目が少なく、判断がさらに難しくなるとも書かれています。
JCBが取っているなりすましメール対策
JCBは公式サイト「なりすましメールに対するJCBの取り組み」で、なりすましメールが利用者に届くことを減らす対策を説明しています。JCBのメールアドレスを装ったメールが配信されても、正しい送信元から送られたかを見分けるための情報をメールサービス側に知らせ、なりすましメールが届かないようにする仕組みです。ただし、利用者のメールサービスによっては対応していない場合があると添えられています。
あわせてJCBは、JCBからのメールの一部に公式ブランドロゴが表示される仕組みを取り入れています。公式サイト「不審なメールがきた」によると、ロゴが表示される対象のメールサービスは、Yahoo!メール、Gmail、iCloudメール、auメールです。NTTドコモのメールでは、公式ブランドロゴではなく「公式アカウントマーク」が表示されます。送るメールや受け取るメールサービスによってはロゴが表示されない場合があるため、ロゴがないことだけで偽物とは決められませんが、確かめる手がかりの1つになります。
届いたメールが本物かを確かめる手順
JCBの公式サイト「不審なメールがきた」は、メール内のリンクを押す前に確かめることとして、4つの項目を挙げています。これに、公式アプリで確かめる手順を加えて、操作の順に並べます。
- メールの差出人のアイコンに、JCBの公式ブランドロゴ(ドコモのメールでは公式アカウントマーク)が表示されているかを見る
- 不審なファイルが添付されていないかを見る。添付ファイルは開かない
- 差出人のアドレスの@より後ろが、JCBが案内する主なドメインの一覧と同じかを見る。差出人に別のアドレスが含まれていないかも見る
- リンクを押す前に、メールに書かれたURL、またはパソコンでマウスを重ねたときに表示されるURLが、「jcb.co.jp」「jcb.jp」「jcb」「t-jcb.com」で終わる形かを見る。スマートフォンでは、リンクを長押しすると行き先を表示できる機種もある
- ここまでで少しでも合わない点があれば、リンクは押さずにメールを削除する
- 合っていても、メールのリンクは使わず、MyJCBアプリか、ブックマークしたJCBの公式サイトからMyJCBにログインして、同じ内容が出ているかを確かめる
手順4のURLについて、JCBが案内している主なURLの形は、「https」で始まり、その後ろが「(任意の文字).jcb.co.jp」「(任意の文字).jcb.jp」「(任意の文字).jcb」「(任意の文字).t-jcb.com」のいずれかで、そこから「/」に続くものです。見た目がJCBのURLでも行き先が偽装されている場合があるため、手順6のアプリでの確認が最後の決め手になります。
JCBの公式サイト「JCBをかたるフィッシング詐欺にご注意ください」も、被害に遭わないためには、MyJCBアプリやブックマークしたJCB公式サイトからのログインを徹底することが大切だと書いています。
開いてしまったページが偽物かを確かめる
リンクを開いてしまった後でも、個人情報を入力する前なら、JCBの案内に沿って偽サイトかどうかを確かめられます。
- アドレスバーが表示されていて、画像で上書きされていないか
- 情報を入力する画面がポップアップで表示されていないか
- MyJCBのログイン画面で、MyJCBのIDとパスワード以外の情報を求められていないか
- アドレスバーに鍵マークがあるか。パソコンでは鍵マークを押し、証明書の発行先が「JCB Co.,Ltd.」となっているか
鍵マークは、やり取りが暗号化されているときに表示される印です。鍵マークがないサイトでは個人情報を入力しないよう、JCBは案内しています。ただし、偽サイトでも鍵マークが付いていることはあるため、鍵マークがあることは本物の証明にはなりません。迷ったら、ページを閉じてアプリから開き直します。
カード会社が本物の利用確認で送る連絡と、偽物が求める情報
カード会社は、不正利用の疑いがある取引を見つけると、本人に確かめる連絡をします。この本物の連絡があるからこそ、それをまねた偽物も出てきます。JCBが公式に案内している本物の連絡の形を、メール、SMS、電話に分けて整理します。
メールでの利用確認
前の節で説明したとおり、JCBは不審な利用を見つけたとき、カードの利用を一時停止してメールで知らせる場合があります。送信元は「[email protected]」か「[email protected]」、件名は「カードご利用内容の確認のお願い」です。認証コードが書かれている場合はURLを開いて認証コードだけを入力し、書かれていない場合はメールに書かれた電話番号に連絡します。「利用覚えあり」と答えると、カードの利用停止が解除され、解除完了のメールが届きます。
SMSでの利用確認
JCBのよくあるご質問「不審な利用を検知したとSMSが届きましたが、本当にJCBから送られたものですか?」によると、不審な利用を見つけたときのSMSの配信元の電話番号は、次の2つです。
- 0120-101-258
- 0032-06-9000(ソフトバンクのスマートフォンまたは携帯電話を使っている人)
SMSでも、認証コードが書かれている場合はURLを開いて認証コードだけを入力し、認証コードが書かれていない場合は、SMSに書かれた電話番号に連絡します。認証コードがないSMSの本文には、URLは書かれていません。
JCBは、これ以外にも用途ごとにSMSの送信元の電話番号を公表しています。よくあるご質問「JCBを名乗るSMS(ショートメッセージサービス)が届きました。本当にJCBからのSMSですか?」には、カードの申込内容の確認、支払いに関する大切なお知らせ、MyJCBのIDの登録などの用途ごとに番号の一覧が載っています。ソフトバンクを契約している人には、「0032-06-9000」または「241330」「21061」の番号が表示されると書かれています。送信元の番号は通知専用で、SMSで返信することはできません。同じ一覧によると、ネットショッピングの本人認証で使うJ/Secureのワンタイムパスワードの発行の連絡は、ソフトバンクの人には「241330」の番号で表示されます。自分で買い物の手続きをしていないのにワンタイムパスワードのSMSが届いた場合は、そのパスワードはどこにも入力せず、カードの裏面に書かれた番号からJCBに状況を確かめてください。届いたSMSの番号が一覧にない場合は、リンクを押さずにMyJCBアプリで確かめてください。
電話での連絡
JCBは電話で連絡することもあり、よくあるご質問「JCBを名乗る電話がありましたが、本当にJCBからの電話ですか?」に、用途ごとの電話番号の一覧を載せています。そのうえで、2026年8月現在、海外の電話番号からJCBを名乗る不審な電話が増えていると注意を呼びかけています。「JCBインフォメーションセンター」「JCBセキュリティーセンター」などを名乗る自動音声で、番号を押すよう促す手口が公表されており、JCBは、不正利用などについて海外の電話番号で電話することはないと書いています。海外の番号からの着信では、氏名や生年月日を伝えずに電話を切り、留守番電話が残っていても折り返さないよう求めています。
偽物が求めてくる情報
本物の利用確認と偽物の違いは、求められる情報にはっきり表れます。JCBの公式の記載をもとに整理すると、次のとおりです。
| 情報 | JCBの本物の利用確認 | 偽物の手口 |
|---|---|---|
| 認証コード | 本物のメールやSMSで、指定されたページに入力することがある | 偽のページで入力させ、別の手続きに悪用する |
| カード番号の全桁 | MyJCBでIDとパスワードを入力した後にカード番号を求めることはない | 偽サイトで入力させる |
| 有効期限とセキュリティコード | 利用確認で入力を求めるとは案内されていない | 偽サイトでカード番号と一緒に入力させる |
| カードの暗証番号 | メールやSMSでサイトに誘導して暗証番号を求めることはない | 偽サイトで入力させる |
| MyJCBのIDとパスワード | 利用確認で入力を求めることは一切ない | 偽のログイン画面で入力させる |
| ワンタイムパスワード | J/SecureやMyJCBの登録など、自分で始めた手続きの画面で使う | 「認証方式の変更」などを装って入力させる |
セキュリティコードとは、カードの裏面などに印字された3桁か4桁の番号のことで、ネットショッピングで本人のカードであることを確かめるために使われます。ワンタイムパスワードとは、一度だけ使える使い捨てのパスワードのことです。これらの情報を、メールやSMSのリンク先のページで求められたら、入力しないでください。
MyJCBを装う手口と、急増している電話認証の悪用
MyJCBとは、JCBカードの会員向けのWEBサービスで、利用明細の確認や各種の手続きができます。JCBの公式サイトによると、JCBを装うメールやSMSでは、JCBが不審な利用を検知したときの連絡を装う内容と、MyJCB関連の通知メールを装う内容が多く確認されています。
JCBの公式サイト「JCBをかたるフィッシング詐欺にご注意ください」は、最新の情報として、偽サイトに誘導して電話の認証を悪用する手口が急増していると書いています。偽サイトにカード情報を入力させた後、JCBの本物の電話窓口(自動音声)に電話をかけさせて本人の認証をさせ、その認証を使ってスマートフォンでカードを不正に使う手口です。
JCBは、メールやSMSに書かれたURLから、JCBの電話窓口(自動音声)に誘導して本人の認証をさせることは一切ないと明記しています。誤って電話をかけて本人の認証を済ませてしまった場合は、すぐにJCB紛失盗難受付デスクに問い合わせるよう案内しています。電話の相手が本物のJCBの窓口であっても、その電話をかけるきっかけが偽サイトだった場合は、被害につながるということです。
2026年に公表されている事例
JCBのよくあるご質問「JCBを名乗る怪しいメール・SMSが届きました。」には、利用者から報告された事例が随時追加されています。2026年10月30日時点で載っている事例から、件名と本文の種類を整理します。
| 件名・本文の種類(公式の記載) | 掲載の日付 | JCBの補足 |
|---|---|---|
| 件名「【重要】3Dセキュア認証 再確認のお願い」 | 最新の事例として掲載 | 該当するメールは削除する |
| 件名「あなたに関する通知」 | 最新の事例として掲載 | 該当するメールは削除する |
| 件名「【JCBカード】Oki Dokiポイント 有効期限間近のお知らせ」 | 最新の事例として掲載 | 2026年1月にJ-POINTへリニューアルしたため、Oki Dokiポイントの有効期限を知らせることはない |
| 本文「不正利用可能性検知のお知らせ」 | 2026年10月27日追加 | 偽の回答ページとJCBセキュリティーデスクを名乗る連絡先を書いている |
| 本文「ショッピングご利用のお知らせ」 | 2026年10月27日追加 | 正しいカードご利用通知のメール本文には、MyJCBへのログインを促すリンクは書かれていない |
| 本文「セキュリティアップグレードのご案内」 | 2026年10月23日追加 | 本人認証方式の変更を装い、ワンタイムパスワードを入力させる |
| 本文「未承認利用可能性のお知らせ」 | 2026年10月23日追加 | 本人確認書類の提出や登録情報の確認を求める |
| 本文「キャッシュバック報酬受取のご案内」 | 2026年10月23日追加 | 受取口座の指定を求める |
| 本文「ご利用可能額調整のお知らせ」 | 2026年8月31日追加 | MyJCBへのログインを促す |
「ショッピングご利用のお知らせ」の事例には、特に注意が必要です。JCBは、正しいカードご利用通知のメール本文にはMyJCBへのログインを促すリンクは書かれていないと補足しています。利用の通知にログインのリンクがあれば、その時点で本物の形と合いません。
また、JCBは、MyJCBアプリの「詐欺チェック」という機能で、フィッシングメールを見分けられると案内しています。MyJCBアプリにログインし、ホーム画面の「安心サポート」から画面下部の「詐欺チェック」、またはホーム画面の「JCBおすすめ機能一覧」から「詐欺チェック」を開いて使います。この機能はトレンドマイクロ株式会社が提供するサービスだと書かれています。
入力してしまった後にすること
偽サイトに情報を入力してしまったときの対応は、JCBのよくあるご質問「偽サイトに個人情報を入力してしまったら、どうしたらいいですか。」に書かれています。カード番号や暗証番号を入力した場合は、第三者による不正利用のおそれがあるため、カードの利用停止と差し替えが必要です。次の順番で進めます。
- MyJCBのIDやパスワードも入力してしまった場合は、電話の前に、MyJCBでIDとパスワードを変更する。JCBの案内では、電話では変更できず、変更の前にカードの利用停止と差し替えを受け付けることはできない
- JCB紛失盗難受付デスクに電話で連絡する。番号はカードの裏面にも書かれている
- 案内に沿って、カードの利用停止と再発行(差し替え)の手続きをする
- MyJCBの利用明細で、身に覚えのない請求がないかを確かめる
JCBのよくあるご質問に載っているJCB紛失盗難受付デスクの電話番号は0120-794-082で、受付時間は24時間・年中無休です。メールやSMSに書かれた電話番号ではなく、カードの裏面やJCBの公式サイトで確かめた番号にかけてください。
明細に身に覚えのない請求があっても、すぐに不正利用とは限りません。JCBのよくあるご質問「カードを利用していないのに「カードご利用通知」がきた。」によると、一部の加盟店は、登録されたカードが使えるかを確かめるために、1円や100円などの少額でJCBに照会することがあり、その金額が通知されても実際の支払いにはなりません。公共料金やETCなどは、使ったときではなく売上の情報がJCBに届いたときに通知されることもあります。明細の見方と、本当に身に覚えのない請求だったときの対処は、クレジットカードの不正利用の確認方法|明細の見方と身に覚えのない請求への対処で詳しく説明しています。
公的な相談窓口と報告先
被害に遭ったかどうか判断がつかないときや、JCB以外にも相談したいときは、次の窓口があります。
| 窓口 | 内容 | 案内しているページ |
|---|---|---|
| 警察相談専用電話「#9110」 | 発信地を管轄する都道府県警察本部などの総合窓口につながる | 警察庁 相談窓口 |
| 消費者ホットライン「188」 | 身近な消費生活センターなどの相談窓口を案内する | 消費者庁 消費者ホットライン |
| フィッシング対策協議会 | フィッシングメールやフィッシングサイトの情報提供を受け付ける | フィッシングの報告 |
警察庁のフィッシング対策のページは、クレジットカードの不正利用の被害に遭った場合は、カード会社の補償制度や相談窓口に相談し、フィッシングサイトに普段使っているIDやパスワードを入力した場合は、それを使っているすべてのサービスでパスワードを変えるよう案内しています。偽メールの全般的な見分け方は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処でも整理しています。
偽メールの被害を防ぐために日ごろからできること
偽メールの見分け方を覚えるより効果が大きいのが、本物の連絡を受け取る道を決めておくことです。JCBの公式の案内から、日ごろからできることを整理します。
カードの利用通知を受け取れるようにしておく
JCBの事例の中には、MyJCBの「My安心設定」から「カード利用関連の通知」の設定を変えられると書かれています。カードが使われたときに通知を受け取れるようにしておけば、身に覚えのない利用にすぐ気づけます。通知のメールが届いたら、メール本文のリンクではなく、MyJCBアプリで明細を確かめる習慣にします。
登録しているメールアドレスを見直す
JCBの公式ブランドロゴが表示されるのは、2026年10月30日時点でYahoo!メール、Gmail、iCloudメール、auメールで、ドコモのメールでは公式アカウントマークが表示されると案内されています。JCBの公式サイト「不審なメールがきた」は、これ以外のメールサービスのアドレスを登録している人に向けて、登録のメールアドレスを変更できると案内しています。
ロゴやマークが表示されるメールサービスで受け取るようにしておくと、本物のメールに目印が付くため、ロゴのない偽メールとの違いに気づきやすくなります。ただし、送るメールの種類によってはロゴが表示されない場合もあるため、ロゴがないメールは「偽物と決まった」のではなく「アプリで確かめる必要がある」と受け取ってください。メールアドレスの変更は、メールのリンクではなく、MyJCBアプリか公式サイトから手続きします。
ログインはMyJCBアプリかブックマークから
JCBは、MyJCBアプリやブックマークしたJCB公式サイトからのログインを徹底するよう求めています。検索結果の広告やメールのリンクからログイン画面を開かないことで、偽サイトに入力する機会そのものをなくせます。
SMSの偽物にも気をつける
JCBを装う手口は、メールだけでなくSMSでも確認されています。SMSは電話番号だけで届くため、JCBのカードを持っていない人にも届きます。SMSの本文とURLから判定する手順は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順で説明しています。電話番号が知られてしまった後の備えは、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備えが参考になります。
在宅で働く人がカードの連絡を見分けるときの視点
在宅で働く人の中には、仕事で使うソフトやクラウドサービスの料金を、個人のクレジットカードで支払っている人も少なくありません。毎月いくつものサービスから請求や利用の通知が届くと、カード会社を名乗るメールが1通増えても違和感を持ちにくくなります。「ご利用可能額の調整」「3Dセキュア認証の再確認」といった、支払いの事務手続きに見える偽メールは、仕事の連絡に紛れやすい種類です。
2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた@SOHOの運営で見てきた範囲でも、支払いや請求に関わるトラブルは、忙しい時期にまとめて届いた通知を急いで処理するときに起きやすい傾向があります。カードの連絡は必ずMyJCBアプリで確かめると決めておけば、通知が増えても迷わずに済みます。情報を守る側の仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で在宅で受けられる仕事の種類を確かめられます。
この記事で確かめた内容を振り返ります。2026年10月30日時点で、JCBは公式サイトで主な送信元のドメインを一覧で示し、利用確認のメールは「[email protected]」か「[email protected]」から、SMSは「0120-101-258」などの公表された番号から送ると案内しています。一方で、JCB自身が、本物のアドレスが表示された偽メールもあると書いています。本物の利用確認で入力するのは認証コードだけで、カード番号や暗証番号、MyJCBのパスワードを求めることはありません。届いた連絡が本物かを決めるのは、アドレスではなく、MyJCBアプリを自分で開いて同じ内容が出ているかどうかです。
よくある質問
Q. JCBからのメールの送信元アドレスは何ですか?
JCBの公式サイト「不審なメールがきた」は、主なドメインとして「qa.jcb.co.jp」「info.jcb.co.jp」「jcb.co.jp」「id.jcb.jp」などを挙げています(2026年10月30日時点)。利用確認のメールは「[email protected]」か「[email protected]」からです。ただしアドレスは偽装できるため、MyJCBアプリでも確かめてください。
Q. 「カードご利用内容の確認のお願い」というメールは本物ですか?
JCBが実際に送る件名ですが、偽物もあります。本物のメールで入力するのは「認証コード」だけで、MyJCBのID、パスワード、カード番号、暗証番号を求めることは一切ないとJCBは案内しています。それ以外の情報を求められたら入力せず、MyJCBアプリで利用状況を確かめてください。
Q. JCBを名乗るSMSの送信元の番号は何ですか?
不審な利用を見つけたときのSMSは「0120-101-258」から、ソフトバンクの人には「0032-06-9000」から届くとJCBのよくあるご質問に書かれています。ほかの用途の番号も一覧で公表されています。一覧にない番号からのSMSは、リンクを押さずに削除してください。
Q. 偽サイトにカード番号を入力してしまったら、どうすればよいですか?
JCBの案内では、カードの利用停止と差し替えが必要です。MyJCBのパスワードも入力した場合は先にMyJCBで変更し、その後JCB紛失盗難受付デスク(0120-794-082、24時間・年中無休)に電話します。番号はカードの裏面でも確かめられます。最後に明細で身に覚えのない請求がないかを確かめます。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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