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野村證券の多要素認証|設定の手順と必須化、未設定のお知らせメールの確かめ方 2026

@SOHO編集部
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野村證券の多要素認証|設定の手順と必須化、未設定のお知らせメールの確かめ方 2026

この記事のポイント

  • ✓野村證券のオンラインサービスは
  • ✓2026年6月27日からログイン・取引・出金でパスキーが必須です
  • ✓NOMURAアプリとパソコンでのパスキーの登録手順

野村證券のオンラインサービスでは、2026年6月27日6時から、ネットで取引や出金をする人はログインのときに必ず「パスキー」が必要になりました。 パスキーとは、スマートフォンやパソコンの指紋・顔・PINなどを使ってログインする方法で、偽のサイトにパスワードを入力させる手口が通じにくい仕組みです。 野村證券の多要素認証は、このパスキーと、NOMURAアプリで表示する「ワンタイムパスワード」の2つが中心になっています。

もう1つ大事な点として、野村證券は、同社から送るメールのリンクからログインを促し、ワンタイムパスワードの入力やパスキーの登録を求めることはないと公式に案内しています。 「多要素認証が未設定です」「パスキーを登録してください」といったメールのリンクは押さず、ブックマークかNOMURAアプリから手続きしてください。

この記事では、野村證券の公式サイトの「パスキーの登録」「ワンタイムパスワードサービスに関するお手続き」「フィッシング詐欺防止のためのセキュリティ強化について」「野村證券の安心セキュリティ対策」のページで、2026年11月1日時点の記載を確かめた内容をもとに、次のことを説明します。

  1. 必須化の流れと、パスキーを登録しない場合にできること
  2. NOMURAアプリとパソコンでのパスキーの登録手順
  3. ワンタイムパスワードの申込、端末の追加、機種変更
  4. 登録できないとき、ログインできないときに確かめること
  5. 多要素認証の未設定を知らせるメールや、補償をうたうメールの見分け方

画面の名前は、野村證券の公式の案内の表記をそのまま「」で書いています。 画面は使っている端末や環境によって異なる場合があります。

野村證券の多要素認証は「パスキー」と「ワンタイムパスワード」

多要素認証とは、パスワードのような「知っているもの」に、スマートフォンのような「持っているもの」や、指紋のような「本人の体の特徴」を組み合わせて本人を確かめる仕組みのことです。 野村證券で使われている主な方法は次のとおりです。

方法 内容 主に使う場面
パスキー認証 端末に設定しているロック解除の方法(指紋・顔・PINなど)でログインする。取引店コード・口座番号・ログインパスワードの入力が不要になる オンラインサービスとNOMURAアプリの「取引メニュー」へのログイン、出金
ワンタイムパスワード NOMURAアプリで表示される、一定時間だけ有効な番号を追加で入力する 出金手続きなどで求められたとき、通常と異なる環境からのログイン
認証コード 登録メールアドレスに届くコードによるログイン追加認証 ワンタイムパスワードを登録していない人の追加認証として2025年4月19日から実施

野村證券は、パスキー認証を「フィッシングや不正アクセスに強い次世代の認証方式」と説明しています。 フィッシングとは、本物の会社を装ったメールやSMSで偽のサイトに誘い、口座番号やパスワードを入力させて盗む手口のことです。

ワンタイムパスワードは、以前はGoogle認証システム(Google Authenticator)でも使えました。 すでにGoogle認証システムで使っている場合は、引き続き利用できると案内されています。 認証アプリの機種変更の考え方は、Google Authenticatorの機種変更でも説明しています。

必須化の流れ|2025年4月から2026年6月27日まで

野村證券は「フィッシング詐欺防止のためのセキュリティ強化について」のページで、セキュリティの対応を日付つきで公表しています。 主なものを並べます。

日付 公式の案内の内容
2025年4月19日 ワンタイムパスワードを登録していない人に、登録メールアドレスへ送る「認証コード」によるログイン追加認証を実施
2025年5月12日 NOMURAアプリを使うときにワンタイムパスワードの設定を必須化
2025年8月4日 取引や手続きのときの追加認証を変更、オンラインサービスでの電話番号の登録・変更を停止
2025年8月8日 メールアドレスの登録・変更・削除を停止、ワンタイムパスワードの利用申込みの受付を停止
2025年10月18日 パスキー認証を導入
2025年11月29日 パスキー認証の必須化、オンラインサービスのログイン画面の変更
2026年1月10日 不正アクセス検知サービスを導入
2026年3月28日 NOMURAアプリでのパスキー登録時の本人確認を変更、オンラインサービスでのパスキー登録を開始
2026年5月30日 オンラインサービスのログイン画面を変更、取引や手続きのときのパスキー必須化
2026年6月27日 出金時のパスキー認証の必須化、取引・手続きのときの通知メールを追加

2026年5月13日のお知らせ(8月31日更新)によると、6月27日6時以降、オンラインで取引や出金をするにはパスキーでのログインが必要です。 野村證券は、日本証券業協会の「インターネット取引における不正アクセス等防止に向けたガイドライン」と監督指針に沿ってセキュリティを強化したと説明しています。

パスキーを登録しない人のために、「照会メニュー」が用意されています。 ログイン画面の「照会メニュー」タブから、口座番号とパスワードでログインし、預かり資産や取引明細、取引残高報告書などを見られます(Web交付サービスを使っている人に限る)。 ただし、照会メニューでは取引と入出金ができません。 パスキーが使えない場合の入金・出金の問い合わせは、取引店に電話するよう案内されています。 なお、野村カードは従来どおり使えると書かれています。

2025年8月の2つの変更は、表の記載どおりオンラインサービスでの手続きを止めたものです。 メールアドレスや電話番号を変えたいのにオンラインサービスで手続きできない場合は、公式サイトの「お手続き」のページで、いまの手続きの方法を確かめてください。

「お電話による認証」のサービス(野村證券は「特例口座」と呼んでいます)を使っている人には、オンラインサービスにログインしたあとのトップの「お客様へのご連絡」で、別に注意事項を案内していると書かれています。 該当する人は、ログイン後にその欄を確かめてください。

2026年8月31日17時10分で、「パスキー設定サポートダイヤル」と「入出金専用ダイヤル」は終了したと案内されています。 古い案内に書かれた番号にかけないよう注意してください。

なぜパスキーが必須になったのか|ワンタイムパスワードを破る手口

野村證券がパスキーを必須にした背景には、ワンタイムパスワードまで盗む手口の広がりがあります。 金融庁はインターネット取引サービスへの不正アクセス・不正取引にご注意くださいのページで、偽の証券会社サイトなどで盗まれたログインIDやパスワードを使った不正アクセスと、第三者による取引の被害に注意するよう呼びかけています。 同じページには、各証券会社でフィッシングに強い多要素認証の必須化が進められており、提供が始まったら速やかに設定するよう書かれています。

日本証券業協会も「不正アクセス等にご注意ください!」のページで、「リアルタイムフィッシング」という手口を説明しています。 偽のサイトでIDとパスワードを入力させたあと、さらに偽のワンタイムパスワードの入力画面に誘い、入力された番号をすぐに本物のサイトで使って口座を乗っ取る、というものです。 利用者が自分で番号を入力する方式である限り、偽のサイトに入力させられる余地が残ります。

パスキーは、登録したサイトでしか使えない作りのため、見た目がそっくりな偽のサイトでは使えません。 日本証券業協会は、パスキーの登録のときを狙ったフィッシングも心配されるとして、登録は証券会社の公式サイトか公式アプリから行うよう求めています。 野村證券の「メールのリンクからパスキーの登録を求めることはない」という案内は、この注意と重なります。 パスキーの仕組みそのものは、パスキーとはで詳しく説明しています。

野村證券は、パスキーとは別に、不正アクセスを見つけるためのモニタリングも行っていると説明しています。 ふだん使っているものと違う端末や通信回線からアクセスがあった場合など、第三者による不正アクセスが疑われるときは、その危険の大きさに応じて追加の認証を求める仕組みです。 旅行先や新しいパソコンからログインしたときに追加の認証を求められるのは、この仕組みによるものと考えられます。

パスキーを登録する前に準備すること

NOMURAアプリでパスキーを登録するときは、マイナンバーカードで本人確認をします。 野村證券の「パスキーの登録」のページに書かれた準備は次のとおりです。

  1. マイナンバーカード(有効期限内のもの)
  2. 署名用電子証明書のパスワード(英数字6文字以上、16文字以下)
  3. マイナンバーカードを読み取れる、NFC対応のスマートフォン

署名用電子証明書のパスワードとは、マイナンバーカードを作るときに設定した、英数字6文字以上の長いほうのパスワードのことです。 NFCとは、カードをスマートフォンにかざして読み取る機能のことです。 マイナンバーカードに記録された氏名と住所が最新で、野村證券に登録している情報と一致していることも条件になっています。 引っ越しのあとに住所の変更を済ませていないと、本人確認で止まる場合があります。

署名用電子証明書のパスワードを続けて間違えるとロックされ、住民票のある市区町村の窓口などで解除の手続きが必要になると案内されています。 専用のスマートフォンアプリとコンビニなどのキオスク端末を使って初期化すれば解除できる方法もあり、その場合は利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4文字)が必要と書かれています。 うろ覚えのまま何度も試すより、一度で入力できるよう確かめてから進めてください。

端末の設定で確かめておくことも、よくある質問に書かれています。

端末 確かめること
iPhoneとAndroid共通 ロック解除(生体認証またはPINなど)を設定している、Bluetoothが有効(別のパソコンからログインするときに必要になることがある)、OSやブラウザが最新
Android 標準のブラウザをChromeにしている、画面ロックを生体認証かPINにしている、Googleパスワードマネージャーなどが有効
iPhone 「パスワード」アプリが有効、「パスワードとパスキーを自動入力」がオン、「自動入力の取得元」に「パスワード」が登録されてオン

iPhoneに「パスワード」アプリがない場合は、App Storeで「パスワード」を検索し、Appleの「Passwords」アプリを入れてから設定を確かめるよう案内されています。

NOMURAアプリでパスキーを登録する手順

野村證券のパスキーの登録のページに書かれた、NOMURAアプリでの登録の流れです。

  1. スマートフォンに「野村の資産運用アプリ NOMURA」をダウンロードする
  2. NOMURAアプリに「照会メニュー」タブからログインし、「パスキー登録して取引メニューへ」を押す
  3. 「本人確認に進む」を押し、マイナンバーカードを読み取って本人確認をする(公的個人認証サービス)
  4. 追加の認証が終わったら、パスキー登録の画面で「パスキーを登録」を押す
  5. スマートフォンに設定している認証方法でサインインし、登録を完了する

ログインのときに、使い方の状況によって追加の認証が必要になる場合があると書かれています。 画面の案内に沿って進めてください。

公式のページには、iPhoneとAndroidの手順の動画も用意されています。 AndroidはGoogle Pixel、Xperia、AQUOS、らくらくスマートフォンと、機種ごとの動画があります。 家族の設定を手伝う場合は、本人の機種に合った動画を一緒に見ながら進めると迷いにくくなります。

野村證券は、本人以外が使う可能性のある端末にはパスキーを登録しないよう求めています。 1台の端末を家族で共有している場合は、それぞれのアカウントで端末にサインインしてパスキーを登録するよう案内されています。

パソコンやスマートフォンのオンラインサービスでパスキーを登録する手順

NOMURAアプリでの登録が難しい人や、スマートフォンを持っていない人は、オンラインサービスからパスキーを登録できます。 この場合は、マイナンバーカードの代わりに、郵送で届く「パスキー登録用確認コード」で本人確認をします。

まず、確認コードを申し込みます。

  1. ログイン画面の「照会メニュー」タブから、口座番号(ログインID)とパスワードでログインする
  2. 「口座情報/手続き」から「サービス・契約情報照会/変更」に進み、「パスワード関連」のパスキーの「登録」を押す
  3. 「パスキー登録 -本人確認方法の選択-」の画面で「郵送で手続き」を選び、「次へ」を押す
  4. 「パスキー登録 確認コード郵送申込 -確認-」の画面で取引パスワードを入力し、「申込」を押す
  5. 「パスキー登録 確認コード郵送申込 -受付-」の画面が出たら申込は完了

確認コードは、登録している住所あてに「本人限定受取郵便」で届きます。 本人限定受取郵便とは、受け取る人の本人確認をしてから渡す郵便のことです。 申し込みから届くまで最短で3営業日程度かかり、郵便局での保管期間は10日間です。 保管期間を過ぎて野村證券に戻ると無効になり、申し込み直しが必要になります。

確認コードが届いたら、パスキーを登録する端末で次のように進めます。

  1. 「照会メニュー」にログインし、「口座情報/手続き」から「サービス・契約情報照会/変更」、「パスワード関連」のパスキーの「登録」を押す
  2. 「パスキー登録 -本人確認方法の選択-」の画面で「確認コード認証」を押す
  3. 確認コード(数字のみ12桁)を半角で入力し、「認証」を押す
  4. 「パスキー登録 -確認-」の画面で「登録」を押し、パスキーの保存先を選ぶ
  5. 端末に設定している認証方法でサインインし、登録を完了する

保存先は、使う環境によって次のように変わります。

使う環境 保存先
Windows 11のパソコンでMicrosoft Edge、Firefoxなど Windows Hello
Windows 11のパソコンでChrome Googleパスワードマネージャー
Mac iCloudキーチェーン
外付けの認証機器 セキュリティキー(自分で用意し、あらかじめPINを設定する)

野村證券は、Windows Helloに保存したパスキーはパソコンでしか使えないと案内しています。 スマートフォンでもパスキーでログインしたい場合は、スマートフォン側にも別に登録が必要です。 パスキーは1つの口座につき最大5件まで登録できます。

パスキーを追加・削除する手順と、機種変更のとき

すでにNOMURAアプリでパスキーを登録している人が、パソコンなど別の端末に追加する手順は、よくある質問に書かれています。

  1. 追加する端末でオンラインサービスにログインし、「口座情報/手続き」から「サービス・契約情報照会」、「パスワード関連」のパスキーから追加登録に進む
  2. 「パスキー登録 -本人確認方法の選択-」の画面で「スマホで手続き」を選ぶ
  3. 「取引/手続き追加認証-パスキー認証-」の画面で「認証」を押す
  4. パスキーを登録しているスマートフォンで、画面に表示された二次元コードを読み取り、パスキーで認証する
  5. 「パスキー登録 -確認-」の画面で「登録」を押し、保存先を選んで登録する

二次元コードを読み取るときは、iPhoneなら標準のカメラアプリかコードスキャナー、AndroidならGoogleレンズを使うよう推奨されています。

パスキーを削除する手順です。

  1. オンラインサービスに「取引メニュー」タブからログインする
  2. 「サービス・契約情報照会」のパスキーの欄にある「一覧表示」を押す
  3. 削除したいパスキーの「削除」を押す
  4. 「パスキー削除 -確認-」の画面で「削除」を押し、パスキーで認証すると削除が完了する

機種変更のときは、OSが同じかどうかで扱いが変わります。 野村證券は、新しい端末のOSが古い端末と同じなら、登録済みのパスキーをそのまま使えると案内しています。 iPhoneからAndroidのようにOSが変わる場合は、パスキーは移せないため、新しい端末で登録し直す必要があります。 古い端末を手放す前に、新しい端末でログインできることを確かめてから、使わなくなったパスキーを削除する順番にすると安全です。

ワンタイムパスワードの申込・端末の追加・利用停止

ワンタイムパスワードは、NOMURAアプリで発行される、一定時間だけ有効な番号です。 野村證券は、第三者による不正なログインと取引の被害を防ぐため、ワンタイムパスワードの登録を求めています。 ワンタイムパスワードサービスに関するお手続きのページに書かれた、NOMURAアプリでの申込の流れです。

  1. NOMURAアプリにログインし、表示内容に沿って「ワンタイムパスワード」の設定に進む
  2. 「申込」を押し、取引パスワードを入力して「認証」を押す
  3. 野村證券に登録している電話番号から、画面に表示された「認証専用電話番号」に電話し、音声ガイダンスに沿って手続きしてから「次へ」を押す
  4. ワンタイムパスワードを表示するときの表示名を入力し、「申込」を押す

認証専用電話番号は毎回ランダムに変わるため、番号が表示されてから5分以内に電話するよう案内されています。 番号非通知でかけると認証されません。

ワンタイムパスワードは、NOMURAアプリで確かめます。 ログイン前ならトップ画面の下にある「ワンタイムパスワード」の文字、ログイン後なら左上の三本線のメニューから「ワンタイムパスワード」を押すと表示されます。 利用中かどうかは、三本線のメニューから「口座情報・お手続き」、「サービス・契約情報照会/変更」、「パスワード変更」と進み、ワンタイムパスワードが「利用中」になっているかで確かめられます。

別の端末を追加するときは、NOMURAアプリにパスキーで「取引メニュー」からログインし、「ワンタイムパスワード」の画面で「コード表示・利用停止」、「二次元コードを表示」と進みます。 追加したい端末のワンタイムパスワードの画面で「二次元コードから読み込み」を押し、表示された二次元コードを読み取って登録します。

機種変更をするときは、古い端末のワンタイムパスワードの利用停止と、新しい端末の追加の手続きが必要です。 野村證券は、事前に別の端末でワンタイムパスワードを表示できるよう登録しておくか、利用を停止しておくよう案内しています。 古い端末が手元にない場合は、取引店に申し出るよう書かれています。 有効なワンタイムパスワードを削除してしまうと番号を確かめられなくなるため、その場合も取引店への問い合わせが必要です。

登録できない・ログインできないときに確かめること

パスキーの登録やログインでつまずいたときは、まず次の点を順に確かめます。

  1. NOMURAアプリかオンラインサービスを最新の状態にし、OSとブラウザも最新にしているか
  2. 端末に画面ロック(生体認証かPIN)を設定しているか
  3. iPhoneは「パスワード」アプリと自動入力、Androidは標準ブラウザのChromeとGoogleパスワードマネージャーが有効か
  4. マイナンバーカードの有効期限と、カードに記録された住所が最新か
  5. 確認コードの郵便の保管期間(10日間)が過ぎていないか

ワンタイムパスワードを申し込んだのに、ログインのときに入力を求められない、という質問もあります。 野村證券は、いつもと同じ環境でログインした場合はワンタイムパスワードの入力は不要で、通常と異なる端末やブラウザからログインしたときに入力が必要になると説明しています。 ブラウザやOSを新しくした場合は、いつもの端末でも追加の認証が必要になることがあるとも書かれています。

自分で解決できないときの窓口は、オンラインサービスサポートダイヤル0120-008-556です。 受付は平日8時40分から18時、土日9時から17時(祝日・年末年始を除く)と案内されています。 受付時間外に携帯電話からかけると、オンラインサービスの手続きを案内する専用サイトをSMSで送るサービスがあり、音声ガイダンスで「0」を入力すると利用できると書かれています。 電話番号は、メールやSMSに書かれたものではなく、公式サイトで確かめた番号にかけてください。

未設定のお知らせメールは本物か|見分け方の手がかり

検索では「野村證券 多要素認証 未設定 最終通知」「野村證券 多要素認証 詐欺メール」のように調べる人が見られます。 届いたメールが本物かどうかを、この記事で判断することはできません。 ここでは、野村證券が公式に案内している手がかりを紹介します。

※当社からお送りするメールのリンクからログインを誘導し、ワンタイムパスワードの入力やパスキーの登録を求めることはありません。不審なサイトへ情報入力しないようお願い申し上げます。 出典: nomura.co.jp

野村證券の公式の案内で確かめられたものを並べます。

手がかり 公式の案内の内容
メールのリンク 野村證券から送るメールのリンクからログインを誘導し、ワンタイムパスワードの入力やパスキーの登録を求めることはない
SMS 野村證券からSMSを送って、ワンタイムパスワードの設定を求めることはない。野村證券のSMSは審査済みの番号「0005-860400」または「0005-008604」から送る
取引パスワード 野村證券から送るメールで取引パスワードを求めることはない
補償の案内 メールで補償に関する案内はしていない
送信元とロゴ 対応するメールソフトでは、「@nomura.co.jp」「@nomura.com」のドメインからのメールに順次NOMURAのロゴを表示(BIMI)
公式のURL ホームページは「https://www.nomura.co.jp/」、オンラインサービスは「https://hometrade.nomura.co.jp/」

BIMIとは、正しい送信者だと確かめられたメールに会社のロゴを表示する仕組みのことです。 使っているメールソフトがBIMIに対応していない場合はロゴが表示されないため、ロゴがないことだけで偽物とは決められません。

野村證券は、同じページにフィッシング詐欺メールの例を載せています。 取引残高報告書の通知や証券取引等監視委員会を装うメール、補償対応をうたうメール、実施していない株式手数料無料のキャンペーンをうたうメールなどです。 「未設定」「最終通知」「期限」といった言葉で急がせるメールも、リンクから手続きを求める点で、公式の案内とは合いません。

迷ったときの順番は次のとおりです。

  1. メールやSMSのリンクは押さない
  2. ブックマークしたオンラインサービスか、NOMURAアプリを開く
  3. ログイン後の「お客様へのご連絡」やお知らせに、同じ内容があるか確かめる
  4. 不安が残れば、公式サイトで確かめた窓口に問い合わせる

メールの見分け方全般は、フィッシング詐欺メールの見分け方で詳しく説明しています。 野村證券のメール配信の委託先で起きた件については、野村證券の情報漏えいの可能性で、範囲と確かめることをまとめています。

多要素認証のほかに野村證券が用意している守り

パスキーとワンタイムパスワードのほかにも、野村證券は「野村證券の安心セキュリティ対策」のページで、いくつかの仕組みを案内しています。 知っておくと、届いたメッセージや画面を落ち着いて確かめられます。

仕組み 公式の案内の内容
SMS共通番号 携帯電話会社4社(KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイル)が審査して発行する「0005」から始まる10桁の番号。野村證券のSMSには審査済みの番号が表示される
個人情報のマスキング ログイン後の画面に表示される情報の一部を「*」に置き換え、万一不正ログインがあっても個人情報が見られる可能性を下げる
ソフトウェアキーボード パスワードを画面上のキーボードで入力し、キーボードの操作を盗み取るスパイウェアへの対策にする
EV SSL証明書と暗号化通信 オンラインサービスのサイトが本物であることを確かめられる証明書を使い、通信を暗号化している

SMS共通番号は、送信元の番号を見て正しい送り主かを判別する手がかりになります。 ただし、番号が表示されていても、本文のリンクから手続きを求める内容であれば、公式の案内と合わない点に変わりはありません。 SMSのリンクは押さず、NOMURAアプリから確かめる習慣をつけておくと迷いません。

情報を入力してしまった・身に覚えのない取引があるとき

偽のサイトに口座番号やパスワードを入力してしまった、身に覚えのない取引がある、という場合は、すぐに野村證券の窓口に連絡します。 野村證券が案内している窓口は「フィッシング詐欺 相談窓口」0120-56-8604(平日9時から17時)で、土日の9時から17時は「総合ダイヤル」0570-077-000につながります(祝日・年末年始を除く)。

あわせて、次のことを進めます。

  1. ログインパスワードと取引パスワードを変更する(パスワードを再発行すると、ログインパスワードと取引パスワードに同じものは設定できない)
  2. オンラインサービスで、NOMURAアプリを含む過去のログイン履歴を見て、身に覚えのないログインがないか確かめる
  3. ログイン、出金、取引・手続きの完了を知らせる「メール通知サービス」を有効にする
  4. 同じパスワードを使っていた他のサービスのパスワードも変える
  5. 警察相談専用電話「#9110」や、最寄りの警察署に相談する

パスワードの扱いについて、野村證券は「野村證券の安心セキュリティ対策」のページで、パスワードなどの情報をパソコンの中に保存しないよう求めています。 パスワードを並べたファイルが、ウイルスによって盗まれる可能性があるためです。 同じパスワードを長く使い続けると不正ログインの危険が高まるとして、定期的な変更も勧めており、長い間変えていない人には変更を促す案内を送るとしています。 登録している電話番号は、不審なアクセスを見つけたときの連絡に使われることがあるため、つながる番号になっているかも確かめてください。

メール通知サービスは、オンラインサービスにログインし、「口座情報/手続き」から「メールアドレス登録/変更」、「メール通知サービス登録状況」と進んで設定します。 身に覚えのないログインの通知が届いたときの考え方は、不正ログインの通知が来たらでも説明しています。

補償について、野村證券は2025年7月29日のお知らせで方針を公表していますが、IDやパスワードの管理の状況などによって補償を減らす場合や補償できない場合もあると書いています。 受けられるかどうかは個別に決まるため、窓口で確かめてください。

在宅で働く人が野村證券の口座を守るために整えておくこと

在宅で仕事をしている人は、仕事の連絡と金融機関のお知らせを同じスマートフォンとメールアドレスで受け取っていることが多いはずです。 期限を強調するメールほど、作業の合間に慌てて開いてしまいやすくなります。 2026年11月1日時点で整えておきたいのは、次の5つです。

  1. 野村證券のオンラインサービスをブックマークし、ログインはブックマークかNOMURAアプリからだけにする
  2. 取引や出金をするなら、パスキーをスマートフォンとパソコンの両方に登録する(1口座5件まで)
  3. ワンタイムパスワードを表示できる端末を2台用意するか、機種変更の前に移す手順を確かめておく
  4. メール通知サービスを有効にし、前回ログイン日時を毎回見る
  5. 登録している電話番号と住所を最新にしておく(本人確認や不審なアクセスの連絡に使われる)

@SOHOを2004年から運営してきた中で、在宅で働く人にとって、アカウントや連絡先の管理は取引先との信用を支える土台になってきました。アカウントの守りに関わる仕事にどのような依頼があるかは、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で確かめられます。 パスキーの登録は、準備さえそろえば数分で終わります。 マイナンバーカードと署名用電子証明書のパスワードを手元に用意して、NOMURAアプリから始めてください。

よくある質問

Q. 野村證券でパスキーを登録しないとどうなりますか?

2026年6月27日6時以降、オンラインで取引や出金をするにはパスキーでのログインが必要です。パスキーを登録しない場合は、ログイン画面の「照会メニュー」から口座番号とパスワードでログインし、預かり資産や取引明細などを見ることはできますが、取引と入出金はできません。

Q. NOMURAアプリでパスキーを登録するのに何が必要ですか?

有効期限内のマイナンバーカード、署名用電子証明書のパスワード(英数字6文字以上16文字以下)、カードを読み取れるNFC対応のスマートフォンが必要です。カードの氏名と住所が最新で、野村證券の登録情報と一致していることも条件です。アプリでの登録が難しい場合は、郵送の確認コードでオンラインサービスから登録できます。

Q. 多要素認証が未設定だというメールが届いたら本物ですか?

メールだけで本物かどうかは判断できません。野村證券は、同社から送るメールのリンクからログインを誘導し、ワンタイムパスワードの入力やパスキーの登録を求めることはないと案内しています。リンクは押さず、ブックマークかNOMURAアプリからログインして、お知らせに同じ内容があるかを確かめてください。

Q. 機種変更したらパスキーとワンタイムパスワードはどうなりますか?

パスキーは、新しい端末のOSが古い端末と同じならそのまま使えますが、iPhoneとAndroidの間のようにOSが変わる場合は移せないため、新しい端末で登録し直します。ワンタイムパスワードは、古い端末の利用停止と新しい端末の追加が必要で、古い端末が手元にない場合は取引店に申し出ます。

この記事について

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編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年11月1日
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