Oracle認定資格の種類|Javaとデータベースの試験の選び方


この記事のポイント
- ✓Oracleの認定試験を調べている人に向けて
- ✓Java(Bronze・Silver・Gold)とデータベース(ORACLE MASTER)とOCIの認定の種類
- ✓試験時間・出題数・合格ライン
Oracleの認定試験を調べ始めると、Java、データベース、クラウドなど分野が多く、さらにBronze、Silver、Goldといった段階や、試験の版の違いまであって、どれを受ければよいのか迷う人が多いはずです。結論から言うと、Oracleの認定試験は、大きく分けて、Javaのプログラミングの力を示す「Oracle Certified Java Programmer」、データベースの管理とSQLの力を示す「ORACLE MASTER」、Oracleのクラウドの力を示す「OCI」の認定の3つの系統から、自分の仕事に近いものを選ぶのが基本です。ただし、Javaの試験は2026年11月30日と2027年2月28日に配信を終える版があり、受ける版の選び方に注意が必要です。この記事では、Oracleの認定試験の種類、試験の時間と出題数と合格ライン、配信終了の予定、受験の方法、選び方、勉強の進め方までを、日本オラクルとピアソンVUEの公式の案内をもとに順に説明します。
Oracleの認定試験とはどんな資格か
Oracleの認定試験は、Oracle社の製品や技術についての知識と技能を認定する試験です。Oracle社は、データベースの製品や、プログラミング言語のJava、クラウドのサービスなどを提供している会社で、その製品を扱う技術者の力を測るために、さまざまな認定の制度を用意しています。
3つの大きな系統
日本語で受けられるOracleの認定試験は、日本オラクルの認定試験一覧(日本語試験)で確かめられます。主な系統は次のとおりです。
| 系統 | 主な認定 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Java | Oracle Certified Java Programmer(Bronze、Silver、Gold) | Javaでアプリケーションを開発する人 |
| データベース | ORACLE MASTER(Bronze、Silver、Gold、Platinum) | データベースを管理する人、SQLを書く人 |
| クラウド | Oracle Cloud Infrastructure(OCI)の認定 | Oracleのクラウドを設計し、運用する人 |
このほかにも、MySQL、Oracleの業務アプリケーションのクラウドなどの認定があります。仕事で使っている製品に合わせて、系統を選ぶのが基本です。
段階に分かれた認定
JavaとORACLE MASTERの認定は、Bronze、Silver、Goldのように段階に分かれています。Bronzeは入門、Silverは基本、Goldは中上級というように、段階が上がるほど求められる力が高くなります。自分の今の力に合った段階から受け、順に上の段階を目指すことができます。
試験を実施する会社
Oracleの認定試験は、試験の種類によって実施する会社が違います。ピアソンVUEのオラクル認定試験のページでは、次のように案内されています。
- Oracle Database、 MySQL、 Java、 Solaris 認定試験 (日本語試験・中国語試験)は、ピアソンがオンライン (OnVUE)、またはテストセンターで実施します。他のすべての試験は、オラクルがオンラインで実施します。 出典: pearsonvue.com
つまり、JavaやORACLE MASTERの日本語の試験は、ピアソンVUEのテストセンターか、自宅などからのオンライン試験で受け、OCIなどの試験は、Oracleがオンラインで実施する、という分け方です。同じページでは、18歳未満の人は認定試験を受けられないことも案内されています。
Javaの認定試験
Javaは、企業の業務システムやWebのアプリケーションの開発で広く使われているプログラミング言語です。Oracle Certified Java Programmerは、Javaのプログラミングの力を段階ごとに認定します。
3つの段階
日本オラクルの各試験のページでは、それぞれの段階の位置付けが次のように説明されています。
- Bronze SE:言語未経験者向けの入門の資格で、Java言語を使ったオブジェクト指向のプログラミングの基本の知識を評価する
- Silver SE 17:開発初心者向けの資格で、Javaのアプリケーションの開発に必要な基本のプログラミングの知識を持ち、上級者の指導のもとで開発の作業を行える力を評価する
- Gold SE 17:中上級者向けの資格で、設計者の意図を正しく理解して、独力で機能を実装できる力を評価する
オブジェクト指向とは、データとそれを扱う処理をひとまとまりの「オブジェクト」として扱い、プログラムを組み立てる考え方のことです。Javaはこの考え方を土台にした言語で、どの段階の試験でも、オブジェクト指向の理解が問われます。
試験の一覧
日本オラクルの認定試験一覧に載っている、日本語で受けられるJavaの試験は次のとおりです。
| 試験番号 | 試験名 | 対象の資格 | 試験時間 | 出題数 | 合格ライン |
|---|---|---|---|---|---|
| 1Z0-818-JPN | Java SE Bronze | Bronze SE | 65分 | 60問 | 60% |
| 1Z0-825-JPN | Java SE 17 Programmer I | Silver SE 17 | 90分 | 60問 | 65% |
| 1Z0-826-JPN | Java SE 17 Programmer II | Gold SE 17 | 90分 | 60問 | 65% |
| 1Z0-815-JPN | Java SE 11 Programmer I | Silver SE 11 | 180分 | 80問 | 63% |
| 1Z0-816-JPN | Java SE 11 Programmer II | Gold SE 11 | 180分 | 80問 | 63% |
試験時間のほかに、受験の契約への同意やアンケートのための時間が、15分から30分以内で必要と案内されています。
Java SE 11とSE 17の配信終了の予定
日本オラクルの認定試験一覧では、Java SE 11 Programmer I(1Z0-815-JPN)とJava SE 11 Programmer II(1Z0-816-JPN)が2026年11月30日で配信を終了すると案内されています。さらに、Java SE 17 Programmer I(1Z0-825-JPN)とJava SE 17 Programmer II(1Z0-826-JPN)も、2027年2月28日で配信を終了すると書かれています。
これから受ける人は、配信が終わる前に合格できるかを考えて、受ける版を選ぶ必要があります。試験の配信が終わっても、すでに取った資格がなくなるわけではないのが一般的ですが、新しい版の試験の案内がいつ出るかは、日本オラクルの公式の案内で確かめてください。勉強を始める前に、自分が受けたい試験の配信がいつまで続くかを必ず確かめておきます。
上の段階への進み方
日本オラクルのGold SE 17のページでは、Gold SE 17の資格を取るには、Java SE 17 Programmer II(1Z0-826-JPN)の試験に合格する必要があると説明されています。また、以前の版のGoldの資格を持っている人は、この試験に合格すればGold SE 17にアップグレードできるとも案内されています。Bronze SEの資格は、以前のBronze SE 7/8の資格を持っている人は自動的に認定されると書かれています。資格の取り方の条件は、試験の版によって違うことがあるので、受ける前に各試験のページで確かめてください。
Javaの試験で問われる内容の考え方
Javaの試験では、一般に、データの型と変数、条件分岐と繰り返し、クラスとオブジェクト、継承、例外の処理、複数のデータをまとめて扱うコレクションなどが、段階に応じて問われます。上の段階になるほど、より新しい書き方や、大きなプログラムを組み立てるための仕組みの理解が求められます。正確な出題の範囲は、試験の版ごとに日本オラクルのチェックリストで公開されているので、必ずそちらで確かめてください。
Javaの試験の問題には、短いプログラムを示して、実行するとどうなるかを問う形がよく見られます。「どの値が表示されるか」「どの行でエラーになるか」を選ぶ問題では、文法の細かい決まりを正確に知っている必要があります。ふだんの開発では開発の道具がエラーを教えてくれるため気づかない決まりも、試験では自分の頭で判断しなければなりません。
データベースの認定試験(ORACLE MASTER)
ORACLE MASTERは、Oracleのデータベースの技術者を認定する、日本独自の資格の体系です。データベースの管理と、データを扱う言語であるSQLの力を、段階ごとに認定します。
データベースとSQL
データベースとは、たくさんのデータを整理して保存し、必要なときに素早く取り出せるようにした仕組みのことです。SQLは、データベースからデータを取り出したり、追加したり、書き換えたりするための言語です。企業の業務システムの多くは、裏側でデータベースを使っていて、その管理とSQLの力は、システムの開発や運用の仕事で広く求められます。
2019の版と26aiの版
日本オラクルの資格の一覧では、ORACLE MASTERに、Oracle Database 12c/18c/19cに対応した「2019」の版と、新しいOracle AI Database 26aiに対応した版の2つが並んでいます。ORACLE MASTERのポータルでは、Oracle AI Database 26aiに対応した資格が新たに登場したことが案内されています。
| 段階 | 2019の版 | 26aiの版 |
|---|---|---|
| Bronze DBA | ORACLE MASTER Bronze DBA 2019 | ORACLE MASTER Bronze DBA Oracle AI Database 26ai |
| Silver DBA | ORACLE MASTER Silver DBA 2019 | ORACLE MASTER Silver DBA Oracle AI Database 26ai |
| Gold DBA | ORACLE MASTER Gold DBA 2019 | ORACLE MASTER Gold DBA Oracle AI Database 26ai |
| Platinum DBA | ORACLE MASTER Platinum DBA 2019 | 提供予定(時期未定) |
| Silver SQL | ORACLE MASTER Silver SQL 2019 | ORACLE MASTER Silver SQL Oracle AI Database 26ai |
DBAとは、データベースの管理者(Database Administrator)のことです。DBAの系統の資格は、データベースを動かし、守り、性能を保つ力を問います。Silver SQLは、SQLを使ってデータを扱う力を問う資格です。
試験の一覧
日本オラクルの認定試験一覧に載っている、主なデータベースの試験は次のとおりです。
| 試験番号 | 対象の資格 | 試験時間 | 出題数 | 合格ライン |
|---|---|---|---|---|
| 1Z0-085-JPN | Bronze DBA 2019 | 120分 | 70問 | 65% |
| 1Z0-082-JPN | Silver DBA 2019 | 120分 | 72問 | 60% |
| 1Z0-083-JPN | Gold DBA 2019 | 120分 | 68問 | 57% |
| 1Z0-071-JPN | Silver SQL 2019 | 120分 | 78問 | 63% |
| 1Z0-185-JPN | Bronze DBA 26ai | 120分 | 70問 | 65% |
| 1Z0-182-JPN | Silver DBA 26ai | 120分 | 60問 | 65% |
| 1Z0-183-JPN | Gold DBA 26ai | 120分 | 65問 | 60% |
| 1Z0-171-JPN | Silver SQL 26ai | 120分 | 60問 | 65% |
Platinum DBA 2019は、2日間の実技試験で行われ、合格ラインは公開されていません。
日本語で受ける必要がある
日本オラクルの認定試験一覧では、ORACLE MASTERの資格として認定されるには、日本語で試験を受ける必要があると注意されています。英語の試験で受けた場合は、Oracleの国際的な認定の対象にはなりますが、ORACLE MASTERの資格として同時に認定される対象にはならないと書かれています。ORACLE MASTERを目指す人は、試験番号の末尾が「JPN」の日本語の試験を選びます。
古い版の資格の扱い
ORACLE MASTERのポータルでは、Oracle Database 12cの版の試験は2022年8月15日で配信を終えたと案内されています。同じ案内には、試験の配信が終わっても、取った資格が失効するわけではないと補足されています。古い版の資格を持っている人も、資格そのものは引き続き有効です。
MySQLの認定もある
データベースの分野では、ORACLE MASTERのほかに、MySQLの認定もあります。MySQLは、Webのサービスなどで広く使われている、Oracleが提供するデータベースの製品です。日本オラクルの認定試験一覧では、MySQL Implementation Associate(1Z0-922-JPN)が90分で50問、合格ライン60%、MySQL HeatWave Implementation Associate Rel 1(1Z0-915-1-JPN)が90分で65問、合格ライン60%と案内されています。Webのサービスの開発や運用でMySQLを使っている人は、ORACLE MASTERよりもこちらのほうが仕事の内容に近い場合があります。
クラウドの認定試験(OCI)
OCIとは、Oracle Cloud Infrastructureの略で、Oracleが提供するクラウドのサービスのことです。OCIの認定は、このクラウドを設計し、運用する力を認定します。
無償で受けられる試験がある
日本オラクルの認定試験一覧では、OCIの試験のうち、Oracle Cloud Infrastructure Foundations Associate(1Z0-1085-26-JPN)、Oracle Cloud Infrastructure Architect Associate(1Z0-1072-26-JPN)、Oracle Cloud Infrastructure AI Foundations Associate(1Z0-1122-26-JPN)などが「無償」と案内されています。クラウドの基礎を学びたい人にとって、費用をかけずに挑戦できる入口になります。上位のProfessionalの試験は、Exam Subscriptionという有料の仕組みで受ける形です。
試験の形式
OCIの日本語の試験は、Associateの多くが60分で40問、Professionalが90分で50問という形式で、合格ラインは65%から68%と案内されています。試験名には「26」のように年の版が付いていて、毎年のように新しい版に入れ替わります。古い版の名前で紹介している記事も多いので、受ける前に最新の試験の名前と番号を一覧で確かめます。
名前が変わった試験に注意
認定試験一覧では、OCIやAIの分野で、以前の試験名から新しい名前に変わった試験が多く示されています。たとえば、以前のOracle AI Vector Search Professionalは、Agentic AI for Oracle AI Database Professionalという名前の試験に変わっています。名前の変更が多い分野なので、学習の教材が今の試験に合っているかも確かめておきます。
受験の方法と受験チケット
JavaやORACLE MASTERの日本語の試験は、ピアソンVUEで受験します。申し込みから受験までの流れを確かめておきます。
テストセンターかオンラインか
ピアソンVUEの案内では、JavaやORACLE MASTERの日本語の試験は、ピアソンVUEのテストセンターか、自宅などから受けるオンライン試験(OnVUE)で受けられます。オンライン試験は、会場に行く必要がない代わりに、部屋の環境やパソコンの条件に決まりがあるので、事前にピアソンVUEのオンライン試験の案内で確かめておきます。Java SE Bronzeの試験は、監督なしのオンライン試験の形で行われると案内されています。
受験チケットの仕組み
日本オラクルの受験チケットのページでは、受験チケットは、ピアソンVUEが配信するDatabase、Java、Solarisの日本語の試験の受験料の支払いに使える電子のチケットだと説明されています。受験チケットは1回限り有効で、有効期間は6か月です。有効期限は、試験を予約する日ではなく、受験する日の期限なので、期限の内に受験を終える必要があります。購入後の取り消しはできず、チケットが届くまでに3営業日以上かかると案内されています。
チケットの種類と販売の状況を確かめる
受験チケットには、監督付きの試験用と、監督なしの試験用があります。日本オラクルの受験チケットのページでは、監督なしの試験用の受験チケットは2026年5月31日で販売を終えると案内されています。Java SE Bronzeのように監督なしで行われる試験を受ける人は、今どの方法で受験料を払えばよいかを、日本オラクルの公式の案内で確かめてから申し込みます。受験料の金額も、試験と支払いの方法によって違うので、申し込む前に公式の案内で確かめてください。
CertViewでの申し込み
Webから申し込む場合は、Oracleの認定のシステムであるCertViewを通じて、ピアソンVUEで試験を予約します。受験チケットを使う場合は、精算の画面でチケットの番号を入力します。申し込みには、Oracleのアカウントと、ピアソンVUEの受験者の登録が必要です。登録する名前は、当日に提示する本人確認書類と同じ表記にしておきます。
受験の当日に気を付けること
受験の当日は、会場で受けるかオンラインで受けるかによって、準備することが違います。
テストセンターで受ける場合
テストセンターで受ける場合は、有効な本人確認書類を持って、予約した時刻に間に合うように会場に向かいます。ピアソンVUEのサイトには、受験当日の案内や、有効な本人確認書類、テストセンターでの手順のページがあるので、前日までに読んでおきます。登録した名前と本人確認書類の名前が違うと受験できないことがあるので、登録の段階で表記を合わせておくことが大切です。
オンラインで受ける場合
自宅などからオンラインで受ける場合は、パソコンのカメラとマイク、安定したインターネットの環境、静かで人の出入りがない部屋が必要です。ピアソンVUEのOnVUEのオンライン監督試験の情報のページで、事前にパソコンの動作の確認をしておきます。試験の途中で接続が切れたり、部屋に人が入ったりすると、試験が中止になることもあるので、当日は家族にも伝えておきます。
18歳未満は受験できない
ピアソンVUEのオラクル認定試験のページでは、18歳未満の人は認定試験を受けられないと案内されています。高校生などがJavaを学んでいて資格に挑戦したい場合は、年齢の条件を先に確かめておく必要があります。
結果の確かめ方
試験の結果は、試験が終わったあとに確かめられます。日本オラクルの案内には、スコアレポートの印刷や、CertViewで認定の状況を確かめる方法が示されています。合格した資格は、CertViewで確かめられるので、勤め先などに証明を求められたときに使えます。
自分に合う試験の選び方
Oracleの認定試験は種類が多いので、目的から逆に考えて選ぶと迷いにくくなります。
Javaの開発の仕事を目指す人
Javaでアプリケーションを開発する仕事を目指す人は、Javaの認定から選びます。プログラミングが初めての人はBronze SE、基本の文法を学んだ人はSilver、実務で開発している人はGoldが目安です。Java SE 11とSE 17の試験には配信終了の予定があるので、どの版を受けるかは、勉強にかけられる期間と、配信が終わる日を比べて決めます。
データベースの仕事を目指す人
データベースを管理する仕事や、データを扱うシステムの開発をする人は、ORACLE MASTERから選びます。SQLを書く仕事が中心ならSilver SQL、データベースの管理が中心ならBronze DBAからSilver DBA、Gold DBAへと進む道があります。2019の版と26aiの版のどちらを受けるかは、勤め先や取引先で使っているデータベースの版や、新しい版の教材がそろっているかを見て決めます。
クラウドの仕事を目指す人
Oracleのクラウドを扱う仕事を目指す人や、クラウドの基礎を学びたい人は、OCIの認定から選びます。無償で受けられるFoundations Associateから始めると、費用をかけずに試験の形式に慣れられます。
迷ったときの考え方
どの系統を選ぶか迷ったときは、今の仕事や、これから応募したい求人の条件で、どの製品が使われているかを確かめます。認定は、実際に使う製品の知識と結び付いているほど、仕事で生かしやすくなります。
勉強の進め方
Oracleの認定試験は、試験ごとに出題の範囲が細かく決められています。範囲を確かめ、実際に手を動かしながら勉強するのが基本です。
試験のチェックリストを確かめる
日本オラクルの認定試験一覧では、試験ごとに「チェックリスト」が用意されていて、出題の範囲を確かめられます。勉強を始める前に、チェックリストの項目を書き出し、項目ごとに自分の理解の度合いを確かめます。分からない項目から優先して学ぶと、効率よく準備できます。
実際に動かして確かめる
Javaの試験なら、実際にコードを書いて動かし、結果がどうなるかを確かめます。試験では、コードを読んで、実行したときに何が表示されるか、エラーになるかを問う問題が多いので、手を動かして確かめた経験が役立ちます。データベースの試験なら、手元にデータベースの環境を用意して、SQLを実行したり、管理の操作を試したりすると、理解が深まります。
問題集で形式に慣れる
試験の形式に慣れるために、試験に対応した問題集を解きます。間違えた問題は、正解を覚えるだけでなく、なぜその答えになるのかを、教材や公式の資料で確かめます。Javaの試験は、版によって出題の範囲が違うので、問題集が受ける版に対応しているかを必ず確かめます。
勉強の期間の考え方
勉強の期間は、これまでの経験によって大きく変わります。Javaの開発の経験がある人がSilverを受けるなら、数週間の準備で臨む人もいます。プログラミングが初めての人は、Bronzeの勉強から始めて、数か月をかけて段階を上げていく計画が無理のない進め方です。配信終了の予定がある試験を受ける場合は、終了の日から逆算して、余裕を持った計画を立てます。
資格を仕事に生かす
Oracleの認定は、Javaやデータベース、クラウドの仕事で、知識を客観的に示す材料になります。
就職や転職での使い方
履歴書には、資格の正式な名前を書きます。たとえば「Oracle Certified Java Programmer, Silver SE 17」「ORACLE MASTER Silver DBA 2019」のように、版まで含めて書くと、どの範囲を学んだかが伝わります。システムの開発や運用の会社の中には、社員に認定の取得を勧めているところもあり、資格を持っていることが評価の材料になる場合があります。
業務委託での使い方
Javaの開発や、データベースの管理、クラウドの構築の仕事は、業務委託やフリーランスの案件としても多く見られます。案件の募集の中には、扱う製品の経験や資格を条件に挙げているものもあります。資格に加えて、実際に担当したシステムの種類や規模を説明できると、依頼者に力が伝わりやすくなります。
データベースの案件を在宅で受ける場合は、本番のデータに触れる範囲を契約の前に依頼者と決めておくことが大切です。接続の方法、使ってよい権限、作業の前のバックアップの取り方、作業の記録の残し方などを決めておけば、思わぬ事故を防げます。Javaの開発の案件でも、開発の環境の用意の仕方や、コードの管理の方法、テストの進め方を先にそろえておくと、依頼者との行き違いが減ります。資格の勉強で身に付けた正確な知識は、こうした決まりを依頼者と話し合うときの土台にもなります。
在宅の仕事で見るOracleの認定
Javaやデータベースの仕事は、開発の環境が整っていれば在宅で進められるものも多く、在宅で受けられるIT系の仕事の中でも需要のある分野です。
運営者として見てきた傾向
20年にわたって在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた運営者として見てきた限りでは、業務システムの開発や保守の案件で長く依頼が続く人ほど、作業の前に影響の範囲を確かめ、変更の内容と確認の結果を文書で残しています。データベースのように、誤った操作が業務全体に影響する分野では、慎重に手順を踏む姿勢そのものが信頼につながります。中間のマージンが乗らない直接の取引では、こうした丁寧な仕事がそのまま次の依頼と受け手の手取りにつながり、依頼者にとっても安心して任せられる相手を長く確保できる関係になります。
関連する資格と仕事
Javaの認定については、Oracle認定Javaプログラマ(Silver/Gold)で、資格の内容と仕事での生かし方を詳しく紹介しています。Javaやデータベースを使った開発の仕事は、アプリケーション開発のお仕事で、仕事の種類と求められる力を確かめられます。業務の改善に技術を生かす仕事に関心がある人は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事も参考になります。Oracleの認定は、扱う製品の知識を形にする分かりやすい目標として、技術の仕事の幅を広げるきっかけになります。
よくある質問
Q. Oracleの認定試験にはどんな種類がありますか?
主な系統は、Javaのプログラミングの力を示すOracle Certified Java Programmer、データベースの管理とSQLの力を示すORACLE MASTER、Oracleのクラウドの力を示すOCIの認定の3つです。JavaとORACLE MASTERはBronze、Silver、Goldなどの段階に分かれています。日本語の試験の一覧は日本オラクルの公式ページで確かめられます。
Q. JavaのSilverの試験はいつまで受けられますか?
日本オラクルの認定試験一覧では、Java SE 11 Programmer IとIIが2026年11月30日、Java SE 17 Programmer IとIIが2027年2月28日で配信を終了すると案内されています。これから受ける人は、配信が終わる前に合格できるかを考えて版を選び、新しい版の案内は公式ページで確かめてください。
Q. ORACLE MASTERは英語の試験でも認定されますか?
日本オラクルの案内では、ORACLE MASTERの資格として認定されるには日本語で試験を受ける必要があります。英語の試験で受けた場合は、Oracleの国際的な認定の対象にはなりますが、ORACLE MASTERの資格として同時に認定される対象にはなりません。試験番号の末尾がJPNの試験を選びます。
Q. Oracleの認定試験は無料で受けられるものがありますか?
OCIの試験のうち、Oracle Cloud Infrastructure Foundations Associate、Architect Associate、AI Foundations Associateなどは、日本オラクルの認定試験一覧で無償と案内されています。JavaやORACLE MASTERの試験は有料で、受験料は受験チケットなどで支払います。金額は試験ごとに公式の案内で確かめてください。
この記事について
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監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
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