【重要】PHPの脆弱性、うちのサイトは大丈夫?今すぐチェック

山元紙包装社のパッケージショップJPへの不正アクセス|カード情報1,395件と個人情報3,973件が漏洩した可能性 対象と確かめること 2026

@SOHO編集部
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山元紙包装社のパッケージショップJPへの不正アクセス|カード情報1,395件と個人情報3,973件が漏洩した可能性 対象と確かめること 2026

この記事のポイント

  • ✓山元紙包装社の不正アクセスとして検索される
  • ✓2026年1月28日公表のパッケージショップJPの件を会社の発表で整理
  • ✓2021年6月4日から2025年1月17日までにカード決済をした客のカード情報1,395件

山元紙包装社の不正アクセスとして検索されている件は、株式会社山元紙包装社が2026年1月28日に公表した「弊社が運営する「パッケージショップ JP」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」です。紙袋や紙箱などの包装資材の通販サイト「パッケージショップ JP」が第三者の不正アクセスを受け、客の個人情報(3,973件)とクレジットカード情報(1,395件)が漏洩した可能性があることが分かりました。対象は、2021年6月4日から2025年1月17日までの期間に、このサイトでクレジットカード決済をした客です。2026年11月1日時点で、この発表のあとに会社から新しい報告が出たことは確かめられていません。会社は、カード会社と連携した取引のモニタリングを続けているとし、カードの差し替えを希望する場合の再発行の手数料を客の負担にしないよう、カード会社に依頼したとしています。お詫びの品や金銭の補償については、発表に書かれていません。

対象の期間にカード決済をした人がまずすることは、クレジットカードの利用明細に身に覚えのない請求がないかを確かめることです。身に覚えのない請求があれば、カードの裏面に書かれたカード会社に問い合わせてください。

あわせて、このサイトで使っていたパスワードを、ほかのサービスでも使っている場合は、そちらを変えておきます。漏洩した可能性がある個人情報に、パスワードが含まれているためです。

2026年11月1日時点で、発表のPDFが掲載されていたパッケージショップ JPのページは、サイトのシステムの点検・改修のため開けない状態です。この記事は、インターネット上の記録保存サービスであるInternet Archiveに保存された、2026年10月18日時点の同じPDFの控えで内容を確かめて書いています。控えは、2026年1月29日の最初の保存から10月18日まで、同じ内容のまま保存されています。報道や解説記事に出ている推測は入れていません。

パッケージショップ JPで何が起きたのか

パッケージショップ JPは、株式会社山元紙包装社(大阪市都島区)が運営する包装資材の通販サイトです。紙袋、手提げ袋、ポリ袋、紙箱、不織布バッグなどの無地の既製品を扱っています。「パッケージショップ」という名前の通販サイトはほかにもありますが、今回の件は、山元紙包装社が運営する「パッケージショップ JP」の件です。

発表の骨子は次のとおりです。

  • 第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションが改ざんされた
  • 2021年6月4日から2025年1月17日までの期間に、このサイトでクレジットカード決済をした客の情報が対象
  • 個人情報が漏洩した可能性があるのは3,973名、クレジットカード情報が漏洩した可能性があるのは1,395名
  • 一部の客のクレジットカード情報が不正利用された可能性がある
  • 漏洩した可能性のある客には、2026年1月28日から電子メールと書状で個別に連絡している
  • 個人情報保護委員会と所轄の警察署には、2025年9月9日に報告と被害申告をした

ペイメントアプリケーションとは、通販サイトで支払いの処理をするプログラムのことです。発表は、このプログラムが改ざんされたと説明していますが、どのように改ざんされ、情報がどのような経路で外に出たのかの細かい説明はありません。

公表の経緯と2026年11月1日時点の状況

発表に書かれた経緯と、2026年11月1日時点の状況を表にまとめます。

日付 出来事
2021年6月4日から2025年1月17日 対象となるカード決済の期間
2025年9月5日 一部のカード会社から、カード情報の漏洩懸念について連絡を受けた。同日、カード決済を停止。第三者調査機関による調査を開始
2025年9月9日 個人情報保護委員会に報告。所轄警察署に被害申告
2025年9月17日 調査機関による調査が完了
2026年1月28日 公表。対象の客への個別の連絡を開始
2026年11月1日時点 発表のPDFの掲載先は開けない状態。サイトはシステムの点検・改修のため、注文と会員ページの利用を停止中

発表の書き出しは次のとおりです。

このたび、弊社が運営する「パッケージショップ JP」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様の個人情報(3,973 件)および、クレジットカード情報(1,395 件)が漏洩した可能性があることが判明いたしました。 出典: 株式会社山元紙包装社「弊社が運営する「パッケージショップ JP」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」(2026年1月28日。Internet Archiveに保存された2026年10月18日時点の控えで確認)

2026年11月1日時点のパッケージショップ JPのトップページには、PHPのバージョンアップに伴うシステムの点検・改修のため、注文(カート)と会員ページの利用を一時停止している、という案内が出ています。PHPとは、ウェブサイトを動かすためのプログラムの言語の一つです。停止中も、問い合わせフォーム、電話、FAXで注文と見積もりを受け付けているとされています。この案内には、1月28日の件についての記載はありません。そのため、この停止と今回の件の関係は、この記事では書きません。

発表は、改修後のパッケージショップ JPの再開日について、決定しだい改めてウェブサイトで知らせるとしていました。2026年11月1日時点のトップページの案内も、注文の再開は準備が整いしだいこのページで知らせる、としています。

漏洩した可能性のある情報と対象

発表に挙げられた項目を表にまとめます。会社は、いずれも「漏洩した可能性」があると書いています。

区分 対象 漏洩した可能性のある情報
個人情報 期間中にクレジットカード決済をした客 3,973名 メールアドレス、パスワード、電話番号
クレジットカード情報 期間中にクレジットカード決済をした客 1,395名 クレジットカード番号、カード名義人名、有効期限、セキュリティコード
区分 発表の記載
含まれないと明記された項目 発表には記載がない
対象の期間 2021年6月4日から2025年1月17日まで
対象の決済 パッケージショップ JPでのクレジットカード決済

2つの表で人数が違う点に注意してください。発表は、個人情報の対象とカード情報の対象のどちらも「期間中にクレジットカード決済をされたお客様」と書いており、対象の決済の条件は同じです。個人情報が漏洩した可能性があるのは3,973名で、そのうちクレジットカード情報まで漏洩した可能性があるのが1,395名、という関係に読めます。ただし、発表は「1,395名が3,973名に含まれる」とは明記していません。

個人情報の項目に、氏名や住所が挙げられていない点も、この発表の特徴です。発表に挙げられているのは、メールアドレス、パスワード、電話番号の3つです。氏名については、クレジットカード情報の項目として「カード名義人名」が挙げられています。住所は、どちらの項目にも挙げられていません。発表に「含まれない」と明記された項目は無いため、住所について「含まれない」と言い切ることはできません。

カード名義人名とは、カードに記載された、カードを持つ本人の名前のことです。セキュリティコードとは、カードの裏面などに印字された3桁か4桁の数字のことです。通販サイトでカード払いをするときに、本人が手元にカードを持っていることを確かめるために使われます。カード番号、名義、有効期限に加えて、このコードまで含まれている点は、カードの不正利用の危険を考えるうえで大切です。

対象の期間が長いことの意味

今回の対象の期間は、2021年6月4日から2025年1月17日までの3年7か月あまりです。期間が長いことで、利用者の側で気をつけたい点がいくつかあります。

まず、当時使っていたカードと、今使っているカードが違う場合があります。期間中にカードの有効期限が来て更新した場合、番号が変わらずに有効期限だけが変わることがあります。この場合、古い有効期限の情報が漏洩した可能性があっても、番号は今も同じということになります。反対に、期間中にカードを解約したり、紛失して番号が変わったりしていれば、そのカードはすでに使えません。

次に、期間の初めのころの注文は、本人も覚えていないことがあります。数年前に一度だけ紙袋を買った、という人もいるはずです。注文確認のメールを、メールソフトの検索で「パッケージショップ」と入れて探すと、注文の記録が見つかることがあります。

さらに、期間が長いので、そのころ使っていたパスワードを今も使い回しているかどうかを、思い出すのが難しいこともあります。思い出せない場合は、お金に関わるサービスとメールのパスワードだけでも、今回を機に見直しておくと安心です。

発表は、期間が2025年1月17日で終わっている理由を説明していません。この日付の意味は、この記事でも推測しません。

原因として発表されていること

発表は、原因を次のように説明しています。パッケージショップ JPのシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたため、という内容です。

脆弱性とは、プログラムの設計や作りの不備で、第三者に悪用されうる弱いところのことです。一般に、通販サイトの支払いの処理のプログラムが改ざんされると、客が入力したカード番号などが、本来の決済の処理とは別に、第三者に送られるようになることがあります。ただし、今回の件でどのように情報が外に出たのかについて、発表は細かく説明していません。

発表は、2025年9月17日に調査機関による調査が完了し、2021年6月4日から2025年1月17日の期間にパッケージショップ JPで購入した客のクレジットカード情報が漏洩し、一部の客のカード情報が不正利用された可能性があることを確認した、としています。

公表までに時間がかかった理由についての説明

今回の件では、カード会社から連絡を受けた2025年9月5日から、公表した2026年1月28日まで、約4か月と3週間の間がありました。発表は、この点について次のように説明しています。

本来であれば疑いがある時点で客に連絡し、注意を喚起するとともにお詫びするところだったが、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、客への迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、発表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことにした、という内容です。発表は、時間を要したことについて重ねてお詫びしています。

発表は、公表までの間も含めて、カード会社と連携して漏洩した可能性のあるカードの取引のモニタリングを続けているとしています。モニタリングとは、不正な取引が起きていないかを見張ることです。

山元紙包装社の対応

発表に書かれている会社の対応は次のとおりです。

  • 2025年9月5日に、パッケージショップ JPでのカード決済を停止した
  • 第三者調査機関による調査を行い、2025年9月17日に完了した
  • 2025年9月9日に、個人情報保護委員会に報告し、所轄警察署に被害申告をした
  • カード会社と連携し、漏洩した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続している
  • カードの差し替えを希望する客の再発行の手数料について、客の負担にならないようカード会社に依頼した
  • 漏洩した可能性のある3,973名の客に、電子メールと書状で個別に連絡する
  • システムのセキュリティ対策と監視体制を強化し、再発防止を図る

お詫びの品や金銭の補償については、発表に書かれていません。発表に無いことは、この記事でもあるとは書きません。情報漏えいの事案でお詫び金やポイントが出た例と、利用者が確かめることの考え方は、情報漏洩の補償はもらえるのか|お詫び金・ポイントの例と利用者が確かめること 2026で説明しています。

自分が対象かを確かめる方法

対象は、2021年6月4日から2025年1月17日までの期間に、パッケージショップ JPでクレジットカード決済をした客です。銀行振込や代金引換など、カード以外で支払った注文は、発表の対象の書き方からは外れます。

確かめる方法は次のとおりです。

  1. 2026年1月28日以降に、山元紙包装社から電子メールか書状が届いているか
  2. 対象の期間に、パッケージショップ JPでカード払いをした記録があるか(注文確認のメールや、カードの利用明細)
  3. どちらも分からない場合は、発表に載っているお客様相談窓口に問い合わせる

山元紙包装社からのメールや書状が届いたときは、次の点を確かめると、本物かどうかを見分ける手がかりになります。

  • 差出人が株式会社山元紙包装社になっているか
  • 書かれている窓口の電話番号が、発表に載っているフリーダイヤル 0120-1185-78 と同じか
  • カード番号やセキュリティコード、パスワードの入力を求めていないか

発表には、個別の連絡でカード番号などの入力を求めるとは書かれていません。連絡の中で、リンク先にカード番号やパスワードを入力するよう求められた場合は、偽の連絡を疑い、発表に載っている番号に電話して確かめてください。

メールアドレスを変えていたり、引っ越していたりすると、個別の連絡が届かないことがあります。対象の期間にカード払いをした覚えがあるのに連絡が届いていない場合は、窓口に問い合わせてください。

会社として包装資材を買っている場合は、注文した担当者と、支払いに使ったカードが会社のカードか個人のカードかを確かめてください。会社のカードであれば、経理の担当にも知らせておく必要があります。

発表に載っている窓口は次のとおりです。

項目 内容
名称 お客様相談窓口
電話番号 フリーダイヤル 0120-1185-78
受付時間 10:00~17:00(土・日・祝日除く)

発表には、窓口として問い合わせフォームも挙げられていますが、2026年11月1日時点ではパッケージショップ JPのサイトのシステムが点検・改修中です。電話で問い合わせるのが確実です。

対象の人がすること

カードの利用明細を確かめる

発表は、客にクレジットカードの利用明細に身に覚えのない請求項目がないか確かめるよう求めています。対象の期間が2021年6月から2025年1月までと長いので、その間に使っていたカードが今も同じかどうかも確かめます。カードを更新したり作り直したりしていても、カード番号が変わっていない場合があります。

明細は、紙の明細だけでなく、カード会社のウェブサイトやアプリで、直近の数か月分を見ておくと安心です。少額の請求や、海外のサイトからの請求、見慣れない名前の請求は、特に注意して確かめます。明細の見方と、身に覚えのない請求への対処は、クレジットカードの不正利用の確認方法|明細の見方と身に覚えのない請求への対処 2026で説明しています。

明細を確かめるときは、次の手順で進めると見落としが減ります。

  1. カード会社のアプリかウェブサイトにログインし、直近の数か月分の明細を表示する
  2. 請求の一つ一つについて、利用日、利用先の名前、金額を見る
  3. 利用先の名前に見覚えがないものは、自分の買い物の記録やレシートと照らし合わせる
  4. 照らし合わせても分からないものは、印を付けてカード会社に問い合わせる

利用先の名前は、実際の店の名前と違う表記で出ることがあります。たとえば、通販サイトの運営会社の名前や、決済代行会社の名前で表示される場合です。見覚えがないからといってすぐに不正と決めつけず、カード会社に確かめてもらうのが確実です。

家族カードを持っている人は、家族カードの明細も確かめます。家族が対象の期間にパッケージショップ JPで買い物をしていた場合、家族カードの情報が漏洩した可能性もあるからです。

身に覚えのない請求があれば、カード会社に連絡する

発表は、身に覚えのない請求項目があった場合は、カードの裏面に書かれたカード会社に問い合わせるよう求めています。問い合わせるときは、メールやSMSに書かれた番号ではなく、カードの裏面の番号を使います。

カードの差し替えを考える

発表によれば、カードの差し替えを希望する場合、再発行の手数料を客の負担にしないよう、会社がカード会社に依頼しています。セキュリティコードまで漏洩した可能性があるので、不安な人はカード会社に差し替えを相談するとよいでしょう。差し替えると番号が変わるので、公共料金や通販サイト、サブスクリプションなど、カードを登録している先の変更が必要になる点も覚えておいてください。

カードを差し替えるときの手順

カードの差し替えを決めた場合は、次の順番で進めると漏れが少なくなります。

  1. カードの裏面のカード会社に電話し、今回の件で差し替えたいことを伝える
  2. 新しいカードが届くまでの間に、古いカードを登録している先を書き出す
  3. 新しいカードが届いたら、公共料金、携帯電話、通販サイト、サブスクリプションなどの登録を順に変える
  4. 古いカードの番号で、引き落としの失敗の連絡が来ていないかを、しばらくの間確かめる

2番の書き出しには、カードの利用明細が役に立ちます。毎月決まった日に請求が来ている先が、登録を変える必要のある先です。年に一度だけ請求が来るサービスは見落としやすいので、過去1年分の明細を見ておくと安心です。

パスワードを使い回している先を変える

漏洩した可能性のある個人情報に、パスワードが含まれています。パッケージショップ JPで使っていたパスワードを、ほかのサービスでも使っている場合は、そちらのパスワードを変えてください。メールアドレスとパスワードの組み合わせが知られると、同じ組み合わせでほかのサービスにログインを試みられることがあります。変える順番は、お金に関わるサービス、メール、仕事で使うサービスの順が目安です。見直しの手順は、パスワードが漏洩したらどうなる|変更の順番と使い回しの見直し方 2026で説明しています。

電話番号とメールアドレスに届く偽の連絡に用心する

漏洩した可能性のある個人情報には、電話番号とメールアドレスも含まれています。これらを使って、カード会社や通販サイトを装った偽の連絡が届くことがあります。発表には、こうした連絡が実際に届いたという記載はありません。ここで書くのは、カード情報の漏えいのあとに一般に気をつけたいことです。

偽の連絡の型 よくある言い回し 見分けるときの手がかり
カード会社を装うSMS 「カードの利用を一時停止しました。確認はこちら」 SMSのリンクからカード番号や暗証番号を入力させる
通販サイトを装うメール 「情報漏洩のお詫びとして返金します」 返金の手続と言って、カード番号やセキュリティコードを求める
調査会社を装う電話 「不正利用の調査のため、カード番号を確認させてください」 電話でカードの番号やコードを聞く

メールやSMS、電話でカード番号やセキュリティコード、暗証番号を聞かれても、その場で答える必要はありません。いったん切って、カードの裏面の番号に自分でかけ直して確かめてください。

SMSで届く偽の連絡は、スミッシングと呼ばれます。見分け方は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順で説明しています。メールの偽の連絡の見分け方と、開いてしまったあとの対処は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処にまとめています。

警察庁は、フィッシングの被害に遭った場合は、最寄りの警察署又はサイバー事案に関する通報等のオンライン受付窓口に通報・相談するよう案内しています。カードの不正利用の被害に遭った場合はカード会社に、というように、被害に遭ったサービスを提供している会社にも相談するよう書かれています(警察庁「フィッシング対策」)。

カード情報の漏えいの事案で知っておきたいこと

通販サイトのカード情報の漏えいは、ほかの会社でも起きています。似た形の事案として、ツクツク!!!の件があります。経緯と利用者が確かめることは、ツクツク!!!の情報漏洩の可能性|不正アクセスでクレジットカード情報 19,115件(セキュリティコードを含む) 対象と確かめること 2026で紹介しています。会社も期間も件数も違う別の件なので、自分が対象かどうかは、それぞれの会社の発表で確かめてください。

今回の件の流れを、利用者の側から見て整理しておきます。

  • 対象は、決められた期間にそのサイトでカード払いをした人
  • 異変は、カード会社からの連絡をきっかけに分かった
  • 公表までの間も、カード会社と連携した取引のモニタリングが続けられていた
  • 対象の人には、メールと書状で個別に連絡するとされた

ほかの会社の事案を読むときも、対象の期間、支払いの方法、個別の連絡の有無の3点を確かめると、自分が対象かどうかを早く判断できます。

この件で発表から分からないこと

発表を読んでも、分からないことがいくつかあります。推測で埋めると判断を誤るので、2026年11月1日時点で確かめられた発表に書かれていないことを並べておきます。

  • 不正利用された可能性がある「一部のお客様」が何名か
  • 脆弱性がどのようなもので、ペイメントアプリケーションがどのように改ざんされたか
  • 対象の期間が2025年1月17日で終わっている理由
  • 住所が含まれているかどうか
  • お詫びの品や金銭の補償があるか

これらが分からなくても、対象の期間にカード払いをした人がすることは変わりません。カードの利用明細を確かめること、身に覚えのない請求があればカード会社に連絡すること、パスワードを使い回している先を変えること、の3つです。

発表の読み方として押さえておきたいのは、会社が「漏洩した可能性」と書いている点です。漏洩したと確定したのではなく、可能性があると分かった段階での発表です。一方で、一部の客のカード情報が不正利用された可能性も確認したとしており、明細の確認は念のためではなく、具体的な理由のある作業だと考えてください。

会社のカードで包装資材を買っていた事業者が確かめること

パッケージショップ JPは、店舗や事業者が紙袋や箱などを買うために使うことも多い通販サイトです。会社のカードで支払っていた場合に確かめたいことを整理します。

  1. 対象の期間に、誰が、どのカードで注文していたかを確かめる
  2. 会社のカードであれば、経理の担当に知らせ、カード会社の明細を確かめてもらう
  3. 注文に使ったメールアドレスが会社の共有のアドレスであれば、そのアドレスに届く偽の連絡に注意するよう、関係者に伝える
  4. 注文用に作ったアカウントのパスワードを、ほかの業務のサービスでも使っていないかを確かめる

担当者が異動や退職をしている場合、山元紙包装社からの連絡が、今は誰も見ていないアドレスに届いている可能性もあります。心当たりがあれば、お客様相談窓口に、会社名と注文の時期を伝えて問い合わせてください。

法人のカードで不正な請求が見つかった場合の扱いは、カード会社との契約によって変わることがあります。個人のカードと同じように補償されるとは限らないので、身に覚えのない請求を見つけたら、早めにカード会社に連絡し、扱いを確かめてください。請求を見つけた日と、連絡した日を記録しておくと、あとでカード会社とやりとりするときに役立ちます。

困ったときの相談先

カードの不正利用や、偽の連絡について困ったときの相談先を整理しておきます。

困っていること 相談先
身に覚えのない請求、カードの差し替え カードの裏面に書かれたカード会社
今回の件の対象かどうか、連絡が届いていない 山元紙包装社 お客様相談窓口(0120-1185-78)
偽の連絡によるお金の被害 最寄りの警察署、またはサイバー事案に関する通報等のオンライン受付窓口
勧誘や請求、契約のトラブル 消費者ホットライン 188

消費者庁は、困ったときは一人で悩まずに消費者ホットライン188に相談するよう呼びかけています。188は、近くの市区町村や都道府県の消費生活センターなどの相談窓口を案内する番号で、消費者庁につながるものではないと説明されています(消費者庁「消費者ホットライン」)。

相談するときは、届いた連絡の日時、差出人、内容を記録しておくと、話が進みやすくなります。偽のメールやSMSは、削除する前にスクリーンショットを撮っておくと、相談のときに見せられます。

在宅で仕事をする人が気をつけること

在宅で仕事をするフリーランスや個人事業主は、自分で通販サイトを運営したり、取引先の通販サイトの運用を手伝ったりすることがあります。今回の件は、通販サイトの支払いの処理のプログラムが改ざんされた事案です。サイトを運営する側になったときに気をつけたいことがあります。

個人情報保護委員会の漏えい等の対応のページでは、民間の事業者に委員会への報告が義務づけられる場合として、要配慮個人情報を含む漏えい等、不正に使われるとお金の被害が出るおそれがある漏えい等、不正の目的で行われたおそれがある漏えい等、本人の数が1,000人を超える漏えい等を挙げています。いずれも、そのおそれがある場合も含まれます。お金の被害が出るおそれがある例として、ECサイトからクレジットカード番号を含む個人データが漏えいした場合が挙げられています。一方で、カード番号の下4桁のみと有効期限の組み合わせの漏えいであれば、直ちに報告の対象にはならないとされています。報告は、発覚したら速やかに行うよう求められています。

つまり、カード番号を扱う通販サイトでは、件数が少なくても、漏えいのおそれがあれば報告の対象になりえます。個人で小さな通販サイトを運営している人も、この点は同じです。

通販サイトの運営や運用を手伝う人は、次のことを取引先と確かめておくと安心です。

  • カード番号を自分たちのサーバで扱っているか、決済代行会社のページで入力してもらう形か
  • サイトを動かすプログラムや部品が、最新の版に更新されているか
  • 異変に気づいたときに、誰に、どの順番で知らせるか

2026年11月1日時点のパッケージショップ JPの案内では、停止中の注文のカード払いについて、カード情報は決済代行会社のページで入力してもらい、会社では保持しない、と説明されています。カード番号を自分たちで持たない形にすることは、通販サイトを運営する側が取りうる対策の一つです。

続報を確かめる方法

2026年11月1日時点で、発表のPDFが掲載されていたパッケージショップ JPのページは開けない状態です。運営会社である山元紙包装社のウェブサイトのトップページにも、この件の掲載は見当たりません。続報が出るとしたら、パッケージショップ JPのサイトの再開に合わせて掲載される可能性がありますが、どこに載るかは発表に書かれていません。

確かめたいことがある場合は、発表に載っているお客様相談窓口(フリーダイヤル 0120-1185-78、受付 10:00~17:00、土・日・祝日除く)に電話で問い合わせるのが確実です。

続報を探すときは、ニュースサイトの記事ではなく、会社の公式の発表を確かめてください。山元紙包装社を名乗るメールやSMSで続報が届いた場合も、そのリンクから開かず、電話で窓口に確かめます。

情報を守る力を仕事に生かす

通販サイトの支払いの仕組みの守り方、異変に気づいたときの連絡の手順、事案の発表の読み方は、企業の情報管理を支える仕事でも求められる知識です。お詫びや案内の文書を正確に書く力も、こうした場面で役に立ちます。文書の書き方を体系的に学ぶ手段として、ビジネス文書検定があります。@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事では、在宅で受けられるセキュリティ関連の仕事の種類と探し方を紹介しています。

2004年から在宅ワークの仲介を続けてきた運営者として見てきた限りでは、通販サイトの運用を任される人ほど、サイトを動かす部品の更新の時期と、何かあったときの連絡先を最初に確かめています。異変に早く気づき、早く知らせることが、取引先と利用者の両方を守ります。

よくある質問

Q. パッケージショップJPで銀行振込や代金引換で買った人も対象ですか?

発表の対象は、2021年6月4日から2025年1月17日までの期間に、パッケージショップ JPでクレジットカード決済をした客です。個人情報が漏洩した可能性があるのは3,973名、クレジットカード情報が漏洩した可能性があるのは1,395名とされています。カード以外の支払いについては、発表の対象の書き方からは外れます。

Q. 漏洩した可能性のある情報に、住所は含まれていますか?

発表に挙げられた個人情報の項目は、メールアドレス、パスワード、電話番号です。クレジットカード情報の項目は、カード番号、カード名義人名、有効期限、セキュリティコードです。住所はどちらにも挙げられていませんが、発表に「含まれない」と明記された項目は無いため、気になる人はお客様相談窓口に確かめてください。

Q. カードを作り直すと、手数料はかかりますか?

発表によれば、カードの差し替えを希望する場合、再発行の手数料を客の負担にしないよう、会社がカード会社に依頼しています。差し替えの手続は、カードの裏面に書かれたカード会社に相談してください。差し替えるとカード番号が変わるので、カードを登録している先の変更が必要になります。

Q. 2026年11月1日時点で、続報は出ていますか?

2026年11月1日時点で、2026年1月28日の発表のあとに会社から新しい報告が出たことは確かめられていません。発表のPDFの掲載先は、サイトのシステムの点検・改修のため開けない状態です。確かめたいことは、お客様相談窓口(0120-1185-78、10:00~17:00、土・日・祝日除く)に問い合わせてください。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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