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ナカバヤシのREVEXへの不正アクセス|お問い合わせ3,631件 情報漏えいの可能性 2026

@SOHO編集部
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ナカバヤシのREVEXへの不正アクセス|お問い合わせ3,631件 情報漏えいの可能性 2026

この記事のポイント

  • ✓ナカバヤシの不正アクセスについて
  • ✓製品紹介サイト「REVEX」の第一報・第二報・2026年8月28日の最終報を整理
  • ✓お問い合わせフォームで受け付けた3,631件の氏名やメールアドレスに漏えいの可能性がある経緯

ナカバヤシの不正アクセスについて、ナカバヤシ株式会社は2026年7月2日、同社が運営する製品紹介サイト「REVEX」が不正アクセスを受けて改ざんされたと発表しました。第一報ではサイトで個人情報を保有・管理していないと案内していましたが、7月24日の第二報で、お問い合わせフォームから受け付けた問い合わせの個人情報がサイト内に保管されていたと訂正し、対象は合計3,631件だと公表しました。項目は氏名とメールアドレスが中心で、一部に住所と電話番号が含まれます。 2026年11月1日時点で分かっていることは、8月28日の最終報のとおり、個人情報が実際に閲覧、取得、外部へ送信されたことを示す具体的な痕跡は確認されなかったものの、第三者がアクセスできる状態だったため漏えいの可能性を完全には否定できないと会社が判断していること、そして二次被害は確認されていないことです。サイトは9月17日にリニューアルされています。 REVEXに問い合わせたことがある人がまずすることは、ナカバヤシやREVEXを名乗る不審なメールの添付ファイルやURLを開かないことです。

この記事は、2026年11月1日時点でナカバヤシのニュース一覧を開き、REVEXの第一報、第二報、最終報、サイトリニューアルのお知らせを読み直して確かめた内容だけで書いています。報道の数字や推測は入れていません。同じナカバヤシの別の2つの事案(2025年の「asue」の件と、2026年10月の採用管理サービスの件)とは分けて、後半の節で短く説明します。

ナカバヤシのREVEXで何が起きたのか

ナカバヤシは、アルバムや製本、シュレッダー、ファイル用品などを扱う大阪の会社です。REVEX(リーベックス)は同社が扱う製品のブランドで、今回の件の舞台になったのは、その製品を紹介するWebサイトでした。製品の通販サイトではなく、製品の紹介と問い合わせの受付をするサイトです。

発表の骨子は次のとおりです。

  • 2026年6月30日、客からの問い合わせを受けて、REVEXのサイトで会社が意図しない不審な画面が表示される事象を認識した
  • 7月1日にサイトへのアクセスを止め、原因の調査と復旧を始めた。調査で不正アクセスの痕跡を確認した
  • 7月23日、サイト内に、お問い合わせフォームから問い合わせた客の個人情報が保管されていたことを確認した
  • 対象は2021年7月27日から2026年7月1日までに受け付けた問い合わせに含まれる個人情報、合計3,631件
  • 最終報では、Webシステムの脆弱性を悪用した不正アクセスでサイトが改ざんされたと判明した
  • 個人情報が実際に閲覧、取得、外部へ送信された具体的な痕跡は確認されなかったが、アクセスできる状態だったため漏えいの可能性を完全には否定できない

改ざんとは、サイトの中身を第三者が勝手に書き換えることです。今回は、サイトを開いた一部の人に、会社が意図しない画面が表示されていました。どのような画面だったか(偽の警告や広告など)は、発表には書かれていません。

「漏えいの可能性」は、会社の発表そのものの表現です。情報が持ち出されたと確定したわけではありません。会社は最終報で、持ち出しの痕跡は見つからなかったと説明しています。それでも、問い合わせた人の側で注意しておくことはあります。

公表の経緯と第一報からの訂正

ナカバヤシのニュース一覧に掲載された本件の発表は、次の4本です。

日付 発表 分かったこと
2026年7月2日 製品紹介サイト「REVEX」における不正アクセスの発生及び改ざんについて(第一報) 不審な画面の表示を確認し、7月1日にサイトを停止。不正アクセスの痕跡あり。個人情報の漏えいの事実はなく、サイトでは個人情報を保有・管理していないと案内
2026年7月24日 不正アクセス及び情報漏えいの可能性について【第二報】 7月23日、サイト内に問い合わせの個人情報が保管されていたと判明。第一報を更新。対象3,631件。対象者に個別に連絡
2026年8月28日 不正アクセス及び情報漏えいの可能性について【最終報】 原因はWebシステムの脆弱性を悪用した不正アクセス。閲覧や取得の具体的な痕跡はないが、漏えいの可能性は完全には否定できない。二次被害は確認されていない
2026年9月17日 「REVEX」サイトリニューアルのお知らせ 不正アクセスへの対応とセキュリティ強化の一環として、サイトをリニューアル

この件で一番注意したいのは、第一報と第二報で説明が変わった点です。第一報は「当該サイトでは、お客様の個人情報を保有・管理しておりません」と書いていました。第二報では、その後の調査で、サイト内に問い合わせた客の個人情報が保管されていたことが判明したとして、第一報の内容を更新しています。

第一報では、当時確認できていた情報に基づき、当サイトにおいてお客様の個人情報を保有・管理していない旨をご案内しておりました。 その後の調査により、2026年7月23日、当サイト内に、お問い合わせいただいたお客様の個人情報が保管されていたことが判明いたしました。 出典: nakabayashi.co.jp

第一報だけを読んで「個人情報は関係ない」と受け止めた人は、第二報と最終報で対象が示されたことを知っておく必要があります。検索で第一報や、第一報をもとにした記事が先に出てくることがあるので、日付を確かめて最新の発表を読むようにしてください。

2026年11月1日時点で、最終報より後に本件の続報はニュース一覧に掲載されていません。会社が「最終報」としているため、新しい事実が出ない限り、これが本件の結論になります。全文はナカバヤシの最終報で読めます。

漏えいの可能性がある情報と件数

第二報では、2021年7月27日から2026年7月1日までの期間に、サイトのお問い合わせフォームで受け付けた問い合わせに含まれる個人情報が、組み合わせごとに次のとおり示されています。

含まれる項目の組み合わせ 件数
氏名、住所、電話番号、メールアドレス 38件
氏名、電話番号、メールアドレス 25件
氏名、メールアドレス 3,568件
合計(お問い合わせ件数) 3,631件

件数は「お問い合わせ件数」として数えられています。同じ人が何度か問い合わせていれば、1人で複数件に数えられている可能性があります。そのため、この記事でも人数ではなく件数として書きます。

ほとんどの件は、氏名とメールアドレスの組み合わせです。住所まで含まれるのは38件、電話番号が含まれるのは住所つきの38件と合わせて63件です。問い合わせの内容そのもの(どの製品について何を尋ねたか)が含まれるかどうかは、発表には書かれていません。クレジットカードやパスワードについての記載もありません。REVEXのサイトは製品紹介とお問い合わせのためのサイトで、会員登録や決済の仕組みがあったとは書かれていません。

自分がどの組み合わせに入るかは、問い合わせのときにフォームに何を書いたかで決まります。フォームに住所や電話番号を書いた覚えがなければ、氏名とメールアドレスの区分に入っていると考えるのが自然です。

原因について発表で分かっていること

最終報によると、原因は、サイトで使っていたWebシステムの脆弱性を悪用した不正アクセスです。脆弱性とは、システムの作りの中にある弱点のことで、第三者はそこを使って本来入れない場所に入り込み、サイトの中身を書き換えました。

どのWebシステムの、どのような脆弱性だったのか(サイトを作るための仕組みの古い版だったのか、追加の部品だったのか)は、最終報には書かれていません。会社は、サイトについて従来の運用方式を見直し、セキュリティ対策やシステムの保守・更新を適切かつ継続的に行える環境への移行を進めているとしています。この書き方からは、サイトの仕組みを新しい環境に移すことが再発防止の中心になっていることが分かります。あわせて、Webサイトの運用管理体制を見直し、再発防止とセキュリティ対策の一層の強化に努めるとしています。仕組みを入れ替えるだけでなく、誰がどのように保守と更新を担うかという運用の側も見直す、という方針です。

個人情報の漏えいについて、最終報は次のように判断しています。

  • 会社の調査と、その結果を外部専門機関が確認した結果、個人情報が実際に閲覧、取得、外部へ送信されたことを示す具体的な痕跡は確認されなかった
  • 一方で、不正アクセスをした第三者が個人情報にアクセスできる状態だったため、漏えいの可能性を完全に否定することはできない

第二報の時点では、外部の専門調査会社によるフォレンジック調査を予定していると書かれていました。フォレンジック調査とは、サーバーの記録などを詳しく調べて、いつ、何が起きたかを明らかにする調査のことです。最終報では、会社の調査の結果を外部専門機関が確認したと書かれています。

「可能性を完全に否定できない」をどう受け止めるか

最終報の結論は、「漏えいした」でも「漏えいしていない」でもなく、「痕跡は確認されなかったが、可能性は完全には否定できない」というものです。問い合わせた人にとっては、どちらなのか分かりにくい書き方かもしれません。

この表現は、次の2つの事実を並べたものと読むと理解しやすくなります。

  • 記録を調べた範囲では、個人情報を実際に見たり、持ち出したり、外へ送ったりした跡は見つからなかった
  • ただし、第三者がサイトに入り込み、個人情報に手が届く状態にあったことは確かだった

サーバーの記録は、すべての操作を残しているとは限りません。そのため、跡が見つからないことと、何もされなかったことは同じではありません。会社は、手が届く状態だった以上、可能性を打ち消すことはできないと判断したということです。

受け止め方としては、「大きな被害が確認されたわけではないが、念のための備えはしておく」くらいがちょうどよいでしょう。パスワードやカード番号は項目に含まれていないので、慌てて何かを止めたり作り直したりする必要は、発表からは読み取れません。一方で、名前入りのなりすましメールへの注意は、しばらく続けておく価値があります。

二次被害について、最終報は、本件に起因する個人情報の不正利用などは現在まで確認されていないとしています。この「現在まで」は、最終報が出た2026年8月28日の時点のことです。

ナカバヤシの対応

発表に書かれている会社の対応を整理すると次のようになります。

区分 内容
実施済み 2026年7月1日にサイトへのアクセスを停止し、原因の調査と復旧を開始
実施済み 対象となる客に個別に連絡
実施済み 会社の調査と、その結果に対する外部専門機関の確認
実施済み 2026年9月17日、セキュリティ強化の一環としてREVEXのサイトをリニューアル
進行中 セキュリティ対策や保守・更新を継続的に行える環境への移行、Webサイトの運用管理体制の見直し

9月17日のリニューアルのお知らせでは、サイト全体のセキュリティ面を見直し、デザインやページ構成も新しくしたと説明しています。新しいREVEXのブランドサイトのアドレスも案内されています。

補償やお詫びの品についての記載は、4本の発表のどこにもありません。発表にないことは、この記事でもあるとは書きません。個別の連絡の中で何らかの案内があるかどうかは、連絡を受け取った人でなければ分かりません。気になる場合は、REVEX専用窓口に、届いた連絡の内容とあわせて尋ねるのが確実です。

自分が対象かを確かめる方法

対象になるのは、2021年7月27日から2026年7月1日までに、REVEXの製品紹介サイトのお問い合わせフォームから問い合わせた人です。

確かめる手順は次のとおりです。

  1. メールの受信箱で「REVEX」「リーベックス」「ナカバヤシ」の語で検索し、問い合わせへの返信や、問い合わせの受付の自動返信メールがないかを探す
  2. 2026年7月24日の第二報の後に、ナカバヤシから本件の個別の連絡が届いていないかを確かめる
  3. 思い当たるが記録が見つからない場合は、REVEX専用窓口に電話かメールで問い合わせる

問い合わせの期間は2021年7月27日からと、5年近くにわたります。何年も前に一度だけ問い合わせた人は、覚えていないこともあるでしょう。古いメールを整理して削除している場合は、受信箱で探しても見つからないかもしれません。その場合でも、窓口に氏名とメールアドレスを伝えれば、対象かどうかを確かめてもらえる可能性があります。家族の誰かが、家族共用のメールアドレスで問い合わせていた場合は、そのアドレスを使っている家族全員に知らせておくと安心です。

個別の連絡が届いたら、差出人のアドレスと本文の内容が、ナカバヤシの公式サイトの第二報、最終報と食い違っていないかを見比べてください。連絡の中に、別の窓口の番号やURLが書かれていて、そこで個人情報の入力を求めるものは、本物かどうかを疑ってかかるのが安全です。

会社は第二報で、対象となる客に個別に連絡していると書いています。どの手段(メール、郵便など)で連絡したかは書かれていませんが、対象の大半はメールアドレスしか登録されていないため、メールで届いている可能性があります。迷惑メールのフォルダに振り分けられていることもあるので、そちらも確かめてください。

REVEXの製品について、フォームを使わずに電話の窓口で問い合わせた人は、発表の書き方からするとこの件の対象には入りません。対象はお問い合わせフォームを通じて受け付けた問い合わせです。

会社や家族のパソコンから、仕事用のメールアドレスで問い合わせた人もいるかもしれません。勤め先のアドレスで尋ねた場合は、そのアドレスあてに連絡が届いているはずです。勤め先の情報システムの担当に知らせておくと、不審なメールが来たときに対応しやすくなります。

REVEXに問い合わせた人がすること

漏えいの可能性がある項目は氏名とメールアドレスが中心です。パスワードやカード番号は含まれていないため、することは主に、なりすましのメールへの備えになります。

ナカバヤシやREVEXを名乗るメールに気をつける

最終報は、身に覚えのない不審なメールや電話などを受けた場合は、添付ファイルの開封や、書かれたURLへのアクセスをしないよう呼びかけています。

氏名とメールアドレスが分かると、「〇〇様、先日のお問い合わせの件で」と名前入りで呼びかけるメールが作れます。問い合わせた覚えがある人ほど、本物の返信だと思い込みやすくなります。次のようなメールには注意してください。

  • 「お問い合わせの件で資料を送ります」と添付ファイルを開かせようとするメール
  • 「情報漏えいのお詫びとして商品券を差し上げます」とURLからの入力を求めるメール
  • REVEXの製品のリコールや交換を装い、住所やカード番号の入力を求めるメール

本物かどうか迷ったら、メールに書かれた連絡先ではなく、ナカバヤシの公式サイトに載っている窓口に自分から連絡して確かめます。フィッシングメールの見分け方は、フィッシングメール対策|見分け方と盗まれても破られない設計で手順を追って説明しています。

メールアドレスがほかで漏れていないかも確かめる

今回の件をきっかけに、自分のメールアドレスがほかのサービスの漏えいにも含まれていないかを確かめておくのも一つの方法です。海外の漏えい事案を集めたサービスで、メールアドレスを入れると過去の漏えいに含まれているかを調べられます。使い方は、Have I Been Pwnedの使い方|メールアドレスとパスワードの漏洩を確認する方法と、大手クラウドの過去の漏洩で紹介しています。

住所や電話番号を書いた人は郵便と電話にも注意する

住所と電話番号まで書いて問い合わせた人(第二報では38件と25件の区分)は、メールに加えて、郵便や電話を使った連絡にも気をつけます。ナカバヤシを名乗って製品の送付や代金の請求をしてくる郵便、電話で個人情報を確認しようとする連絡には、その場で応じないでください。電話番号が出回ったときの備えは、電話番号の流出チェックの方法|流出したらどうなるかと迷惑電話・SMSへの備え 2026にまとめています。

改ざんされたサイトを見た人が確かめること

今回の件は、サイトの改ざんがきっかけで分かりました。第一報によると、会社は2026年6月30日に客からの問い合わせを受けて、REVEXのサイトで意図しない不審な画面が表示される事象を認識し、7月1日にサイトへのアクセスを止めています。改ざんがいつから始まっていたかは、発表には書かれていません。

6月末ごろにREVEXのサイトを開き、見慣れない画面が出た覚えがある人は、次の点を確かめておくと安心です。

  • 不審な画面に従って、IDやパスワード、カード番号を入力していないか
  • 不審な画面から、ファイルやアプリをダウンロードしたり、入れたりしていないか
  • 「ウイルスに感染しています」といった警告に従って、表示された電話番号に電話していないか

どれにも当てはまらなければ、画面を見ただけで何かが起きたと考える必要は、発表からは読み取れません。もし入力やダウンロードをしてしまった場合は、入力したサービスのパスワードを変え、カード番号を入れたならカード会社に連絡します。ファイルやアプリを入れた場合は、パソコンやスマートフォンのセキュリティソフトで検査し、心当たりのないアプリを削除してください。

不審な画面がどのようなものだったかは、会社の発表には書かれていません。そのため、この記事でも画面の中身は推測しません。気になる場合は、REVEX専用窓口に、見た日時と画面の様子を伝えて相談できます。

お問い合わせフォームに個人情報を書くときに気をつけたいこと

今回の件は、会社の製品紹介サイトのお問い合わせフォームに書いた情報が、サイトの中に保存されていたことで対象になりました。フォームから送った内容は、担当者にメールで届くだけでなく、サイトの仕組みの中にも残っていることがあります。利用者の側からは、それが見えません。

ふだんからできる工夫としては、次のようなものがあります。

  • 問い合わせの答えに要らない情報(住所や電話番号など)は、必須の欄でなければ書かない
  • 製品の型番や購入時期など、答えに要る情報を中心に書く
  • 仕事用と個人用でメールアドレスを分けて、問い合わせには用途に合ったほうを使う

今回の件でも、多くの問い合わせは氏名とメールアドレスだけで、住所まで含まれていたのは38件でした。書いた情報が少ないほど、万一のときに気をつけることも少なくなります。

フォームを使う前に、そのサイトのプライバシーポリシー(個人情報の扱いについての方針)に、問い合わせの内容をどれくらいの期間保存するかが書かれているかを見ておくのもよいでしょう。書かれていない場合も多いですが、気になるときは問い合わせの窓口で尋ねることができます。

問い合わせ窓口

最終報に書かれている問い合わせ窓口は次のとおりです。

窓口 連絡先 受付時間
不正アクセスに関する問い合わせ(REVEX専用窓口) 電話 03-6694-7120 月曜日から金曜日の10時から12時、13時から17時(土曜・日曜・祝日・年末年始・夏期休暇を除く)
不正アクセスに関する問い合わせ(メール) [email protected] 記載なし
その他の問い合わせ(大阪本社 広報室) 電話 06-6947-8826 月曜日から金曜日の10時から12時、13時から17時(土曜・日曜・祝日・年末年始・夏期休暇を除く)
REVEXの製品に関する問い合わせ 0570-666-365(ナビダイヤル、ガイダンスに従いプッシュ番号2のあと2) 月曜日から金曜日の10時から12時、13時から16時(土曜・日曜・祝日・年末年始・夏季休暇を除く)

製品そのものの使い方や修理の相談は製品の窓口に、本件の不正アクセスについての相談はREVEX専用窓口に、という使い分けになっています。広報室の案内には、連絡した客の個人情報は本件の目的以外には使わないと添えられています。

問い合わせのときは、問い合わせをした時期と、フォームに書いた氏名とメールアドレスを伝えると、対象かどうかを確かめてもらいやすくなります。

リニューアル後のREVEXのサイトを使うときの注意

2026年9月17日のお知らせによると、REVEXのサイトは、不正アクセスへの対応とセキュリティ強化の一環としてリニューアルされ、新しいブランドサイトのアドレスが案内されています。サイト全体のセキュリティ面の見直しに加えて、デザインやページ構成も新しくなりました。

サイトのアドレスや見た目が変わった直後は、偽のサイトに誘導する手口が紛れ込みやすい時期でもあります。「REVEXのサイトが新しくなりました。こちらから会員登録を」といったメールやSMSのリンクから開いたページが、本物とは限りません。新しいサイトを開くときは、ナカバヤシの公式サイトのニュース一覧にある9月17日のお知らせからたどるか、検索結果で公式のアドレスかを確かめてから開いてください。

古いサイトのページをブックマークしていた人は、リニューアル後のサイトから改めて保存し直しておくと、後で迷いません。製品の取扱説明書や対応表を探すときも、公式のサイトから入るのが確実です。

不審な連絡を受けたときの相談先

ナカバヤシやREVEXを名乗る不審なメールや電話を受けたときは、まずナカバヤシの窓口に連絡して、本物かどうかを確かめます。そのうえで、内容に応じて次の窓口に相談できます。

困っていること 相談先
ナカバヤシを名乗る連絡が本物か分からない REVEX専用窓口 03-6694-7120、または [email protected]
お金をだまし取られた、脅すような連絡が続く 最寄りの警察署、または警察の相談専用電話「#9110」
通販や契約のトラブルで、どうすればよいか分からない 消費者ホットライン「188」(最寄りの消費生活センターなどにつながる)
個人情報の扱いについて相談したい 個人情報保護委員会の個人情報保護法相談ダイヤル 03-6457-9849(9時30分から17時30分、土日祝日と年末年始を除く)

相談するときに役立つよう、不審なメールは削除する前に画面を保存し、送信元のアドレス、届いた日時、本文の内容を残しておきます。電話の場合は、相手の名乗った名前と電話番号、話の内容をメモしておきます。

すでにメールのリンクからカード番号を入力してしまった場合は、カードの裏面に書かれた番号でカード会社に連絡し、利用を止めてもらいます。早く連絡するほど、被害を抑えられる見込みが高くなります。

勤め先のメールアドレスで問い合わせた人

勤め先の業務で使う製品を選ぶために、会社のメールアドレスでREVEXに問い合わせた人もいるかもしれません。その場合、対象になっているのは会社のメールアドレスと、自分の氏名です。

会社のメールアドレスあてに、ナカバヤシを名乗るなりすましのメールが届くと、添付ファイルを開いた先が会社のパソコンになります。個人のパソコンよりも、会社のネットワーク全体に影響が広がるおそれがあります。勤め先の情報システムの担当に、今回の件の対象かもしれないことを一言伝えておくと、不審なメールが届いたときに会社として止めやすくなります。

すでに退職していて、そのアドレスを今は使っていない人は、元の勤め先に知らせる手段がないかもしれません。その場合も、REVEX専用窓口に問い合わせれば、対象かどうかと、個別の連絡がどこに送られたかを確かめられる可能性があります。

同じナカバヤシの別の事案と混同しないために

ナカバヤシについては、REVEXの件のほかにも、不正アクセスに関する発表が2件あります。検索で同じ社名が出てくるため、中身を取り違えないように整理しておきます。

事案 公表 対象 REVEXの件との関係
紙器製品のサイト「asue」への不正アクセス 第一報 2025年8月20日、続報 2025年11月11日 asueのサイトで会員登録をした183名(会社名、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ハッシュ化されたパスワード、商品注文情報)。クレジットカード情報の流出のおそれはない 別のサイトの別の事案
採用管理プラットフォーム「ApplyNow」への不正アクセス 2026年10月6日 2020年から2023年の新規学卒者採用の応募者 1,826件 ナカバヤシが使っていた外部の採用サービスの事案。REVEXの件とは別

asueの件は、2025年に起きた、紙器製品のブランドサイトとオンラインショップへの不正アクセスです。REVEXの件と同じく、サイトのレイアウト崩れや改ざんがきっかけでしたが、対象のサイトも、対象の人も違います。

ApplyNowの件は、ナカバヤシが新規学卒者の採用で使っていた株式会社ApplyNowのシステムが不正アクセスを受けたもので、ナカバヤシのサイトの事案ではありません。2020年から2023年にナカバヤシの新卒採用に応募した人は、こちらの件の対象かもしれないので、ナカバヤシの2026年10月6日のお知らせで窓口を確かめてください。

REVEXの製品に問い合わせただけの人は、この2件の対象には入りません。逆に、asueの会員だった人やナカバヤシの新卒採用に応募した人が、REVEXの件の対象になるのは、REVEXのお問い合わせフォームも使っていた場合だけです。

在宅で仕事をする人がWebサイトの運用を任されているとき

在宅で仕事を請け負う人の中には、企業から製品紹介サイトの更新や、お問い合わせフォームの管理を任されている人もいます。今回の件では、会社自身もサイトに問い合わせの個人情報が保管されていたことを当初は把握しておらず、第二報で訂正しました。フォームから届いた問い合わせが、メールで転送されるだけでなく、サイトの中にも保存されていることは珍しくありません。

サイトの運用を任されたら、次の点を取引先と確かめておくと安心です。

  • お問い合わせフォームの内容が、サイトの中のどこに、いつまで保存されているか
  • サイトを作る仕組みや追加の部品を、誰がいつ更新するか
  • 不審な画面が表示されたと連絡が来たとき、誰に、どの順で知らせるか

個人情報保護委員会の「漏えい等の対応とお役立ち資料」のページでは、事業者に漏えい等の報告が義務づけられる場合として、不正の目的をもって行われたおそれがある場合や、本人の数が1,000人を超える場合などが挙げられています。ウェブサイトが改ざんされ、ユーザーが入力した個人情報が第三者に送信された場合も、例として示されています。発覚したら、まずは速やかに報告するよう求めています。詳しくは個人情報保護委員会の漏えい等の対応のページにまとまっています。報告の義務を負うのは基本的にサイトを運営する事業者ですが、運用を任された人が異変に早く気づいて伝えることが、対応の出発点になります。

社員や外部スタッフに不審なメールへの注意を広める方法としては、偽のメールを使った訓練もあります。進め方は、社員のセキュリティ意識を向上させるフィッシングメール模擬訓練の効果|2026年最新の従業員教育ガイドで紹介しています。

長く在宅の仕事を見てきた立場から

在宅ワークとフリーランスの仲介を2004年から続けてきた運営者として見てきた限りでは、企業のWebサイトの更新や保守を外部の人に任せる場面は年々増えています。その一方で、サイトを作った人と、今更新している人が別で、サイトのどこに何が保存されているかを誰も把握していない、という状態も見られます。

信頼される受け手は、仕事を引き継ぐときに「フォームのデータはどこに残るのか」「サイトの仕組みの更新は誰の役目か」を最初に確かめています。今回の件のように後から保存場所が分かると、対象の範囲を確定するまでに時間がかかります。引き継ぎの段階でそれが分かっていれば、問い合わせた人への連絡も早くなります。

在宅で受けられるセキュリティの仕事の種類と探し方は、@SOHOのAI・マーケティング・セキュリティのお仕事で紹介しています。Webサイトの運用を受ける仕事を探すときも、保守と更新の役割を契約の段階で決められる相手かを確かめておくと安心です。

よくある質問

Q. REVEXの製品を買っただけでも対象ですか?

ナカバヤシの第二報と最終報によると、対象は2021年7月27日から2026年7月1日までに、REVEXの製品紹介サイトのお問い合わせフォームから問い合わせた人の個人情報3,631件です。製品を店で買っただけの人や、フォームを使わずに電話で問い合わせた人は、この件の対象に入りません。心当たりがあればREVEX専用窓口03-6694-7120で確かめてください。

Q. 第一報で個人情報はないと書かれていたのはなぜですか?

第二報は、第一報の時点で確認できていた情報に基づいて、サイトで個人情報を保有・管理していないと案内していたと説明しています。その後の調査で、2026年7月23日にサイト内に問い合わせの個人情報が保管されていたことが分かり、第一報の内容を更新しました。第一報だけを読んだ人は、第二報と最終報の内容を確かめてください。

Q. 情報は本当に漏れたのですか?

最終報では、会社の調査と外部専門機関の確認の結果、個人情報が実際に閲覧、取得、外部へ送信されたことを示す具体的な痕跡は確認されなかったとしています。一方で、第三者が個人情報にアクセスできる状態だったため、漏えいの可能性を完全には否定できないと判断しています。二次被害は確認されていないとされています。

Q. 問い合わせた人はパスワードを変える必要がありますか?

漏えいの可能性がある項目は氏名、メールアドレスが中心で、一部に住所と電話番号が含まれます。パスワードは項目に含まれていません。そのため今回の件だけを理由にパスワードを変える必要は発表からは読み取れません。気をつけたいのは、名前入りのなりすましメールです。添付ファイルやURLを開かず、公式の窓口で確かめてください。

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監修:@SOHO編集部

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公開:2026年11月1日
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