GoogleカレンダーをMacのアプリで使う方法と、専用アプリの選び方

@SOHO編集部
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GoogleカレンダーをMacのアプリで使う方法と、専用アプリの選び方

この記事のポイント

  • ✓GoogleカレンダーをMacのアプリとして使いたい人向けに
  • ✓公式アプリがない前提から
  • ✓SafariのDockに追加

GoogleカレンダーをMacのアプリとして使いたいと考えたとき、最初に知っておくべきなのは、Googleが配布しているMac向けの公式アプリはないという事実です。そのため選択肢は、ブラウザの機能でアプリのように使う方法、Appleのカレンダーに同期する方法、他社の専用アプリを使う方法の3つに分かれます。この記事では、それぞれの手順と向き不向き、専用アプリを選ぶときの判断基準を順に整理します。

MacでGoogleカレンダーを使う人が「アプリ」を探す理由

Googleカレンダーはブラウザで開けば使えるのに、なぜわざわざアプリを探す人が多いのでしょうか。理由は、仕事の進め方とブラウザの使い方の相性にあります。

1つ目の理由は、ブラウザのタブに埋もれることです。仕事中はブラウザで調べものや資料の確認をしているため、タブが10枚、20枚と増えていきます。その中からカレンダーのタブを探すのは小さな手間ですが、1日に何十回も繰り返すと積み重なります。Dockからワンクリックで開ける独立した窓があれば、この手間がなくなります。

2つ目は、通知を確実に受け取りたいことです。ブラウザのタブを閉じてしまうと、予定の通知が届かないことがあります。会議の直前に気づく、移動の時間を見誤るといった失敗は、通知の取りこぼしから起きることが少なくありません。

3つ目は、複数のアカウントを同時に見たいことです。会社のGoogleアカウントと個人のアカウント、副業の取引先から共有されたカレンダーなど、見るべきカレンダーが複数ある人は少なくありません。ブラウザではアカウントを切り替える必要があり、全体を一度に見渡しにくいと感じる人が多いはずです。

4つ目は、キーボードやメニューバーから素早く予定を入れたいことです。Macには、メニューバーに常駐するアプリや、ショートカットキーで呼び出せるアプリの文化があります。カレンダーを開かずに予定を書き込みたいという要望は、Macの使い方に慣れた人ほど強くなります。

編集部のメンバーには、タイのバンコクで暮らしながら日本企業の案件をリモートで受けている者がいます。日本とバンコクの時差は2時間で、取引先から届く招待は日本時間、自分の生活の予定はバンコク時間です。ブラウザのタブでカレンダーを開いていた頃は、タブを閉じたまま通知を見逃し、会議に数分遅れたことがあったそうです。カレンダーを独立した窓にしただけで、こうした見落としはほぼなくなったんですよ、これが。

前提:Googleカレンダーには公式のMacアプリがない

最初に押さえておきたいのは、GoogleがMac向けのカレンダーアプリを配布していないことです。iPhoneやAndroidには公式アプリがありますが、Macにはありません。

Googleカレンダーには公式のデスクトップアプリはありません。 ただし、MacでGoogleカレンダーを使えないわけではありません。 AppleのカレンダーアプリからGoogleカレンダーにアクセスする方法など、いくつかの手段があります。 さらに、MacがmacOS Sonoma以降を搭載している場合は、自らWebアプリを作成することもできます。 出典: macpaw.com

このため、「Googleカレンダー Mac ダウンロード」と調べて出てくるアプリは、いずれもGoogle以外の会社が作ったものか、ブラウザの機能でWebページをアプリのように見せたものです。名前に「Google」と付いた非公式のアプリを入れる前に、提供元がどこか、Googleアカウントの何にアクセスするのかを確認する習慣をつけておくと安全です。

MacでGoogleカレンダーを使う方法は、大きく次の4つです。

方法 費用 必要な環境 向いている人
SafariでDockに追加 無料 macOS Sonoma 14以降 Safariを普段使っている人
Chromeでアプリとしてインストール 無料 Chrome Chromeで仕事をしている人
Appleのカレンダーに同期 無料 Macに標準で入っている iPhoneの予定とまとめたい人
他社の専用カレンダーアプリ 無料版から有料まで アプリごとに異なる 入力の速さや機能を重視する人

以下、それぞれの手順と注意点を順に見ていきます。

方法1:SafariでGoogleカレンダーをDockに追加する

macOS Sonoma 14以降のMacなら、Safariの機能でGoogleカレンダーを独立したWebアプリにできます。追加のソフトは必要ありません。

Appleの公式サポートでは、手順が次のように案内されています。

Safariで、Webアプリとして使いたいWebページを開きます。 メニューバーから「ファイル」>「Dockに追加」の順に選択します。または、Safariのツールバーにある共有ボタンをクリックし、「Dockに追加」を選択します。 Webアプリに付けたい名前を入力してから「追加」をクリックします。Webアプリがホームフォルダの「アプリケーション」フォルダに保存され、DockやSpotlightからも開けるようになります。 出典: support.apple.com

Googleカレンダーで使う場合は、Safariで calendar.google.com を開いてログインした状態で、上の手順を進めます。名前は「Googleカレンダー」など分かりやすいものにしておくと、Spotlightで呼び出しやすくなります。

Dockに追加したWebアプリの特徴

Appleの説明によると、Webアプリは閲覧履歴やCookie、Webサイトのデータを通常のSafariと共有しません。つまり、Webアプリの中で一度Googleにログインし直す必要がありますが、その代わりにSafari本体とは別のアカウントでログインしておくこともできます。仕事用のアカウントはWebアプリ、個人用はSafari本体、という使い分けがしやすくなります。

通知を送るWebサイトの場合は、Dockのアイコンに未読の通知の件数を表示できます。Googleカレンダーの通知をWebアプリ側で許可しておけば、予定の通知がMacの通知センターに表示されます。

向いている人と注意点

Safariを普段から使っていて、追加のソフトを入れたくない人に向いています。注意点は、macOS Sonoma 14より前のMacでは使えないこと、そしてSafariの機能拡張を使う場合はWebアプリ側で個別に有効にする必要があることです。不要になったときは、ホームフォルダの「アプリケーション」フォルダからWebアプリをゴミ箱に移せば削除できます。

方法2:ChromeでGoogleカレンダーをアプリとしてインストールする

普段の仕事をChromeでしている人は、Chromeの機能でGoogleカレンダーをアプリ化できます。Googleの公式ヘルプでは、手順が次のように案内されています。

  1. パソコンでChromeを開きます
  2. インストールしたいWebサイト(ここではGoogleカレンダー)にアクセスします
  3. 右上のその他アイコンから「キャスト、保存、共有」を選び、「ページをアプリとしてインストール」を選択します
  4. 画面上の手順に沿ってインストールします

一部のWebサイトでは、アドレスバーの右側に表示されるインストールのアイコンから、より少ない手順でインストールできます。インストールしたアプリは独立した窓で開き、Dockやアプリケーションフォルダから起動できます。

Chromeでアプリ化する利点

ChromeでGoogleアカウントにログインしている人なら、ログインの状態をそのまま使えるのが利点です。Chromeの拡張機能も使えるため、普段のブラウザの環境に近い状態でカレンダーを扱えます。

不要になった場合は、アプリの窓の右上にあるその他アイコンから、アプリ名をアンインストールする項目を選んで削除できます。Googleのヘルプでは、chrome://apps からも管理できると案内されています。

注意しておきたいこと

Chromeでアプリ化したカレンダーは、Chromeのプロフィールと結びついています。仕事用と個人用でChromeのプロフィールを分けている場合は、どちらのプロフィールでインストールしたかを意識しておかないと、意図しないアカウントのカレンダーが開くことがあります。また、Chromeを終了するとアプリの通知も届かなくなる場合があるので、通知を確実に受け取りたい人は動作を確認しておきましょう。

Chromeのプロフィールに左右されずにアプリにする方法

Chromeでアプリ化したカレンダーがプロフィールと結びつく点が気になる場合は、Mac用のアプリKagemushaを使う方法もあります。公式サイトによると、Kagemushaは用意された一覧から「Google Calendar」を選んで「作成」を押すだけで、Googleカレンダーを独立したMacのアプリにします。作ったアプリにはそれぞれ専用のブラウザのプロフィールが割り当てられ、Cookieやログインの状態がアプリごとに分かれるため、仕事用と個人用のGoogleアカウントを別々のアプリで同時に開いておけます。Chromeの拡張機能も、アプリごとに有効と無効を切り替えて使えます。

動作には、Chrome、Brave、Microsoft Edgeなど、公式サイトに挙がっている7種類のブラウザのいずれかが必要です。対応するのはmacOS 12以降で、Chromeが更新されたときには作ったアプリを自動で同期し直す仕組みも備えています。料金は、3つのアプリまで無料で作成でき、作成できるアプリの数に上限がないProは3,980円(税込)の買い切りです。

Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

方法3:Appleのカレンダーに同期する

Macに最初から入っているAppleのカレンダーに、Googleアカウントを追加する方法もあります。iPhoneでもAppleのカレンダーを使っている人なら、仕事と個人の予定を同じ画面で見られるのが大きな利点です。

Googleの公式ヘルプでは、次の流れが案内されています。

  1. MacでAppleのカレンダーを開きます
  2. 画面左上の「カレンダー」メニューから設定(古いmacOSでは「環境設定」)を開きます
  3. 「アカウント」タブを開き、左側の追加アイコンをクリックします
  4. 「Google」を選んで続行し、画面の手順に沿ってGoogleアカウントでログインします
  5. 「カレンダーを更新」で、同期する頻度を選びます

自動で同期されるのは、Googleカレンダーの「マイカレンダー」に表示されているカレンダーと誕生日です。他の人から共有されたカレンダーを同期したい場合は、Googleが用意している「カレンダーの同期」のページで、同期したいカレンダーにチェックを入れて保存します。

Appleのカレンダーでは使えないGoogleカレンダーの機能

便利な方法ですが、Googleのヘルプには、Appleのカレンダーでは使えないGoogleカレンダーの機能として次の3つが挙げられています。

・予定のメール通知
・新しいGoogleカレンダーの作成
・会議室の予約機能

会社で会議室の予約をGoogleカレンダーで行っている人は、この方法だけでは足りません。会議室を押さえるときだけブラウザやアプリ化したGoogleカレンダーを開く、という使い分けが必要になります。

同期がうまくいかないときの確認点

予定が反映されないときは、まず「カレンダーを更新」の頻度を確認します。頻度を長く設定していると、Googleカレンダー側で入れた予定がMacに出るまで時間がかかります。次に、Googleのヘルプにあるとおり、AppleのカレンダーとmacOSが最新の状態かを確認します。以前に「委任」という機能で同期していた場合は、それをオフにすると通常の同期が動くようになると案内されています。

方法4:他社の専用カレンダーアプリを使う

ブラウザやAppleのカレンダーでは物足りない人は、Googleカレンダーと同期できる他社の専用アプリを検討します。専用アプリの多くは、文章で予定を入力する機能、メニューバーからの素早い入力、会議リンクの自動検出など、標準のカレンダーにない機能を備えています。

ここでは、Macで使われている代表的な専用アプリの料金と特徴を、各社の公式サイトの記載をもとに整理します。料金は改定されることがあるので、導入前に必ず公式サイトで最新の金額を確かめてください。

Fantastical

Flexibits社のFantasticalは、Mac向けカレンダーアプリの中でも知名度の高い製品です。公式の料金ページでは、無料のFreeプランと、有料のIndividual、Family、Teamの各プランが案内されています。2026年10月3日に日本から料金ページを開いたところ、Individualは年払いで1か月あたり834円と表示され、有料プランには14日間の無料体験が付いていました。カレンダーに加えて連絡先アプリのCardhopや、日程調整の機能が含まれるのが特徴です。

合うのは、iPhoneやiPadも含めて同じアプリで予定を管理したい人や、日程調整の機能まで1つの契約で済ませたい人です。月々の支払いが続く形なので、長く使うほど総額は大きくなります。

BusyCal

BusyMac社のBusyCalは、買い切りで販売されているカレンダーアプリです。公式サイトでは49.99米ドルでの購入が案内されています。祝日の表示方法を細かく変えられるなど、表示の調整の幅が広いのが特徴です。

合うのは、毎月の支払いを避けて一度の購入で済ませたい人です。米ドル建ての価格なので、日本円での支払額は購入時の為替によって変わります。

専用アプリを選ぶときの共通の注意点

他社のアプリにGoogleアカウントを接続すると、そのアプリはカレンダーの予定を読み書きできるようになります。接続する前に、提供元の会社、プライバシーポリシー、アクセスを求められる範囲を確認しましょう。会社のGoogleアカウントを接続する場合は、社内の規程で外部アプリの利用が認められているかも事前に確認が必要です。

無料の範囲や体験期間で確かめておくこと

専用アプリの多くは、無料版や無料の体験期間を用意しています。この期間に確かめておきたいのは、機能の多さよりも、毎日の操作が本当に楽になるかどうかです。具体的には、1日分の予定を実際に入力してみて入力にかかる時間が短くなるか、複数のアカウントの予定が正しく同期されるか、通知が期待どおりの時刻に届くか、の3点を見ます。体験期間が終わる日をカレンダーに入れておけば、体験の後に自動で有料へ切り替わる契約であっても、その前に続けるかどうかを判断できます。

Macのカレンダーアプリを選ぶ5つの基準

ここまでの選択肢から自分に合うものを選ぶために、5つの基準で整理します。

基準1:お金をかけるかどうか

まず、費用をかけずに済ませたいなら、SafariのDockに追加、Chromeのアプリ化、Appleのカレンダーの3つから選びます。どれも無料で、今日からすぐに使えます。専用アプリは、この3つで困りごとが残ったときに検討するのが順番です。

基準2:複数のアカウントをどう扱うか

仕事用と個人用など、複数のGoogleアカウントを同時に見たい人は、Appleのカレンダーか専用アプリが向いています。どちらも複数のアカウントを1つの画面に重ねて表示できます。ブラウザでアプリ化する方法は、基本的に1つの窓につき1つのアカウントです。

基準3:Googleカレンダー特有の機能を使うか

会議室の予約や、新しいカレンダーの作成をよく行う人は、Googleカレンダーの画面そのものを使える方法を残しておく必要があります。Appleのカレンダーではこれらができないため、ブラウザのアプリ化と組み合わせるのが現実的です。

基準4:予定の入力の速さを重視するか

1日に何件も予定を入れる人は、入力の速さが作業時間に直結します。文章で日時を書くだけで予定になる機能や、どのアプリを使っていてもショートカットキーで入力欄を呼び出せる機能は、専用アプリの得意分野です。

基準5:支払い方法の好み

専用アプリには、月額や年額のサブスクリプションと、一度だけ支払う買い切りがあります。長く使うつもりなら、3年程度使った場合の総額で比べると判断しやすくなります。サブスクリプションは常に最新版を使える利点があり、買い切りは支払いが一度で済む利点があります。

基準 無料の方法で足りる場合 専用アプリを検討する場合
費用 0円で済ませたい 作業時間の短縮に投資できる
アカウント 1つだけ使う 複数を重ねて見たい
入力 1日に数件 1日に何件も入れる
支払い 不要 月額か買い切りかを選べる

使い始めてからつまずきやすいポイント

どの方法を選んでも、使い始めてから困りやすい点がいくつかあります。事前に知っておけば慌てずに済みます。

時差のある予定の表示

海外の取引先とやりとりする人や、出張が多い人は、カレンダーの表示時刻に注意が必要です。Googleカレンダー側のタイムゾーン設定と、Macのタイムゾーン設定が食い違っていると、予定が1時間や2時間ずれて見えることがあります。どの方法でも、まずGoogleカレンダーの設定でタイムゾーンを確認し、Macの日付と時刻の設定と揃えておきましょう。

通知が二重に届く

Appleのカレンダーとブラウザのアプリ化を併用すると、同じ予定の通知が2回届くことがあります。どちらで通知を受け取るかを決め、もう一方の通知は切っておくと煩わしさがなくなります。

共有カレンダーが表示されない

同僚や家族から共有されたカレンダーが、Appleのカレンダーや専用アプリに出てこないことがあります。多くの場合は、共有されたカレンダーがGoogleカレンダー側で表示対象になっていないことが原因です。Googleカレンダーの画面で共有されたカレンダーにチェックが入っているか、Appleのカレンダーの場合は「カレンダーの同期」のページで対象にしているかを確認します。

退職や契約終了でアカウントが使えなくなる

業務委託の契約で取引先のGoogleアカウントを使っている場合、契約が終わるとアカウントが停止され、カレンダーも見られなくなります。自分の予定として残しておきたいものは、契約中に個人のカレンダーへ写しておくと安心です。

アプリを選ぶ前に整えておきたいGoogleカレンダー側の設定

どの方法でMacに表示するにしても、元になるGoogleカレンダーの中身が整理されていないと、見やすさはあまり変わりません。アプリを選ぶ前に、Googleカレンダー側で次の点を整えておくと、どの方法を選んでも効果が出やすくなります。

用途ごとにカレンダーを分ける

Googleカレンダーでは、1つのアカウントの中に複数のカレンダーを作れます。「本業」「副業」「家庭」「学習」のように用途ごとに分けておくと、Macの画面で必要なものだけを表示したり、色で見分けたりできます。すべての予定を1つのカレンダーに入れていると、表示を切り替えることができず、画面が予定で埋まってしまいます。

分け方の目安は、「誰と共有するか」で決めることです。家族と共有する予定、取引先に空き時間を見せる予定、自分だけが見る予定で分けておけば、共有の設定を間違えて私的な予定を見せてしまう失敗も防げます。

色の使い方を決める

カレンダーごとに色を決め、その色を変えずに使い続けると、画面を一目見ただけで予定の性格が分かるようになります。色を増やしすぎると逆に見分けにくくなるので、4色から5色程度に抑えるのが目安です。急ぎの予定や、移動を伴う予定だけ別の色にするといった使い方も有効です。

予定の名前の付け方を揃える

予定の名前を「取引先名+内容」のように揃えておくと、検索で探しやすくなります。たとえば「A社 定例」「B社 納品確認」のように書いておけば、後から特定の取引先との打ち合わせだけを抜き出すのも簡単です。名前の付け方がばらばらだと、どのアプリで表示しても探す手間は減りません。

通知の時刻を見直す

Googleカレンダーでは、カレンダーごとに既定の通知の時刻を決められます。オンライン会議なら10分前、移動を伴う予定なら1時間前のように、予定の性格に合わせて通知の時刻を変えると、通知が多すぎて無視してしまう状態を避けられます。Macで通知を受け取る方法を決めたら、通知の時刻もあわせて見直しておきましょう。

iPhoneと組み合わせて使うときの考え方

Macでカレンダーを見る人の多くは、外出先ではiPhoneで予定を確認しています。MacとiPhoneで別々の方法を使うと、表示や通知の挙動が食い違うことがあるため、組み合わせ方を先に決めておくと迷いません。

同じ見え方にそろえたい場合

MacとiPhoneで同じ見え方にしたいなら、両方でAppleのカレンダーにGoogleアカウントを追加する方法がもっとも単純です。カレンダーの色や表示の切り替えが両方でほぼ同じになり、どちらで見ても予定の位置関係がつかみやすくなります。会議室の予約のようにGoogleカレンダーでしかできない操作だけ、必要なときにGoogleの画面を開く形です。

役割を分けたい場合

Macでは入力の速い専用アプリやアプリ化したGoogleカレンダーを使い、iPhoneではGoogleの公式アプリを使う、という分け方もあります。この場合は、どちらの端末で通知を受け取るかを決めておくことが大切です。MacとiPhoneの両方で同じ通知が鳴ると、仕事中に何度も手が止まります。机に向かっている時間が長い人はMacで、外出が多い人はiPhoneで受け取る、というように自分の働き方に合わせて決めましょう。

予定を入れる場所を1つに決める

もっとも大切なのは、予定を入れる場所を1つに決めることです。Macでは専用アプリ、iPhoneではAppleのカレンダー、取引先との予定はブラウザ、と入力の場所が散らばると、どのカレンダーに入れたかが分からなくなります。入力するカレンダーは常に同じ1つにし、見る方法だけを端末ごとに変えるのが混乱しない使い方です。

フリーランスや副業の人にとってのカレンダーの役割

会社員と違い、フリーランスや副業で仕事をする人は、複数の取引先の予定を自分で管理する必要があります。取引先ごとに使っているカレンダーが違うことも珍しくありません。

ある取引先からはGoogleカレンダーで招待が届き、別の取引先とはチャットで日程を決め、さらに本業の予定は会社のカレンダーにある、という状態になりがちです。このとき、予定をどこか1か所に集約しておかないと、二重に予定を入れてしまう失敗が起きます。

集約先として使いやすいのは、自分の個人のGoogleカレンダーです。取引先から届いた招待は個人のカレンダーにも表示されるようにしておき、チャットで決めた予定も個人のカレンダーに書き込みます。そのうえでMacでは、個人のカレンダーを中心に、必要なアカウントを重ねて表示できる方法を選びます。

予定の入力が多い人ほど、カレンダーの入力の速さが日々の作業時間に影響します。会議の参加リンクをいちいち探す、移動の時間を計算して余裕を見て入れる、といった細かな作業を道具に任せられるかどうかは、選ぶ基準として意外と大きな差になります。

標準のカレンダーで物足りなくなったときの候補

Appleのカレンダーやブラウザのアプリ化で困らないなら、無理に専用アプリへ移る必要はありません。ただ、予定の入力が多い人や、移動と会議を頻繁に行き来する人は、入力の手間や会議リンクの扱いに物足りなさを感じることがあります。

そうした場合の選択肢の1つが、Googleカレンダーと同期するMac用のカレンダーアプリCaltimateです。公式サイトによると、複数のGoogleアカウントをまとめて表示・編集でき、「明日15時 商談」のように文章や音声で予定を入れられます。Zoom・Google Meet・Teams・Webexの会議リンクを見分けて参加のボタンを表示し、場所のある予定には移動時間を計算して出発の時刻を通知します。対応するのはmacOS 14以降です。

料金は、無料版が期間の制限なく使え、予定の作成・変更・削除、5つの表示形式、会議リンクの検出、移動時間の計算などは無料版の範囲に含まれます。ライセンスが必要になるのは、書類やWebページからの予定の一括取り込み、日程調整の予約ページの発行、複数カレンダーへの同時登録の3つで、有料プランは月額600円、年額4,400円、買い切り7,400円(いずれも税込)と案内されています。購入前に14日間の体験期間があり、その間は有料の機能もすべて試せます。

Caltimateは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

どのアプリを選ぶ場合も、まず無料の範囲で1週間ほど実際の予定を入れてみて、入力の手間がどれだけ減るかを確かめてから有料の契約を判断するのが失敗の少ない進め方です。

カレンダーの道具選びと、仕事の選び方

最後に、カレンダーアプリのような道具の話を、仕事の側から見てみます。Macで使う業務アプリの設計や開発は、個人で受けられる仕事の分野としても存在感を増しています。

20年この市場を見てきた運営者の立場から言えば、業務の道具に関わる仕事で長く続く人は、機能を作る技術だけでなく「使う人が毎日どこでつまずくか」を観察する力を持っています。カレンダーで言えば、時差の扱い、通知の重複、共有カレンダーの表示といった細かな困りごとを拾える人ほど、依頼主から継続して頼られます。仲介の手数料が乗らない直接の取引であれば、依頼主は同じ予算でより丁寧な改善を頼め、受け手は手取りを厚く保てるという構造も、長い関係を支えています。

アプリを作る側の仕事に関心がある人は、アプリケーション開発のお仕事で、受託開発の進め方や求められる技能を確認できます。予定の入力欄のように、迷わず操作できる画面を設計する力はUI/UX・アプリデザインのお仕事の領域です。文章で書いた予定を解釈する機能のように、AIを組み込んだアプリづくりはAIチャットボット・アプリ開発のお仕事で、案件の傾向とあわせて紹介しています。

開発職の収入の目安はソフトウェア作成者の年収・単価相場で、公的統計をもとにした年収と単価の相場を確認できます。業務の流れを整理して道具の導入を提案する立場に関心があるなら、中小企業診断士の資格ガイドが参考になります。在宅で働く人を雇う事業者向けの支援策はテレワーク 助成金 2026で整理しています。

GoogleカレンダーをMacで使う方法は、無料の方法だけでも十分に選択肢があります。まずはSafariやChromeのアプリ化、Appleのカレンダーとの同期から試し、それでも残る不満があるときに専用アプリを検討する。この順番で進めれば、余計な出費をせずに自分に合った形にたどり着けます。

よくある質問

Q. GoogleカレンダーのMac版公式アプリはありますか?

Googleが配布しているMac向けのカレンダーアプリはありません。iPhoneやAndroidには公式アプリがありますが、Macではブラウザで使うか、SafariやChromeの機能でアプリのように使うか、Appleのカレンダーに同期するか、他社の専用アプリを使う方法から選ぶことになります。

Q. SafariのDockに追加は古いMacでも使えますか?

Appleの公式サポートによると、SafariでWebページをWebアプリとして保存する機能はmacOS Sonoma 14以降が必要です。それより前のmacOSを使っている場合は、Chromeでアプリとしてインストールする方法か、Appleのカレンダーに同期する方法を選びましょう。

Q. Appleのカレンダーに同期すると何ができなくなりますか?

Googleの公式ヘルプでは、Appleのカレンダーで使えないGoogleカレンダーの機能として、予定のメール通知、新しいGoogleカレンダーの作成、会議室の予約機能の3つが挙げられています。会議室の予約が必要な人は、ブラウザやアプリ化したGoogleカレンダーと併用すると困りません。

Q. 会社のGoogleアカウントを他社のカレンダーアプリに接続してもよいですか?

他社のアプリにアカウントを接続すると、そのアプリが予定を読み書きできるようになります。会社によっては外部アプリの利用を規程で制限しているため、接続する前に情報システムの担当部署や社内の規程を確認してください。個人のアカウントでも、提供元とプライバシーポリシーを確かめてから接続すると安心です。

この記事について

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監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年6月16日最終更新:2026年10月10日
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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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