アメックスからのメールは本物か|公式の送信元ドメインと偽メールの見分け方 2026


この記事のポイント
- ✓アメックスを名乗るメールが詐欺か迷ったときに
- ✓2026年11月1日時点でアメリカン・エキスプレスの公式ページが公表しているメールドメイン15個とサイトのドメイン
- ✓入力してしまったときの再発行と窓口を一次資料で整理します
アメリカン・エキスプレス(アメックス)は、日本語の公式ページ「フィッシング詐欺にご注意」で、「弊社のメールドメイン一覧」として「@americanexpress.com」「@aexp.com」「@americanexpress.jp」など15個のドメインを公表しています(2026年11月1日時点)。届いたメールの送信元がこの一覧と違えば、開かずに削除するよう案内しています。
ただし、メールの差出人の表示はだれでも偽れるため、ドメインが一覧と合っていても本物とは限りません。アメックス自身も、見た目のドメインが正しくても、カーソルを合わせると別のドメインが表示される場合があると注意しています。届いたメールのリンクは押さずに、アメックス・アプリか、ブックマークした公式サイトから自分でログインして確かめてください。
この記事では、アメックスが公式に公表しているメールとサイトのドメイン、公式が紹介している偽メールの件名、リンクを押さずに確かめる手順、入力してしまったときのカードの停止と再発行、相談先を、アメックスと公的機関の一次資料で順番に説明します。
アメックスが公式に公表しているメールのドメイン
まず、アメックスが公式に公表している送信元のドメインを整理します。ドメインとは、メールアドレスの「@」より後ろの部分のことです。出典は、アメックスの日本語サイトのページ「フィッシング詐欺にご注意」にある「送信元アドレスが正しいか」の欄で、2026年11月1日時点の記載をそのまま写しています。
| 区分(公式ページの記載) | ドメイン | 載っている公式ページ |
|---|---|---|
| 弊社のメールドメイン一覧 | @aexp.com | フィッシング詐欺にご注意 |
| 同上 | @aexpfeedback.com | 同上 |
| 同上 | @alerts.americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @americanexpress.jp | 同上 |
| 同上 | @centurion.com | 同上 |
| 同上 | @email.americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @email.amexnetwork.com | 同上 |
| 同上 | @email2.americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @feedbackemail.americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @my.americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @myamextravel.americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @service.americanexpress.com | 同上 |
| 同上 | @welcome.aexp.com | 同上 |
| 同上 | @welcome.americanexpress.com | 同上 |
公式ページは、このドメインのどれをどの用途に使うかまでは書いていません。そのため、この記事でも「利用明細はこのドメイン」のように用途を推測で書き添えることはしません。一覧にあるかどうかを確かめるための表として使ってください。
公式ページは、受け取ったメールの送信元アドレスが、この一覧のドメインと異なる場合は「開封せず削除してください」と案内しています。さらに、フィッシングサイトに使われているメールドメインの一例として「.cn .top .xyz .net .devなど」を挙げています。末尾がこうした文字で終わるドメインから「American Express」を名乗るメールが届いたら、一覧には載っていないので、開かずに削除してかまいません。
見比べるときの注意
15個のドメインには、「americanexpress.com」の前に「email.」「alerts.」「service.」などが付いた形が多く含まれます。見比べるときは、@の直後から末尾まで、一字ずつ確かめてください。「americanexpress」の綴りが1文字違うもの、「americanexpress」の後ろに別の文字やハイフンが続くもの、末尾が「.com」「.jp」ではないものは、一覧のドメインとは別物です。
たとえば、公式ページが紹介している偽メールの件名の1つには「Amexrican Express」という綴りの誤りがそのまま載っています。件名や差出人の表示名で綴りが崩れていることも、偽物を見分ける手がかりになります。
アメックスのサイトのドメインと、リンクの偽装
同じページには、メールの中のURLやリンク先を見分けるために、アメックスのサイトのドメインの一覧も載っています。2026年11月1日時点の記載は次のとおりです。
| 区分(公式ページの記載) | サイトのドメイン |
|---|---|
| 弊社サイトのドメイン一覧 | https://www.americanexpress.com |
| 同上 | https://network.americanexpress.com |
| 同上 | https://global.americanexpress.com |
| 同上 | https://online.americanexpress.com |
| 同上 | https://travel.americanexpress.co.jp |
| 同上 | https://hotel-booking.americanexpress.com |
公式ページは、受信メールに書かれたURLやリンク先が、この一覧のドメインと異なる場合はクリックやタップをしないよう案内しています。そのうえで、「見た目のURLが正しくても偽装されているケースもあるので、安易にクリックしないようご注意ください」とも書いています。
メールの本文に表示される文字と、押したときに実際に開くページのURLは、別々に設定できます。本文に「https://www.americanexpress.com」と書かれていても、押すと別のページが開くことがあるということです。パソコンなら、リンクにカーソルを合わせると画面の隅に実際の行き先が表示されますが、スマートフォンでは確かめにくいことが多いです。リンクの行き先を見比べるよりも、リンクそのものを使わないほうが確実です。
ドメインが合っていても本物とは限らない理由
メールの差出人の欄(Fromの欄)は、送る側が好きな文字を書き込めます。郵便の封筒の裏に、他人の住所を書いて出せるのと同じです。アメックスの公式ページも、送信元のドメインについてこう注意しています。
受けとったメールの送信元アドレスが、以下に記載の弊社ドメインと異なる場合、開封せず削除してください。 見た目のドメインは正しくても、カーソルを合わせると異なるドメインが表示される場合もあるのでご注意ください。 出典: アメリカン・エキスプレス「フィッシング詐欺にご注意」
一覧にないドメインなら削除してよい、という判断ははっきりしています。一方で、一覧にあるドメインが表示されていても、それだけで安心はできません。スマートフォンのメールアプリでは、差出人の欄に「American Express」のような表示名だけが出て、実際のアドレスが隠れていることがよくあります。まず表示名を押してアドレスを表示させ、一覧と見比べてください。そのうえで、ドメインが合っていても最後はアプリで確かめる、という順番が確実です。
偽メールを見分ける全体の考え方は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処でも説明しています。
カード番号の下桁で見分ける
アメックスの公式ページには、もう1つ、アメックスならではの見分け方が書かれています。「メールに記載されたカード会員番号(下5桁または下6桁)が、お手元のカード番号と異なる場合、クリック/タップしないでください。」という案内です。
本物のメールにカード番号の下の桁が書かれている場合、それは手元のカードと一致するはずです。番号が書かれていない、または手元のカードと違う番号が書かれていれば、リンクを押さずに削除してください。ただし、下の桁が合っていても、それだけで本物と決めることはできません。カード番号の一部は、別の経路で知られている可能性もあるためです。下の桁は判断材料の1つとして使い、最後はアプリで確かめてください。
公式が不審なメールの特徴として挙げていること
2026年11月1日時点で、この記事で確かめたアメックスの公式ページ(「フィッシング詐欺にご注意」と「アメリカン・エキスプレスのセキュリティ対策」)には、「メールで◯◯を求めることはない」という形の文は見当たりませんでした。その代わり、公式ページは不審なメールの特徴として、次の5つを挙げています。
すぐに対応しないとアカウントを停止するなど、不安を煽る内容 添付ファイルの開封やURLを開くよう求めてくる 文面が機械翻訳のように不自然 カード番号やICカード暗証番号、オンライン・サービスのID/パスワード、銀行口座などの個人情報を求めてくる SMS(ショートメッセージサービス)では「宅配業者からの不在通知」「携帯会社からの料金支払い」など、気を許してしまいがちな内容のものもある 出典: アメリカン・エキスプレス「フィッシング詐欺にご注意」
4つ目の特徴にある「ICカード暗証番号」とは、お店の端末でカードを使うときに入力する4桁の番号のことです。「オンライン・サービスのID/パスワード」は、アメックスの会員向けサイトにログインするためのものです。メールやSMSのリンク先で、これらの情報や銀行口座の入力を求められたら、アメックスが不審なメールの特徴として挙げている内容に当たります。その時点で画面を閉じてください。
アメックスのセキュリティ対策のページには、アメックスを装い、ご利用内容の確認や登録情報の不備などを理由に、個人情報の入力や確認を促す不審なメールが報告されている、とも書かれています。「ご利用内容の確認」と「登録情報の不備」は、偽メールがよく使う理由だということです。
公式が紹介している偽メールの件名
アメックスの公式ページには「最近のフィッシングメール事例」として、偽メールの件名の例が手口の種類ごとに載っています。ページに日付の表示はなく、2026年11月1日時点の掲載内容です。件名は、記号や空白も含めてページのとおりに写しています。
| 手口の種類(公式ページの区分) | 件名の例 |
|---|---|
| 不正利用の検知を装うケース | [American Express] カードの利用が一時停止されました |
| 同上 | [American Express] カード不正利用の疑い |
| 同上 | [American Express] 異常なアカウントリスクを発見 |
| 同上 | 【American Express】セキュリティ強化のお知らせ - より安全なカード決済のために |
| 同上 | 【 緊 急 通 知 】お 客 様 の A m er i c a n E xp r e s s カ ー ド に異 常 な 取 引 が 検出 さ れ ま し た |
| キャンペーンを装うケース | 【American Express】5,000ポイント獲得のお知らせ |
| 請求金額確定のお知らせを装うケース | [AMERICAN EXPRESS] ご請求金額確定のご案内 |
| ポイントの有効期限切れのお知らせを装うケース | 【重要】82500ポイントの有効期限は2026年1月11日です |
| 同上 | 【Amexrican Express】46000ポイント|有効期限が迫っています |
不正利用の検知、キャンペーン、請求金額の確定、ポイントの有効期限と、どれも本物のカード会社が送ってもおかしくない内容に見えるのが特徴です。とくに「カードの利用が一時停止されました」「異常な取引が検出されました」のように急がせる件名や、ポイントが失効するという件名は、慌ててリンクを押させることを狙っています。
アメックスの公式ページは、こうしたメールのリンク先でID、パスワード、カード情報などを入力してしまうと、その情報からカードを不正利用され、大きな金銭的損害が発生すると注意しています。判断がつかない場合は、いつもの公式サイトかアプリからログインして状況を確かめるよう案内しています。
電話を使う手口にも注意
アメックスは同じページで、電話を使って個人情報やカード情報を盗む「ビッシング詐欺」も、アメックスを名乗るものが確認されていると注意しています。ビッシングとは、音声(ボイス)とフィッシングを組み合わせた言葉で、電話で偽の窓口を名乗る手口のことです。メールで電話番号を案内し、そこに電話させる形もあります。メールやSMSに書かれた番号には電話せず、後の節で紹介する公式の番号か、カードの裏面の番号にかけてください。
リンクを押さずに本物か確かめる手順
届いたメールが本物かを確かめる方法は、メールの中のリンクを使わずに、自分で公式の入口を開くことです。手順は次のとおりです。
- メールやSMSのリンクは押さず、添付ファイルも開かない。返信もしない。
- 差出人の表示名を押して実際のアドレスを出し、@より後ろがこの記事の表にある15個のドメインのどれかと完全に同じかを確かめる。違えば開かずに削除する。
- メールにカード番号の下5桁か下6桁が書かれていれば、手元のカードと一致するかを見る。
- スマートフォンに入れてあるアメックス・アプリを、ホーム画面から自分で開いてログインし、利用明細やお知らせに同じ内容が出ているかを見る。
- アプリを使っていない場合は、ブックマークしておいたアメックスの公式サイトから会員向けのオンライン・サービスにログインして確かめる。検索結果の広告から入らない。
- アプリにもサイトにも同じ内容が見当たらず、それでも気になるときは、カードの裏面に書かれた電話番号に自分でかけて問い合わせる。
アメックスの公式ページも、判断がつかない場合は「いつもの公式サイト/アプリよりログインいただき、状況をご確認ください」と案内しています。アプリやサイトに何も出ていなければ、そのメールの内容は確かめようがないので、削除して問題ありません。
SMSで届く利用確認について
アメックスは、SMSでカードの利用確認を送ることもあります。セキュリティ対策のページには、実際にあった事例として、アメックスから「ECサイトでの70,000円のお取引」の本人利用確認のSMSを受け取り、不審な取引だと気づいて「No」と回答し、さらにアメックスの担当課に電話してカードの停止と再発行を手配した、という例が紹介されています。
2026年11月1日時点で、アメックスの公式ページの中に、SMSの送信元の番号の一覧は見つかりませんでした。SMSで利用確認が届いたときは、SMSの中のリンクを押す前に、アプリで同じ取引が明細に出ているかを確かめるのが安全です。公式ページが挙げているとおり、SMSには宅配業者の不在通知や携帯電話の料金を装うものもあります。SMSの見分け方は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順で詳しく説明しています。
ネットで買い物をするときの本人認証「American Express SafeKey」でも、認証コードが使われます。セキュリティ対策のページでは、SafeKeyを、ネットショッピングの際に認証コードで本人認証を行い、第三者による不正なカード利用を防ぐサービスだと説明しています。カード番号を知った第三者がネットで買い物をしようとしても、この認証コードがなければ決済を進められない仕組みです。認証コードが決済の最後の鍵になっているため、コードを他人に伝えないことが大切です。電話やメッセージで届いたコードを聞き出そうとする手口については、ワンタイムパスワードを聞き出す詐欺|SMSで届いたコードを教えてはいけない理由 2026で説明しています。自分が買い物をしていないのに認証コードが届いた場合は、だれかがカード番号を使おうとしている可能性があります。コードはだれにも教えず、どこにも入力しないでください。
リンクを押した・情報を入力してしまったときにすること
リンクを押しただけで、何も入力していない場合でも、アメックスの公式ページは注意を呼びかけています。「不審なメールに記載のURLはクリックするだけでウイルス感染する可能性もあります。リンク先で情報を入力していないからといって安心はできません。」という案内です。リンクを押してしまったら、セキュリティソフトで端末を検査し、OSやブラウザを最新の状態にしてください。
カード情報を入力した場合
偽のサイトにカード情報を入力してしまった場合、公式ページは「不正利用防止のため、速やかにカードの一時利用停止または再発行をお願いします。アプリからの手続きも可能です。」と案内しています。公式ページ「カードの再発行」に書かれている内容は次のとおりです(2026年11月1日時点)。
- マイアカウント(アプリかウェブ)から、カードの利用を7日間一時的に停止できる。あくまで一時的な措置なので、カード情報を入力してしまった場合は再発行の手続きをする。
- 再発行の手続きをすると、手元のカードはただちに無効になり、新しいカードが送られる。届くまでの目安は受付後1週間~10日で、メタル製のカードは最大3週間かかる場合がある。
- 再発行するとカード番号が新しくなる。公共料金やサブスクリプションなど、一部のサービスは新しいカードの情報が自動では引き継がれないので、自分で登録を変える必要がある。
再発行の手数料については、公式ページに、メタルカードは5,500円(税込)、ミラーデザインは7,700円(税込)の再発行手数料がかかると書かれています。それ以外のカードの扱いは、公式ページで自分のカードの条件を確かめてください。
電話で手続きする場合
公式ページ「カードの紛失・盗難時に」には、電話での手続きの窓口がカードの種類ごとに載っています。受付は「24時間・年中無休」と書かれています(2026年11月1日時点)。
| カード(公式ページの区分) | 電話番号 | 通話料無料の番号が使えない場合 |
|---|---|---|
| アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード会員様 | 0120-020120 | 03-6625-9100 |
| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード会員様 | 0120-010120 | 03-6625-9100 |
| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード会員様 | 0120-010120 | 03-6625-9100 |
| プラチナ・カード会員様 | 0120-376107 | 03-6625-9666 |
このほかのカードの窓口は、公式ページで自分のカードの欄を確かめてください。かける前に、手元のカードの裏面に書かれた番号とも見比べると確実です。
再発行のカードが届くまでと、届いたあと
再発行の手続きをすると手元のカードはすぐに使えなくなるため、仕事の経費の支払いなどでカードがすぐに必要になる人もいます。公式ページ「カードの再発行」によると、至急カードが必要な場合は「緊急仮カード」を発行してもらえることがあり、その有効期限は発行された日の翌月末までです。滞在している地域などで対応が変わるため、電話で相談するよう案内されています。緊急仮カードでは、オンライン・サービスからのポイント交換やメールアドレスの変更、Apple PayやGoogle Payの登録などはできないと書かれています。
新しいカードが届いたら、カード番号とセキュリティコードの2か所が変わっています。セキュリティコードとは、カードに印字された確認用の数字のことです。公式ページによると、ETCカードは引き続き使えますが、JR東海の「エクスプレス予約」で使っている場合は新しいカード番号の登録が必要です。ANAのアメックスのカードに付いている楽天Edyの残高は、新しいカードには引き継がれないと書かれています。毎月の支払いにカードを登録しているサービスは、一覧にして順に登録を変えていくと漏れを防げます。
身に覚えのない請求があった場合
利用明細に身に覚えのない請求がある場合について、アメックスの公式ページは、不正利用の可能性があるとしたうえで、明細に書かれた店舗名や日付は実際の利用と異なる場合がある、と注意しています。まず明細の内容を確かめ、それでも覚えがなければアメックスに連絡してください。セキュリティ対策のページには、第三者による不正利用が確認された場合、アメックスが届け出を受け取った日の60日前からの損害を補償すると書かれています。明細の見方は、クレジットカードの不正利用の確認方法|明細の見方と身に覚えのない請求への対処 2026にまとめています。
オンライン・サービスのIDやパスワードを入力した場合
セキュリティ対策のページでは、アメックスを騙るフィッシングメールのリンク先でマイアカウントのIDとパスワードを入力してしまい、2段階認証を設定していなかったため、ポイントをだまし取られた事例も紹介されています。IDやパスワードを入力してしまった場合は、アプリか公式サイトから自分でログインしてパスワードを変え、2段階認証を設定してください。2段階認証とは、パスワードに加えて、認証コードの入力でも本人かどうかを確かめる仕組みのことです。同じパスワードをほかのサービスで使っていたら、そちらも変えます。入力した情報ごとの細かい対応は、フィッシング詐欺で入力してしまったら|カード番号・パスワード・住所ごとにすぐすること 2026で整理しています。
不審なメールの報告と、公的な相談先
アメックスは、不審なメールを受け取ったら「[email protected]」へ転送するよう公式ページで呼びかけています。報告されたメールは調査のうえ、不正が確認され次第、適切な措置を取ると書かれています。
被害が出たときや、だまされたかもしれないと不安なときは、公的な窓口にも相談できます。
- 警察相談専用電話「#9110」。発信した地域を管轄する都道府県警察の相談窓口につながります。警察庁の案内では、土日祝日と夜間は当直や音声案内などで対応するとしています。
- 消費者ホットライン「188」。消費者庁の消費者ホットラインの案内によると、近くの消費生活センターなどの相談窓口につながります。相談は無料で、通話料はかかります。
- フィッシング対策協議会への報告。フィッシングの報告のページから、Webフォームかメールで報告できます。協議会は、迷惑メールフォルダーに入ったメールはすでに検知されているので報告は不要と書いています。
警察庁のフィッシング対策のページは、クレジットカードの不正利用の被害にあった場合は、まずカード会社に相談するよう案内しています。順番としては、アメックスでの停止と再発行を先に済ませ、そのうえで警察や消費生活センターに相談するのが現実的です。
アメックスのブランドが付いた、ほかの会社のカードを持っている場合
アメックスは、カードを使える加盟店のネットワークを持つ国際ブランドであると同時に、自社でカードを発行する会社でもあります。公式ページ「グローバル・ネットワーク・サービス」には、世界で発行しているカードの大部分を自社で発行していると書かれています。一方で、同じページは、ほかの企業がアメックスのブランドの付いたカードを発行する提携の仕組みも紹介しています。
つまり、手元のカードにアメックスのマークが付いていても、カードを発行しているのが別の会社というカードもあります。その場合、利用明細や請求、カードの停止や再発行といった連絡は、カードを発行している会社から届きます。カードの裏面や会員規約に書かれている会社名と電話番号を確かめ、メールが届いたときはその会社の公式アプリやサイトで確かめてください。
この記事で紹介した15個のメールドメインは、アメックス自身が送るメールの一覧です。ほかの会社が発行するカードの連絡は、その会社のドメインから届くことになるので、その会社の公式ページで送信元の案内を確かめる必要があります。どちらのカードであっても、リンクを押さずにアプリで確かめる、という手順は変わりません。
受信設定でアメックスのメールを受け取るとき
迷惑メールを減らすために、携帯電話会社のメールなどで「指定したドメインからのメールだけを受け取る」設定(ドメイン指定受信)をしている人もいます。2026年11月1日時点で、この記事で確かめたアメックスの公式ページの中に、受信設定の手順を説明する案内は見つかりませんでした。
受信設定をするときの手がかりになるのは、「弊社のメールドメイン一覧」に載っている15個のドメインです。ドメイン指定受信を使っている場合は、この15個が受け取れる状態になっているかを、使っている携帯電話会社やメールサービスの設定画面で確かめてください。
受信設定は「本物が届かない」ことを防ぐためのもので、「偽物が届かない」ことを保証するものではありません。受信設定をしたあとも、リンクを押さずにアプリで確かめる習慣はそのまま続けてください。迷惑メールそのものが急に増えて困っている場合は、迷惑メールが急に増えた原因と対処法|iPhone・Gmail・ドコモ・au・ソフトバンクでの止め方 2026に止め方をまとめています。
偽メールにだまされないために日ごろからできること
アメックスの公式ページは、不正利用を未然に防ぐために、会員自身ができる対策も紹介しています。主なものは次のとおりです。
- 利用状況を定期的に確かめる。アメックス・アプリでは利用内容をプッシュ通知で受け取れるので、不正利用に早く気づける。プッシュ通知とは、アプリを開いていなくてもスマートフォンの画面に出るお知らせのこと。
- ICカード暗証番号をカードごとに登録する。新しく発行されるカードにはICチップが付いており、お店の端末で暗証番号を求められることで不正利用を防げる。
- マイアカウントに2段階認証を設定する。IDとパスワードが知られても、認証コードがなければログインできなくなる。
- 登録している電話番号とメールアドレスを最新にしておく。不審な取引を見つけたときに、アメックスから連絡が届くようにするため。
- セキュリティソフトを入れ、OSやブラウザを最新の状態にしておく。
このうち、メールの見分けに一番効くのはプッシュ通知です。アプリに通知が来ていないのに「カードが一時停止されました」「異常な取引が検出されました」というメールが届いたら、まずメールのほうを疑うことができます。
家族とも見分け方を共有しておくと安心です。偽メールは、アメックスのカードを持っていない人にも無差別に届きます。カードを持っていない家族に届いた「American Express」のメールは、開かずに削除してよい、という一点だけでも伝えておくと被害を防ぎやすくなります。職場や家族で見分け方を学ぶ方法は、社員のセキュリティ意識を向上させるフィッシングメール模擬訓練の効果|2026年最新の従業員教育ガイドで紹介しています。
在宅で働く人が仕事のメールアドレスでアメックスのメールを受けるとき
在宅で働く人や個人事業主の中には、アメックスのカードで仕事の経費を払い、カードの登録メールアドレスを仕事用のアドレスにしている人もいます。仕事のアドレスには、取引先からの請求書や、クラウドサービスの支払いの通知が日々届きます。「ご請求金額確定のご案内」のような偽メールは、こうした支払いの通知に紛れやすい種類です。
仕事のアドレスでカードのメールを受ける場合は、カードの連絡はメールではなくアメックス・アプリで確かめると決めておくこと、請求書や支払いの通知を処理するときにメールのリンクから支払いの画面を開かないと決めておくこと、の2つで迷いが減ります。
2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた@SOHOの運営で見てきた範囲でも、支払いや請求に関わるトラブルは、忙しい時期にまとめて届いた通知を急いで処理するときに起きやすい傾向があります。カードの連絡は必ずアプリで確かめると決めておけば、通知が増えても迷わずに済みます。情報を守る側の仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で在宅で受けられる仕事の種類も確かめられます。
この記事で確かめた内容を振り返ります。2026年11月1日時点で、アメックスは公式ページ「フィッシング詐欺にご注意」で15個のメールドメインと6個のサイトのドメインを公表し、一覧にないドメインのメールは開かずに削除するよう案内しています。一方で、見た目のドメインが正しくても別のドメインが隠れている場合があるとも注意しています。届いた連絡が本物かを決めるのは、ドメインではなく、アメックス・アプリか公式サイトを自分で開いて同じ内容が出ているかどうかです。
よくある質問
Q. アメックスのメールの送信元はどのドメインですか?
2026年11月1日時点で、アメックスの公式ページ「フィッシング詐欺にご注意」は、メールドメインの一覧として「@americanexpress.com」「@aexp.com」「@americanexpress.jp」「@email.americanexpress.com」など15個を公表しています。送信元がこの一覧と違うメールは、開かずに削除するよう案内されています。ただし一覧と合っていても偽物の可能性はあるため、リンクを押さずアプリで確かめてください。
Q. 「カードの利用が一時停止されました」というメールは本物ですか?
「[American Express] カードの利用が一時停止されました」という件名は、アメックスの公式ページで、不正利用の検知を装うフィッシングメールの例として紹介されています。リンクを押さず、アメックス・アプリを自分で開いて、カードの状態や利用明細に同じ内容が出ているかを確かめてください。アプリに何も出ていなければ削除して問題ありません。
Q. 不審なメールが届いたら、どこに報告すればいいですか?
アメックスは公式ページで、不審なメールを受け取ったら「[email protected]」へ転送するよう呼びかけています。あわせて、フィッシング対策協議会のフィッシングの報告のページからも報告できます。迷惑メールフォルダーに入ったメールは、協議会への報告は不要とされています。
Q. 偽のサイトにカード情報を入力してしまったら、まず何をすればいいですか?
アメックスの公式ページは、カードの一時利用停止か再発行をすぐにするよう案内しています。アプリやウェブのマイアカウントから7日間の一時停止ができますが、情報を入力してしまった場合は再発行の手続きをしてください。再発行のカードは受付後1週間から10日程度で届き、カード番号が変わります。電話の窓口は24時間・年中無休で、番号はカードの種類ごとに公式ページに載っています。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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