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ちばぎん商店の情報漏えいのおそれ|千葉銀行デビットのギフト申込 個人約722先・法人約1,616先 氏名・住所 対象と確かめること 2026

@SOHO編集部
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ちばぎん商店の情報漏えいのおそれ|千葉銀行デビットのギフト申込 個人約722先・法人約1,616先 氏名・住所 対象と確かめること 2026

この記事のポイント

  • ✓ちばぎん商店の情報漏洩について
  • ✓千葉銀行が2026年9月17日に出した発表をもとに整理
  • ✓TSUBASAちばぎんVisaデビットのプラチナカード向けGIFT SELECTIONの申込者

ちばぎん商店の情報漏洩について、株式会社千葉銀行は2026年9月17日、業務の一部を委託している子会社のちばぎん商店株式会社のコーポレートサイトのサーバーが第三者から不正アクセスを受け、そのサーバーに保存されていた千葉銀行の顧客の個人情報に漏えいのおそれがあると発表しました。対象は、TSUBASAちばぎんVisaデビットカードとTSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカードのプラチナカードを持つ人向けの「GIFT SELECTION」に申し込んだ顧客で、数は個人が約722先、法人が約1,616先(発表の時点)です。漏えいのおそれがある情報は、氏名、住所、メールアドレス、電話番号、申込番号で、クレジットカード情報やパスワードなどはこのサーバーに保管されていないとされています。 GIFT SELECTIONに申し込んだことがある人がまずすることは、千葉銀行からの個別の連絡が届いていないかを確かめること、そして千葉銀行やちばぎん商店を名乗る電話・メール・郵便でカードの情報や暗証番号を聞かれても答えないことです。 ちばぎん商店のコーポレートサイトを開いたことがある人は、そのとき不審な画面に個人情報を入力したりファイルをダウンロードしたりしていないかも振り返ります。

公表から日が経っているので、2026年11月1日時点で分かっていることも先に書きます。千葉銀行の発表は2026年9月17日の1本で、新たな事実が分かれば千葉銀行のホームページなどで速やかに知らせるとされています。2026年11月1日時点で、千葉銀行のニュースリリースの一覧に、この件の続報は掲載されていません。発表の時点では、個人情報の外部への送信を示す証跡は確認されておらず、悪用などの二次被害も確認されていないとされています。補償についての記載はありません。

この記事は、千葉銀行の公式発表「子会社ちばぎん商店のコーポレートサイトへの不正アクセス事案の発生について」を、2026年11月1日に開き直して確かめた内容だけで書いています。報道の数字や推測は入れていません。

ちばぎん商店の不正アクセスで何が起きたのか

ちばぎん商店株式会社は、千葉銀行のグループ会社です。発表によると、千葉銀行は業務の一部をちばぎん商店に委託しており、その中に、TSUBASAちばぎんVisaデビットカードとTSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカードのプラチナカードを持つ人向けのギフトの送付の業務がありました。このギフトの申し込みが「GIFT SELECTION」です。

デビットカードとは、使うとその場で銀行口座からお金が引き落とされるカードのことです。プラチナカードは、これらのデビットカードの種類の1つです。発表からは、その保有者向けにギフトを送る業務があり、申し込みの受け付けにちばぎん商店が関わっていたことが分かります。

発表の骨子は次のとおりです。

  • 2026年9月3日(木)13時ごろ、ちばぎん商店の担当者が、コーポレートサイトにオンラインカジノに関するコンテンツが表示されているのを見つけ、サーバーへの不正アクセスが分かった
  • 現在、このウェブサイトは公開を停止している
  • サーバーには、ギフトの送付の業務に関する千葉銀行の顧客の個人情報が保存されていた
  • 発表の時点で、個人情報の外部への送信を示す証跡は確認されていない
  • 悪用などの二次被害も確認されていない
  • ちばぎん商店が運営する「C-VALUEショッピング」と「C-VALUEクラウドファンディング」は、別のサーバーを使っており、不正アクセスは確認されていない

公式の表現は「漏えいのおそれ」で、漏えいしたと確認したという書き方ではありません。この記事でも、題や見出しを含めて言い切らずに書きます。

この件の特徴は、狙われたのが銀行のシステムではなく、子会社の会社案内のサイトのサーバーだった点です。会社案内のサイトに、ギフトの申し込みの情報が保存されていたことになります。銀行の口座やカードの仕組みそのものに不正アクセスがあったとは書かれていません。

委託先で起きた漏えいのおそれを、銀行が発表している理由

この件で発表を出したのは、不正アクセスを受けたちばぎん商店ではなく、千葉銀行です。その理由は、発表の書き方から読み取れます。発表は、千葉銀行が業務の一部をちばぎん商店に委託しており、その業務に関する「当行のお客さまの個人情報」がサーバーに保存されていた、としています。

委託とは、会社が自分の業務の一部を、別の会社に任せることです。今回で言えば、プラチナカードを持つ顧客にギフトを送る業務を、千葉銀行がちばぎん商店に任せていました。顧客がギフトを申し込むと、その申し込みの情報は、千葉銀行の顧客の情報としてちばぎん商店のサーバーで扱われます。

顧客から見ると、申し込んだ相手は千葉銀行のカードの特典であり、その情報を実際に扱っていたのが子会社だった、という形です。発表の冒頭で千葉銀行は、グループ会社を含む委託先の管理をより一層徹底し、再発防止に努めるとしています。

この仕組みを知っておくと、ほかのサービスを使うときにも役立ちます。カードの特典やポイントの交換、キャンペーンの申し込みでは、申し込みの受け付けや景品の発送を、別の会社が担っていることがあります。申し込みのページの下のほうや、プライバシーポリシーに、委託先や運営の会社が書かれていないかを見ておくと、何かあったときにどこの発表を確かめればよいかが分かります。

公表の経緯と2026年11月1日時点の状況

発表に書かれた日付と、2026年11月1日時点の状況を並べます。

日付 公式発表に書かれていること
2026年9月3日(木)13時ごろ ちばぎん商店の担当者が、コーポレートサイトにオンラインカジノのコンテンツが表示されているのを見つけ、不正アクセスが分かった
その後 ウェブサイトの公開を停止。外部からのリンクの削除と、検索結果への表示の停止などを実施
その後 警察へ相談し、関係機関へ報告。第三者の専門調査機関と連携して、原因と影響範囲を確認中
2026年9月17日 千葉銀行が「子会社ちばぎん商店のコーポレートサイトへの不正アクセス事案の発生について」を公表

千葉銀行の発表では、漏えいのおそれがある顧客には順に連絡するとされています。新たな事実が分かった場合は、千葉銀行のホームページなどで速やかに知らせるとされています。

2026年11月1日時点で、千葉銀行のニュースリリースの一覧を見た範囲では、9月17日のあとにこの件の続報は掲載されていません。原因の詳しい内容と、具体的な再発防止策は、調査の結果を踏まえて講じるとされていて、まだ公表されていません。顧客の数も「現時点」の数として示されたもので、調査の結果で変わる可能性があります。

漏えいのおそれがある情報と含まれない情報

発表に書かれた項目を表に分けます。かっこの中は、発表がそれぞれの項目について補った説明です。

区分 項目
漏えいのおそれがある情報 氏名(ギフトの送付先の宛名と、カードの契約者の名義)
漏えいのおそれがある情報 住所(配送先)
漏えいのおそれがある情報 メールアドレス(申込人)
漏えいのおそれがある情報 電話番号(配送先)
漏えいのおそれがある情報 申込番号(申込人)
サーバーに保管されていないと明記された情報 クレジットカード情報
サーバーに保管されていないと明記された情報 パスワードなどの情報

ここで気をつけたいのは、住所と電話番号が「配送先」のものだという点です。ギフトを自宅ではなく家族や知人あてに送った場合、その送付先の人の名前と住所と電話番号が含まれていることになります。申し込んだ本人だけでなく、ギフトを受け取った人も、この件に関わっている可能性があります。

氏名には、ギフトの送付先の宛名と、カードの契約者の名義の2つが含まれます。ギフトを自分あてに送った人は、同じ名前が2つの項目に入っていることになります。

一方で、クレジットカード情報やパスワードは、不正アクセスを受けたサーバーに保管されていないとされています。デビットカードの番号や口座の情報、暗証番号についての記載はありませんが、発表の対象になっているのはギフトの申し込みの情報です。

対象になる人の範囲

発表に書かれた対象者は、次のとおりです。

項目 内容
対象者 TSUBASAちばぎんVisaデビットカードとTSUBASAちばぎんVisaビジネスデビットカードのプラチナカードを持つ人向けのGIFT SELECTIONに申し込んだ顧客
対象期間 2022年度から2024年度(それぞれ4月から3月)と、2025年度の4月から10月
個人の顧客 約722先
法人の顧客 約1,616先

「先」とは、銀行が取引の相手を数えるときに使う言い方で、ここでは顧客の数を指します。個人の顧客と法人の顧客は分けて数えられていて、合わせると約2,338先になります。

対象期間は、2022年4月から2025年10月までの申し込みです。年度で書かれているので、2022年度は2022年4月から2023年3月まで、2024年度は2024年4月から2025年3月まで、と読みます。この間に1度でもGIFT SELECTIONに申し込んだことがある人は、対象に含まれている可能性があります。

プラチナカードを持っていても、GIFT SELECTIONに申し込んでいない人は、発表の対象者には当たりません。また、千葉銀行のほかのカードや、ちばぎん商店の通販サイトのC-VALUEショッピングだけを使っている人も、発表の対象者には含まれていません。

時期ごとに振り返って確かめること

この件では、対象になる申し込みの期間が3年半にわたります。時期ごとに振り返っておくと、見落としを減らせます。

1つ目は、2022年4月から2025年10月までの申し込みの時期です。この間にGIFT SELECTIONに申し込んだかを、カードの特典の案内のメールや、申し込みの完了のメールで確かめます。毎年申し込んでいた人は、年度ごとに送付先が違っていなかったかも振り返ります。送付先が年によって違えば、その分だけ、伝えておくべき家族や知人が増えます。

2つ目は、2026年9月3日の前後の時期です。この日に、コーポレートサイトにオンラインカジノのコンテンツが表示されているのが見つかりました。この時期に、ちばぎん商店のコーポレートサイトを開いた覚えがある人は、後の節の「サイトを開いたことがある人の注意」に沿って振り返ります。

3つ目は、2026年9月17日の発表のあとの時期です。千葉銀行から個別の連絡が届いていないかを確かめ、届いていれば内容を読みます。届いた連絡が本物か迷ったら、お客さま相談室に電話して確かめます。

原因と千葉銀行の対応

原因について、発表に書かれているのは、ちばぎん商店のコーポレートサイトのサーバーに第三者による不正アクセスがあったという点と、それがサイトにオンラインカジノのコンテンツが表示されたことで分かったという点です。どのような手口で入られたのかは、第三者の専門調査機関と連携して確認しているところとされ、公表されていません。

発表に書かれた対応をまとめます。

  • ウェブサイトの公開を停止した
  • ウェブサイトへの外部からのリンクを削除し、検索結果に表示されないようにするなど、被害の拡大を防ぐ措置をとった
  • 警察に相談し、関係機関に報告した
  • 第三者の専門調査機関と連携して、原因と影響範囲を確認している
  • 漏えいのおそれがある顧客に、順に連絡する
  • 具体的な再発防止策は、調査の結果を踏まえて講じる
  • グループ会社を含む委託先の管理をより一層徹底する

補償について、発表には記載がありません。情報漏えいの補償が一般にどう扱われているかは、情報漏洩の補償はもらえるのか|お詫び金・ポイントの例と利用者が確かめること 2026で過去の例をまとめています。

会社案内のサイトに入られると何が起きるのか

今回の件は、ちばぎん商店の担当者が、自社のコーポレートサイトにオンラインカジノのコンテンツが表示されているのを見つけたことで分かりました。コーポレートサイトとは、会社の紹介やお知らせを載せる、いわゆる会社案内のサイトのことです。

本来の内容とは関係のないコンテンツが表示されていたということは、サイトの表示が、会社の意図しないものになっていた、ということです。発表は、サイトを開いた人が不審なサイトへ誘導された可能性があるとしています。会社案内のサイトは、ふだん多くの人が気にせず開くものなので、そこから別のサイトに移されても気づきにくいことがあります。

ここから利用者が学べることは、知っている会社のサイトを開いたつもりでも、表示された画面が本物とは限らない、ということです。見覚えのない画面に切り替わったり、本来の内容と関係のない広告が出たりしたら、何も入力せずにそのページを閉じます。個人情報やカードの情報を入力する前には、アドレスの欄で、開いているサイトのドメインが本来の会社のものかを確かめます。

発表によると、千葉銀行とちばぎん商店は、サイトの公開を停止したうえで、ほかのサイトからのリンクを削除し、検索結果にも表示されないようにする措置をとっています。2026年11月1日時点で、このサイトの公開が再開されたという案内は、千葉銀行の発表には書かれていません。

サイトを開いたことがある人の注意

この件には、ギフトの申込者とは別に、ちばぎん商店のコーポレートサイトを開いた人に向けた注意もあります。発表には次のように書かれています。

また、本件ウェブサイトにアクセスされたお客さまにおかれましては、不審なサイトへ誘導された可能性がありますので、遷移先の不審な画面等で個人情報を入力したり、ファイルをダウンロードされた覚えがある場合には、十分にご注意いただくようお願いいたします。 出典: 千葉銀行「子会社ちばぎん商店のコーポレートサイトへの不正アクセス事案の発生について」

サイトにオンラインカジノのコンテンツが表示されていたことから、サイトを開いた人が、別の不審なサイトに移されていた可能性がある、ということです。発表には、いつからいつまでの間にサイトを開いた人が当てはまるのかは書かれていません。

ちばぎん商店のコーポレートサイトを開いたことがある人は、次の点を振り返ります。

  • サイトを開いたときに、見覚えのない画面に切り替わったことがなかったか
  • その画面で、氏名やカードの番号、パスワードなどを入力しなかったか
  • その画面から、ファイルをダウンロードしなかったか

入力した覚えがある場合は、入力した情報に合わせて対処します。パスワードを入力したなら、そのパスワードを使っているサービスでパスワードを変えます。カードの番号を入力したなら、カードの発行会社に連絡します。ファイルをダウンロードした場合は、そのファイルを開かずに削除し、パソコンやスマートフォンのウイルス対策のソフトで調べます。

自分が対象かを確かめる方法

対象かどうかを確かめる方法は、次のとおりです。

  1. 2022年4月から2025年10月までの間に、GIFT SELECTIONに申し込んだかどうかを思い出す。申し込みのときのメールが残っていれば、申込番号や日付で確かめられます
  2. 千葉銀行からの個別の連絡が届いていないかを確かめる。発表では、漏えいのおそれがある顧客には順に連絡するとされています
  3. 分からない場合は、千葉銀行のお客さま相談室に問い合わせる

ここで注意したいのは、連絡を装った偽の電話やメールです。「千葉銀行です。情報漏えいの対象です。本人確認のため、カードの番号と暗証番号を教えてください」という電話がかかってきても答えず、いったん切って、発表に載っているお客さま相談室の番号に自分からかけ直します。

ギフトを申し込んだ人がすること

漏えいのおそれがある項目に合わせて、要るものだけを書きます。

電話と郵便への備え

配送先の住所と電話番号、氏名が含まれます。千葉銀行やちばぎん商店、ギフトの配送業者を名乗る電話や郵便に注意します。

  • 「ギフトの再送のため」「配送先の確認のため」と言って、カードの番号や口座の情報、暗証番号を聞く電話には答えない
  • 郵便で届いた書類に、返信用の用紙でカードの情報を書かせる内容があれば、千葉銀行のお客さま相談室に確かめるまで送らない
  • 知らない番号からのSMSで、配送の不在通知を装ったリンクが届いても開かない

電話番号が知られたときの迷惑電話やSMSへの備え方は、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026にまとめています。住所が知られたときの考え方は、住所が漏れたときで整理しています。

メールへの備え

申込人のメールアドレスも含まれます。千葉銀行を名乗るメールの本文のリンクからログインしないようにします。千葉銀行のインターネットバンキングを使うときは、ブックマークや公式アプリから開きます。偽のメールの見分け方は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処に、SMSの見分け方は、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順にまとめています。

口座とカードの記録

カードの情報とパスワードはサーバーに保管されていないとされているので、この件だけを理由にカードを止める必要はありません。ただ、偽の連絡に応じてカードの番号を伝えてしまうと、そこから被害が出るおそれがあります。デビットカードは使うとすぐに口座から引き落とされるので、口座の入出金の記録をこまめに見て、身に覚えのない引き落としがあれば、すぐに千葉銀行に連絡します。

インターネットバンキングを使っている人は、ログインや取引をメールやアプリで知らせる機能があれば使っておくと、身に覚えのない操作に早く気づけます。そうした機能があるかどうかと設定の方法は、千葉銀行の公式アプリやインターネットバンキングの画面で確かめます。通帳だけで記録を見ている人は、記帳の間隔を短くして、入出金を確かめる回数を増やします。

口座から不正に送金されたときの補償の考え方は、ネットバンキングの不正送金は補償される?全国銀行協会の基準と30日の期限、補償されない例 2026で解説しています。

登録した連絡先が古くなっている場合

GIFT SELECTIONに申し込んだあとに、引っ越しやメールアドレスの変更をした人もいます。その場合、千葉銀行からの個別の連絡が、古い連絡先あてに届いて、本人の目に入っていないこともあり得ます。

千葉銀行に登録している住所やメールアドレスが今のものになっているかを、インターネットバンキングや取引のある支店で確かめておくと、今後の案内を受け取り損ねずに済みます。法人の場合も、届け出ている担当者や連絡先が今のものかを確かめます。

なお、漏えいのおそれがあるのは、申し込みのときに登録した配送先の住所と電話番号、申込人のメールアドレスです。今は使っていない古い住所や電話番号であっても、そこに住んでいる別の人や、その番号を引き継いだ別の人に連絡が行くことはあり得ます。気になる場合は、お客さま相談室に事情を伝えて相談します。

ギフトを受け取った家族や知人に伝えること

GIFT SELECTIONで、ギフトの送付先を自分以外の人にしたことがある場合は、その人にもこの件を伝えておきます。発表で漏えいのおそれがあるとされた氏名には「ギフトの送付先の宛名」が、住所と電話番号には「配送先」のものが含まれているためです。

伝えておきたいのは、次のような点です。

  • ギフトを送った人の名前を出して「贈り物の配送の件で確認があります」と連絡してくる電話やSMSに、すぐに応じないこと
  • 配送業者を名乗る不在通知のSMSのリンクを開かないこと
  • 不審な連絡があったら、ギフトを送った本人に知らせること

ギフトを受け取った人は、千葉銀行の顧客ではないこともあります。その場合、千葉銀行からの個別の連絡は、受け取った人には届かないと考えておき、送った本人から伝えることが大切です。伝えるときは、漏えいのおそれがあるのは名前と住所と電話番号であること、カードの情報は含まれていないとされていることを、あわせて伝えると相手も落ち着いて備えられます。

C-VALUEショッピングを使っている人が知っておくこと

ちばぎん商店は、通販のサイト「C-VALUEショッピング」と、クラウドファンディングのサイト「C-VALUEクラウドファンディング」も運営しています。発表では、この2つは不正アクセスを受けたコーポレートサイトとは別のサーバーを使っており、不正アクセスは確認されていないとされています。

そのため、C-VALUEショッピングやC-VALUEクラウドファンディングだけを使っている人は、この発表の対象者には含まれていません。ただ、ちばぎん商店という同じ名前が出てくるので、「C-VALUEの会員情報が漏えいしました」といった偽の連絡が届く可能性も考えておきます。そうした連絡が届いたら、C-VALUEの公式サイトを自分で開いて、同じお知らせが出ているかを確かめます。

法人の顧客の担当者がすること

対象者には、ビジネスデビットカードのプラチナカードを持つ法人の顧客が約1,616先含まれます。法人の場合は、会社の名義や、申し込みをした担当者のメールアドレス、配送先の住所と電話番号が含まれている可能性があります。

法人の担当者は、次の点を確かめておきます。

  • 社内で、誰がいつGIFT SELECTIONに申し込んだかを確かめ、千葉銀行からの連絡がその担当者に届いていないかを見る
  • 申し込みに使ったメールアドレスが、担当者個人のものか、部署で共有しているものかを確かめ、届いた連絡を見落とさないようにする
  • 千葉銀行を名乗る電話で、法人の口座やインターネットバンキングの情報を聞かれても答えず、取引のある支店や、いつも使っている連絡先に確かめる
  • 経理の担当者にも、ギフトの申し込みの情報に漏えいのおそれがあることを伝え、銀行を装う振込の依頼などに注意するよう共有する

担当者が異動や退職をしている場合は、申し込みのときのメールアドレスに届いた連絡を、誰も見ていないことがあり得ます。社内で引き継ぎの状況を確かめます。

ギフトの送付先を取引先や社員の自宅にしていた場合は、その人たちの名前と住所、電話番号も含まれている可能性があります。社内の関係者や取引先に、この件を伝えるかどうかと伝え方を、社内で決めておきます。伝えるときは、千葉銀行の発表に書かれた範囲にとどめ、対象かどうかを推測で言わないようにします。

千葉銀行を装う連絡の具体例と見分け方

漏えいのおそれがある項目を手がかりに、届きやすい連絡の形を考えておきます。

  • 「GIFT SELECTIONのギフトの再送のため、配送先とカード番号を確認させてください」という電話
  • 「情報漏えいのお詫びとしてポイントを付与します。受け取りにはインターネットバンキングへのログインが必要です」というメール
  • 「申込番号◯◯◯のお客様。ギフトの配送で不在のため、再配達の手続きをこちらから」というSMS
  • 千葉銀行の名前で、口座の利用を一時停止したので本人確認の書類を送ってほしいという郵便

見分けるときの目安は、公式の発表に書かれていないことを言ってくる連絡を疑うことです。発表には、お詫びのポイントや、カードの番号の確認、ギフトの再送の話はありません。また、発表に載っている窓口は千葉銀行のお客さま相談室の電話番号です。連絡の中に書かれた電話番号やリンクは使わず、この番号か、カードの裏に書かれた番号に自分からかけて確かめます。

申込番号や送付先の名前が正しく書かれていても、それだけで本物とは決めないようにします。今回の件では、申込番号も漏えいのおそれがある情報に含まれているからです。

問い合わせ窓口

発表に載っている窓口は次のとおりです。

項目 内容
窓口の名称 千葉銀行お客さま相談室
電話番号 0120-31-7889
受付時間 9時から17時(土曜・日曜・祝日を除く)

問い合わせるときは、GIFT SELECTIONに申し込んだおおよその時期と、申込番号が分かればそれを手元に用意しておくと、話が早く進みます。問い合わせの電話でも、カードの暗証番号は伝えないようにします。

発表の本文は、千葉銀行「子会社ちばぎん商店のコーポレートサイトへの不正アクセス事案の発生について」で読めます。

しばらく続けて見ておくこと

この件は、2026年11月1日時点で、第三者の専門調査機関による調査が続いている段階です。しばらくの間、次のことを続けて見ておきます。

  • 千葉銀行のニュースリリースに、この件の続報が出ていないか
  • 千葉銀行から、個別の連絡が届いていないか
  • 口座の入出金の記録に、身に覚えのない動きがないか
  • 電話番号や住所あてに、千葉銀行やギフトを名乗る不審な連絡が届いていないか

続報が出たときは、対象者の数や漏えいのおそれがある項目が、9月17日の発表から変わっていないかを見比べます。発表の時点では外部への送信を示す証跡は確認されていないとされていますが、調査の結果でその点が変わることもあり得ます。

また、この件のように、発表から時間がたってから、委託先の名前や事案の名前を使った偽の連絡が出てくることもあります。「ちばぎん商店の件で補償の手続きが始まりました」といった連絡が届いたときは、まず千葉銀行のニュースリリースを開き、同じ内容の発表が出ているかを確かめます。発表に無い話であれば、その連絡には応じません。

在宅で仕事をする人が気をつけること

在宅で仕事をする人の中には、個人事業主として法人向けのカードを使っている人や、取引先の経理や総務の事務を受けている人もいます。取引先の事務として、カードの特典の申し込みや、ギフトの手配を代わりに行うこともあるかもしれません。その場合、自分が入力した取引先の担当者の名前や住所、電話番号が、今回のような件の対象になる可能性があります。

個人事業主として、ビジネスデビットカードを事業の支払いに使っている人もいます。そのカードがプラチナカードで、GIFT SELECTIONに申し込んだことがあれば、今回の対象者の範囲に入ります。事業用の口座は、取引先からの入金や、仕事で使うサービスの支払いが集まる口座です。千葉銀行を装う連絡で事業用の口座の情報を知られると、仕事の資金に影響が出るおそれがあります。事業用の口座の入出金の記録も、個人の口座と同じようにこまめに確かめ、取引先を名乗る振込先の変更の依頼などが届いたときは、いつもの連絡手段で取引先に確かめます。

取引先の事務を受けている人は、取引先が千葉銀行のビジネスデビットカードのプラチナカードを持っていて、GIFT SELECTIONに申し込んだことがあるかを、取引先に確かめておくと安心です。申し込みのときに自分のメールアドレスを使っていた場合は、千葉銀行からの連絡が自分のところに届いている可能性もあります。

個人情報保護委員会は、事業者が個人データの漏えいを起こしたときの報告について、発覚したらまず速やかに報告すること、不正の目的で行われたおそれがある場合や本人の数が1,000人を超える場合などは報告が義務付けられていることを案内しています。今回の件のように、委託した先で漏えいのおそれが起きることもあります。在宅で取引先の情報を預かっている人は、その情報が漏れたかもしれないと気づいたら、自分だけで判断せず、すぐに取引先に知らせます。報告の要件は、個人情報保護委員会「漏えい等の対応とお役立ち資料」で確かめられます。

アカウントを守る力を仕事に生かす

今回の件は、銀行そのものではなく、業務を委託された子会社の会社案内のサイトが入り口になった事案です。情報は、預けた先だけでなく、その先の委託先でも扱われていることがあります。どこに何を預けているかを意識し、届いた連絡を公式の窓口で確かめる習慣は、在宅で仕事をする人が取引先の情報を守るときにも役立ちます。

こうした知識は、そのままセキュリティの仕事の基礎にもなります。@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事では、在宅で受けられるセキュリティ関連の仕事の種類と探し方を紹介しています。

よくある質問

Q. 千葉銀行のデビットカードを持っていれば、全員が対象ですか?

対象は、TSUBASAちばぎんVisaデビットカードとビジネスデビットカードのプラチナカードを持つ人向けのGIFT SELECTIONに、2022年4月から2025年10月までに申し込んだ顧客です。プラチナカードを持っていても、GIFT SELECTIONに申し込んでいなければ、発表の対象者には当たりません。

Q. デビットカードを止めたり作り直したりする必要はありますか?

発表では、クレジットカード情報やパスワードなどの情報は、不正アクセスを受けたサーバーに保管されていないとされています。この件だけを理由にカードを止める必要はありません。ただし、千葉銀行を装ってカードの番号や暗証番号を聞く連絡には答えず、口座の入出金の記録をこまめに確かめます。

Q. C-VALUEショッピングを使っていますが、影響はありますか?

発表では、ちばぎん商店が運営するC-VALUEショッピングとC-VALUEクラウドファンディングは、不正アクセスを受けたコーポレートサイトとは別のサーバーを使っており、不正アクセスは確認されていないとされています。GIFT SELECTIONに申し込んでいなければ、発表の対象者には含まれません。

Q. 問い合わせ先はどこですか?

千葉銀行のお客さま相談室で、電話番号は0120-31-7889、受付時間は9時から17時(土曜・日曜・祝日を除く)です。千葉銀行を名乗る電話がかかってきて不安なときは、その電話では何も答えずにいったん切り、この番号に自分からかけ直して確かめます。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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アウトソーシング・外注ガイド

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SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方