整理収納アドバイザーの副業の始め方


この記事のポイント
- ✓整理収納アドバイザーの資格を取ったあと
- ✓副業として動き出すまでの手順を順番にまとめました
- ✓プロフィールとサンプルの用意
整理収納アドバイザーの資格を取ったところまでは順調だったのに、そこから何をすればいいのか分からず止まっている。相談を受けていると、この状態が最も多いパターンです。資格の講座では片づけの理論と実践は学べますが、仕事として引き受けるまでの段取りまでは扱われません。この記事では、資格を持っている人が副業として最初の受注に至るまでにやることを、順番に並べます。片づけの技術ではなく、仕事にするための手続きと準備の話です。
整理収納アドバイザーの資格を取ったはいいけど、実際どう仕事に生かせばよいのか分からない…とお悩みの方は多いと思います。私は長年勤めた会社を辞めて、整理収納アドバイザーとして転身した一人です。 出典: chiikaji.com
同じ悩みが繰り返し語られているということは、資格から仕事への橋渡しが制度として用意されていないということです。だからこそ、自分で順番を組む必要があります。
副業として成立しやすくなっている背景
手順に入る前に、この資格を副業に変えやすくなっている理由を押さえておくと、狙う先が絞れます。
住まいや暮らしに関する情報の量が増え続けており、住宅設備や収納用品を扱う事業者の多くが自社でメディアを持つようになりました。記事や動画の制作本数が増えれば、内容を書ける人と、書かれたものが実務に照らして正しいかを判断できる人が足りなくなります。一般的な書き手は文章としては仕上げられても、棚の耐荷重や賃貸の原状回復、家族構成による動線の違いといった前提までは判断できません。この判断ができる人が求められています。
もう1つ、住まいのサービスがオンラインに寄ってきたことも大きい変化です。訪問前の事前ヒアリング、写真を送ってもらっての診断、購入前の相談といった工程が、通話やチャットで行われるようになりました。この工程だけを切り出して外部に委託する事業者が出てきており、訪問できない人でも担当できる仕事が生まれています。
つまり、片づけそのものを仕事にするルートとは別に、片づけの知識を他の業務に組み込むルートが広がっているということです。副業として始めるなら、後者のほうが時間の制約と相性がよく、移動が発生しないぶん本業と並行しやすくなります。
手順1 資格の状態と、名乗り方を確認する
最初にやるのは、自分の資格が今どういう状態にあるかの確認です。民間の認定資格には有効期間や更新の仕組みがあるものがあり、取得から時間が経っていると失効している場合があります。プロフィールに書く前に、認定団体の会員ページなどで現在の状態を確認しておきます。
あわせて、名称の表記ルールも確認します。認定団体は、資格名の表記方法や、名刺やウェブサイトへの記載について規程を設けていることがあります。略称で書いてよいのか、級を併記する必要があるのか、認定団体名を添えるのかといった点です。ここを確認せずに公開すると、後から修正を求められることがあります。
もう1つ重要なのは、この資格でできることの範囲です。整理収納アドバイザーは民間の認定資格であり、この資格を持っていなければ法律上できないと定められた業務があるわけではありません。逆に言えば、資格があることを理由に、他の法律が専門家の業務としている領域に踏み込めるようにもなりません。相続や遺品の法的な扱い、行政に提出する書類の代理作成、健康状態の評価といった領域は別の法律が関わるため、どこまで対応してよいかは案件ごとに確認が要ります。この線引きの感覚は、契約や許認可の基本を扱う行政書士の学習範囲を目次として眺めると掴みやすくなります。
手順2 受ける仕事の範囲を先に決める
次にやるのは、自分が何を引き受けるかを決めることです。ここを決めないまま募集を眺めると、応募すべきかどうかの判断ができず、時間だけが過ぎます。
副業として始める場合、現実的な選択肢は在宅で完結する仕事です。訪問して実作業を行う形は報酬の水準こそ悪くありませんが、移動時間が発生し、平日日中の稼働が求められることが多いため、本業と並行しにくい。一方、記事の執筆、内容の確認や監修、オンラインでの相談対応、資料やテンプレートの作成といった仕事は、時間の融通が利きます。
範囲を決めるときは、成果物の形で書き出します。「片づけの相談に乗る」ではなく、「収納の手順を3,000字程度の記事にする」「原稿の内容を確認して修正案を出す」「通話60分で現状の課題整理と優先順位付けを行う」というように、納品物と時間で定義します。この形にしておくと、応募文にそのまま使えますし、後述する見積りの根拠にもなります。
在宅の仕事にどんな種類があるかを俯瞰しておきたい場合は、業務内容と求められる要件がまとめられたキャリア・副業・人生相談のお仕事のようなガイドを一度読んでおくと、自分の範囲を決める材料になります。
手順3 準備するのは3点だけでいい
始める前にそろえるものは多くありません。準備が長引く人ほど動き出しが遅れるので、最小限に絞ります。
「整理収納アドバイザー」として仕事を始める前準備として、特に未経験者にとって必須なものをご紹介します。 出典: feynman.co.jp
実務上、最初に要るのは次の3点です。
第1に、プロフィール文です。応募のたびに書き直さなくて済むよう、400字程度の本文を1つ作っておきます。書く内容は、資格の正式名称と認定団体名、取得時期、対応できる業務の一覧、稼働できる曜日と時間帯、連絡が取れる時間です。経歴を長々と書く必要はありません。発注者が知りたいのは、何を頼めて、いつ動けるかだけです。
第2に、提出できるサンプルです。実務経験がない段階では、これが実績の代わりになります。作り方は、条件を自分で設定して1本作るだけです。たとえば「賃貸の1LDK、二人暮らし、在宅勤務あり、押し入れが1か所」という条件を置き、現状の課題整理、優先順位、手順、必要な収納用品とおおよその費用をまとめます。写真がなくても、筋道が説明できていれば材料になります。文章として仕上げる部分に自信がなければ、原稿の品質管理の考え方を扱った校正技能検定を活かす在宅副業|校正・校閲の案件相場と始め方が、読みやすい文の基準を知る手がかりになります。
第3に、連絡と請求の準備です。仕事用のメールアドレス、通話ツールのアカウント、請求書のひな型の3つです。請求書は、発行日、宛名、件名、数量と単価、金額、振込先、支払期日が入っていれば十分です。表計算ソフトで1枚作っておけば、案件ごとに数字を変えるだけで済みます。
資料作成のツールを扱えることを示したい場合は、Adobe認定プロフェッショナル Adobe Expressのような認定が、成果物を自分で仕上げられる裏づけとして機能します。ただし優先順位としては、認定よりサンプルが先です。
手順4 探す場所と、検索する語を変える
準備ができたら案件を探します。ここで多くの人がつまずくのは、資格名で検索してしまうことです。資格名で出てくるのは訪問型の求人が中心で、在宅の案件はほとんど引っかかりません。
在宅の募集は、業務名で出ています。住まい系メディアの記事執筆、収納用品のECサイトの商品説明、暮らし系コンテンツの監修、オンライン相談スタッフといった形です。したがって検索する語は、収納、片づけ、暮らし、住まい、家事、整理といった語に、執筆、監修、相談、資料作成といった業務の語を組み合わせます。この変更だけで、視界に入る案件数が変わります。
募集を見つけたら、応募する前に3点を確認します。成果物が具体的に書かれているか、報酬が金額か範囲で示されているか、同じ発注者が繰り返し募集を出しているか。3つとも満たす募集は、条件のすり合わせが短く済み、継続にもつながりやすい。逆に、成果物が抽象的で報酬が応相談のみの募集は、着手後のやり取りが膨らみます。最初の1件では優先度を下げます。
避けるべき募集の見分け方も押さえておきます。着手前に登録料や教材費の支払いを求めるもの、報酬の説明を面談まで先送りするもの、業務内容が最後まで具体化しないもの。この3つに該当する場合は、条件が文章で確認できるまで進めないでください。実績が欲しい時期ほど話を進めてしまいがちですが、対価が発生しない作業を先に求められる時点で通常の業務委託とは異なります。
在宅案件全般の探し方と入り方の流れは、分野が違っても共通します。専門資格を在宅の業務につないだ例として医療事務の在宅副業ガイド|レセプト業務・医療コーディングの始め方、始め方の全体像として副業 始め方ガイド!星野ゆいが教える失敗しない4ステップとおすすめが参考になります。
手順5 応募文は、型に沿って書く
応募文を毎回ゼロから書くと時間がかかり、質も安定しません。順番を型にして、案件ごとに差し替える部分だけを変えます。
冒頭で、募集内容を自分の言葉で1文に要約します。読んだうえで応募していることが、これだけで伝わります。次に、提供できる成果物を形と数で書きます。「初回に構成案を提出し、承認後に本文を執筆します」というように、工程が見える形にします。3番目に、着手に必要な情報と初稿までの日数を書きます。4番目に、依頼内容に関係する経験や学習内容を、関係するものだけ選んで書きます。最後に稼働可能な時間帯を書きます。
資格については、名称を並べるのではなく、依頼内容と結び付けて1行で書きます。収納用品の比較記事の募集であれば、用品を選ぶときの判断軸を持っていることが強みになります。オンライン相談の募集であれば、生活動線を聞き取って優先順位を付ける手順を学んでいることを書きます。この結び付けができていない応募文は、有資格者であることが評価に変換されません。
手順6 初回の条件は、着手前に文章で固める
受注が決まったら、着手前に条件を文章で確認します。口頭やチャットの流れで進めると、後から食い違いが出ます。
固めるべきは4項目です。業務の範囲として、何を納品するのかと、含まれない作業は何かを書きます。修正回数として、何回までを報酬に含み、それ以降はどう扱うかを決めます。報酬として、金額、支払期日、支払方法を確認します。納品物の扱いとして、依頼者がどこまで使ってよいか、自分が実績として公開してよいかを確認します。
支払条件については、事業者から業務委託を受ける取引にはフリーランス保護新法が関わり、取引条件の明示や報酬の支払期日について発注者側に義務が課されます。個人の依頼者との取引か事業者からの委託かで適用が変わるため、自分の案件がどちらに当たるかは確認しておくべきです。条件が書面またはメールなど記録に残る形で示されていない場合は、こちらから内容を箇条書きにして送り、認識を合わせておきます。
実績として公開してよいかの確認は、軽視されがちですが重要です。初回の納品物を実績として使えるかどうかで、2件目以降の営業のしやすさが変わります。
手順7 開業届と確定申告の扱いを決める
副業として続けるなら、税務の扱いも早い段階で決めておきます。
継続して対価を得るなら、個人事業の開業・廃業等届出書を所轄の税務署に提出するのが原則で、期限は事業開始から1か月以内とされています。青色申告を選ぶなら、青色申告承認申請書を原則として開業から2か月以内に出す必要があります。申請が遅れるとその年は白色申告になり、控除の面で差が出ます。書類の様式は国税庁のサイトから入手でき、e-Taxを使えばオンラインで提出できます。
会社員が副業で受ける場合は、確認事項が増えます。就業規則で副業が許可制や届出制になっていないか、住民税の徴収方法をどうするか、確定申告が必要になる所得の水準はどこかの3点です。給与を1か所から受けていて給与以外の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告が不要になる場合がありますが、住民税の申告は別に必要です。「20万円以下なら何もしなくてよい」と覚えると間違えます。
経費の記録も、最初から癖にしておきます。収納用品の購入費、参考書籍、通信費、講座の受講料など、事業との関連が説明できるものは経費になります。自宅で作業する場合の家賃や光熱費は、事業に使っている割合を家事按分として計上します。領収書をためてから年末に整理すると数日かかるので、案件が少ないうちに記録の習慣を作っておくほうが結果的に早く済みます。
手順8 初回を納品し、2件目の芽を作る
初回の案件は、単発で終わらせるか継続に変えるかで価値がまったく違います。継続に変えている人がやっていることは、それほど多くありません。
第1に、納品の形を整えます。ファイル名に案件名と日付を入れ、複数点あるなら1つのフォルダにまとめ、依頼者がそのまま社内で共有できる状態にします。データがばらばらで探しにくいというだけの理由で次を頼まれなくなることは、実際に起きています。
第2に、納品時に今回やらなかったことを1行添えます。今回は収納の手順までだったが、用品の選定リストや、家族向けの運用ルールの作成も対応できる、という形です。売り込みではなく、依頼者が次に困る場所を先に示す形にします。
第3に、納品後の一定期間、簡単な質問には無償で答えると伝えます。実際に来る質問は数件で、時間としてはわずかです。それでも依頼者にとっては、投げっぱなしにされないという安心材料になります。
第4に、自分側の記録を残します。かかった時間、想定と実際のずれ、修正の回数、やり取りで詰まった点をメモしておきます。この記録が、次の案件の見積りの精度を上げます。時間の実測がないまま金額だけを上げようとすると、根拠を説明できません。
副業として続けるための時間の組み方
受注した瞬間から、本業と並行して作業時間を確保する必要が出てきます。ここを設計せずに受けると、初回で疲弊して続かなくなります。
記事1本であればリサーチから修正対応まで5時間から10時間、内容の確認だけなら1時間から2時間が目安です。平日夜に1時間、週末に3時間を確保できるなら、週に1本前後というペースになります。この前提で納期を提示すれば、無理が生じません。
続けている人に共通しているのは、受ける件数の上限を自分で決めていることです。月に何本までなら本業に影響が出ないかを把握し、それを超える依頼は納期をずらすか断ります。断ることを避けて全部受けると、質が落ちて評価が下がり、結局は次が来なくなります。
本業の繁忙期が読めているなら、その期間は新規の受注を止める判断も必要です。依頼者は副業であることを理由に納期を緩めてはくれません。先に伝えておけば、時期をずらした依頼として調整できることもあります。
始めた人がつまずく3つの箇所
相談を受けていて繰り返し出てくるつまずき方を挙げておきます。
1つ目は、片づけの正論を出してしまうことです。依頼者が求めているのは、理論的に正しい収納ではなく、自分の生活で回る方法です。手放す量を増やせば片づくのは事実でも、それを実行できない事情がある相手には届きません。学んだ理論を、相手の制約に合わせて削る作業が必要になります。
2つ目は、範囲を決めずに受けてしまうことです。相談に乗るうちに、家族の説得の仕方、購入する商品の選定、業者の手配まで話が広がります。好意で応じているつもりでも、報酬は最初の金額のままなので、時間あたりの手取りが落ちていきます。含まれない作業を最初に書いておけば、追加の依頼には追加の対価という話ができます。
3つ目は、実績を公開できないまま件数だけが増えることです。納品物の使用範囲を確認していないと、事例として出してよいかが分からず、営業に使えません。初回のうちに、実績としての公開可否と、公開する場合の記載範囲を決めておきます。個人宅の情報を扱う以上、写真や間取りをそのまま出せないケースも多いので、加工の範囲まで合意しておくと後で迷いません。
報酬の決め方は、作業時間から逆算する
最初の1件だから安くてもいい、という考え方には落とし穴があります。一度提示した金額は、その依頼者との次の取引でも基準になります。実績づくりのつもりで極端に低い金額を出すと、その水準から抜け出すのに時間がかかります。
決め方としては、作業時間から逆算するのが実務的です。記事1本にリサーチ、構成、執筆、修正対応まで含めて何時間かかるかを見積もり、時間あたりの希望額を掛けます。この金額を下回る依頼は受けないと決めておくと、迷う時間がなくなります。
水準の目安を知りたい場合は、隣接する職種の相場を見ておきます。記事の執筆や監修は著述家,記者,編集者の年収・単価相場の帯に収まりますし、テンプレートや仕組みを作る仕事は制作寄りの性質があるためソフトウェア作成者の年収・単価相場と比較して考えられます。マーケティング寄りの案件がどんな要件を出しているかはAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で傾向が掴めますし、制作系の成果物の定義の仕方は作曲・編曲・効果音・ジングルのお仕事のような別ジャンルのガイドと比べると見えてきます。
運営者の視点から見た、始めた人が続く条件
フリーランスと在宅ワークの市場を20年運営してきた立場から見ると、資格を取ってから仕事に変えられる人と、そのまま止まる人の差は、準備の量ではありません。むしろ準備を完璧にしようとする人ほど止まります。サンプルを作り直し続け、プロフィールを何度も書き換え、応募しないまま数か月が過ぎるという流れです。
続いている人は、準備が7割の段階で応募し、落ちた理由を1つ直してまた出しています。応募文の何を変えたかを記録している人は、10件目あたりから通過し始めます。同じ文面を出し続けている人は、件数を増やしても結果が変わりません。
運営者として見てきた限りでは、長く続く人ほど、単発の作業ではなく「この人に任せると楽だ」という関係づくりに時間を使っています。連絡が読みやすい、期日が守られる、判断が必要な点が整理されている。片づけの技術より、この地味な部分が次の依頼を呼びます。
報酬の面では、受ける経路も効いてきます。仲介が何段も入る取引では、依頼者が支払った金額のうち手を動かした人に届く割合が目減りします。手数料0%で直接やり取りできる形なら、同じ予算で依頼者はより多く頼めますし、受け手は同じ作業で手取りが厚くなります。1件ごとの差は小さくても、続けるほど積み上がります。
始め方の情報が多いほど、動き出しは遅くなる
始め方を扱う情報は大量にあります。
本記事はそんな方のために「整理収納アドバイザーの仕事の始め方」について、様々な情報をたっぷり詰め込みました! 出典: feynman.co.jp
情報が多いこと自体は悪くありませんが、読む量に比例して着手が遅れるという副作用があります。この記事で挙げた手順のうち、実際に着手までに必要なのは、資格状態の確認、受ける範囲の決定、プロフィールとサンプルの用意、募集の検索と応募の5つです。開業届と確定申告は初回の受注が決まってからでも間に合いますし、報酬の決め方は最初の見積りを作る場面で考えれば足ります。
残りの項目は、必要になった時点で調べれば足ります。開業届の様式は税務署のサイトから取得でき、提出そのものは短時間で終わります。請求書のひな型も、最初の請求が発生する段階で作れば間に合います。契約書の形式を整えるのも、事業者からの継続案件が視野に入ってからで構いません。着手前にすべてを完璧にそろえようとすると、準備そのものが目的化して、応募という肝心の行為が後ろに押し出されます。
順序を間違えやすいのが、講座の追加受講です。上位の級や関連する資格を先に取ってから応募しようと考える人が多いのですが、在宅の案件では資格の段階よりも、提出できる成果物があるかどうかで判断されます。学習に費やした期間の分だけ着手が遅れ、しかも通過率はそれほど変わりません。受講するなら、応募と並行して進めるほうが、学んだ内容をすぐ提案に反映できます。
職種を変えたり働き方を変えたりする過程で、何を先にやるべきかの順序が見えなくなるのはよくあることです。順序の付け方という点ではプログラマー 転職完全攻略!未経験から年収を上げるステップと在宅・副業の実現法のような別分野の記事も、準備と実行の配分を考える材料になります。整理収納の仕事は、片づけと同じで、全部を一度に整えようとすると終わりません。使う順に手前から並べるほうが、結果的に早く動き出せます。
最後に、動き出した後の見直しの間隔だけ決めておくことをすすめます。応募を続けていると、通らない理由が自分では見えなくなります。月に一度、その月に出した応募文を並べて読み返し、成果物の書き方、日数の示し方、資格と依頼内容の結び付け方のどれが弱いかを1つだけ選んで直します。まとめて全部を直すと、何が効いたのかが分からなくなります。1か月に1点だけ変える進め方であれば、副業の時間の中でも無理なく回り、半年後には応募文の完成度がまったく違うものになっています。
よくある質問
Q. 実務経験がなくても整理収納アドバイザーの副業は始められますか?
在宅の案件では実務経験が必須になっていないものが多く、応募自体は可能です。通過率を上げるには、条件を自分で設定して作った提案サンプルを1本用意し、応募文で成果物の形と進め方を示すことです。経験の有無より、何がどう返ってくるかが伝わるかどうかで判断されます。
Q. 始める前に必ず用意すべきものは何ですか?
プロフィール文、提出できるサンプル1本、連絡と請求の準備の3点です。プロフィールは400字程度で、資格名と認定団体名、対応できる業務、稼働できる時間帯を書きます。請求書のひな型は表計算ソフトで1枚作っておけば、案件ごとに数字を変えるだけで済みます。
Q. 副業でも開業届は出したほうがよいですか?
継続して対価を得るなら提出するのが原則で、事業開始から1か月以内が期限とされています。青色申告を選ぶなら承認申請書も原則2か月以内に必要です。ただし初回の受注が決まってからでも間に合うため、着手前の準備として優先度を上げすぎる必要はありません。
Q. 資格名で検索しても在宅の募集が見つかりません。どうすればよいですか?
資格名で出てくるのは訪問型の求人が中心です。在宅の募集は業務名で出ているため、収納や片づけ、暮らしといった語に、執筆や監修、相談、資料作成といった業務の語を組み合わせて探してください。この変更だけで見つかる案件数が変わります。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを20年運営。編集部が事実確認のうえ公開しています。

この記事を書いた人
長谷川 奈津@SOHO編集部
行政書士・元企業法務
企業法務で数多くのフリーランス契約を扱った経験を活かし、フリーランス向けの法律・契約・権利に関する記事を執筆。「法律はあなたの味方です」がモットー。
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