BANDアプリの使い方|サークルや部活の連絡で迷いやすい設定


この記事のポイント
- ✓BANDアプリの使い方を
- ✓カレンダーの出欠確認まで公式の資料で順に整理します
- ✓サークルや部活の連絡で迷いやすい設定もまとめました
BANDアプリの使い方を調べている人の多くは、サークルや部活、少年団、PTAなどで「連絡はBANDでします」と言われ、初めて触る人か、新しく連絡係を任された人です。アプリを入れて参加するところまでは迷わなくても、公開の範囲、誰に何をさせるかの権限、通知の受け取り方といった設定で手が止まりがちです。
この記事では、BANDの運営元が公開している始め方ガイドや機能マニュアルをもとに、グループの作り方から日々の連絡の流れまでを順に説明します。そのうえで、サークルや部活の連絡で迷いやすい設定を項目ごとに取り上げ、子どもが使う場合の注意点や、保存容量の考え方まで整理します。
BANDとは。サークルや部活の連絡で使われる理由
BANDは、グループでの連絡をまとめて行うためのアプリです。公式サイトでは次のように紹介されています。
BANDはグループコミュニケーションを効率化させるアプリです。グループでのお知らせや日程共有・出欠管理、さらに投票やトーク、ライブ配信など、BANDの機能を使って、連絡の時間やコミュニケーションの手間をもっと簡単に省くことができます。 出典: band.us
サークルや部活の連絡は、長くLINEのグループで行われてきました。LINEは手軽ですが、メンバーが増えると困りごとが目立ってきます。大事なお知らせが雑談に流されて見つからない、出欠の返事がばらばらに届いて集計に手間がかかる、写真が誰かのスマートフォンの中に散らばる、といった声は、どの団体でもよく聞かれます。
BANDが選ばれる理由は、こうした困りごとを1つのアプリで受け止められる作りにあります。お知らせは掲示板、急ぎの相談はトーク、予定と出欠はカレンダー、写真はアルバム、と役割ごとに場所が分かれているため、情報が混ざりにくいのです。運営元の資料では、電話やチャット、スケジュール帳など複数の道具を使い分けていた運営や管理を一元化できる点を特長に挙げています。
もう1つの理由は、メンバー同士で電話番号やLINEのIDを交換しなくても参加できることです。保護者会や地域のサークルのように、普段は個人的な付き合いのない人が集まる団体では、連絡先を教え合わずに済むことが参加のしやすさにつながります。
学校の部活動は、休日の活動を地域のクラブなどに移していく「地域移行」が進められています。学校の先生だけでなく、地域の指導者や保護者が運営にかかわる形になると、学校の連絡網だけでは情報が回らなくなり、BANDのような外部のアプリが使われる場面が増えています。運営元のサイトにも、部活動の地域移行での活用事例のページが設けられています。
料金は、会員登録から利用まで無料です。スタンプや保存容量の追加など一部に有料のサービスがありますが、サークルや部活の連絡に使う基本の機能は無料の範囲で使えます。料金と容量については、後の節でくわしく説明します。
BANDの始め方。リーダーがグループを作るまで
BANDでは、グループを開設して運営する人を「リーダー」と呼びます。また、1つ1つのグループのことを「Band」と表記します。始め方ガイドによると、リーダーの準備は次の4段階です。
- BANDアプリをインストールする
- アカウントを登録する
- Band(グループ)を作る
- メンバーを招待する
アプリのインストールとアカウント登録
iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playで「BAND」または「バンド」と検索してインストールします。パソコンからは、アプリを入れずにブラウザで www.band.us を開いて使えます。
アカウントの登録方法は、メールアドレス、電話番号、Facebookアカウント、LINEアカウント、Apple IDの5つから選べます。メールアドレスは携帯電話会社のメール、パソコンのメール、無料のメールのどれでも使えます。LINEで登録した場合は、最初はLINEで使っている名前と写真がBANDに反映されますが、後から変更できます。公式サイトによると、LINEやFacebookのアカウントと連携しても、トークの内容や友だちの一覧は連動しません。
部活やサークルの連絡係を引き受けた人は、自分の個人的なLINEのアカウントで登録するか、メールアドレスで登録するかを最初に考えておくと後で困りません。連絡係を後任に引き継ぐ予定があるなら、リーダーの役割は後から別のメンバーに移せるので、個人のアカウントで始めても問題はありません。
Band(グループ)を作る
アプリのホーム画面にある「Bandを作る」をタップすると、グループに関する質問がいくつか表示されます。答えに応じて公開の範囲(公開タイプ)が自動で設定され、設定はいつでも変更できます。続いて、スポーツチーム、学校、PTA、会社、サークルなどのカテゴリーを選び、グループの名前とカバー写真を決めれば作成は完了です。
グループの名前は、メンバーが一覧で見たときにすぐ分かるものにします。「テニス」だけでは、ほかのBandと見分けがつきにくくなります。「〇〇市民テニスサークル 2026」のように、団体名と年度を入れておくと、年度ごとにBandを分ける運用にも対応できます。運営元の資料によると、Bandは1つのアカウントで最大200個まで作れ、1つのBandの人数に上限はありません。
メンバーを招待する方法と、招待を受けた側の参加手順
リーダーが招待状を送る
作成したBandのホーム画面で「招待」から「招待状を送る」を選び、新しい招待状を作ります。招待の方法は、メールやLINEで招待のURLを送る方法と、QRコードを読み取ってもらう方法があります。部活の保護者会のように対面で集まる機会があるなら、QRコードを印刷して配ると、その場で参加してもらえます。
招待のURLは、受け取った人がさらに別の人に転送できてしまいます。関係のない人に参加されたくない団体は、後の節で説明する公開タイプと参加の承認を先に設定してから招待を始めます。
招待を受けた人の参加手順
招待を受けた人は、届いたURLをタップするかQRコードを読み取ります。アプリが入っていなければインストールの画面に案内され、会員登録を済ませると、招待されたBandの画面が表示されます。右上の封筒のアイコンから招待を開き、「参加する」を選べば参加は完了です。
会員登録の後に招待の画面が出てこない場合は、もう一度招待のURLやQRコードから開き直すと表示されます。保護者会などで「登録したのに入れない」という問い合わせを受けたときは、まずこの手順を案内すると、多くの場合は解決します。
参加した直後にやっておきたいのが、通知の設定とプロフィールの設定です。どちらも後の節でくわしく説明しますが、参加したらまず自分の名前を本名や「〇〇の母」のように分かる形に変えてもらうよう、リーダーから最初のお知らせで呼びかけておくと、誰が誰なのか分からない状態を防げます。
掲示板とお知らせの使い方。既読の確認もできる
Bandでの連絡の中心になるのが掲示板です。投稿には文章のほか、写真、動画、ファイル、投票、アンケート、ライブ配信などを添付できます。ExcelやWord、PowerPoint、PDFなどのファイルもそのまま共有でき、共有されたファイルは「ファイル一覧」からまとめて確認したり保存したりできます。
大事な連絡は「お知らせ」に登録する
大会の日程や集合場所、会費の締め切りのように全員に必ず読んでほしい投稿は、お知らせに登録します。お知らせに登録した投稿はBandのホーム画面の上部に表示されるため、後から入ったメンバーや、しばらく開いていなかったメンバーもすぐに見つけられます。
誰が読んだかを確認する
掲示板の投稿には「〇〇人が既読」という欄があり、タップすると読んだ人と読んでいない人の一覧が表示されます。まだ読んでいない人には、個別のトークで念押しの連絡を送れます。機能マニュアルによると、既読の確認は初期設定ではリーダーだけが見られ、権限の設定を変えればメンバーも見られるようにできます。
全員に読まれているかを確かめられるのは、LINEのグループとの大きな違いです。LINEでも既読の数は表示されますが、誰が読んでいないかまでは分かりません。
リアクションとコメント
投稿には「いいね」などのリアクションを付けたり、コメントを書いたりできます。リアクションは7種類から選べ、コメントへの返信やリアクションもできます。リーダーやサブリーダーだけに見える非公開のコメント機能もあり、欠席の理由のように、全員に見せる必要のない返事を受け付けたいときに使えます。
投稿にハッシュタグを付けると、「#お知らせ」「#議事録」のように種類ごとに投稿を探せるようになります。投稿が増えてから探し直すのは手間がかかるので、使い始めの段階で付け方を決めておくと後が楽です。
カレンダーと出欠確認の使い方
練習や試合、定例会の日程は、カレンダーに予定として登録します。予定には場所の地図やファイルを付けられ、事前の通知も設定できます。毎週同じ曜日の練習のように定期的にある予定は、繰り返しの設定でまとめて登録できます。予定はカテゴリーごとに色分けでき、「練習」「試合」「役員会」のように分けておくと、カレンダーを開いたときにひと目で区別できます。
出欠確認の設定
予定を登録する画面で「出欠確認をする」をオンにすると、その予定に出欠の回答欄が付きます。機能マニュアルによると、出欠確認では次のような設定ができます。
| 設定 | できること |
|---|---|
| 締め切り | 締め切りの前日に、まだ答えていないメンバーへ自動で通知が届く |
| 「未定」の追加 | 参加か不参加か決められない人のための選択肢を加えられる |
| 項目の追加 | 「車で行く」「現地集合」など、独自の選択肢を加えられる |
| 回答の公開範囲 | 誰が何と答えたかを、全員に見せるかどうか決められる |
| 人数の制限 | 定員のある行事で、参加できる人数に上限を設けられる |
出欠の結果は、パソコンのブラウザ版を使うとExcelファイルとして出力できます。合宿の部屋割りや、大会の申し込み名簿を作るときに、手で写す手間が省けます。
ほかのカレンダーとの連携
BANDの予定は、自分のスマートフォンのカレンダーに保存できます。iPhoneでは「Appleカレンダーに保存」、Androidでは「予定保存」を選びます。リーダー向けには、Googleカレンダーなどほかのカレンダーの予定をBandに読み込む機能もあり、すでに別の場所で管理している年間予定を作り直さずに済みます。
トーク、アルバム、投票の使い方
トーク
トークは、LINEのように会話形式でやりとりする機能です。Band全員でのトークのほか、一部のメンバーだけのトークも作れます。写真やファイルを送れるほか、音声通話やビデオ通話も無料で使えます。
掲示板とトークの使い分けを最初に決めておかないと、大事な連絡がトークに流れてしまい、LINEのグループと同じ問題が起きます。「決まったことと全員への連絡は掲示板、相談や雑談はトーク」と決めて、最初のお知らせで伝えておきましょう。
アルバム
練習や行事の写真は、掲示板に添付するとアルバムでも見られます。アルバムは行事ごとにフォルダを作って整理できます。運営元の資料では、写真は枚数や期間の制限なくアルバムに保存でき、公開範囲は参加中のメンバーだけと説明されています。
投票とアンケート
ユニフォームの色や打ち上げの日程を決めるときは、投票が便利です。誰が何に投票したか分からない「無記名投票」や、投票を作った人とリーダーだけが結果を見られる「秘密投票」もあり、本音を集めたい場面で使えます。
最初のお知らせに書いておきたいこと
Bandを作ってメンバーを招待したら、最初の投稿でBandの使い方の決まりを伝え、お知らせに登録しておきます。決まりがないまま使い始めると、それぞれが思い思いの場所に書き込み、数週間でLINEのグループと同じ状態に戻ってしまいます。最初のお知らせには、次のような項目を入れておくと迷いが減ります。
| 項目 | 書いておく内容の例 |
|---|---|
| 掲示板とトークの使い分け | 決まったことと全員への連絡は掲示板、相談や雑談はトーク |
| 出欠の答え方 | 予定の出欠確認で答える。コメントやトークで答えない |
| 名前の付け方 | 「名字+名前」、保護者は「〇〇(学年 名字)の母」など |
| 通知の設定 | このBandはプッシュ通知をオンにしてほしい |
| 写真の扱い | アルバムの写真はメンバー以外に転送しない |
| 困ったときの連絡先 | 参加や操作で困ったら、連絡係の誰に聞けばよいか |
文章は短く、箇条書きで書くのがこつです。長い文章のお知らせは、スマートフォンの画面では最後まで読まれません。決まりを変えたときは、お知らせを書き直すだけでなく、変えたことを新しい投稿で知らせると、見落としが減ります。
年度の初めや新しいメンバーが加わる時期には、このお知らせを読み直してもらうよう呼びかけるのも効果があります。既読の確認を使えば、まだ読んでいない人に個別に声をかけることもできます。
パソコンのブラウザ版を使うと楽になる作業
BANDはスマートフォンのアプリで使う人が多いのですが、連絡係の仕事の一部は、パソコンのブラウザ版で行ったほうがずっと楽になります。機能マニュアルによると、アプリで使えるほとんどの機能はパソコンのブラウザでも同じように使えます。
とくに向いているのは、出欠の結果やメンバーの一覧をExcelファイルとして出力する作業です。合宿の部屋割りや保険の加入名簿、大会の申し込み書類を作るときに、スマートフォンの画面を見ながら1人ずつ書き写す必要がなくなります。長い文章のお知らせを書くときや、ExcelやPDFの資料を添付するときも、パソコンのほうがキーボードで入力でき、ファイルを選ぶのも簡単です。
役員会の議事録や年間の行事予定表のように、毎年作り直す資料は、パソコンで作ってそのまま掲示板に添付すると、スマートフォンからでも開いて確認できます。連絡係を複数人で分担している団体なら、パソコンで作業する人とスマートフォンで返事をする人を分けておくと、1人に負担が集中しません。
迷いやすい設定1:公開タイプと参加の承認
BANDの設定で最初に迷うのが、公開タイプです。公開タイプとは、Bandの存在や中身を、メンバー以外にどこまで見せるかを決める設定のことです。
部活の保護者会や子どもの写真を扱う団体は、公開タイプを「秘密」にします。公式サイトによると、秘密に設定すると招待を受けたメンバーだけが参加でき、グループの内容も外部に公開されません。一方、新しい仲間を広く募集したい趣味のサークルは、検索で見つけてもらえる公開タイプを選ぶ方法もあります。
公開タイプとあわせて設定したいのが、参加の承認です。承認制にすると、参加の申請をリーダーが確認してから受け入れる形になり、招待のURLが転送されても知らない人が勝手に入ることを防げます。権限の設定を使えば、参加の申請をリーダー以外のメンバーも承認できるようにでき、リーダーが手を離せないときでも相手を待たせずに済みます。
公開タイプは後から変えられますが、写真や名簿を投稿した後に変えると、変えるまでの間に外部から見られていた可能性が残ります。メンバーを招待する前、何も投稿していない段階で決めておくのが確実です。
迷いやすい設定2:権限とサブリーダー
権限の設定とは、Bandの機能を誰が使えるかを決める設定です。始め方ガイドでは、次のようなことができると説明されています。
・リーダー以外のメンバーをサブリーダーにして、管理の仕事を分担する
・リーダーの把握できない場所でのメンバー同士のやりとりを制限する
・メンバーが掲示板に投稿する前に、リーダーやサブリーダーの確認を挟む
・アルバムの作成や予定の追加を、一部のメンバーだけに許す
部活の保護者会のように人数が多い団体では、投稿はリーダーとサブリーダーだけ、コメントは全員、という設定がよく使われます。全員が自由に投稿できる状態だと、お知らせと私的なやりとりが混ざり、掲示板を開いても大事な情報が見つからなくなるからです。
サブリーダーは、Band設定の「サブリーダー管理」から追加します。リーダーが体調を崩した、仕事で数日返事ができない、といったときに運営が止まらないよう、最低1人はサブリーダーを置いておくと安心です。サブリーダーの操作の範囲はリーダーが調整できるので、任せたい仕事に応じて細かく決められます。
子どもが参加するBandでは、メンバー同士の個別のトークを制限する設定が役に立ちます。大人の目が届かない場所でのやりとりを減らせるため、保護者からの不安の声にも答えやすくなります。
迷いやすい設定3:通知とプロフィール
通知はBandごと、種類ごとに決める
BANDでは、投稿、コメント、予定、ライブ配信などの通知を、Bandごとに細かく設定できます。参加しているBandが3つ、4つと増えてくると、すべての通知を受け取っていてはスマートフォンが鳴りやみません。
おすすめは、自分にとって大事なBandだけプッシュ通知をオンにし、それ以外のBandは自分宛ての通知だけを受け取る設定にすることです。機能マニュアルでも、重要なお知らせが頻繁に届くBandではプッシュ通知をオンにし、自分宛ての通知だけを受け取りたい場合は通知の設定を調整するよう案内しています。
プロフィールはBandごとに変えられる
BANDのプロフィールは、Bandごとに別のものを作れます。職場の同僚との趣味のサークルでは本名、子どもの部活の保護者会では「〇〇(3年 山田)の母」のように、場面に合わせて名前や写真を使い分けられます。設定は、自分の名前の横から「プロフィール管理」を開き、「新しいプロフィールを作る」で追加します。
部活の保護者会では、子どもの学年と名字を入れたプロフィールにするよう、リーダーから最初に呼びかけておくと、出欠の集計や連絡がしやすくなります。
子どもが使うときに知っておきたいこと
部活や少年団では、保護者だけでなく子ども本人がBANDを使う場面もあります。運営元の資料によると、BANDは18歳未満の利用者に向けて、公開Bandの検索機能を使えなくする、BAND内の広告を表示しない、保護者との関係を設定できる、といった保護の仕組みを設けています。
13歳未満の子どもには、別のアプリ「BAND for Kids」が用意されています。BAND for Kidsでは、招待を受けたグループにしか参加できず、保護者が子どもの活動をいつでも確認できます。一部の機能は制限されています。
ここでよく起きるのが、保護者が自分のアカウントを作るときに子どもの生年月日を入れてしまい、BAND for Kidsへ案内されてしまうという混乱です。運営元の機能マニュアルの質問と回答の欄でも、この事例が取り上げられています。登録のときは、実際にスマートフォンを使う本人の生年月日を入れるよう、最初の案内で伝えておくと、問い合わせを減らせます。
子どもの写真を投稿する団体では、写真の扱いについて保護者の同意を取っておくことも大切です。公開タイプを秘密にしていても、メンバーが写真を保存して外部に送ることまでは防げません。「アルバムの写真はメンバー以外に転送しない」といった約束を、最初のお知らせに書いておきましょう。
料金と保存容量。無料でどこまで使えるか
BANDは、会員登録から利用まで無料です。有料で購入できるのは、スタンプ、Bandの保存容量、広告を表示しないAD FREEの3つだと、公式の有料サービスの案内に書かれています。
写真については、運営元の資料に枚数や期間の制限なくアルバムに保存できると書かれています。一方、大きなファイルについては、10MB以上のものは設定された保管方法で保存されると注記されています。保存容量が足りなくなった場合、リーダーはBandの保存容量として、6か月100GBまたは1年100GBの利用券を購入できます。利用券の有効期限や保存の設定は、アプリの「Band設定」から「Bandメニュー管理」「ファイル・動画保存設定」の順に開くと確認できます。
試合の動画や練習の記録を長く残したい団体は、この保存設定の画面を一度開いて、容量がいっぱいになったときの扱いを確かめておくと安心です。動画を大量に共有する使い方では、保存容量の上限に近づくことがあるため、本当に残したい動画は団体の共有ドライブなど別の場所にも保存しておくのが確実です。
AD FREEは、BANDに表示される広告をすべて止める有料の商品です。Androidでは30日間のプランと月ごとの継続課金のプラン、iOSでは30日間のプランが用意されています。広告が表示されても連絡の機能は使えるため、気にならなければ購入する必要はありません。
リーダーが代わるときに困らない運用
サークルや部活の連絡で、もっとも混乱が起きやすいのが、年度の替わり目のリーダーの交代です。卒業や役員の交代でリーダーが抜けると、誰も設定を変えられないBandが残ってしまうことがあります。
始め方ガイドによると、リーダーは後から変更でき、サブリーダーも追加できます。交代の時期が決まっているなら、引き継ぐ1か月ほど前に後任をサブリーダーに任命し、実際の操作に慣れてもらってからリーダーを移すと、引き継ぎがなめらかに進みます。
引き継ぎのときに、次の点を書き出して後任に渡しておくと、運営が止まりません。
・公開タイプと参加の承認の設定、その理由
・誰に何の権限を与えているか
・お知らせに登録している投稿と、毎年更新が必要なもの
・ハッシュタグの付け方の決まり
・保存容量の残りと、有料の利用券を買っているかどうか
年度ごとにBandを新しく作り直す団体もあります。その場合は、古いBandをすぐに削除せず、過去の写真や名簿を確認できる期間を設けてから整理すると、後から「あの写真はどこにあったか」と困る人が出ません。
連絡と写真を1か所にまとめる別の選択肢
BANDは機能がそろっていて、長く使われてきた実績もあります。一方で、機能が多い分設定の項目も多く、年配の会員が多い会や、動画の記録を長く残したい教室では、もっと単純な道具を探す人もいます。その候補の1つがTsudoo(ツドー)です。サークルや教室、町内会など、続く集まりの連絡、予定、写真、動画を1つの場所にまとめるグループアプリです。
公式サイトの記載では、メンバーはLINEのアカウントでそのまま参加でき、新しいIDとパスワードを作る必要はありません。掲示板とチャットが分かれていて、重要な投稿は上に固定できます。予定を告知して出欠を確認でき、予定を変更すると告知の投稿も同時に更新されます。参加の方法は公開、承認制、招待制の3つから選べます。アップロードした動画が自動で文字に書き起こされる機能があり、試験的な機能として提供されています。
料金は、グループの作成、メンバーの追加、写真の保存が無料で、メンバー数とグループ数に上限はありません。3分未満の動画は本数の制限なく、3分以上の動画も合計30時間まで無料で保存できます。それを超える場合だけ、1グループあたり月額525円(税込)の動画保存プランで合計100時間まで保存できます。一方で、BANDにあるライブ配信、投票、時間帯を分けた参加者募集の機能はありません。投票で物事を決めることが多い会や、ライブ配信を使いたい会には、BANDのほうが合っています。
Tsudooは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。
グループ運営を支える仕事から見えること
サークルや部活、地域の団体の運営では、連絡の道具を選んで設定するところから、名簿や出欠の管理、写真の整理まで、目に見えにくい作業がたくさんあります。こうした作業は、団体のボランティアだけでなく、仕事として外部に頼まれることも増えています。
たとえば、介護や福祉の事業所では、送迎や利用者の記録をデジタルの道具で管理する動きが進んでいます。介護・福祉事業所のDX化2026|IT導入補助金で介護記録を完全デジタル化では、補助金を使って記録の仕組みを整える流れが整理されており、連絡や記録の道具を整えることが、現場の負担を減らす取り組みとして位置づけられていることが分かります。
アプリそのものを作る仕事もあります。BANDのようなグループアプリや、団体向けの連絡の仕組みづくりは、アプリケーション開発のお仕事の題材の1つです。画面の分かりやすさは使い続けてもらえるかどうかを左右するため、UI/UX・アプリデザインのお仕事のように、使う人の目線で画面を設計する仕事の需要も根強くあります。年配の会員でも迷わない画面、通知が多すぎない設計といった工夫は、まさにこうした仕事の腕の見せどころです。
在宅ワークの市場を長く見てきた運営者の立場から言えば、団体の連絡係を経験した人は、仕事の現場でも重宝されます。誰に何を伝えれば動いてもらえるか、どこで情報が止まりやすいかを体で知っているからです。連絡の道具を整え、決まりを作り、引き継ぎを書き残す。その経験は、事務の仕事やプロジェクトの進行管理の仕事にそのまま生きます。
もう1つの実感は、仲介を挟まない直接の取引では、こうした段取りの力がいっそう信頼につながるということです。手数料0%で直接やりとりする関係では、調整役がいない分、連絡の仕組みを整えられる人に仕事が集まります。同じ予算で依頼する側はより多くを頼め、受ける側の手取りは厚くなります。その関係を長く保つ土台が、毎日の連絡の段取りです。
アプリ開発の分野で自分の経験がどのくらい評価されるのかを知りたい人は、ソフトウェア作成者の年収・単価相場から職種ごとの相場を見ていくと、次に身につけるべき力が見えてきます。
よくある質問
Q. BANDは無料で使えますか?
運営元の資料によると、会員登録から利用まで無料です。有料で購入できるのはスタンプ、Bandの保存容量、広告を表示しないAD FREEの3つで、サークルや部活の連絡に使う掲示板、カレンダー、出欠確認、トーク、アルバムは無料の範囲で使えます。
Q. 招待されたのにBandに入れないときはどうすればよいですか?
会員登録を済ませた後に招待の画面が出ない場合は、もう一度届いた招待のURLやQRコードから開き直すと表示されます。参加に承認が必要なBandでは、リーダーやサブリーダーが申請を承認するまで参加できないので、承認を待つか連絡係に伝えます。
Q. 関係のない人がBandに入らないようにするにはどうすればよいですか?
公開タイプを「秘密」にすると、招待を受けた人だけが参加でき、内容も外部に公開されません。あわせて参加を承認制にすると、招待のURLが転送されても、リーダーが確認してから受け入れる形にできます。メンバーを招待する前に設定しておくのが確実です。
Q. 子どもがBANDを使っても大丈夫ですか?
BANDは18歳未満の利用者に向けて、公開Bandの検索を使えなくする、広告を表示しないといった仕組みを設けています。13歳未満の子どもには、招待されたグループにだけ参加でき、保護者が活動を確認できる別のアプリ「BAND for Kids」が用意されています。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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