GoogleカレンダーをMacで使う方法と、標準のカレンダーアプリと同期するときの注意点

@SOHO編集部
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GoogleカレンダーをMacで使う方法と、標準のカレンダーアプリと同期するときの注意点

この記事のポイント

  • ✓GoogleカレンダーをMacで使う方法を
  • ✓GoogleとAppleの公式ヘルプをもとに整理します
  • ✓SafariのWebアプリ

仕事の予定はGoogleカレンダーで管理しているけれど、Macではブラウザのタブを毎回探して開くのが面倒。Macに最初から入っているカレンダーアプリで見られないか試してみたら、一部のカレンダーが出てこない。GoogleカレンダーをMacで使おうとすると、こうした小さなつまずきが続きます。

結論から言うと、GoogleカレンダーをMacで使う方法は大きく3つです。ブラウザでそのまま使う方法、SafariでGoogleカレンダーのページを「Webアプリ」にしてDockから開く方法、Macの標準のカレンダーアプリにGoogleアカウントを追加して同期する方法です。どれも無料で使えますが、使える機能と手間がそれぞれ違います。特に標準のカレンダーアプリと同期する方法は便利な反面、Googleカレンダーの一部の機能が使えず、同期されるカレンダーの範囲にも決まりがあります。

この記事では、GoogleとAppleの公式ヘルプをもとに、3つの方法の手順と違い、同期するときの注意点、予定が見えないときに確認することを順番に整理します。

GoogleカレンダーにはMac用の公式アプリがない

最初に押さえておきたいのは、GoogleカレンダーにはMac用の公式のアプリが用意されていないという点です。iPhoneやAndroidのスマートフォン向けにはGoogleカレンダーのアプリがありますが、Macで使うときはブラウザか、ほかのアプリを経由することになります。

Googleカレンダーには公式のデスクトップアプリはありません。 ただし、MacでGoogleカレンダーを使えないわけではありません。 AppleのカレンダーアプリからGoogleカレンダーにアクセスする方法など、いくつかの手段があります。 さらに、MacがmacOS Sonoma以降を搭載している場合は、自らWebアプリを作成することもできます。 出典: macpaw.com

3つの方法の違いを先に整理しておきます。

方法 使える機能 手間 向いている人
ブラウザで使う Googleカレンダーのすべての機能 タブを探して開く必要がある 機能を全部使いたい人
SafariのWebアプリにする Googleカレンダーのすべての機能 最初に1回作るだけ。Dockから開ける 独立したアプリのように使いたい人
標準のカレンダーアプリと同期する 予定の表示と作成、編集が中心。一部の機能は使えない アカウントを追加するだけ iCloudのカレンダーなどとまとめて見たい人

どの方法がよいかは、Googleカレンダーの機能をどこまで使うか、ほかのカレンダーと一緒に見たいかで決まります。会議室の予約や、Googleカレンダー独自の通知の設定まで使う人はブラウザかWebアプリ、家族のiCloudカレンダーと仕事のGoogleカレンダーを1つの画面で見たい人は標準アプリとの同期、というのが大まかな目安です。

このほか、Googleカレンダーと同期するMac専用のカレンダーアプリCaltimateを使う方法もあります。話し言葉で予定を入れたい人、複数のGoogleアカウントの予定をまとめて見たい人向けの選択肢で、記事の後半でくわしく紹介します。

ブラウザでGoogleカレンダーを使う

いちばん手軽なのは、Safari、Google Chrome、Microsoft Edgeなどのブラウザで、そのままGoogleカレンダーを開く方法です。Googleアカウントでログインすれば、Googleカレンダーのすべての機能を使えます。予定の作成や編集、ほかの人との共有、会議室の予約、Google Meetの会議の追加など、Googleカレンダーでできることはブラウザ版が基準になります。

ブラウザで使うときの不満としてよく聞かれるのが、タブが埋もれて探しにくいことです。仕事中にはメールや資料、チャットなど多くのタブを開くので、カレンダーのタブを見失いがちです。対策としては、ブックマークバーにGoogleカレンダーを登録する、ブラウザの機能でタブを固定する、などがあります。

もう1つの注意点は、通知です。ブラウザで使う場合、予定の通知はブラウザを通じて届きます。ブラウザを閉じていたり、Macの通知の設定でブラウザの通知を止めていたりすると、予定の通知が届かないことがあります。会議の直前の通知を確実に受け取りたいなら、Macの「システム設定」の「通知」で、使っているブラウザの通知が許可されているかを確認してください。

ブラウザで使う方法は、機能の面では最も制限がありませんが、「アプリとして独立して開きたい」という希望には応えられません。そこで次に紹介するのが、SafariのWebアプリにする方法です。

SafariでGoogleカレンダーをWebアプリにする

macOS Sonoma 14以降では、SafariでWebページを「Webアプリ」として保存できます。Webアプリとは、Webページを通常のアプリのようにDockから開けるようにしたもので、見た目と動きはSafariの中で開いたときと同じです。Googleカレンダーをこの方法でWebアプリにすると、ブラウザのタブを探さずに、Dockのアイコンから直接開けるようになります。

Appleのサポートページ「MacでSafari Webアプリを使う」によると、作り方は次のとおりです。

  1. SafariでGoogleカレンダーのページを開く
  2. メニューバーから「ファイル」>「Dockに追加」を選ぶ(またはツールバーの共有ボタンから「Dockに追加」を選ぶ)
  3. Webアプリに付けたい名前を入力して「追加」をクリックする

作ったWebアプリは、ホームフォルダの中の「アプリケーション」フォルダに保存され、DockやSpotlightからも開けるようになります。Webサイトにサインインしていた場合は、ほとんどの場合、Webアプリにも自動的にサインインされると説明されています。

Webアプリには、知っておきたい特徴がいくつかあります。まず、閲覧履歴、Cookie、Webサイトのデータ、設定はSafariと共有されません。Safariとは別のものとして動くので、Safariで別のGoogleアカウントにログインしていても、Webアプリの中では仕事用のアカウントだけを使う、といった使い分けができます。

次に、通知です。通知を送るWebサイトの場合、Webアプリの中で通知を許可すると、Dockのアイコンに未読の通知の件数が赤いバッジで表示されます。Webアプリは「システム設定」の「通知」の一覧に、Webアプリの名前で表示されます。

さらに、ログインしたときに自動で開くよう、ログイン項目に追加することもできます。毎朝Macを起動したらカレンダーが開いている状態にしたい人には便利です。

Webアプリが不要になったら、ホームフォルダの「アプリケーション」フォルダを開き、Webアプリをゴミ箱にドラッグすれば削除できます。

この方法の利点は、Googleカレンダーのすべての機能をそのまま使えることです。一方で、iCloudのカレンダーなど、Google以外のカレンダーと一緒に表示することはできません。

古いMacや、アカウントを分けて使いたい場合

SafariのWebアプリは手軽ですが、macOS Sonoma 14より前のMacでは作れず、Chromeの拡張機能も使えません。仕事用と私用のGoogleアカウントを別々のアプリに分けて、両方を同時に開いておきたい場合にも手間がかかります。

こうした場合の候補が、WebサイトをMacの独立したアプリにするKagemushaです。公式サイトによると、macOS 12以降に対応し、用意された一覧から「Google Calendar」を選ぶだけで、アイコンまで設定されたGoogleカレンダーのアプリができます。アプリごとにログインの情報が分かれるので、Googleアカウントの使い分けにも向いています。Chromeの拡張機能もそのまま使え、3つのアプリまでは無料で作れます。手順はKagemushaのGoogleカレンダーのページで確かめられます。

Kagemushaは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

Macの標準のカレンダーアプリにGoogleアカウントを追加する

3つ目の方法は、Macに最初から入っているカレンダーアプリにGoogleアカウントを追加し、Googleカレンダーの予定を同期する方法です。同期とは、2つの場所にある情報を同じ内容にそろえることです。Googleカレンダーで入れた予定が標準のカレンダーアプリに表示され、標準のカレンダーアプリで入れた予定もGoogleカレンダーに反映されます。

Appleのカレンダーのユーザガイドによると、アカウントの追加は次の手順で行います。

  1. Macでカレンダーアプリを開く
  2. メニューの「カレンダー」>「アカウントを追加」を選ぶ
  3. カレンダーアカウントのプロバイダとしてGoogleを選び、「続ける」をクリックする
  4. 画面の指示に従ってGoogleアカウントにログインする

Googleのヘルプでは、アカウントを追加したあと、アカウントの設定の「カレンダーを更新」で、標準のカレンダーアプリとGoogleカレンダーを同期する頻度を選べると説明されています。また、Googleのヘルプは、標準のカレンダーアプリとMacのオペレーティングシステムが最新のバージョンであることを確認するよう求めています。

追加したアカウントは、カレンダーアプリのサイドバーに別々に表示されます。サイドバーが表示されていない場合は、「表示」>「カレンダーリストを表示」を選びます。

この方法の大きな利点は、iCloudのカレンダー、会社のExchangeのカレンダー、GoogleのカレンダーなどAppleのカレンダーアプリに追加したすべてのアカウントの予定を、1つの画面でまとめて見られることです。Appleのユーザガイドも、インターネットアカウントにカレンダーを保存しておけば、すべてのカレンダーと予定に1つの場所からアクセスできると説明しています。

同期されるカレンダーと、追加で選ぶ方法

標準のカレンダーアプリにGoogleアカウントを追加したのに、一部のカレンダーが表示されない、という相談はよくあります。これは、同期されるカレンダーの範囲に決まりがあるためです。

Googleのヘルプ「Google カレンダーの予定を Apple カレンダーに追加する」によると、自動的に同期されるのは次の2つです。

・パソコンのGoogleカレンダーの「マイカレンダー」に表示されているすべてのカレンダー
・誕生日

つまり、ほかの人から共有されたカレンダーや、「他のカレンダー」に登録したカレンダーは、自動では同期されません。同僚のカレンダーや、チームで共有しているカレンダーが標準のカレンダーアプリに出てこないのは、このためです。

ほかのカレンダーも同期したい場合は、Googleのヘルプにある手順で設定します。

  1. パソコンで、Googleカレンダーの「カレンダーの同期」のページにアクセスする
  2. 同期したいカレンダーの名前をオンにする(不要なものはオフにする)
  3. 右下の「保存」をクリックする
  4. 最後に標準のカレンダーアプリでカレンダーを更新する

この設定は、Googleカレンダーの側で行う点に注意してください。標準のカレンダーアプリの設定をいくら探しても、共有されたカレンダーを追加する項目は見つかりません。

また、同期の頻度の設定によっては、Googleカレンダーで入れた予定が標準のカレンダーアプリに表示されるまで時間がかかることがあります。急ぎで確認したいときは、標準のカレンダーアプリでカレンダーを更新すると反映されます。

標準のカレンダーアプリでは使えないGoogleカレンダーの機能

標準のカレンダーアプリで同期する方法は便利ですが、Googleカレンダーのすべての機能が使えるわけではありません。Googleのヘルプには、Appleのカレンダーで利用できないGoogleカレンダーの機能として、次の3つが挙げられています。

使えない機能 どんなときに困るか
予定のメール通知 予定の前にメールで通知を受け取る設定をしていても、標準のカレンダーアプリからは設定できない
新しいGoogleカレンダーの作成 案件ごと、家族ごとに新しいカレンダーを作りたいときは、Googleカレンダーの画面で作る必要がある
会議室の予約機能 会社のGoogle Workspaceで会議室を予約するときは、Googleカレンダーの画面から行う必要がある

このため、標準のカレンダーアプリを日々の予定の確認と簡単な入力に使い、新しいカレンダーの作成や会議室の予約が必要なときだけブラウザやWebアプリでGoogleカレンダーを開く、という使い分けが現実的です。

また、Googleのヘルプでは、標準のカレンダーアプリの「委任」の機能を使って同期していた場合は、その機能をオフにすると同期が動くようになると案内されています。委任とは、ほかの人のカレンダーを自分のアプリで管理できるようにする仕組みのことです。手順は、カレンダーアプリの設定の「アカウント」から「委任」を開き、すべてのカレンダーをオフにします。共有されたカレンダーが正しく同期されないときに確認したい点です。

予定の通知を見落とさないための設定

Macで予定を管理するときに意外と多いのが、通知が届かずに会議に遅れる、というつまずきです。通知の届き方は、3つの方法でそれぞれ違います。

ブラウザで使う場合は、ブラウザがGoogleカレンダーの通知を表示します。ブラウザのタブを閉じていると通知が届かないことがあるので、カレンダーのタブを開いたままにしておく必要があります。Macの「システム設定」の「通知」で、使っているブラウザの通知が許可されているかも確認してください。

Webアプリで使う場合は、Webアプリの中で通知を許可すると、「システム設定」の「通知」の一覧にWebアプリの名前で表示されます。Dockのアイコンにも未読の件数が表示されるので、ブラウザのタブよりも見落としにくくなります。ログイン項目に追加しておけば、Macを起動するたびにWebアプリが開き、通知を受け取れる状態になります。

標準のカレンダーアプリで同期する場合は、カレンダーアプリの通知の設定に従って通知が届きます。予定ごとに通知の時刻を設定できるほか、カレンダーアプリの設定で、予定の何分前に通知するかの既定の値を決められます。

どの方法でも、Macの集中モードを使っていると通知が届かないことがあります。集中モードとは、作業中に通知を止めるためのMacの機能です。集中モードの設定で、カレンダーの通知を許可するアプリに含めておくと、作業に集中しながらも会議の通知だけは受け取れます。

同期するときに気をつけたい点

標準のカレンダーアプリとGoogleカレンダーを同期するときには、ほかにもいくつか気をつけたい点があります。

1つ目は、新しい予定の保存先です。標準のカレンダーアプリに複数のアカウントを追加していると、新しい予定がどのカレンダーに入るかを意識しないまま入力しがちです。Googleカレンダーに入れたつもりの予定がiCloudのカレンダーに入っていて、同僚から見えない、ということが起こります。予定を作るときは、どのカレンダーに入るかを確認してください。カレンダーアプリの設定では、新しい予定を入れる既定のカレンダーを選べます。

2つ目は、通知の重なりです。Googleカレンダーの側で設定した通知と、標準のカレンダーアプリの側の通知が両方届き、同じ予定の通知が2回鳴ることがあります。どちらか一方で通知を受け取るよう、設定を整理しておくと煩わしさが減ります。

3つ目は、予定を削除したときの影響です。同期しているので、標準のカレンダーアプリで予定を削除すると、Googleカレンダーからも削除されます。共有しているカレンダーの予定を誤って削除すると、ほかの人のカレンダーからも消えるので注意が必要です。

4つ目は、アカウントの停止と削除の違いです。Appleのユーザガイドによると、アカウントの設定で「カレンダー」のチェックを外すと、そのアカウントのカレンダーと予定が一時的に表示されなくなります。チェックを戻せば再び表示されます。アカウントそのものを削除すると、カレンダーを含むすべてのアプリでそのアカウントを使わなくなります。一時的に仕事の予定を見えなくしたいだけなら、削除ではなく停止を選びます。

予定が表示されないときに確認すること

標準のカレンダーアプリでGoogleカレンダーの予定が表示されないときは、次の順番で確認すると原因を絞り込めます。

確認する順番 確認すること
1 アカウントの設定で「カレンダー」のチェックが入っているか
2 サイドバーのカレンダーの一覧で、そのカレンダーが非表示になっていないか
3 表示されないのが共有されたカレンダーなら、Googleカレンダーの「カレンダーの同期」のページでオンになっているか
4 「委任」の機能が有効になっていないか
5 同期の頻度の設定と、手動でカレンダーを更新したか
6 MacのOSとカレンダーアプリが最新のバージョンか

サイドバーのカレンダーの一覧では、カレンダーごとにチェックを入れたり外したりして、表示と非表示を切り替えられます。何かの操作で非表示になっているだけ、ということも少なくありません。

それでも解決しない場合は、ブラウザでGoogleカレンダーを開き、予定がGoogleの側に正しく入っているかを確認します。Googleの側にも予定がなければ、入力した先のカレンダーが違っていた可能性があります。Googleの側に予定があるのに標準のカレンダーアプリに出てこないなら、同期の設定の問題です。

編集部でもこの切り分けを何度か経験しましたが、多かったのは、共有されたカレンダーを「カレンダーの同期」のページでオンにしていなかったケースでした。標準のカレンダーアプリの設定ばかり見直して時間を使ってしまいがちなので、まずGoogleの側の設定を確認するのが近道です。

iPhoneやiPadの予定ともそろえる

MacだけでなくiPhoneやiPadでも同じ予定を見たい場合は、それぞれの端末にも同じGoogleアカウントを追加します。Appleのユーザガイドでも、同じアカウントを使うようにすべてのiPhoneとiPadを設定すると、すべての端末とApple Watchでカレンダーが最新の状態に保たれると説明されています。

iPhoneでは、Googleカレンダーのアプリを入れて使う方法と、iPhoneの標準のカレンダーアプリにGoogleアカウントを追加する方法があります。Macで標準のカレンダーアプリと同期しているなら、iPhoneでも標準のカレンダーアプリで同期すると、Macと同じ見た目と操作で予定を確認できます。Googleのヘルプにも、Mac、iPhone、iPadでGoogleカレンダーの予定をAppleのカレンダーに追加できると書かれています。

ここで気をつけたいのは、共有されたカレンダーの同期の設定です。「カレンダーの同期」のページでオンにしたカレンダーは、その設定にもとづいてAppleの端末に同期されます。Macでは表示されているのにiPhoneでは出てこない、という場合は、iPhoneのアカウントの設定と、カレンダーの表示の設定を確認してください。

仕事と私用のGoogleアカウントを分けて使う

フリーランスや副業をしている人の中には、仕事用と私用でGoogleアカウントを分けている人も多いでしょう。取引先ごとに別のGoogle Workspaceのアカウントを渡されている、という人もいます。

標準のカレンダーアプリには、複数のGoogleアカウントを追加できます。追加した各アカウントはサイドバーに別々に表示されるので、仕事のアカウント、私用のアカウント、取引先のアカウントの予定を、1つの画面で重ねて見られます。カレンダーごとに色を変えておくと、どの予定がどのアカウントのものかが一目で分かります。

複数のアカウントを重ねて見るときに大切なのは、予定がぶつからないように管理することです。取引先Aとの打ち合わせを取引先Bのカレンダーで見落とすと、二重に予定を入れてしまいます。すべてのアカウントを1つの画面に表示できるのは、標準のカレンダーアプリで同期する方法の大きな利点です。

一方で、取引先から渡された会社のアカウントには、会社の管理者が設定した制限がかかっていることがあります。Macの標準のカレンダーアプリなど、Google以外のアプリからのアクセスを制限している会社もあります。うまく追加できない場合は、取引先の担当者に確認してください。

使い方に合わせた組み合わせの例

3つの方法は、どれか1つに決める必要はありません。実際には、目的に合わせて組み合わせて使う人が多いはずです。よくある働き方ごとに、組み合わせの例を紹介します。

会社員で、会社のGoogle Workspaceのカレンダーを使っている人は、Webアプリを中心に使う方法が合います。会議室の予約や、同僚の予定の確認、Google Meetの会議の追加など、Googleカレンダーの機能を日常的に使うからです。会社のアカウント専用のWebアプリを作っておけば、Safariでの私用の閲覧と混ざりません。

複数の取引先と仕事をするフリーランスは、標準のカレンダーアプリで同期する方法が合います。取引先ごとのGoogleアカウント、自分の仕事用のアカウント、私用のiCloudのカレンダーを1つの画面で重ねて見られるので、予定の重なりに気づきやすくなります。会議室の予約のような機能はあまり使わないので、使えない機能による不便も小さいはずです。

家族と予定を共有している人は、家族の予定をどのカレンダーで共有しているかによって選びます。家族がiPhoneのiCloudのカレンダーで予定を共有しているなら、標準のカレンダーアプリでGoogleの仕事の予定と家族のiCloudの予定を重ねて見る方法が便利です。家族もGoogleカレンダーを使っているなら、Googleの側で共有して、Webアプリで見る方法でも十分です。

どの組み合わせでも、予定を入力する場所を1つに決めておくことが大切です。入力する場所が複数あると、どこに何を入れたかが分からなくなり、二重に予定を入れる原因になります。

Googleカレンダーの予定を書き出して保存する

Macでカレンダーを使い始めるときや、使う方法を切り替えるときには、念のため予定を書き出して保存しておくと安心です。Googleカレンダーのヘルプには、カレンダーの同期、インポート、エクスポートについての案内がまとめられています。エクスポートとは、カレンダーの予定をファイルとして書き出すことで、インポートはその逆に、ファイルからカレンダーに予定を読み込むことです。

Googleカレンダーの予定は、ブラウザのGoogleカレンダーの設定から書き出せます。書き出したファイルは、ほかのカレンダーのアプリに読み込むこともできます。Macの標準のカレンダーアプリにも、カレンダーを読み込む機能と書き出す機能があり、Appleのユーザガイドにも手順が載っています。

予定の書き出しが役に立つのは、同期の設定を変えるときや、アカウントを削除するときです。標準のカレンダーアプリからGoogleアカウントを削除しても、Googleカレンダーの側の予定は残りますが、操作を誤って予定を削除してしまうこともあります。大事な予定が多い人ほど、設定を変える前に書き出しておくと、万が一のときに戻せます。

取引先のアカウントを使い終えるときにも、書き出しは役に立ちます。契約が終わってアカウントが使えなくなる前に、自分の稼働の記録として必要な予定を書き出しておけば、あとから作業の時間を振り返るときの資料になります。ただし、取引先の情報の扱いは契約の内容に従ってください。

標準のアプリ以外のカレンダーアプリという選択肢

ここまで紹介した3つの方法のほかに、Googleカレンダーと同期できるMac用のカレンダーアプリを使う方法もあります。標準のカレンダーアプリの操作に不満がある人や、予定の入力をもっと速くしたい人には選択肢になります。

その候補の1つが、Googleカレンダーと同期するMac用のカレンダーアプリであるCaltimateです。公式サイトによると、複数のGoogleアカウントの予定をまとめて表示と編集ができ、カレンダーの色もそのまま反映されます。「明日15時 商談」のように話し言葉で打つか、音声で話すだけで予定を入れられ、Zoom、Google Meet、Teams、Webexの会議のリンクを見分けて参加のボタンを表示します。場所のある予定には、移動時間を計算して出発の時刻を通知する機能もあります。動作にはmacOS 14以降が必要です。無料版は期間の制限なく使え、14日間の無料体験のあとも毎日の予定の管理は無料のまま続けられます。有料の機能(書類の取り込み、予約ページ、複数のカレンダーへの同時登録など)は、月額600円、年額4,400円、買い切り7,400円(いずれも税込)で、1つのライセンスでMac 3台まで使えます。

Caltimateは、@SOHOを運営する株式会社ライフスケープが開発・提供しています。

どの方法を選ぶにしても、まずは無料で試して、日々の予定の確認と入力が自分の働き方に合うかを確かめてから決めるとよいでしょう。

運営者として見てきた、予定の管理と仕事の信頼

フリーランスや在宅ワークの市場を長く運営してきた立場から見ると、仕事が長く続く人ほど、予定の管理を道具に任せる仕組みを早くから整えています。複数の取引先と仕事をするようになると、打ち合わせや納期が重なり、手帳や記憶だけで管理するのは難しくなります。予定の抜け漏れは、それだけで取引先からの信頼を下げてしまいます。

直接の取引では、中間に入る手数料がない分、依頼する側は同じ予算でより多くを頼めて、受け手は手取りが厚くなります。その代わり、日程の調整や連絡は自分たちで行う必要があり、カレンダーの管理はその土台になります。取引先ごとのGoogleアカウントの予定を1つの画面で見られるようにしておくことは、直接の取引を続けるための小さな、しかし大切な準備です。

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よくある質問

Q. GoogleカレンダーにMac用の公式アプリはありますか?

Mac用の公式アプリは用意されていません。Macではブラウザで使うか、macOS Sonoma 14以降のSafariでGoogleカレンダーのページをWebアプリとしてDockに追加するか、Macの標準のカレンダーアプリにGoogleアカウントを追加して同期する方法があります。どれも無料で使えます。

Q. 標準のカレンダーアプリに共有されたカレンダーが表示されないのはなぜですか?

自動で同期されるのは、Googleカレンダーの「マイカレンダー」にあるカレンダーと誕生日だけです。共有されたカレンダーなどは、Googleカレンダーの「カレンダーの同期」のページでオンにして保存し、標準のカレンダーアプリでカレンダーを更新すると表示されます。

Q. 標準のカレンダーアプリでできないことはありますか?

Googleのヘルプでは、予定のメール通知、新しいGoogleカレンダーの作成、会議室の予約機能は、Appleのカレンダーでは使えないとされています。これらが必要なときは、ブラウザかWebアプリでGoogleカレンダーを開いて操作します。

Q. 一時的に仕事の予定を表示しないようにできますか?

できます。カレンダーアプリの「カレンダー」>「アカウント」で対象のアカウントを選び、「カレンダー」のチェックを外すと、そのアカウントの予定が一時的に表示されなくなります。チェックを戻せば再び表示されます。カレンダーごとに表示を切り替えるなら、サイドバーのチェックで操作します。

この記事について

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編集部

監修:@SOHO編集部

2004年よりフリーランス・在宅ワーク向けサービスを運営。生成AIで作成した下書きを、一次情報と照らし合わせて確認したうえで公開しています。

公開:2026年5月30日最終更新:2026年10月10日
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この記事を書いた人

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@SOHOは2004年から続く、日本のフリーランス・在宅ワーク向け案件サイトです。記事は生成AIで下書きを作り、数値・固有名・出典を一次情報と照らし合わせる確認の手順を経て公開しています。

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