X(旧Twitter)の二段階認証のやり方|認証アプリの設定とログインできないときの対処 2026


この記事のポイント
- ✓X(旧Twitter)の二段階認証(2要素認証)は「設定とプライバシー」の「セキュリティ」から「2要素認証」を開き
- ✓認証アプリかセキュリティキーで設定します
- ✓Xのヘルプセンターで確かめたiPhone・Android・パソコンの手順
X(旧Twitter)の二段階認証は、Xの画面では「2要素認証」という名前で、「設定とプライバシー」の中の「セキュリティ」から「2要素認証」を開いて設定します。 やることを順番に言うと、次の3つです。 1つ目に、確認の方法として「認証アプリ」か「セキュリティキー」を選びます。 2つ目に、設定のときに表示されるバックアップコードを、スマートフォンとは別の場所にも保存します。 3つ目に、ログインできなくなったときは、バックアップコードで入るか、Xのヘルプセンターの案内に沿ってサポートに問い合わせます。
この記事では、Xのヘルプセンターで2026年10月30日時点の画面の名前と手順を確かめて、iPhone・Android・パソコンそれぞれの設定方法と、ログインできないときの対処を順番に説明します。
Xの二段階認証(2要素認証)とは何か
二段階認証とは、パスワードに加えて、もう1つの確認をしてからログインさせる仕組みのことです。 Xでは「2要素認証」(英語の頭文字から2FAとも書かれます)と呼ばれています。
Xのヘルプセンターは、2要素認証を次のように説明しています。
2要素認証を使うと、Xアカウントのセキュリティを強化できます。ログインする際にパスワードに加えて、コードを入力したり、セキュリティキーを使ったりします。 出典: Xヘルプセンター「Xの2要素認証(2FA)を使用する方法」
2要素認証をオンにすると、ログインのときにパスワードに加えて、2つ目の確認が必要になります。 2つ目の確認とは、ショートメール(SMS)や認証アプリに表示されるコード、アプリでのログインの承認、物理的なセキュリティキーのことです。 パスワードが他人に知られても、2つ目の確認ができなければログインは通りません。
Xのヘルプセンターの「アカウントが乗っ取られた場合の対処」のページでは、2要素認証を、アカウントの保護を強化する極めて重要なセキュリティ機能であり、不正アクセスのリスクを大幅に減らせるものと説明しています。 同じページには、アカウントが乗っ取られる原因として、悪意のあるアプリやウェブサイトにユーザー名とパスワードを入力してしまうこと、単純で推測されやすいパスワード、ウイルスなどによるパスワードの抜き取りが挙げられています。 こうした原因でパスワードが漏れても、2要素認証が最後の守りになります。
パスワードは、自分が気をつけていても、使い回している別のサービスから流出することがあります。 自分のメールアドレスが過去の流出に含まれていないかは、Have I Been Pwnedの使い方|メールアドレスとパスワードの漏洩を確認する方法と、大手クラウドの過去の漏洩の手順で調べられます。 流出に含まれていた場合は、Xのパスワードを変えたうえで、2要素認証を設定しておくと安心です。
設定の前に1つ確かめておくことがあります。 Xのヘルプセンターによると、2要素認証の設定では、アカウントに登録されているメールアドレスが確認済みであることも求められます。 登録したメールアドレスが今も使えるかを、先に確かめておくと手順がスムーズに進みます。
二段階認証そのものの考え方は、二段階認証のやり方で、X以外のサービスも含めて説明しています。
3つの方法の違いと、ショートメールの条件
Xの2要素認証では、「ショートメール」「認証アプリ」「セキュリティキー」の3つから方法を選びます。
| 方法 | 2つ目の確認のやり方 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ショートメール | 携帯電話番号に届くコードを入力する | 条件を満たしていて、手軽さを優先したい人 |
| 認証アプリ | Google AuthenticatorやDuo Mobileなどのアプリに表示されるコードを入力する | 多くの人。電波の無い場所でもコードを出せる |
| セキュリティキー | USB・Bluetooth・NFCでつなぐ物理的な鍵を使う | 仕事で使うなど、守りを最も強くしたい人 |
ショートメールの方法には注意があります。 Xの英語版のヘルプセンターには、2023年3月20日から、X Premiumの加入者以外はショートメールによる2要素認証が使えなくなったと書かれています。 X Premiumとは、Xの有料の会員の仕組みのことです。 同じページには、X Premiumでもショートメールの2要素認証が使えるかは国や携帯電話会社によって異なるとも書かれています。 2026年10月30日時点で、日本語版のヘルプセンターの手順にはこの条件の記載は見当たりませんが、無料で使っている人は、認証アプリかセキュリティキーを選ぶ前提で考えておくのが確実です。
認証アプリとは、ログインのたびに6桁の確認コードを作るスマートフォンのアプリのことです。 Xのヘルプセンターは、Google Authenticator、Authy、Duo Mobile、1Passwordなど、時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)に対応した認証アプリならどれでも使えると案内しています。 時間ベースのワンタイムパスワードとは、時刻をもとに短い間隔で切り替わる、使い捨てのパスワードのことです。
セキュリティキーは、USBの差し込み口に挿したり、BluetoothやNFC(スマートフォンをかざして通信する仕組み)でつないだりして使う、小さな鍵の形をした機器です。 Xのヘルプセンターによると、セキュリティキーを追加すると、それを唯一の認証方法として使え、他の認証方法はオフになります。 キーをなくすとログインに困るので、使う場合はバックアップコードの保存を必ずセットで行ってください。 どの方法を選んだ場合でも、バックアップコードの保存は欠かせません。 設定の途中で表示されるコードは、画面を閉じる前に必ず控えておきます。 後から表示し直すこともできますが、ログインできなくなった後では見られません。
iPhone・Android・パソコンで2要素認証の画面を開く
まず、2要素認証の設定画面までの進み方を確かめます。 Xのヘルプセンターでは、端末ごとに次のように案内されています。
iPhone(iOS)の場合。
- 画面の上のプロフィールアイコンをタップし、「設定とプライバシー」をタップします。
- 「アカウント」、「セキュリティ」の順にタップします。
- 「2要素認証」をタップします。
Androidの場合。
- 画面の上に表示されているナビゲーションメニューのアイコンか、プロフィールアイコンをタップし、「設定とプライバシー」を選びます。
- 「アカウント」、「セキュリティ」の順にタップします。
- 「2要素認証」をタップします。
パソコン(x.com)の場合。
- 左のサイドメニューの「もっと見る」をクリックし、「設定とプライバシー」をクリックします。
- 「セキュリティとアカウントアクセス」をクリックし、「セキュリティ」をクリックします。
- 「2要素認証」をクリックします。
どの端末でも、「2要素認証」の画面で「ショートメール」「認証アプリ」「セキュリティキー」の3つから方法を選べます。 アプリの更新で画面の並びが変わることがあるので、見つからないときは「設定とプライバシー」の中を「セキュリティ」の文字で探してみてください。
認証アプリで設定する手順
ここからは、最も多くの人に向いている認証アプリでの設定を説明します。 始める前に、スマートフォンに認証アプリを入れておきます。
Xのヘルプセンターに書かれているiPhoneの手順は次のとおりです。 Androidとパソコンでも、前の節の手順で「2要素認証」の画面を開けば、同じ流れで進みます。
- 「2要素認証」の画面で「認証アプリ」のボックスをタップします。
- 手順の概要を確かめ、「OK」をタップします。
- パスワードの入力を求められたら、パスワードを入力して「認証する」をタップします。
- メールアドレスの確認がまだの場合は、メールアドレスを入力して「次へ」をタップします。メールで届いた認証コードを入力し、「認証」をタップします。
- QRコードが表示されるので、認証アプリで読み取り、Xのアカウントを認証アプリに登録します。
- QRコードを読み取ったら「次へ」をタップします。
- 認証アプリに表示されたコードを入力し、「認証する」をタップします。
- 確認の画面が表示されたら「OK」をタップして、設定は完了です。
次回からは、知らない端末でログインするときに、パスワードに加えて認証アプリのコードを入力します。
手順5のQRコードは、コードを作るための「種」となる情報そのものです。 画面を写真に撮って人に送ったり、SNSに投稿したりすると、それを手にした人が同じコードを作れてしまいます。 設定は人目のない場所で行い、QRコードの画面は記録に残さないでください。
認証アプリのコードは、時刻をもとに作られています。 コードを入れてもはじかれるときは、スマートフォンの日付と時刻が自動で合わせられているかを確かめてください。
ショートメールとセキュリティキーで設定する手順
ショートメールを使える条件を満たしている場合は、次の手順で設定します。 Xのヘルプセンターに書かれているiPhoneの手順です。
- 「2要素認証」の画面で「ショートメール」のチェックボックスを選びます。
- 手順の概要を確かめ、「始める」をタップします。
- パスワードを入力して「認証する」をタップします。
- メールアドレスの確認がまだの場合は、案内に沿って確認します。
- 携帯電話番号を登録していない場合は、入力を求められます。
- ショートメールで届いた確認コードを入力します。
- バックアップコードが書かれた確認の画面が表示されるので、保存してから「OK」をタップします。
セキュリティキーを使う場合は、次の手順です。
- 「2要素認証」の画面で「セキュリティキー」をタップします。
- 案内に沿ってパスワードを入力し、メールアドレスの確認がまだなら確認します。
- 概要を確かめ、「始める」をタップします。
- キーを端末のUSBの差し込み口に挿すか、BluetoothやNFCでつなぎ、キーのボタンに触れます。
- 画面の案内に沿って設定を終えます。
設定が終わると、「2要素認証」の画面の「セキュリティキーを管理」にキーが表示されます。 ここから、キーの名前の変更、削除、キーの追加ができます。 キーは1本だけだとなくしたときに困るので、予備のキーも登録しておくと安心です。
バックアップコードを取得して正しく使う
バックアップコードとは、スマートフォンをなくしたときや、携帯電話番号が変わったときのために発行しておく、使い捨てのコードのことです。 Xのヘルプセンターによると、iPhoneやAndroidのアプリで2要素認証をオンにすると、自動でバックアップコードが表示されます。 メモする、印刷する、スクリーンショットを撮るなどして保存するよう案内されています。
あとから新しいバックアップコードを表示する手順は次のとおりです。
- 「設定とプライバシー」を開きます。iPhoneではプロフィールアイコン、Androidではナビゲーションメニューのアイコンかプロフィールアイコンをタップして進みます。
- 「アカウント」、「セキュリティ」の順にタップします。
- 「バックアップコード」をタップします。
Xのバックアップコードには、ほかのサービスと違う独特の決まりがあります。 Xヘルプセンターの2要素認証の「認証に関するヘルプ」のページによると、バックアップコードは最大5つまでいつでも取得でき、取得した順に使う必要があります。 1つでも順番を守らずに使うと、それまでに取得したコードがすべて無効になります。 バックアップコードを保存するときは、取得した順番が分かるように書き留めておいてください。
バックアップコードを使ってログインするときは、まずいつものユーザー名とパスワードでログインし、2要素認証のリクエストが送られたことを確かめてから、バックアップコードを入力するリンクを選んで入力します。
保存先は、スマートフォンの中だけにしないことが大切です。 スマートフォンをなくしたとき、スマートフォンの中のスクリーンショットは見られません。 紙に書く、パスワード管理のアプリに保存するなど、スマートフォンとは別の場所から見られる形でも残しておきます。 パスワード管理の考え方は、在宅ワーク パスワード管理 アプリ|複数サイトを安全に使い分けるで整理しています。
設定が終わったら確かめること
2要素認証の設定が終わったら、その日のうちに次のことを確かめておくと、いざというときに慌てずに済みます。
- 「2要素認証」の画面を開き、選んだ方法がオンになっていることを確かめます。
- バックアップコードが、スマートフォンとは別の場所にも保存されているかを確かめます。取得した順番が分かる形になっているかも見ます。
- 普段使っていないブラウザ(シークレットモードなど)でx.comを開き、パスワードと2つ目の確認で実際にログインできるかを試します。
- 試したブラウザは、終わったらログアウトします。
3つ目の確認は、設定の誤りに早く気づくためのものです。 認証アプリに別のアカウントのコードを登録していた、スマートフォンの時刻がずれていてコードが合わない、といった問題は、本当に困ったときではなく、余裕のあるときに見つけておくほうが対処しやすくなります。
ログインのときには、前回ログインしたときに使った2要素認証の方法が最初に求められます。 Xのヘルプセンターによると、ログインの画面には「別の方法の2要素認証を選択してください」という選択肢も表示され、別の方法に切り替えて進めます。 ショートメールと認証アプリの両方を設定している場合は、手元で使える方を選べます。
なお、セキュリティキーを追加した場合は、前の節のとおり、セキュリティキーが唯一の認証方法になり、ほかの方法はオフになります。 セキュリティキーを使う人は、キーを2本登録し、1本は自宅の決まった場所に保管しておくと、1本をなくしても困りません。
仮パスワードとは何か
Xの2要素認証には、ほかのサービスにはあまり無い「仮パスワード」という仕組みもあります。 Xのヘルプセンターによると、x.comで2要素認証をオンにした後、ほかの端末やアプリからXにログインするときにパスワードの入力を求められた場合は、仮パスワードを使う必要があることがあります。 このとき、いつものユーザー名とパスワードの組み合わせではログインできません。
仮パスワードを自分で作る手順は次のとおりです。
- サイドメニューの「もっと見る」をクリックし、「設定とプライバシー」をクリックします。
- 「セキュリティとアカウントアクセス」をクリックし、「セキュリティ」をクリックします。
- 「2要素認証」をクリックします。
- 「仮パスワード」をクリックします。
仮パスワードは1時間で失効します。 また、iPhoneやAndroidのXアプリ、mobile.x.comからログインする場合は、仮パスワードは必要ありません。 Xのアカウントと連携しているほかのアプリにアクセスする場合は、バックアップコードではなく仮パスワードを使うと案内されています。
スマートフォンをなくした・機種変更したとき
スマートフォンをなくしたときと、機種変更をするときの対処は、Xのヘルプセンターに次のように書かれています。
スマートフォンをなくした場合は、バックアップコードを取得していれば、そのコードを入力してアカウントに入り、モバイルの設定を新しいものに更新します。 有効なバックアップコードが手元に無く、すでにアカウントからログアウトしている場合は、サポートチームに問い合わせるよう案内されています。
機種変更をする場合、Xのヘルプセンターは、新しい端末に切り替える前に、前の端末のバックアップを取ることを勧めています。 iPhoneでは、Xのアプリのキーを保つために暗号化したバックアップを取ることが勧められており、iCloudのバックアップだけではアプリのキーは保たれないと書かれています。 暗号化したバックアップを取らなかった場合、アプリにログインし直すときに、x.comで取得した仮パスワードの入力を求められることがあります。
認証アプリを使っている場合は、認証アプリのコードも新しいスマートフォンに移す必要があります。 認証アプリにコードを引き継ぐ機能があれば、それを使います。 引き継ぎの機能が無い場合や、うまく移せない場合は、古いスマートフォンが使えるうちに、Xの2要素認証を新しいスマートフォンの認証アプリで設定し直します。 いずれの場合も、新しいスマートフォンでログインできることを確かめてから、古いスマートフォンを初期化してください。
Xのヘルプセンターには、2要素認証は前の端末や、ログイン中のx.comからでもオフにできると書かれています。 前の端末が手元に無く、x.comからもログアウトしている場合でも、バックアップコードを使えばx.comにログインできます。
コードが届かない・ログインできないときの確かめ方
ログインのときにつまずいたら、Xのヘルプセンターの案内に沿って、原因ごとに確かめます。
ショートメールのコードが届かない場合。
- ショートメールが届くまで時間がかかることがあるので、2分以上待ってみる
- 携帯電話番号や携帯電話会社が変わっていないか確かめ、変わっていれば設定を更新する
- スマートフォンが機内モードやオフラインになっていないか確かめる
ログインしたままのXアプリがあれば、アプリからコードを表示できます。 「設定とプライバシー」から「アカウント」、「セキュリティ」と進み、「ログインコードを表示」をタップします。
ログインの承認の通知が届かない場合は、端末でXアプリの通知が許可されているかを確かめます。 通知が届かなくても、アプリの「設定とプライバシー」から「アカウント」、「セキュリティ」、「ログインリクエスト」と進めば、承認を待っているリクエストの一覧を見られます。
バックアップコードでエラーになる場合は、取得した順番で使っているかを確かめます。 順番を守らずに使うと、それまでのコードはすべて無効になります。 その場合は、ログインできる端末から新しいバックアップコードを取得し直します。
パスワードを忘れた場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた場合はこちら」から、登録したメールアドレスなどを入力してパスワードをリセットします。 パスワードを忘れ、登録したメールアドレスにもアクセスできず、携帯電話番号も登録していない場合は、Xのヘルプセンターはサポートへの問い合わせを案内しています。
乗っ取られたかもしれないときにすること
心当たりのないポストやダイレクトメッセージが送られている、知らないうちにフォローが増えている、といったときは、アカウントが乗っ取られている可能性があります。 Xヘルプセンター「アカウントが乗っ取られた場合の対処」は、ログインできる状態なら、次の順番で対処するよう案内しています。
- パスワードを変更します。ログアウトしている場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた場合はこちら」からリセットします。過去に使っていない、複雑なパスワードにします。
- 登録しているメールアドレスが安全で、自分以外がアクセスできないことを確かめます。
- 設定の「アプリ連携」から、見覚えのない外部のアプリのアクセス許可を取り消します。
- いつも使っている外部のアプリにXのパスワードを使っている場合は、そのパスワードも更新します。
- それでもログインできない場合は、乗っ取られたアカウントに登録していたメールアドレス、ユーザー名、最後にアクセスした日付を添えて、サポートに問い合わせます。
パスワードを変えても、iPhoneやAndroidのアプリとの連携は自動では外れない点に注意してください。 ブラウザでXにログインし、設定の「アプリとセッション」から、アプリのアクセス許可を取り消します。 その後、2要素認証がオンになっているか、知らない方法が追加されていないかを確かめます。
乗っ取られたときの詳しい動き方は、Twitterのアカウントが乗っ取られたときの対処法|復旧手順と再発防止でも順番に整理しています。 乗っ取りの手口そのものは、Twitterが乗っ取られる手口で扱っています。
2要素認証と合わせて整えておきたい設定
2要素認証は強い守りですが、ほかの設定が弱いままだと、そこから入られる余地が残ります。 Xヘルプセンター「Xアカウントを安全な状態に保つためのヒント」が勧めている設定のうち、2要素認証と一緒に見直したいものを整理します。
1つ目は、パスワードそのものです。 ヘルプセンターは、パスワードを10文字以上にし、大文字と小文字、数字、記号を組み合わせ、ほかのウェブサイトで使い回さないよう勧めています。 電話番号や誕生日などの個人情報、辞書に載っている一般的な言葉、「abcd1234」のような連続した文字列も避けるよう書かれています。 パスワードは、パスワード管理のソフトウェアで保存することが勧められています。 Xに登録しているメールアドレスのパスワードも、同じように強くしておきます。
2つ目は、「パスワードリセットの保護」です。 これをオンにすると、パスワードを忘れてリセットのリンクやコードを送るときに、メールアドレスか電話番号の入力が必要になります。 ユーザー名だけで次々にリセットを申し込まれる、といったいたずらを防げます。 iPhoneとAndroidのアプリでは、次の手順でオンにします。
- メインメニューを開き、「設定とプライバシー」をタップします。
- 「アカウント」をタップします。
- 「セキュリティ」をタップします。
- 「パスワードリセットの保護」をオンにします。
3つ目は、ログインの通知に気づける状態にしておくことです。 Xのヘルプセンターによると、不審なログインが見つかった場合や、新しい端末から初めてログインした場合には、アプリへのプッシュ通知かメールで知らせが届きます。 登録したメールアドレスが変更された場合も、前のメールアドレスに通知が届きます。 心当たりのないログインの通知が来たら、すぐにパスワードを変えてください。 通知に書かれている場所は、接続に使ったIPアドレス(インターネット上の住所にあたる番号)のおおよその場所で、実際の場所と違うことがあると書かれています。
4つ目は、ログインする画面の住所を確かめる習慣です。 ヘルプセンターは、Xのパスワードの入力を求められたら、ブラウザのアドレスバーにx.comと表示されているかを確かめるよう勧めています。 また、Xがメールやダイレクトメッセージ、返信でパスワードを尋ねることは一切無いと明記しています。 パスワードを尋ねてくるメッセージは、相手が誰を名乗っていても偽物と考えてください。
5つ目は、外部のアプリとの連携です。 ヘルプセンターは、外部のアプリにアクセスを許可するときは、Xのユーザー名とパスワードを入力しない連携の方法(OAuth)を使うよう勧めています。 ユーザー名とパスワードを入力させるアプリやサイトには、特に注意が必要です。 許可したアプリは、設定の「アプリ連携」で定期的に見直します。
2要素認証のコードを聞き出す手口に気をつける
2要素認証を設定していても、コードやバックアップコードそのものを人に伝えてしまえば、守りは働きません。 Xのヘルプセンターも、アカウントが乗っ取られるリスクを最小限に抑えるため、ログイン情報は他の人に絶対に教えないよう呼びかけています。
たとえば、次のような持ちかけ方に気をつけてください。
- 知り合いのアカウントから「間違えてあなたの番号にコードを送ってしまったので、教えてほしい」とダイレクトメッセージが届く
- 「アカウントが凍結される」「規約違反の確認が必要」などと急がせ、偽のログイン画面に誘導する
- 「副業」「高収入」などの話から、本人確認と称してログイン情報を聞き出す
知り合いのアカウントから届いたメッセージでも、そのアカウント自体がすでに乗っ取られていることがあります。 コードを教えてほしいと言われたら、相手が誰であっても応じないでください。 Xで届く副業の誘いの危うさは、副業 詐欺 X|Twitter経由の高収入副業募集が危険な理由で具体的に扱っています。
仕事でXを使う人が整えておきたいこと
Xを仕事で使う人にとって、アカウントは名刺であり、問い合わせの窓口でもあります。 作品の紹介、告知、取引先との連絡など、アカウントを失うと止まる仕事は少なくありません。 乗っ取られたアカウントから偽の告知や不審なメッセージが送られると、フォロワーや取引先にも迷惑が及びます。
仕事で使うアカウントは、次の4つを整えておくと安心です。
- 2要素認証を、認証アプリかセキュリティキーで設定する
- バックアップコードを、取得した順番が分かる形で、スマートフォンとは別の場所に保存する
- 登録しているメールアドレスにも二段階認証を設定し、今も使えるかを定期的に確かめる
- 「アプリ連携」の一覧を定期的に見て、使っていない外部のアプリの許可を取り消す
複数人でアカウントを運用している場合は、パスワードやバックアップコードを誰がどこに保存しているかを決めておきます。 担当者が交代したときは、パスワードを変え、バックアップコードを取り直します。
@SOHOを2004年から運営してきた中でも、在宅で仕事をする人にとって、SNSのアカウントが仕事の入り口になる場面は年々広がってきました。 アカウントを守る備えは、そのまま仕事の信用を守る備えになります。 SNSの運用やセキュリティに関わる仕事に関心がある人は、AI・マーケティング・セキュリティのお仕事で、どのような依頼があるかを確かめられます。
よくある質問
Q. 無料のアカウントでもショートメールで二段階認証を設定できますか?
Xの英語版のヘルプセンターには、2023年3月20日からX Premiumの加入者以外はショートメールによる2要素認証が使えなくなったと書かれています。無料のアカウントでは、認証アプリかセキュリティキーで設定するのが確実です。認証アプリはGoogle AuthenticatorやDuo Mobileなど、TOTPに対応したものなら使えます。
Q. バックアップコードを使ったらエラーになったのはなぜですか?
Xのバックアップコードは、取得した順番に使う決まりがあります。Xのヘルプセンターによると、1つでも順番を守らずに使うと、それまでに取得したコードがすべて無効になります。無効なコードを使ったときもエラーになります。ログインできる端末から新しいバックアップコードを取得し直してください。
Q. 機種変更をしたらXアプリにログインできなくなりました。どうすればよいですか?
Xのヘルプセンターによると、iPhoneで暗号化したバックアップを取らずに機種変更をすると、x.comで取得した仮パスワードの入力を求められることがあります。パソコンのx.comにログインできれば、「2要素認証」の画面から仮パスワードを作れます。x.comにも入れない場合は、保存しておいたバックアップコードでログインします。
Q. 2要素認証をオフにする方法を教えてください?
「設定とプライバシー」から「アカウント」、「セキュリティ」と進み、選んでいる2要素認証の方法のスイッチをタップしてオフにし、「オフにする」を2回タップして確定します。オフにするとパスワードだけでログインできる状態に戻るので、面倒さが理由なら、認証アプリへの切り替えなど別の方法も検討してください。
この記事について
編集部
監修:@SOHO編集部
2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

この記事を書いた人
@SOHO編集部
フリーランス・在宅ワークの専門メディア
@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。
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