LINEで出欠表を作るやり方と、人数が多い集まりでの管理のしかた


この記事のポイント
- ✓LINEで出欠表を作るやり方を
- ✓投票・日程調整・ノートの3つの方法で手順つきで解説
- ✓人数が多い集まりで回答が集まらない
LINEで出欠表を作りたいと思ったとき、多くの人が最初に試すのは、グループのトークに「参加できる人はスタンプで返事をください」と書く方法です。数人の集まりならこれで足りますが、20人、30人と人数が増えると、誰が参加で誰が不参加なのかをトークをさかのぼって数える作業が始まり、幹事の負担が一気に大きくなります。
この記事では、LINEの中で出欠表を作るやり方を、投票、日程調整、ノートの3つの方法に分けて手順つきで紹介します。そのうえで、人数が多い集まりで起きやすい「回答が集まらない」「集計が合わない」「直前で人数が変わる」といった悩みへの対処を整理します。飲食店の運営を支援する仕事をしている立場から、宴会や会食の人数をお店に伝えるときに気をつけたい点もあわせて書きます。
LINEで出欠を取る集まりが増えている理由
出欠の確認は、以前は紙の回覧や、メールの返信、電話での連絡が中心でした。いまでは、職場の飲み会、地域の会合、習い事の発表会、保護者の集まりなど、さまざまな場面でLINEのグループが使われています。
理由の1つは、参加者のほぼ全員がすでにLINEを使っていることです。新しいアプリを入れてもらったり、アカウントを作ってもらったりする必要がないので、年齢や機器の得意不得意に関係なく、案内を届けられます。
もう1つの理由は、LINEのグループに、出欠の確認に使える機能が最初から用意されていることです。トークルームの中でアンケートを作れる投票、候補日ごとに都合を聞ける日程調整、掲示板のように使えるノートがあり、どれも追加の費用なしで使えます。
一方で、LINEは本来、その場のやり取りのための道具です。トークは新しい発言が来るたびに上へ流れていくので、出欠表を作っても、雑談に押し流されて見つからなくなることがあります。LINEで出欠表を作るときは、機能の使い方だけでなく、「流れない場所にどう残すか」まで考えておくことが大切です。
飲食店の現場から見ると、LINEで出欠を取る幹事が増えたことで、予約の人数の連絡が早くなった一方、直前の人数の変更も増えたと感じます。出欠表の作り方ひとつで、お店とのやり取りも変わってきます。
出欠表を作る3つの方法の違い
LINEの中で出欠表を作る方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を表にしました。
| 方法 | 向いている場面 | 回答のしかた | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 投票 | 日程が決まった集まりの出欠 | 選択肢をタップ | 匿名にすると誰が答えたか分からない |
| 日程調整 | 日程がまだ決まっていない | 候補日ごとに〇・△・× | 日程が決まったら出欠を取り直す |
| ノート | 細かい条件を聞きたい | コメントで返信 | 集計は手作業になる |
迷ったら、日程が決まっているかどうかで選びます。日程がまだなら日程調整、決まっているなら投票です。ノートは、出欠に加えて料理の好みや送迎の有無など、選択肢にしにくい情報を集めたいときの補助として使います。
このほか、出欠表そのものではありませんが、決まった予定を共有するのに役立つのがLINEカレンダーです。LINEの公式ヘルプでは、トークルームごとに作られる共有カレンダーがあり、トークルームの参加者が予定を確認でき、予定を作成・編集・削除するとトークルームに通知が表示されると説明されています。出欠を取り終えた予定を共有カレンダーに登録しておくと、参加者があとから日時を確かめるときに、トークをさかのぼる必要がなくなります。
どの方法でも共通して大切なのは、回答の場所を1つに絞ることです。投票を作ったのに、トークに直接「参加します」と書く人や、幹事に個別に連絡する人が出ると、集計の漏れや二重の数え間違いが起きます。案内の段階で「回答は投票でお願いします」と、はっきり伝えておきます。
方法1:投票で出欠表を作る手順
日程と場所が決まっている集まりの出欠は、投票で作るのが最も手軽です。LINEの公式ヘルプでは、投票について次のように説明されています。
投票とは、トークルーム内でアンケートを作成できる機能です。 出典: help.line.me
作り方の流れは次のとおりです。
- 出欠を取りたいグループのトークルームを開く
- メッセージ入力欄の横のメニューから「投票」を選び、「投票を作成」に進む
- 選択肢の形式で「テキスト」を選ぶ
- タイトルに「〇月〇日の会の出欠」のように、何の出欠かが分かる名前を入れる
- 選択肢に「参加」「不参加」「未定」を入れる
- 必要に応じて投票の期間を設定し、完了する
投票を作ると、自動でトークルームに投票のメッセージが送られます。参加者はそのメッセージから投票の画面を開き、選択肢をタップするだけで回答できます。公式ヘルプによると、投票の期間が終わったり、作成者が投票を終了したりすると、トークルームに結果が送られ、各項目の投票者と投票状況を確認できます。
注意したいのは、匿名投票の設定です。匿名投票にすると、各項目の投票者を確認できなくなります。出欠表として使うなら、誰が参加で誰が不参加かが分からないと意味がないので、匿名にしないよう気をつけます。
また、公式ヘルプでは、まだ誰も投票していない場合は作成者だけが内容を修正でき、すでに投票した人がいる場合は修正できないと案内されています。選択肢を確定してから送るのが基本ですが、選択肢の追加だけは投票が始まったあとでもできると説明されています。「二次会のみ参加」のような選択肢を後から加えたくなったときは、この方法で対応できます。
方法2:日程調整で候補日ごとの出欠表を作る手順
日程がまだ決まっていない段階では、日程調整の機能を使います。LINEの公式ヘルプでは、トークルームの日程調整は、トークルームの参加者全員に加えて、トークルームに参加していない友だちにも共有できる機能と説明されています。
作り方の流れは次のとおりです。
- 日程を調整したいトークルームを開く
- メニューから「日程調整」を選ぶ
- イベント名とイベントの内容を入力する
- 「日程選択」で候補日を複数選ぶ
- 「メンバー招待」に進み、メッセージを確認して送信する
招待された人は、送られてきた日程のメッセージから「回答する」を選び、候補日ごとに「〇」「△」「×」のいずれかで答えます。回答状況は、イベントの詳細の画面で日付を選ぶと確認できます。
日程調整は、候補日ごとの都合が一覧で見えるので、そのまま「候補日別の出欠表」として使えます。ただし、ここで集まるのはあくまで「その日なら参加できるかどうか」の回答です。日程が決まったら、改めて投票で「その日に参加するかどうか」を確認し直すと、人数のずれを防げます。〇をつけた人が全員来るとは限らないからです。
なお、LINEラボの機能として、AIが候補日の提案から調整の手伝いまでをする日程調整エージェントも段階的に提供されています。使える場合は、候補日を考える手間を減らせます。
方法3:ノートで条件つきの出欠表を作る手順
出欠に加えて、料理の好みやアレルギー、送迎の有無、持ち物の担当など、選択肢にしにくい情報も集めたいときは、ノートを使います。LINEの公式ヘルプでは、ノートはトークルームに参加するメンバーが利用できる掲示板の機能と説明されています。
作り方の例を紹介します。
- トークルームの上部のメニューから「ノート」を開く
- 新しい投稿を作り、集まりの日時、場所、会費と、回答してほしい項目を書く
- 「このノートにコメントで、名前、出欠、アレルギーの有無を書いてください」と案内する
- 投稿したノートをトークでも知らせる
ノートの良いところは、トークのように流れていかないことです。あとからグループに入った人も、ノートを開けば案内と回答の状況を確認できます。また、トークで送られた案内文を長押しして、ノートに直接保存することもできます。
一方で、ノートのコメントは自由に書ける分、書き方がばらばらになりやすく、集計は手作業です。幹事がコメントを読みながら、別の表に書き写す必要があります。ノートは、人数が少なめで、聞きたい情報が細かい集まりに向いています。人数が多い場合は、出欠そのものは投票で集め、細かい情報だけをノートで補う、という組み合わせにすると集計が楽になります。
案内文に入れておくべき項目
どの方法で出欠表を作るにしても、案内文の書き方で回答の集まり方は大きく変わります。必要な情報が足りないと、質問の返信が相次いで、肝心の回答が埋もれてしまいます。
案内文に入れておきたい項目は次の7つです。
- 集まりの名前と目的
- 日時(開始と終了の目安)
- 場所(最寄り駅と地図)
- 会費と支払いの方法
- 回答の方法(「投票で答えてください」など)
- 回答の締切
- 問い合わせ先(幹事の名前)
例文を紹介します。
〇〇の会の皆さん、幹事の〇〇です。
〇月〇日(金)19時から21時まで、〇〇駅近くの〇〇で懇親会を開きます。
会費は〇〇円で、当日受付でお支払いください。
出欠は、このメッセージのすぐ下の投票で、〇月〇日までに回答をお願いします。
未定の方も、いったん「未定」で回答していただけると助かります。
締切は、お店に人数を伝える日から逆算して決めます。飲食店では、予約の人数の確定を数日前までにお願いしていることが多く、その日を過ぎてからの人数の変更には料理の準備の都合で対応できないこともあります。幹事は、お店に人数を伝える期限を先に確認し、その2日から3日前を出欠の締切にすると、余裕をもってやり取りできます。
人数が多い集まりで起きる3つの悩み
参加者が30人を超えるような集まりでは、出欠表を作っただけではうまく回らない場面が出てきます。よくある悩みは3つです。
1つ目は、回答が集まらないことです。人数が多いグループほど、「自分ひとりが答えなくても大丈夫だろう」という気持ちが働き、回答が遅れます。通知を切っている人も多く、投票のメッセージに気づいていない人もいます。
2つ目は、集計が合わないことです。投票で「参加」と答えたのに、トークで「やっぱり行けなくなりました」と書く人がいたり、家族の分も含めて1票で答える人がいたりすると、投票の数と実際の人数がずれます。
3つ目は、直前で人数が変わることです。体調や仕事の都合で前日や当日に参加できなくなる人は、人数が多いほど必ず出ます。逆に、締切後に「行けることになった」という人も出ます。
これらの悩みは、LINEの機能だけでは解決しきれません。運用のルールを決めて、参加者にあらかじめ伝えておくことが大切です。次の節から、それぞれの対処を見ていきます。
回答を集めるためのリマインドのしかた
回答が集まらない悩みには、リマインドの回数と時期を決めておくのが効果的です。おすすめは、締切の1週間前と前日の2回です。
1週間前のリマインドでは、投票の結果を見て、まだ回答していない人がいることをグループ全体に伝えます。このとき、名前を挙げて催促するのは避けます。人数の多いグループの中で名指しされると、気まずく感じる人が多いからです。「まだの方は、未定でもかまいませんので回答をお願いします」と全体に呼びかけるほうが、回答が集まりやすくなります。
前日のリマインドは、締切が明日であることを短く伝えるだけで十分です。それでも回答がない人には、その人と親しいメンバーから個別に声をかけてもらいます。幹事がすべての人に個別に連絡するのは負担が大きいので、グループを小さな班に分け、班ごとに声かけ役を決めておくと、リマインドの手間を分担できます。
リマインドのときは、投票のメッセージをトークルームの上部に表示しておくと、参加者がすぐに回答の画面にたどり着けます。LINEの公式ヘルプでは、送受信したトークのメッセージや投票、イベントをメンバーにアナウンスする方法も案内されています。
集計のずれと直前の変更を防ぐルール
集計のずれと直前の変更に備えるには、次のようなルールを案内文の段階で伝えておきます。
1つ目は、「1人1票で答える」ことです。家族や同僚の分もまとめて答えたい場合は、人数を書いてもらう選択肢を別に作るか、ノートで補足してもらいます。
2つ目は、「回答を変えるときは投票を変更し、幹事にもひと言連絡する」ことです。投票の回答そのものを変えてもらえば、投票の画面と実際の人数が一致します。幹事への連絡も添えてもらうと、変更に気づき漏れることがありません。
3つ目は、「締切後の変更は幹事に個別に連絡する」ことです。締切後にトークで変更を書かれると、他の参加者が「まだ間に合うのか」と考え、変更が連鎖することがあります。
4つ目は、キャンセルの扱いを先に決めておくことです。お店のキャンセル料がいつから発生するかを確認し、「〇日以降の不参加は会費をいただきます」と案内文に書いておきます。飲食店の側から見ると、直前の大幅な人数の減少は、仕入れた食材やスタッフの手配がそのまま損失になります。幹事が早めに正確な人数を伝えてくれる会は、お店にとっても次回も受けたい大切なお客さまです。
締切の時点で、投票の結果を見ながら、別の表に参加者の名前を書き写しておくと、当日の受付の名簿になります。
5つ目は、締切後の追加の参加の扱いです。締切を過ぎてから「行けることになった」という連絡が来たときは、お店に席と料理の追加ができるかを確認してから返事をします。その場で「大丈夫です」と答えてしまうと、お店の側で対応できなかったときに断り直すことになり、参加者にも気まずい思いをさせてしまいます。
人数がとても多いときの分け方
100人を超えるような集まりになると、1つのLINEグループで出欠を取ること自体が難しくなってきます。LINEの公式ヘルプでは、1グループあたりの最大招待可能人数は、友だちをグループに自動で追加する設定をオフにしている場合で最大499人(本人を除く)、オンにしている場合で最大99人(本人を除く)と案内されています。100人を超えるグループを作るときは、この設定に注意が必要です。
人数がとても多い場合は、グループを分ける方法があります。たとえば、全体の案内は1つのグループで行い、出欠の取りまとめは部署や学年、地区ごとの小さなグループで行います。小さなグループの代表者が、それぞれの出欠をまとめて幹事に報告する形にすると、幹事が数百人分の回答を1人で確認する必要がなくなります。
もう1つの方法は、回答用のフォームを使うことです。Googleフォームのようなフォームを作ってリンクをLINEで送れば、回答は表の形で集まります。名前、所属、出欠、人数、アレルギーなどを一度に聞けて、集計も自動です。LINEは案内とリマインドに使い、回答はフォームで受け付ける、という分担にすると、人数が多くても集計が崩れにくくなります。
LINE公式アカウントを使う方法もあります。LINEヤフーの法人向けの公式サイトでは、無料のコミュニケーションプランで送れるメッセージは1か月あたり200通までで、通数は「メッセージを送った回数」と「送った友だちの数」をかけて数えると案内されています。100人に2回送ると上限に達するので、人数が多い集まりで頻繁に案内を送るなら、有料のプランも含めて検討します。
飲食店に人数を伝えるときに気をつけること
出欠表ができたら、次はお店とのやり取りです。飲食店の運営を支援してきた立場から、幹事が押さえておくと双方が助かる点を挙げます。
まず、予約の段階で「人数の確定はいつまでか」「キャンセル料はいつから、いくらかかるか」を必ず確認します。お店によって条件は大きく違い、コース料理なら数日前、貸切なら1週間以上前に確定をお願いしているところもあります。この期限が分からないまま出欠の締切を決めると、締切の翌日には人数を変えられなくなっていた、ということが起こります。
次に、人数を伝えるときは「確定の人数」と「増減の可能性」を分けて伝えます。たとえば「現在25名で確定、未定の方が3名いて、増えても最大28名です」と伝えると、お店は席と料理の準備の見通しを立てやすくなります。未定の人を含めた人数だけを伝え、当日に5人少なかった、という事態は、お店にとって最も負担の大きい変更です。
3つ目に、アレルギーや苦手な食材の情報は、出欠と同じタイミングで集めて、まとめて伝えます。当日になって伝えると、料理の差し替えが間に合わないことがあります。出欠の投票とは別に、ノートで「アレルギーのある方はコメントで教えてください」と案内しておくと、漏れなく集められます。
4つ目に、当日の変更は、分かった時点ですぐにお店へ電話で伝えます。LINEで幹事に連絡が来たまま、お店に伝えるのが開始直前になると、席の配置や料理の盛り付けをやり直すことになります。
私自身、飲食店のオーナー向けの勉強会を主催したとき、出欠表を投票だけで管理していて、当日の朝に「家族を連れて行ってもいいですか」という連絡が何件も重なり、会場のお店に何度も電話することになった経験があります。それ以来、案内文に「同伴の方がいる場合は締切までに人数をお知らせください」と書くようにしたところ、当日の変更はほとんどなくなりました。
投票の結果を表に書き写して管理する
LINEの投票は、回答を集めるのには便利ですが、会費の受け取りや受付の名簿づくりまでは面倒を見てくれません。人数が多い集まりでは、締切の時点で投票の結果を表計算ソフトに書き写し、そちらで管理すると、当日までの作業が楽になります。
表に入れておく列の例は次のとおりです。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | LINEの表示名と本名を両方 |
| 出欠 | 参加・不参加・未定 |
| 人数 | 同伴者を含めた人数 |
| 会費 | 事前に受け取ったか、当日払いか |
| アレルギー | ノートで集めた情報 |
| 備考 | 遅れて来る、途中で帰るなど |
LINEの表示名は、本名と違うことがよくあります。表に本名を並べておかないと、当日の受付で名簿と照らし合わせるのに時間がかかります。
締切後に出欠の変更があったときは、この表を更新し、変更した日付も備考に残しておきます。お店に人数を伝え直すときに、いつの時点で何人だったかが分かると、やり取りがスムーズになります。
会費を事前に受け取る場合は、受け取ったかどうかをこの表で管理します。LINEのトークで「振り込みました」と連絡をもらっても、何十人分にもなると確認が追いつきません。受け取りを確認したら表に印をつける、と決めておくと、当日に「払ったはず」「受け取っていない」という行き違いを防げます。
幹事が複数いるときの役割分担
人数が多い集まりでは、幹事を2人以上にして役割を分けると、出欠の管理が止まりにくくなります。分け方の例を紹介します。
- 案内役:案内文を書き、投票を作り、リマインドを送る
- 集計役:投票の結果を表に書き写し、変更を反映する
- 会計役:会費を受け取り、お店への支払いと報告をする
- 当日の受付役:名簿を確認し、名札や席の案内をする
役割を分けたら、幹事だけのLINEグループを作り、相談はそちらで行います。全体のグループで幹事どうしの相談をすると、決まっていない話が参加者に伝わって混乱するからです。
役割を分けるときに大切なのは、出欠の変更の連絡をどの幹事が受けるかを1人に決めておくことです。参加者が思い思いの幹事に連絡すると、案内役は知っているのに集計役は知らない、という状態が生まれます。「変更の連絡は集計役の〇〇まで」と案内文に書いておけば、表とお店への連絡が食い違うことはありません。
出欠確認でよくある失敗
ここで、LINEで出欠を取るときによくある失敗を整理して紹介します。事前に知っておけば、ほとんどは防げます。
1つ目は、投票を作ったのに、トークでも「参加の人はスタンプをください」と書いてしまう失敗です。回答の場所が2つになり、どちらで答えたかを本人も幹事も忘れます。
2つ目は、選択肢に「未定」を入れない失敗です。「参加」と「不参加」だけだと、迷っている人は回答を先送りにします。「未定」があれば、ひとまず答えてもらえるので、回答していない人と迷っている人を区別できます。
3つ目は、投票のタイトルに日付を入れない失敗です。定例の集まりで毎回「出欠」という名前の投票を作ると、どれが今回の投票か分からなくなります。
4つ目は、締切を書かない失敗です。締切がない投票は、いつまでも回答が集まりません。
5つ目は、結果を共有しない失敗です。締切後に「参加は25名で確定しました」とひと言伝えるだけで、参加者は安心し、変更があるときは早めに連絡してくれるようになります。
定例の集まりで毎回の出欠を楽にする工夫
毎週の練習や毎月の定例会のように、同じメンバーで何度も出欠を取る集まりでは、毎回ゼロから投票を作るのは手間がかかります。繰り返しの出欠確認を楽にする工夫をいくつか紹介します。
1つ目は、投票のひな形を決めておくことです。タイトルは「〇月〇日(曜日)練習の出欠」、選択肢は「参加」「不参加」「遅れて参加」のように、毎回同じ形にします。形がそろっていると、参加者も迷わず答えられ、幹事も結果を見比べやすくなります。
2つ目は、投票を作る日を決めることです。たとえば「毎週月曜日の夜に、その週の土曜日の出欠を作る」と決めて参加者にも伝えておくと、参加者の側も月曜日に回答する習慣がつきます。
3つ目は、1か月分の予定をまとめて聞くことです。日程調整の機能を使い、その月の練習日をすべて候補日として送れば、一度の回答で1か月の出欠がそろいます。急な予定の変更があった人だけ、個別に連絡してもらえば十分です。
4つ目は、出欠の傾向を記録しておくことです。毎回の参加人数を表に残しておくと、「月末は参加が少ない」「雨の日は半分になる」といった傾向が見えてきます。会場の予約や、飲食を伴う集まりの人数の見込みを立てるときの手がかりになります。
定例の集まりで出欠の確認が負担になってきたら、出欠を取る仕組みそのものを見直す時期です。
続く集まりの出欠を管理する道具
一度きりの宴会なら、ここまでの方法で十分です。悩みが大きくなるのは、毎月の定例会や、毎週の練習、季節ごとの行事のように、出欠の確認が何度も繰り返される集まりです。
LINEのグループで続けていると、過去の投票や案内がトークの奥に沈み、「前回は何人だったか」「次の予定はいつだったか」を確認するたびにさかのぼることになります。予定はカレンダーのアプリ、写真は共有のドライブ、連絡はLINEと道具が分かれていると、全体を把握している幹事しか会を回せなくなります。
続く集まりの連絡と予定、出欠、写真をひとつのグループにまとめる選択肢として、Tsudooがあります。公式サイトによると、メンバー数とグループ数に上限はなく、グループを作って使うところまで無料です。予定を作ると掲示板に告知され、あとから日時を変えると告知の投稿も同時に更新されます。公式の比較ページでは、出欠の確認もグループの中で行えると案内されています。参加者はLINEのアカウントでそのまま入れるため、新しいIDとパスワードを作ってもらう必要がありません。費用がかかるのは、3分以上の動画の保存が無料の範囲(合計30時間)を超える場合だけで、動画保存プランは1グループあたり月額525円(税込)です。一方で、候補日の中から都合のよい日を投票で選ぶ機能は、現時点では備えていないと公式の比較ページに明記されています。
Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
日程を決める段階はLINEの日程調整で、決まった予定の告知と出欠はグループの中で、という分け方が現実的です。今使っているLINEのグループをすぐにやめる必要はなく、まず予定と写真だけを移して、慣れてから連絡を移していく、という段階的な進め方もできます。
出欠管理の段取りは仕事の力になる
最後に、出欠表づくりを仕事の目線から見てみます。人数を正確に集め、期限までに確定させ、変更に対応する。この段取りは、飲食店の予約管理やイベントの運営、会社の総務の仕事と同じ構造をしています。飲食店の現場でも、予約の人数と食材の発注、スタッフの手配を早い段階で正確に結びつけられる人ほど、無駄な仕入れや人手の余りを減らせます。
フリーランスや在宅ワークの市場を長く運営してきた立場から見ると、継続して仕事を任される人ほど、連絡の窓口を1つに絞り、締切の前に一度確認し、変更のルールを最初に伝える、という基本を丁寧に続けています。依頼する側と受ける側が直接やり取りする形なら、中間のマージンが乗らない分、同じ予算でより多くの作業を頼め、受ける側の手取りも厚くなります。段取りの確かな人ほど、そうした直接の関係を長く続けやすいというのが、運営者として見てきた実感です。
出欠の取りまとめやスケジュールの調整は、在宅でできる仕事としても需要があります。経営者や店舗の運営者に代わって連絡や予定の管理を担う仕事は、オンライン秘書・アシスタントのお仕事で詳しく紹介しています。案内文を書く力を生かしたい人は著述家,記者,編集者の年収・単価相場で、文章の仕事の報酬の水準を確認できます。出欠の集計や通知を自動化する仕組みに関心があれば、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事も参考になります。
LINEで出欠表を作ること自体は、数分でできます。大切なのは、回答の場所を1つに絞り、締切とリマインドの日を決め、変更のルールを最初に伝えることです。この3つを押さえておけば、人数が多い集まりでも、幹事ひとりが抱え込まずに出欠を管理できます。
よくある質問
Q. LINEで出欠表を作るには投票と日程調整のどちらを使えばよいですか?
日程がまだ決まっていない段階では、候補日ごとに〇・△・×で答えてもらえる日程調整が向いています。日程と場所が決まったあとは、投票で「参加」「不参加」「未定」の選択肢を作るのが分かりやすい方法です。日程調整で〇をつけた人が全員参加するとは限らないので、日程が決まったら投票で改めて出欠を確認すると人数のずれを防げます。
Q. LINEの投票で誰が参加と答えたかを確認できますか?
投票の結果の画面で、各項目に誰が投票したかを確認できます。ただし、投票を匿名投票にすると、各項目の投票者は確認できなくなります。出欠表として使う場合は、誰が参加で誰が不参加かが分からないと集計できないので、投票を作るときに匿名にしないよう注意してください。
Q. 出欠の回答がなかなか集まらないときはどうすればよいですか?
締切の1週間前と前日の2回、グループ全体にリマインドを送るのが目安です。名前を挙げて催促すると気まずく感じる人がいるので、「未定でもかまいませんので回答をお願いします」と全体に呼びかけます。人数が多い場合は、グループを小さな班に分け、班ごとの声かけ役に個別の連絡をお願いすると負担を分担できます。
Q. 100人を超える集まりでもLINEのグループで出欠を取れますか?
友だちをグループに自動で追加する設定をオフにすれば、本人を除いて最大499人まで招待できます。ただし、人数が多いと回答の確認や変更の把握が大変になるので、全体の案内は1つのグループで行い、出欠は回答用のフォームで受け付けたり、所属ごとの小さなグループで取りまとめたりする方法を組み合わせると集計が崩れにくくなります。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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