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京都新聞の当選者情報の一部漏えい|委託先へのランサムウェア攻撃 創刊145年感謝プレゼント当選者190件 対象と確かめること 2026

@SOHO編集部
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京都新聞の当選者情報の一部漏えい|委託先へのランサムウェア攻撃 創刊145年感謝プレゼント当選者190件 対象と確かめること 2026

この記事のポイント

  • ✓京都新聞の情報漏洩について
  • ✓2026年3月2日の京都新聞トマト倶楽部の発表をもとに整理
  • ✓2024年の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」の当選者情報190件が

京都新聞の情報漏洩について、京都新聞トマト倶楽部(株式会社京都新聞COM)は2026年3月2日、2024年に実施した「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」の応募者から預かった個人情報の一部が、賞品発送のために共有していた委託先事業者から漏えいしたと発表しました。委託先の株式会社47CLUBが管理するサーバーがランサムウェア攻撃を受けたもので、プレゼント企画3回分の47CLUB取扱商品の当選者の個人情報、合計190件が搾取の対象に含まれていたとしています。項目は郵便番号、住所、氏名、電話番号で、該当する客にはすでに郵送で直接連絡したとしています。2026年11月1日時点で、京都新聞の公式サイトで確かめられる範囲では、3月2日の発表のあとにこの件の新しい報告は出ていません。発表の時点で、この件を悪用した二次被害は確認されていないとしています。 2024年のこのプレゼントで47CLUBの取扱商品に当選した人がまずすることは、届いた郵送の連絡を確かめ、不審な電話には応じず、かかってきたら警察相談専用電話「#9110」に相談することです。 メールアドレスやクレジットカード番号は、47CLUBに共有された項目に挙がっていません。

この記事は、2026年11月1日時点で京都新聞の公式サイトに掲載された発表と、京都新聞トマト倶楽部のページを開き直して確かめた内容だけで書いています。報道の数字や推測は入れていません。

京都新聞のプレゼントの当選者情報で何が起きたのか

京都新聞トマト倶楽部は、京都新聞の読者と、協賛店や施設(サポーター)を京都新聞が結ぶ会員組織です。トマト倶楽部の紹介のページでは、会員は京都新聞の読者、または京都府と滋賀県の人を中心とする16歳以上の約40万人で、入会金や年会費は不要と説明されています。会員は、トマト倶楽部の企画のイベントや、プレゼントの企画に申し込めます。

今回の件の対象は、トマト倶楽部が2024年に実施した「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」です。発表の骨子は次のとおりです。

  • 2024年2月、8月、11月に実施した「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」の応募者から預かった情報を、当選賞品の発送のために、商品を取り扱う複数の委託先事業者に共有していた
  • 2025年11月28日、委託先事業者の1つである株式会社47CLUBが管理するサーバーが、ランサムウェア攻撃者グループ「SafePay」による不正アクセス(ランサムウェア攻撃)を受け、データの暗号化と情報の搾取が行われた
  • 47CLUBが手配した外部専門機関の調査が2026年1月末にかけて進められ、プレゼント企画3回分の47CLUB取扱商品の当選者の個人情報、合計190件が搾取の対象に含まれていることが分かった
  • 47CLUBに共有していたのは、応募時に記載された情報のうち郵便番号、住所、氏名、電話番号だけ
  • 該当する客には、すでに郵送で直接連絡している

2024年に実施した京都新聞トマト倶楽部「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」にご応募いただいた際にお預かりした個人情報の一部が、賞品発送のために共有していた委託先事業者から漏えいしましたことをお知らせいたします。 出典: 京都新聞トマト倶楽部「『京都新聞創刊145年感謝プレゼント』当選者情報の一部漏えいに関するお詫びとご報告」(2026年3月2日)

この発表では「漏えいしました」と書かれています。可能性やおそれではなく、漏えいしたと会社が認めた表現です。ただし、対象は応募者全員ではなく、47CLUBの取扱商品に当選した人の190件です。この点を取り違えないように読む必要があります。

公表の経緯と2026年11月1日時点の状況

この件で公式に確かめられる出来事を、日付の順に並べます。

日付 出来事
2024年2月、8月、11月 「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」を実施。当選賞品の発送のため、応募者の情報を複数の委託先事業者に共有
2025年11月28日 委託先の株式会社47CLUBが管理するサーバーが、ランサムウェア攻撃を受ける
2026年1月末にかけて 47CLUBが手配した外部専門機関が調査。当選者の個人情報190件が搾取の対象に含まれていることが分かる
2026年3月2日 京都新聞トマト倶楽部が「当選者情報の一部漏えいに関するお詫びとご報告」を公表

発表の時点で、該当する客にはすでに郵送で直接連絡したとしています。郵送がいつ行われたかの日付は、発表には書かれていません。

2026年11月1日時点で、京都新聞トマト倶楽部のページと京都新聞の公式サイトで確かめられる範囲では、この件の続報は出ていません。京都新聞のニュースサイトには、ほかの会社や団体の情報漏えいを報じる記事も掲載されていますが、それらは報道として他社の件を伝えるもので、京都新聞トマト倶楽部の件の続報ではありません。

漏えいした項目と、共有していなかった項目

発表では、47CLUBに共有していた情報を、応募時に記載された情報のうち次の4つだけとしています。

区分 内容
対象 2024年に実施したプレゼント企画3回分の、47CLUB取扱商品の当選者
件数 合計190件
漏えいした項目 郵便番号、住所、氏名、電話番号
原因 委託先の株式会社47CLUBが管理するサーバーへの不正アクセス(ランサムウェア攻撃)による搾取

次に、発表で共有していなかったことが読み取れる情報を分けて示します。

区分 内容
会社が「のみ」と限定したもの 47CLUBに共有したのは、郵便番号、住所、氏名、電話番号のみ
そのため47CLUBには共有されていない情報 応募時に記載されたそのほかの情報(どの項目かは発表に列挙されていない)
対象に含まれない人 47CLUB以外の委託先が扱った商品の当選者、当選しなかった応募者(発表の対象は47CLUB取扱商品の当選者)

応募のときに、メールアドレスや生年月日、トマト倶楽部の会員番号などを記載した人もいるはずです。発表では、47CLUBに共有したのは郵便番号、住所、氏名、電話番号のみとしているので、それ以外の情報は47CLUBには渡っていないことになります。応募時にどの項目を記載したかは、プレゼントの応募の形によって違うので、発表には列挙されていません。

応募のときに記載した情報を思い出す

発表で漏えいしたとされる項目は、47CLUBに共有された4つだけです。それでも、自分が応募のときに何を記載したかを思い出しておくと、ほかの情報が含まれていないことを確かめやすくなります。

2024年の応募が、はがきだったか、ウェブの応募フォームだったかで、記載した項目は違うはずです。ウェブで応募した場合は、応募の受付の確認のメールが残っていないか、受信箱を探してみてください。応募のときに記載した項目のうち、郵便番号、住所、氏名、電話番号のほかの情報は、発表によれば47CLUBには共有されていません。

当選しなかった人や、ほかの商品に当選した人

発表の対象は、47CLUBの取扱商品に当選した人です。発表では、搾取の対象に含まれていたのを「47CLUB取扱商品の当選者の個人情報」としており、当選しなかった応募者は対象として書かれていません。また、47CLUB以外の委託先が扱った商品に当選した人も、発表の対象には書かれていません。

「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」に応募しただけで、当選の連絡を受けなかった人は、この件で心配する必要は小さいと読めます。気になる場合は、後の節の窓口で確かめてください。

プレゼントの賞品が当選者に届くまでの流れ

今回の件を理解するには、プレゼントの賞品が当選者に届くまでの流れを知っておくと役に立ちます。発表によると、「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」では、応募者から預かった情報を、当選賞品の発送のために、商品を取り扱う複数の委託先事業者に共有していました。

流れを整理すると、次のようになります。

  1. 読者がトマト倶楽部のプレゼントに応募し、氏名や住所、電話番号などを記載する
  2. 抽選で当選者が決まる
  3. 当選者の情報のうち、発送に必要な項目が、その賞品を扱う委託先事業者に共有される
  4. 委託先事業者が、当選者に賞品を発送する

今回漏えいしたのは、3つ目の段階で47CLUBに共有された情報です。発表で、47CLUBには郵便番号、住所、氏名、電話番号のみを共有していたとされているのは、発送に必要な項目に絞って渡していたことを示しています。

賞品を扱う会社から当選者に直接届く仕組みでは、当選者の情報は主催者のほかに、賞品を扱う会社にも渡ることになります。今回の件は、その渡った先で起きたものです。

原因について発表が説明していること

発表では、原因を委託先の株式会社47CLUBのサーバーへの不正アクセスとしています。ランサムウェア攻撃とは、サーバーなどに入り込んでデータを暗号化して使えなくし、元に戻すことと引き換えに身代金を求める攻撃のことです。発表によると、今回の攻撃では、データの暗号化に加えて情報の搾取が行われました。攻撃者グループの名前は「SafePay」とされています。

京都新聞トマト倶楽部のシステムが攻撃を受けたのではなく、賞品の発送のために情報を共有していた委託先のサーバーが攻撃を受けた、という点が、この件の特徴です。プレゼントの賞品は、商品を取り扱う事業者から当選者に直接送られることがあり、そのために当選者の住所や氏名、電話番号が委託先に渡されていました。

発表では、47CLUBの再発防止策として、被害を受けたサーバーの使用中止と、システム基盤のクラウド移行を挙げています。外部専門機関による監視と調査も続ける予定とされています。京都新聞グループの側では、セキュリティ意識の向上のための研修を強化し、個人情報保護に関する知識と意識の向上を図るとしています。

47CLUBの攻撃の全体の状況や、ほかの取引先への影響は、この記事では扱いません。この記事は、京都新聞のプレゼントの当選者の件に絞って書いています。

ランサムウェアの被害で起きることの読み方

今回の件で47CLUBが受けたランサムウェア攻撃では、発表によると、データの暗号化と情報の搾取が行われました。一般に、ランサムウェアの攻撃では、データを暗号化して使えなくするだけでなく、その前に情報を盗み出し、身代金を払わなければ公開すると脅す手口が知られています。今回の発表で「暗号化」と「搾取」の両方が書かれているのは、この2つが起きたことを示しています。

発表では、攻撃者グループの名前を「SafePay」と明らかにしています。盗み出された情報がどこかで公開されたかどうかは、発表には書かれていません。発表の時点で、この件を悪用した二次被害は確認されていないとしています。

利用者の側から見て大切なのは、盗み出された情報の範囲です。今回は、47CLUBに共有していたのが郵便番号、住所、氏名、電話番号のみとされているので、漏えいした情報もこの4つに限られます。カード番号や口座番号、パスワードが含まれていないので、カードの再発行やパスワードの変更が要るとは、発表からは読み取れません。備えの中心は、不審な電話と郵便への注意になります。

トマト倶楽部の会員が確かめたいこと

トマト倶楽部の会員の中には、今回のプレゼントのほかにも、イベントや別のプレゼントの企画に応募している人がいるはずです。発表の対象は、2024年の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」の企画3回分の、47CLUB取扱商品の当選者です。それ以外のトマト倶楽部の企画や、会員の登録の情報が対象に含まれるとは、発表には書かれていません。

会員が確かめたいのは、次の点です。

  • 2024年2月、8月、11月の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」に応募したか
  • 応募した場合、当選の連絡を受けたか、賞品は何だったか
  • 賞品の送り状の差出人に、47CLUBの名前があったか

3つとも当てはまる人は、この記事の備えを済ませてください。どれか1つでも当てはまらない人は、発表の対象からは外れると読めます。判断がつかない場合は、京都新聞トマト倶楽部の窓口で確かめてください。

分かっていることと分かっていないことの整理

2026年11月1日時点で、京都新聞トマト倶楽部の発表から分かっていることと、分かっていないことを並べます。報道などで別の説明を目にしても、発表に書かれていないものは、ここには入れていません。

分かっていること 分かっていないこと
対象は2024年2月、8月、11月の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」の、47CLUB取扱商品の当選者 回ごとの当選者の件数の内訳
件数は合計190件 郵送の連絡を送った日付
項目は郵便番号、住所、氏名、電話番号 盗み出された情報が公開されたかどうか
47CLUBのサーバーが2025年11月28日にランサムウェア攻撃を受けた 47CLUB以外の委託先が扱った当選者の情報の扱い
発表の時点で、この件を悪用した二次被害は確認されていない 補償やお詫びの品の有無

分かっていないことを、推測で埋めないことが大切です。気になる点は、発表にある窓口で確かめてください。

京都新聞トマト倶楽部の対応

発表で示されている対応は、次のとおりです。

  • 該当する客に、すでに郵送で直接連絡した
  • 不審な電話がかかってきた場合の相談先として、警察相談専用電話「#9110」を案内した
  • 47CLUBで、被害サーバーの使用中止とシステム基盤のクラウド移行を実施した。外部専門機関による監視と調査も続ける予定
  • 京都新聞グループで、セキュリティ意識の向上のための研修を強化する
  • 問い合わせ先を、プレゼントキャンペーンに関するものと、個人情報漏えいに関するものに分けて案内した

補償やお詫びの品の案内は、2026年3月2日の発表には書かれていません。発表に書かれていないことを推測で書くことはしません。ほかの会社の事案で補償がどう扱われてきたかは、情報漏洩の補償はもらえるのか|お詫び金・ポイントの例と利用者が確かめること 2026で説明しています。ここで紹介している例は他社の事案であり、京都新聞トマト倶楽部の対応を示すものではありません。

自分が対象かを確かめる方法

発表では、漏えいした個人情報に該当する客には、すでに郵送で直接連絡したとしています。まずは、2026年3月ごろまでに京都新聞トマト倶楽部から届いた郵便を確かめてください。

こんな人 考え方
2024年の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」で、47CLUBの取扱商品に当選し、賞品を受け取った 対象になりうる。郵送の連絡を確かめる
同じプレゼントで、ほかの商品に当選した 発表の対象には書かれていない
同じプレゼントに応募したが、当選しなかった 発表の対象には書かれていない
2024年以外のトマト倶楽部のプレゼントだけに応募した 発表の対象は2024年の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」

当選した賞品が47CLUBの取扱商品だったかどうかを覚えていない人は、賞品が届いたときの箱や送り状、同封されていた案内を手がかりにできます。送り状の差出人に47CLUBの名前があれば、47CLUBが扱った商品だった可能性があります。手元に残っていない場合は、窓口で確かめてください。

家族の名前で応募したとき

プレゼントの応募は、家族のうちの1人の名前で行うこともあります。応募者と賞品の受け取りの名前が違う場合や、家族の誰かが応募していた場合は、郵送の連絡が家族の別の人あてに届いていることもあります。家族の中で、トマト倶楽部からの郵便を受け取っていないかを確かめておくと安心です。

郵送の連絡が届いていないとき

発表では、該当する客には、すでに郵送で直接連絡したとしています。ところが、2024年の応募のあとに引越しをした人は、応募したときの住所に郵便が届いているため、連絡を受け取っていないことがありえます。郵便局の転送の届けを出していれば新しい住所に届きますが、届けの期間が過ぎていると届かないこともあります。

2024年のプレゼントで47CLUBの取扱商品に当選した覚えがあるのに、郵送の連絡が見当たらない人は、京都新聞トマト倶楽部の窓口にメールで問い合わせてください。連絡が届いていなくても、当選者であれば、漏えいした項目と、すべき備えは同じです。

当選者がすること

漏えいした項目は、郵便番号、住所、氏名、電話番号です。発表では、これらの情報が悪用される可能性があるとし、例として不審電話の標的になるというリスクを挙げています。

現時点で本件を悪用した二次被害は確認されておりませんが、万が一、不審な電話がかかってきた場合には、警察相談専用電話「♯9110」へご相談くださいますようお願いいたします。 出典: 京都新聞トマト倶楽部「当選者情報の一部漏えいに関するお詫びとご報告」

発表によると、「#9110」は全国共通の番号で、電話をかけた地域の警察本部などの相談窓口につながります。110番は事件や事故の緊急の通報のための番号で、#9110はそれ以外の相談のための番号です。

不審な電話への備え

氏名と住所と電話番号がそろっていると、名前を呼んで話しかける電話が、本物らしく聞こえやすくなります。たとえば、次のような電話には応じないようにします。

  • 「プレゼントの当選の手続きに費用がかかる」として、振り込みを求める電話
  • 「情報漏えいのお詫びとして返金する」として、口座番号や暗証番号を聞く電話
  • 新聞社や配送業者、警察、役所を名乗り、「あなたの情報が悪用されている」と不安をあおる電話

発表には、こうした手続きを客に求めることは書かれていません。電話で費用や口座の話が出たら、その場で決めず、いったん電話を切ってください。迷ったときは、#9110に相談します。

電話番号への迷惑電話やSMSへの備えは、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026にまとめています。留守番電話の設定や、知らない番号からの電話をいったん留守番電話で受ける方法も、ここで紹介しています。

郵便での不審な案内への備え

住所と氏名が含まれているので、郵便での不審な案内にも注意が必要です。プレゼントの当選や、懸賞の当選を装って、手数料の振り込みを求めるはがきや封書には応じないようにします。住所が出回った可能性があるときの備えは、個人情報が流出して住所が漏れたときの対応|起きることと防ぎ方の順番で詳しく説明しています。

SMSやメールで届く不審な案内

今回の漏えいした項目に、メールアドレスは含まれていません。ただ、電話番号が含まれているので、携帯電話の番号であれば、SMS(電話番号あてに届く短いメッセージ)で不審な案内が届くことが考えられます。たとえば、「プレゼントの再送に手続きが必要」「荷物の配達に失敗した」として、リンク先で個人情報やカード番号を入力させる案内です。

SMSのリンクは開かず、気になるときは、主催者や配送業者の公式のサイトを自分で開いて確かめてください。偽のメッセージを短時間で振り分ける手順は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処で説明しています。

電話番号を変える必要はあるか

発表では、電話番号を変えるよう求めてはいません。電話番号を変えると、家族や知人、取引先への連絡のし直しが必要になり、負担が大きくなります。まずは、知らない番号からの電話を留守番電話で受ける、迷惑電話を知らせる機能を使う、といった備えから始めるのが現実的です。

不審な電話が何度もかかってくるなど、困ったことが続く場合は、#9110に相談したうえで、番号を変えるかどうかを考えてください。

高齢の家族が当選者だったとき

新聞のプレゼントの企画には、長く新聞を読んでいる高齢の読者が応募することも多いはずです。当選者が高齢の家族だった場合は、家族から一声かけておくと安心です。

  • 届いた郵送の連絡の中身を、家族と一緒に確かめる
  • 知らない人から電話で費用や口座、カードの話が出たら、いったん切って家族に知らせると決めておく
  • 困ったときにかける番号として、#9110 と、家族の電話番号を、電話機のそばに書いて貼っておく

電話での不審な勧誘は、話を急がせ、その場で決めさせようとするのが特徴です。「家族に相談してからにします」と言って切ることを、あらかじめ約束しておくと、その場で慌てずに済みます。

問い合わせ窓口

発表に載っている窓口は、問い合わせの内容によって2つに分かれています。

問い合わせの内容 窓口 メールアドレス
プレゼントキャンペーンに関すること 京都新聞トマト倶楽部 お問い合わせ窓口 [email protected]
個人情報漏えいに関すること 株式会社47CLUB 個人情報お問い合わせ窓口 [email protected]

発表では、どちらの窓口もメールアドレスで案内されており、電話番号と受付時間は書かれていません。なお、47CLUBのウェブサイト(www.47club.jp)は、2026年11月1日時点で開くことができませんでした。47CLUBの窓口にメールを送っても返事がない場合は、京都新聞トマト倶楽部の窓口に相談する方法があります。プレゼントの応募や当選の内容を確かめたいときは京都新聞トマト倶楽部へ、漏えいした情報の扱いについて聞きたいときは47CLUBへ、という分け方です。

問い合わせのメールには、応募した時期(2024年2月、8月、11月のどれか)、当選した賞品、応募したときの氏名を書くと、確認が早く進みます。問い合わせのメールのアドレスは、発表やこの記事など、自分で確かめた所から取ってください。届いたメールやSMSに書かれたアドレスや番号に連絡すると、本物の窓口ではない所につながるおそれがあります。

対象の人がすることの一覧

ここまでの内容を、立場ごとに並べます。

立場 すること
2024年のプレゼントで47CLUBの取扱商品に当選した人 届いた郵送の連絡を確かめて保存する。不審な電話や郵便に応じず、不審な電話は#9110に相談する
当選したか、どの商品だったか覚えていない人 送り状や郵便を探し、分からなければ京都新聞トマト倶楽部の窓口に問い合わせる
高齢の家族が当選者だった人 郵送の連絡を一緒に確かめ、不審な電話への約束ごとを決めておく
応募したが当選しなかった人 発表の対象として書かれていない。気になれば窓口で確かめる

いずれの場合も、届いた郵送の連絡は捨てずに保存しておくと、あとで不審な電話や郵便を受けたときに、本物の連絡と見比べる手がかりになります。電話で不審な連絡を受けたときは、日付と時刻、相手が名乗った名前、話の内容をメモに残しておくと、#9110に相談するときに役立ちます。

プレゼントや懸賞に応募する人が日ごろからできること

今回の件は、プレゼントの主催者ではなく、賞品の発送のために情報を共有していた委託先で起きました。プレゼントや懸賞に応募するときは、主催者だけでなく、賞品の発送を担う会社にも情報が渡ることがあります。応募する側が日ごろからできる備えを挙げます。

  • 応募したプレゼントや懸賞の名前と時期を、メモに残しておく
  • 応募のときに入力や記載を求められる項目が、本当に必要なものかを見る
  • 当選の連絡で、費用の振り込みや口座番号を求められたら、主催者の公式の窓口で確かめる
  • 当選した賞品の送り状に書かれた差出人を、確かめておく

どこにどの情報を渡したかを記録しておくと、今回のような発表があったときに、自分が対象かどうかをすぐ確かめられます。プライバシーの方針に、委託先に情報を共有することがあると書かれている場合は、どのような目的で共有されるのかを読んでから応募すると安心です。

委託先で起きた漏えいの読み方

今回の件のように、利用者が直接やりとりした会社ではなく、その会社の委託先で漏えいが起きることがあります。利用者の側から見ると、知らない会社の名前が出てくるので、戸惑う人もいるはずです。

委託先とは、会社が仕事の一部を任せている別の会社のことです。今回は、京都新聞トマト倶楽部が、当選賞品の発送を、商品を取り扱う事業者に任せていました。その事業者の1つが47CLUBで、発送のために当選者の住所や氏名、電話番号を受け取っていました。

このような件では、発表が2つの会社から出ることがあります。今回の京都新聞トマト倶楽部の発表も、問い合わせ先を、プレゼントキャンペーンに関するものは京都新聞トマト倶楽部、個人情報漏えいに関するものは47CLUBと分けています。どちらに何を聞けばよいかを、発表で確かめてから連絡するようにしてください。

また、委託先の会社の名前で検索すると、その会社がほかの取引先とのあいだで受けた影響を伝える情報も出てきます。47CLUBのサーバーへの攻撃は、京都新聞トマト倶楽部のプレゼントだけでなく、47CLUBの取引の全体に関わる出来事です。京都新聞のプレゼントの当選者として確かめたいことは、京都新聞トマト倶楽部の発表に書かれた範囲に収まるので、ほかの取引先の話と混同しないようにしてください。自分が別のサービスで47CLUBの商品を買ったことがある場合は、そのサービスを運営する会社の発表を確かめる必要があります。

在宅で仕事をする人が気をつけること

在宅で業務委託の仕事を受けている人の中には、取引先のキャンペーンの事務や、商品の発送の手配を手伝い、応募者や顧客の住所や氏名、電話番号を扱う立場になる人もいます。今回の件の47CLUBのように、委託を受ける側に立つこともあれば、自分がさらに別の人に作業を頼む側に立つこともあります。

個人情報保護委員会の漏えい等の対応のページでは、事業者に委員会への報告が義務づけられる場合として、不正の目的をもって行われたおそれがある行為による個人データの漏えい等を挙げ、例として不正アクセスにより個人データが漏えいした場合や、ランサムウェア等により個人データが暗号化され、復元できなくなった場合を示しています。ランサムウェア事案による個人データの漏えい等が発生した場合は、共通様式により報告を行うことができるとも書かれています(令和7年10月1日以降)。報告の記入例には、委託先の事例も用意されています。

取引先から顧客の名簿や発送のデータを預かっている人は、次の点を見直しておくと安心です。

  • 預かったデータを、作業に必要な項目だけに絞ってもらっているか
  • 作業が終わったデータを、手元のパソコンやクラウドに残し続けていないか
  • データを保存しているパソコンやアカウントのパスワードを、ほかのサービスと使い回していないか
  • 異変に気づいたとき、取引先の誰に連絡するかを決めているか

今回の発表で、47CLUBに共有していたのは郵便番号、住所、氏名、電話番号のみとされているように、委託先に渡す情報を必要なものに絞っておくことは、漏えいが起きたときの影響を小さくします。どこまでが自分の責任になるかは、契約の内容や事情で変わるので、ここでは断定できません。

フリーランス・在宅ワークの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、長く取引が続く人ほど、作業の速さだけでなく、預かったデータの扱い方と、作業のあとに不要なデータを残さない丁寧さで信頼を得ています。中間の手数料が乗らない直接の取引では、こうした信頼がそのまま次の依頼と手取りの厚さに結びつきます。

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京都新聞トマト倶楽部の件は、2026年11月1日時点で2026年3月2日の発表が最新で、該当する客にはすでに郵送で連絡したとされています。2024年の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」で47CLUBの取扱商品に当選した人は、届いた郵送の連絡を確かめ、不審な電話には応じず、かかってきたら#9110に相談してください。

よくある質問

Q. 京都新聞の情報漏洩で、どんな情報が漏えいしたのですか?

2026年3月2日の京都新聞トマト倶楽部の発表では、2024年の「京都新聞創刊145年感謝プレゼント」の企画3回分で、委託先の株式会社47CLUBの取扱商品に当選した人の個人情報、合計190件が漏えいしたとしています。項目は郵便番号、住所、氏名、電話番号で、47CLUBにはこの4つだけを共有していたとされています。

Q. プレゼントに応募しただけでも対象になりますか?

発表の対象は、47CLUBの取扱商品に当選した人です。当選しなかった応募者や、ほかの委託先が扱った商品に当選した人は、発表の対象として書かれていません。該当する客には、すでに郵送で直接連絡したとしているので、まずは京都新聞トマト倶楽部から届いた郵便を確かめてください。

Q. 不審な電話がかかってきたらどうすればよいですか?

発表では、不審な電話がかかってきた場合は、警察相談専用電話「#9110」に相談するよう案内しています。#9110は全国共通の番号で、電話をかけた地域の警察本部などの相談窓口につながります。費用の振り込みや口座番号を求められても、その場では応じず、いったん電話を切ってください。

Q. 問い合わせはどこにすればよいですか?

発表では、プレゼントキャンペーンに関する問い合わせは京都新聞トマト倶楽部 お問い合わせ窓口([email protected])、個人情報漏えいに関する問い合わせは株式会社47CLUB 個人情報お問い合わせ窓口([email protected])と分けて案内しています。どちらもメールアドレスでの案内で、電話番号は書かれていません。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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