ApplyNowの情報漏えい|Interview Cloud・ApplyNow Sign 約39万人 氏名・電話番号・マイナンバー 対象と確かめること 2026


この記事のポイント
- ✓ApplyNowの漏洩について
- ✓2026年9月9日の発表と10月9日の更新をもとに整理
- ✓Interview Cloud・ApplyNow・ApplyNow Signの応募者と契約者の情報約39万人分が漏えいした範囲
ApplyNowの漏洩について、採用管理のサービスを提供する株式会社ApplyNowは2026年9月9日、同社が使っていたデータ分析ツールの脆弱性を突いた不正アクセスで、「Interview Cloud」「ApplyNow」「ApplyNow Sign」の利用企業と応募者の個人データが外部へ漏えいした可能性があると発表しました。2026年10月9日の更新では、調査の結果として漏えいの事実が確認されたと改め、対象データ件数を約39万人(うちApplyNow Signの利用者が約3万人)と公表しています。この件数は外部機関が引き続き調査中で、調査結果をもって確定するとされています。 これらのサービスを通じて企業や自治体の選考に応募した人、ApplyNow Signで雇用契約を結んだ人がまずすることは、ApplyNowや応募先からの個別の案内が届いていないかを確かめること、ApplyNowや役所を名乗るメール・SMS・電話の本文のURLを開かないことです。 ApplyNow Signで契約した人は、マイナンバー(個人番号)、基礎年金番号、金融機関の口座情報が含まれている場合があるため、口座の入出金と、年金や税の手続きを装った連絡に特に注意します。
公表から日が経っているので、2026年11月1日時点で分かっていることも先に書きます。公式のお知らせは2026年9月9日に掲載され、10月9日に追加情報が書き足されました。10月9日の更新では「外部専門機関による詳細な調査の結果は10月末頃に公表を予定」とされていましたが、2026年11月1日時点で、ApplyNowのニュース一覧に調査結果の続報は掲載されていません。件数の確定値と、補償やお詫びの品の有無も、公式には書かれていません。
この記事は、ApplyNowの公式発表「当社サービスをご利用いただいているお客様への重要なお知らせとお詫び」を2026年11月1日に開き直して確かめた内容だけで書いています。報道の数字や推測は入れていません。
ApplyNowの不正アクセスで何が起きたのか
株式会社ApplyNowは、企業の採用活動を支えるサービスを開発して提供している会社です。会社概要によると、主要な株主には株式会社きちりホールディングス、株式会社マイナビ、みずほキャピタル株式会社が並んでいます。今回の発表で対象になったのは、同社の3つのサービスです。
- Interview Cloud:面接官をシェアリングするサービス。企業に代わって面接を担当する仕組み
- ApplyNow:録画面接のサービス。応募者が質問に答える動画を録画して、企業が後から見る仕組み
- ApplyNow Sign:電子雇用契約のサービス。採用が決まった人と企業が、紙ではなくオンラインで雇用契約を結ぶ仕組み
これらは、求職者が直接契約するサービスではなく、企業や自治体が採用のために使うサービスです。応募者から見ると、ある会社の求人に応募したら「録画面接はこちらから」「面接はこのURLから」「雇用契約はこちらで署名してください」と案内され、その画面の裏側でApplyNowのサービスが動いていた、という形になります。そのため、自分がApplyNowというサービス名を覚えていなくても、対象に含まれている可能性があります。
発表の骨子は次のとおりです。
- 同社が使っていたデータ分析ツールの脆弱性を悪用した不正アクセスを受けた
- データベース内に保存されていた一部のデータに、第三者による不正アクセスの痕跡が確認された
- 不正アクセスが確認された期間は2026年8月9日から2026年9月7日まで
- 画像やPDFなどのファイルそのものと、面接動画のデータは別の保管領域にあり、今回の不正アクセスの対象外と確認した
- 10月9日の更新で、漏えいの事実が確認されたと改め、対象データ件数を約39万人と公表した
- 二次被害(情報が不正に使われるなどの被害)の発生は確認されていない
録画面接の動画そのものが対象外とされている点は、応募者にとって大事な事実です。顔や声が記録された動画は、氏名やメールアドレスとは別の意味で扱いに気を使う情報ですが、公式の発表では対象外であることを確認したと明記されています。
公表の経緯と2026年11月1日時点の状況
公式のお知らせに書かれた日付を、順番に並べます。
| 日付 | 公式発表に書かれていること |
|---|---|
| 2026年8月9日 | 不正アクセスが確認された期間の始まり |
| 2026年9月7日 | 異常なアクセスログを検知。不正アクセスの痕跡を確認し、同日に遮断などの緊急措置。不正アクセスが確認された期間の終わり |
| 2026年9月7日以降 | 弁護士と連携して全容解明と法的対応の手続きを開始。影響を受ける可能性のある企業ユーザーにパスワード変更を促す緊急連絡 |
| 2026年9月9日 | 同社サイトで公表(初めの発表) |
| 2026年9月11日 | 企業ユーザーの管理画面のパスワードを強制的にリセット |
| 2026年9月14日・16日 | 利用企業と自治体へ通知 |
| 2026年9月18日 | 外部専門機関による調査を開始 |
| 2026年9月19日 | 対象の応募者への通知を開始 |
| 2026年10月9日 | お知らせを更新。漏えいの事実を確認、対象データ件数は約39万人 |
9月9日の時点では、対象データ件数は「現在調査中」とされ、表現も「漏えいした可能性が検知されました」でした。10月9日の更新で「その後の調査により、漏えいの事実が確認されました」と改められています。つまり、この件は「おそれ」の段階を過ぎ、会社自身が漏えいを確認した事案です。
一方で、件数は確定していません。10月9日の更新には、対象データ件数は外部機関で引き続き調査中のため、調査結果をもって確定するとあります。記事で「約39万人」と書くときは、この但し書きとセットで読む必要があります。
10月9日の更新には、今後の予定として次の2点も書かれています。
- 個人情報保護委員会には速報を提出済みで、確報を10月下旬に提出する予定
- 外部専門機関の詳細な調査結果は、10月末頃に公表する予定
2026年11月1日時点で、ApplyNowのニュース一覧の最新は9月9日のお知らせで、調査結果を伝える新しいお知らせは掲載されていません。9月9日のお知らせ本文の最終更新も10月9日のままです。今後、調査結果が出たときに、件数の確定値や原因の詳しい内容が変わる可能性があります。
漏えいした情報と含まれない情報
漏えいした項目は、サービスごとに違います。9月9日の発表と10月9日の更新を合わせて整理します。
| サービス | 漏えいした項目(公式の表現) |
|---|---|
| Interview Cloud | 氏名(カナ)、メールアドレス、電話番号を含む応募者情報。企業担当者のユーザー名、メールアドレス、権限、外部連携情報を含む企業ユーザー情報。一部の人は生年月日、性別、住所、職業を含む |
| ApplyNow | 氏名(カナ)、メールアドレス、電話番号を含む応募者情報。企業担当者のユーザー名、メールアドレス、権限を含む企業ユーザー情報。一部の人は生年月日、性別、住所、職業を含む |
| ApplyNow Sign | 雇用契約情報、個人番号(マイナンバー)、基礎年金番号、金融機関口座情報を含む契約者情報。企業担当者のユーザー名、メールアドレス、権限を含む企業ユーザー情報 |
対象外と明記されているものは次のとおりです。
| 区分 | 公式発表での扱い |
|---|---|
| 画像やPDFなどのファイルそのもの | 別の保管領域にあり、不正アクセスの対象外と確認 |
| 面接動画のデータ | 別の保管領域にあり、不正アクセスの対象外と確認 |
ここで気をつけたいのは、公式発表は「含まれない情報」をこの2つ以外には挙げていないことです。たとえば、応募者のログインパスワードやクレジットカード情報について、含まれる・含まれないのどちらの記載もありません。書かれていないことを「含まれていない」と読み替えず、分からないものとして扱います。
項目の書き方が「〜を含む応募者情報」となっている点にも注意します。氏名(カナ)、メールアドレス、電話番号は例として挙げられたもので、応募者情報の中身がそれだけだと書かれているわけではありません。どの項目が自分の分に含まれていたかは、ApplyNowや応募先からの個別の案内で確かめるのが確実です。
ApplyNow Signの利用者は約3万人とされ、ここにはマイナンバーと基礎年金番号、口座情報が含まれます。マイナンバーとは、住民票のある人に1人1つずつ割り当てられた12桁の番号で、税や社会保障の手続きに使われます。基礎年金番号は、年金の記録をまとめるための番号です。どちらも、口座の情報と並んで、手続きを装った連絡に使われやすい情報です。
原因について発表で分かっていること
原因について公式に書かれているのは、「当社システムにおいて利用しているデータ分析ツールの脆弱性を悪用した不正アクセス」という点です。脆弱性とは、ソフトウェアの作りに残った弱い所のことで、そこを突かれると、本来は入れない場所に入られてしまいます。
どのツールだったのか、どのような手口だったのかは、公式発表には書かれていません。外部専門機関の調査結果が10月末頃に公表される予定とされていたので、詳しいことはその発表を待つことになります。2026年11月1日時点では、調査結果は掲載されていません。
対策として公式に書かれているのは次のとおりです。
- 該当するツールへのアクセスの完全な遮断
- 該当するツールの脆弱性に対する修正版のセキュリティパッチの適用
- 不正アクセスに使われたアカウントなどの無効化(10月9日の更新で追加)
- データベースへの接続情報の更新(10月9日の更新で追加)
- 企業ユーザーの管理画面のパスワードの強制リセット(9月11日)
「不正アクセスに使用されたアカウント等の無効化」と「データベース接続情報の更新」が10月になって追加された点は、調査が進むにつれて対処の範囲が広がったことを示しています。ただし、それが何を意味するかを公式発表以上に読み込むことはできません。
ApplyNowの対応と今後の連絡
公式発表に書かれた会社の対応をまとめます。
- 個人情報保護委員会と所轄の警察署へ報告と相談。個人情報保護委員会には速報を提出済みで、確報は10月下旬に提出する予定
- 該当する企業と個人に、順次、個別の案内と専用の問い合わせ窓口を周知
- 利用企業と自治体への通知(9月14日・16日)
- 対象の応募者への通知(9月19日から)
- マイナンバーや口座情報が含まれる対象者には、個別の注意喚起とサポートの案内を順次送る
- 契約が終了した企業や団体の応募者情報は、外部専門機関の調査の完了後に、各企業や団体と協議のうえで削除し、削除の完了後に該当する企業や団体へ個別に報告する
最後の項目は、応募者にとって見落としやすい点です。すでにApplyNowのサービスを使うのをやめた企業に応募した人の情報も、サービス側に残っていたことになります。ApplyNowは、こうした情報を調査の完了後に削除するとしています。退会や応募の取り下げをしても個人情報がすぐ消えるとは限らない、という点は、他のサービスを使うときにも覚えておくとよいことです。
補償やお詫びの品について、公式発表には記載がありません。情報漏えいの補償が一般にどのように扱われているかは、情報漏洩の補償はもらえるのか|お詫び金・ポイントの例と利用者が確かめること 2026で、過去の例と確かめ方を整理しています。今回の件について補償があるかどうかは、ApplyNowの発表を待つほかありません。
自分が対象かを確かめる方法
応募者の側から見て、対象かどうかを確かめる方法は次の3つです。
- ApplyNowからの個別の案内が届いていないかを確かめる。9月19日から対象の応募者への通知が始まっています。応募に使ったメールアドレスの受信箱と、迷惑メールのフォルダを両方見ます
- 応募先の企業や自治体からの連絡を確かめる。ApplyNowは9月14日と16日に利用企業と自治体へ通知したとしています。録画面接や面接の案内を受けた応募先から、別途お知らせが届いている場合もあります
- 心当たりがあるのに案内が見当たらない場合は、公式発表に載っている窓口に問い合わせる
自分がApplyNowのサービスを使ったかどうかを思い出すには、過去の応募のメールを「ApplyNow」「Interview Cloud」「ApplyNow Sign」「録画面接」「電子契約」などの語で検索してみるのが近道です。録画面接の案内メールや、雇用契約の署名を求めるメールに、サービス名やドメインが残っていることがあります。
ここで注意したいのは、案内を装った偽のメールです。「ApplyNowの情報漏えいの対象です。こちらで確認してください」というメールやSMSが届いても、本文のURLは開かず、ApplyNowの公式サイトのニュースから発表を開き直して確かめます。公式発表には、ApplyNowや関係機関を装った不審なメール、SMS、電話が届く可能性があるとはっきり書かれています。
応募者がすること
漏えいした項目に合わせて、要るものだけを順に書きます。全員に当てはまるものと、ApplyNow Signで契約した人に当てはまるものを分けます。
応募者全員に共通すること
氏名(カナ)、メールアドレス、電話番号が含まれているので、これらを使った連絡に注意します。具体的には次のとおりです。
- ApplyNowや応募先の企業、役所を名乗るメールやSMSの本文のURLを開かない。添付ファイルも開かない
- 「選考の結果」「面接の日程変更」「内定の手続き」などの採用に関わる件名でも、送信元と内容を落ち着いて確かめる
- 知らない番号からの電話で、マイナンバーや口座の番号、暗証番号を聞かれても答えない
採用の連絡は、応募者が待っているものなので、つい開いてしまいやすい種類のメールです。偽の連絡かどうかを見分ける基本は、フィッシング詐欺メールの見分け方|5秒で振り分ける手順と開いた後の対処にまとめています。SMSで届くものについては、スミッシング詐欺の見分け方|SMSの本文とURLで判定する手順も参考になります。
一部の人は生年月日、性別、住所、職業も含まれています。住所が含まれていると、郵便で届くお知らせを装った手紙や、自宅を訪ねてくる人に注意が要ります。住所が漏れたときの考え方は、住所が漏れたときで整理しています。
ApplyNow Signで雇用契約を結んだ人がすること
ApplyNow Signの契約者情報には、マイナンバー、基礎年金番号、金融機関の口座情報が含まれます。ApplyNowは、マイナンバーや口座情報が含まれる対象者には、個別の注意喚起とサポートの案内を順次送るとしています。まずはその案内が届いていないかを確かめます。
そのうえで、次のことをしておきます。
- 給与の振込先にしている口座の入出金の記録を、ネットバンキングや通帳でこまめに見る。見覚えのない引き落としや振込があれば、すぐに金融機関に連絡する
- 口座の暗証番号やネットバンキングのパスワードを、メールや電話で求められても答えない。心配なときは、通帳やキャッシュカードの裏に書かれた金融機関の連絡先に自分から電話する
- マイナンバーを伝えるよう求める電話や手紙が届いても、その場で答えず、勤務先の人事の窓口か、市区町村の窓口に自分から連絡して確かめる
- 年金の手続きを装った連絡には、日本年金機構や年金事務所の公式の連絡先を自分で調べて問い合わせる
マイナンバーだけを知られても、それだけで手続きができるわけではなく、多くの手続きでは本人確認の書類が別に求められます。ただ、番号と氏名、口座の情報がそろっていると、それらしい連絡を作りやすくなります。マイナンバーが漏れたときに番号の変更ができる場合や、悪用の範囲については、マイナンバーが漏洩したらどうなる|番号の変更の手続きと悪用の範囲 2026で手順をまとめています。番号を変えるかどうかは、市区町村の窓口で事情を伝えて相談するのが確実です。
口座から不正に送金された場合の補償の考え方は、ネットバンキングの不正送金は補償される?全国銀行協会の基準と30日の期限、補償されない例 2026で、全国銀行協会の基準と期限を解説しています。期限があるので、口座の記録を見るのを後回しにしないことが大切です。
企業の採用担当者がすること
企業ユーザー情報として、担当者のユーザー名、メールアドレス、権限が含まれています。Interview Cloudでは外部連携情報も含まれます。ApplyNowは9月11日に企業ユーザーの管理画面のパスワードを強制的にリセットしていますが、同じパスワードを他のサービスでも使っていた場合は、そちらも変えておきます。ApplyNowやApplyNowの関係者を装って、管理画面のログイン情報を入力させようとするメールにも注意します。
ApplyNowを装う連絡の具体例と見分け方
公式発表が注意を呼びかけているのは、ApplyNowや関係機関を装った不審なメール、SMS、電話です。採用の場面で届きやすい形を例にすると、次のようなものが考えられます。
- 「録画面接の動画が流出したおそれがあります。確認はこちら」と書かれたメール。公式発表では、面接動画のデータは不正アクセスの対象外とされています
- 「情報漏えいのお詫びとして金券を送るので、口座番号を入力してください」というSMS。公式発表に補償の記載はありません
- 「マイナンバーの再登録が必要です」と案内して、番号や写真を送らせようとするメール
- 応募先の企業を名乗り、「内定の手続きのため」と口座の暗証番号を聞く電話
見分けるときの基本は、連絡の中のURLや電話番号を使わず、自分で公式の窓口を調べて確かめることです。ApplyNowの公式発表に載っている窓口はメールアドレスだけで、電話番号は書かれていません。「ApplyNowの窓口です」と名乗る電話がかかってきた場合は、その場で何かを答えずに、公式サイトのお知らせを開き直して確かめます。
もう1つの目安は、発表に書かれていないことを言ってくる連絡を疑うことです。動画が流出した、補償金を振り込む、といった話は公式発表にありません。発表の内容を知っていれば、それと食い違う連絡に気づきやすくなります。
応募の情報がそろうと、どんな連絡が届きやすくなるか
今回漏えいした応募者情報は、氏名(カナ)、メールアドレス、電話番号を含み、一部の人は生年月日、性別、住所、職業も含みます。1つ1つは、名刺や履歴書にも書く情報です。ただ、「この人がどこかの会社の選考に応募していた」という事実と組み合わさると、偽の連絡が本物らしく見えやすくなります。
たとえば、次のような連絡です。
- 応募者の名前をカナで正しく書き、「先日の選考の件で追加の書類が必要です」と案内するメール
- 電話番号あてに届く「面接の日程が変更になりました。こちらから確認してください」というSMS
- 職業や住所に触れて「あなたの経験に合う求人があります」と誘い、登録料や教材費を求める連絡
採用の連絡は、応募した本人にとって心当たりがあるため、疑いにくい種類のものです。名前が正しい、応募の事実を知っている、というだけで本物だと決めないようにします。応募先からの連絡かどうかは、応募したときに使った求人サイトのメッセージ機能や、応募先の公式サイトに載っている採用の窓口で確かめます。
登録料や教材費を先に払わせる募集は、在宅の仕事の募集でもよく見られる詐欺の形です。「採用されたので研修費を振り込んでください」と言われた場合は、振り込む前に応募先の公式の窓口に確かめ、迷ったら消費生活センターに相談します。
問い合わせ窓口
公式発表に載っている窓口は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 窓口の名称 | お客様サポート事務局 |
| 連絡方法 | メール([email protected]) |
| 電話番号 | 公式発表には記載なし |
| 受付時間 | 公式発表には記載なし |
公式発表は、ApplyNowの公式サイトのニュースに掲載されています。
当社が提供する採用管理プラットフォーム「Interview Cloud」「ApplyNow」「ApplyNow Sign」におきまして、当社で利用しているデータ分析ツールの脆弱性を突いた第三者による不正アクセスが発生し、当社のお客様および応募者様の個人データが外部へ漏えいした可能性が検知されました 出典: ApplyNow「当社サービスをご利用いただいているお客様への重要なお知らせとお詫び」
以前のお知らせにて「個人データが漏えいした可能性が検知されました」とお伝えしておりましたが、その後の調査により、漏えいの事実が確認されました。 出典: ApplyNow(2026年10月9日の更新)
問い合わせのメールを送るときは、応募した時期と応募先の企業名、受け取った案内の件名など、本人が分かる範囲の情報を書くと話が早く進みます。ただし、マイナンバーや口座の番号そのものは、メールに書かないようにします。
しばらく続けて見ておくこと
この件は、2026年11月1日時点で、件数の確定と調査結果の公表を待っている段階です。しばらくの間、次のことを続けて見ておきます。
- ApplyNowのニュース一覧に、調査結果や件数の確定の続報が出ていないか
- 応募に使ったメールアドレスに、ApplyNowや応募先から新しい案内が届いていないか
- 給与の振込先の口座に、見覚えのない動きがないか
- 電話番号に、採用や年金、税を名乗る不審な連絡が増えていないか
電話番号が知られた場合の迷惑電話やSMSへの備え方は、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026にまとめています。
漏えいした情報は、すぐに使われるとは限りません。数か月たってから、別の事案の情報と組み合わされて使われることもあります。発表から日が経ったからといって安心せず、採用や手続きを装った連絡には、しばらく注意を続けます。
調査結果が公表されたときは、対象の件数や項目、原因の説明がこれまでの発表から変わっていないかを見比べます。自分の分の項目が増えていた場合は、この記事の「応募者がすること」の節に戻り、増えた項目に合わせて備えを見直します。
転職や就職の活動を続けている人が、これからの応募で気をつけること
今回の件は、応募者が自分で選んだサービスではなく、応募先が使っていたサービスで起きました。応募者の側からは、どのサービスに情報が保存されるかを選べない場面が多くあります。それでも、これからの応募で見直せることはあります。
1つ目は、応募に使うメールアドレスを決めておくことです。転職や就職の活動のためのメールアドレスを1つ用意し、普段の買い物や会員登録とは分けておくと、採用を名乗るメールが届いたときに、どの応募に関係するかを絞り込みやすくなります。活動を終えたあとも、そのアドレスに届く連絡だけを見ればよいので、偽の連絡に気づきやすくなります。
2つ目は、どの会社に、いつ、どのサービスを通じて応募したかを手元に記録しておくことです。応募先の会社名、応募した日、録画面接や電子契約の案内に書かれていたサービス名を、表計算ソフトやメモに残しておきます。今回のように、後から「このサービスで漏えいがありました」と発表されたとき、自分が対象になり得るかをすぐに確かめられます。
3つ目は、選考の途中でマイナンバーや口座の情報を求められたときに、提出の時期と方法を確かめることです。マイナンバーや口座の情報は、一般に、採用が決まって雇用契約を結ぶ段階や、入社の手続きの段階で届け出るものです。選考の途中で求められた場合や、メールに書いて送るよう求められた場合は、応募先の採用の窓口に、提出の方法がそれでよいかを確かめます。
4つ目は、不採用になった応募先や辞退した応募先に、自分の情報の扱いを確かめることです。今回の発表でも、契約が終了した企業や団体の応募者情報がサービス側に残っていたことが分かります。応募先のプライバシーポリシーには、応募者の情報をいつまで保存するかが書かれていることがあります。気になる場合は、応募先の個人情報の問い合わせ窓口に、自分の情報を削除してもらえるかを問い合わせることもできます。
ApplyNow Signで契約した人が、勤務先と確かめておくこと
ApplyNow Signで雇用契約を結んだ人は、契約の相手である勤務先とも話をしておくと安心です。ApplyNowは、利用企業へ9月14日と16日に通知したとしています。勤務先の人事や総務の担当者は、この件を把握している可能性があります。
勤務先に確かめておきたいのは、次のような点です。
- 自分の契約者情報が、今回の対象に含まれているかどうか
- 勤務先として、従業員向けに案内や相談の窓口を用意しているかどうか
- 給与の振込先の口座を変える場合の手続きと、変更が反映される時期
- 今後も電子雇用契約のサービスを使うかどうか、使う場合はどのサービスか
口座の情報が漏れたからといって、すぐに口座を変える必要があるとは限りません。口座番号だけで、勝手にお金を引き出すことはできないためです。ただ、気になる場合や、見覚えのない動きがあった場合は、金融機関に相談したうえで口座を変えることも選べます。口座を変えるときは、給与の振込先の変更を勤務先に届け出る必要があるので、時期を合わせて進めます。
勤務先からの連絡を装った偽のメールにも注意します。「人事部です。口座の再登録をお願いします」といったメールが届いた場合は、社内の連絡手段や、いつも使っている電話番号で人事の担当者に確かめます。
在宅で仕事をする人が気をつけること
在宅で仕事をする人の中には、企業から採用や面接の業務を任され、Interview CloudやApplyNowの管理画面を使っている人もいます。面接官として面接を担当する、応募者の録画面接を見て評価をつける、採用の事務を代行する、といった仕事です。この場合、自分は応募者の個人情報を預かる立場にあります。
まず確かめたいのは、仕事で使っているアカウントのパスワードです。ApplyNowは企業ユーザーの管理画面のパスワードを強制的にリセットしています。そのとき、以前と同じパスワードや、他のサービスと同じパスワードを設定し直していないかを見直します。
次に、取引先との連絡です。採用の業務を受けている企業から、この件について連絡が来ている場合があります。自分が担当した応募者の情報がどう扱われたか、今後の業務の進め方に変更があるかを、取引先に確かめておきます。
個人情報保護委員会は、事業者が個人データの漏えいを起こしたときの報告について、公式ページで次のように案内しています。
- 漏えいが発覚したら、まずは速やかに報告する
- マイナンバーが含まれる場合や、不正の目的で行われたおそれがある場合、本人の数が1,000人を超える場合などは、報告が義務付けられている
- 不正の目的で行われたおそれがある場合の報告の期限は、発覚した日から60日以内
在宅で業務を受ける人自身が報告する立場になるかどうかは、契約の内容や扱っている情報によって変わります。仕事で預かった情報が漏れたかもしれないと気づいたら、自分だけで判断せず、すぐに取引先に知らせて指示を仰ぎます。報告の要件は、個人情報保護委員会「漏えい等の対応とお役立ち資料」で確かめられます。
あわせて、仕事で使うメールアドレスと個人用のメールアドレスを分けておく、管理画面には多要素認証を設定する、作業用のパソコンに応募者の情報を保存したままにしない、といった基本を見直しておくと、取引先の情報を守ることにつながります。
アカウントを守る力を仕事に生かす
採用のサービスは、多くの人の個人情報が集まる場所です。今回の件のように、サービスの裏側で使われているツールの弱い所が狙われることもあります。在宅で仕事をする人にとって、自分のアカウントを守ることは、取引先から預かった情報を守ることと同じ意味を持ちます。
パスワードの使い回しをやめる、多要素認証を設定する、不審な連絡を見分ける、といった習慣は、そのままセキュリティの仕事の基礎にもなります。@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事では、在宅で受けられるセキュリティ関連の仕事の種類と探し方を紹介しています。
よくある質問
Q. ApplyNowという名前に覚えがなくても、対象になることはありますか?
あります。ApplyNowのサービスは、企業や自治体が採用のために使うもので、応募者は応募先から案内されて録画面接や面接、電子契約の画面を使います。サービス名を覚えていなくても、過去の応募のメールに「ApplyNow」「Interview Cloud」「ApplyNow Sign」などの名前が残っていないかを検索し、ApplyNowや応募先からの個別の案内が届いていないかを確かめます。
Q. 録画面接の動画も漏れたのですか?
公式発表では、画像やPDFなどのファイルそのものと面接動画のデータは別の保管領域にあり、今回の不正アクセスの対象外であることを確認したとしています。動画が流出したと伝えて確認のリンクを開かせようとするメールが届いても、公式発表とは食い違う内容なので、本文のURLは開かずにApplyNowの公式サイトで発表を確かめます。
Q. ApplyNow Signで契約しました。マイナンバーは変えるべきですか?
ApplyNow Signの契約者情報にはマイナンバーが含まれます。ApplyNowは該当する人に個別の注意喚起とサポートの案内を順次送るとしているので、まずその案内を確かめます。番号の変更ができるかどうかは事情によって変わるため、住んでいる市区町村の窓口に今回の件を伝えて相談するのが確実です。
Q. 補償はありますか?
2026年11月1日時点で、ApplyNowの公式発表には補償やお詫びの品についての記載はありません。外部専門機関の調査結果は10月末頃に公表する予定とされていましたが、11月1日時点では掲載されていません。補償を案内して口座番号やカード番号を入力させるメールやSMSが届いても、公式発表にない話なので応じないようにします。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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