Salesforce認定アドミニストレーターの試験|出題範囲と勉強法

@SOHO編集部
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Salesforce認定アドミニストレーターの試験|出題範囲と勉強法

この記事のポイント

  • ✓Salesforce認定Platformアドミニストレーターの試験について
  • ✓Trailheadを使った勉強の進め方
  • ✓資格を仕事に生かす方法を

Salesforce認定アドミニストレーターの試験は、現在「Salesforce認定Platformアドミニストレーター」という名前で行われています。Salesforceの設定と管理を担う人のための認定で、Salesforceを使う会社の社内の管理者や、導入を支援するコンサルタントが最初に目指すことの多い資格です。結論から言うと、試験は多肢選択式の60問と採点対象外の最大5問で、時間は105分、合格点は68%です。前提の条件はありませんが、受験ガイドでは6か月以上の管理者の経験が想定されています。この記事では、試験の詳細、8つの出題範囲と割合、勉強の進め方、年1回の更新、資格を仕事に生かす方法を、Salesforceの公式の受験ガイドをもとに順に説明します。

Salesforce認定Platformアドミニストレーターとは

最初に、Salesforceとはどんなものか、アドミニストレーターとはどんな役割かを整理します。

Salesforceとは

Salesforceは、顧客の情報、営業の進み具合、問い合わせの対応などを、インターネット上で一元的に管理するためのサービスです。営業の担当者が商談の状況を記録したり、サポートの担当者が問い合わせの履歴を確かめたりと、会社のさまざまな部署で使われています。会社ごとに使い方が違うため、画面の項目や、データの見え方、作業の自動化などを、会社に合わせて設定する必要があります。

アドミニストレーターの役割

アドミニストレーターは、Salesforceを会社の業務に合わせて設定し、使う人が困らないように管理する役割です。Trailhead Academyの案内では、認定Platformアドミニストレーターを次のように説明しています。

認定 Platform アドミニストレーターは、Salesforce Platform 上で信頼性の高いソリューションを構築・管理する専門家です。ユーザー、データ、アプリ、およびエージェントのライフサイクルを管理・保護することで、組織の健全性を維持し、価値を最大化する役割を担います。 出典: trailheadacademy.salesforce.com

具体的には、新しく入った社員のアカウントを作る、部署ごとに見られるデータを分ける、営業の報告に使うレポートやダッシュボードを作る、決まった作業を自動で動くようにする、といった仕事です。プログラムを書かずに、画面の設定で多くのことができるのがSalesforceの特徴で、アドミニストレーターはその設定の専門家と言えます。

名前の変化に注意

この認定は、以前は「Salesforce認定アドミニストレーター」と呼ばれていました。現在の公式の名前は「Salesforce認定Platformアドミニストレーター」です。古い教材や解説記事では以前の名前が使われていることがあるので、同じ認定を指していると読み替えて使います。

アドミニストレーターの仕事の例

試験の範囲は、アドミニストレーターが日々行う仕事と深く結び付いています。ここでは、営業とサポートの部署でSalesforceを使う会社の社内の管理者を例に、よくある仕事を挙げます。実際の仕事の中身は、会社によって大きく違います。

社員の入社と異動の対応

新しく入った社員のユーザーを作り、職種に合ったプロファイルを割り当てます。異動した社員は、ロールや権限セットを変え、前の部署のデータが見えなくなるよう調整します。退職した社員のユーザーは、削除ではなく無効にして、その人が担当していたデータの持ち主を別の社員に移します。受験ガイドの範囲にも、ユーザーを削除できないことや、無効化の影響が挙がっています。

部署からの依頼への対応

「商談に新しい項目を追加したい」「先月の成約の一覧をレポートで見たい」「問い合わせの担当を自動で割り振りたい」といった依頼に応えます。依頼をそのまま設定するのではなく、何のために必要なのかを聞き取り、既存の機能で解決できないかを考えてから設定します。

データの品質を保つ

顧客のデータに重複や入力の誤りが増えると、レポートの数字が信頼できなくなります。重複ルールや入力規則を設定し、定期的にデータを点検して、必要に応じてまとめて修正します。データをまとめて更新するときは、事前にバックアップを取っておきます。

新しい機能の確認

Salesforceは定期的に機能が更新されます。新しい機能が自社の業務に役立つかを確かめ、必要なら使う人に案内します。年1回の資格の更新も、この新しい機能を学ぶ機会になります。

向いている人

  • 人の困りごとを聞き、仕組みで解決するのが好きな人
  • 設定の変更による影響を、先回りして考えられる人
  • 新しい機能を学び続けることが苦にならない人
  • 技術に詳しくない人にも、分かりやすく説明できる人

プログラムを書く仕事ではないので、エンジニアの経験がない人でも目指せます。営業事務やサポートの仕事でSalesforceを使っていた人が、社内の管理者に移る例も多く見られます。

試験の詳細

Salesforceの公式の受験ガイドに示されている試験の詳細を整理します。

試験の基本の情報

項目 内容
内容 多肢選択方式の60問と、採点対象外の最大5問
試験の所要時間 105分
合格点 68%
受験料 30,000円(税抜)、200 USD(税抜)
再受験料 15,000円(税抜)、100 USD(税抜)
受験の形 テストセンター、または試験監督付きのオンライン試験
参考資料 試験中に紙やオンラインの資料は参照できない
前提条件 なし
言語 英語、日本語、フランス語、スペイン語

受験料は30,000円(税抜)です。受験ガイドには、2026年7月24日19時30分(日本時間)以降に申し込む再受験から、受験料の半額で受けられる(一部の資格を除く)というお知らせも載っています。

採点対象外の問題

試験には、品質のデータを集めるために、採点の対象にならない問題が最大5問含まれることがあります。採点対象外の問題はランダムに入っていて、試験の結果には影響しないと説明されています。受験者にはどの問題が採点対象外かは分からないので、すべての問題に同じように取り組みます。

製品の版

受験ガイドには、どの製品のリリースに合わせた問題が出るかが書かれています。Salesforceは年に何度か機能の更新を行うので、勉強を始める前に、受験ガイドでその時点の版を確かめ、教材が新しい機能に対応しているかを確かめます。

想定されている受験者

受験ガイドでは、受験者に求められる知識として、エンドユーザーが使える機能と、アドミニストレーターが使える設定のオプションについての一般的な知識が挙げられています。さらに、Platformアドミニストレーターとして6か月以上の経験があり、試験範囲に書かれた作業を適切に行えることが求められるとされています。前提条件はないので経験がなくても受けられますが、実際にSalesforceを触って設定した経験があるかどうかが、合否を大きく左右します。

8つの出題範囲と割合

受験ガイドでは、出題範囲が8つに分けられ、それぞれの割合が示されています。

出題範囲の一覧

出題範囲 割合
設定とセットアップ 15%
オブジェクトマネージャーとLightningアプリケーションビルダー 15%
セールス&マーケティングアプリケーション 10%
サービス&サポートアプリケーション 10%
生産性向上とコラボレーション 10%
データ管理&分析 17%
自動化 15%
Agentforce 8%

最も割合が大きいのはデータ管理&分析の17%で、設定とセットアップ、オブジェクトマネージャー、自動化がそれぞれ15%で続きます。この4つで全体の6割を超えるので、勉強の時間もこの4つに多く配分します。

設定とセットアップ

会社の基本の設定(会計年度、営業時間、通貨など)、画面の設定、ユーザーの作成と管理、セキュリティの設定、データの共有の仕組み、プロファイルと権限セットの使い分けが出題されます。

プロファイルと権限セットは、ユーザーが何をできるかを決める仕組みです。プロファイルはユーザーごとに1つ割り当てる基本の権限、権限セットは必要な人にだけ追加で与える権限、と考えると整理しやすくなります。共有の仕組みでは、ロールの階層、共有ルール、組織の共有設定など、誰がどのデータを見られるかを決める設定が問われます。この分野は、問題の場面を読んで、どの設定を使うのが適切かを判断する問題が多くなります。

オブジェクトマネージャーとLightningアプリケーションビルダー

オブジェクトとは、Salesforceの中でデータを入れる箱のことです。取引先、商談、ケースなどの標準のオブジェクトと、会社が独自に作るカスタムのオブジェクトがあります。この分野では、オブジェクトどうしの関係(主従関係、参照関係)、項目やページのレイアウトの作り方、レコードタイプ、項目を削除したときの影響などが問われます。

セールス&マーケティングアプリケーション

リード(見込み客)、商談、キャンペーンなど、営業とマーケティングの機能が出題されます。リードの取引開始や、リードの割り当てのルール、売上の予測などの機能を、どんな場面で使うかが問われます。

サービス&サポートアプリケーション

問い合わせを管理するケースの機能が中心です。ケースの割り当てのルール、キュー、自動でメールを返すルール、エスカレーションのルールなど、問い合わせの対応を自動化する機能が出題されます。

生産性向上とコラボレーション

ToDoや行動などの活動の管理、社内のコミュニケーションの機能であるChatter、Salesforceのモバイルアプリケーション、AppExchangeのアプリケーションの使い方が出題されます。

データ管理&分析

データのインポート、更新、一括削除、エクスポート、バックアップの考え方、重複を防ぐルールや入力規則、レポートとダッシュボードの作り方が出題されます。最も割合が大きい分野で、レポートの種類や、ダッシュボードの設定の細かな違いまで問われます。

自動化

フロー、承認プロセス、各種のルールなど、作業を自動で動かす仕組みが出題されます。フローとは、決まった条件のときに決まった処理を自動で行う仕組みを、画面の操作で作れる機能のことです。画面フロー、レコードトリガーフロー、自動起動フローなど、種類ごとの使いどころが問われます。

Agentforce

AIのエージェントの機能であるAgentforceについて、機能と使いどころ、プロンプトと指示の管理などが出題されます。割合は8%ですが、新しく加わった分野なので、古い教材には載っていないことがあります。

勉強の進め方

Salesforceの試験は、知識を覚えるだけでなく、場面を読んで適切な設定を選ぶ力が問われます。実際に触りながら学ぶことが、合格への近道です。

Trailheadを使う

Salesforceは、Trailheadという無料の学習のサービスを提供しています。Trailheadでは、テーマごとの短い学習の単元を進めながら、練習用の環境で実際に設定を試せます。受験ガイドでは、試験の準備のための学習の組み合わせ(Trailmix)や、実際の課題を解くSuperbadgeが勧められています。

受験ガイドで勧められている自習用の教材は、次のとおりです。

  • Trailmix:Prepare for Your Salesforce Platform Administrator Certification
  • Superbadge:Object Relationships(オブジェクトリレーション)
  • Superbadge:Flow Administration(フロー管理)

練習用の環境で手を動かす

Trailheadでは、練習用の環境を使って、本物と同じ画面で設定を試せます。試験範囲に書かれた設定を、1つずつ自分の手で試してみることが大切です。

  1. ユーザーを作り、プロファイルと権限セットを割り当てる
  2. カスタムのオブジェクトと項目を作り、ページのレイアウトを整える
  3. 共有の設定を変えて、別のユーザーで見え方がどう変わるかを確かめる
  4. レポートとダッシュボードを作る
  5. フローで簡単な自動化を作り、動きを確かめる

特に共有の設定は、文章で読むだけでは理解しにくい分野です。設定を変えた後に、別のユーザーとしてログインして見え方を確かめると、仕組みが体で分かります。

講座を使う

Trailhead Academyでは、講師による講座も用意されています。受験ガイドでは、認定Platformアドミニストレーター試験ポイントスタディ(CRT101J)や、Salesforce管理I(ADX201-1、ADX201-2)が勧められています。勤め先が研修の費用を負担してくれる場合は、講座を使うと体系的に学べます。

公式のヘルプを読む

受験ガイドでは、試験範囲のトピックをSalesforceのヘルプで検索し、関連する情報を学ぶことも勧められています。ヘルプには、機能ごとの細かな決まりや注意の点が書かれていて、試験で問われやすい「この設定をするとどうなるか」の答えが見つかります。

勉強の計画の例

勉強に必要な期間は、Salesforceを使った経験によって大きく変わります。公式の目安は示されていないので、ここでは計画を立てるときの考え方を示します。

実務でSalesforceを使っている人

日常的にSalesforceの設定をしている人は、試験範囲の一覧と自分の経験を照らし合わせ、触ったことのない分野を洗い出すところから始めます。普段使っていない機能(たとえばサービスの機能や、Agentforce)を中心に学び、全体を見直してから受験します。

Salesforceを使ったことがない人

時期 やること
最初の1か月 Trailheadの基本の単元で、Salesforceの画面と用語に慣れる
2か月目 設定とセットアップ、オブジェクトマネージャーを練習用の環境で試す
3か月目 データ管理と分析、自動化を練習用の環境で試す
4か月目 残りの分野を学び、試験範囲の一覧で漏れを確かめて見直す

割合に合わせて時間を配分する

勉強の時間は、出題範囲の割合に合わせて配分すると効率的です。データ管理&分析、設定とセットアップ、オブジェクトマネージャー、自動化の4つに多くの時間をかけ、割合の小さい分野は基本の機能を押さえることを目標にします。

問題の解き方

試験の問題は、場面を説明する文章を読んで、適切な設定や機能を選ぶ形が多くなります。

場面の条件を読み取る

問題文には、「営業部のメンバーだけがこのデータを見られるようにしたい」「入力の誤りを防ぎたい」など、達成したいことが書かれています。何を達成したいのか、誰に対してなのか、どんな制約があるのかを読み取り、それに合う機能を選びます。

似た機能の違いを押さえる

Salesforceには、似た目的の機能が複数あります。プロファイルと権限セット、主従関係と参照関係、フローと承認プロセスなど、似た機能の違いと使いどころを表にまとめておくと、選択肢で迷いにくくなります。

時間の配分

105分で最大65問なので、1問あたりおよそ1分半です。迷う問題はいったん印を付けて先に進み、最後に見直す解き方を練習しておくと、時間切れを防げます。

迷いやすい機能の比べ方

試験では、似た目的を持つ機能の中から、場面に合うものを選ぶ問題が多く出ます。迷いやすい組み合わせを、考え方の違いで整理しておきます。細かな仕様は、Salesforceのヘルプで確かめてください。

プロファイルと権限セット

比べる点 プロファイル 権限セット
割り当て ユーザーごとに1つ 必要な人に複数追加できる
使いどころ 職種ごとの基本の権限を決める 一部の人にだけ追加の権限を与える

「営業部の中の数人にだけ、ある機能を使わせたい」という場面なら、プロファイルを新しく作るより、権限セットで追加するほうが管理が楽になる、と考えるのが基本です。

ロールの階層と共有ルール

ロールの階層は、上司が部下のデータを見られるようにする仕組みです。共有ルールは、条件に合うデータを、特定のグループやロールの人に追加で見せる仕組みです。「上の役職の人が部下のデータを見る」ならロールの階層、「部署をまたいで特定のデータを見せる」なら共有ルール、と場面で考えます。どちらも、組織の共有設定で決めた基本の見え方を広げる方向に働く点を押さえておきます。

主従関係と参照関係

オブジェクトどうしをつなぐ関係にも2種類あります。主従関係は、親のレコードが削除されると子のレコードも削除されるような、強い結びつきの関係です。参照関係は、より緩やかなつながりの関係です。主従関係では、親のレコードに子のレコードの数や合計を集計する積み上げ集計の項目が使えます。

入力規則と重複ルール

入力規則は、決められた条件に合わないデータの保存を止める仕組みです。重複ルールは、すでにあるデータと同じようなデータが登録されそうなときに、警告を出したり止めたりする仕組みです。「入力の誤りを防ぎたい」なら入力規則、「同じ顧客が二重に登録されるのを防ぎたい」なら重複ルール、と目的で選びます。

インポートウィザードとデータローダー

データを取り込む道具にも、画面の中で使うインポートウィザードと、別の道具として使うデータローダーがあります。扱うデータの量やオブジェクトの種類、削除やエクスポートが必要かどうかで使い分けます。どちらで何ができるかは、ヘルプで確かめて表にまとめておくと、試験の前の見直しに役立ちます。

英語の情報との付き合い方

Salesforceの学習の情報は、英語で書かれたものが多くあります。日本語で受験する場合でも、英語の情報との付き合い方を知っておくと、勉強の幅が広がります。

画面の言葉をそろえる

Trailheadの練習用の環境やSalesforceの画面は、言語を切り替えられます。日本語で受験する人は、画面も日本語にして練習すると、試験の問題に出てくる機能の名前と、画面の名前が一致して覚えやすくなります。

英語の名前も一緒に覚える

一方で、英語の解説やコミュニティの情報を読むときは、英語の機能の名前が必要になります。日本語の名前と英語の名前を並べて覚えておくと、調べものの幅が広がります。たとえば、権限セットはPermission Set、フローはFlow、ダッシュボードはDashboardです。

コミュニティを使う

Trailheadには、学習者どうしが質問し合えるコミュニティもあります。分からないことがあったときは、同じ疑問を持った人の質問が見つかることがあります。ただし、コミュニティの情報は個人の経験に基づくものなので、最終的には公式のヘルプで確かめます。

試験の直前の1週間の過ごし方

試験の直前は、新しいことを覚えるより、学んだことを整理して確実にする時期です。

  1. 受験ガイドの試験範囲の一覧を読み、説明できない項目に印を付ける
  2. 印を付けた項目だけを、ヘルプと練習用の環境で確かめ直す
  3. 迷いやすい機能の比べ方の表を見直す
  4. 時間を計って問題を解き、1問あたりの時間の感覚をつかむ
  5. オンライン試験の場合は、受験の環境の確認を済ませる

前日は早めに休み、当日は時間に余裕を持って準備します。テストセンターで受ける場合は、会場までの道順と、本人確認の書類を前日までに確かめておきます。オンライン試験の場合は、机の上を片付け、ほかの人が部屋に入らないよう家族に伝えておきます。

不合格だった場合も、試験の結果から出題範囲ごとの出来を振り返り、弱い分野を中心に学び直してから再受験します。再受験料は通常の受験料より低く設定されているので、焦らずに準備を整えてから申し込みます。

受験の申し込みと当日

試験はテストセンターか、試験監督付きのオンライン試験で受けられます。

申し込みの流れ

  1. Trailhead Academyで受験の申し込みをする
  2. テストセンターかオンライン試験かを選ぶ
  3. 日時を予約し、受験料を支払う
  4. オンライン試験の場合は、パソコンと受験の環境の条件を事前に確かめる

Trailhead Academyには、オンライン監督付きの試験の予約の方法を説明する動画や、試験の予約、バウチャー(受験料の引換券)の決まりについての記事が用意されています。

試験の行動規範

試験の開始時には、Salesforceの認定資格プログラムの規約と行動規範への同意が求められます。試験の問題を外に漏らすことなどは禁止されているので、規約の内容を事前に読んでおきます。

合格した後の更新

Salesforceの認定は、取って終わりではありません。

年1回の更新

受験ガイドでは、認定Platformアドミニストレーターの資格を更新するには、Trailheadで年1回提供されるバッジを完了する必要があると説明されています。期限までにすべての更新の要件を満たさないと、資格は失効します。Salesforceは機能の更新が多いため、資格を持つ人が新しい機能を学び続ける仕組みになっています。

更新を忘れないために

更新の期限は、Trailheadの画面で認定資格の状態として確かめられます。更新のバッジが公開されたら早めに取り組み、期限の直前に慌てないようにします。

次に目指す認定

Platformアドミニストレーターを取った後は、仕事の方向に合わせて次の認定を選びます。

  • 管理を深めたい人:Salesforce認定Platformアドミニストレーター上級
  • 画面の設定でアプリを作りたい人:Salesforce認定Platformアプリケーションビルダー
  • 営業やサービスの導入を支援したい人:Agentforce SalesコンサルタントやAgentforce Serviceコンサルタント
  • AIの機能を扱いたい人:Agentforceスペシャリスト

上級の認定は、高度な機能を使ってさまざまな業務の問題を解決できる、経験豊富な管理者を対象にしています。

資格を仕事に生かす

Salesforceのアドミニストレーターの資格は、Salesforceを使う会社の社内の仕事と、導入を支援する仕事の両方で評価されます。

社内の管理者として

Salesforceを使う会社では、社員からの「この項目を追加したい」「このレポートを作ってほしい」といった依頼に応える管理者が必要です。資格の勉強で学んだ知識は、そうした依頼に、適切な設定で応える力になります。

導入の支援や業務の改善

Salesforceの導入を支援する仕事や、業務の流れを見直して自動化する仕事でも、アドミニストレーターの知識は土台になります。業務の改善やシステムの活用を支援する仕事の種類は、アプリケーション開発のお仕事でも、求められるスキルとあわせて確かめられます。経営とITの両方の視点を深めたい人は、ITストラテジスト試験の難易度と年収効果|経営×ITの最高峰資格を攻略するのように、上位の国家試験を視野に入れる道もあります。

在宅ワーク市場から見たSalesforceの資格

最後に、2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた運営者として、業務のシステムの資格を持つ人の働き方について見てきた傾向を整理します。

業務を理解する人が選ばれる

Salesforceの設定の仕事は、画面の操作で進められるため、在宅で受けやすい分野の1つです。在宅でこうした仕事を長く続けている人は、設定の知識だけでなく、依頼主の業務の流れを理解しようとする姿勢で信頼を得ています。依頼主が本当に困っているのは、「項目を追加したい」ことではなく、その先の「営業の報告に時間がかかる」「問い合わせの対応が漏れる」といった業務の問題です。そこまで聞き取って、適切な設定を提案できる人が、次の仕事も任されやすくなります。

直接取引で手取りが厚くなる

業務のシステムの設定の仕事は、一度関わると、機能の追加や更新の依頼が続きやすい分野です。仲介の手数料が毎回差し引かれる形だと、長い付き合いになるほど受け手の手取りの差が大きくなります。依頼主と受け手が手数料0%で直接やり取りできる形なら、依頼主は同じ予算でより多くの改善を頼めて、受け手は手取りが厚くなります。年1回の更新で新しい機能を学び続け、その知識を長く続く関係の中で生かしていくことが、在宅の仕事を安定させる近道です。業務の改善やAIの活用を支援する仕事の広がりは、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で確かめられます。

よくある質問

Q. Salesforce認定Platformアドミニストレーターの試験は何問ですか?

公式の受験ガイドでは、多肢選択方式の60問と、採点対象外の最大5問で、試験の所要時間は105分とされています。合格点は68%です。採点対象外の問題はランダムに含まれていて、どの問題かは受験者には分からないので、すべての問題に同じように取り組んでください。

Q. 受験料はいくらですか?

受験料は30,000円(税抜)、200 USD(税抜)で、再受験料は15,000円(税抜)、100 USD(税抜)です。受験ガイドには、2026年7月24日19時30分(日本時間)以降に申し込む再受験から受験料の半額で受けられるというお知らせも載っています。料金は改定されることがあるので、申し込む前にTrailhead Academyの案内で確かめてください。

Q. Salesforceを使ったことがなくても受験できますか?

前提条件はないので受験できます。ただし受験ガイドでは、アドミニストレーターとして6か月以上の経験があることが想定されています。経験がない人は、無料のTrailheadの練習用の環境で、ユーザーの作成、共有の設定、レポート、フローなど、試験範囲の設定を1つずつ実際に試しながら勉強を進めてください。

Q. 合格した後に更新は必要ですか?

必要です。受験ガイドでは、資格を更新するにはTrailheadで年1回提供されるバッジを完了する必要があり、期限までに更新の要件を満たさないと資格は失効すると説明されています。更新の期限はTrailheadの画面で認定資格の状態として確かめられるので、更新のバッジが公開されたら早めに取り組んでください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年4月3日最終更新:2026年10月19日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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