日程調整の調整くんの使い方と、カレンダーと連携して候補を出す手順

@SOHO編集部
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日程調整の調整くんの使い方と、カレンダーと連携して候補を出す手順

この記事のポイント

  • ✓日程調整ツールの調整くんの使い方を
  • ✓時刻と所要時間の一括設定
  • ✓確定した予定をカレンダーに追加する手順まで解説します

飲み会や打ち合わせの日程を決めるたびに、「いつ空いてる?」とチャットでやりとりを重ねるのは手間がかかります。そこで便利なのが、候補日を並べたページのリンクを送り、参加者に都合を書き込んでもらう日程調整ツールです。中でも調整くんは、登録もログインもいらず、無料で使えるツールとして知られています。

この記事では、調整くんでイベントを作る手順、候補日をまとめて入れる方法、時刻と所要時間の設定、参加者への共有、日程の確定、確定した予定を自分のカレンダーに追加する方法までを、画面の名前に沿って順に説明します。あわせて、名前のよく似た「調整さん」や「日程調整くん」との違い、手元のカレンダーの空きを見ながら候補を出すコツ、社外の相手と何度も日程を合わせる人に向く別の方法も整理します。結論を先に書くと、調整くんは「候補日をまとめて作り、リンクを送り、○△×で集まった回答から1日を決める」までがとても速く、確定した日時は .ics という形式のファイルでカレンダーに取り込めるツールです。

調整くんとはどんなツールか

ログインなしで使える無料の日程調整ツール

調整くんは、候補日を並べた出欠表を作り、そのリンクを参加者に送って都合を答えてもらう日程調整ツールです。公式サイトのよくある質問には、料金と登録について次のように書かれています。

はい。イベントの作成、参加者の回答、日程の確定まで無料でご利用いただけます。 主催者も参加者も、アカウント登録やログインは不要です。参加者は共有されたリンクを開き、名前と都合を入力するだけで回答できます。 出典: 調整くん 公式サイト

主催者も参加者もアカウントを作らなくてよいので、参加者に「まず登録してください」とお願いする必要がありません。公式サイトでは、使い方を3つのステップで説明しています。候補日を選んで予定を作る、LINEやメールでリンクを送る、○・△・×の回答を見て日を決める、の3つです。

調整くんでできること

公式サイトに書かれている主な機能は次のとおりです。

・候補日を期間で一括追加でき、土日や日本の祝日を除外できる
・候補日は最大100件まで登録できる
・参加者はスマートフォンとパソコンから、4つの言語で回答できる
・回答の形式を「○△×」と「○×」から選べる
・確定した日時を .ics 形式で書き出して、使っているカレンダーに追加できる
・作成後に表示される管理用URLから、イベントを編集できる

4つの言語で回答できる点は、留学生や海外のメンバーがいるサークル、外国籍のスタッフがいる職場で役に立ちます。公式サイトの言語切り替えには、日本語、英語、韓国語、中国語が並んでいます。

名前の似たツールとの違い

調整くんを探していると、名前のよく似たツールがいくつも見つかります。混同しやすいので、先に整理しておきます。

ツール名 特徴
調整くん ログイン不要。候補日の一括追加、土日祝の除外、確定日を .ics で書き出せる
調整さん 出欠表ツールとして広く使われている。ログインなしでも使え、会員登録をすると機能が広がる
日程調整くん 別の運営者による日程調整サービス。ユーザー登録なしで作成でき、パスワードやメンバーの設定ができる

どれも「候補日を並べたページを作り、リンクを送って回答を集める」という基本の考え方は同じです。この記事では、題名のとおり調整くんの手順を中心に説明し、ほかのツールとの比べ方は後半で触れます。

調整くんでイベントを作る手順

ステップ1:イベントの作成画面を開く

公式サイトの上部にある「イベントを作成」を押すと、「新しいイベントを作成」という画面が開きます。この画面に入力した内容は、使っている端末に自動で保存されるので、途中で画面を閉じても入力内容が失われにくくなっています。最初からやり直したいときは「入力を破棄」を押します。

最初に選ぶのが「カテゴリ」です。「食事会(飲み会・ランチ)」「ミーティング(会議・面談)」「その他(勉強会・その他)」の3つから、イベントの種類に近いものを選びます。

ステップ2:タイトルを入れる

次に「タイトル」を入れます。入力欄には「例: 忘年会の日程調整」と見本が出ています。参加者がリンクを開いたときに最初に目にするのがタイトルなので、「10月の定例ミーティング」「〇〇さん送別会」のように、何の集まりかが一目で分かる名前にしておくと、回答してもらいやすくなります。

ステップ3:候補日を選ぶ

「候補日」の欄には、カレンダーと、「期間で選ぶ」「日付を選ぶ」という2つの切り替えがあります。

「日付を選ぶ」では、カレンダーの日付を押すたびに、その日が候補に加わります。もう一度押すと候補から外れます。画面には「日付をタップで追加・解除。同じ日の別の時間は候補の+から追加できます」と案内が出ています。たとえば同じ日の昼と夜の2つを候補にしたいときは、日付を1回選んでから、候補の一覧で「同じ日の別の時間を追加」を押します。

「期間で選ぶ」では、開始日と終了日を選んで、その間の日をまとめて候補にできます。

ステップ4:期間と曜日でまとめて追加する

候補が多いときに便利なのが「期間・曜日で追加」です。押すと「候補日をまとめて追加」という画面が開き、「開始日と終了日の間を、すべて候補日にできます。曜日で絞り込むこともできます」と説明が出ます。

「今日から7日間」「今日から14日間」「今日から30日間」のボタンで期間をすぐに選べるほか、「開始日」と「終了日」を自分で入れることもできます。さらに「曜日」で、候補にしたい曜日だけを選べます。平日の夜だけ集まりたいなら月曜から金曜を、週末の昼だけなら土曜と日曜を選び、「この期間を追加」を押します。公式サイトでは、期間を一括で追加するときに土日と日本の祝日を除外できると案内されています。

候補日は最大100件まで登録できます。ただし、候補が多すぎると参加者が答えるのに時間がかかり、回答が集まりにくくなります。後で触れるとおり、候補は絞ったほうが早く決まります。

ステップ5:開始時刻と所要時間を設定する

候補日を選ぶと、画面の下にある「選択中の候補日」に日付が並びます。選んだばかりの候補は「時刻未設定」と表示されます。時刻を入れたいときは、候補の横にある「時間を編集」を押すか、まとめて設定します。

まとめて設定するときは、候補にチェックを入れ(「すべて選択」で全部にチェックできます)、「開始時刻と所要時間を一括設定」の欄で開始時刻を入れ、所要時間を30分、45分、1時間、1時間30分、2時間、3時間から選び、「選択した候補に適用」を押します。一覧にない長さは「時間を指定」で入れられます。時刻を外したいときは「時間未定に戻す」を押します。

飲み会のように時刻が決まっている集まりなら、すべての候補に「19時から2時間」を一括で入れておくと、参加者は日付だけを見て答えれば済みます。

ステップ6:その他の設定を入れてイベントを作る

最後に「その他の設定」を開くと、次の項目を入れられます。

・説明。Markdown記法(見出しや箇条書きを記号で書く書き方)に対応している
・作成者名
・場所
・回答期限(任意)。日本時間で設定し、参加者に期限が表示される
・回答タイプ。「○ △ ×」か「○ ×」を選ぶ

入力が済んだら「イベントを作成」を押します。作成後には管理用URLが表示されます。公式サイトによると、このURLからイベントを編集でき、管理用URLは大切に保管するよう案内されています。作ったブラウザの閲覧履歴からも管理画面を開けますが、閲覧履歴はそのブラウザにしか残らないので、管理用URLは自分宛てのメールやメモに保存しておきましょう。

参加者に共有して回答を集める

リンクはいつもの連絡手段で送る

イベントを作ったら、参加者用のリンクを、LINEやメール、社内のチャットなど、いつも使っている連絡手段で送ります。参加者はリンクを開き、名前を入れて、候補ごとに○・△・×を選ぶだけで回答できます。登録がいらないので、普段あまり連絡を取らない相手にも気軽に送れます。

リンクを送るときは、ひと言を添えると回答が集まりやすくなります。たとえば次のような文面です。

「来月の定例ミーティングの日程を決めたいので、こちらから都合を入れてください。回答の締め切りは〇月〇日(〇)です。」

締め切りを書いておくと、回答を後回しにされにくくなります。「その他の設定」で回答期限を入れておけば、リンクを開いた人にも期限が表示されます。

管理用URLと参加者用のリンクを取り違えない

注意したいのは、参加者に送るリンクと、自分だけが使う管理用URLを取り違えないことです。管理用URLを送ってしまうと、参加者がイベントの内容を編集できてしまうおそれがあります。送る前に、どちらのリンクなのかを確かめましょう。

また、調整くんはログインがいらない分、リンクを知っている人なら誰でも回答ページを開けます。社外秘の会議名や、個人の住所、電話番号のような情報は、説明欄に書かないようにしておくと安心です。

回答の集まり方を見る

回答が集まると、候補ごとに参加者の○・△・×が表で並び、誰がどの日に参加できるかが一目で分かります。全員が○の候補があればそこに決め、なければ○が多い日、△の人が調整できそうな日を選ぶのが一般的な決め方です。

△は「調整すれば行けるかもしれない」という意味で使われることが多いので、△が多い日を選ぶときは、該当する人に個別に確かめると後のキャンセルを防げます。全員に○か×だけで答えてほしいときは、回答タイプを「○ ×」にしておきます。

日程を確定してカレンダーに追加する

確定した日時を .ics で書き出す

回答を見て日程が決まったら、管理画面から日程を確定します。公式サイトでは、確定した日時を .ics 形式で書き出し、使っているカレンダーに追加できると案内されています。

.ics とは、予定の日時やタイトルを書き込んだファイルの形式で、Googleカレンダー、iPhoneやMacのカレンダー、Outlookなど、多くのカレンダーアプリが読み込みに対応しています。予定を手で入力し直す手間が省け、日付や時刻の打ち間違いも防げます。

Googleカレンダーに読み込む手順

Googleカレンダーに .ics ファイルを読み込む手順は、Googleのヘルプでは次のように案内されています。

  1. パソコンでGoogleカレンダーを開く
  2. 右上にある設定アイコンから「設定」を開く
  3. 左側のメニューで「インポート / エクスポート」を押す
  4. 「パソコンからファイルを選択」を押し、書き出した .ics ファイルを選ぶ
  5. 予定を追加するカレンダーを選ぶ(何も選ばなければメインのカレンダーに入る)
  6. 「インポート」を押す

ヘルプには、読み込んだ予定はゲストや会議のデータまでは引き継がれないことも書かれています。参加者を招待したい場合は、読み込んだ予定を開いてゲストを追加しましょう。手順の詳細はGoogleカレンダーのヘルプで確認できます。

iPhoneやMacを使っている場合は、.ics ファイルを開くと、カレンダーアプリに予定を追加する画面が出るのが一般的です。会社のOutlookで予定を管理している人は、職場のルールで外部ファイルの読み込みが制限されていることがあるので、社内の担当者に確かめてください。

参加者にも確定の連絡を送る

日程を確定したら、最初にリンクを送ったのと同じ連絡手段で、参加者に決まった日時を伝えます。.ics ファイルを一緒に送ると、参加者も自分のカレンダーにすぐ追加できます。日時に加えて、場所、持ち物、オンラインならミーティングのURLを1通にまとめて送ると、当日の問い合わせが減ります。

手元のカレンダーと照らし合わせて候補を出すコツ

調整くんは自分のカレンダーを読み込まない

ここで知っておきたいのが、調整くんの「カレンダー連携」は、確定した日時を .ics で書き出してカレンダーに追加する方向のものだという点です。公式サイトには、GoogleカレンダーやOutlookの予定を読み込んで、空いている時間を自動で候補にする機能は書かれていません。

つまり、候補日を出すときは、自分のカレンダーを見ながら空いている日を選ぶ必要があります。手間に感じるかもしれませんが、次の手順を決めておくと数分で済みます。

候補を出すときの手順

  1. パソコンなら、カレンダーと調整くんの作成画面を左右に並べて開く
  2. カレンダーを週表示か月表示にして、決まっている予定と移動の時間を確かめる
  3. 空いている日のうち、前後に余裕がある日を選んで候補に入れる
  4. 候補に入れた時間帯は、カレンダーに「仮押さえ」として予定を入れておく
  5. 日程が確定したら、選ばれなかった候補の仮押さえを削除する

4番目の仮押さえが大事です。候補に出した日に別の予定を入れてしまうと、せっかく全員が○をつけた日が使えなくなります。Googleカレンダーなら、予定の名前の頭に「仮」とつけて色を変えておくと、本決まりの予定と見分けやすくなります。

候補の数は5つから10個ほどに絞る

候補日は最大100件まで入れられますが、多ければよいわけではありません。参加者が答える手間が増え、回答が集まるまでの時間が延びるからです。また、主催者自身が候補日をすべて空けておく必要があるので、候補が多いほど自分の予定を組みにくくなります。

目安として、少人数の打ち合わせなら5つから7つ、10人を超える集まりなら10個ほどに絞り、それで決まらなければ2回目の候補を出す、という進め方のほうが早く決まります。

日程がなかなか決まらないときの進め方

全員が○の日がないとき

参加者が多いほど、全員が○をつけた日がないことはよくあります。そのときは、次の順番で考えると決めやすくなります。

  1. 必ず参加してほしい人(主役、決裁する人、発表する人など)が○の日に絞る
  2. その中で○が一番多い日を選ぶ
  3. △の人に、その日で調整できそうかを個別に確かめる
  4. どうしても決まらなければ、×が多かった曜日や時間帯を外して、2回目の候補を出す

最初に「必ず参加してほしい人」を決めておかないと、人数だけで決めた結果、肝心の人が来られないということが起きます。送別会なら送られる人、会議なら決める立場の人の都合を最優先にしましょう。

回答がそろわないとき

締め切りを過ぎても回答していない人がいるときは、個別にひと声かけるのが一番の近道です。全体のチャットで催促すると、答えていない人が目立って気まずくなることがあるので、個人宛てに「〇日までに入れてもらえると助かります」と短く送るのがおすすめです。

どうしても回答がない場合は、回答した人の中で日を決め、決まった日を全員に伝える形でも構いません。回答のない人を待ち続けると、ほかの人の予定が押さえられたままになり、かえって迷惑がかかります。回答期限を設定するときに、「期限までに回答のない場合は、回答した人の都合で決めます」と説明欄に書いておくと、後で揉めにくくなります。

候補を出し直すときの工夫

2回目の候補を出すときは、1回目の回答から分かったことを生かします。たとえば、平日の夜に×が多かったなら土日の昼を、月曜に×が多かったなら月曜を外す、といった具合です。調整くんの「期間・曜日で追加」で曜日を絞れば、条件に合う日だけをすぐに候補にできます。

1回目のイベントの管理画面から候補を追加する方法もありますが、回答済みの人がもう一度答え直す必要があるかどうかが分かりにくくなります。候補をがらりと変えるときは、新しいイベントを作り、「前回の候補では決まらなかったので、改めてお願いします」と添えて送るほうが、参加者にとって分かりやすくなります。

参加者として回答するときのポイント

回答は早めに、正直に

日程調整のリンクを受け取ったときは、なるべく早く回答するのが参加者のマナーです。回答が早い人が多いほど、主催者はすぐに日を決められ、候補に出した日の仮押さえも早く外せます。

○・△・×は、正直に答えることが大切です。行けるかどうか分からない日に○をつけてしまうと、その日に決まったときに欠席することになり、主催者にも他の参加者にも迷惑がかかります。迷う日は△にし、コメントを書ける場合は「午後なら行けます」「18時半以降なら参加できます」のように条件を書いておくと、主催者が判断しやすくなります。

名前は相手が分かる表記で

調整くんでは、回答するときに名前を入れます。ニックネームやイニシャルだけだと、主催者が誰の回答か分からないことがあります。仕事の集まりなら姓と名、友人同士なら普段呼ばれている名前など、主催者がすぐに分かる表記で入れましょう。同じ名前の人がいそうなときは、所属や部署を添えると取り違えを防げます。

予定が変わったら回答を直す

回答した後に予定が変わったときは、そのままにせず、早めに回答を直すか主催者に連絡します。日程が決まった後で「実はその日は行けなくなった」と分かると、主催者がもう一度調整をやり直すことになります。回答を直せるかどうかはツールの作りによって違うので、直し方が分からないときは、主催者に直接伝えるのが確実です。

仕事で日程調整ツールを使うときの注意点

社外の人に送るときは情報の出し方に気をつける

ログインのいらない日程調整ツールは手軽な反面、リンクを知っていれば誰でもページを見られます。社外の人に送るときは、タイトルや説明欄に、まだ公表していない案件名、取引先の社名、個人の連絡先を書かないようにしましょう。「打ち合わせの日程調整」のように、内容が分からなくても困らない書き方にしておくと安心です。

会社のルールを先に確かめる

会社によっては、外部の無料ツールを業務で使うことに決まりがある場合があります。情報システムの担当部署が使ってよいツールの一覧を出していることもあるので、仕事で使う前に確かめておきましょう。会社として日程調整の仕組みを入れている場合は、そちらを使うのが基本です。

履歴を残したいときは別の場所にも記録する

登録のいらないツールは、イベントの一覧を自分のアカウントにまとめて残す仕組みがないことが多く、調整くんでも管理画面に戻る手段は管理用URLと、作ったブラウザの閲覧履歴です。いつ、誰と、どんな理由で日程を決めたのかを後から確かめる必要がある仕事では、確定した日時をカレンダーに取り込むだけでなく、議事録や案件のメモにも決まった日を書いておくと安心です。

調整くんが合う場面と、合わない場面

合う場面

調整くんが特に向いているのは、次のような場面です。

・友人や同僚との飲み会、ランチ
・サークルや地域の集まり、PTAなど、参加者が登録を嫌がりそうな集まり
・社内の打ち合わせで、参加者が数人から十数人の場合
・海外のメンバーがいて、日本語以外で答えてほしい場合

参加者に何も準備してもらわずに済む手軽さが、調整くんの一番の強みです。

合わない場面

一方で、次のような場面では、別の方法のほうが合うことがあります。

・社外のお客さまと1対1で、面談や相談の時間を何度も決める
・自分の空き時間を自動で示し、相手に選んでもらいたい
・予約の前日にリマインドのメールを自動で送りたい
・予約した人の名前や連絡先を、顧客の記録として残したい

調整くんは「複数の人の都合を集めて1つの日を決める」ためのツールです。コーチング、カウンセリング、レッスンのように、1人ずつのお客さまと時間を決める仕事では、毎回イベントを作ってリンクを送るより、空いている枠をお客さまが直接選べる予約ページのほうが手間が少なくなります。

ほかの日程調整ツールと比べるときの見方

調整さんと比べる

調整さんは、出欠表ツールとして長く使われているサービスです。公式サイトのイベント作成画面は、「STEP1 イベント名」と「STEP2 日程候補」の2段で、カレンダーの日付を押すと日程候補の欄に日付が入り、その後ろに時刻を書き足す形になっています。ログインなしでも使え、会員登録をしてログインすると機能が広がると案内されています。イベントのメモを生成AIで作る機能もあり、スマートフォン向けのアプリも出ています。

調整くんと比べると、調整さんは「候補を文字で書き並べる」作りで、自由に書ける反面、時刻を候補ごとに手で入れる必要があります。調整くんは、開始時刻と所要時間を選んで一括で当てはめられるので、同じ時刻の候補をたくさん作るときに手間がかかりません。すでに周りの人が調整さんに慣れているなら、無理に乗り換える必要はなく、慣れているツールを使うのが一番早く回答が集まります。

日程調整くんと比べる

日程調整くんは、別の運営者が提供している日程調整サービスで、こちらもユーザー登録やログインなしで作れます。公式サイトの作成画面には、タイトル、内容(任意)、候補日時のほか、オプションとして「パスワード」と「メンバー」の欄があります。パスワードは、URLを知らない人がページを開くことは通常ないものの、心配な場合に設定できると説明されています。メンバーの欄に参加者の名前を改行で区切って入れておくと、参加者は自分の名前を押して回答でき、誰が回答済みで誰がまだかを把握しやすくなります。

参加者があらかじめ決まっている社内の集まりで、回答していない人を確かめたいときは、こうしたメンバーの設定がある仕組みが便利です。逆に、誰が来るか分からない募集型の集まりなら、名前を自由に入れてもらえるほうが向いています。

比べるときに見る4つの点

日程調整ツールを選ぶときは、次の4つの点で見比べると迷いにくくなります。

・参加者に登録やアプリのインストールを求めるか
・候補日と時刻をまとめて作れるか
・回答していない人を把握できるか、締め切りを設定できるか
・確定した日時をカレンダーに取り込めるか

どのツールも無料で使える範囲が広いので、気になったものを1回ずつ試し、自分の集まりの人数と性格に合うものを選ぶのが確実です。

社外の相手と時間を決めるなら予約ページという選択肢

予約ページと日程調整ツールの違い

予約ページとは、自分が受け付けられる時間の枠をあらかじめ公開し、相手が空いている枠を選んで申し込む仕組みです。日程調整ツールが「候補を出して全員の都合を集める」のに対し、予約ページは「空き枠を見せて、相手に1つ選んでもらう」という逆の流れになります。

たとえば、個人でキャリア相談やレッスンを受けている人が、毎回のやりとりで日程調整ツールを使うと、候補を出す、回答を待つ、確定を連絡する、というやりとりが相手の数だけ発生します。予約ページなら、相手が空き枠を選んだ時点で予約が決まり、確認のメールも自動で届きます。

無料から試せる選択肢

こうした予約ページを無料から試したい人の候補の1つが、Rizaflowです。公式サイトによると、Rizaflowは予約ページ、予約カレンダー、スタッフ指名、曜日ごとのシフト設定、予約フォームの項目の調整、予約完了や前日のリマインド、来店後の御礼の自動メール、お客さま自身が予約を変更や取り消しできるキャンセルURL、会員のマイページ、顧客管理といった機能を備えています。予約カレンダーは、設定したシフトから空き枠を自動で計算して表示します。

料金は、公式サイトの料金表で、フリープランが月額0円(予約は1か月あたり50件まで、スタッフ1名)、ライトプランが月額3,300円(税込、1か月あたり300件まで、スタッフ1名)、その上にスタンダードとプロのプランがあると案内されています。占い、コーチング、ヨガ、整体、ネイル、スクールなど、決済の機能がなくても回る仕事に合わせて作られている点が特徴です。詳しい料金と機能はRizaflowの紹介ページで確かめられます。

Rizaflowは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

なお、Rizaflowの空き枠はRizaflowの中で設定したシフトをもとに計算されるもので、GoogleカレンダーやOutlookの予定を読み込む仕組みは公式サイトに書かれていません。飲み会やチームの打ち合わせのように全員の都合を集めたい場面では、これまでどおり調整くんのような日程調整ツールが向いています。用途で使い分けるのが現実的です。

日程調整の手間を減らす働き方の工夫

日程調整は小さな仕事でも積み重なる

日程調整は1回あたりは数分の作業ですが、打ち合わせや面談が多い仕事では、1週間で見るとかなりの時間になります。在宅で働く人や副業をしている人ほど、本業の合間に連絡を返す必要があり、調整のやりとりが集中を途切れさせる原因になりがちです。

20年にわたってフリーランスと在宅ワークの市場を見てきた運営者の視点から言えば、長く続いている人ほど、こうした「仕事の周りの手間」を早めに仕組みに任せています。日程調整ツールで候補の出し方を決めておく、1対1の相談は予約ページで受ける、確定した予定は .ics で取り込んで手入力をしない、といった小さな工夫が、受けられる仕事の量と質を左右します。

業務の効率化そのものを仕事にする道もある

こうしたツールの使い分けを人に教えたり、会社の業務の流れを見直したりすることは、それ自体が仕事になります。生成AIや業務ツールの導入を支援する仕事の中身は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で、どんな相談を受け、どう進めるのかが紹介されています。在宅勤務の仕組みづくりに使える国の支援を知りたい人は、テレワーク 助成金 2026で、制度の対象と申請の流れを確かめられます。

中小企業の経営や業務の改善を体系的に学びたい人には、経営コンサルタントの国家資格である中小企業診断士という道もあります。日程調整のような身近な手間を減らす工夫を積み重ねることが、こうした仕事への入り口になります。

よくある質問

Q. 調整くんは本当に無料で使えますか?

公式サイトのよくある質問では、イベントの作成、参加者の回答、日程の確定まで無料で使えると案内されています。主催者も参加者もアカウントの登録やログインは不要で、参加者は共有されたリンクを開いて名前と都合を入れるだけで回答できます。

Q. 作ったイベントを後から直すことはできますか?

作成後に表示される管理用URLから編集できます。作成したブラウザの閲覧履歴からも管理画面を開けますが、履歴はそのブラウザにしか残らないため、管理用URLは自分宛てのメールなどに保存しておくと安心です。参加者に送るリンクと取り違えないよう注意してください。

Q. Googleカレンダーの空き時間を自動で候補にできますか?

公式サイトには、カレンダーの予定を読み込んで空き時間を自動で候補にする機能は書かれていません。候補は自分のカレンダーを見ながら選び、確定した日時を .ics 形式で書き出してカレンダーに追加する使い方になります。候補に出した時間は仮押さえしておくと安心です。

Q. 候補日はいくつまで登録できますか?

最大100件まで登録できます。期間と曜日を指定してまとめて追加することもできます。ただし候補が多いと参加者の回答に時間がかかるため、少人数なら5つから7つ、大人数でも10個ほどに絞ると決まりやすくなります。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年5月15日最終更新:2026年10月11日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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