MacでJPGの画像サイズを変更する方法|プレビューで縦横と容量を小さくする

@SOHO編集部
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MacでJPGの画像サイズを変更する方法|プレビューで縦横と容量を小さくする

この記事のポイント

  • ✓MacでJPGの画像サイズを変更する方法を
  • ✓プレビューで縦横の大きさを変える手順
  • ✓JPEGの画質を調整して書き出す手順

MacでJPGの画像サイズを変更するには、Macに最初から入っている「プレビュー」を使うのがいちばん手軽です。追加のアプリを入れなくても、縦横の大きさを変えることも、ファイルの容量を小さくすることもできます。Finderから直接、画像を小さく変換する方法もあります。

ただ、「サイズを変える」と一口に言っても、縦横のピクセル数を変えたいのか、ファイルの容量(MBやKB)を小さくしたいのかで、やることが少し違います。この記事では、Appleのサポートページで確かめた手順をもとに、目的別のやり方、複数の画像をまとめて変える方法、用途ごとのサイズの目安、失敗しないための注意を順に説明します。画像が増えて保存先が散らばったときの整理の仕方として、Macのファイル管理アプリAtriensにも触れます。

「サイズを変える」には2つの意味がある

画像の「サイズ」という言葉は、2つの違うものを指して使われます。最初にここを区別しておくと、どの操作をすればよいかで迷いません。

言葉 何のことか 例
画像の大きさ(縦横) 画像の幅と高さ。ピクセル(画面の点の数)で表す 4032×3024ピクセル、1200×900ピクセル
ファイルの容量 画像のファイルが使う記録の量。MBやKBで表す 3.2MB、350KB

ピクセルとは、画像を作っている小さな点のことです。幅4032ピクセルの写真は、横に4032個の点が並んでいます。

この2つは関係しています。縦横の大きさを小さくすると、点の数が減るので、ファイルの容量もたいてい小さくなります。一方で、縦横の大きさを変えずに、JPEGの画質を下げて容量だけを小さくすることもできます。

たとえば、次のような場面では目的が違います。

  • Webサイトに載せる画像を「幅1200ピクセル」にそろえたい → 縦横の大きさを変える
  • 応募フォームに「1枚5MB以下」と書かれている → ファイルの容量を小さくする
  • メールに写真を何枚も添付したい → 両方を小さくする

自分がどちらを変えたいのかを決めてから、次の節の手順に進みます。

作業の前に、元の画像を複製しておく

プレビューで画像のサイズを変えて保存すると、元の画像が上書きされます。小さくした画像をあとから大きく戻しても、失われた細かさは戻りません。作業の前に、元の画像を残しておくことを習慣にしてください。

元の画像を残す方法は2つあります。

1つめは、Finderで元の画像を複製してから作業する方法です。画像を選んでcommandキーとDキーを押すと、同じフォルダに「〇〇のコピー」という名前で複製ができます。複製のほうを開いてサイズを変えます。

2つめは、プレビューの「書き出す」を使って、別の名前で保存する方法です。サイズを変えたあと、「ファイル」メニューから「書き出す」を選び、新しい名前を付けて保存すれば、元の画像はそのまま残ります。

仕事で受け取った写真や、撮り直しのきかない写真では、とくにこの準備を省かないようにします。上書きしてしまった場合でも、プレビューの「ファイル」メニューの「バージョンを戻す」から以前の版を探せることがありますが、確実ではありません。

プレビューで縦横の大きさを変える手順

縦横の大きさを変える手順は、Appleのサポートページ「Macの「プレビュー」で画像を切り取る/サイズ変更する/回転する」に書かれています。

  1. 画像をプレビューで開く(JPGファイルをダブルクリックすると、多くの場合はプレビューで開く)
  2. マークアップツールバーが表示されていなければ、ツールバーのボタンで表示する
  3. マークアップツールバーのサイズ調整のボタンをクリックする
  4. 新しい幅と高さを入力するか、「サイズを合わせる」のポップアップメニューからサイズを選ぶ
  5. 設定を確定し、保存する

メニューから操作したい場合は、「ツール」メニューの「サイズを調整」でも同じ画面が開きます。

縦横の比率を保つ

サイズを変えるときにいちばん気をつけたいのが、縦横の比率です。比率を保たずに幅だけを変えると、画像が横に縮んだり縦に伸びたりします。Appleのサポートページは、比率を保つ方法を次のように説明しています。

強制的に画像の元の縦横比を保つ: 「縦横比を固定」を選択します。幅または高さを変更すると、他方の値も比率を保つように変更されます。「サイズを合わせる」ポップアップメニューからサイズを選択する場合、比率を保つために、画像の幅または高さが選択したサイズよりも小さくなることがあります。 出典: support.apple.com

「縦横比を固定」にチェックが入っていれば、幅に1200と入れるだけで、高さは自動で計算されます。ふつうは、このチェックを入れたまま使います。

割合で小さくする

ピクセルの数を考えるのが面倒なときは、割合で指定できます。「幅」と「高さ」の欄の横にあるポップアップメニューで「パーセント」を選び、欄に50と入れると、縦横がそれぞれ半分になります。縦横が半分になると、画像の点の数は4分の1になり、ファイルの容量も大きく減ります。

「サイズを調整」の画面の下のほうには、変更後のファイルの大きさの目安が表示されます。数字を変えながらこの表示を見て、目標の容量に収まるかを確かめると、何度も保存し直さずに済みます。

プレビューでファイルの容量を小さくする手順

縦横の大きさはなるべく保ちたいが、容量は小さくしたい、という場合の方法は2つあります。

方法1 解像度を下げて再サンプルする

Appleのサポートページ「Macの「プレビュー」で画像を切り取る/サイズ変更する/回転する」は、画像のファイルサイズを小さくする手順として次の方法を紹介しています。

  1. 画像をプレビューで開く
  2. 「ツール」メニューから「サイズを調整」を選び、「画像を再サンプル」を選ぶ
  3. 「解像度」の欄に、今より小さい値を入力する
  4. 新しいサイズが画面の下に表示されるので、確かめてから確定する

再サンプルとは、画像の点を計算し直して、点の数を変えることです。点の数が減るので、ファイルの容量が小さくなります。

方法2 JPEGの画質を下げて書き出す

縦横の大きさを変えずに容量を小さくしたいなら、JPEGの画質を調整して書き出す方法が向いています。Appleのサポートページ「Macの「プレビュー」で画像のファイルタイプを変換する」によると、書き出すときにJPEGを選ぶと、画像の品質を調整できます。

  1. 画像をプレビューで開く
  2. 「ファイル」メニューから「書き出す」を選ぶ
  3. 「フォーマット」のポップアップメニューで「JPEG」を選ぶ
  4. 表示される品質の調整のスライダを左に動かす
  5. 新しい名前を付けて「保存」をクリックする

品質を下げるほど容量は小さくなりますが、画像の細かいところが粗くなります。最初はスライダを少しだけ左に動かし、保存した画像を拡大して見て、粗さが気にならないかを確かめます。人の顔や文字が写っている画像は、品質を下げすぎると読みにくくなるので、控えめに下げるのがこつです。

縦横の大きさを変えずに精細さを保つ方法

プレビューの「サイズを調整」には、「画像を再サンプル」というチェックがあります。このチェックの意味を知っておくと、思わぬ画質の低下を防げます。

Appleのサポートページによると、画像の精細さを失わずに大きさを縮小したいときは、幅や高さを変える前に「画像を再サンプル」の選択を外します。この状態で幅や高さを変えると、画像の点の数は変わらず、印刷するときの大きさの情報(解像度)だけが変わります。

少し分かりにくいので、使い分けを整理します。

「画像を再サンプル」 何が変わるか 向いている場面
選択する 点の数が変わる。容量も変わる Webやメールで使うために画像を小さくしたい
選択しない 点の数は変わらない。印刷の大きさの情報だけが変わる 印刷するときの大きさを指定したい。画質を保ちたい

Webサイトに載せる、メールで送る、フォームから送る、といった画面で使う目的なら、「画像を再サンプル」を選んだまま大きさを変えます。印刷用の入稿データのように、画質を落とさずに印刷の大きさだけを指定したい場合は、選択を外します。

Finderのクイックアクションで手早く小さくする

プレビューを開かずに、Finderから直接、画像を小さく変換する方法もあります。Appleのサポートページ「MacのFinderでクイックアクションを実行する」の手順は次のとおりです。

  1. Finderで画像を選ぶ(デスクトップの画像でもよい)
  2. Controlキーを押しながらクリックし、「クイックアクション」を選ぶ
  3. 「その他」をクリックし、「画像を変換」を選ぶ
  4. 形式やサイズを選ぶ

同じページには、この機能でiPhoneの.heic形式の写真を.jpegや.pngの画像に変換できる、と書かれています。HEICとは、iPhoneのカメラが写真の保存に使うことがある形式で、Windowsのパソコンや一部のWebサービスでは扱えないことがあります。iPhoneで撮った写真を取引先に送るときや、Webのフォームに送るときは、この方法でJPEGに変換しておくと、相手の環境を選びません。

クイックアクションは、細かい数字を指定するより、「とりあえず小さくしたい」ときに向いています。幅を1200ピクセルちょうどにそろえたい、といった細かい指定が必要な場合は、プレビューの「サイズを調整」を使います。

複数のJPGをまとめてサイズ変更する

写真を何十枚もまとめて小さくしたいとき、1枚ずつ開いて操作するのは大変です。プレビューでは、複数の画像をまとめてサイズ変更できます。Appleのサポートページによると、手順は次のとおりです。

  1. Finderで、サイズを変えたい画像をすべて選ぶ
  2. 選んだ画像を、1つのプレビューのウインドウで開く
  3. ウインドウのサイドバーで、すべての画像を選ぶ(commandキーとAキーで全部選べる)
  4. 「ツール」メニューから「サイズを調整」を選ぶ
  5. 幅や高さ、または割合を指定して確定する

この方法では、選んだ画像がすべて同じ設定で変更されます。縦長の写真と横長の写真が混ざっている場合は、「縦横比を固定」を選び、幅ではなく割合で指定すると、どちらの向きの写真も同じ割合で小さくなります。

まとめて変更すると、元の画像がすべて上書きされます。前の節で説明したとおり、作業の前にフォルダごと複製しておくと安心です。

ターミナルでまとめて変える方法

画像が何百枚もある場合は、Macに入っている「sips」という命令を、ターミナルで使う方法もあります。ターミナルは「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダにあります。

たとえば、デスクトップの「写真」フォルダにあるJPGを、長い辺が1600ピクセル以内になるように縮め、「縮小済み」フォルダに保存するには、次のように入力します。

  1. cd ~/Desktop/写真 と入力してreturnキーを押す
  2. mkdir 縮小済み と入力してreturnキーを押す
  3. sips -Z 1600 *.jpg --out 縮小済み と入力してreturnキーを押す

「-Z 1600」は、縦と横のどちらも1600ピクセルを超えないように縮める指定です。「--out 縮小済み」を付けると、元の画像は上書きされず、縮めた画像が「縮小済み」フォルダに保存されます。この「--out」を付け忘れると元の画像が上書きされるので、必ず付けてください。拡張子が大文字の「.JPG」のファイルは、*.JPG と書き換えて実行します。

iPhoneで撮った写真をMacで小さくするとき

在宅の仕事では、iPhoneで撮った写真をMacに取り込み、小さくしてから送る場面がよくあります。iPhoneの写真は大きく、形式もJPGではないことがあるため、取り込むところから段取りを決めておくと迷いません。

Macの「写真」アプリに写真が入っている場合は、書き出すときに形式と大きさを選べます。Appleのサポートページ「Macで写真、ビデオ、スライドショー、およびメモリーを書き出す」による手順は次のとおりです。

  1. 写真アプリで、書き出したい写真を選ぶ
  2. 「ファイル」メニューから「書き出す」を選び、写真を書き出す項目を選ぶ
  3. 「写真の種類」のポップアップメニューで「JPEG」を選ぶ
  4. 「写真の種類」の横のボタンを押し、「JPEG品質」と「サイズ」を選ぶ
  5. 保存先を選んで書き出す

同じページには、「JPEG」を選ぶとWebサイトやほかの写真アプリでの使用に適した小さいサイズのファイルが作られること、HEICはAppleの機器の標準の画像の形式であることが書かれています。写真アプリから書き出す段階でJPEGと大きさを選んでおけば、あとからプレビューで縮める手間が省けます。

写真アプリを使わずに、AirDropなどでFinderに直接写真を受け取った場合は、拡張子を確かめます。「.heic」になっていたら、前の節で紹介したFinderのクイックアクションの「画像を変換」でJPEGに変えてから、必要に応じてサイズを変えます。

JPGとPNGとHEICの違いと、選び方

画像のサイズを変えるときに、形式も一緒に見直すと、容量をさらに小さくできることがあります。よく使う3つの形式の違いを整理します。

形式 特徴 向いている画像
JPEG(JPG) 容量を小さくしやすい。保存するたびに少し画質が落ちる 写真、Webやメールで使う画像
PNG 画質を落とさずに保存する形式。容量は大きくなりがち 文字や線の多い画像、画面の写し、背景を透明にしたい画像
HEIC Appleの機器の標準の形式。画質を保ったまま効率よく保存する iPhoneで撮った写真の保存。ただし相手の環境によっては開けない

写真は、基本的にJPEGが向いています。PNGで保存された写真をJPEGに書き出し直すだけで、容量が大きく減ることがあります。

一方で、画面の写しや、文字が多い図をJPEGにすると、文字の周りにもやもやした粗さが出ることがあります。資料に貼る画面の写しなどは、PNGのまま縦横の大きさを小さくするほうが、きれいに仕上がります。

形式を変える手順は、Appleのサポートページ「Macの「プレビュー」で画像のファイルタイプを変換する」のとおり、プレビューの「ファイル」メニューの「書き出す」で「フォーマット」を選びます。プレビューでは、HEIC、JPEG、JPEG-2000、OpenEXR、PDF、PNG、TIFFを選べます。

サイズを変えたあとに確かめる3つのこと

サイズを変えて保存したら、送ったり載せたりする前に、次の3つを確かめます。

1. 大きさと容量が指定どおりか

Finderで画像を選び、commandキーとIキーを押して「情報を見る」を開くと、ファイルの容量と、画像の縦横の大きさが表示されます。提出先に指定がある場合は、ここで数字を確かめます。プレビューで開いて「ツール」メニューの「インスペクタを表示」を選んでも、画像の大きさを確かめられます。

2. 拡大して見ても読めるか

小さくした画像を、実際に使う大きさで表示して確かめます。人の顔がぼやけていないか、写っている文字が読めるかを見ます。書類の写真や、商品のラベルの写真など、文字を読ませたい画像は、小さくしすぎると読めなくなります。読めない場合は、もう一度元の画像から、少し大きめのサイズで作り直します。

3. ファイル名が分かりやすいか

サイズを変えた画像は、元の画像と見分けが付くように名前を付けます。たとえば「商品A_w1200.jpg」のように、名前の最後に大きさを入れておくと、開かなくてもどの大きさかが分かります。取引先に送る画像は、相手が見て何の画像か分かる名前にしておくと、受け取った側の手間が減ります。

用途ごとのサイズの目安

どのくらいの大きさにすればよいかは、画像の使い道で決まります。ここでは、よくある場面ごとの考え方を整理します。数字はあくまで目安で、提出先に指定があれば、その指定が最優先です。

Webサイトやブログに載せる画像

Webサイトに載せる画像は、表示される幅に合わせて小さくします。スマートフォンで見られることを考えても、記事の中の画像なら幅1200ピクセル前後あれば足りることが多いでしょう。数千ピクセルの写真をそのまま載せると、ページの表示が遅くなり、読む人のスマートフォンの通信量も増えます。使っているブログのサービスやWebサイトの作り方の案内に、推奨の大きさが書かれていれば、それに合わせます。

メールに添付する画像

メールの添付には、上限があります。Gmailのヘルプによると、個人用のGmailアカウントの添付ファイルの上限は25MBです。スマートフォンで撮った写真は1枚数MBあることも多いので、何枚も添付すると上限に近づきます。相手が画面で確かめるだけなら、長い辺を1600ピクセル程度に縮めておくと、容量を大きく減らせます。

応募フォームや申請のシステムに送る画像

求人の応募フォーム、役所の申請、ネットショップの出品などでは、「1枚〇MB以下」「縦横〇ピクセル以上」といった指定があることが多くあります。この場合は、指定の数字に合わせることが何より大切です。容量の指定があるなら、プレビューの「サイズを調整」の画面で、変更後の大きさの表示を見ながら調整します。縦横の最小の大きさの指定があるなら、小さくしすぎないように気をつけます。

印刷に使う画像

チラシやパンフレットなど、印刷に使う画像は、むやみに小さくしてはいけません。印刷には画面よりはるかに多くの点が必要です。印刷所に入稿する画像は、印刷所の案内に書かれた条件に合わせ、迷ったら元の大きさのまま渡して相談します。

サイズを変えるときによくある失敗

サイズの変更でよくある失敗と、その防ぎ方を整理します。

小さくした画像を大きくして使う

一度小さくした画像を、あとで大きく引き伸ばすと、輪郭がぼやけたり、点が目立ったりします。失われた細かさは戻らないからです。大きな画像が必要になる可能性があるなら、元の画像を必ず残しておきます。

縦横の比率が崩れる

「縦横比を固定」を外したまま幅と高さを別々に入れると、人の顔が横に広がったり、建物が縦に伸びたりします。決まった幅と高さの枠に収める必要がある場合は、比率を保ったまま小さくしてから、余った部分を切り取ります。プレビューの切り取りの手順も、同じAppleのサポートページに書かれています。

何度も保存して画質が落ちる

JPEGは、保存するたびに少しずつ画質が落ちる形式です。サイズを変えては保存し、気に入らずにまた変えて保存する、ということを繰り返すと、画像がだんだん粗くなります。何度かやり直す可能性があるなら、毎回、元の画像の複製から作業し直すほうが、きれいに仕上がります。

送る画像を取り違える

サイズを変えた画像と元の画像が同じフォルダに並んでいると、送るときに取り違えることがあります。メールに添付したのが元の大きな画像で、相手の受信の上限を超えてしまった、という失敗はよくあります。サイズを変えた画像は別のフォルダに保存し、送る前に「情報を見る」で容量を確かめる、という2つを習慣にすると防げます。

写真の情報が残ったまま送ってしまう

スマートフォンで撮った写真には、撮った日時や機種のほか、設定によっては撮った場所の情報が記録されていることがあります。サイズを変えても、こうした情報が残る場合があります。自宅で撮った写真を外部に送る、Webに載せるといったときは、位置情報が含まれていないかを確かめてから送ると安心です。

仕事で画像を受け渡すときに確かめておくこと

在宅の仕事で画像を作ったり加工したりして納品するときは、作業を始める前に、相手にいくつかのことを確かめておくと、やり直しを防げます。

  1. 使い道(Webサイト、印刷、資料、SNSなど)
  2. 縦横の大きさの指定(幅〇ピクセル、縦横比〇対〇など)
  3. 容量の上限(1枚〇KB以下など)
  4. 形式の指定(JPEG、PNGなど)
  5. 元の大きさの画像も一緒に渡す必要があるか

とくに5は、見落とされがちです。依頼した側は、Webに載せる小さな画像のほかに、あとで印刷に使うための大きな画像も手元に残しておきたいことがあります。小さくした画像だけを納品して、元の画像を削除してしまうと、あとから求められても応えられません。指定がなければ、元の画像は案件が終わるまで保存しておきます。

納品の前には、前の節の「サイズを変えたあとに確かめる3つのこと」を全部の画像で確かめます。何十枚もある場合は、プレビューで1つのウインドウにまとめて開き、サイドバーの見本を順に見ていくと、向きの間違いや、縮め忘れた画像に気づきやすくなります。

Macの容量を圧迫しないための工夫

写真を扱う仕事を続けていると、元の画像とサイズを変えた画像がどんどんたまり、Macの容量を圧迫します。容量が足りなくなると、画像の書き出しや保存に失敗することもあります。

Appleのサポートページ「Macストレージの空き領域を増やす」には、Macの空き容量を確保する方法がまとめられています。画像の仕事では、終わった案件の元の画像を外付けディスクに移す、同じ画像の古い版を削除する、といった整理を定期的に行うだけでも、空き容量を保ちやすくなります。

削除する前には、本当に要らない画像かを確かめます。とくに、取引先から預かった元の画像は、案件が終わったあとも保存を求められることがあります。取引先との取り決めを確かめてから整理してください。

画像が増えてきたら、保存先の整理も考える

画像のサイズを変える作業を続けていると、「元の画像」「Web用」「メール用」「印刷用」と、同じ写真の別の大きさのファイルがどんどん増えていきます。保存先も、Mac本体、外付けディスク、クラウドと散らばりがちで、どれが最新の版なのか分からなくなることがあります。

散らからないようにするには、フォルダの分け方を最初に決めておくのが効果的です。たとえば、案件ごとのフォルダの中に「元データ」「Web用」「納品用」の3つのフォルダを作り、サイズを変えた画像は必ずどれかに保存する、と決めておきます。ファイル名の最後に「_w1200」のように大きさを付けておくと、開かなくても大きさが分かります。

保存先が外付けディスクやクラウドに分かれているときの選択肢の1つが、Macのファイル管理アプリAtriensです。公式サイトによると、iCloudやGoogleドライブ、外付けディスクを同じサイドバーに表示でき、外付けディスクの素材を書類フォルダの案件の下にまとめて並べられます。サイドバーで並べ替えても、ファイルそのものは元の場所から動きません。表示の形式はアイコン、リスト、カラム、ギャラリーの4つで、ギャラリー表示にすると画像を大きめの見本で見比べられ、スペースキーで中身を確かめられます。画像のサイズの変更はプレビューで行い、できた画像の保存先を整理する場面で使う形になります。

Mac単体の機能は期限なく無料で使え、アカウントの登録も要りません。有料のプラン(1か月あたり780円・年6,800円・買い切り14,800円、いずれも税込)にすると、iPhoneやiPadから自宅のMacを操作できるようになります。対応するのはmacOS 14以降です。Atriensは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

画像の扱いに慣れると、在宅の仕事の幅が広がる

画像のサイズを指定どおりに整える作業は、在宅の仕事でもよく求められます。ネットショップの商品画像の加工、ブログやWebサイトの更新、資料に載せる写真の準備など、「画像を決まった大きさにそろえる」作業は、多くの仕事の中に含まれています。

2004年から在宅ワークとフリーランスの仲介を続けてきた運営者として見てきた範囲では、仕事が長く続く人ほど、こうした細かい指定を正確に守ります。幅1200ピクセル、容量300KB以下、といった指定どおりに納品されれば、依頼した側は確認や手直しの手間がかかりません。その積み重ねが「この人に頼むと楽だ」という信頼になり、次の依頼につながっていきます。仲介の手数料がかからない直接の取引では、依頼する側は同じ予算でより多くを頼め、受ける側は手取りが厚くなります。その分、納品の品質の確認も当事者どうしで行うことになり、指定を守る正確さがそのまま評価につながります。

画像の扱いを仕事にしたい人は、デザインの仕事の報酬の目安をデザイナーの年収・単価相場で確かめておくと、自分の作業の値付けを考える手がかりになります。会社の業務の見直しやITの道具の導入を手伝う仕事は、AIコンサル・業務活用支援のお仕事で仕事の内容と求められる力をまとめています。在宅で働く環境を整える費用については、テレワーク 助成金 2026の記事で、国の助成の仕組みと申請の流れを整理しています。

まずは、手元のJPGを1枚複製し、プレビューの「サイズを調整」で幅を半分にしてみてください。画面の下に表示される変更後の大きさを見れば、どのくらい小さくなるかの感覚がつかめます。

よくある質問

Q. MacでJPGのサイズを変えるのにアプリは必要ですか?

必要ありません。Macに最初から入っている「プレビュー」で画像を開き、「ツール」メニューの「サイズを調整」から幅と高さ、または割合を指定すれば変えられます。Finderで画像を選び、Controlキーを押しながらクリックして「クイックアクション」の「画像を変換」を選ぶ方法でも、小さいサイズに変換できます。

Q. 画像の縦横比を崩さずに小さくするにはどうすればよいですか?

プレビューの「サイズを調整」の画面で「縦横比を固定」を選んでおきます。この状態で幅か高さのどちらかを入力すると、もう一方は比率を保つように自動で変わります。幅と高さを別々の数字で指定したい場合は、比率を保って小さくしてから、余った部分を切り取ると形が崩れません。

Q. 縦横の大きさを変えずにJPGの容量だけ小さくできますか?

できます。プレビューで画像を開き、「ファイル」メニューの「書き出す」でフォーマットにJPEGを選ぶと、品質を調整するスライダが表示されます。スライダを左に動かすほど容量は小さくなりますが、画像が粗くなるため、少しずつ下げて拡大して確かめながら調整してください。

Q. サイズを変えた画像を元に戻せますか?

小さくした画像を大きく戻しても、失われた細かさは戻りません。プレビューで上書き保存した場合は、「ファイル」メニューの「バージョンを戻す」から以前の版を探せることがありますが、確実ではありません。作業の前に元の画像を複製しておくか、「書き出す」で別の名前を付けて保存するのが安全です。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年8月12日最終更新:2026年10月16日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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