【重要】PHPの脆弱性、うちのサイトは大丈夫?今すぐチェック

やることリストアプリを選ぶときに見る点と、続けて使える管理の仕方

@SOHO編集部
@SOHO編集部
やることリストアプリを選ぶときに見る点と、続けて使える管理の仕方

この記事のポイント

  • ✓やることリストアプリを選ぶときに見る7つの点を
  • ✓無料の範囲に分けて解説します
  • ✓Appleのリマインダー

やることリストのアプリは、入れてみたものの数週間で開かなくなった、という人が少なくありません。続かない理由の多くは、アプリの機能の多さや少なさではなく、自分の使い方に合っていないことと、見直す習慣がないことにあります。選ぶ前に「1人で使うのか、誰かと共有するのか」「どの端末で使うのか」を決め、選んだあとは小さな習慣で回す。この2つがそろえば、無料のアプリでも十分に続けられます。

この記事では、やることリストのアプリを選ぶときに見る点を7つに分けて説明し、主なアプリの無料の範囲を公式の記載で比べたうえで、続けて使える管理の仕方を整理します。チームで仕事を共有したい場合の選択肢として、Pinatecaにも後半で触れます。

やることリストのアプリが続かない理由

アプリの配信ストアには、やることリストやタスク管理のアプリが数えきれないほど並んでいます。選択肢が多いことは良いことのはずですが、実際には「どれを選んでも続かない」と感じている人が多いのも事実です。続かない理由は、大きく3つに分けられます。

1つ目は、入力が面倒なことです。やることを思いついた瞬間に書き留められないと、アプリは頭の中の一部しか映さなくなります。リストに載っていない仕事が増えると、リストを見ても全体が分からず、やがて開かなくなります。

2つ目は、設定に凝りすぎることです。プロジェクト、タグ、優先度、色分けと、機能を使いこなそうとするほど、タスクを1つ書くたびに考えることが増えます。整理のための作業が本来の仕事を上回ると、続けるのがつらくなります。

3つ目は、見直す時間がないことです。リストは書いた瞬間から古くなります。終わったタスクが残り、期限を過ぎたタスクが積み重なると、リストは信用できないものになります。見直す時間を決めていない使い方では、どんなアプリでも同じ結末になります。

裏を返すと、入力が手軽で、設定が自分に合う量で、見直す習慣が回るアプリを選べば、続けられる見込みは高くなります。お金の管理にたとえると、高機能な家計簿のアプリを入れても、レシートを入力する習慣がなければ家計は見えません。道具より先に、使い続けられる仕組みを考えることが大切です。

選ぶ前に決める2つのこと

アプリを比べ始める前に、次の2つを決めておくと、候補が一気に絞れます。

1人で使うのか、誰かと共有するのか

自分の仕事や生活のやることを管理するだけなら、個人向けのシンプルなアプリで十分です。家族と買い物のリストを共有したい、同僚と仕事の進み具合を共有したい、という目的があるなら、共有の機能が必要になります。さらに、チームで担当を割り振り、進み具合を途中の段階まで見える形で共有したいなら、個人向けのアプリではなく、チーム向けの道具が候補になります。

どの端末で使うのか

iPhoneとMacだけで使うのか、WindowsのパソコンやAndroidのスマートフォンも混ざるのかで、選べるアプリが変わります。仕事のパソコンはWindows、私用のスマートフォンはiPhone、という人は多いはずです。使う端末のすべてで動き、内容が同期されるアプリを選ばないと、片方の端末でしか見られないリストになってしまいます。

この2つを決めたら、次の7つの点で候補を比べます。

選ぶときに見る7つの点

1 入力の手軽さ

続けられるかどうかを最も左右するのが、入力の手軽さです。アプリを開いてから書き終えるまでの手数が少ないか、スマートフォンのホーム画面のウィジェットから書けるか、音声で入力できるか、を確かめます。日付を文章で書くと自動で期限として読み取ってくれる機能(「明日15時に見積もりを送る」と書くと、明日の15時が期限になる、など)があると、入力がさらに速くなります。

2 端末どうしの同期

スマートフォンで書いたタスクが、パソコンでもすぐに見られるかを確かめます。同期の仕組みは、Apple、Google、Microsoftのように、アカウントに結び付いていることが多いので、普段使っているアカウントのサービスに合わせると手間がかかりません。

3 期限と通知

期限を入れたタスクを、適切な時間に知らせてくれるかを確かめます。通知の時刻を自分で決められるか、期限当日だけでなく前もって知らせてくれるか、が見るところです。通知が多すぎると見なくなるので、通知を細かく調整できるかも大事です。

4 繰り返しの設定

毎週の報告、毎月の支払い、毎年の更新手続きのように、決まった間隔で発生するタスクを、繰り返しとして登録できるかを確かめます。仕事でも生活でも、繰り返しのタスクは意外に多く、毎回書き直していると漏れのもとになります。

5 表示の形

タスクを縦に並べるリストの表示だけでなく、列にカードを並べるボードの表示や、日付ごとに並べるカレンダーの表示があるかを確かめます。やることが少ないうちはリストで十分ですが、作業の段階を見たいならボード、予定と並べて見たいならカレンダーが役立ちます。

6 共有の範囲

リストをほかの人と共有できるか、共有した相手が編集できるか、担当を割り当てられるか、を確かめます。家族の買い物のリストを共有する程度なら多くのアプリでできますが、仕事の担当を割り振って進み具合を追う使い方になると、できるアプリは限られます。

7 無料の範囲と料金

無料でどこまで使えるかを確かめます。無料のプランには、リストの数、タスクの数、共有できる人数などに上限があることが多く、使い方によっては早い段階で上限に届きます。有料のプランの料金が、月払いか年払いか、税込か税抜か、ドル建てか円建てか、も見ておきます。

有料のプランを考えるときは、1年でいくらになるかで比べると判断しやすくなります。1か月あたりの金額が小さくても、年払いが前提になっていたり、人数に応じて金額が上がったりすることがあります。無料のプランで1か月使い、上限に当たった機能が本当に毎日の仕事に要るものかを確かめてから、有料に切り替えても遅くはありません。

主なアプリの無料の範囲を比べる

よく使われるアプリについて、無料で使える範囲を公式の記載をもとに整理します。料金や上限は変わることがあるので、使い始める前に各社の公式ページで確かめてください。

アプリ 無料で使える範囲(公式の記載) 向いている人
Appleのリマインダー iPhoneやMacの標準のアプリ。リストの共有と共同作業、タグ、スマートリストが使える iPhoneとMacで生活と仕事を管理する人
Googleタスク(Google ToDo リスト) Googleアカウントで無料。Gmailやカレンダーの横から使える Gmailとカレンダーで仕事をする人
Microsoft To Do Microsoftアカウントで使える。リストの共有、「今日の予定」の機能がある Outlookを使う人、Windowsが中心の人
Todoist 無料の初心者プランは個人プロジェクト5件、フィルター画面3件、リストとボードの表示、リマインダー 入力の速さを重視する人
TickTick 無料のプランはリスト9個、各リスト99件まで、リストとカンバンの表示、共有メンバー2人 1つのアプリで表示を切り替えたい人

Appleのリマインダーについて、Appleのユーザガイドは次のように説明しています。

リマインダーアプリを使うと、追跡が必要なものを何でも覚えておくことができます。リマインダーの設定、買い物リストの作成、プロジェクトのチェックリストの作成、やることリスト内のタスクの整理などを行うことができます。 出典: support.apple.com

同じガイドによると、リストを共有して共同作業することや、タグで分類すること、スマートリストで条件に合うリマインダーをまとめて表示することもできます。ただし、すべての機能はiCloudでアップデートされたリマインダーを使う場合に使え、ほかのアカウントでは一部の機能が使えないと注記されています。

Microsoft To Doでは、ヘルプによると、作ったリストの共有のアイコンから招待のリンクを作り、メールやメッセンジャーで送ると、相手とリストを共有できます。「今日の予定」という機能では、その日に集中するタスクを選んで並べられ、このリストは毎晩リセットされます。

TickTickの有料のプレミアムは、公式の料金ページで年額US$49.99と案内されています。リストの数やタスクの数の上限が広がり、複数のカレンダーの表示などが加わります。Todoistの有料のプランは、プロジェクトの数の上限が広がり、カレンダーの表示などが加わります。どちらも料金はドル建てで表示されるので、支払う前に公式のページで通貨と金額を確かめます。

使い方別に見る選び方の例

7つの点を、よくある使い方に当てはめてみます。自分に近いものを参考にしてください。

会社員が自分の仕事を管理する

会社のメールがOutlookならMicrosoft To Do、GmailならGoogleタスクが、同じアカウントで使えて手間がかかりません。メールの依頼をそのままタスクにでき、会社のパソコンとスマートフォンで同期されます。会社が使ってよい道具を決めている場合は、その範囲で選びます。

在宅で複数の依頼主の仕事を受ける

依頼主ごとにリストを分け、締め切りと作業日を分けて入れられるアプリが向いています。作業の段階を見たいなら、ボードの表示があるTodoistやTickTickが候補になります。依頼主と進み具合を共有する必要が出てきたら、共有の範囲とチーム向けの道具を考えます。

家族と生活のやることを共有する

買い物のリストや、学校の提出物、家の手続きを家族で共有するなら、家族全員が使っている端末で動くアプリを選びます。全員がiPhoneならAppleのリマインダーのリストの共有、端末がばらばらならMicrosoft To DoやGoogleのサービスのように、アカウントさえあれば使えるものが扱いやすくなります。

会社員をしながら副業をする

本業と副業を同じアプリでリストを分けて管理すると、締め切りが重なる日を事前に見つけられます。ただし、本業の会社の情報を個人のアプリに書いてよいかは、会社の決まりを確かめます。副業のリストは、平日の夜と週末に進める前提で、作業日を現実的に入れておくことが大切です。

個人なら標準のアプリで十分な場面

アプリを比べていると、高機能なものほど良く見えてきます。ですが、個人で使うなら、端末に最初から入っている標準のアプリで十分な場面が多くあります。

iPhoneとMacを使っているなら、Appleのリマインダーは追加の費用なしで、端末どうしの同期、期限と通知、繰り返し、リストの共有まで使えます。Siriに話しかけて登録することもできるので、入力の手軽さでも引けを取りません。Gmailとカレンダーを中心に仕事をしているなら、Googleタスクが同じ画面の横から使え、メールをそのままタスクにできます。Outlookを使っている職場なら、Microsoft To Doが同じアカウントで使えます。

標準のアプリで足りなくなるのは、主に次の場面です。

・カードを列で動かすボードの表示で、作業の段階を見たい
・作業の期間を横に並べて、締め切りの重なりを見たい
・チームのメンバーに担当を割り振り、進み具合を共有したい
・タスクごとにコメントで話し合いたい

こうした必要がなければ、まずは標準のアプリで始め、足りなさを感じてから乗り換えを考える順番が、遠回りに見えていちばん確実です。

続けて使える管理の仕方

アプリを選んだら、次は続ける仕組みです。どのアプリでも使える、5つの習慣を紹介します。

習慣1 思いついたらその場で書く

やることを思いついたら、その場で書き留めます。整理はあとで構いません。まずは頭の中を空にすることが目的です。アプリを開くのが面倒なら、ウィジェットや音声入力を使います。「あとで書こう」と思ったタスクほど、書かれずに消えていきます。

習慣2 大きな作業は分ける

「確定申告をする」「企画書を作る」のような大きなタスクは、それだけでは手が止まります。「領収書を月ごとに分ける」「売上の表を作る」「控除の書類を集める」のように、1回で終わる大きさに分けます。分けたタスクの1つ目を、今日の予定に入れます。

習慣3 1日にやることを3つ選ぶ

リストの全部を毎日こなそうとすると、終わらなかったタスクの多さに疲れます。朝、その日に必ず終わらせるタスクを3つほど選び、それ以外は「できたらやる」と割り切ります。Microsoft To Doの「今日の予定」のように、その日のタスクだけを並べる機能を使うと、この習慣を回しやすくなります。

習慣4 週に1回、全部を見直す

週に1回、30分ほど時間を取り、すべてのリストを見直します。終わったタスクを完了にし、期限を過ぎたものは日付を直すか、やらないと決めて削除します。来週の予定を確かめ、どの日にどのタスクを進めるかの見当を付けます。この見直しがあるかないかで、リストの信頼性が大きく変わります。

習慣5 やらないことを決める

リストに載せたタスクの中には、時間が経つうちに意味がなくなるものもあります。「いつかやりたい」と書いたまま半年動いていないタスクは、本当にやるのかを見直し、やらないなら削除します。リストを軽く保つことが、毎日開ける理由になります。

繰り返しのタスクを最初に洗い出す

アプリを使い始めるときに、最初にやっておくと効果が大きいのが、繰り返しのタスクの洗い出しです。毎回思い出して書くのではなく、一度登録すれば自動で現れるようにしておくと、漏れが大きく減ります。

仕事なら、週次の報告、月末の請求書の発行、経費の精算、毎月の数字のまとめなどがあります。生活なら、公共料金や保険料の支払いの確認、ごみの日、定期的な通院、年に1回の更新手続き(運転免許、車検、各種の契約)などです。在宅で働く人や個人で事業をしている人は、税金や社会保険の納付の時期も繰り返しとして登録しておくと安心です。

洗い出すときは、過去1年のカレンダーや通帳、メールを見返すと、思い出しやすくなります。登録するときは、期限の数日前に作業日を入れるのがコツです。期限の当日に気づいても、間に合わないことがあるからです。

通知と上手に付き合う

通知は、やることリストを行動につなげる大事な仕組みですが、多すぎると逆効果になります。通知が鳴るたびに作業が中断され、やがて通知そのものを見なくなります。

通知を付けるのは、時刻に意味があるタスクだけに絞ります。会議の前に済ませる準備、決まった時間に送る連絡、締め切りの前日の確認などです。それ以外のタスクは、朝の見直しのときにまとめて確かめれば足ります。

もう1つのコツは、通知を受けたら、その場で次の行動を決めることです。すぐやる、時間を決めて後でやる、やらないと決めて削除する、のどれかを選びます。通知を見て閉じるだけを繰り返すと、通知は鳴っているのに何も進まない状態になります。

タスクの書き方で変わる進みやすさ

同じアプリでも、タスクの書き方ひとつで進みやすさが変わります。

まず、動詞で終えます。「見積もり」とだけ書くと、作るのか、送るのか、確認するのかが分かりません。「A社に見積もりを送る」のように、何をするかまで書きます。

次に、最初の一歩を書きます。「ホームページを直す」では大きすぎて手が止まります。「ホームページの直したい箇所を3つ書き出す」のように、5分から30分で終わる最初の行動を書くと、着手しやすくなります。

さらに、必要な情報を詳細の欄に書きます。相手の連絡先、参考にする資料の場所、依頼の内容などを詳細に書いておくと、作業を始めるときに探す手間が省けます。

最後に、期限と作業日を分けます。期限が金曜でも、作業に2日かかるなら水曜には始める必要があります。期限だけを入れると、期限の日に慌てることになります。作業を始める日を別に入れておくと、余裕を持って進められます。

優先順位の付け方

やることが多いときは、優先順位を付けます。よく使われるのが、「急ぎかどうか」と「大事かどうか」の2つの軸で分ける考え方です。

急ぎ 急ぎでない
大事 すぐにやる(締め切りの近い仕事、トラブルの対応) 時間を決めてやる(勉強、準備、仕組みづくり)
大事でない 短く済ませるか、ほかの人に頼む(一部の連絡や雑務) やらないことを考える

見落としやすいのが、右上の「大事だが急ぎでない」タスクです。資格の勉強、仕事の進め方の見直し、将来の準備などは、急ぎではないので後回しにされがちですが、放置すると、あとで急ぎで大事なタスクに変わって押し寄せます。週の見直しのときに、このタスクを進める時間をカレンダーに入れておくと、少しずつでも前に進められます。

アプリによっては、優先度の印やフラグを付けられます。印の種類を増やしすぎると、付ける作業が負担になるので、「今週やる」「急ぎ」の2種類くらいに絞ると扱いやすくなります。

カレンダーとやることリストを使い分ける

やることリストを使い始めると、カレンダーとの使い分けで迷う人が多くいます。目安は単純で、時間が決まっているものはカレンダー、期限までに終わらせればよいものはやることリスト、です。

会議、打ち合わせ、通院のように、その時間にその場所にいる必要があるものはカレンダーに入れます。資料の作成、見積もりの送付、書類の提出のように、いつ手を付けるかを自分で決められるものはやることリストに入れます。

2つをつなぐのが、作業の時間をカレンダーに確保する使い方です。週の見直しのときに、やることリストから今週進めるタスクを選び、会議の合間の空いた時間に「見積もりを作る」のような作業の時間をカレンダーに入れます。予定がすべて会議で埋まっていると、やることリストのタスクはいつまでも進みません。作業の時間を予定として押さえることで、やることリストが実際の行動に変わります。

GoogleタスクやAppleのリマインダーのように、日時を入れたタスクがカレンダーにも表示されるアプリなら、この使い方をそのまま1つの画面で回せます。

共有と情報の守り方

やることリストには、取引先の名前や仕事の中身、家族の予定など、人に見られたくない情報が入ることがあります。アプリを選んで使うときに、次の点に気をつけます。

まず、アカウントの守りを固めます。やることリストの中身はアカウントに結び付いて保存されるので、パスワードの使い回しをやめ、2段階認証を設定しておきます。

次に、共有の範囲を管理します。共有のリンクを作って送る形のアプリでは、リンクを知っている人が参加できる場合があります。Microsoft To Doのヘルプでは、共有のメニューの[アクセスの管理]から[アクセスを現在のメンバーに制限する]を選ぶと、それ以上のメンバーが参加できなくなり、[共有の停止]を選ぶと、現在のメンバーもアクセスできなくなってリストが非公開に戻る、と案内されています。仕事の区切りが付いたら、共有したリストを見直し、不要な共有を止めます。

最後に、仕事の情報を入れてよいかを確かめます。依頼主との契約で秘密を守る約束をしている場合や、会社の決まりがある場合は、その範囲で使える道具を選びます。

仕事と私用は分けるべきか

仕事のタスクと私用のタスクを、同じアプリで管理するか、分けるかも、よくある迷いです。

同じアプリで管理する利点は、1日のやることを1か所で見渡せることです。仕事の締め切りと、役所の手続きや家族の予定が重なる日を、事前に見つけられます。在宅で働く人や、副業をしている人には、この見通しの良さが大きな助けになります。

分ける利点は、仕事が終わったあとに仕事のタスクを見ずに済むことと、会社の決まりに沿えることです。会社によっては、仕事の情報を個人のアプリに書くことを禁じている場合があります。会社のパソコンで使ってよいアプリが決まっているなら、その決まりに従います。

迷ったら、同じアプリの中でリストを分ける方法が扱いやすいでしょう。「仕事」「私用」のリストに分け、1日の始まりに両方を見て、その日に終わらせる3つを選びます。

チームで共有するなら、見る点が変わる

ここまでは、主に個人のやることリストの話でした。チームで仕事を共有するようになると、見るべき点が変わります。

チームでの管理で大事になるのは、途中の段階が見えることです。「未着手」「作業中」「確認待ち」「完了」のように、タスクが今どこにあるかが全員に分かれば、進み具合を聞いて回る必要がなくなります。担当者が誰か、期限がいつか、どこで止まっているかが一目で分かることも欠かせません。

もう1つ大事なのが、話し合いとタスクがつながっていることです。タスクごとにコメントを残せれば、決まったことがタスクの横に残り、あとから入ったメンバーも経緯を追えます。

チームで共有するボードの選択肢

チーム向けの道具の候補の1つが、プロジェクト管理の道具のPinatecaです。公式サイトによると、カンバン、ガント、カレンダー、リスト、ディスカッション、グリッド、時間割、リソースの8種類のボードとチャットが、無料プランから使えます。

カンバンのボードでは、列にカードを並べて進み具合を動かすので、途中の段階をチームで共有できます。ガントのボードでは作業の期間が横棒で並び、締め切りの重なりが見えます。カードごとにコメントを付けられ、チャットからカードを参照できるので、話し合いと仕事が離れません。カードに見積もりの工数や顧客名のような項目を自由に加えられ、ChatGPTやClaudeから話しかけてボードを読んだり、カードを作ったりすることもできます。

公式の料金ページ(税抜)では、5人まで、ボード10個までなら無料で、期限はなく、クレジットカードの登録も要りません。それを超える場合のスタンダードは、1人あたり月額500円(年払いなら1人あたり月額400円)で、機能は無料プランと同じです。Trelloのデータを読み込んで移行する機能もあります。

個人のやることは手元のアプリで、チームで共有する仕事はボードで、と使い分けたい場合に、比べる候補に入れてみてください。

Pinatecaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

1週間で確かめる試し方

候補のアプリが決まったら、1週間だけ本気で使ってみます。そのときに見るのは次の点です。

・思いついたタスクを、10秒以内に書き留められたか
・スマートフォンとパソコンの両方で、同じ内容が見られたか
・通知が、多すぎず少なすぎず、行動のきっかけになったか
・週末の見直しが、30分以内で終わったか
・1週間たっても、開くのが面倒になっていないか

5つのうち、とくに最後の点が大事です。機能の比較表で優れていても、毎日開く気になれないアプリは続きません。逆に、機能が少なくても、自然に開けるアプリは、それだけで十分な価値があります。

アプリを乗り換えるときの手順

使っているアプリが合わなくなったときは、次の手順で乗り換えると、タスクの取りこぼしを防げます。

1つ目に、乗り換える理由を書き出します。「ボードで見たい」「家族と共有したい」など、いまのアプリで足りない点がはっきりすれば、次のアプリで確かめるべき点も決まります。

2つ目に、新しいアプリを1週間だけ試します。いきなり全部を移さず、新しく発生したタスクだけを新しいアプリに書いてみて、入力の手軽さと見直しやすさを確かめます。

3つ目に、残っているタスクを移します。移す前に、いらないタスクを削除しておくと、作業が減ります。アプリによっては、ほかのアプリのデータを読み込む機能があります。

4つ目に、古いアプリを閉じる日を決めます。2つのアプリを並行して使う期間が長いと、どちらに書いたか分からなくなります。移し終えたら、古いアプリの通知を切り、開かないようにします。

段取りを整える力は、在宅の仕事の土台になる

最後に、やることを管理する力が、どんな仕事につながるかを考えます。

在宅で仕事をすると、上司が進み具合を見てくれる環境はありません。複数の依頼主の仕事を並行して進め、締め切りを守り、請求まで自分で回す必要があります。やることリストで日々の段取りを整える習慣は、どの職種でも仕事の土台になります。

タスク管理のアプリそのものを作る仕事にも、需要があります。使いやすい画面を設計する仕事はUI/UX・アプリデザインのお仕事で、仕事の内容と求められる経験を紹介しています。アプリを作る開発の仕事はアプリケーション開発のお仕事で、会話でタスクを登録するような仕組みを作るAIの開発の仕事はAIチャットボット・アプリ開発のお仕事で、それぞれ確かめられます。画面のデザインの単価の目安は、デザイナーの年収・単価相場が参考になります。

20年にわたって在宅ワークの市場を見てきた運営者の立場から言えば、長く仕事が続く人ほど、作業の速さより「頼んだことが漏れない」という信頼で選ばれています。依頼を受けた瞬間に書き留め、期限の前に進み具合を自分から伝える。やることリストを毎日開く小さな習慣が、その信頼を支えています。

運営者として見てきた実感では、仲介の手数料が乗らない直接の取引だと、同じ予算で依頼する側はより多くの作業を頼め、受ける側は手取りが厚くなります。手数料0%で直接やり取りできる場なら、段取りの良さで信頼を積み、継続の依頼を受ける関係を作りやすくなります。画面の設計の経験を仕事に生かしたい人は、UI/UX・アプリデザインのお仕事で求められる経験を確かめてみてください。

よくある質問

Q. 無料のやることリストアプリでも仕事に使えますか?

個人の仕事の管理なら、無料のアプリで十分に使えます。Appleのリマインダー、Googleタスク、Microsoft To Doは、期限と通知、繰り返し、リストの共有まで追加の費用なしで使えます。無料のプランに上限があるアプリもあるので、リストの数や共有できる人数が自分の使い方に足りるかを、公式の料金ページで確かめてから選びます。

Q. やることリストが続かないときはどうすればよいですか?

入力の手間を減らし、見直す時間を決めることから始めます。思いついたらその場で書き、整理はあとに回します。朝にその日に終わらせるタスクを3つだけ選び、週に1回はすべてのリストを見直して、終わったものと不要になったものを片付けます。機能を使いこなそうとするより、この小さな習慣を回すほうが続きます。

Q. 仕事と私用のタスクは同じアプリで管理してよいですか?

同じアプリでリストを分けて管理すると、1日のやることを1か所で見渡せる利点があります。ただし、会社によっては仕事の情報を個人のアプリに書くことを禁じている場合や、使ってよいアプリが決まっている場合があります。その場合は会社の決まりに従い、仕事のタスクは会社が認めた道具で管理します。

Q. 個人向けのアプリとチーム向けの道具は何が違いますか?

個人向けのアプリは、自分のやることを手早く書き留め、期限に通知を受けることが中心です。チーム向けの道具は、担当の割り振り、作業の途中の段階の共有、タスクごとの話し合い、期間の重なりの確認など、複数の人で進み具合をそろえる機能を備えています。チームで進み具合を聞いて回る手間が増えてきたら、チーム向けの道具を考える時期です。

この記事について

@SOHO
編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年1月21日最終更新:2026年10月20日
@SOHO編集部

この記事を書いた人

@SOHO編集部

フリーランス・在宅ワークの専門メディア

@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

@SOHOで仕事を探してみませんか?

手数料0%・登録無料のクラウドソーシング。フリーランスの方も企業の方も、今すぐ始められます。

関連記事

カテゴリから探す

クラウドソーシング入門

クラウドソーシング入門

クラウドソーシングの基礎知識・始め方・サイト比較

職種別ガイド

職種別ガイド

職種・スキル別の案件獲得方法と単価相場

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワーク

副業・在宅ワークの始め方と対象者別ガイド

フリーランス

フリーランス

フリーランスの独立・営業・実務ノウハウ

お金・税金

お金・税金

確定申告・節税・経費・ローンなどお金の知識

スキルアップ

スキルアップ

プロフィール・提案文・単価交渉などのテクニック

比較・ランキング

比較・ランキング

サービス比較・おすすめランキング

AI活用

AI活用

職種別にChatGPT・生成AIを活用して業務効率化・収益化するノウハウ

最新トレンド

最新トレンド

市場動向・法改正・AIなど最新情報

発注者向けガイド

発注者向けガイド

クラウドソーシングで外注・人材探しをする企業・個人向け

転職・キャリア

転職・キャリア

転職エージェント・転職サイト比較・キャリアチェンジ

看護師の転職・求人

看護師の転職・求人

看護師の転職・派遣・単発バイト・副業など働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

薬剤師の転職・求人

薬剤師の転職・求人

薬剤師・登録販売者の転職・派遣・パートなど働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

介護職の転職・求人

介護職の転職・求人

介護職・介護福祉士・ケアマネジャー・訪問介護員の転職・派遣・夜勤など働き方のガイド

保育士の転職・求人

保育士の転職・求人

保育士・保育補助・幼稚園教諭の転職・派遣・パートなど働き方のガイド

医療職の転職・求人

医療職の転職・求人

医師・産業医・リハビリ職・歯科衛生士・管理栄養士・医療事務の転職や働き方のガイド。診療や医学の情報は扱いません

保険

保険

生命保険・医療保険・フリーランスの保険設計

採用・求人

採用・求人

無料求人掲載・採用コスト削減・人材募集の方法

オフィス・ワークスペース

オフィス・ワークスペース

バーチャルオフィス・コワーキング・レンタルオフィス

法律・士業

法律・士業

契約トラブル・士業独立開業・フリーランス新法

シニア・50代

シニア・50代

シニア世代のキャリアチェンジ・副業・年金

セキュリティ

セキュリティ

サイバーセキュリティ・脆弱性対策・情報保護

金融・フィンテック

金融・フィンテック

暗号資産・決済・ブロックチェーン・金融テクノロジー

ガジェット・機材

ガジェット・機材

フリーランスに役立つPC・デバイス・周辺機器

子育て×働き方

子育て×働き方

子育てと在宅ワークの両立・保育園・時間管理

補助金・助成金

補助金・助成金

個人事業主・フリーランスが使える公的補助金・助成金・給付金の申請ガイド

M&A・事業売却

M&A・事業売却

会社売却・事業承継・事業譲渡を考える経営者向け。売却の流れ、税金、従業員への伝え方、仲介会社の選び方

アウトソーシング・外注ガイド

アウトソーシング・外注ガイド

SNS運用・経理・広告など、業務のアウトソーシング(外注)を検討する企業・個人向け。費用相場・依頼の流れ・失敗しない選び方