Amazon Prime VideoをMacで見る方法と、アプリとブラウザで変わる点

@SOHO編集部
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Amazon Prime VideoをMacで見る方法と、アプリとブラウザで変わる点

この記事のポイント

  • ✓Amazon Prime VideoをMacで見る方法を
  • ✓Mac App Storeのアプリとブラウザの2つの経路に分けて公式情報で解説
  • ✓対応するmacOSの表記の違い

Amazon Prime VideoをMacで見る方法は、大きく分けて2つあります。Mac App Storeで配信されている公式のアプリを入れる方法と、SafariやChromeなどのブラウザでPrime Videoのサイトを開く方法です。どちらでも見られますが、できることは同じではありません。作品をダウンロードして通信のない場所で見られるのはアプリだけで、一方、古いMacや複数のAmazonアカウントを使い分けたい場面では、ブラウザのほうが向いていることがあります。

この記事では、Amazonのヘルプページと App Store の掲載ページの記載を確かめながら、MacでPrime Videoを見る2つの経路の違い、対応するmacOSの確かめ方、ダウンロードと保存先、画質、支払いの窓口、うまく再生できないときの確認の順番を整理します。飲食店や小さなお店を経営する人のように、仕事の合間にMacで動画を参考資料として見る人にも役立つ使い分けも紹介します。

MacでPrime Videoを見る2つの経路

最初に、全体像を押さえておきます。

アプリとブラウザ、どちらも公式の経路

Prime Videoは、Mac向けに公式のアプリが用意されている数少ない動画配信サービスの1つです。App Storeの掲載ページでは、販売元がAMZN Mobile LLCと表示されています。Amazonのヘルプページ「パソコンでのPrime Videoシステム要件」でも、Mac版のPrime Videoアプリが案内されています。

同じヘルプページには、ブラウザでの視聴についても次のように書かれています。

Prime Videoの再生は、これらのウェブブラウザでサポートされています。WindowsまたはmacOS以外のオペレーティングシステムを実行している場合、再生は標準画質に制限されます。 出典: primevideo.com

ここでいう「これらのウェブブラウザ」は、Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Safari、Operaの最新バージョンです。Macはここで言う「macOS」に当たるので、ブラウザでも標準画質に制限されることはありません。

2つの経路の違いの早見表

AmazonのヘルプとApp Storeの掲載ページの記載をもとに、2つの経路の違いを並べると次のとおりです。

項目 Mac版アプリ ブラウザ
入手の方法 Mac App Storeからインストール Prime Videoのサイトを開くだけ
ストリーミングの画質 HDまで HDまで
音質 ステレオ ステレオ
字幕・音声の説明 可 可
ライブストリーミング 可(インターネット接続時) 可
プロフィールの切り替え 可 可
作品のダウンロード できる(作品による) できない
必要なmacOS App Storeの互換性の欄ではmacOS 14.0以降 ブラウザが動けばよい

この表から分かるとおり、画質や音質、字幕などの基本の機能は、アプリとブラウザで変わりません。大きく違うのは、ダウンロードができるかどうかと、インストールできるMacの条件です。

どちらを選ぶかの目安

選び方の目安は次のとおりです。

・飛行機や移動中など、通信のない場所で見たい人はアプリ
・macOSが古くてアプリが入らないMacを使っている人はブラウザ
・仕事用と家族用など、2つのAmazonアカウントを使い分けたい人はブラウザ(またはブラウザを土台にした方法)
・とりあえずすぐに見たい人は、まずブラウザで試し、必要になったらアプリを入れる

どちらか1つに決める必要はありません。ふだんはブラウザで見て、出張の前だけアプリでダウンロードする、という使い分けもできます。

Mac版アプリを入れる前に確かめること

アプリを入れる場合は、まず自分のMacにインストールできるかを確かめます。ここで1つ、注意したい点があります。

対応するmacOSの表記が2か所で違う

App Storeの掲載ページの説明文には、Apple TVやMacでPrime Videoを使うには「Macの場合はmacOS Big Sur 11.4以降が必要です」と書かれています。Amazonのシステム要件のページも、Mac版アプリを「macOS 11.4 Big Sur以降搭載」と説明しています。

一方、同じApp Storeの掲載ページの「互換性」の欄には、Macについて「macOS 14.0以降が必要です」と書かれています。2026年10月7日時点で、説明文と互換性の欄の数字が一致していません。

App Storeでアプリを入れられるかどうかは、一般に互換性の欄の条件で判断されます。macOS 14より前のMacを使っている人は、説明文の「11.4以降」を見て安心せず、実際にApp Storeでインストールのボタンが押せるかを確かめてください。入れられない場合でも、次の節で紹介するブラウザでの視聴は使えます。

自分のMacのバージョンを確かめる方法

いまのmacOSのバージョンは、画面左上のアップルメニューから「このMacについて」を選ぶと表示されます。数字が14以上なら、互換性の欄の条件を満たしています。

正しいアプリを選ぶ

Mac App Storeで動画配信サービスの名前を検索すると、公式のアプリ以外に、ほかの会社や個人が作ったアプリが並ぶことがあります。Prime Videoの公式アプリかどうかは、販売元の欄がAMZN Mobile LLCになっているかで見分けます。アイコンの見た目だけで選ばないようにします。

App Storeの掲載ページでは、アプリの価格は「無料」で、アプリ内購入ありと表示されています。年齢制限は13歳以上、日本語を含む31の言語に対応しています。

アプリのインストールの手順

インストールの流れは、ほかのMacのアプリと同じです。

  1. Macで App Store を開き、「Prime Video」で検索する
  2. 販売元がAMZN Mobile LLCのアプリを選び、「入手」をクリックする
  3. インストールが終わったらアプリを開き、Amazonのアカウントでサインインする

サインインしたあとは、ブラウザで見ていたときと同じプロフィールや視聴中の作品が表示されます。

ブラウザでPrime Videoを見る方法

アプリを入れずに、ブラウザだけで見ることもできます。

対応しているブラウザ

Amazonのシステム要件のページによると、Prime Videoは、Windows、macOS、Chrome OS、Linuxのパソコンのウェブブラウザから利用できます。対応しているブラウザは、Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Safari、Operaで、いずれも最新のバージョンを使うよう案内されています。

Macに最初から入っているSafariでも見られるので、何もインストールせずにすぐに始められます。

ブラウザでできること

同じページの表では、ブラウザでの視聴について、次のように示されています。

・ストリーミング時の画質はHDまで
・音質はステレオ
・字幕、音声の説明、ライブストリーミングに対応
・プロフィールの切り替えに対応

つまり、ふだん見るだけなら、ブラウザでもアプリとほぼ同じ体験ができます。

ブラウザでできないこと

ブラウザでできない一番大きなことは、作品のダウンロードです。Amazonのヘルプページ「Prime Videoのタイトルをダウンロードする」には、オフラインで視聴するために作品をダウンロードするには、Fireタブレット、iOS、Android、macOS、Windows 10と11版のPrime Videoアプリが必要だと書かれています。ブラウザはこの一覧に入っていません。

ブラウザで見るときは、常にインターネットにつながっている必要があります。通信量に上限のある回線やスマートフォンのテザリングで見る場合は、通信量に気をつけてください。

アプリでダウンロードして見るときのポイント

アプリを選ぶ一番の理由はダウンロードです。ここでは、ダウンロードについて公式に書かれていることを整理します。

ダウンロードの手順

Amazonのヘルプページによると、ダウンロードの手順は次のとおりです。

・映画の場合は、作品の詳細ページでダウンロードの項目を選ぶ
・テレビ番組の場合は、シーズン全体をダウンロードする項目があるほか、エピソードの一覧でダウンロードのアイコンを選ぶと、1話ずつダウンロードできる

App Storeの掲載ページには、作品によってはダウンロードできない場合があると書かれています。見たい作品がダウンロードできるかは、出発の前に確かめておきます。

保存先は選べない

Macでダウンロードしたあと、「どこに保存されたのか」「外付けのドライブに移せないか」と探す人がいます。Amazonのヘルプページでは、ダウンロードした作品の保存場所を選択できるのは、AndroidとWindows版のアプリだと書かれています。Mac版はこの中に入っていません。

また、同じページには、ダウンロードした作品をUSB接続のドライブに保存することは勧めないとも書かれています。Macでは、ダウンロードした作品の管理はアプリの中で行うもの、と考えておくと迷いません。

容量を節約するコツ

保存先を選べない以上、Macの空き容量を守るには、ダウンロードする量を調整するしかありません。

・テレビ番組はシーズン全体ではなく、見る予定のエピソードだけをダウンロードする
・見終わった作品は、アプリのダウンロードの画面から削除する
・長い出張の前は、Macの空き容量を先に確かめておく

シーズン全体のダウンロードは便利ですが、話数の多い番組では大きな容量を使います。次の移動で見る2話か3話だけを落とす習慣を付けると、空き容量を圧迫しにくくなります。

ダウンロードした作品の再生の制限

Amazonのヘルプページには、ダウンロードした作品をChromecastやAirPlayで再生することは許可されていないと書かれています。MacにダウンロードしたものをAirPlayでテレビに映して見る、という使い方はできません。テレビの大画面で見たいときは、テレビ側のPrime Videoアプリや、ストリーミングでの再生を使います。

出発の前日に確かめること

出張や旅行の移動中に見るつもりでダウンロードするなら、前日のうちに次の点を確かめておくと、当日に慌てずに済みます。

  1. 見たい作品がダウンロードできる作品かどうか(作品の詳細ページにダウンロードの項目があるか)
  2. Macの空き容量が足りているか
  3. ダウンロードが最後まで終わっているか(アプリのダウンロードの画面で確かめる)
  4. 通信を切った状態で、ダウンロードした作品が再生できるか

4番目は見落とされがちですが、一番確実な確認です。MacのWi-Fiをいったんオフにして、ダウンロードした作品の再生が始まるかを試しておけば、移動中に「再生できない」と気づく事態を避けられます。ダウンロードは時間がかかることがあるので、出発の直前ではなく、前日の夜までに済ませておくのが安全です。

画質・支払い・アカウントで知っておきたいこと

アプリとブラウザの選び方のほかに、知っておくと迷わずに済む点を3つ挙げます。

アプリにしても画質は上がらない

Amazonのシステム要件のページの表では、ブラウザもMac版アプリも、ストリーミング時の画質は「HDまで」、音質は「ステレオ」で同じ表記です。「アプリにすればもっときれいに見られるのでは」と考える人もいますが、Macでは、アプリを入れて増えるのは主にダウンロードの機能です。画質を理由にアプリを選ぶ必要はありません。

アプリから登録すると、支払いの窓口がAppleになる

App Storeの掲載ページの説明文には、iTunesでPrime Videoに登録している場合(対象の国・地域限定)、支払いは購入確定時にiTunesアカウントに請求されると書かれています。また、現在のプランの期間が終わる24時間前までに自動更新を無効にしないと会員資格が自動で更新されること、サブスクリプションの管理や自動更新の停止はアカウントまたはiTunesから行うことも書かれています。

つまり、アプリの中から登録した人は、支払いや解約の窓口がAmazonではなくApple側になる場合があります。反対に、Amazonのサイトで直接登録した人は、Apple側の一覧には表示されません。解約や支払い方法の変更をするときは、どちらで登録したかを先に思い出すと、探し回らずに済みます。

会員の料金やプランの内容は改定されることがあります。登録や見直しの前に、Amazonの公式のページで今日時点の料金を確かめてください。

プロフィールとアカウントは別のもの

Prime Videoでは、1つのAmazonアカウントの中に複数のプロフィールを作れます。App Storeの掲載ページにも、複数のプロフィールを作成して、プロフィールごとにおすすめを分けられると書かれています。家族それぞれの視聴中の作品やおすすめが混ざらないので便利です。

ただし、プロフィールはあくまで1つのアカウントの中の区分けです。別のAmazonアカウントで買った作品や、別のアカウントの会員資格は、プロフィールを切り替えても使えません。仕事用と個人用でAmazonのアカウントを分けている人、家族がそれぞれ別のアカウントで契約している人は、この違いでつまずきやすくなります。

サインインして使うアプリは、一般に一度に1つのアカウントで使う作りです。2つのアカウントを行き来するには、サインアウトしてもう一方でサインインし直すことになります。ブラウザであれば、ブラウザのプロファイル(Chromeなどで、ブックマークやログイン状態を人ごとに分ける仕組み)を分けることで、2つのアカウントにそれぞれサインインしたままにしておけます。

Mac以外の機器との使い分け

Prime Videoは、Macだけでなく、iPhone、iPad、Apple TVなどでも見られます。Macで見るか、別の機器で見るかを場面で分けると、それぞれの弱点を補い合えます。

App Storeに書かれている各機器の条件

App Storeの掲載ページの互換性の欄には、機器ごとに必要なOSのバージョンが並んでいます。

機器 互換性の欄に書かれている条件
Mac macOS 14.0以降
iPhone iOS 17.0以降
iPad iPadOS 17.0以降
Apple TV tvOS 18.2以降
Apple Vision visionOS 1.0以降

機器ごとに条件が違うので、Macにはアプリが入らなくても、同じ家のiPadやApple TVには入る、ということが普通に起こります。1台の条件で、家じゅうの機器を判断しないようにします。

Macのアプリが入らないときの代わり

macOSが古く、Mac版アプリが入らない人がオフラインで見たい場合は、条件を満たすiPadやiPhoneで作品をダウンロードする方法があります。同じAmazonアカウントでサインインすれば、Macで見ていた作品の続きを、ダウンロードした別の機器で見られます。Macはふだんの視聴にブラウザで使い、持ち出す分はタブレットに任せる、という分担です。

テレビの大画面で見たいとき

App Storeの掲載ページには、Chromecastを使って、スマートフォンやタブレットからテレビの大画面に映せると書かれています。また、Amazonのヘルプには、ダウンロードした作品はChromecastやAirPlayで再生できないと書かれています。

テレビで見たいときは、ダウンロードではなくストリーミングで再生するか、Apple TVなどテレビにつないだ機器のPrime Videoアプリで見るのが確実です。Macの画面をテレビに映す方法を試す前に、テレビ側にPrime Videoのアプリが入れられないかを先に確かめると、手間が少なく済みます。

家族でMacを共有するときの設定

1台のMacを家族で共有している場合は、Prime Videoのプロフィールと、Macのユーザの分け方を組み合わせると、見る作品やおすすめが混ざりにくくなります。

Prime Videoのプロフィールで分ける

同じAmazonアカウントを家族で使っているなら、Prime Videoのプロフィールを家族それぞれに作ります。App Storeの掲載ページにも、複数のプロフィールを作り、プロフィールごとにおすすめを分けられると書かれています。視聴中の作品の一覧が人ごとに分かれるので、「誰かが続きを見てしまって、どこまで見たか分からない」ということが減ります。

子どもが使うときの注意

App Storeの掲載ページでは、アプリの年齢制限は13歳以上と表示されています。子どもがMacでPrime Videoを見る場合は、保護者が見る作品の範囲を確かめ、必要に応じてPrime Video側の視聴制限の設定を見直します。設定の内容はAmazonのヘルプで案内されているので、使い始める前に一度確かめておくと安心です。

仕事用のMacでは使い分けを決めておく

仕事用のMacを家族と共有している場合は、仕事の資料と動画が同じ画面に並ばないように、Macのユーザを分ける、ブラウザのプロファイルを分ける、といった使い分けを決めておきます。とくに、仕事のアカウントでサインインしたブラウザで家族が動画を見ると、閲覧の履歴が混ざり、仕事の画面が散らかる原因になります。

うまく見られないときの確認の順番

Macで再生できない、画面が真っ黒になる、といったときは、次の順番で確かめると原因を絞り込みやすくなります。

ブラウザで見ているとき

  1. ブラウザが最新のバージョンになっているかを確かめる(Amazonは最新版の利用を案内している)
  2. 別の対応ブラウザ(SafariならChrome、ChromeならSafari)で同じ作品を開いてみる
  3. ブラウザの拡張機能を一時的にオフにして再生してみる
  4. 外部ディスプレイにつないでいる場合は、Mac本体の画面だけで再生してみる

2番目で再生できれば、問題は最初のブラウザの側にあると分かります。3番目は、広告を止める拡張機能などが再生を妨げている場合の確認です。

アプリで見ているとき

  1. App Storeでアプリが最新のバージョンになっているかを確かめる
  2. macOSが互換性の欄の条件(macOS 14.0以降)を満たしているかを確かめる
  3. いったんサインアウトして、もう一度サインインする
  4. ブラウザで同じ作品が再生できるかを確かめる

4番目でブラウザなら再生できる場合は、急ぎの視聴はブラウザで済ませ、アプリはアップデートを待つという判断もできます。

それでも解決しないとき

どちらでも再生できない場合は、作品そのものが視聴できる地域や期間の外になっている可能性や、アカウントの会員資格の状態に問題がある可能性があります。Amazonのヘルプページから問い合わせの窓口に進み、使っている機器とブラウザまたはアプリのバージョンを伝えて相談します。

仕事でMacの動画を参考資料にするときの工夫

ここからは、Prime VideoをMacで見る場面を、仕事の側から考えてみます。

飲食や小売の仕事では、映像が研究の材料になる

飲食店の経営や商品づくりに関わる人の中には、料理や食の現場を扱うドキュメンタリー、海外の店の紹介番組などを、メニュー開発や店づくりの参考に見る人が少なくありません。盛り付けの見せ方、厨房の動線、接客の言葉づかい。文字の資料では伝わりにくいことが、映像だと一目で分かります。

こうした「仕事の参考として見る」使い方では、作業用のMacで、資料を作りながら動画を流すことが多くなります。そのとき、ブラウザのタブの1つとして動画を開いていると、資料作りのために開いた検索結果や管理画面のタブに埋もれてしまい、探す手間がかかります。

視聴の記録を仕事のメモに残す

参考にした作品は、見終わったその日のうちに、作品名と気づいた点を1行ずつメモに残しておくと、あとで企画書や提案書を作るときに引用しやすくなります。何話の何分ごろの場面か、まで書いておくと、同じ場面を見返すときに迷いません。

映像からの学びを仕事に生かすときは、作品の画像や映像を企画書にそのまま貼り込まないように注意します。著作権のある作品を資料に使うときは、引用のルールに沿う必要があります。迷ったら、自分の言葉で要点を書き、作品名を参考として記す形にとどめるのが無難です。

動画を見る場所と仕事の場所を分ける

仕事用のブラウザで動画を見ていると、閲覧の履歴や検索の候補に動画のサイトが混ざり、仕事の画面が散らかります。動画を見る場所と、仕事の場所を分けておくと、頭の切り替えもしやすくなります。

分け方としては、アプリを入れて動画はアプリで見る、仕事と動画で別のブラウザを使う、ブラウザのプロファイルを分ける、などがあります。次の節では、もう1つの選択肢として、サイトを独立したMacのアプリにする方法を紹介します。

サイトを独立したアプリにして使い分ける選択肢

アプリが入らない古いMacや、2つのAmazonアカウントを使い分けたい場面では、Prime Videoのサイトを、ブラウザとは別の独立したMacのアプリのように使う方法もあります。

その1つが、Webサイトを独立したmacOSのアプリに変えるKagemusha(カゲムシャ)です。公式サイトの記載によると、Chrome、Chrome Canary、Chromium、Brave、Microsoft Edge、Vivaldi、Operaの7種類のブラウザのいずれかを土台にして、Webサイトを専用のアプリにします。アプリごとに独立したブラウザのプロファイルが割り当てられ、Cookieやログインの状態がアプリ間で分かれるので、2つのAmazonアカウントをそれぞれ別のアプリでサインインしたまま使えます。300以上のサービスのプリセットがあり、Prime Videoも含まれていて、一覧から選ぶだけでURLやアイコンを設定せずに作れます。作ったアプリはDockから開け、Command+Tabで他のアプリと同じように切り替えられます。

料金は、3アプリまでは無料で、すべての機能を使えます。アプリを無制限に作れるProは3,980円(税込)の買い切りです。対応はmacOS 12以降です。なお、ダウンロードできるかどうかはPrime Video側が決めているため、この方法で作ったアプリでも、作品のダウンロードはできません。オフラインで見たい場合は、公式のアプリを使います。詳しくはKagemushaの公式サイトで確かめられます。

Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

公式アプリ、ブラウザ、独立したアプリのどれを選ぶかは、何に困っているかで決めます。ダウンロードが目的なら公式アプリ、アカウントの使い分けや古いMacが課題なら、ブラウザを土台にした方法、という分け方が分かりやすい目安です。

Macで動画を見る時間と、在宅の仕事の組み立て方

最後に、動画の視聴を含めた「Macの使い方」を、在宅で働く人の視点から考えます。

道具の使い分けは、仕事の段取りそのもの

在宅で働く人ほど、1台のMacで仕事も私生活も済ませがちです。仕事のアプリと動画のアプリが同じ画面に並んでいると、どうしても気が散ります。アプリとブラウザの使い分け、プロファイルの分け方といった小さな工夫は、そのまま仕事の段取りの工夫です。

フリーランスや副業の市場を長く見てきた立場から言えば、長く続く人ほど、こうした道具の整え方に時間を惜しみません。作業の場所と休む場所を画面の上でも分けている人は、締め切りの前でも落ち着いて仕事を進めています。そして、「この人に任せると段取りが楽」と思ってもらえる関係を、依頼主との間に作っています。

もう1つ現場で感じるのは、中間の手数料が乗らない直接の取引ほど、受け手の手取りが厚くなり、依頼する側も同じ予算で多くを頼めるということです。双方に余裕が生まれる取引は、単発で終わらず、継続の仕事に育ちやすくなります。

映像や情報発信の知識を仕事にする

動画の見せ方や、お店の情報発信に関心がある人は、その知識を仕事にする道もあります。SNSの運用や広告の支援など、マーケティングの依頼の内容はAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介しています。作品の紹介文や店の紹介記事など、文章の仕事の報酬の目安は著述家,記者,編集者の年収・単価相場にまとまっています。

小さなお店の経営そのものを支援したい人は、中小企業診断士の資格の内容も参考になります。店の数字の読み方や改善の考え方を体系的に学べます。

Macのアプリやブラウザの仕組みに興味が広がった人は、作る側に回る道もあります。どんな開発の依頼があるかはアプリケーション開発のお仕事で、報酬の目安はソフトウェア作成者の年収・単価相場で確かめられます。

まずは、自分のMacの「このMacについて」でmacOSのバージョンを確かめ、アプリとブラウザのどちらが合うかを決めるところから始めてみてください。

よくある質問

Q. Amazon Prime VideoのMac版アプリはどのmacOSから使えますか?

App Storeの掲載ページの説明文とAmazonのシステム要件のページにはmacOS Big Sur 11.4以降と書かれていますが、同じApp Storeの互換性の欄にはmacOS 14.0以降と書かれています。インストールできるかは互換性の欄の条件で判断されるのが一般的なので、実際にApp Storeで入手できるかを確かめてください。入れられない場合もブラウザで視聴できます。

Q. MacのブラウザでPrime Videoの作品をダウンロードできますか?

できません。Amazonのヘルプでは、オフライン視聴のためのダウンロードには、Fireタブレット、iOS、Android、macOS、Windows 10と11版のPrime Videoアプリが必要とされており、ブラウザは含まれていません。Macでダウンロードしたいときは、App StoreからMac版アプリを入れて使います。作品によってはダウンロードできない場合もあります。

Q. Mac版アプリにするとブラウザより画質が良くなりますか?

Amazonのシステム要件のページでは、ブラウザもMac版アプリも、ストリーミング時の画質は「HDまで」、音質は「ステレオ」と同じ表記です。Macでアプリを入れて主に増えるのはダウンロードの機能で、画質の上限が変わるわけではありません。画質を理由にアプリを選ぶ必要はありません。

Q. Macでダウンロードした作品の保存先を変えられますか?

Amazonのヘルプによると、ダウンロードした作品の保存場所を選べるのはAndroidとWindows版のアプリです。Mac版には保存先を選ぶ設定がないため、作品の管理はアプリのダウンロードの画面で行います。容量が気になるときは、シーズン全体ではなく見る予定のエピソードだけをダウンロードし、見終わったものは削除します。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年1月21日最終更新:2026年10月10日
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