Macのメニューバーにカレンダーを出す方法と、予定まで見られるアプリの選び方

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Macのメニューバーにカレンダーを出す方法と、予定まで見られるアプリの選び方

この記事のポイント

  • ✓Macのメニューバーにカレンダーを出す方法を
  • ✓標準の時計と通知センターの設定から
  • ✓月のカレンダーだけを出す無料アプリ

Macのメニューバーには時計が出ているのに、クリックしても月のカレンダーは表示されません。Windowsのタスクバーのように、日付を押せばその月の一覧が開くものだと思っていた人ほど、ここで戸惑います。「来週の水曜は何日だったか」「月末は何曜日か」を確かめるたびにカレンダーアプリを開くのは、1回あたりは数秒でも、1日に何十回も重なると意外な手間になります。

結論から言うと、Macのメニューバーにカレンダーを出す方法は大きく3つあります。1つ目は標準の時計の表示を整え、通知センターにカレンダーのウィジェットを追加する方法。2つ目は、メニューバーに月のカレンダーだけを出す小さなアプリを入れる方法。3つ目は、予定の一覧や次の予定までの残り時間まで表示できるカレンダーアプリを使う方法です。この記事では、それぞれの手順と、どんな人にどれが合うかを、仕事でカレンダーを使う場面に沿って整理します。

Macのメニューバーに月のカレンダーが出ない理由

最初に、なぜ標準のままでは月のカレンダーが出ないのかを押さえておきます。仕組みが分かると、どの方法を選べばよいかの判断が早くなります。

Appleの説明では、メニューバーの右端にある日付と時刻は「クリックすると通知センターが開く」ものとして作られています。つまり、時計はあくまで時刻を見るための場所で、そこから月のカレンダーを開く役割は持たされていません。Appleのユーザガイドには次のように書かれています。

メニューバーの右端には、追加の設定や機能を提供するコントロールセンターと、クリックすると通知センターが開く日付と時刻があります。 出典: support.apple.com

通知センターとは、画面の右側に出てくる、通知とウィジェットをまとめて表示する領域のことです。ウィジェットは、アプリを開かずに情報だけを小さな枠で見せる部品で、カレンダーのウィジェットを追加すれば、今日の予定や今月の日付を通知センターから確かめられます。標準の機能だけで「メニューバーからカレンダーを見る」に一番近い形を作るなら、この通知センターとウィジェットの組み合わせになります。

ただし、通知センターは画面の右側に縦長に開く作りで、通知が多い日には目的のウィジェットを探すのに少しスクロールが要ります。メニューバーのアイコンを押した真下に小さな月のカレンダーがぱっと開く、という使い心地を求めるなら、専用のアプリを入れたほうが早いのが実情です。この「標準でどこまでできて、どこから先はアプリの出番か」という線引きを、次の節から順に見ていきます。

データの分析を仕事にしていると、締め切りや納品日の曜日を確かめる回数が想像以上に多いことに気づきます。分析の依頼を受けた直後に「集計期間は月曜始まりか日曜始まりか」「月末の営業日は何日か」を確かめ、納品前にもう一度曜日を見直す。1回の確認は数秒でも、作業の手を止めてアプリを切り替えると、頭の中の集中が途切れます。メニューバーにカレンダーを出す価値は、時間の節約よりも、この切り替えを減らせる点にあります。

標準の設定でできること:時計の表示と通知センターのウィジェット

アプリを入れる前に、標準の設定で整えられるところを整えておくと、それだけで用が足りる人もいます。

時計に日付と曜日を出す

メニューバーの時計は、日付と曜日を一緒に表示できます。現行のmacOSでは、システム設定の「メニューバー」から「時計のオプション」を開き、「日付を表示」と「曜日を表示」を選びます。Appleのガイドによると、日付は「表示スペースがあるときのみ表示」「常に」「しない」から選べ、時刻はデジタルとアナログの切り替え、午前と午後の表示、秒の表示などを設定できます。

日付を「常に」にしておくと、今日が何日かを確かめるためにクリックする必要がなくなります。今日の日付だけ分かれば十分という人は、ここで用が済みます。なお、macOSのバージョンによって設定の項目名や場所が違うことがあります。見つからないときは、システム設定の左上の検索欄に「時計」と入力すると、該当する画面に移れます。

通知センターにカレンダーのウィジェットを追加する

今日の予定や今月の日付を見たいときは、通知センターにカレンダーのウィジェットを追加します。手順はAppleのガイドに沿うと次のとおりです。

  1. メニューバーの日付と時刻をクリックして、通知センターを開く
  2. 通知センターの下部にある「ウィジェットを編集」をクリックする
  3. ウィジェットギャラリーでカレンダーを選び、追加する
  4. 終わったら右下の「完了」を押す

カレンダーのウィジェットにはいくつかの大きさがあり、月のカレンダーを表示するもの、次の予定を表示するもの、両方を並べるものがあります。Controlキーを押したままウィジェットをクリックすると、大きさを選び直せます。

デスクトップにウィジェットを並べる方法もある

同じウィジェットは、デスクトップにも追加できます。壁紙をControlキーを押したままクリックし、「ウィジェットを編集」から追加する手順です。ただ、デスクトップのウィジェットはほかのウインドウに隠れやすく、作業中に見るにはウインドウをどける必要があります。常に開いているアプリが多い人には、通知センターかメニューバーのアプリのほうが向いています。

標準の方法の利点は、何もインストールしなくてよいことと、Macのカレンダーアプリに登録した予定がそのまま反映されることです。一方で、月のカレンダーを見るまでに「クリックして右側の領域を開き、目でウィジェットを探す」という手順が残ります。この1手を減らしたい人が、次に紹介するアプリを検討することになります。

月のカレンダーだけを出す無料アプリ

メニューバーのアイコンをクリックすると、その真下に小さな月のカレンダーが開く。この使い方を一番手軽に実現するのが、月のカレンダーの表示に絞った無料のアプリです。

Menu Bar Calendar

App Storeで配布されているMenu Bar Calendarは、名前のとおりメニューバーから月のカレンダーを開くためのアプリです。App Storeの説明では、カレンダーの日付をクリックすると、Macのカレンダーアプリか、Googleカレンダーでその日を開けるとされています。料金は無料で、日付と曜日は使っている言語で表示され、それ以外の画面は英語です。

使い始めの手順はシンプルで、実際に使っている人の紹介記事でも次のように説明されています。

まずは、App Storeからインストールします。インストールすると、メニューバーにカレンダーのアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、カレンダーが表示されます。 出典: note.com

注意したいのは、このアプリが予定を表示しないことです。App Storeの説明にある質問と回答で、予定の表示はアプリの対象外だと明記されており、予定まで見たい人には同じ開発者の別のアプリを案内しています。また、App Storeの記載では現行の版はmacOS 26以降が必要で、それより前のmacOSで使う場合は開発者のWebサイトから旧版を入手する形になります。インストールする前に、使っているMacのmacOSのバージョンを確かめておきましょう。

App Storeの説明には、メニューバーの空きが足りないとmacOSがアイコンを隠してしまう、という注意もあります。メニューバーにアイコンが多い人は、使っていない常駐アプリを終了して空きを作ると表示されます。ノートパソコンの画面で、カメラの部分を避けてアイコンが並ぶ機種では、特に起こりやすい現象です。

Itsycal

もう1つの定番がItsycalです。開発元のWebサイトでは「小さなメニューバーのカレンダー」と紹介されており、開発者は自分のアプリを無料で配布していると書いています。対応するのはmacOS 11以降で、App Storeではなく開発元のサイトからダウンロードします。

Itsycalは月のカレンダーに加えて、予定の表示と作成もできます。ただし、予定はItsycalが独自に持つのではなく、Macのカレンダーアプリに登録してあるカレンダーを読み込む仕組みです。設定の「一般」のタブに、Macのカレンダーアプリに登録済みのカレンダーが並ぶので、表示したいものにチェックを入れます。Googleカレンダーの予定を出したい場合は、先にMacのカレンダーアプリにGoogleのアカウントを追加しておく必要があります。

ほかにも、ビデオ会議への参加、週番号の表示、キーボードショートカットでの呼び出し、2か月分を並べる表示、システムの時計の代わりに日付を表示する設定などがそろっています。月のカレンダーと、今日から数日先までの予定が見られれば十分という人には、Itsycalはよい選択肢です。

2つの違いを整理する

Menu Bar Calendarは「月のカレンダーを見る」ことだけに絞った作りで、設定項目も少なく、迷わず使えます。Itsycalは予定の表示や会議への参加まで手が届く一方で、Macのカレンダーアプリの設定が前提になります。日付と曜日を確かめたいだけならMenu Bar Calendar、予定も一緒に見たいならItsycal、という分け方が分かりやすい基準です。

予定まで見られるアプリを選ぶときの基準

月のカレンダーが見られるようになると、次に欲しくなるのが「今日の予定」と「次の予定まであと何分か」です。仕事でカレンダーを使う人ほど、日付より予定の確認のほうが回数が多くなります。ここからは、予定まで見られるアプリを選ぶときに確かめたい点を、実際の使い方に沿って並べます。

どのカレンダーの予定を出せるか

最初に確かめるのは、自分の予定が入っているカレンダーをそのアプリで表示できるかです。メニューバーのカレンダーアプリには、大きく2つの作りがあります。

1つは、Macのカレンダーアプリに登録したカレンダーを読み込む作りです。Itsycalがこの形で、iCloud、Google、Microsoft Exchangeなど、Macのカレンダーアプリが扱えるものはまとめて表示できます。その代わり、Macのカレンダーアプリ側の同期がうまくいっていないと、メニューバーのアプリにも予定が出ません。

もう1つは、アプリが直接Googleカレンダーなどのアカウントにつなぐ作りです。Macのカレンダーアプリを経由しないので、そちらの設定に左右されません。仕事の予定をGoogleカレンダーで管理している人は、この作りのアプリのほうが、予定の反映の遅れや重複に悩まされにくくなります。

メニューバーに何を表示できるか

メニューバーのアイコンの横に、次の予定の名前や残り時間を文字で出せるアプリがあります。会議が多い日は、クリックしなくても「15:00 商談 あと20分」のように見えるだけで、時間の感覚が大きく変わります。一方で、メニューバーの幅は限られているので、表示が長いとほかのアイコンを押し出してしまいます。表示する文字数を調整できるかも確かめておくと安心です。

予定の作成まで済ませられるか

予定を見るだけでなく、その場で追加できるかも大きな違いです。メニューバーから小さな入力欄を開いて予定を入れられるアプリなら、メールやチャットで日程が決まった瞬間に登録を済ませられます。入力欄に「明日15時 打ち合わせ」のように書くだけで日時を読み取ってくれるアプリもあり、入力の手間がさらに減ります。

料金の形

メニューバーのカレンダーアプリの料金は、無料、買い切り、月額や年額の定額のいずれかです。月のカレンダーだけを出すアプリは無料のものが多く、予定の表示や作成、会議の参加、日程調整まで備えたアプリになるほど有料の比率が上がります。有料のアプリでも、多くは体験期間を設けているので、1週間ほど実際の予定で使ってから判断するのが失敗の少ない進め方です。

選び方の早見表

目的 合う方法 費用の目安
今日の日付と曜日だけ分かればよい 標準の時計に日付と曜日を表示 無料
月のカレンダーをさっと見たい Menu Bar Calendarなどの月表示のアプリ 無料
予定もメニューバーで確かめたい Itsycalなど、Macのカレンダーを読み込むアプリ 無料
Googleカレンダーの予定を入力まで済ませたい Googleに直接つなぐカレンダーアプリ 有料のものが中心

Googleカレンダーの予定をメニューバーに出す準備

メニューバーのカレンダーアプリの多くは、Macのカレンダーアプリに登録された予定を読み込みます。Googleカレンダーで予定を管理している人は、まずMacのカレンダーアプリにGoogleのアカウントをつないでおく必要があります。

Macのカレンダーアプリにアカウントを追加する

Appleのガイドによると、Macのカレンダーアプリの「カレンダー」メニューから「アカウントを追加」を選び、一覧からプロバイダとしてGoogleを選んで、画面の指示に従ってログインします。追加したアカウントはサイドバーに別々に並びます。

Googleのヘルプでも同じ手順が案内されていて、カレンダーの設定の「アカウント」のタブにある「カレンダーを更新」で、同期の頻度を選べるとされています。同期の頻度とは、Googleカレンダー側の変更をどのくらいの間隔でMacに取り込むかのことです。

自動で同期されるカレンダーと、自分で選ぶカレンダー

Googleのヘルプによれば、自動で同期されるのは、パソコンのGoogleカレンダーの「マイカレンダー」に表示されているカレンダーと誕生日です。チームの共有カレンダーなど、ほかの人から共有されたカレンダーを出したい場合は、Googleのカレンダーの同期のページで、表示したいカレンダーにチェックを入れて保存します。

Itsycalのヘルプでも、Googleの委任されたカレンダーを表示したい場合は、この同期の設定のページで選ぶ方法が案内されています。共有カレンダーが出ないときは、メニューバーのアプリではなく、Google側の同期の設定を最初に見直すのが近道です。

Macのカレンダーアプリでは使えない機能もある

Googleのヘルプには、Appleのカレンダーで利用できないGoogleカレンダーの機能として、予定のメール通知、新しいGoogleカレンダーの作成、会議室の予約機能が挙げられています。会社のGoogleカレンダーで会議室を押さえる運用をしている場合、その操作はWebのGoogleカレンダーで行う必要があります。メニューバーのアプリは「見る」と「簡単な登録」の道具と割り切り、複雑な操作はWeb版で行う、という役割分担にしておくと迷いません。

仕事の場面別の使い分け

ここまでの方法を、働き方ごとにどう組み合わせるかを具体的に見ていきます。

打ち合わせが少なく、締め切り管理が中心の人

ライター、翻訳、データ分析など、作業の時間が長く打ち合わせの少ない仕事では、カレンダーを見る目的のほとんどが「締め切りまで何日あるか」「納品日は何曜日か」の確認です。この場合は、標準の時計に日付と曜日を出し、月のカレンダーだけのアプリを1つ入れる組み合わせで十分に回ります。予定の数が少ないので、予定の一覧は必要なときにカレンダーアプリを開けば足ります。

打ち合わせが1日に何本もある人

エンジニアやコンサルタントのように、1日に3本も4本もオンライン会議がある働き方では、日付よりも「次の会議は何時からか」「会議のリンクはどこか」が大事になります。メニューバーに次の予定と残り時間を出し、クリックすれば会議に参加できるアプリを選ぶと、会議の前にメールやチャットを探し回る時間がなくなります。

複数の取引先の予定を1か所で見たい人

業務委託で複数の会社と仕事をしていると、取引先ごとに別のGoogleアカウントで予定を共有されることがあります。この場合は、複数のアカウントの予定をまとめて表示できるかが選ぶ基準になります。Macのカレンダーアプリにアカウントを1つずつ追加して、メニューバーのアプリから全部を見る方法もあれば、複数のアカウントに直接つなげるアプリを使う方法もあります。

分析の案件で、ある取引先の定例会議をうっかり見落としかけたことがあります。予定は取引先のアカウントの共有カレンダーにだけ入っていて、自分のカレンダーには表示されていなかったのが原因でした。それ以来、新しい取引先と仕事を始めるときは、共有されたカレンダーがメニューバーまで届いているかを最初の週に必ず確かめるようにしています。道具の選び方以上に、この「届いているかの確認」を習慣にすることが、予定の見落としを防ぐ一番の手立てです。

予定の入力まで済ませたい人の候補

メニューバーで予定を見られるようになると、次に気になるのが入力の手間です。Macのカレンダーアプリは、予定を1件入れるのに日付、開始と終了の時刻、場所と、いくつもの欄を埋める必要があります。Googleカレンダーのブラウザの画面も同じで、ブラウザのタブを探して開くところから始まります。

こうした入力の手間を減らしたい人の候補の1つが、Googleカレンダーと同期するMac用のカレンダーアプリCaltimateです。公式サイトによると、メニューバーに常駐し、パネルの先頭に今日の予定の件数、最初の予定、タスク、天気をまとめて表示します。小さな月のカレンダーで予定のある日に印が付き、日付をクリックするとその日に移れます。メニューバーの表示には、次の予定と残り時間を出せます。

予定の入力は、「明日15時 商談 @渋谷」のように書くか話すだけで、日時、場所、繰り返し、通知まで読み取って予定にする仕組みです。どのアプリを使っている最中でも、ControlとOptionとSpaceのキーを同時に押すと入力の画面が前面に出ます。複数のGoogleアカウントをまとめて表示、編集でき、Zoom、Google Meet、Teams、Webexの会議のリンクを見分けて参加のボタンを出します。対応するのはmacOS 14以降です。

料金は、無料版が期間の制限なく使え、予定の作成、変更、削除、メニューバーへの常駐、会議のリンクの検出は無料版の範囲に含まれます。ライセンスが必要になるのは、書類やWebページからの予定の一括の取り込み、日程調整の予約ページの発行、複数のカレンダーへの同時の登録の3つです。有料のプランは月額600円、年額4,400円、買い切り7,400円(いずれも税込)で、最初の14日間はすべての機能を試せます。

Caltimateは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

月のカレンダーを見るだけならここまでに紹介した無料のアプリで足ります。予定の確認と入力をメニューバーで済ませたいと感じたときに、体験期間を使って自分の予定の入れ方に合うかを確かめてみてください。

メニューバーのカレンダーを毎日の習慣に組み込む

道具を入れただけでは、予定の見落としは減りません。メニューバーのカレンダーを、毎日の仕事の流れの中で決まった場面に使うと、効果がはっきり出てきます。

朝いちばんに今日と明日を確かめる

仕事を始める前に、メニューバーのカレンダーを開いて今日と明日の予定を確かめます。会議の時刻、納品の締め切り、移動の予定を頭に入れてから作業に入ると、途中で慌てて予定を探すことがなくなります。予定の多い人は、明日の分まで見ておくと、前日のうちに資料の準備を済ませる判断ができます。

依頼を受ける前に月のカレンダーを見る

新しい依頼の相談を受けたら、返事をする前に月のカレンダーで納期の週を確かめます。ほかの納品や家族の行事と重なっていないか、祝日で取引先が休みにならないかを見てから答えるだけで、無理な約束を減らせます。メニューバーから数秒で月を見渡せることが、ここで役に立ちます。

1日の終わりに翌日の予定を整える

作業を終える前に、翌日の予定を見直して、準備が要るものがないかを確かめます。オンライン会議の資料、取引先への連絡、請求書の発行など、翌朝に気づいては遅いものを前日のうちに拾えます。この3つの場面を決めておくだけで、カレンダーを開く回数は増えても、予定に追われる感覚はむしろ減っていきます。

導入でつまずきやすい点と対処

メニューバーのカレンダーは仕組みが単純な分、うまく動かないときの原因も限られています。よくあるつまずきを先に知っておくと、慌てずに済みます。

アイコンがメニューバーに出てこない

インストールしたのにアイコンが見当たらない場合、多くはメニューバーの空きが足りずにmacOSが隠しています。ノートパソコンの画面では、メニューバーの右側に並べられるアイコンの数に限りがあります。使っていない常駐アプリを終了するか、システム設定の「メニューバー」で、表示しなくてよい項目のチェックを外して空きを作ります。

予定が表示されない

Macのカレンダーアプリを読み込むタイプのアプリで予定が出ないときは、まずアプリにカレンダーへのアクセスを許可しているかを確かめます。macOSは、アプリが予定を読む前に許可を求める仕組みになっていて、最初の確認で許可しなかった場合は、システム設定の「プライバシーとセキュリティ」から許可し直す必要があります。次に、Macのカレンダーアプリ自体に予定が出ているかを確かめます。そちらに出ていなければ、原因はアカウントの同期の側にあります。

週の始まりや祝日がずれる

月のカレンダーが日曜始まりで見づらい、祝日が表示されない、という場合は、アプリの設定かMacのカレンダーアプリの設定で直せます。Appleのガイドでは、カレンダーアプリの設定の「一般」で、週の開始曜日や祝日の表示を変更できるとされています。Itsycalのように週番号を出せるアプリでは、週番号の数え方も設定で選べます。

時刻やタイムゾーンが合わない

海外の取引先と仕事をしていて、予定の時刻がずれて見えることがあります。Macの「日付と時刻」の設定で時間帯が正しく選ばれているか、カレンダーアプリの設定で時間帯のサポートを有効にしているかを確かめます。オンライン会議の時刻のずれは信用に直結するので、海外との仕事がある人は、最初に一度だけでも確かめておく価値があります。

カレンダーの整え方と、在宅で長く働くこと

メニューバーにカレンダーを出すのは小さな工夫ですが、在宅やフリーランスで働く人にとっては、仕事の土台を整える作業の1つです。

在宅の仕事では、会社員のように誰かが予定を管理してくれるわけではありません。納期、打ち合わせ、請求書の締め、確定申告の準備まで、自分の予定はすべて自分で管理します。予定の確認に毎回アプリを開く手間があると、確認そのものを後回しにしがちで、それが締め切りの見落としにつながります。メニューバーで日付と予定がひと目で分かる状態にしておくのは、この見落としを防ぐための、もっとも安上がりな仕組みです。

ソフトウェアの開発やシステムの保守を受ける仕事では、打ち合わせと作業の時間が細かく入り混じるため、予定の確認の回数がとくに多くなります。開発の仕事の単価や働き方の相場は、ソフトウェア作成者の年収・単価相場で都道府県別の平均年収とあわせて確かめられます。サーバーの構築や保守のように、障害対応で予定が急に入る仕事の内容は、サーバー・インフラ構築・保守のお仕事で、求められる技術と仕事の流れが紹介されています。

ライターや編集の仕事は、複数の媒体の締め切りが同じ週に重なりやすく、月のカレンダーで先の予定を見渡す場面が多い仕事です。著述家,記者,編集者の年収・単価相場では、文章の仕事の年収の相場を地域ごとに比べられます。

運営者として見てきた、予定管理がうまい人の共通点

フリーランスと在宅ワークの市場を20年運営してきた立場から言えば、長く仕事が続く人ほど、予定の管理の仕組みを早い段階で整えています。それは高価な道具を使っているという意味ではありません。「依頼を受けたらその場でカレンダーに入れる」「毎朝、今日と明日の予定をひと目で確かめる」という小さな手順を、仕組みとして持っているということです。

予定の管理がしっかりしている人は、依頼を受けるときに「その週は別の納品があるので、木曜の午前なら確実に対応できます」と具体的に答えられます。この一言があるだけで、依頼する側は安心して任せられ、次の依頼にもつながりやすくなります。仲介の手数料が乗らない直接取引では、こうした信頼の積み重ねがそのまま次の仕事になり、受け手の手取りの厚さとして返ってきます。依頼する側も同じ予算で頼める量が増えるので、双方にとって無理のない関係が長く続きます。

もう1つの共通点は、仕事以外の予定も同じカレンダーに入れていることです。子どもの行事や通院の予定を仕事のカレンダーと分けていると、仕事を受けるときに重なりを見落とします。メニューバーのカレンダーに家族の予定も表示しておけば、依頼を受ける前の確認が1か所で済みます。

在宅の働き方を広げるための支援として、テレワークの導入に使える助成金の制度もあります。対象や要件は年度ごとに変わるため、テレワーク 助成金 2026で今年度の制度の概要を確かめておくと、機材や仕組みを整えるときの判断材料になります。経営の視点から自分の仕事の進め方を見直したい人には、経営の診断と助言の専門資格である中小企業診断士の考え方も参考になります。

メニューバーのカレンダーは、設定に10分もかからない小さな改善です。まずは標準の時計に日付と曜日を出し、物足りなければ無料の月表示のアプリ、予定の入力まで減らしたくなったら予定を扱うアプリへ、と段階を踏んで、自分の仕事の回し方に合う形を見つけてください。

よくある質問

Q. Macのメニューバーの時計をクリックしてもカレンダーが出ないのは故障ですか?

故障ではありません。Macのメニューバーの日付と時刻は、クリックすると通知センターが開く作りになっていて、月のカレンダーを表示する機能は持っていません。通知センターにカレンダーのウィジェットを追加すると、今日の予定や今月の日付を確かめられます。アイコンを押した真下に月のカレンダーを出したい場合は、専用のアプリを入れる必要があります。

Q. 無料でメニューバーにカレンダーを出せるアプリはありますか?

あります。App Storeで配布されているMenu Bar Calendarは、メニューバーから月のカレンダーを開ける無料のアプリです。予定の表示はできません。予定も見たい場合は、開発元のサイトから無料でダウンロードできるItsycalが候補になり、Macのカレンダーアプリに登録した予定を読み込んで表示できます。

Q. メニューバーのカレンダーにGoogleカレンダーの予定を出すには何が必要ですか?

多くのアプリはMacのカレンダーアプリに登録された予定を読み込むため、先にMacのカレンダーアプリの「アカウントを追加」からGoogleのアカウントを追加します。共有されたカレンダーが出ない場合は、Googleのカレンダーの同期の設定ページで表示したいカレンダーにチェックを入れて保存します。Googleに直接つなぐアプリなら、この手順は要りません。

Q. メニューバーにカレンダーのアプリのアイコンが表示されないときはどうすればよいですか?

メニューバーの空きが足りないと、macOSがアイコンを隠すことがあります。使っていない常駐アプリを終了するか、システム設定の「メニューバー」で表示しなくてよい項目のチェックを外して空きを作ると表示されます。ノートパソコンの画面では、カメラの部分を避けて並ぶため、特に起こりやすい現象です。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年1月6日最終更新:2026年10月5日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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